A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

PREVIA [ Liga 3 ] Benfica - Vit. Setubal

2009年08月31日 21時56分05秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
もやもやした気持ちのまま、今晩試合です。
もう10時半からの練習も終わった頃で、アイマールの最終テストは済んでいると思いますけれど、ベンチ外かどうかは発表されないから、試合時間になってみないとわからないですよね。試合は20時15分より。午前4時過ぎにとりあえず起きてみるしかないのかあ・・・。

昨日のジェスス監督の記者会見をもう一度A Bolaのon line版で読み直すと、「アイマールを試合で使えると信じている、最初からか、あるいは途中からか。」と言っていますね。もしベンチに入れたとしても、先発はないんじゃないかなと思います。日曜日の練習情報はありませんが、ずっとジムだった選手、ぎりぎりまで召集できるかわからなかった選手をいきなり先発というのは考えにくいです。パブロは日曜日は、シャフェルに運転してもらって、シャフェルの車で練習場から帰ったそうです。「痛みのあるアキレス腱に無理をさせないため」と記事内に書いてありました。右足アキレス腱なので、アクセルやブレーキを踏むのに支障があるのかな。でも、運転ができないようでは、到底試合出場は厳しそうです。(それにしてもサビオラの車ではないんだなあ、なんて。)

パブロがプレーできなかった場合は、セサール・ペイショト(この表記でいいのかな)が出場の見込み。Serbenfiquistaでは、おととい加入したばかりのPhilip Menezesのほうがいいのでは?という意見がありますが、さすがに練習を一度もしないうちに公式戦というのは無理かと。ロッベンはバイエルンで大丈夫だったじゃん!と言っている人がいましたけれど、オランダ人がドイツ・リーグでプレーするのと、21歳の南米人がヨーロッパのリーグでプレーするのとでは違いそうです。
O Jogoなどの予想スタメンを見ると、大胆にもアイマールの名前があります・・・。常識的に考えると、無理はさせないはずですが。その他のメンバーは、いつものレギュラー。右SBはアモリム、左はシャフェルで、CBはルイソンとダビド・ルイスのコンビ、ハビ・ガルシア、右にラミレス、左にディ・マリア、2トップはもちろんカルドーソとサビオラです。パブロのポジションに、ヌーノ・ゴメス、またはサビオラやディ・マリアというのも手だと思うのですが、ジェスス監督はペイショトを使いたいのでしょうか。

ジェスス監督とセトゥバルの監督さんは以前に大喧嘩をしたことがあり、因縁の対決らしいです。なんでもどこかのクラブで(すみません、昨日読んだ記事で保存しなかったので名前を忘れました!)Carlos Azenha現セトゥバル監督は、ジェスス監督のアシストだったそう。成績不振でジェスス監督は解任され、Carlos Azenhaが監督に昇進して、それ以来仲が悪いんだとか。(一応喧嘩の仲直りはしたみたいです。) 解任だなんてあんまり試合前に縁起の良い話題ではなかったですね~。もう止めておきます。

月曜日ですが、ルスは3万人のお客さんが入る予想。ポルトもスポルティングも勝っているので、何が何でも勝利が必要です。また守備を固めてくるでしょうから、なんとか早めに先制点を挙げたい・・・(祈)。すごく心配ですけれど、今までのパターンだと、アイマールがぎりぎりで欠場した最初の試合は案外簡単に勝てたりするから、Let's see.
チームは試合翌日の火曜日12時にセルティックとの親善試合をするためにトロントへと出発する予定。アイマールは行くのでしょうか、全く情報がありません。

(写真は去年の入団時のもので、何の脈絡もありません。前見たときよりも大きいサイズだったので・・・すごく爽やかだし。)

召集されました、一応・・・

2009年08月30日 23時23分49秒 | LIGA SAGRES 09-10
全ての新聞サイトがアイマールのV.セトゥバル戦の欠場を予想していましたが、驚愕したことになんと召集に入っています・・・。昨日までジムで、だ、大丈夫なのかな。今日の練習状況がどうだったかも情報はありません。ただし、19人が召集されているので、今日は様子見で明日ベンチ外になる可能性もありますね。昨シーズン似たようなことがありましたし。

召集メンバー:
Guarda-redes: Moreira e Quim;
Defesas: Shaffer, Luisão, Luís Filipe, David Luiz, Sidnei e Miguel Vítor;
Médios: Rúben Amorim, Javi García, Ramires, Aimar, Fábio Coentrão, Di María e César Peixoto;
Avançados: Cardozo, Keirrison, Nuno Gomes e Saviola.

ジェスス監督の記者会見を読んでも、アイマールについて触れている箇所はないようです。
明日テストを一度してみて、プレーできるかどうか試す、という情報もありますが、さて。

と思ったら、O Jogoにジェスス監督の言葉が出ていました。
「月曜日にまだ練習があるので、そこで彼がプレーできるかどうかテストをする。
私は診断を言うことはできない。でも(怪我は)特別なものではないと信じている。それだから召集されたわけで。(アイマールがプレーできなかった場合は)後の18人がいる、誰もが彼の替わりにプレーできる、GKを除いてね。」
実際問題として、パブロの替わりにプレーできる選手というのはあまり多くはないですけれどね。

月曜日の試合が終われば、代表週間で一週空くので、明日は無理せずにしっかり治したほうがよいような気がします。こういうところでパブロは無理をしがちで、目先の試合にとらわれずにあのときにちゃんと治しておけばなあ!と後になって思うことがよくあるので。アキレス腱は悪化すると非常にやばいらしいです(怖)。

アメリカにいたときは召集メンバーを書いて、そのままPreviaを書いて、翌日試合だったのですが、ここだと試合はまだ今晩ではないんですよね。もう一日あると思うと変な感じです。

(さて、歴史的選挙でテレビは盛り上がっていますけれど、私はなぜか選挙権がありませんでした、というか選挙の葉書が来なかったので・・・。7月帰国だと選挙権はもらえないものなんでしょうか。 )


土曜日の練習はジムのみ

2009年08月30日 07時10分05秒 | LIGA SAGRES 09-10
という情報しかありません・・・。マキシ・ペレイラが既にグラウンドで練習(早い!)、カルロス・マルティンスとウェルドンがランニングをしたのに対して、アイマールはアキレス腱の痛みを訴えてジムのみ。明らかに怪我人の中で一番悪いですよね・・・。日曜日は10時半から練習で、その後招集選手が発表されて、監督の記者会見があります。パブロの召集はほぼ無理でしょうが、どの程度の怪我なのか少しはわかるといいのですけれど。

I'm so worried...

