リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

買いだめしたところで使えばなくなるのに

2020年03月03日 | 日々の風の吹くまま
3月2日(月曜日)。☂☂☁。寒々っ。ねえ、もう弥生3月なんだけどぉ~と言っても、マザーネイチャーはもとより聞く耳を持たずかな。地球のお母さん、どぉ~しょ~もない子供(人類)に怒ってるのかもしれないな。もう知らないから好きにせいっと勘当されないといいけど。

今日はカレシが血圧をコントロールするラミプリルとメトプロロールを中止した後で問題が起きていないことを確認するために朝一番でドクターの予約。特にベータ1受容体を遮断するメトプロロールは長く服用すると心臓が一種の依存症になるので、ショックを防ぐためにいきなり中止するのはNGということになっている。カレシの場合はチャン先生の指示で1週間ほど半量に減らしてから止めたのが3週間前で、スラニナ先生は少々早過ぎると考えたらしい。帰って来るなり「血圧は心配ないけど、心拍数がちょっと多いからメトプロロールを1日1錠にして、旅行前に来いって」。ああ、やっぱりねえと1錠手渡して、オーガナイザーにも朝の分に追加。旅行前に処方箋が必要になるから、ちょうどいいタイミングじゃないの。

のんびりとFBを見ていたら、ドイツの友だちが、木曜日に職場で咳をしたらすぐに医者に行けと言われ、行ったら「ただの風邪っぽいけど、世間がやかましいから仕事を休んで、良くならなかったら月曜日に来なさい」と言われ、月曜日になっても咳が続いていたので再診したら「大騒ぎになっているから1週間自宅療養しなさい」と言われて思いがけない「休み」になり、その帰りになくなりかけているトイレットペーパーを買いにスーパーに寄ったら、あら、トイレットペーパーの棚が空っぽだったと投稿していてびっくり。ふぅ~ん、ドイツ人もパニック買いか。日本ではトイレットペーパーどころかティッシュやキッチンタオルまで買いだめが起きているそうだし、メトロバンクーバーでも量販スーパーなどで買いだめしている人たちがいて、きのうはダウンタウンの店で入りきれない客が入口に列をなしていたという報道があったけど、ワタシがいつも利用するSave-On-Foodsではトイレットペーパーが棚にぎっしりだし、特に客が増えている様子もないから不思議。だいたいいくら買いだめしたって使えばなくなっちゃうじゃないの。

メトロバンクーバーではマスクなんかとっくの昔に最初の感染者が見つかったとたんにドラッグストアから姿を消したそうで、アジア人の人口比率が高いからだろうと思っていたけど、アルバータや東部のオンタリオでもトイレットペーパーや保存食の買いだめが始まったと聞いてびっくり。何と連邦政府の保健大臣が記者会見で「非常時の用意として生活用品を備蓄することを勧める」と言ったのに呼応してのことらしい。アホかいな、もう。マスヒステリアは時として引き金になった疫病そのものよりも怖い。こういうときに政府が役立たずだったらもう災害と言えそうだけど、どの国の政府もその国民のレベルを反映していると言われるから・・・。


やりたいことがまたひとつ増えた

2020年03月02日 | 日々の風の吹くまま
3月1日(日曜日)。☀☁☂☁。今日から3月。あぁ~あ、もう3月。俗に3月はライオンのごとくやって来るというけど、何だか眠たそうなライオンがのっそぉ~りとやって来たような感じ。でも、午後には曇って雨が降り出したから、しゃきっと目が覚めてウォーッと吼えたというところなのかな。ちょっと寒いけど、早春。いつまでも居座っていたい冬が何かと横槍を入れて来るのが3月だけど、何だかんだ言いながらもいつの間にかちゃんと春が来るのも3月。

ミニチュアは月に1個という方針なんだけど、先月中に2個作ったので、はて、今月はどうしようかな。ニューヨークタイムズの古いクロスワードパズルをやりながら、久しぶりに絵(らしきもの)を描いてみるか、こっぱみじんになった脚本の書き直しを始めるか、断片的なままの脚本の構想をまじめに練ってみるか、日本語に訳したい脚本のサンプル訳を進めてみるか、ミニチュアのキットを6個も注文してしまったので、方針を曲げてひとつ作ってみるか。あは、目移り、気移りが止まらないは相も変わらずやりたいことが多すぎるから。

