一昨日は、日の出の記事でしたので、今回は月の没についてです。先日、中之島公園を散歩している途中、肥後橋方向を見ると月が沈むところでした。
工事現場のクレーンの先端部が偶然、沈む月の前にあり、月が人間の顔のように見えています。
しばらくすると日が当たりはじめ、クレーン作業が始まったようです。
中之島公園を栴檀木橋前まで歩き、振り返ってみると、フェスティバルタワー屋上部に沈む月が見えていました。
しばらくすると、月はさらに落ち、ビルの屋上よりもさらに下に見えています。大阪(住吉大社)から西に沈む月は、なかなか美しいもので、平安貴族達が詠んだ多くの和歌が残っています。その記事はこちら
東を振り返ると、いつのまにか雲が出て朝日を隠していました。
難波橋下流の土佐堀川には、カモの仲間(ホシハジロ)の群れが餌を探していました。平安貴族も見たことでしょう。
通勤のために栴檀木橋まで戻ってみると、空にカワウが1羽。
一瞬、雲の間から朝日が出て、土佐堀川の淀屋橋方向を明るくしてくれました。