2009年08月29日 23時18分59秒 | LIGA SAGRES 09-10
もうショックが大きすぎて、新聞サイトを見るのも怖いし、何にも書きたくないです(涙)。今のところA Bolaのon line版しか報道していないので、みんな「I don't want to believe!」としか言えない状況で、私だって・・・。でもこれがCorreio da ManhaならともかくA Bolaの報道では、確か去年もオフィシャルの発表より前にパブロの怪我状況を報道していたことを思い出すと・・・。今日の現地時間6時から練習があるので、それから少しすればはっきりしたニュースが出るでしょう。読みたくないけれど。
土曜日の夜、ベンフィカは突如ブラジル人の21歳のPhilip Menezesという選手の加入を発表しました。ポジションは攻撃的中盤、10番となる選手です。移籍金は110万ユーロ。ルイ・コスタは何週か前に加入の面ではもうチームはクローズと言っていたのになぜ今?とそのニュースを読んだ途端に、頭の中でがんがん警報が鳴ったような気がしました。はっきりしたことがわからないのは辛いけれど、はっきりしたことを知るのも怖いです・・・。

アキレス腱の痛み・・・

2009年08月29日 12時11分04秒 | LIGA SAGRES 09-10
A Bolaのon line版に、アイマールはアキレス腱の痛みで月曜日の試合には出れない、と書いてあるのですが。土曜日の昼間から真っ暗になっちゃいましたよ(涙)。
意味不明の交代、召集外、ジム、そして今朝はブラジルの21歳の10番のポジションの選手の獲得、と絶対に何か悪いことがあるんじゃないかと思っていたら・・・。私の心配ってほとんど百発百中なんじゃ(激鬱)。全然まったく一つも嬉しくないです。
それで、アキレス腱の痛みって、もう何年も前恥骨炎の直前にやっていましたよね。3週間から2ヶ月くらいかかると書いてあるサイトを読みましたけれど、はあ~。

Drewの結果

2009年08月28日 23時11分10秒 | LIGA SAGRES 09-10
Europe Leagueの抽選の結果は:

Group I

Benfica
Everton
AEK Athenas
FC Bate Borisov

エバートンの話を書いていたら、本当に来ちゃいましたよ・・・。抽選のライブを見始めたときには、もう既にエバートンがベンフィカのグループに入っていて、がーん! 抽選ライブをしっかり見たのは初めてのような気がするのですけれど、結構ドキドキするものですね(泣)。最後のポット4でジェノアが出たらどうしようと真剣にハラハラしました。(どうしてautomaticallyにバレンシアのところに行ったのかよくわからなかったけれど。)

んー、この抽選結果は決して良いものではありませんが、もっと厳しくなる可能性もありましたから、so soといったところでしょうか。いや、でもやっぱり結構厳しいかなあ。エバートンは、ベンフィカと互角かあるいは上のような気がするし、AEKはギリシャでは絶対勝てなさそう、そしてBateはベラルーシのチームです。去年チャンピオンズ・リーグに出て、ユベントスに勝ったんでしたっけ?

正式にUEFAのページで見たわけではないので、間違いがあるかもしれませんが、日程はこんな風になるでしょうか。と思ったら、UEFAから正式な日程が発表されました。全然違うじゃん! ということで訂正。

17.09.2009 - > Benfica - BATE Borisov
01.10.2009 - > AEK Athens - Benfica
22.10.2009 - > Benfica - Everton
05.11.2009 - > Everton - Benfica
02/03.12.2009 - > BATE Borisov - Benfica
16/17.12.2009 - > Benfica - AEK Athens

ベラルーシでのアウェイがもろに真冬ですね・・・(ブルッ)。
Serbenfiquistaでは、「簡単なグループではないが、全力を出せば1位になれる可能性は充分ある、頑張ろう!」という書き込みが主です。でも、紹介されていたエバートンのファン・フォーラムを見たら、彼らも全く同じ事を書いていました。特にこの書き込みは・・・。
actually it's a good draw.
benfica was a big team back in my grandfather's days, not anymore. don't like to play greek teams, but this one should be ok. bate borisov? could be worse!

it's a good draw and we should target the top spot in our group.
お祖父さんの時代のビッグ・クラブって・・・ははは。

他のグループの一覧:

  

Everton - Benficaは放送の可能性は少しあると思うんですけれど、他のグループの試合との組み合わせ次第ですよね。ビジャレアル-ラツィオ、バレンシア-ジェノアと重なってしまったら駄目でしょう。ええと、この一覧:Result of the drawを見るとmatchday 3と4は期待が持てるかも。ビジャレアル-ラツィオは決まりとして、後はセルテック-ハンブルク、ローマ-フルハムとの争いですね。(って試合結果より放映日程のほうが気になったり。そりゃ唯一のテレビで見るチャンスですもん!)
それにしても試合開始時間が19時と21時5分の交互というのも妙です。(日本からだと試合時間もすごく気になる・・・。)

[ EL Playoff ] Vorksla Poltava 2 - 1 Benfica

2009年08月28日 19時04分05秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
Sachko (1-0, 48m), Saviola (1-1, 60m), Yesin (2-1, 73m)という経過で、2-1で負けました。ベンフィカは公式戦今シーズン最初の敗戦です。もちろんaggregateは5-2なので、無事にプレーオフは突破、グループ・ステージに進めます。これに伴いUEFAから100万ユーロのお金がもらえるようで・・・良かったですね。

合計で5-2というと楽勝に見えますし、目的は果たされたわけですから、良い結果と言えるのかもしれませんが、うーん・・・。他の試合結果を見ると、スカパーで放送されそうな強豪(!)チームはホーム、アウェイ関係なく二戦勝っていますよね~。ウクライナでの試合とはいえ負けというのは、ちょっともやもやするものがあります。なんというか、本当には強くないんだなあ、という感じ。

ギマランエス戦のスタメンからは7人が入れ替え。Morreira, Luís Filipe, Sidnei, Fábio Coentrão, César Peixoto; Nuno Gomes, Keirrisonが新しく入った選手たちです。7人も入れ替えれば、試合が低調になるのは仕方ないのかな?と思いますが、でもシドネイ、コエントロン、ヌーノ・ゴメスはほぼレギュラーですよね。その上、アイマールの代役だったCésar Peixotoはとっても良かったそうなんです。O Jogoでは、マジックを持ったクリエイティブな選手と絶賛されていますね。股抜き、ワンツーとアイマールに劣らないテクニックを披露したそう。パブロとローテーションをできる選手が見つかり、ジェスス監督には好材料だった思われますけれど、それでこのメンバーで負けるというのはなんだかなあ。この先に不安感を抱かせるものではあります。

