リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今日はわりとまじめに遊んで仕事をした

2020年06月06日 | 日々の風の吹くまま
6月5日(金曜日)。☀☁。世界気象機関の発表によると、先月5月は世界中で気温が過去最高になったそうだけど、もしかしてフェイクニュースじゃないだろうな。だって、あと2週間で夏至だと言うのに、まだときたま朝方にヒーターが入るくらい寒いんだもん。おかげで夏のTシャツに入れ替えたのに、予備としてしまわずに残しておいた冬の七分袖のTシャツをまだ着ている始末。世界が暑くなっているなんて真っ赤な嘘だろ、もう。

今日こそは「半現役」で気合を入れて仕事にかかるぞぉと意気込んで、「半リタイア」の方はほどほどにと小さい家具を2個だけ制作。枠や棚板に貼る木目模様の紙が、糊付きが悪いし、木目に直角に折り曲げようとするとうまく行かないしで、1個目でちょっと悪戦苦闘。すごく薄いんだけど、どうも紙じゃなくて本物の木の「つき板」というものみたい。でも、24分の1のスケールだと、木目がちょっと粗いなあという感じ。棚板の厚さが2ミリくらいの縁に糊付けして、プラスチックの洗濯ばさみで抑えて乾くのを待っていたら、ジェフから「キャビンは23.5平米のベランダ付きデラックススイートか34平米のペントハウスか、どっちにする?」と電話。Crystalのサイトで見てみたら、大きい方は使い勝手があまり良くない感じで、6割も高い料金の価値はないし、小さい方はSilverseaのキャビンより小さいけど効率的に見えるので、ジェフも小さい方にしたというので、じゃあ、私たちもそっち。

午後には予約確認の書類を送って来て「来週デポジットを払い込んで、残りは来年7月下旬」。あははきのうの午後一番に案内をもらって、今日の午後1番に予約確認。2021年Arts Clubツアーの予約は私たちが第1号だって。うん、決めるときは超特急で、しかもなぜか後悔することがないのがワタシの極楽とんぼ的思考なのよね。遊びの予定があっさり決まったので、午後は本気で「半現役」。生態学がテーマだから、小難しい学術単語がぞろぞろ出て来るけど、初心者レベルに近い文体でという指示なので、平易な話し言葉を使うことにする。翻訳の文体を読む人に合わせるのは専門分野を持たない「何でも屋」のワタシには得意の技。契約書はお堅い弁護士調。役人が書いた文書はでれっとしたお役所文学。広告のコピーはかっこよくピシッ。苦情は上から目線で、恋文は下から目線。(実際に思いの丈を切々と吐露した恋文を訳したことがあったっけ。)何だか芝居脚本のせりふ作りにも通じるところがあるような気がするね。

買い物に行く支度をしていたら、あら、何だか悲しいのか、さびしいのか、ちょっぴり欝っぽい顔が山の上からこっちを見ている。つい元気付けてあげたい気持になったけど、もしかしたらロックダウンで腐っていたときのワタシもこんな顔をしてたのかなあ。もっとも、誰も慰めてくれなかったのは、雲の女の子ほどの可愛げがなかったからだろうけど。