少し前になりますが、大阪からフェリーに乗って阿蘇山の北に位置する黒川温泉に行ってきました。ここでは、24軒ある温泉旅館から、好きな露天風呂を選んで入浴することができます。(但し有料です)やまびこ旅館の正門
ところが、初めての温泉なので、どこの風呂が良いのか判りません。ガイドさんも「どの温泉も素晴らしいです」の一言だけで、教えてくれません。エントランスにある足湯
そこで、「できるだけ広い露天風呂のあるところ」、ということで教えてもらったのが「やまびこ旅館」でした。この温泉の泉質は保温効果が高いことで知られています。
ここは、仙人(千人)風呂と命名されているくらい広いと聞いたので、わくわくしながら行ってみると、仙人風呂には大小と2つあり、この日の男性風呂は、狭い方に当たっていました。
とりあえず狭い仙人風呂に入って、次の露天風呂に入りなおすことにします。やまびこ旅館の宿泊棟
田の原川に架かった出逢い橋を通って、黒川温泉のメインストリート川端通りに向かいます。
この黒川温泉では、1983年に「入湯手形」を1枚1000円で発行、その手形で24軒ある旅館の露天風呂巡りができるようにしたことで人気がアップしたようです。川端通りにあるみやげ物屋
今では知名度が上がって全国区の人気温泉となったため、入浴手形は1200円に値上がりし、入れる露天風呂は3個所だけとなってしまいました。途中にあるふもと旅館
但し、殆んどの旅館の露天風呂は、500円で入ることができるので、2か所だけなら入浴手形は割高です。この地蔵湯は、地域の人に解放された共同温泉で、入浴料200円と格安。
さて次の温泉をどこにするか、川端通をさらに先に進みながら考えました。
つづく