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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



近所の公園にある干潟に見なれない中型のシギが来ていました。後方はキアシシギ(体長25cm)

どうやら大阪府レッドリストの準絶滅危惧(NT)に指定されているオグロシギ(体長38cm)のようです。

この公園に来る中型シギの代表は、チュウシャクシギ(体長42cm)ですが、オグロシギとチュウシャクシギではクチバシの形がかなり違っていますね。

 

近所の公園に5月に飛来してくるシギ類の中ではキアシシギが最も多く、40羽を超える日もありますが、この日のオグロシギは1羽だけでした。キアシシギも大阪府レッドリストの準絶滅危惧(NT)指定種

オグロシギが餌を探すときには、頭部を完全に水中に沈めています。良く似たオオソリハシシギもやるようですが、チュウシャクシギなどが頭部を完全に沈める姿を見たことがありません。・・・手前の個体はアオアシシギ(体長35cm)

オオソリハシシギ(体長41cm)のクチバシは、オグロシギよりも長く、やや上向きに反りかえっていますね。

オグロシギは、飛ぶと腰と翼に白黒の帯が出て、尾羽の先端部が名前の通り黒いようですが地上にいるときは良く判りません。・・・後ろ姿のオグロシギ手前はアオアシシギ

オグロシギは、海に近い水田などの湿地にも飛来するようなので、そちらの方が近くから撮影できる可能性がありそうです。左はアオアシシギ

こちらは大阪府レッドリストでオグロシギよりも危機的とされる絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているアオアシシギです。



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