リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ニュージーランドのことをいろいろと・・・

2021年08月24日 | 日々の風の吹くまま
8月23日(月曜日)。⛅🌤⛅。まだ8月なのに、空の色が何となく秋空の青みたいだけど、まあ、暑くもなし、寒くもなしでいっか。でも、寝ている間にちょっとおなかが冷えるような感じがするので、思い切って夏の木綿のブランケットを除けて、秋のアクリルのブランケットに替えて、足元の方には純毛の半毛布。大人でも油断すると寝冷えするそうで、カレシはパジャマが嫌いで、夏には肌着も脱いでパンツ1枚で寝ているし、ワタシも夏も冬も同じ竹繊維のスリップみたいなナイトウェア1枚だから、寝冷えして体調を崩したらタイヘンだもの。

きのうメールを送った銀行のトニーから来月1日の午後2時に道路向かいの支店で会うのはどうかという返事が来て、オッケーと2つ返事。コロナのせいでずっとテレワークをしていて、前に電話で話したときには、オフィスに出られるようになったらスーツを着るのが怖いなあと笑っていたけど、はたして着られたのかな。そうだ、スーツで思い出したけど、クルーズに行く前にカレシの新しいズボンを何本か買ってあげなくちゃ。クローゼットに下がっている古いのは、どれもこれもきついどころじゃなて、まあ全滅。(見ただけでわかるんだけど。)ランズエンドならアメリカドルで払えるから、ちょっとウェブサイトを覗いてみるか。

トニーとのアポが取れたので、今度はArts Clubの専務理事のピーター宛に、rain check(またの機会に)として保留になっていた我が家でのディナーの日時を決めようよとメール。ピーターのパートナーのダグがニュージーランド航空のバンクーバー空港業務のマネージャーで、おととし南半球のクルーズに行ったときに、Silverseaが手配した帰りのフライトの座席が離ればなれだったのを一緒にしてくれて、行きも帰りもブリッジまで送り迎えしてもらったので、そのお礼としてディナーに招待したのが1年半も前。ダグの勤務時間が飛行機の発着に合わせて正午から午後8時までだったのと、ピーターの時間が不規則だったのとで、スケジュールを調整をしているうちにコロナで自由な行き来ができなくなっていた。ダグはその後ニュージーランド航空の旅客便が欠航になってfurloughという、月々微々たる手当は出るけどほぼ無給の無期休暇のような宙ぶらりんの状態で、失業給付とアルバイトで凌いでいるけど「早く制服を着て出勤したいね」。でも、何だかおなかの周りが太くなって来たそうだから、制服は小さくなっているかも。

ニュージーランドと言えば、コロナ対策を担当している大臣が記者会見の席でstretch your legs(脚を延ばす=外に出て歩く)と言おうとして、spread your legs(脚を広げる)と極めてきわどいことを言ってしまったんだそうな。北米だったら失言問題で大炎上しただろうけど、言い間違いを訂正して「これはメディアにいじられるだろうな」と会見を締めくくったところ、SNSに(脚を広げている)ユーモラスな写真の投稿が相次いで、ついには「Spread  your legs, not virus」(ウィルスを広げずに脚を広げよう)がコロナ対策のスローガンになって、政府がポスターまで作ったという話で、世界のあちこちで独り善がりな失言警察が跋扈している今どき、政治家の悪意のない「失言」を笑いの種にしてしまったニュージーランドの人たちのユーモアのセンスは大人のそれだと思うし、それをコロナ対策に利用することを思いつく政府もすごい。おととしのクルーズで私たちが出会ったニュージーランドの人たちの穏やかさ、温かさを思い出して、ワタシまで癒された感じ。このクリスマスにはニュージーランドにいたはずなのに、行けなくなってほんっとに残念。