リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

少しずつでも日常が戻って来ているのはうれしい

2020年06月22日 | 日々の風の吹くまま
6月21日(日曜日)。☁☁☀。暖かいっ。今日は父の日だけど、私たちは2人とも親がいなくなっているし、子供もいないので、父の日を祝ってあげることも祝ってもらうこともないから、いつもと変わらずいたって静か。やっと仕事気分が抜けたので、今日はミニチュア工房で「街の喫茶店」の工事。仕事の合間にも工事は進めていたけど、幸いにもカウンターや棚を作った後は説明書の順番を無視して外枠や床の工事を始めていたので、座り込んで仕事がそっちのけにならないように、立ったままで息抜き程度にちょこちょこ。午前中に屋根以外の組み立てが終わったので、明日からはちゃんと座って、じっくりと内装工事と小物作り・・・。
 

ランチの後はウォーキングをかねてマクブライドの酒屋まで。ウォーキングのルートでは一番長くて、片道1.6キロ。花の咲く木はほぼおしまいで、今の時期に真っ盛りなのはハナミズキ(ドッグウッド)。北アメリカ東部の原産で、アメリカヤマボウシとも呼ばれるそうで、濃いピンクやクリーム色に淡いピンクの縁取りをしたような大きな花がびっしりと木を覆っていて、それが街路樹として並んでいると壮観としか言いようがない。もっとも「花」と呼んでいる部分は「総苞」という葉っぱの変形だそうで、ハナミズキには4枚あって、その真ん中に小さな粒々の塊みたいに見えるのが「花」。BC州の州花に指定されているパシフィックドッグウッドもミズキの仲間だけど、こっちは北アメリカ西海岸地帯が原産地で、総苞はクリーム色で6枚あるけど、ハナミズキの派手さと比べたらかなぁ~り見劣りがするな。

ロックダウン中は営業時間を短縮、日曜日休業だった公営の酒屋も、いつの間にか日曜日の営業を再開していて、日常がまた一歩「平常」に戻りつつある感じ。一度に店内に入れる人数はまだ制限されたままで、マクブライド店は小さいので10人まで。4月あたりは、開店時間が11時に繰り下げられていて、私たちが着く11時半頃にはまだ外に(2mおきの)行列ができていたけど、今は開店時間も10時に繰り上がって、モールの奥にある店の前まで行って、入れるかなあとのぞいていると、スタッフの人が手招きしてくれる。今日は父の日だから少しは込んでいるかと思ったけど、モールの駐車場は(スーパーがあるから)いっぱいでも酒屋の前は閑散としていて、中にいた客も3人くらい。

さっと入って、さっとブードルズ2本とジムビームのバーボン(黒ラベル)をつかんで、さっとレジで会計を済ませて、カレシが2本、ワタシが1本持って、また1.6キロをてくてく。街路樹には花がなくても、家々の前庭は百花繚乱で、日曜日とあって、あちこちで夫婦一緒に庭の手入れをしている風景。長年あまり手入れがされていなかったらしいところはいろんな花が野放図に咲き乱れていて、2人して足を止めてはちょこっと観賞。あちこちにこんもりしたラベンターの固まりがあって、歩道にまではみ出している花を通りがかりに手でさぁ~っと撫でるとほんのりといい香り。気温が上がって少し汗をかいたけど、往復3キロ半はいい運動になったね。午後4時過ぎ、新鮮なブードルズで作ったマティニで乾杯して、さて、晩ご飯のしたくをば・・・。