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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



今の季節、近所の干潟にゆくと、シベリア方面に渡る途中の旅鳥(シギ達)が休んでいる姿を見ることができます。この日のシギは殆んどキアシシギでしたが中央の足の赤い個体はアカアシシギでしょう。

日本野鳥の会のHP「BIRD FAN」に都道府県のバーダー達が写した野鳥の撮影回数が掲示されているので、シギ科の野鳥について(希少種の証ともいえる回数の少ない順に)紹介しましょう。・・・下の先頭はコチドリ、キアシシギ2羽にアカアシシギ

代表的なシギ科の野鳥の中で「BIRD FAN」で最も撮影回数の少ないのがアシナガシギで1回、次がヘラシギの4回、現在の日本ではこの2種を写真撮影するのは非常に難しくなっているようです。・・・キアシシギとアカアシシギ

3番目がアカアシシギの15回なので、上位の2種を除くと現在の日本では希少なシギ科の野鳥と言えそうです。

環境省のレッドリスト2015年にも絶滅危惧Ⅱ類に指定されていて、中型のシギ類の中でアカアシシギの観察数は少ないことが判ります。

4番目に少ないのがダイシャクシギの17回、5番目がエリマキシギの29回で、これくらいになると撮影できる機会も多くなるようですが、近所の干潟ではなかなかお目にかかれません。

6番目に少ないのが4月に紹介したホウロクシギの31回、7番目がソリハシシギの33回、8番目がハマシギの37回、ホウロクシギは、ダイシャクシギよりも倍くらい撮影できるチャンスがあるようですね。

9番目が近所の干潟に飛来した姿を先日紹介しましたキョウジョシギの40回、10番目がツルシギの44回、11番目がトウネンの45回となります。・・・キアシシギの飛行集団の中に1羽だけアカアシシギが混じっています。

12番目がオオソリハシシギの47回、13番目がアオアシシギの51回、14番目がチュウシャクシギの57回、15番目がイソシギの92回、16番目がキアシシギの93回、これくらいになると日本全国どこでも観察できるようですが、干潟が少なかったりバーダー人口の少ない県からの「BIRD FAN」への登録はまだ無いようです。・・・最後尾にいる翼の後縁部が白いのがアカアシシギです。



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