今朝は5時に起きて、サビオラのゴールから見始めました。サビオラのゴールは良かったんですが、それ以外はみんなダラダラしたプレーぶり。途中交代で入ったディ・マリアは全くやる気がなかったし。
Serbenfiquistaのフォーラムでは、「こんな格下チームに負けるなんて、たとえアウェイでも許されない。プライドはないのか!」と激怒している人たちと、「まあまあ、予選突破が最大の目的だったんだからいいじゃない。ローテーションもしたんだし仕方ないよ。」という人たちの両方がいます。
私が個人的に思うのは、もちろん勝ったほうが良かったけれど、みんなが思うほどチーム力に差がないんだよ、きっと、ということ。グループ・ステージでも厳しい戦いが続くことでしょう・・・。

ジェスス監督の談話:
「ポルタヴァは後半ベンフィカよりも良かった。私はチームに施した変更により、試合には負けるかもしれないが、予選を失うことはないだろうと知っていた。出場機会の少ない選手たちにプレー時間を与える事を選択しなければならなかった。将来のチームが機能するために、ルスでの4-0という結果を利用したのだ。」
ミゲル・ビトール、イェブダが使われなかったのが不思議です。
もう一つのポルトガルのチーム、Nationalは、ホームで4-3だった後にゼニトのホームで1-1という素晴らしい結果。グループ・ステージ進出を決めています。劇的な同点ゴールだったみたいですね。
今日これから日本時間の午後8時より、グループ分けの抽選があります。ベンフィカはポット1に入っているので、多くの強豪チームとは当たらないはずですが、ジェノアやラツィオ、セルティック、エバートンなどはポット1じゃないので心配。
ポット1にはこんなチームが。

Werder Bremen
Villarreal
AS Roma
PSV Eindhoven
Shakhtar Donetsk
Sporting
Hamburger SV
Benfica
Valencia
Panathinaikos
Ajax
Steaua Bucuresti

ベンフィカがポット1に入れることが奇跡的に思えますが・・・(失礼)、3年くらい前はCLに出ていたからでしょうか。また深夜にでも抽選の結果を書くかも。

Pot2以下:

Pote 2:
Fenerbahçe
FC Basel
Lille OSC
Celtic
Everton
Club Brugge
Heerenveen
Galatasaray
Anderlecht
Austria Wien
FC København
Lazio Roma

Pote 3:
Hertha BSC
Sparta Praha
Dinamo Bucuresti
AEK Athens
Slavia Praha
Metalist Kharkiv
Levski Sofia
Aston Villa
Athletic Bilbao
Partizan Belgrade
Hapoel Tel-Aviv
FC Twente Enschede

Pote 4:
Dinamo Zagreb
Fulham FC
CSKA Sofia
Toulouse FC
CFR Cluj
Genoa
FC Timisoara
BATE
Nacional
FC Salzburg
FK Ventspils
Sheriff Tiraspol

今日の試合の選手たちの採点:

Bola- Jogo
Moreira 4-4
Luis Filipe 5-4
Luisao 5-5
Sidnei 5-5
David Luiz 5-4
Javi García 6-5
Ramires 5-5
Fabio C. 6-6
C.Peixoto 6-6
Nuno Gomes 5-6
Keirrison 4-5
(R.Amorim 4-3)
(Di Maria 5-4)
(Saviola 6-6) 



Estádio Oleksiy Butovskiy, em Poltava (Ucrânia)

Árbitro: Claudio Circhetta (Suíça)

POLTAVA: Dolganskyy; Yarmash (Bezus, 46m), Medvediev, Dallku e Curri; Krasnoporov, Markoski (Chesnakov, 89m) e Despotvski; Kulakov, Yesin e Sachko (Chychykov, 72m).

Suplentes: Velychko, Gromov, Pyeskov e Januzi.

Treinador: Mykola Pavlov.

BENFICA: Moreira; Luís Filipe, Luisão, Sidnei e David Luiz; Javi Garcia, Ramires (Rúben Amorim, 71m) , Fábio Coentrão (Di Maria, 63m) e César Peixoto; Nuno Gomes (Saviola, 46m) e Keirrison.

Suplentes: Júlio César, Miguel Vítor, Shaffer e Cardozo.

Treinador: Jorge Jesus.

Disciplina: Cartão amarelo para Nuno Gomes (10m), Yarmash (21m), Saviola (68m), Javi Garcia (76m), Bezus (87m).

Golos: Sachko (1-0, 48m), Saviola (1-1, 60m), Yesin (2-1, 73m).

Ao intervalo: 0-0.

PREVIA [ EL Playoff ] Vorksla Poltava - Benfica

2009年08月27日 21時03分02秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
今晩は19時45分からウクライナで試合です。日本時間では午前3時45分かな?

ジェスス監督はCesar Peixotoの先発をアナウンスしました。「セサールが入ることは確認できる。私は彼の事を完璧に知っている。攻撃の局面ではとてもクリエイティブで、同時に守備もとても上手い。」 記者からの「10番のポジションもできるか?」の質問には、「そうだね、その可能性もある。」とのことです。
というわけで、予想スタメンは:
Moreira; Luis Filipe, Luisão, Sidnei and David Luiz; Javi Garci'a, Ramires, Cesar Peixoto and Fábio Coentrão; Nuno Gomes and Keirrison

ルーベン・アモリム、ディ・マリア、カルドーソ、サビオラが温存でベンチ・スタートとなる見込み。RecordはGKにモレイラではなくてJúlio Cesarのほうを予想していますね。

こぼれ話としては、ベンフィカの専属コックさんがチームに同行。
またディ・マリアのお父さんもチームに同行してウクライナに行ったそうですが(すごいですね!)、息子と違ってEUパスポートを持っていなかったために、キエフ空港の入国審査で3時間半も足止めされたのだとか。ベンフィカのスタッフが、チームに同行している旨を説明して初めて入国が許可されたらしいです。おかげでお父さんはキエフに一泊してから、Poltavaに向かう羽目に・・・。

どの新聞サイトも、「ベンフィカはファースト・レグで4-0のcomfortableなリードを持っている。大事なのはこのリードを上手くキープすること。プレーオフ突破はほぼ手中にあるのだから。」としています。でも、サッカーには(まあどんなスポーツにも)絶対はないですからねえ~。以前国王杯で、サラゴサがマドリードに7-0で勝って、セカンド・レグでは6-0まで詰め寄られているのを見たことがあります。あとは、有名なミランとデポルティーボの試合とか。ベンフィカ自身も昔CLでセルタに6-0で負けたことがあるらしいですし(まさかVFが監督のとき?)。とにかく気を引き締めて、油断せずにやってほしいものです。

