リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やっと目の検査をしたから、さあ仕事、仕事

2020年06月10日 | 日々の風の吹くまま
6月8日(月曜日)。☁☂☁。まぁたまた月曜日だ。ま、月曜日だからと言っても特に何があるってわけじゃないので、人の気も知らずに過ぎて行く時間の標識みたいなものかな。でも、窓の外では間違いなく車が増えているし、外へ出れば歩道ですれ違う人の数も増えたし、OPENの看板を出している店も増えたし、確実に日常の暮らしが動き出している感じ。ウォーキングに出たら、道路向かい角のミニ公園を囲んでいた背の高い金網フェンスがなくなっていて、「圧力洗浄中」の看板。おお、ずっと閉鎖されていた小さな、小さな公園もオープンするんだ。もちろん、「2mルール」でね。

雨上がりを狙ってのウォーキングはお酒の調達を兼ねて片道1.6キロをてくてく。市役所がCOVID-19対策として歩行者の多い交差点での信号のサイクルを変更したので、中心街にある我が家の周辺はほとんどが歩行者信号のボタンを押さなくても自動的に変わるようになっている。おかげでボタンを押さずに信号が変わるのを待つ癖が付いてしまって、人通りが少ない住宅地などは今まで通りにボタンを押さないと変わってくれないので、歩行者用ボタンの上に市が取り付けた表示がないのに気付かずにのほほんと立っていると、信号が変わっても渡れないなんてことになる。もっとも、そういうところは車の通りも少ないので、歩行者用信号が赤のままでもみんなおかまいなしに堂々と渡っているし、赤信号でもちらっと左右を見て渡ってしまう猛者もいる。私たちもときどきやっちゃうんだけど、このあたりがトカイナカのいいところ。

☆☆仕事、仕事、仕事☆☆

6月9日(火曜日)。☂☂☁。朝のバルコニーの気温は10度。あぁ~あ、トマトたちがかわいそう。温室ボックスに入れると日が当たらないし、外に出すと寒いし。でも、もうちょっとの我慢だからね。

今日は午前中に眼科の予約があるので、きのうは午後から寝るまで大まじめに仕事。平易な文体でと言われても、学問だから専門用語がぞろぞろ出て来るし、この20年はめったにやらなかった日本語訳なもので、ワタシの日本語が古くなっているのか、さび付いているのか、単語や今様の表現がすんなり出て来なくてちょっと手間がかかる。でも、稼ぐ仕事には納期ってものがあって、いったん引き受けた納期を外すなんてプロの風上にもおけないこと甚だしいから、やっぱり現役半分、リタイア半分でやっているわけには行かないもんね。

その眼科の予約、ロックダウンが緩和されて始めての「不急不要」の外出。(もっとも急を要しても命令で休業していたから行けなかったけど。)確認電話で指示されたとおりに、マスク持参で10時20分の予約の5分前に到着。さっとマスクをつけて入ると、受付のカウンターはぐるっとプレキシガラスのシールドで囲ってあって、そばの待合室には椅子が3つだけ、反対側ではディスプレイ棚のめがね枠を選んでいる人が1人だけ。最初はバクラ先生のオフィスで検眼。網膜の検査もあるので、瞳孔を開く薬を点眼して、まずは右目でレフラクターを通して視力検査表を見たら、うは、ぼやけてるっ。マスクのせいで機械のレンズが曇るのでティッシュで拭いてみたけど、やっぱりぼやけていて、ほとんど判読不能。でも左目はまあまあで、「右目の視力が落ちたわねえ」とバクラ先生。

ワタシのコンタクトレンズは右で遠く、左で近くを見るように設定されているので、細かい手先の作業やモニターの凝視なんかで左目を酷使していて、てっきり左目の視力が落ちていると思ってたけどな、へえ、右の方なんだ。思うに、働かない目は視力が落ちるそうだから、車での遠出もなく、道路を歩いていても手近な2m以内を注視していた感じだったせいで、右目は怠けちゃったのかもしれないな。新しいコンタクトを作ってもらうことにして、ちょっと待ってからディエプ先生の網膜検査。機械に顔をくっつけて、視野の中を移動する光を見つめて、「4年前と同じでちっとも変わっていないね。健康そのもの」。この年になると緑内障とか加齢黄斑症とか厄介な病気の心配が出て来るから、「健康そのもの」のお墨付きはうれしいね。エイリアンの目で帰って来て、じゃあ、また仕事にかかろうか。モニターのブルーライトをカットするメラニンサングラスをしっかりかけて・・・。