リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ダイソン扇風機が昔ながらのシーリングファンに負けた

2021年08月17日 | 日々の風の吹くまま
8月16日(月曜日)。☁🌧☁。雨は夜の間に降らなかったようだけど、しっかりと曇り空。でも、10時近くなってルーフデッキに黒いポツポツ。見ているうちにポツポツが大きくなって、おお、本気の雨。窓を開ける必要がないくらいの気温で、何だか秋風のような感じもして、先週の猛暑は何だったんだろうと思ってしまう。そんなときに出て来るのが、「PNEが始まるからなあ」という古いご当地ジョーク。夏の終わりを告げるPNEは1910年に農業共進会として始まったフェアで、なぜかこのPNEが始まると雨が降り出すというジンクスがあって、実際に開催期間の2週間ほぼぶっ通しで雨が降った年もあったな。去年はコロナのせいで中止されたけど、今年はゴー。今週の土曜日から始まるけど、ジンクス通り雨が降るか、それともヒートウェーブ第4波が来るか・・・。

昼近くなって、音なしの構えだったワルデマーからシーリングファンをピックアップして1時間くらいでこっちに着くという電話。リビングのよりも大きいのでステファンを連れて来る、と。うん、4枚の羽根を回すモーターが入っているから、重くて1人で取り付けるのは無理だろうと思うよ。時計を見たらちょうど12時。急いでランチを作って食べて、オフィスのファンの真下になる家具を動かして作業スペースを確保。ヒートウェーブの間は30度になっていたけど、今日はダイソンを回さないでも27度なので、暑くなくてラッキー。ワルデマーとステファンが大きな箱と道具箱と脚立を持って到着したのは1時ちょっと過ぎ。一時背中を痛めていたステファンがすっかり回復して元気なのが何より。箱から取り出したのはけっこう大きなモーターのハウジングとLED照明。さっそく部品をチェックして、ステファンがリモコンに電池を入れている間にワルデマーが取付説明書を読んで「よしっ」。

オフィスでの最初の仕事は安っぽい照明器具を外して、ごちゃごちゃしているワイヤをチェック。マンション業者の手抜きにはもう慣れっこになったけど、器具を電気用じゃない普通のねじで天井のアウトレットボックスに取り付けてあって、本来のねじ穴は使わずに漆喰で埋めてペンキで塗りつぶしてあったからびっくり。「ねじを落っことしてなくしたから、そこらにあったのを使ったんだろうな」とワルデマー。ステファンがワイヤを接続して、ロッドを通したカップを取り付けた後は、我が家の脚立も使って、ワルデマーと2人がかりで直径30センチのモーター部分を取り付け、さらに小さなLEDランプがポチポチとたくさん並んでいるプレートにワイヤを接続して取り付けて、最後に照明のシェードをはめ込んで完了。壁のスイッチを入れてから、リモコンの照明のボタンを押したら、うわっ、まぶしいくらい。次にファンのボタンを押して、速度を「1」、回転方向を「夏用」に設定して試運転。ためらうようにゆっくる回り始めて、少ししてフルスピード。速度を上げて行って、最高の「6」になったときは、デスクの上のレシートが舞い上がったくらいのパワーで、小さな部屋だから、暑いときでもせいぜい「2」か「3」で間に合いそう。



取付作業は2人がかりで2時間で3万円。ちょうど当座預金に入金したカレシの年金の一時金をそのままにしてあったので、ワルデマーとステファンが駐車場で道具箱と脚立を車に積んでいる間に道路向かいの銀行に駆け込んで、ATMから3万円を引き出して来て、ありがとぉ~と即金払い。晩ご飯の後で、今日は涼しいけどと思いつつスピード1でファンを回したら、すぐに室温が1度下がって、やっぱりちょっと涼しかった。効率が抜群のはずのダイソンが昔ながらのシーリングファンに勝てないんだからすごい。このまま不要になりそうなダイソンタワー、はて、どこにしまおうか・・・。