ところで話は変わりますが、昨日のサビオラの記者会見で一番印象に残った言葉はこちら:
「僕にはたくさん向上しなければならないことがある、新しいリーグに入るというのは簡単なことではないんだ。僕は全く違う試合に慣れていたから。」
あは、本当ですよね~。アイマールは絶対にこういう正直な感想を言わない人なので困るんですけれど、実際ものすごく違うと思います。スペイン・リーグでは、みんな足だけを使ってサッカーをするじゃないですか。押したり引いたりぶつかったりは、基本的にはファウルになるせいか、みんな最初からあんまりやらない。でもポルトガルでは、とりあえずぶつかっておくか、という感じです。サッカーというよりはむしろラグビーみたいで、試合の流れは切れ切れ。極限すれば、アイマールやサビオラには全く合っていないリーグだと思いますが・・・来てしまったものは仕方がない・・・頑張ってもらうしかないです。

今日の試合は、5時起きして後半を少しだけ見ようかなと思いつつも、起きられないかも。
下の写真は、開幕戦のマリティモ戦から。パブロのこの表情は、サラちゃんたちが観客席にいたのかな?


ウクライナに到着

2009年08月26日 22時38分25秒 | LIGA SAGRES 09-10
リスボンにいるアイマールは、水曜日もジムで体調キープ(?)のための運動。月曜日の試合にはOKと書いてありますが、新聞報道は当てにならないからなあ。つい自分のブログの2年前のアリス(ギリシャでの)との試合のあたりを読み直して、無駄に暗くなりました(苦笑)。(我ながら、すごい臨場感あるんだもの、当時を思い出してしまって・・・)

ベンフィカのチーム一行は無事にウクライナ、Poltavaに到着しています。途中、道で牛の一群に行く手を遮られたとか。写真を見ると、でも道はずいぶんいいように思えますよね。

キエフでは気温25度だったのが、Poltavaでは15度。涼しそうです。チームは現地時間水曜日の10時半からButovsky Vorsklaスタジアムで練習を行いました。
Recordの情報によると、ジェスス監督はアイマールのポジションにCesar Peixotoを起用するそうです。一瞬「大丈夫?」と思ってしまいましたが、よく読むと昨シーズン、ジェスス監督のブラガでずっと10番を務めていたそう。それなら、大丈夫ですね! (ブラガはUEFAではベンフィカよりずっと先のほうまで勝ち進んでいましたし。)
ジェスス監督の記者会見も既に行われていて、記者から「Cesar Peixoto, Luis Filipe(右SB) and Júlio Cesar(GK)はプレーするのか?」と聞かれ、監督は「そのうちの何人かはプレーするだろう。」と答えています。また、「勝つことが優先事項。」とも。そうですね、リードを守る事ばかり考えていると、痛い目に遭いますから。

この後、選手の記者会見もあるはずですが、まだ新聞には載っていません。と思ったら、今見たところサビオラでした。「適応は上手く行っている。」と話しています。そういえばO Jogoによると、サビオラは既にマドリードの二年間でのプレー時間よりたくさんベンフィカでプレーしたそうです(驚)。

Serbenfiquistaでパブロのスレッドを読むと、なぜかハンドボールの話が・・・(笑)。なんでもハンドボールのほうがサッカーよりフィジカル的に大変で、技術も必要なんですって。So what?
同じくSerbenfiquistaで、「Benfica escreve-se: ベンフィカ (日本語でBenficaはベンフィカ)」と書いてあったので驚愕。よくわかったなあ。Aimar:アイマール、Pablo;パブロ、Lisbon:リスボンだから、みんな覚えてね、なんて。

ギマランエス戦の写真を追加。





アイマールはV.Poltava戦に召集外

2009年08月25日 18時27分49秒 | LIGA SAGRES 09-10
んー、やっぱり心配だなあ(泣)。
アイマールは月曜日の午後18時から行われた練習でmanagement of effortのみ。つまり調整だけで(具体的に何をしたのかわかりませんが)、チームとは練習をしませんでした。そしてその後発表されたVolksla Poltava戦の召集メンバーから外れています。
新聞報道は、来週月曜日の第3節V.Setubal戦のために、10時間もかかる旅を避けてアイマールを温存することをジェスス監督が選択した、としています。本当に疲労のためだけならいいのですが、やっぱりどこか怪我?と心配になっちゃいますよ~。

なんでも、昨日の試合でハーフ・タイムが終わってベンフィカの選手たちが出てきたとき、パブロだけはみんなと一緒に出てこなくて、後からギマランエスの選手たちと出てきたそうなんです。どこか不調があって、ジェスス監督にそのことを話していたんだろうか?とか。55分に交代になったときも、全然驚いた様子なく、まるで予期していたかのようにグラウンドを去ったから、ついいろいろ考えてしまいますが、考えてもわかりませんよね。ただ、二年前もサラゴサでちょっとしたオーバーロードのためにギリシャでのUEFAの試合に行かなかったことを思い出して、しかも結局あれが恥骨炎の再発だったことを思い起こすと・・・(涙)。 でもあれこれ想像しても仕方ないので、とにかく無理せずゆっくり休んでほしいものです。
今Recordを読んだら、アイマールはジムでエクササイズと書いてあります。疲労だけならジムには行かないですよね・・・。やっぱり怪我?

チームは火曜日の10時にリスボンを出発。キエフ到着はポルトガル時間で14時30分(現地時間16時30分)、更にキエフの空港から336キロ、5時間道路を走ります。全行程10時間、片道4500キロ。試合後はすぐにキエフを発って、金曜日の8時30分にリスボンに戻る予定です。

召集メンバーは:

GK: Moreira, Quim and Júlio Cesar;
Defenses: Shaffer, Luisão, Filipe Luis, David Luiz, Sidnei and Miguel Vítor;
Medium: Javi Garci'a, Ramires, Fábio Coentrão, Di Maria, Rúben Amorim, Cesar Peixoto and Yebda;
FW: Cardozo, Keirrison, Nuno Gomes and Saviola.

