リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

世界のコロナとワクチン接種の事情を生の声で聞くと

2021年08月29日 | 日々の風の吹くまま
8月28日(土曜日)。☀🌤。何となく夏っぽい感じだけど、空を行く雲は鯖雲のような模様で、何となく秋っぽい感じ。それだから体中のいろんなセンサーが混乱して、何となくすきっとしないんだろうなあ。血圧を測ったら今日は3回計っても上が110以下、下が70以下で、血中酸素飽和濃度は98%~99%で変わっていないからいいけど、これもいわゆる加齢現象ってやつなのかな。でも、一度スラニナ先生に対面診療をお願いしてみようかな。最後に先生に会ったのはもう4年も前のかかりつけの患者として登録したときで、カレシが心筋梗塞を起こす前のこと。健康だと思っていても、それなりの年なんだから、もうちょっと自分自身のめんどうを優先した方が、長い目で見ればカレシのためにもいいような気がする。

午前中いっぱいかかって掃除と洗濯をしたら、後はのんびり。というか、何だかギアが入らない感じで、あんまりやる気が出ない。それでも、きのう届いたモスキートキラーの箱を開けて、ルーフデッキの寝室とオフィスの間の壁にある屋外コンセントにプラグを差し込んで、寝室のすぐ外にセット。もう夜は涼しいので、日が暮れてからもパティオドアを開けていることはないけど、屋外でも蚊はワタシの大敵。カレシは刺されないのに、ワタシだけどうして蚊やブヨに好かれるんだろうな。カレシが言うように、ワタシってそんなにおいしいのかしらね。この夏最初に食われたところは、1ヵ月経ってもまだ点々と痕が残っていて、時たまかゆくなって引っ掻くとまた赤くなるから、虫にとってはご馳走かもしれないけど、ワタシまったく迷惑もいいところ。(モデルナアームになったのと関連があるかも。)

今日はこのところ英語レッスンのキャンセルが続出しているカレシも、バスルームの掃除が終わって、今日本から来てバンクーバーで演劇修行中のY君とのレッスンが終わった後はのんびり。個人レッスンの生徒は中国、日本、タイ、ベトナム、イランと主にアジア人で、新しいラップトップが来るまで休止中のグループレッスンにはアジアだけじゃなくてロシアを含むヨーロッパや南米と実に国際色豊か。今話題の中心になりがちなのはもちろんコロナで、各国の感染状況やワクチン接種の実態が生の声で伝わって来る。ベトナムの生徒は完全に外出禁止になって買い物にも行けず、軍隊が配って回る食料品でやりくりしているそうだし、イランでは政府がアメリカ製のワクチンを拒否する一方で宗教行事などの集まりを規制しないのでかなりひどい状態になっているらしい。大学院生のファルザネは祖父母、母親、叔母が感染したのに入院できず、父親も兄も毎日仕事に行ってしまうので、4人の患者と叔母の子供たちを彼女ひとりで世話しているそう。中国ではチオンが准教授をしている南京の大学が休校になって、いつ再開するかわからない状態。カレシがワクチンを接種したのか聞いたら「信頼できないからしない」という返事だったそう。上海でイギリスの大手小売チェーンのバイヤーをしているセレナも中国製ワクチンは断固拒否なんだそうで、中国製ワクチンはお膝元の中国人も信用していないのが現実らしい。

日本ではモデルナ製ワクチンに異物が混入しているのが見つかって、接種の中止が相次いでいるとか。日本に送っているのはスペインで製造したものだそうだけど、新興企業のモデルナとしては生産と供給が需要に追い付かなくて、世界中でジェネリックメーカーに依頼しているんだろうな。カナダのワクチン接種が立ち上がりで躓いたのも、モデルナがアメリカ国内の製造拠点で品質管理の問題が見つかったと言って、供給日程を遅らせたからに他ならない。カナダではやむなく2回目までの間隔を当時のデータに基づいて16週間に伸ばして、手持ちのファイザーを1回目接種に集中したわけだけど、それが後で(オランダの製造拠点からの)供給が順調になったときに2回目接種の間隔を短縮して、さらにアストラゼネカ、ファイザー、モデルナをミックスすることで、結果として世界でもトップクラスの完全接種率を達成できたんだから、災い転じて何とかかな。今はデルタ株による第4波の最中だけど、感染者数と重症患者数の80%以上がワクチン未接種だそうなので、巷では第2波、第3波の時ほどの危機感はないみたい。