リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

出て行くお金あれば入って来るお金あり

2021年08月07日 | 日々の風の吹くまま
8月6日(金曜日)。☁🌥🌤☁。予報通りに雨は降ったのか、降らなかったのか。ルーフデッキに出てみると、四角いコンクリートタイルの隙間がちょっと濡れて碁盤目模様になっていたから、しょぼしょぼ程度には降ったみたい。おかげで涼しくなって、今日の予想最高気温は23度。土曜日の明日は小雨の予報で、予想最高気温は何と16度。いやはやマザーネイチャーのmood swing(気分変動)の何と極端なこと。

Arts Clubが発表した2021/2022年のシーズンは、旗艦であるスタンレー劇場での5作だけ。普通ならArts Clubの「シーズン」は9月から翌年8月までで、3つの劇場でそれぞれ5作、合計15作(とツアー3作)なんだけど、コロナのおかげで、2020年/2021年のシーズンをそっくりキャンセルせざるを得なくて、興行収入が途絶えていたから、まだ不安要素が根強い今の時点では資金も時間もないのでしかたがないな。11月末からのラインアップはカントリー歌手ドリー・パートンが『クリスマスキャロル』を翻案したミュージカル『Dolly Parton’s Smoky Mountain Christmas Carol』、70年代のアルバータ州を舞台にした青春ミュージカルコメディ『Made in Italy』、カナダでテレビシリーズとしても大ヒットした『Kim’s Convenience』(韓国系ファミリーのコンビニで繰り広げられるコメディ)、トロントのヘアサロンを舞台に逞しく生きる黒人女性たちを描いたヒットミュージカル『’da Kink in my Hair』、そしてシーズンのトリはイギリス映画をロックスターのシンディ・ローパーのスコアでミュージカル化した『Kinky Boots』で、最後の2作はキャンセルされたシーズンに予定されていたもの。ラインアップ5作のうち4作はミュージカルなのは、観客がすかっとするような娯楽を求めていることを踏まえた上での選定だろうな。

今日はいの一番にオープニングナイトのチケットをシーズン通しで確保して、30万円の寄付を添えてADCのメンバーシップを更新。次に我が家の「勘定奉行」として日課にしている銀行の口座のチェック。3枚あるクレジットカードの残高のリストを見たら、アメリカドルのカードの残高がマイナス32万円。やったぁ~。ようやくクリスタルクルーズからの返金。最後に一番下にあるワタシの「虎の子」の増減をチェック。銀行の投資顧問のトニーに預けっぱなしだけど、相場の動きだけは把握しておく方針で、このところ毎日増えているのはダウがバカ上がりしているせいかな。銀行からログアウトしたら、ジェフに返金が入ってたよぉとメールを飛ばして、その後さっそくアメリカの通販Hammacher Schlemmerに秋のクルーズで役立ちそうと目を付けていた音声翻訳機と(間に合わないけど)カレシの誕生日プレゼントにスマホ用の折り畳み式ミニキーボードを注文。残ったマイナス残高はクルーズ後のバルセロナ/カルカソンヌ観光のお小遣いにしようっと。

買い物の帰りに郵便箱をチェックしたら、連邦政府からカレシ宛に何やらお手紙。毎年来る「世帯所得が多過ぎるので老齢年金(OAS)の所得保障給付の受給資格はないよ」(わかってるよ、そんなの)という通知かと思ったら、何と5万円くれるというもので、来年7月1日から75歳以上の老齢年金を10%増額するので、ついてはそれまでに75歳になる受給者につなぎとして一時金を支給することにした、と。へえ、満額なら10%アップで月6000円ちょっと、2人合わせて1万2500円くらい増えるってことか。財政は大赤字だってのに気前がいいね。ただし、ワタシが75歳になるのは再来年なので、一時金はカレシだけだし、増額もワタシは再来年までお預けで、何だか若くて損をしたような感じ。でも、カレシ曰く、「課税対象ならもらっても税金が増えるだけじゃないか」。それもそうか。でも、税金が増えても寄付を増やせば税控除で減るし、よぶんのお金は楽しいことに使ってこそ価値があるんだから、出たり入ったりのバランスをうまく取ればいいんじゃないかな。