読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

青春のうた23 1960年代後期④

2006-12-14 23:55:39 | 読んだ
1.真冬の帰り道/ザ・ランチャーズ 1967年11月

なんとなく聴いたことがあるのだが、全部は歌えない。
出だしの部分は歌える。
それはカラオケで覚えたからなのだ。

というくらいなので、この曲の思い出といえば、作曲者の喜多島修が女優の内藤洋子と結婚した、というくらいなのである。

2.今日も夢見る/万理村れいとザ・タイム・セラーズ 1968年3月

この歌は知りません。
そして歌手もわかりません。
なんとなく、いわゆる「歌本」で見た覚えがある程度です。

3.戦争は知らない/ザ・フォーク・クルセダーズ 1968年11月

この歌は知っているが、リアルタイムで聞いてはいない。(ハズ)
でも、いわゆる「フォークの名曲」なので、何かの折に聞き覚えたのであろう。
フォークソングを歌っているところへいけば高い確率で聴くことができた曲である。
「反戦歌」という風にくくられている。というのがあまり好ましくないところで、そういうくくりでなくても十分な名曲だと思う。
♪帽子にいっぱい 摘みゆけば♪
という、なんというか歌い上げるところがいいカンジなのである。

4.夜が明けたら/浅川マキ 1969年7月

浅川マキの歌はこの歌と「かもめ」だけしか知らない。
そして、この歌も発表当時から知っていたわけではなく、その後、覚えたものである。
多分高校時代には知っていたと思うのだが・・・わかっているふりをしていたけれど、なんだかよくわからない詩であった。

♪切符を用意してちょうだい♪
という部分は、自分で買っていけばいいじゃない、と思うのだが、歌ってみると気分のいい部分である。

不思議な歌で、大人の女、というカンジで、なんだかあこがれたものであった。

5.希望/フォー・セインツ 1969年

岸洋子の歌のほうが印象が強い。
希望という題名の割には暗い印象が強い。

これは、当時日曜の午後、土居まさる司会のテレビ番組(題名は忘れてしまった)で、歌とアニメの今で言うコラボレーションがあって、この曲と藤子不二夫の(多分A)のアニメが割りとよく流された影響もある。
アニメが暗い色だったと思う。

この歌で希望を得たとか、勇気づけられた、なんてことを聞くが、この歌はそういう歌ではなくて
♪希望という名の あなたをたずねて♪
と、口ずさんむようなカンジがするのである。


この歌はリアルタイムで聞いた。
「底抜け」の歌だなあと、つまり幸福しか知らない人が歌うんだろうなあ、という印象である。

この広い野原いっぱい、夜空いっぱい、海いっぱい、世界中の何もかも、となんだかスゴーイではないか。
私とあなた、しかいない。
というのは、なんだかなあ、と思うのである。

とはいえ「突き抜けている」ともいえ、まあまあ落ち着いて、というカンジなのである。
コメント
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