ディ・マリアやカルドーソも外した方が良かったような気がします。カルドーソは昨日の試合で、汗だらだらでかなりばてていましたし。
こんなに厳しい行程だと、他の選手から「アイマールは優遇されているなあ」なんてダレッサンドロみたいに妬まれそうで嫌だな・・・。ファンは、いつもパブロが限界まで頑張るタイプで、本当に限界を越えるとき(というか限界を越えて初めて)練習や試合を諦めることを知っているけれど、他の選手は知らないですもんね。

その他の召集外の選手は、カルロス・マルティンスやウェルドンなど。ウェルドンは当初の予想よりも重傷で、治るまで一ヶ月もかかるそうです。がーん。昨日ケイリソンがあまり使えないことがわかったので(失礼、まだわかりませんね)、フォワード陣が急に手薄に思えてきました。

月曜日の練習では、ギマランエス戦でサブだった選手がジュニアの選手と練習試合。マントーラス、ケイリソン、コエントロンのゴールにより3-0で勝ったそうです。イェブダが左大腿に違和感を訴えて練習を早く切り上げ、またコエントロンも皆より早く切り上げています。大丈夫?! 2人とも召集メンバーに入っているので、大丈夫だったのかな。

キャプチャー写真の追加。

相手のFK時、パブロが審判にあれこれ文句を言っている横で、手を繋いでいるサビオラが「もうちょっとこっちだよ、こっち。」とパブロの手を引っ張っているところ。妙に和むシーンでした~。アイマールってわりとピッチ上では怖そうで、あんまりパブロと気安く手を繋いでいる選手を見ないので。


交代するとき。


ベンチで。機嫌悪そう。


ちっちゃい・・・。サビオラの横じゃないんだなあ。



[Liga 2] Vit.Guimaraes 0 - 1 Benfica

2009年08月24日 20時07分54秒 | Liga08-09プレビア&レポート
ジェスス監督がアイマールを何故交代させたか聞かれて答えたのは、「怪我ではない。結果が出ていなかったから。」でした。subrendimentoというポルトガル語に引っかかっていましたけれど、「成果が出ない」とか要するにプレーが悪いということですね。

いつも不思議なんですが、ぼやけた小さな途切れ途切れのネット画面でも、アイマールが良い出来だと感じるときは後でダウンロードしたファイルで、もう少し大きい画面で見直しても良い出来だし、駄目だなと感じたときは、やっぱり後で見直しても悪いんですよね。今日の試合をライブで見ていたとき、確かにパブロはすごく良くはなかったけれど、すごく悪いわけでもなく、(後半に期待かな、疲労が心配だけれど)という程度でした。だから55分に交代になったときはものすごくびっくりして、でもパブロ自身は特に驚いた様子もなく交代していたので、(怪我? それとも罰??)なんていろいろ考えてしまいました。で、さっきDLしたファイルを見直したところ、やっぱり交代させられるほどには悪くはないと思います。(だんだん時間経過とともにボール・キープができなくなっているけれど)

うーん、一体なぜ?と悩みつつO Jogoを読んだらこんな記事が。
「試合の前、私は何人かの選手を先発させるのにためらいを感じていた。私はリスクを冒したが、やはり彼らは木曜日の試合での努力から疲れていた。」として、ジェスス監督はアイマールとサビオラがそれらの選手のうちの2人であることを認めた。
なるほど~、試合前からパブロたちはコンディションが悪かったけれど、少し無理をさせて先発、でもやっぱり調子が悪そうなので早々に諦めたということですね・・・。それならわかるかも。でも、試合終盤、11人のベンフィカは10人のギマランエス相手にほとんどチャンスを作れませんでした。引き分けまたは負けていたら、ジェスス監督の采配は批判されたことでしょう。

実際、アイマールの前半30分ごろのプレーとか結構いいし。このあたりでさっくり点が取れていれば、後半20分ぐらいまでプレーして交代と、何の問題もなかったはずです。ベンフィカはちょっとチャンスで外しすぎですよね。もちろんアイマールも含めて(泣)。パブロのシュートは、キーパーは触っていないように見えます。キーパーが触れないくらい上手くタイミングを外したけれど、コースが・・・とか? でもパブロ自身はコーナーだと思っているから違うか。

試合のダイジェストはこちら:



Correio da Manhaによるとギマランエスのシステムは、3-6-1だったそうです。そ、そんなシステムが・・・。まともにサッカーの試合をできるのは、ポルトとスポルティングと、後ニチームぐらいしかないのはわかっているので、なんとか良い策があるといいのですが。決めるときにちゃんと決める、それに尽きるかも。そういえば、PKのキッカーとしてカルドーソを起用し続けるか聞かれて、ジェスス監督は「他のオプションを考えるかもしれない。」と言っています。記者から「アイマールとか?」と質問されて、「それも私の考えに近い。」 ええっ~、パブロは駄目でしょう~、他の選手のPKも正視できないのに自分が蹴るなんて絶対に無理。ただ、他の記事では「カルドーソが続ける。」とも言っているようなので、ほっ。カルドーソもこれだけ失敗すると癖になりそうで怖いですけれど。

今日の試合で良かったのは、アイマールの顔は綺麗だったこと。あっ、もちろん最終的にベンフィカが勝ったことが一番ですけれどね。

俳優にだって余裕でなれそうです。


同じく。


同じく。


これは、前半の最後、カルドーソに出したパスが思い通りに行かなくて。


ダイジェストにもありましたが、シュートを外してがっくりするパブロ。Cheer up, Pablo!


(今日はこの写真セクションしか本当は書きたくなかったです・・・)

各紙の採点:

Bola-Jogo-MF/5点満点
Quim 5-4-3
Amorim 6-6-3
Luisao 6-5-3
D.Luiz 7-6-4
Shaffer 6-5-3
Javi Garcia 5-5-3
Ramires 7-7-3
Di Maria 6-6-4
Aimar 5-5-2
Saviola 4-4-2
Cardozo 4-4-2
(Nuno Gomes 4-3-2)
(Fabio Coentrao 6-5-4)
(Keirrrison 3-3-2

大体同意ですが、ケイリソンがアイマールと同じ点というのはないかな。後半45分間ずっとほとんどいるかいないかわからないぐらい消えていたので。

な、なんとか勝ちましたが・・・

2009年08月24日 09時09分32秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
90分(!)、コエントロンのFKからラミレスのヘディング・ゴールで、ぎりぎり0-1の勝利。

木曜日の試合を見たときからやばいんじゃないかと思っていましたが、やっぱりアイマール、全然普通にプレーできませんでした(泣)。二日では全く疲労から回復できなかった感じ。なんと55分に交代になってしまって。ジェスス監督もベンフィカTVに「怪我ではなく、疲労のため。」と認めています。また、試合後の記者会見で、「何人かの選手のプレーぶりは良くなかった、アイマール、サビオラ、ディ・マリアの場合のように。彼らには木曜日の試合の疲労があった。」と話しました。

