今の季節、近所の園の池には、カモなどの野鳥が多数飛来してきています。
その観測場所から池までの距離をマピオンキョリ測で調べると、手前の近い場所で110m、最も遠い海側が189mとありました。
飛来するカモ達は、池で海藻を食べていることが多いのですが、観測塔からの距離は平均150mくらいでしょう。
俗に野鳥撮影用標準レンズは500mmと言いますが、150m先にいる野鳥を撮影するためにはもっと高倍率のレンズが必要でしょう。
そこで活躍するのは、望遠鏡(スコープ)とコンパクトデジカメの組み合わせ(デジスコ)です。35mmフルサイズ換算2000mm以上の高倍率が得られますが、機材が複雑で取扱いにも高度なテクニックが必要です。
しかし、ネオ一眼には35mmフルサイズ換算2000mmという機種があるので、それを使えばクオリティは落ちますが野鳥の撮影が可能です。
先日、このネオ一眼を使って西池のミコアイアサを撮影していると、オナガガモ、ヒドリガモと一緒にいる地味な体色をしたカモが気になりました。・・・ミコアイサのすぐ横にいるカモ
遠いので良くわかりませんでしたが、たまたまカモ達が集団で飛び立ったのを撮影した際、その地味なカモも一緒に写っていました。
羽を広げて飛行しているカモの中雨覆は暗赤褐色、翼鏡は白色だったので、オカヨシガモということが判りました。・・・最後尾の3羽を含めて6羽写っていました。