リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

しばらくはリタイアと現役の二股

2020年06月02日 | 日々の風の吹くまま
6月1日(月曜日)。☀☀☀。今日から6月。初夏なのか夏なのか、いっこうにはっきりしないけど、いつもはどんな季節なんだろうな。でも、公式に夏が始まる夏至まであと3週間だから、ちゃんと夏になるんじゃないのかな。

今日は朝のラッシュが過ぎた頃を見計らって、バッテリ交換の済んだ車を取りにバンクーバーまでひとっ走り。初めは日課の運動がてら電車を乗り継いで行こうと言う話だったけど、交通機関はマスク着用「要請」ということで、カレシは「タクシーで行く」。うん、その方が3分の1の時間で行けるから便利。カレシはコロナが収束するまでは交通機関は使わない方針なんだそうで、マスクに関係なく「安全だと思えないから乗らない」。まあ、億劫がらずに車を運転するつもりなら、それでいいけどね。ものぐさしているとまたバッテリが上がっちゃうよ。ということで、モールの外で待機しているタクシーを捕まえて、まだ交通量の少ないマリンドライブを飛ばしてトヨタの整備工場へ。バッテリだけで済んだのでたいした費用はかからなくて、キーを受け取って駐車場にあった車に乗り込んだら、見違えるほどきれいになっている。そっか、作業の前後に消毒したようで、残り香らしいのがある。15年乗ってて、こんなに清潔だったことはなかったよね。

実に2ヵ月ぶりの「半径1キロ」の外へのおでかけで少し気分が晴れたので、仕事の算段。うん、1年半ぶりの「仕事」。お得意さんが「ちょっとリタイアから出て来てやってみないか」と声をかけて来た大きなプロジェクトとは別のファイルで、長い巣ごもりで気が滅入りがちだったせいもあって2つ返事で引き受けたもの。テーマは生態学で、学術系はやっていると興味が湧いて来て、すごくおもしろいから好き。60ページくらいあるけど、納期まで余裕の3週間なので、午前中いっぱいは仕事をして、ランチの後から3時までミニチュア工房でカフェの改装工事という手順で行けるかな。何だか「リタイア」と「現役」の二股みたいな感じだけど、メリハリをつけないとね。

車を取りに行くのについでの運動をしなかったので、晩ご飯の後でカレシのレッスンが終わってからウォーキング。最近開拓した6番アベニューを12番ストリートまで行って帰って来るルートで、「ブラウオブザヒル」(Brow of the Hill~丘の端)という名前が示すように帰りはちょっと上り坂。古くは労働者階級の住宅地だった地区で、今は1960年代に建てられた3階建ての木造アパートが並び、6番アベニューの北側はちょっと気取った「ムーディパーク」地区、8番ストリートの西側は我が家のある「アップタウン」地区。この3つの地区が鉢合わせするところにあるのがムーディー公園で、閉鎖が解かれたばかりの子供公園で遊ぶ子供たちの歓声が聞こえていた。パンデミックの一番の被害者は、学校が2ヵ月半も休校して、社会性を学ぶ大事な時期に友だちと遊べなかった子供たちじゃないかと思うけど、聞こえて来た歓声は元気いっぱい。失われた時間をうまく取り戻せるといいね。