ちょっと前の話になりますが、「フェリーさんふらわあ」に乗って夜の明石海峡大橋を見る機会がありました。19時55分、大阪南港を出港した直後のフェリーから。
21時少し前に明石海峡が見えてきました。揺れる船から陸の夜景をぶれないように撮るのは、かつて至難の業でした。
ちょうど21時、明石海峡大橋のイルミネーションが虹色に変わります。中央は神戸市垂水区の明かりでしょう。
船の左側からは、淡路島の海岸線に点在する明かりが見えています。淡路側主塔上の光は、神戸空港に着陸する飛行機でしょう。こちら側は暗いので、この写真は少しぶれて写っていますね。
「フェリーさんふらわあ」が時速約40kmのスピードで橋を通過した直後、垂水区側主塔を狙ってみました。
フェリーは、瞬く間に橋から遠ざかってゆきます。神戸市側が明るいので、ついレンズはそちらを向いてしまいます。
明石海峡大橋のイルミネーションがまるで「フェリーさんふらわ」のイルミネーションのように見えています。
橋の下をくぐった船は、ゆっくりと右に舵をとり、橋全体が姿を現してきます。
このポイントまで来ると、船の後ろに明石海峡大橋がすべて見渡せるようになり、このあと急速に遠ざかってゆくのです。
「フェリーさんふらわあ」は、夜中の瀬戸内海を西に向かって航行を続け、明日はいよいよ別府に入港です。
つづく