リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

このままで大丈夫なのかな、コロナの日本

2021年08月05日 | 日々の風の吹くまま
8月4日(水曜日)。☀☀☀。山林火災の煙が遠のいたのか、大気汚染注意報は解除。ずっとかすんで見えなかった東の山並みの輪郭が見えるようになった。でも、朝一番でバルコニーに出たら、AQHIはごく普通の「2」なのに、ん、何となくほのかに煙っぽい。何のことはない、川向こうのサレーで夕方に発生したタウンハウスの火事を消し止めるのに朝までかかったそうで、その煙らしい。そういえば、きのうサレー側の火事があった地区のあたりで地平線に沿って黒っぽい煙が広がっていたっけ。我が家は市の一番高いところに突っ立っているタワマンの高層階の道路向かいのマンションしか270度の眺望を遮るものがない角部屋なので、やたらと何でもふと目に留まってしまうワタシには遠くの火事の煙は一目瞭然。

午前中のオフィスは日が当たり過ぎて暑いので、きのう済ませた仕事の後処理をしたら、リビング/ダイニングをぶらぶら歩き回りながら、のんびりとスマホいじり。朝日も読売も毎日も平常時ですら子供の宿題みたいな駄文記事ばかりなのに、オリンピックが始まったらまるでオリンピック以外は報道に値しないと言わんばかり。読める記事を見つけても数字の羅列ばかりで、もう海外のメディアの方がよっぽど頼りになる感じ。なんてぶつぶつ言いながら見つけたのは朝日の医療/健康面の「過去最多1万4千人を超える」という見出しで、東京は4千人超。日本は人が多いから相対的には大した数字じゃないかもしれないけど、移動平均の折れ線グラフも日ごとの感染者数の棒グラフも右端で一気に垂直上昇。緊急事態を宣言したのに人出は減っていないそうだし、オリンピックが終わって安堵してもその後には「民族大移動」が起こるお盆休みが来るし、大丈夫なのかなあ。ワタシにも家族や親しい友だちが日本にいるから、日本でのコロナの現状や政府の対応が気にかかるんだけど、これじゃあ・・・。

BC州では、今日Walk-In Wednesdayというワクチン接種イベントを州全域でやるそうで、先週からあっちこっちのメディアで大宣伝。要は、年齢12歳以上で1回目がまだの人たちや6月半ば以前に1回目を接種した人たちなら誰でも登録や予約をしなくても最寄りの接種会場に立ち寄って、1回目なら運転免許証/医療保険番号カード、2回目なら1回目の接種記録カードを見せるだけでその場でワクチンを打てるというイベント。このところ州全体の新規感染者の50%以上を占める内陸のインテリア保健局管内はワクチンの接種率が他の地域より低く、忙しいとか行くチャンスがなかったとか言って受けていない人たちの「口実」を骨抜きにしてワクチンの接種率を高めて、感染者を減らそうというのが政府の狙い。

今日の発表によると、1日の感染者数が過去2ヵ月で最多になったけど、入院患者のほとんどと集中治療室にいる全員がまだまったく未接種で、1回接種済みの患者の割合は5%以下。ワクチンの接種率は、1回だけが対象者(12歳以上)の82.3%、2回接種がほぼ69.7%。ニューウェストでは1回は86%、2回が73%(50歳以上は81%)で、ダウンタウンのアンヴィルセンターに設置した大規模接種会場はこの土曜日で役目を終えて閉鎖される。これからは人が集まるところでのポップアップクリニックや移動クリニックによる「ゲリラ作戦」が中心になるんだそう。ボニー先生は「この分なら、9月初めの規制解除は予定通りに行けそう」と言ってるし、あと少しで「普通の日常」に戻れるってことだな。タガを緩め過ぎなければの話だけど。