今夜はストーリーテリング集団The Flameのニューウェスト組のセッションがある日。バンクーバー組のホストを務める俳優のデボラに誘われて仲間入りしたけど、夜にひとりでバンクーバーまで出かけるのがめんどうで、まだ一度も顔を出していなかった。年に3回ほど開かれるニューウェスト組のセッションは会場が歩いて10分のマッシー劇場のギャラリーなので1人で行っても大丈夫。入場料は「寸志」。劇場のロビーの売店につながっているギャラリーには数十人が集まっていて、レギュラーが大勢いるという印象で、めっちゃくちゃ笑ったり、しゅんとしたり。寸志を集るめために休憩前にお菓子屋でキャンディを売るときのガラス瓶がリレーされて来て、500円くらいが多いようだったけど、ワタシは勉強料も兼ねて千円。

The Flameのストーリーテリングの基本ルールは、「事実であること」、「自分自身が体験したものであること」、そして「所要時間は8分以内」の3つ。今夜のストーリーテラーはニューウェストに住む役者カップルのピーターとケイティや喜劇役者のジェイと言った馴染みの現役俳優もいて、いずれはマイクの前に立ってストーリーテラーとしてのデビューをもくろんでいるワタシには、話し方や動作、タイミングなどを門前の小僧式に学ぶまたとない機会だった。次回は6月14日だそうなので、はて、思い切って申し込んでみようかな。やりたいことがまた増えるけど、やりたいことだから・・・。


コロナ、コロナ、コロナ、来るな

2020年03月01日 | 日々の風の吹くまま
2月29日(土曜日)。☁☀☀。うるう日。いつもより1日長い1年ということで、何となく余分に年を取るような感じ。でも、うるう日に生まれた人は4年に一度しか誕生日が来ないわけで、もしかしたらそれだけ年を取るのが遅いのかもしれないな。半分死んで生まれたワタシにとって誕生日は生きているという証だから、いくつになっても誕生日はやっぱり毎年あった方がいいな。

掃除の日。まずはベッドからはがしたシーツ類を洗濯機に押し込んで、「ノーマル」で58分。ドラム式の洗濯機は攪拌式よりも生地にやさしいし、洗い上がったものを取り出しやすいし、上に乾燥機を重ねることができるし、ポケットにうっかりティッシュが入ったままでも「紙ふぶき」にならなくて済むのがいい。洗濯機が回っている間にダスターで埃を払って、床を箒でていねいに掃いて、まとめたゴミを掃除機で吸い取って仕上げ。いつものように目立つのはダイニングテーブルの下や周囲に散らばっているシリアルの穀粒やチップのかけらで、春気に誘われたカレシがバルコニーやルーフデッキに頻繁に出ようになって砂っぽい埃が増えている感じだけど、1週間に1度の掃除でも量はそれほど多くないから、汚れている感じはないな。ま、1日中でも2人しかいないんだから。

新型コロナウィルス(COVID-19)。BC州ではバンクーバーのコースタル保健局管内で8人目の感染者。今度はイランから家族を訪問中の60代の女性で、症状が軽いので家族の自宅で14日間の自宅隔離中だそうだけど、たぶんイラン系の人口が多い入江の向こうのノースバンクーバーだろうな。BC州ではこれまでにアメリカ全国での検査数の2倍近い数の検査をしたそうで、それで確認されたのが8人で、そのうち7人は外国(武漢、上海、イランなど)で感染して来た人たち。(1人は感染者2人が訪問していた家族。)リッチモンドでは圧倒的に多い中国系の人たちが大人数での外食やパーティを自粛しているという話もあって、感染経路のわからない患者はまだ出ていない。おかげでメディアはあまり騒いでいないし、一般市民ものんびり構えていて、危機感がない。ただし、マスクはどこに行っても見つからないらしい。

日本のメディアはオンラインで見るととにかくコロナ、コロナ、コロナ。学校を休校にしたり、イベントを中止したり、北海道では週末は外出を控えるようにとの指示を出したり、なぜかトイレットペーパーの買いだめ騒ぎまで起きたりして、何かもうちょっとしたパニックのような様相だけど、スマホで飛び交う情報にチキンリトルみたいに右往左往しているように見える。怖いという反応はわからないではないけど、ちょっと深呼吸して落ち着いたらいいんじゃないかな。あ、深呼吸するのは危ないのかな。ふぅ~ん。