天気の良い朝、近所の干潟にでかけてみると、見なれない大型のシギが遠くのヨシ原を歩いているのが見えました。
2羽の大型シギは、ほどなく近くの干潟に移動して、休憩するようです。
クチバシの長さと、腹部の色から環境省の第4次レッドリスト(2012)で絶滅危惧Ⅱ種(VU)に指定されているホウロクシギで間違いないでしょう。
デジカメのデジタルズーム機能を活用して拡大撮影してみました。
ホウロクシギの体長は、55~66cm。日本で見ることができるシギの仲間では最大種でしょう。
ホウロクシギは、雌雄おなじ体色をしていますが、♀の方がやや大きく、クチバシも長いようです。
ホウロクシギの翼下面には、茶色い細かな模様がありますが、ホウロクシギとそっくりのダイシャクシギの翼下面は白色。なので両者の見分けがつくそうです。
シャッタースピードを落として撮影したので、少しぶれてしまいました。
絶滅危惧種のホウロクシギでも、こうしてちゃんと見ることができるのが大阪の素晴らしいところでしょう。・・・これもブレてしまった失敗作です。