リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

お日様を浴びてビタミンDを作って免疫アップしよう

2020年06月27日 | 日々の風の吹くまま
6月26日(金曜日)。☀☁☁。また天気が崩れて来そう。また週末だもんね。何だか土曜日は雨模様と決まっているような感じ。ビーチなんかに若い人がどっと集まらないだろうから、今のご時勢ではいいのかもしれないな。最近はCOVID-19には抵抗力があるはずの若い層の感染が世界中で増えているらしい。まあ、今どきイベントだ、抗議デモだ、とやたらと群れているのは若い人たちくらいのものだから、さもありなん。もっとも、人種差別に抗議するために感染のリスクを冒して集会やデモに参加しているんだというのは何だかなあ。もしもあの群衆の中に感染者がいたら、ウィルスをお持ち帰りして家族や親しい人たちにあげてしまうかもしれないのに、「正義の戦いのためには感染も厭わない勇気ある人間」という自分像しか見えていないという感じがする。まあ、若い人たちが群れたがるのは、どこかで「連帯感」に飢えているということなのかもしれないけど。

    

パンデミックで閉鎖を余儀なくされて存続が危ぶまれていたバンクーバー水族館が、連邦政府からの緊急支援を受けて再開できることになって、感染拡大リスクの「3C」(三密)対策のひとつである「2mルール」のPRとして「互いにペンギン6羽分離れてね」キャンペーン。こういう視覚的なメッセージの方が、フィジカルディスタンスとか2メートル間隔なんて、つかみどころのない表現を念仏みたいに唱えるよりも、しゃれていて、子供にもわかりやすそうで、いいアイデアだな。ワタシの行きつけのスーパーでは1本ずつバラしたバナナの絵を使って「束にならないで」とやっていて、これもなかなかいい思いつき。

前から紫外線でコロナウィルスをやっつけられるという話があったけど、どうやら紫外線はウィルスの感染力を弱める働きがあるようで、しかも日光を浴びることで体内のビタミンDを増やすと免疫力が高まって、感染しても重症化するリスクが低くなるという効果もあるらしい。何でも、ヨーロッパでの研究によると、ビタミンDの血中濃度が低い国ほど被害が大きくて、特にひどかったイタリアやスペインでは日ごろから地中海の強烈な日射を避ける傾向があるためにビタミンD不足の高齢者が多かったそう。地中海でなくても、白い美肌を求めて日焼けを嫌う人たちや、皮膚がんの予防で紫外線対策に熱心な人たち、外遊びをしない子供たちの間ではビタミンD不足の人が多いらしい。うん、あっちを守るとこっちが危険て、何だかちょっとしたゼロサムゲームみたいだな。

日光浴をすると幸せホルモンのセロトニンの分泌も増えて、その分夜になると睡眠を助けるメラトニンが増えるので、精神的にも落ち着けるし、よく眠れるようになって、ここでも免疫力の向上に役立つらしい。ワタシは生まれつき色黒な方で、若い頃はこんがりと日焼けしては母に「前後の区別がつかない」と言われたもんだけど、この年になっていまさら色白の美肌も何もあったもんじゃないから、晴れた日にはどんどん日光を浴びて、ビタミンDいっぱい、セロトニンいっぱいで、コロナなんかに負けない免疫力を高めることにしようっと。