A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

パブロのゴラッソは何回見ても見飽きないです

2010年10月31日 22時50分47秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
Happy Haloween!(日本にいるとあまり関係ないけれど)
昨日貼り付けたパブロのゴール・シーンのYoutubeが消されていたので、別なものを貼っておきます。(これも消されるかもしれませんが) ネット放送で見たときと同じSportTVの実況で、盛り上がりは全然ないんですけれど、たくさんリピート映像があるのが嬉しいです。特に最後の正面からパブロがシュートするところを捉えた映像、背筋がぞくっとするほど格好いいです・・・。


Serbenfiquistaにパブロ・ゴールを分析してくれた人が! その人によると、→A Bolaにパブロ・ゴールの分析が! A Bolaによると、パブロは60メートルを(→たぶんゴールから60メートルのところから)以下のように走り抜けたそうです。

時間;12秒
ボール・タッチ;10回
距離;60メートル
ステップ;36
ドリブルで抜いた相手選手;3人
ボールが上を通った相手選手;2人
ショット;1

「この20年間にルスで見た最高のゴール!」「ゴールの後、僕はセレブレーションをしなかったよ。数秒間口を開けたままで、それから手をたたいた。」「僕は口を開けたあと、手で口を覆ったよ!」などなどと言われています・・・。

さてベンフィカ関連のニュースでは、まず火曜日に対戦するリヨンの状況について。リッサンドロ・ロペスが筋肉の負傷で3週間の離脱、ベンフィカ戦欠場が決まりました。ミッシェル・バストスは土曜日の試合途中に筋肉の痛みを訴えて交代。検査待ちです。Pjanicは痛みがあったために土曜日の試合を用心のために欠場で、やはり検査待ち。この2人はベンフィカ戦に出れるかどうかまだ不確定です。リッサンドロ・ロペスが欠場なのはベンフィカにとってありがたいニュースですが、こちらもカルドーソが欠場しますから・・・。

少し筋肉に痛みがあり用心のためにパソス戦を欠場したカルロス・マルティンスは、火曜日のリヨン戦にはプレーできるだろうとのことです。うーん、ベンフィキスタたちは、中盤にハビ・ガルシア+軽い3人(アイマール、ガイタン、カルロス・マルティンス)を置くことに反対していますが、ジェスス監督はどう判断するでしょうか。マルティンスではなくアイルトンをハビ・ガルシアのそばでプレーさせて!というのがみんなの声。でも、一回もそんな布陣やったことないんですよね。それとは別に、昨日の試合を見る限り、やっぱりパブロはカルロス・マルティンスがいないほうがのびのびプレーできるような気が。のびのびというか、カルロス・マルティンスがどうしても真ん中に来てプレーするので、控えめな性格のパブロはなるべくマルティンスを優先して、マルティンスの好きなようにやらせようと努力している気がするんですよね。昨日のゴラッソだって、カルロス・マルティンスが目に入ったら途中で絶対にパスしていそう。

O Jogoによると、アイマールが10月終わりまでに958分もプレーしたのは、ヨーロッパに来て初めてなのだそうです。この前にこれに次ぐ時間をプレーしたのは、2002/03シーズンにまで遡って、このときは951分。2002年以来ということは8年ぶり?! でも、こんな記事を読むと、そろそろ怪我をする頃かもなあ~なんてナーバスになってしまいます(涙)。パソス戦でも走りまくっていたから大丈夫だったかなと心配。
同じO Jogoに、「アイマールはピッチ上のキャプテン」という記事も出ています。フリーキック、コーナーキックを誰が蹴るかなどの指示を出し、チームメートから完全に信頼されているので、パブロの決定を誰もが受け入れている、という内容。そういえば先々週の試合でも、ぼーっとしていたフェリペ・メネセスを促してCKを蹴らせていたっけ。

昨日の試合、プレーは良かったけれど、お顔はちょっと無精ひげが生えていました。一応キャプチャー写真を数枚。

これは何のときかだったかなあ・・・。


後半70分、フリーキックを蹴りに行ったら、鼻血が出ていたので、線審に止められてしまいました。


メディカルを呼んだのに来ないから、ぐるっとコーナーを回って走るパブロ。もう疲れるじゃないの!、メディカルの人、さっさと行ってあげてよ!と思ってしまった。(Serbenfiquistaでは、チームのために時間を無駄にしないその態度が賞賛されていました・・・)


で、なかなか血が止まらなかったのか、綿を詰めることに。


試合終了間際、全力疾走で相手の攻撃を阻止、コエントロンになでなでされました。(これもSerbenfiquistaで大絶賛。)


試合終了後、ダビド・シマオというベンフィカからパソスにレンタルされている若い選手にユニフォームを渡すパブロ。(これまたSerbenfiquistaで大注目されていました。) でも、このパブロに触っている選手、手が怪しすぎます!


 

[Liga 10] Benfica 2-0 Pacos de Ferreira

2010年10月30日 20時59分01秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
まずはRecordの表紙:


ライブでネットで見たときはもちろん、さっきアップされた試合ファイルを見たときですら、パブロがゴール後にこんなポーズをしていたなんて全然気が付きませんでした。超格好良く決めていたんですね(笑)。どうやらさっさとコエントロンにつかまって、飛び跳ねハグ、その後すぐに皆に囲まれて全然姿が見えなくなってしまったから。
上の図にあるように、パブロがドリブルを始めたのはセンター・ラインよりも手前から。最初から最後まで1人でやってのけてしまいました。ドリブルで3人ディフェンダーを抜いて、最後は2人のディフェンダーの間を抜くシュートでしたね。

A Bolaの表紙はこんな感じ:


この表紙もcool! でも個人的にはマラドーナがどうのというのは・・・。別にマラドーナへのお誕生日プレゼントのつもりなんかじゃないと思うけれど。

試合全体のダイジェストはこちら:


前半10分から30分ぐらいの間、ベンフィカには去年を彷彿とさせる良い流れの攻撃がありました。4回ぐらいは決定機があったような。それなのにサビオラだけでも少なくとも3回は決定的チャンスを外したと思います。確かにサビオラは、後半コエントロンのPKに繋がるパスを出したり、中盤のパス回しでは頑張っているのですけれど、やっぱりフォワードなんですもん、点を取って欲しいなあ~。前半のチャンスのうち1点でも決めてくれれば、どれだけ試合が楽になったことか。リーグ戦の相手なら、チャンスを逃し続けても、相手がミスをしてくれるから追いつかれることはありませんが、たぶんCLレベルの試合になったら駄目でしょう・・・。

