リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

いつまで経っても毎年39歳の誕生日

2021年08月09日 | 日々の風の吹くまま
8月8日(日曜日)。🌧☁⛅。また夜のうちに雨が降ったようで、午前8時のバルコニーの気温は14度。朝方の最低気温としてはごく普通だけど、この時間になってもこの温度はちょっと低いかな。でも、予想最高気温が20度からこんなものかも。涼しいのも今日までで、月曜日26度、火曜日25度、水曜日28度と暑くなって、木曜日には34度とまた猛暑。その後、金曜日32度、土曜日29度、日曜日26度とだんだんに「普通」に戻って行くという予報。それにしても、暑くなったり、寒くなったり、ほんっとに、もう・・・。

今日はカレシの78歳の誕生日。朝ご飯のテーブルでゆうべ寝る前に置いておいた特大のバースデイカードを開けて、大笑い。折りたたんだカードを屏風のように広げると、でっかい文字でHAPPY BIRTHDAY。最後のページに「老眼鏡がなくても楽しめるカードなら喜んでもらえると思ったので」というセリフがあって、カレシは爆笑。いつも鉢を並べてある低い食器戸棚の上において、近くに行くたびにしげしげと眺めては「いいねぇ」と言っては、「でも、オレはまだ39歳だからな」。あはは、もう何年も誕生日のたびに「オレは39歳」とやってるのか思い出せないから、何年加算したら実年齢になるのか、もうわかんなくなっちゃった。まあ、カレシはいつもこういうすました顔でちょろっとからかいを入れるようなユーモアが好きなのはわかってるけど、うは、そんなに気に入ってもらえるなんて、光栄至極。


カレシ所望のレストランBlue Water Caféの予約は午後5時15分。7月から店内飲食が解禁になったものの、ビジネス関連のコロナ対策を担当して来た労働基準局の営業ガイドラインではまだフル稼働にはほど遠い規制が敷かれていて、テーブルの間隔やひとつのテーブルに座れる人数が制限されているので、予約時間を15分刻みで設定して、客のいるテーブルが密にならないようにしているらしい。BC州の感染防止対策は、コロナの第1波のときから一般市民には一定の行動を「自粛」するよう呼びかける程度に止める一方で、「職場の安全と労働者保護」を旗印に、労働基準監督局の権限でビジネスやサービスの営業活動を禁止や制限、営業停止や改善命令、あるいは罰則などの強い措置を伴うガイドラインで規制することで、不要不急の人の接触を抑制したのが特徴で、市民には不便ではあっても日常生活にはそれほど大きな支障がなかった。最初はコロナ対策に何で労働基準監督局が出て来るんだろうと思ったけど、今考えると妙案だったと思う。中道左派政権だからこそ出て来たアイデアだろうな。

夫婦だけでの外食は去年のカレシの誕生日以来のことで、おいしものを食べに行くのがこんなに楽しかったことはないと2人して感激。おいしいディナーとサーバーさんとの軽口交じりのかけ合いでハッピー至極の気分になったところで、極めつけはデザートのお皿に立っていた火の付いたろうそくとチョコレートで書かれたメッセージ。何と「39歳の誕生日おめでとう」。ワタシがこの人は何年も39歳なのよと言ったのを記憶に留めてのさりげないサプライズ。いやぁ、おみごと。(心から楽しませてもらったから、チップを弾んじゃった。)