リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

もしかして銀行からのクレームでびびったとか?

2021年08月11日 | 日々の風の吹くまま
8月10日(火曜日)。☀☀。東の空がちょっとかすんでいるけど、盛大に晴れ。でも、ミニチュア工房の横のパティオドアを20センチくらい開けておいたら、夜の間にかなり気温が下がったらしく、朝から家中が涼しい。また異常高温警報が出たというのに何だかピンと来ないけど、風があったのかもしれない。風通しが良すぎるのも時には困りもので、おとといは夜になっても寝室のパティオドアを開けたままにしていたら、寝る頃には何とヒーターが入っていてびっくり。室温を調節するサーモスタットは4ヵ所あって、設定温度が日中は23.5~24度、夜の間は21~22度だから、それ以下になると季節なんかお構いなしに自動的にヒーターのスイッチが入る。省エネもいいけど、うっかりするとエネルギーの浪費になってしまうから、テクノロジーはめんどくさ。

銀行の口座にログインしたら、あらまあ、アメリカドル口座のマイナス残高が倍増。先週「クリスタルクルーズ」からの払い戻しが入って一件落着と思っていたら、「Purchase Adjustment」という名前で同じ金額が返金扱いで計上されていて、何じゃいな、これ。もしかして、adjustmentには売買の苦情処理のような意味合いもあるから、銀行のクレーム部門が「焦げ付き」を取り立ててくれたのかもしれない。クレームを入れたのは先月の30日で、ジェフから「クリスタルが7月31日付で返金処理を済ませたと知らせて来た」とのメールがあったのが今月の3日。実際に8月1日付の返金がクレジットカードに上がったのが6日で、ダブルで入ったadjustmentはその前の4日付。アメリカドルの処理はいつも3日くらいかかるから、その過程でクリスタルの払い戻しの処理と銀行からのクレームが行き違いになったみたい。クリスタルもクリスタルだなあ。自分で返金処理を済ませたのに、銀行からクレームが来たもので、泡くって銀行に払っちゃったと言うことなのかな。

ジェフに相談したら、「銀行に連絡しなさい」という返事だったので、銀行のヘルプデスク宛てに事情を説明して、二重払いを何とかしてくれというメールを送っておいたけど、何だかなあという気分。クリスタルがクルーズを突然キャンセルしたのは資金難に陥って船を動かせなくなったせいだと言う話で、親会社(香港のGenting Hong Kong)が34億米ドル(3700億円くらい?)の借金が債務不履行になって、債権者への支払いを停止したというニュースがあったから、それとつながりがあるんだろうな。それにしても、ベテランのトラベルエージェントのジェフがあきれ返るくらいの手際の悪さをさらに上塗りしたような感じで、いやあ、デポジットを無事に取り戻せて良かったぁ。クリスタルが二重払いに気づくかどうかはわからないけど、ま、後は銀行にお任せしとこ。

午後にはニューヨークのHammacher Schlemmerから「発送しました」というメール。ここからのは陸路で国境を越えてカナダ側の大手通関業者が通関手続きをしてカナダポストに引き渡すしくみで、税関などのストが1日で終わったので、あまり滞ることはなさそう。やれやれ、何だかんだとやっているうちにまた1日が過ぎてしまった感じ。夕暮れと共に川向こうのサレーセントラルのタワー群のガラスに夕日が当たってキラキラ。姿を現したベーカー山もピンクに染まって壮観。明日は芝居を観に行く日。世の中、確実に慌ただしくなりつつある。