Maisfutebolのクロニカより:
アイマールのマスターピース
最初はパブロ・アイマールによるトップクラスの重厚な傑作。アルゼンチン人のゴールはベンフィカの試合内容よりも大きなものだった。試合の入り方はスローで、危険なBadajozはロベルトをテストした。ベンフィカの10番は才能によって違いを示そうとした。中盤から出発し、フェイントで3人の敵を交わし、最後はミドル・シュート。ジェスス監督は大砲(カルロス・マルティンス)を休ませたが、マラドーナの50歳の誕生日の前夜、アイマールはピッチに魔法を持ち込み、アルゼンチン人の偉大なゴールによって1-0となった。
勝利の最後のシーンは静かなものだったが、勝利の大半は10番を背中に背負ったアルゼンチン人の才能によってもたらされたもの。ドラゴンでは、ベンフィカは個人の才能以上のものを見せなければならないだろう。
リヨン戦でも・・・。今朝の試合では、コエントロン、ロベルト、パブロのレベルが他の選手とずいぶん差があるように見えてしまいました。昨シーズンは全然そんなことなくて、パブロよりもずっとスピードがあったり、ずっと決定力があったりする選手がたくさんいたことを思うと、やっぱりそれくらいでないと、優勝はできないし、CLの試合も勝てないのでしょう・・・。

ところでMaisfutebolでは休ませたと書いてあるカルロス・マルティンスですが、O Jogoによると、試合直前のフィジカルの問題のために外れたのだそうです。サブ・メンバーにも入っていなかったので変だと思ったら。怪我人が多いベンフィカなので、心配です。
怪我といえば、コエントロンも万全ではないようで、こちらもとても心配。ジェスス監督は、試合後の記者会見で「フィジカルの問題があった。ハーフタイムに話し合ったが、少し痛みがあった。しかし私は彼にプレーを続けるように頼んだ。彼は最後までプレーした。チャンピオンだね。」 と話しました。リヨン戦は大丈夫でしょうか。
また記者会見でジェスス監督は、カルデックにさかんに指示を出していたことについて、「サビオラが疲れていたので、カルデックにポジションを入れ替わるように頼んだ。彼はもっと下がり、サビオラが前にポジションをとった。」と述べました。
今日の試合は、イエロー・カードのリスクを減らすために、ハビ・ガルシアとルイソンを交代させるという通常とは違う交代枠の使い方でした。パブロもフル出場。相当疲れたんじゃないかな。それでも、85分ごろに左サイド奥深くまで全力疾走で相手選手を追っかけて、ボールをベンフィカ・ボールにしたプレーがありました。コエントロンの持ち場なのに、パブロ、頑張っているなあとライブで見たときは思ったのですが、今考えると、痛みのあるコエントロンをカバーしていたのかもしれません。他にも相手と接触したのか、鼻血が出て、コットンを鼻に詰める羽目になったり、本当にお疲れ! しっかり休んでリヨン戦に備えてもらいたいです。

パブロのゴール後の写真がたくさん。


コエントロンは本当に感極まっているみたいで、なんだかじーんとしちゃいます。






どこにいるのかよくわからないパブロ。


ガイタンとハイタッチ。
 

選手の採点:
Bola...Jogo...MF...24...Publico...JC

ROBERTO........7...7....4....7....7....7
M.PEREIRA......4...5....3....6....6....6
LUISÃO............6...6....3....6....6....6
DAVID LUIZ......6...5....3....6....6....7
C.PEIXOTO......4...5....2....4....3....5
JAVI GARCIA...7...6....3....6....5....6
GAITAN...........4...5....2.....6....4....4
AIMAR.............8...7....4.....7....7....8
F. COENTRÃO.7...7.....4....7....7....7
SAVIOLA.........6....6....3.....5....5....6
KARDEC.........6.....5....3.....6....5....5
(SALVIO..........5.....4....2.....5....4....5
AIRTON...........5....-.....-......6....3....5
SIDNEI...........-......-.....-......-.....1.....-)

24というのは雑誌の名前のようです。今日のパブロは8でしょう~。そういえば相手チームの監督さんが、"a entrada do Aimar daquela forma não é possível"と言っていました。「あんな風なアイマールの切り込み方は不可能だ」って、パブロのお父さんがマラドーナのゴールを見て言った表現と似ていますね(笑)。

LIGA - 9.ª Jornada

Estádio da Luz - Assistência: 29 529

BENFICA: Roberto, Maxi Pereira, Luisão (Sidnei 87’), David Luiz, César Peixoto (Salvio 63’), Javi García (Airton 75’), Gaitán, P. Aimar, F. Coentrão, Saviola, Kardec.

Treinador: Jorge Jesus

P.FERREIRA: Cássio, Baiano, Bura, Cohene, Maykon, Leonel Olímpio, André Leão (D. Simão 77’), Anunciação, Nuno Santos (Amond 82’), Rondón, Pizzi (N. Oliveira 67’).

Treinador: Rui Vitória

Golos: 1-0 P. Aimar (14’), 2-0 Kardec (65’gp)

Árbitro: Bruno Esteves (Setúbal) 6

Disciplina: amarelos: André Leão (33’), Rondón (35’), Cohene (64’), Baiano (78’ e 83’), Leonel Olímpio (86’) VERMELHO: Baiano (83’)

アイマールがゴラッソ~

2010年10月30日 06時53分57秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート


試合は2-0でベンフィカの勝利。結構危ない場面が多くてハラハラし通し。ベンフィカの先制点はアイマールの素晴らしいゴールで、勢いに乗れるかなと思ったんですけれど・・・。

Aimar vs Pacos Ferreira

実況、興奮しすぎ。(→最初のYoutubeが消されていたので、もっとおとなしい実況の、でも、たくさんリピート映像があるほうに変更しました。)コエントロンとのぴょんぴょんハグが可愛い(笑)。
パブロは90分を通して良かったと思うし、良いチャンスを数多く作っていたのですが、うーん、最後が決まらないです(パブロ以外の選手たちが)。 結局コエントロンが倒されたとのことでPKをもらい(今季初めて?!、一回ぐらいあったかな)、これをカルデックが落ち着いて決めて、それまでかなりピンチの連続だった試合に決着を付けました。イエローのリーチがかかっていた4人は誰もカードをもらわなかったため(カルロス・マルティンスは不出場)、ポルト戦にカード累積出場停止の選手はいません。良かった・・・。
ただ、この守備ではリヨンにもポルトにも歯が立つのか超心配だなあ~。攻撃陣も、パブロとコエントロンは頑張っているのですが、あともう少しの詰めをしっかりしないと、強いチームには勝てない予感がします。

Previa [Liga 9] Benfica - Pacos Ferreira

2010年10月29日 22時04分36秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
現地時間20時15分、日本時間4時15分から第9節パソス・フェレイラ戦です。来週火曜日にCLがあるので、変則的に金曜日開催となりました。(みんな次のポルト戦に注意が行ってしまって、CLリヨン戦のことを気にしている人はあまりいないようですが。)

