リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

せりふを覚えなくていい即興劇はめちゃくちゃ楽しい

2021年08月06日 | 日々の風の吹くまま
8月5日(木曜日)。☀☀🌥。空の青みが増して、高い空のあちこちに刷毛で刷いたような白い雲。東の山並みも輪郭がくっきりして、ずっと見えなかったベーカー山もまだ少しかすんでいるけど見える。でも、いつもなら夏でもほとんど雪に覆われたままの北斜面が今年は黒い部分が広くなって見えるのは、あのとんでもない炎暑の影響かな。古いフォルダを探して見つけた写真と比べてみると、うは・・・。


2016年7月20日

2021年8月5日

ワタシとしては珍しく忙しい日。午後2時からArts Clubの教育部門が企画した一般向けワークショップがZOOMであって、3時半に終わったらすぐにティペラリー公園でのファーマーズマーケットへ直行という予定。英語レッスンが生徒さんの都合でキャンセルになって、ソファに寝っ転がってのんびりスマホをいじっているカレシを横目に、午前中は「やらなきゃリスト」を片付けて、ランチの後でスロークッカーに晩ご飯のポットローストを仕込んで、ラップトップをミニチュア工房のカートにセットして、バッテリの残量をチェックしての大車輪。ZOOM接続の5分前に送られて来たリンクをクリックして、準備完了。胸がワクワク。

ワークショップのテーマは「コメディ作り」。参加者は9人で、演劇ファンだったり、舞台経験のある人だったり。日本から文化庁の海外研修でカナダ演劇を勉強中のY君もいて、黒一点。まずはそれぞれ自己紹介の後で、コメディキャラクターのアイデアを出し合って、それぞれ選んだキャラクターになって自己紹介。ワタシが選んだのは鋭いものが怖いフェンシング選手。(フェンシングの剣は尖ってないけどね。)英語の「fence」には「盗品故買」という意味もあるので、ワタシが描いたキャラクターは「元故買屋で、逃走中にひょんなことからフェンシングクラブに迷い込んで、fencer(故買屋)を仲間のfencer(フェンシング選手)と勘違いしたメンバーに迎え入れられてフェンシングの才を発見して、オリンピックを目指している」カルロス。実は金メダルを取ってエンドースメント契約でひと儲けしようと言う魂胆。

それぞれがキャラクターができたところで、グループに分かれて、最初はミケンジー先生が設定したシーン(アパートの管理人とのミーティングでペットを飼うことを認めるかどうかを議論)、次に3人のグループが自分たちでシーンを設定して即興でスキットを仕立てる実地練習。これがめっちゃくちゃ愉快で、盗みの疑いをかけられた掃除代行屋を演じたY君のすっとぼけたせりふが大ヒット。どういうことが笑いを誘うのかが少しわかって来て、ほんとに楽しい1時間半だった。