加えてカルドーソもよくなかったためにベンフィカの前半は、ギマランエスに試合を支配され、心が冷え冷えするような出来。その中でも唯一のゴール・チャンスはパブロがGKと1対1になった場面だったのに、見事に外してしまって、最悪の印象を与えることになりました(鬱)。後半10分で替えられたときには、決定機を外した罰?とさえ思いましたよ・・・。あれは入れないと・・・って本人が一番良くわかっているでしょうけれど。

試合はその後、誰が見ても明らかな相手ディフェンスのハンドでベンフィカがPKをゲット。しかしカルドーソがまたこれを外して・・・もう今日はベンフィカの厄日?と思えるような最低の展開です。ハンドをした選手が二枚目イエローで退場したためにギマランエスは10人になったのですけれど、カルドーソのPK失敗ショックが甚大で、ベンフィカはほぼチーム壊滅状態に。10人のギマランエスのほうが二度決定的なチャンスがあり、まさかの敗戦を覚悟しました。もう引き分けで御の字だあと冷や汗だらだらの90分、たぶん最後のチャンスであっただろうFKからラミレスが決勝点を入れて、終わってみればベンフィカの勝利です。アイマールがピッチにいないほうが運はあるのかも・・・。試合結果に納得できないギマランエスのファンたちが暴れて警官が介入しましたが、まあファンたちの気持ちはわかりますね。

もちろんパブロ、厳しく批判されています。「こんな出来では、これからはベンチだあ!」とか。でも、どちらかというと、アイマールが良くないとベンフィカのパフォーマンスも最悪になることがよくわかる試合だったんじゃないかと。
もうSerbenfiquistaに試合のファイルがアップロードされているので、後でそれを見てから夜にもう一度書こうと思います。

Estádio D. Afonso Henriques, em Guimarães

Árbitro: Pedro Proença (AF Lisboa)

V. Guimarães: Nilson; Andrezinho, Sereno, Gustavo Lazzaretti e Desmarets; Moreno, Flávio Meireles e Nuno Assis; Jorge Gonçalves (Alex, 59m), Targino e Douglas.

Suplentes: Serginho, Roberto, Rui Miguel, Marquinho, Custódio e Tiago Alencar.

Treinador: Nelo Vingada.

Benfica: Quim; Rúben Amorim, Luisão, David Luiz e Shaffer; Javi Garcia (Nuno Gomes, 74m), Ramires, Di Maria e Aimar (Fábio Coentrão, 55m); Saviola (Keirrison, 46m) e Cardozo.

Suplentes: Moreira, Luís Filipe, Sidnei e César Peixoto.

Treinador: Jorge Jesus.

Golos: Ramires (0-1, 90m)

Disciplina: Cartão amarelo para Javi Garcia (28m), Flávio Meireles (52m), Nuno Assis (72m), Fábio Coentrão (90+2m). Cartão vermelho a Flávio Meireles (60m), Nuno Assis (90+2).

Ao intervalo: 0-0.

Resultado final: 0-1.


Previa [Liga 2] Vit.Guimaraes - Benfica

2009年08月23日 21時42分07秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
スポルティングが負けましたね、でも先週も先にスポルティングとポルトの引き分けがわかっていたのに、同じ結果だったから・・・今度こそ何とか良い結果となりますように(祈)。

Maisfutebol以外の新聞サイト、A Bola、Record、O Jogoなどは、今晩の試合でヴォルクスラ戦と同じ先発イレブンを予想しています。Maisfutebolだけが、コエントロンのところにラミレスを予想。

ベンフィカは土曜日の朝にリスボンを出発して、18時から非公開練習をしました。なのでスタメンは本当のところは誰にもわからないわけです。通常ならば、午前中にルスで練習をして、その後監督が召集メンバーを発表、記者会見という流れです。でも異例にジェスス監督は、招集メンバーを一日早く発表して、試合前の記者会見は行わないことにしました。必要以上のメディアからの注目を避けるため、また木曜日の試合の結果生まれた興奮を鎮め、選手たちがより平静に試合に集中できるようにするためだそうです。確かに木曜日に試合後の記者会見をしたばかりですから、アイマールじゃないけれど、ジェスス監督も(わずか二日後に話すことなんてないよ)と思ったのかもしれません。

ということで、予想スタメンは:
Quim; Runem Amorim, Luisão, David Luiz e Shaffer; Javi Garcia, Coentrão, Di María e Pablo Aimar; Cardozo e Saviola

ギマランエスといえば、昨シーズン、パブロがあのラボーナの超絶アシストをした相手です。今回はどうでしょう・・・。木曜日の試合で絶対に疲れていたと思うので、ちょっと心配だなあ。中二日しかありませんでしたから。

今日、ヴォルスクラ戦後のジェスス監督の詳しい記者会見を読みました。「選手を1人選ぶとしたら誰を選びますか?」という質問に、「チーム全員がとても良かった。チーム・プレーのおかげで勝利できた。でも誰かを選ばなければいけないとしたら、パブロ・アイマールを私は選ぶだろう。」と言っていますね。
特別目立ったことはしていなかったのに、どうしてだろう?と不思議だったんですけれど、試合を見たら、4-0になった後に「絶対に失点をしてはいけない。」と一番必死だったのはパブロだったような気がしたから、そういう点も含めてなのかな? 「アイマールは見るからに疲れていた。交代して休ませたほうが良かったのに。」とSerbenfiquistaに書いている人もいるけれど、そういう試合の流れを理解して中盤で守備をしながら攻撃できる人がベンチに他にいないですもんね。ジェスス監督の言葉は、疲れている中でも絶対に手を抜かずに守備をしていたパブロへの「お疲れ~」の意味もあったのかも・・・なんて。
でも、それで90分間ずっと自陣ゴールから相手エリアまで走り回った二日後、普通にプレーできるのか・・・不安です。

試合開始はポルトガル時間で18時より。18時って・・・日本では午前2時ですよね。正直なところ起きれる自信が全くありません(はあ)。アメリカだったら日曜日午前10時からの良い時間だったはずなんだけれど(とほほ)。

最後に今日の試合とは直接関係ありませんが、Correio da Manhaにポルトガル・リーグの淋しい観客動員数が載っていたので、これについて。ルスには先週日曜日5万4千103人もの観客が入り、大変良い雰囲気だったわけですけれど、この人数は第一節の他の全ての試合の観客数の合計よりも多いのだそうです。つまり一部リーグの試合の全観客数は8万2千485人だけで、ルスでの観客が半分以上を占めているということに。他の会場の観客数は、