心配なのは雨。リスボンでは今かなりの雨が降っていて、雷を伴う嵐のような状態だそうです。フォーラムにリンクされていた誰かのTwitterの写真を見たのですが、道路が水浸しで、バスが水に浸かっていました。ルスはあまり水はけが良くないような印象があるので、プレーにさしつかえがあるのではないかと危惧されます。

ジェスス監督は、
「この試合で何が起こるかわからないが、一番大事なのはこの試合だ、その後でポルト戦については考える。カードのことは見ない。パソスは上手くリーグ戦をやっていて、それが順位にも表れている。良い選手が何人かいるので、カウンター攻撃には気をつけなければ。我々の目標は5連勝、そして5回目の無失点試合をすること。忍耐と自信を持たなければならない。ルスで相手がどのような戦術で来るか知っているわけだから。」
と述べました。この話からすると、ポルト戦に備えた温存はなしということになります。ただRecordは、カルロス・マルティンスを温存してサルビオを右サイドで起用、あるいはガイタンを右に回し、左はペイショットとコエントロンとするかも、と書いていました。
ベンフィカが4連勝、それも全部無失点なんて、全然ぴんと来ないです。間にシャルケ戦とリヨン戦の2-0が挟まっているから、どちらかというと守備はボロボロのイメージのほうが・・・。でもリーグ戦で調子が悪いながらも何とか勝っているのはとても大事なことなので、どうか今日も勝てますように。

ところで、昨日のパブロのビデオで、サビオラとのプレーについて語った部分をA Bolaがきちんとした形で記事にしていたので、それをもう一回訳しておきます。
「ピッチの中で自分が嬉しくて笑ってしまったいくつかのプレーを完璧に覚えているよ、サビオラとやったプレーなんかをね。ピッチの中で、僕は『なんてすごいんだ』と言った。そのプレーを見た人は、僕が感じた喜びの半分も感じていないよ、だって僕はそういう瞬間、良いプレーに対して一番の喜びを感じる人間だから。いくつかのプレー、特にハビエルとのものでは、話していないのに、全く同じ動きを見たんだ。そういうつながりは僕に喜びを与えてくれて、サッカーをプレーする大きな楽しみを与えてくれる。

«Lembro-me perfeitamente de algumas jogadas que me fizeram sorrir dentro do campo, como algumas que tenho com Saviola. Dentro do campo disse “que maravilha”. Quem viu isto não sentiu metade da alegria que eu senti, porque eu sou a pessoa que mais alegria sente por uma boa jogada, no momento em que ela acontece. Saliento algumas jogadas, sobretudo com Javier [Saviola], em que vimos exactamente o mesmo movimento, mesmo sem falar. Essa ligação deu-me um grande gozo, está a dar-me muito prazer jogar futebol»」
Serbenfiquistaのフォーラムでは、このビデオを見た人たちが、「パブロはサッカー選手の間ではほとんど見られない特徴を持っている。言葉の流暢さ、インテリジェンスを表すフレーズの組み立て、落ち着き、敬意、明晰さ。要するに選手としても人としても素晴らしい。」と書いているのですが、うーむ、英語ならともかく、ポルトガル語やスペイン語からではよくわからないです。(それにパブロ以外のサッカー選手のインタビューをあまり読まないから、比較もできないし。)

たった今召集リストが発表になりました。コエントロンが復帰した以外は特別目新しいことはありません:

Guarda-redes: Roberto e Moreira;
Defesas: Maxi Pereira, Sidnei, David Luiz, César Peixoto, Luisão e Fábio Coentrão;
Médios: Airton, Javi Garcia, Salvio, Aimar, Felipe Menezes, Carlos Martins e Gaitán;
Avançados: Jara, Weldon, Nuno Gomes, Saviola e Alan Kardec

グラウンド状態によっては、先発メンバーに変更があるかも・・・。どんなメンバーであれ、どんな形であれ、とにかく勝ってほしいです。

アイマールがポルトガルでPUMAの大使に

2010年10月28日 23時14分59秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
アンバサダーを大使と訳すと変ですが、要するにアイマールがポルトガルでのプーマの広告塔に抜擢されたということですね。世界的にではなくて、あくまでもポルトガルでの話です(苦笑)。日本人としては少々淋しい気持ちもしますが・・・。
それに関連して、10月30日はマラドーナの誕生日らしく、プーマがパブロにマラドーナとPUMAについて語らせるビデオを製作しています。ビジュアル的には、Tシャツが微妙だし、髭が生えているし、撮影角度は良くないし、アップがなくて残念だしと、いろいろ不満はあるのですが、話の内容はとても良いです。いえ、相変わらずパブロの言っていることはさっぱりわかりませんでしたが、今回はポルトガル語字幕がついているので、大体のところは理解できて、良かった~。英語字幕だったらもっと良かったんですけれど。

ビデオはこちら:


内容はざっとこんな感じです。パブロ、やたらqueとか多くて、なんとなく曖昧なところも多いのですが、大体理解できたところを。
「僕の国では代表のユニフォームを着ることはどんなことよりも、子供たち全員の夢だ。クラブよりもね。もし両親が5,6,7歳の子供がボールで遊んでいるのを見ると、代表でプレーしたいかと訊ねるだろう。子供は「僕はリーベルのファンなんだ」、で、どこでプレーしたいの? 「代表でだよ。」

僕はいくつかのプレーを完璧に覚えている、いくつかのハイライトの部分をね。サビオラとのプレーのいくつかでは、ピッチの中でにっこりしたよ。そういうプレーではピッチにいて思うんだ、「なんて素晴らしいんだ!」って。 それを見た人たちは僕が感じている喜びの半分も感じていないと思うよ。そういう瞬間が僕は一番好きなんだ。特にハビエルとのプレーでは、話してもいないのに、完全に同じものを見ている。そういう関係が僕に大きな喜びを与えてくれて、サッカーで大好きなことなんだ。

マラドーナの後継者はいない。(というようなことを言っているような。) 唯一考えられるのはメッシかな。サッカーで比較をするのはとても難しい。でも彼は僕が見た中で一番似ているね。

マラドーナはプーマだ。キャリアを通じて彼はずっとプーマのスパイクを使った。アルゼンチンではPuma Maradonaだった。僕も持っていたよ。Puma Borussiaというのがあった。それでプレーしていたのを覚えている。リーベルのテストを受けに行ったとき、14歳で、そのPuma Borussiaをはいていたんだ。

86年のワールド・カップを覚えているよ。僕は6歳だった。どうして父がテレビに泣き叫んでいるのかわからなかったのを覚えている。特にイングランド戦でのゴールのとき。父は床にひざまずいてマラドーナを侮辱し始めたんだ。もちろん良い意味でね。「あんたにこんなことできるはずがない。」 僕は6歳だったから父を見て思った、「パパは気が狂っちゃった。」 もちろん後になって、ゴールのことを理解し、状況を理解したよ、僕も同じことをしただろうね。こんなことできるはずがないって。

