リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

くれるお金はもらわなきゃ損損、あげるお金はまずおともだちに、か

2020年06月11日 | 日々の風の吹くまま
6月10日(水曜日)。☁☁☀。朝起きて、さて今日は仕事日っと意気込んだのはいいけど、なぜか他にやることが次々とあって横道に逸れてばっかり。ジェフが、月末にArts Clubがファンドレイジングのイベントをやるから今すぐチケットを取った方がいいよと言って来たので、まだ案内は来ていなかったけどすぐに行く、行く、行くっとメール。政府のCOVID-19対策の「最大50人まで」の要件に従って、出席者50人ずつで土日2回に分けてのイベント。リクエストしたのは日曜日で、すぐに担当のアマンダから「チケット2枚確保!」のメール。やったぁ。うれしくて、興奮しちゃって、仕事に身が入らないので、いそいそとウォーキング。

州の非常事態宣言はさらに2週間延長されたので、少しずつ、少しずつ日常が再開しつつあるけど、いろんな制限、制約はまだまだ続きそう。ということは、まだ仕事に戻れないでいる人たちも多いと言うことだろうな。カナダ政府が失業や休業で収入が途絶えた人たちに16週間までの期限付きで4週間ごとに20万円支給していたけど、それ(CERB)が来月中に最終回で、その先どうなるかはまだ未定。失業保険に切り替えさせるのか、条件を変えて継続するのか、雇用主に対する賃金補助の期間を延長して職場復帰を促すのか。州によっては給付金が最低賃金の月収を上回っているために人手不足の業種が出ていると言う話だし、トルドー君が次々と打ち出した救援策で歳出がものすごい額になったから、難しいところだね。

この給付金、支給を急いだおかげで助けられた人たちがたくさんいる半面、受給資格の審査がゆるゆるだったために、条件を満たしていないのにもらった(もらってしまった)人たちもたくさんいるそうで、トルドー君は(課税対象なので)来年春の所得税確定申告で返済させると言っていたのが「不正受給」を摘発して、悪質なケースは罰金や刑事罰で対処する方針に方向転換。歳入庁に不正を通報するホットラインができたら「密告」が殺到。これまでに19万人が「うっかり」もらった給付金を返済したというからびっくり。これまどこまでが噂でどこまでが事実かは知る由もないけど、ワーキングホリデイなどで来ている日本人たちの間にも収入条件などをごまかして受け取っている連中がけっこういるらしい。納税申告なんかせずに黙ってさっさと日本に帰ってしまえばバレないよと堂々と言ってのけるにいちゃん、ねえちゃんもいて、やれやれ、貧すれば何とかというけど、日本人の民度とやらも落ちるときは落ちるところまで落ちるってことかな。

その日本でもアベチャンが全国民に10万円支給するとか、中小企業やフリーランスに持続化給付金とやらを支給するとか、まあがんばってるつもりなんだろうけど、ものすごい金額で仲良しの大企業同士が集まって作った「受け皿」に委託して、そこが何十億円も手数料?を抜き取ってから仲間に再委託してと、何だかまたぞろきな臭い「汚職」っぽい悪臭が燻っているらしい。今すぐに困窮している人たちがいるってのに、アベチャンて、毛並みだけでソーリダイジンになっちゃって、実は政治のこともお金のことも人間のことも、ほんとは何にもわかってないんだろうねえ。