P. Ferreira – FC Porto (1-1) 4654
Benfica – Marítimo (1-1) 54 103
Nacional – Sporting (1-1) 3877
U. Leiria – Rio Ave (1-1) 1808
Leixões – Belenenses (0-0) 3034
Sp. Braga – Académica (1-0) 9402
Naval – Olhanense (0-0) 1807
Setúbal – Guimarães (0-0) 3800

1800人のお客さんとか、とても1部リーグの試合とは思えませんよね~。今年からはネット観戦なのであまり気にならないでしょうけれど、昨シーズンはテレビで見ていて、スタジアムのうら寂れて淋しいことといったら、結構憂鬱になりました。照明までなんだか薄暗いんですよね。アイマールはあまり気にしなさそうですが、華やかなリーガ・エスパニョーラに慣れていたサビオラやハビ・ガルシアにはショックかも。

2時間もレクチャーって・・・

2009年08月22日 23時16分14秒 | LIGA SAGRES 09-10
金曜日の練習は夕方5時から公開での予定だったのでセイシャルには800人ものファンが詰め掛けたそうです。ところがジェスス監督は、選手たちにギマランエスについてのレクチャーを2時間近くしたもので、選手たちが練習場のピッチに現れたのはなんと午後7時過ぎ。2時間も待たされたファンたちは痺れを切らしかなり文句も出たようですが、選手たちの姿を見ると応援歌を歌ったりして、雰囲気は好転した模様。そりゃ2時間も待つのは大変ですよね。でも、もちろん相手チームの情報をしっかり頭に入れるほうが大切ではあります。

日曜日のギマランエス戦の召集メンバーは:
GK: Moreira, Quim and Júlio Cesar.
Defenses: Shaffer, Luisão, Miguel Vítor, David Luiz, Luis Filipe and Sidnei.
Medium: Rúben Amorim, Javi Garci'a, Aimar, Ramires, Fábio Coentrão, Di Maria, Cesar Peixoto and Yebda.
FW: Cardozo, Keirrison, Nuno Gomes and Saviola.

二試合連続得点中だったウェルドンが大腿に痛みを訴えて、召集を外れています。好調だっただけに痛いですね。特に木曜日のウクライナでの試合で先発も予想されていましたから。(実はとっても怪我人が多いです、今季のベンフィカ・・・)

さて、昨日の夜にダウンロードしたVorksla戦を今日見てみました。みんなが言うほどベンフィカの前半、悪くないじゃないですか~。もっと本当に去年の試合みたいにうだうだなのかと思ったら、普通にチャンスを作れているし、シュートも打っているし。アイマールに関しては前半のほうが良かったんじゃないかとさえ思いました。後半も悪くはないけれど、守備に気を遣っている&やっぱり少し疲れがあるかな、という感じ。

Serbenfiquista上でのパブロについての議論の続きで、おなじみJoan Carlesさんの意見は:
「ベンフィカが純粋なサイドの選手たち-ディ・マリアとコエントロンでプレーするとき(そうでない選手としては、アモリム、マルティンス、ラミレスが挙げられる)、アイマールは二歩下がって、ハビ・ガルシアの近くでプレーするだろう、それに伴いサビオラも少し下がり、二人はポジションを交換することがある。これが起こると、パブロの役割は大きくなるが、パブロの見え方はは少なくなる、特にラボーナや股抜きのようなスペクタルを見たいと思っている人にとっては。中盤の選手たちがプレーすると、サイドを上がるのはサイドバックの選手で、それをカバーするのが中盤の選手たちだ。すると、パブロはより10番らしくなり、よりトップ下になり、よりスペクタクルになる。いずれにしろ彼は絶対に必要な選手で代わりがいない。彼がいないときは、ジェスス監督は単純にシステムを変える。プレシーズンでパブロを交代させると監督は常に4-3-3または4-4-2フラットにしてきた。アイマールがいるから、losangoのシステムを試す価値があるのだ。」
 明快な説明ですね。今日試合を見て思ったのは、パブロが怪我なくプレーできて、チームが勝利できているなら、まあどちらでもいいかな、と(あは)。ボール・タッチを見るだけでハッピーな気持ちになれますもん。Serbenfiquistaで誰かが、「アイマールのところにボールが届くと、ボールがThank you!と言っているみたいだ。」と書いていましたが、確かにパブロの蹴るボールは気持ち良さそうに転がっているような気が。

ジェスス監督は、ベンフィカの機関紙Misticaで、「私はアイマールの特徴を生かすようにするつもりだ。彼はフォワードの後ろで前に向かってプレーしなければならない、前から後ろに向かってではなく。」と言っているそうです。

昨日の試合ではあんまりパブロのアップはなかったです。少し憔悴気味の表情が多かったかも。


カルドーソがPKを決めた後で、珍しくカルドーソのシャツを引っ張って自分からハグしていました。ボールをしっかり抱えているのが可笑しかったです。パブロ、絶対にサッカー・ボールを愛していますね。
 

[ EL playoff ] Benfica 4 - 0 Vorksla Poltava

2009年08月21日 23時01分22秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
サビオラが「疑いなく、僕たちはこの大会を勝ち取ることができる。」と言っています! もちろん、「でも、そのためには自分たちが最強であることを示さなければ。僕らは全てのテストで、個人主義に走ることなく、最強で最も競争力があるチームになりたいと思っている。その目標に到達するためには、全員がグラウンドで自分の役割を果たさなければならない。」とも。さすがサビオラ、いい事を言いますよね~。ベンフィカの一番の欠点は、選手たちが勝手に周りを見ずに個人プレーに走りがちなことだと思うので。

とはいえ、今日のディ・マリアのゴールはものすごく良かったですね! アイマールには無理だぁ、これは(苦笑)。この1点目までベンフィカは飛び立てない鷲のようだったそうなので、値千金のゴールでした。2点目のカルドーソのPKですが、カルドーソが蹴ることになったとき、この前失敗しているよねえ、今度は大丈夫??とどきどき。でも幸か不幸かネットがしばらく止まって、動き出したときはカルドーソの「うわーい!」と喜んでいる姿だったので、PKを蹴る瞬間の心臓の止まりそうな緊張感は味合わなくてすみました。

ダイジェスト映像:



それから、A Bolaの採点:
Quim 7 - R.Amorim 7, Luisão 7, D.Luiz 8, Shaffer 7 - J. García
7, Di Mar'ia 8, Fabio Coentrão 8, Aimar 8 -Saviola 7, Cardozo 7.
(Ramíres 6, Weldon 7, Peixoto s.c.)