彼との関係は、賞賛、深い賞賛だね。

彼にとってのパーフェクトなプレゼントは彼の娘や家族が知っているだろう。でも、彼とサッカーをしたことのある人間が考えるとすると、完璧なプレゼントはもう一試合だろう、プレーのできるもう一試合。

ディエゴ、お誕生日おめでとう。良い日となりますように。大きなハグを送るよ。」
マラドーナはこれっぽっちもパブロのことなんて気に掛けていないと思うので、パブロも心の広い人だなあと思いました。でも、6歳のパブロが目をぱちくりさせてパパのことを眺めていた様子を想像すると、和みます。それから、うん、パブロの完璧なプレーを見たとき、ファンもたぶんパブロと同じくらいの喜びを味わっていると思うな。(でなかったら、わざわざ午前3時や4時なんかに起きないって。)

ベンフィカのニュースを少しだけ書きますと、カルドーソはなんと後3週間もかかるのだとか。すでに怪我をしてから4週間経っているので、合計で全治7週間?! パブロがサラゴサでやったのと同じ箇所で、たぶん同じようなレベルの怪我だったと思うのですが、あのときのパブロもそれくらい休むべきだったのかも。

審判たちが第10節、11月6日と7日の試合でストを計画しているそうです。この10節というのはポルト-ベンフィカがあるのですが・・・まあ今までもストの話はよく聞きますが、実際に実施されて試合が延期されたのは見たことがないので、今度も大丈夫だろうと思っています。

ところで今節の試合は金曜日なので、もうすぐですね。

つい去年を振り返ってしまう・・・

2010年10月27日 22時40分27秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
さっき何となく去年の今頃ってどういう感じだったかなあ?と2009年10月のブログを読んでみたのですが、10月22日にエバートンに5-0で勝ち、10月26日ナシオナルに6-1で勝利。ここでブラガを抜いて首位に立ったんですね。(確かその後ブラガに負けて一旦首位の座を譲り渡したと思いますが。)記事を拾い読みしただけでもものすごく雰囲気いいし、チームの状態が良かったことが色濃く伺えます。やっぱり去年は最高のシーズンだったんだなあ(しみじみ)。たった1年でどうしてこういうことに??と思ってしまいますが、どうしてもこうしても、両サイドのレギュラーがいなくなったのに補強しなかったのが原因であることは誰の目にも明らかなだけに、ものすごく腹立たしいというか、残念というか、どうにかならなかったの?と会長やルイ・コスタを問い詰めたい気持ち。去年のシステムでやっている選手たちだって、同じようにやっても上手く行かなくて大変だと思うんですよね。
ところで、去年10月27日のナシオナル戦について書いた記事に「でもペイショットがアップ中に怪我をして、急遽コエントロンが左SBとして先発するというアクシデントが!」という記述があります。つまりコエントロンは左SBとして急遽デビューしてからまだようやく1年経つか経たないかなんですね。それで世界で一番注目される若手左SBになってしまったなんて、まるでシンデレラ・ストーリーです。

さて渋々現実の2010年に戻ると、火曜日の練習からコエントロンが通常練習に復帰。アモリムとカルドーソはランニングとジムと治療。Recordは、カルドーソは復帰までにまだ数週間かかるだろうと書いています。つまりポルト戦はほぼ絶望的。カルドーソが怪我をしたのは10月29日ですからほぼ一ヶ月が経っているのですが、これからまだ数週間となると、相当長いです(涙)。

O Jogoには11月がベンフィカの今シーズンを決める決定的な月になるだろうとの記事。11月2日にCLリヨン戦、7日にポルト戦、14日にナバル戦、21日にポルトガル・カップのブラガ戦、24日にCLハポエル戦と続きます。21日のカップ戦と24日のCLが近いため、ベンフィカとブラガは双方ともカップ戦の日程変更を要請しているようです。

そんな大事な月の真ん中に予定されたのがアンゴラ代表戦なわけですが、Recordが「選手の疲労のケアが大事」という主旨の記事。それで、どうしてこの写真が付いているのかわかりませんけれど。


カルロス・マルティンスの頭をケアするパブロ? この手の写真がたくさんあるところを見ると、みんなやっぱり気になっているのか・・・。
記事の内容は、「飛行機の旅は疲れるし、またアフリカは最低でも気温30度以上で湿度も高い。ベンフィカのスタッフは注意を強いられる。出場時間の少ない選手、またはユースの選手を起用して、ローテーションを行うことも考えられる。いくら最新の技術を使っても、60分以上プレーした選手をすぐには回復させることはできない。」というものでした。

最後にO Jogoに書いてあって、少し驚いたデータ。ベンフィカは、今シーズンこれまでアイマールまたはカルロス・マルティンスが11回セット・プレーからボールを蹴り、そのうち4回がゴールになっているそうです。確率3分の1以上というのは結構高いですよね。(ただ実感としては、この2人がもっとたくさんコーナーやFKを蹴っているような気がするのですが、たった11回なんですね・・・。)

アンゴラ代表と試合??

2010年10月26日 22時59分22秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
アンゴラの独立30周年を記念して、ベンフィカは11月10日にアンゴラ代表と親善試合をすることになったとビエイラ会長が発表しました。でも、11月10日というのは、代表ウィークでも何でもなく、ポルト戦とナバル戦に挟まれたミッド・ウィークです。そんな日程で、どうしてはるばるアフリカまで行って親善試合?!とベンフィキスタの中では怒りが爆発。しかもビエイラ会長は「ベストのチームで試合をする。」とも言っています。お金が目的なのでしょうか・・・。穿った見方をすれば、ポルト戦で負けると、ほぼベンフィカの優勝は絶望的になります。そして今のところ負ける可能性が高いので、今から諦め気分で妙な親善試合の予定を入れてしまったとか??