私はアイマールは6だろうと思ったので、このA Bolaの採点はとっても意外でした。O Jogoには「パスミスが多すぎ。」とあったので、O Jogoはきっと5または6あたりを付けたことでしょう。(なぜか採点がパブロの分だけ抜けていたんですけれど)
今日のネット画面だと画質が悪すぎて、試合の流れはわかっても、正直なところパブロの出来はよくわかりませんでした。誰が誰かはっきり見分けられないんですもん。ただ、4点のゴールには直接絡んでいないので、すごく良くはなかったかなあという印象。でもSerbenfiquistaのパブロのスレッドを読むと案外評価が高いんですよね。こんな意見が:
「彼の問題(?)は、とても後ろのほうで、10番というよりは8番のようなかたちで、試合をオーガナイズしていること。この布陣ではそれは妥当だ。(ピルロのような特徴の選手がダイヤ型の一番後ろにいれば別だが)  
このことは個人レベルでは彼にとっては良くない、なぜなら試合の統計に、アシストやゴール数といった普通の形では現れないから。それは彼がやっている仕事ではない。彼はサビオラやサイドをサポートし、後方から試合を支配しようとする。
守備面がとても弱いチームと対戦したときのみ、彼はエリア内に近づいてボールが来るのを待つだろう。でもそうした機会は少ない。
彼の仕事は最終的な統計には反映されない(守備面では多くのボール・カットが記録され、最も走っている選手の1人となっているだろうが)、けれどもハビ・ガルシアと共に彼はこの布陣で最も重要な選手なのだ。」
うーん、What do you think? プレシーズンのときから、ちょっとポジションが後ろ過ぎ?と少し気になっていたんですよね。VFのサラゴサのとき、ほんの数試合ダイヤモンド型を試しましたが、あのときよりも今はポジションがずいぶん後ろです。つまりアイマールは、ダイヤ型の頂点にいるのではなくて、ディ・マリアとコエントロンの後ろにいる・・・。ということは、これはダイヤ型ではないですよね? ポルトガル語のlosangoというのは菱形ではないのかも。ベンフィキスタたちはパブロのパフォーマンスに満足のようですし、それでチームが上手く行っているのならいいのかもしれませんが、個人的には微妙に不満が(苦笑)。だって、ラスト・パスを出すパブロが見たい・・・。ミラン戦のときはわりと前に来ていて、あれくらいだとわくわくのプレーが見れて満足だったのですが、ミランは守備面が弱いチームだったのでしょうか?!(というより、きっと親善試合だったからですね。) というわけで、勝手な希望を言わせてもらうと、コエントロンもディ・マリアも評価は高いのですが、どちらか1人はもう少し守備的な人(アモリムやマルティンス)にしてもらって、もう少しアイマールに攻撃をしてほしいかな。

ちなみにジェスス監督は、ウクライナ人の記者から「この試合のMVPは誰?」と聞かれて、「パブロ・アイマール。」と答えています。どういう意味なんだろう?と少し考えてしまいますが、そのまま受け取っていいのかな。普通なら、ディ・マリアとかサビオラとかだと思うけれど・・・。もちろん監督はコエントロン、ダビド・ルイスのことも褒めています。

監督はその他に、
「私を一番驚かせたのは、チームが成熟してきたこと。試合の結果を上手く利用しながらプレーすることが大切。なぜならゴールを決めることも重要だが、失点をしないことも大切だから。4-0になった後で、私が一番関心があったのは、失点しないようにすることだった。」
実際のところは、試合終盤は少しベンフィカはバタバタしていたように見えました~。固い守備で危なげなく、というわけには行かなくて、相手がもっと強かったら危なかったかも・・・。これから経験を積んで成長していければ、というところですね。
ジェスス監督はまた、「前半サビオラは、私たちが戦術面で練習していたパスのラインをカットする動きをしていなかった。彼のポジショニングを修正したところ、何もかもが容易になった。」とも言っています。前半を見ていないのでよくわかりませんが、そういうものなんだあ~と感心。

ヨーロッパの大会でベンフィカが4点差で勝利したのは11年ぶりだそうです。「11年ぶりに鷲は高く飛ぶ」という表現はなかなかcoolです(笑)。Águia voa alto onze anos depois、でも英語のEagle flies high eleven years later.のほうがいい感じ。ただ昨晩の試合結果を見ると、有力チームはほとんど全部順当に勝っていますね。結果を眺めると、この一試合で浮かれていては駄目だぁという気持ちになれます。

PAOK 1 - 1 Heerenveen
D. Zagreb 4 - 0 Hearts
W. Bremen 6 - 3 Aktobe
Everton 4 - 0 Sigma
BATE 0 - 1 Litex
NAC 1- 3 Villarreal
Lech Poznan 1 - 0 Club Brugge
Fulham 3 - 1 Amkar
Galatasaray 5 - 0 Levadia
Teplice 1 - 2 Hapoel Tel Aviv
Metalurg D. 2- 2 Austria Viena
Twente 3 - 1 Qarabag
Kosice 3 - 3 Roma
CSKA Sófia 0-0 Dín. Moscovo
Genk 1 -2 Lille
Bney Yehuda 0 - 1 PSV Eindhoven
Lazio 3 - 0 Elfsborg
Trabzonspor 1 - 3 Toulouse
Partizan 1- 1 Zilina
FK Baku 1 - 3 Basileia
Ajax 5 - 0 Slov. Bratislava
Sivasspor 0- 3 Shak. Donetsk
Brondby 2 - 1 Hertha Berlim
Athl. Bilbao 3 - 2 Tromsö
Sarajevo 1 - 1 Cluj
Rapid Viena 1 - 0 Aston Villa
Steaua 3-0 St. Patricks
Maribor 0 - 2 Sparta Praga
Nacional 4 - 3 Zenit
Genoa 3 - 1 Odense
D. Bucareste 0-2 Slov. Liberec*
Guingamp 1- 5 Hamburg
Sion 0 - 2 Fenerbahçe
Sturm 1 - 1 Metallist
Slavia Praga 3-0 Est. Vermelha
Benfica 4 - 0 Vorskla Poltava
Vaslui 2 -1 AEK Atenas
Stabaek 0 - 3 Valência

あっ、たった今この試合のファイルがSerbenfiquistaにアップされました♪