Serbenfiquistaを見ても、ポルト戦については悲観的な予想が多いですね~。それはたぶん、ポルトがものすごく強いからでしょう。月曜日にもポルトは試合をしましたが、少しでも差を詰めることができればというベンフィキスタの夢も虚しく、5-1で勝利。どうやら昨シーズンのベンフィカの最強さを受け継いだのはポルトだったようです。Hulkが絶好調で、ありえない活躍だとか。(プレミアかセリエのビッグ・クラブが買ってくれて、1月から姿を消すなんてことはないのかなあ・・・。)

ベンフィカのニュースは、コエントロンが練習試合に少しだけ出て、得点までマーク。どうやら順調に回復しているようです。ルーベン・アモリムもランニングを開始。これは嬉しいニュースですけれど、アモリムは9月19日にプレーしたのが最後なので、もう1ヶ月も試合を離れていることになります。とんでもなく重傷ということですよね・・・。

どうしてベンフィカばっかり?!とうんざりですが、コエントロンにリバプールが興味という記事。1億ユーロくれるなら売ってもいいけれど・・・。あるいは左サイドの選手を2人くれるとか。Hulkに興味はないんでしょうか、リバプール。真面目な話、コエントロンは、マドリードやバルサなどラテン系の国で優勝を狙えるチームのほうがいいと思いますね。モウリーニョもいることだし、3000万ユーロくらいでマドリードなんていいかも。でも1月は絶対に困ります、チームが崩壊してしまうから。Recordによると、コエントロンが引き止められなかった場合、クロアチア人のStrinicやAEKでプレーするアルゼンチン人のScoccoをリスト・アップしているそうですが、自分たちの首を絞める戦力ダウンとなることは間違いないでしょう。1月の時点で、全てを諦めていることになっていたら、また別の話ですが・・・。

日曜日の試合の前半を見直してみました。やっぱり、つまらない試合です(苦笑)。キケ監督のときを思い出すような、まるで動きのない、全くひらめきの感じられないサッカー。去年の華麗な流れるようなプレーはどこに行ってしまったのでしょう?

前半のキャプチャー写真:
パブロは前半だけで4回も滑って転んでいました。ちょっと可愛いのですが、あまりに滑りまくるのでびっくりしました。




全然大写しにならなかったから気が付きませんでしたが、よくよく見ると顔はすごくbeautiful。こういうときに活躍して、アップになってほしかったなあ。(いつもこれくらい綺麗に髭を剃ってくれると嬉しい・・・) 


 



[Liga 8] Portimonense 0-1 Benfica

2010年10月25日 23時31分16秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
ダイジェストはこちら:
Portimonense 0-1 Benfica (Resumo) HD


ダイジェストだけ見ると、ベンフィカが圧倒的に攻めていたように見えますね。実際ボール・ポゼッションはすごく高かったと思いますが、特に前半は不毛なポゼッションだったような。Serbenfiquistaでは、前半は4-3-3だったと言う人と、4-5-1だったと言う人がいます。これから前半を見直そうと思いますが、たぶん眠くなるし、たぶん見ても分からない・・・。

ジェスス監督は、試合中ペイショットを怒鳴りつけ、またカルロス・マルティンスとも大声で会話したようです。やはりいろいろストレスがたまっているのかも。ちなみにペイショットとの件は、ペイショットがあまりにもよく滑るので、そのことについて注意したらしいです。そういえば滑りやすいピッチだったのか、アイマールも何度も滑っていてハラハラしました。前半は風もとても強かったですね。

採点:
Bola...Jogo...MF..P...JC

ROBERTO............6....7....3....5....7
M. PEREIRA.........5....5....2....5....5
LUISÃO................7....7....4....6....7
DAVID LUIZ..........6....7....3....5....6
C. PEIXOTO.........5....6....3....5....5
JAVI GARCIA.......7....7....3....6....7
C. MARTINS.........6....6....3....5....6
AIMAR.................6....6....3....5....7
GAITAN...............6....5....3....4....5
SAVIOLA.............6....5....3....5....7
KARDEK..............5....5....3....4....4
(F. MENEZES......5....5....3....5....5
JARA...................4....4....-....4....4
AIRTON...............-....-.....-.....-....-)

O Jogoがパブロに6を付けているのを見てびっくり。絶対に4を付けるだろうだと思っていました。個人的にはパブロは5かなあ。

この試合でイエローを受けた選手たちがいて、4人が次節に5枚目のイエローをもらうと、二週間後のポルト戦に出場停止になってしまいます。その4人とは、マキシ、ハビ・ガルシア、ルイソン、カルロス・マルティンス。誰が抜けても厳しいですね~。これまでの例からすると、全員が順調に次節イエローをもらうような気がします・・・。

ポルトガル・カップの抽選が行われ、ベンフィカは早くもブラガとルスで対戦することになりました。試合は11月21日に予定されています。

2枚しかありませんが、後半のキャプチャー写真:




髭が綺麗に剃ってあって、いい感じ。代わりに(?)髪の毛が爆発気味でした。

LIGA - 8.ª Jornada

Estádio Algarve - Assistência: 12 373

PORTIMONENSE: Ventura, Pedro Silva, Di Fabio, André Pinto, R. Pessoa, Elias (P. Moreira 41’), Soares, Candeias, Jumisse (Fangzhuo 67’), Ivanildo, Kadi (Pelembe 46’).

Treinador: Litos

BENFICA: Roberto, Maxi Pereira, Luisão, David Luiz, César Peixoto, Javi García, Gaitán, Carlos Martins (Jara 76’), Pablo Aimar, Saviola (F. Menezes 65’), Kardec (Airton 87’).

Treinador: Jorge Jesus

Golos: 0-1 Javi García (49’)

Árbitro: Hugo Miguel (Lisboa) 6

Disciplina: amarelos: Kadi (7’), C. Martins (8’), Maxi Pereira (18’), Jumisse (37’), R. Pessoa (45’)

なんとか勝利

2010年10月25日 13時59分17秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
0-1のぎりぎり勝利。負けたら一貫の終わりなので、そういう意味では任務達成です。でも、試合内容は相当に酷いものだったような気が・・・。昇格組にこれでは、リヨン相手に勝てるわけがなかったよねえ、という思いと、それともリヨン戦で自信を失った結果こういう寒風の吹くような試合内容になってしまったわけ?という疑問と。スポルティング戦、ブラガ戦を経て、リーグ中断前はだいぶ良い試合ができるようになっていた記憶があるのですが、なんだかまた一からやり直しみたいな雰囲気です(涙)。

前半とかパスすらまともに繋がらない! 右サイドバックのマキシが抜かれてばかりでピンチ!(これではリヨン戦も当然の結果だったなあ、とまたまた思ってしまったり。) アイマールは調子が悪いのか、全然勝負しないで、ボールを後ろに戻すだけ・・・。 ガイタンはドリブルで抜けるのはいいけれど、パスをしないで、結局ボールを取られてしまう・・・。

どうするのよ~と暗澹たる気分で迎えた後半わりと早く、カルロス・マルティンスのFKからハビ・ガルシアがヘディングでゴール! やれやれ~。
60分過ぎに交代の選手がサイドラインに立っていたので、あーあ、絶対パブロだと思っていると、入る選手がフェリペ・メネセスであることが判明(確か今シーズン初めての出場)。ますますパブロだぁと確信したら、電光掲示板に映った背番号は30。ええっ、サビオラ?! サビオラは、この試合、これまでの試合よりはずいぶん良いように思えたんですよね。それだけにこの交代には驚愕。そしてサビオラはベンチには行かず、まっすぐロッカー・ルームに消えて行ったのでした。もしかして替えられたことが不満? ちょっと心配です。試合のほうは、確かにこの後ベンフィカの守備は安定したような。更には70分過ぎに2人目の交代。今度はハラです。今度こそ絶対パブロだぁと思っていると・・・揚げられた番号は17。カルロス・マルティンス?! こんなところで下げてしまって、ベンフィカの守備は大丈夫なのかな?と不安が一杯。でも、ものすごく意外なことに(失礼)フェリペ・メネセスがとても良くて、またパブロが少し下がり目に戻ったこともあるのか、最後の15分ぐらいは初めてベンフィカの攻撃が機能しているように見えました。ハラの目をつぶってでも入るでしょ!(怒)というイージーなシュートのミスもこの時間帯です。相手が疲れてきたせいもあるのでしょうけれど、今朝はカルロス・マルティンスよりもフェリペ・メネシスのほうが良く見えてしまいました~。
最後の交代はカルデック→アイルトン。リヨン戦で、ジェスス監督は非現実的すぎる、もっと現実的な采配を!と猛烈に批判されましたが、それを読んだのか(苦笑)、今日の試合ではやけに手堅い采配でした。ハラがちゃんとゴールしていれば、0-2で終われたはずなので、まあ的確な交代だったと言えるのかも。

終わりを締めてくれたので、まあまあな印象に落ち着きましたが、前半は本当にどうなることかと思いました。Serbenfiquistaでは、去年なら4点は入れられただろう!、どうしちゃったの、ベンフィカ?!と言っている人と、そんなに悪い試合ではなかったよ、終始ゲームをコントロールしていたじゃないと言う人と二通り。個人的にはどうした、ベンフィカ?!、特にパブロとサビオラ!!と思います。去年は絶妙だったパブロとサビオラのパス交換が今年は微妙にずれていて決まらないんですよね~。どうしてなんでしょう・・・。

 

Previa [Liga 8] Portimonense - Benfica

2010年10月24日 22時25分32秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
試合は現地時間20時15分から、日本時間4時15分から。

なんと召集リストが発表されていません。でも、RecordやO Jogoなどの取材によると、コエントロンはリスボンに留まっているそうで、不出場は確定です。ぎりぎりまで様子を見るために試合当日まで召集リストを発表しないことは今までもありましたが、選手はもう帯同していないのにリストを発表しないなんて、ちょっと変ですね。昨日ジェスス監督は「リヨン戦は何人かの選手に後遺症を残した、ローテーションが必要となるだろう。」と話していました。何人かって、コエントロンの他は誰なんだろう?と気になります。

今はっきりしているのは、コエントロンの不在に伴い、ペイショットが左SBとしてスタメン入りすること。
Recordは、アイマールはいつもの真ん中の位置に戻るだろうとしています。



ブラガも土曜日に完勝していますし、ベンフィカはもう引き分けすらも許されない厳しい状況です。リヨン戦で完敗して、どれだけメンタル的に回復しているのか心配ですが、ジェスス監督は「あの試合は過去のもの。もう大丈夫。」と言っています。(そうとしか言えないでしょうけれど) 恐ろしいことに、ここまでベンフィカはアウェイの6試合を1勝5敗。これまたあの年のサラゴサを思い出させる成績で(ぶるっ)、すごく怖いです。今晩の相手は昇格組と思われるので、何が何でも勝利が必要。もちろん選手たちはよくわかっているでしょうから、重圧が大きくなりそうですね。応援しているこちらも胃がきりきり痛くなるような毎週末です。

Serbenfiquistaがメンテナンス中で見れません。試合のネット情報をここのフォーラムに頼っているので、このままメンテナンス中のままとなると、試合を上手く見れないかも・・・。

ダビド・ルイス・・・

2010年10月23日 23時56分11秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
まずA Bolaによると、コエントロンがリヨン戦で受けた右膝の打撲のために日曜日のリーグ戦出場が微妙とのこと。んー、まずいですね(重いため息)。他の新聞にはまだ出ていないので、どれくらい確かな情報なのかはわかりません。→と思ったら、O Jogoでも報道されていました。やれやれ。

他の怪我人情報は、カルドーソが既にランニングを始めていて、ポルト戦を目標にしています。ルーベン・アモリムはまだジムの段階。でも、良くはなっているそうで、練習復帰までだいぶ近づいているとのことです。本当のことだといいのですけれど!

O Jogoに、ダビド・ルイスのgodfather(名づけ親?)が電話取材に応えた内容が載っています。これがなかなか衝撃的で・・・。
このTil Peixotoという名付け親さんがO Jogoに話したことによると、ダビド・ルイスは、ベンフィカが自分の移籍の話を受けなかったことについて、ベンフィカに騙された気持ちになっているのだそうです。その移籍話の中には、今ベンフィカでダビド・ルイスがもらっているお給料の6倍のお給料をオファーするものもあったとか。この他に代表でプレーすることの疲れもあるそうですが、やっぱりお金の話が大きくて、どうやらダビド・ルイスはクラブに対して不満で一杯のようですね。1月の市場が開くのを待って、良い話があればまた考えたいと。イングランドかスペインに行きたいそうです。

シーズン当初からプレーが適当で、やる気ないなあ、移籍できなかったからそれで??と思っていましたが、まさか本当だったとは(苦笑)。お金に目が眩んだ状態なのでしょうか・・・。
さらにO Jogoは、元選手で解説者の人の言葉を挙げていて、「金銭の問題は優先事項だ。それを公に認めることは良くないけれど。ダビド・ルイスにこれが本当に起こっているかどうかは知らないが、私はこれまでにも選手たちがクラブに売るようにプレッシャーをかけるため、わざと悪くプレーするのを見たことがある。」
そ、そんなことが?! いくらなんでもダビド・ルイスがそんなことをしているとはさすがに思いませんが(クラブに腹を立てるあまり、去年ほど真面目にプレーしていないことはあっても)、それにしてもそんな選手がいるなんて!! まあ、真面目にやるほど不幸になっていくアイマールを見ていると、どこかで賢く立ち回るべき、というのは絶対にあるのでしょう・・・。でも、1月の市場を待つって・・・自分のことしか考えていないんですか、君は??と問い質したくなります。コエントロンだって、後1年ベンフィカでプレーするように頼まれて、ちゃんと頑張ってくれているのに(怒)。

1月の市場でベンフィカが考えている補強は左サイドバックと、A Bolaに報道されています。今の状況で、CBまで1月に補強する余裕がないことは明らかですよね。本当はラミレスの後任も欲しいのに。
A Bolaによると、ディ・マリアのような左サイドは市場にいないので、コエントロンを前に上げることにして、左サイドバックのほうを探しているのだとか。獲得に失敗したトラオレに触れ、契約直前まで来ていたが家族の反対で話が流れた、とありました。でもトラオレが移籍したユベントスでは怪我もあり、まだ1試合も出場していないとか・・・。

リヨン戦の録画を勇気を出して見てみようか、と思いつつ怖くてまだ見れません。最初に通路でリッサンドロがパブロとサビオラに笑顔で挨拶、パブロも明るい笑顔で応えていましたよね~。あれがこの試合で唯一ポジティブな気分になれる場面でした。

6勝6敗

2010年10月22日 23時35分07秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
負けた翌日というのは、それはネガティブな話題しかないわけで・・・。

ベンフィカは今シーズン公式戦を12試合やって、6勝6敗だそうです。ちょうど5分。それが信じられないことに、昨シーズンは公式戦を51試合戦って、負けたのはわずか6。つまりまだ4分の1も試合を消化していないのに、去年と今年の負け試合がすでに同じ数になってしまったというわけです。はあ~(泣)。どおりで、今シーズンは落ち込むことが多いと思ったら。このペースで行くと、あと19試合ぐらい負けることになりますが、降格とか大丈夫なのか心配になってきますよ・・・。

リスボンに戻ってきたベンフィカの選手たちは、木曜日の夕方から練習を再開しました。リヨン戦スタメン組は回復のための運動のみ。サブ組みはユースとの練習試合を行いました。

Serbenfiquistaでは相変わらずジェスス監督スレッドが大賑わいです。まずは移籍ポリシーの批判:若い南米の選手ばかり連れてきて、ヨーロッパで経験を積んでいる選手と契約しない、など。でもでも、トラオレやフレブには向こうから断られてしまったんですよね。思い起こせば、フレブが来ないとわかったとき、そしてラミレスの穴を埋める補強は結局ないとわかったとき、今の事態は充分予想されていました。(ものすごく嫌な予感はしたけれど、ジェスス監督がどうにかしてくれる!と不安を打ち消したのに・・・。)
また、システムの話も盛んでで、一つは4-3-3を勧める声。うーん、個人的にはパブロが消えるのであんまりだなあ。あとこのシステムはプレシーズンで結果が良かったとされているけれど、実際はそうでもなかったような。
その他システムについては、みんな自分の推すものを口々に。
例えばこんな感じのものとか:


なぜハビ・ガルシアではなくアイルトンなのかはよくわかりません。悪くなさそうですが、実際にはルーベン・アモリムが怪我をしているので、今のところは現実味がないです。

ジェスス監督のスレッドを読んでいたら、リヨン戦で前半パブロが右サイドを務めたことを知らない人がいて(ちゃんと試合は見ているのに)、びっくりしました。

見落としていた写真を1枚:


[CL] Lyon 2 - 0 Benfica

2010年10月21日 23時18分22秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
一日どんよりの気分でした~。お天気もどんよりだったし。さっき、たい焼きを食べてお茶を飲んだら少し落ち着いたけれど。

あんまりニュースを読む気になりませんが、ベンフィカ一行は木曜日の午前2時半にリスボンに到着。夕方17時から非公開練習です。

Serbenfiquistaではもちろん批判、非難が爆発。やっぱりジェスス監督への批判が多いです。
一番みんなが言っているのが、「CLを守備的中盤の選手1人で戦うチームなんて他に一つもない。無理に決まっている。どうしてハビとアイルトンを組ませなかったのか? 相手はセトゥバルやナバルじゃないんだよ! 国内リーグを戦うのと同じ感覚でやったら駄目でしょ。もっと謙虚にならないと!!」
まあそうですね~。今これを書きながらバルサ-コペンハーゲンを見ていますが、コペンハーゲンはベンフィカなんかよりもずっと良く試合をマネージしていますもんね。ただ、アイルトンと言っても、国内リーグではベンフィカの場合守備的に戦う試合はほぼ1試合もないので、ハビ・ガルシアとアイルトンのダブル・ピボーテを使う機会なんて全くないんですよね。それをCLの舞台でいきなりというのも、たぶんどっちにしろ通用しないような気がします。いっそ練習のために国内でアウェイのポルト戦、スポルティング戦を超守備的に戦ってみるとか・・・それにしたってたった年間に2試合です。構造的にCLで結果を出すのは無理?と一瞬思いましたが、確か去年ポルトもスポルティングも決勝リーグに進出しましたし、モウリーニョはポルトを優勝させたわけですから、監督の腕というのはやっぱりあるのでしょう。

そもそもチームの選手のバランスが非常に悪い、補強の大失敗の結果、チームは昨シーズンより大幅に戦力ダウンしているので、リヨンに負けるのは当然のことだという指摘もあります。確かに・・・。守備面でラミレスを失い、かつ補強がなかったというのは非常に痛手でしたね。思い起こせば昨シーズン、強い相手とのアウェイ戦では、ジェスス監督はハビ・ガルシアとラミレスをピボーテに使っていました。ラミレスの役割をカルロス・マルティンスに求めるのは難しいということです。でも、他にはリーグ戦で1試合もプレーしていないアイルトンしかいないんですから、ジェスス監督としてもどうしようもありませんよね。

そういうわけで、リヨンにフランスで負けるのは仕方がない、でもシャルケとは引き分けられたんじゃないの? 同じ選手たちを使っても、もう少し上手に試合のマネージメントをすれば違う結果が出たのでは?という声もあります。これは経験の差ということなのでしょう。あんなに致命的なミスばかりしていては・・・。ガイタンのように数分の間にイエローを2枚もらってしまうとか、未熟としか言いようがありません。ポルトのように何年も続けてCLに出れば、経験値もあがるだろう、と書いている人がいましたけれど、ポルトでさえ去年どこかのチームに大差で負けていたような(鬱)。

なんか書いているうちに激しく憂鬱になってきました(苦笑)。まあサッカーというのは奇跡は起きないものですね。サラゴサで学んだとおり、問題のあるチームは問題を修正しない限り、突然奇跡が起こって良くなるなんてことはないです。サラゴサとは違ってベンフィカは直ちに降格の危機にあるわけではないので、まだましと思わなければ。CLはホーム2戦とイスラエルのアウェイをとりあえず全力で頑張る、駄目だったらELで頑張る、国内リーグはなんとか2位狙い。その間に、システムの変更を含めて今ある問題点の解消を図る、というところでしょうか。

スタッツなどが見れるUEFA.comのページ(STATSをクリック):OL 2-0 SLB
パブロのパス成功率が低いなあ(泣)。後半とか意気消沈気味に見えました。あんまり走ってもいないように見えたけれど、これは70分で9181mだから普通には走っていたんですね。10人だったから走らされていたということかもしれませんが。

写真:






ところで、気分転換に全然ベンフィカに関係ないことですが、最近twitterというのが流行っていますよね?(いや、それほどでもないのかよくわからないけれど) ずっと前にアカウントは取ってあったものの放置状態だったので、深夜ネット観戦するときに、感想を書くとどうかなあと思って、先日引っ張り出してきました。(ユーザー・ネームをすっかり忘れていて大変でした。)ブログのテンプレを作るのと一緒で、背景画像を設定したり、色を指定するのは楽しいです。でも今朝わかりましたが、試合を見ていてもショックを受けていたりすると、つぶやく余裕なんてない。とにかく結果が悪いとつぶやく気になんてなれない!! それに無理して1人でつぶやいても、馬鹿みたいな気がしちゃいます。ブログもまあ基本自己満足の世界ですが、ある程度推敲して、完成したものが残るじゃないですか。自分が自分のブログの一番の読者というか、最近は過去ログが多すぎてあまり読み返しませんが、それでもときたま、適当な時期の適当な記事を読み返して、ああ、そんなこともあったよねえとしみじみする楽しみがあります。でも、twitterの過去ログは、気恥ずかしすぎる!(笑) もしかしたら、twitterでは自分のものより、他人の文章を読んで楽しむものなのかな? でも、知らない人のつぶやきがそれほど面白いとも思えないし・・・相変わらずさっぱり使い方がわからないのでした。(パブロがやってくれればもちろんフォローするけれど、絶対やらないタイプですよね。)

ぼろぼろ・・・

2010年10月21日 07時45分30秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
負けは予想できたけれど、内容が悪すぎですよねえええ。シャルケのときは、それほど強くもない相手に何やってんだか?!と思ったけれど、今日は、ちょっと歯が立たないというか、レベルに差が・・・。去年のセミ・ファイナりスト(確か)と、ヨーロッパに来て半年や3ヶ月の選手がスタメンのベンフィカでは、経験値が違いすぎるのは当然ですが、んー、午前3時半に起きて見ているこちらとしては、もう少し何とかならなかったものかと思ってしまいます(怒)。
アイマールも、後半とかどうしちゃったの?!という感じだったしなあ~。右サイドでのプレーは、バレンシア時代に一度だけやって完璧に消えたのでそれ以来全くやっていなかったと思うけれど、今日もやっぱり全然駄目でした。チームのミスが移ってしまったのか、ありえないパス・ミスも多くて・・・まあ、きっと本人も落ち込んでいるでしょう。いつも最後まで頑張るのがパブロなのに、今日は諦め気味に見えたから、What's wrong with you???ともどかしかったです。
ベンフィカで良かったのはロベルトとコエントロン、それからルイソンぐらいかな。後半に交代で入ったペイショットやサルビオたちは良く見えたけれど、たぶんリヨンが流していた時間帯だからであって、スタメンだったらまたミスが多かったでしょうね。

今日の試合を見た限りでは、ベンフィカはEL行きがふさわしいと言われても仕方がないです・・・。ロベルトとコエントロンが奮闘しなかったら、4-0、5‐0ぐらいになってもおかしくなかったですよね。

Previa [CL] Lyon - Benfica

2010年10月20日 21時20分53秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
いよいよ今晩試合ですね。放送はスカパーで:
10月20日 (水) 生中継 深03:30 Ch.193となっています。

リヨン到着時?の写真


パブロ、お髭が~と思ったけれど、練習の写真を見ると、剃ってあるような・・・。もはやサビオラとのツーショットはお約束? いえ、たぶんいつも2人で一緒にいるから自然にこういう写真が撮られるのでしょう。





練習時の気温は8度と冷え込んでいましたが、ジェスス監督は手袋や帽子の着用を禁止したそうです。また、当初練習は15分だけ公開の予定でしたが、寒い中応援に来てくれた30人(!)のファンのためか、監督はファンと報道陣が残ることを許可し、練習全てが公開されました。
リヨン市内は、デモ隊やストライキの影響で騒然としていて、用心のためにポルトガル領事館はポルトガルから応援に駆けつけるベンフィカ・ファンのために特別窓口を開設するそうです。

ジェスス監督は記者会見で、「この試合ではまだ何も決まらない。ハポエル戦に失敗したチームが、グループリーグを敗退するだろう。去年マルセイユに勝ったのだから、リヨンに勝つことは普通のことだ。私はオープンなプレーしか知らない。ベンフィカほどハイ・プレスをかけてプレーするチームはほとんどない。ルスでであろうと、ここであろうと。私たちは自分の試合をする。ファビオ(コエントロン)の状況については、もう少し練習を見なければならない。」

うーむ、ちょっと強気すぎな気もするけれど、大丈夫かな。去年のベンフィカと今年のベンフィカでは違うし。こういう発言をされると負けそうな気がして、落ち着かない気持ちになってしまいます。

個人的に心配なのは、監督の経験のなさと、選手たちの経験のなさですね~。シャルケ戦みたいな馬鹿馬鹿しいミスはもうやめて欲しい。それから、圧倒的なアウェイの経験が少ないもので、選手たちがアウェイでの戦い方を知らない点も不安。ポルトガルだと守備的に戦う、引き分けでもいい状況なんてほとんどないじゃないですか。O Jogoは、カルロス・マルティンスを真ん中に持ってきて守備力を高め、アイマールは右に回す予定と書いているのですが、それで守備力があがるのものなのか・・・。(それにパブロはせめて左でないと。) またSerbenfiquistaでは、多くの人が、「アイマール、ガイタン、カルロス・マルティンスの中盤はリヨン相手には自殺行為」だとして、アイルトンを中盤に入れて、ガイタン、カルロス・マルティンス、ハビ・ガルシアと組ませることを提唱しています。でも、それで守備力があがるのか、一回もやったことがないのでわからないし、一回もやったことのない布陣をCLで試すのは怖いと思うんですよね。 その布陣で先制点を入れられたら(そしてその可能性は低くはないような)、慌ててパブロを入れても、追いつけるとは考えにくいですし・・・。だったらいっそ、いつもどおりの布陣でいつもどおりにやったほうがいいのかも。普段どおりか、普段より守備的にするか、Serbenfiquistaでも意見はちょうど2分されています。難しい。ルーベン・アモリムが負傷中というのは痛いですね。もちろんコエントロンが100%でないのも。よく考えると怪我人は多いし、ベンフィカはとても厳しい状況ですよね(ため息)。

この試合に負けると、グループ・リーグ突破は絶望的とは言わないまでも相当厳しくなると思います。勝てばもちろん最高の結果で、引き分けでも、まあまあの結果。ただし、ルスでのシャルケ戦とリヨン戦が必勝となります。(やっぱりドイツでのシャルケを落としたのが響いてきそうな気が・・・。)
今季のベンフィカを見ている人なら、今日の試合については誰もあまり自信が持てないと思いますが(ポルトガルにいるベンフィキスタでさえも)、ファンがきりきりしても仕方ないので、あとは選手たちが良いプレーをしてくれることを祈るしかありません。
今晩の審判はスペイン人です。
誰も怪我することなく、良い試合ができますように。