A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

有り得ない噂ですがインテル

2009年07月31日 19時14分48秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
アイマールがリーベル以外のクラブで移籍の噂になるなんてものすごく珍しいので一応書いておきます。インテルが、ベンフィカのアイマールまたはシャルケ04のIvan Rakiticに興味、とCalciomercato.comというサイトが報じました。ソースはSkyだそうで。ものすごく短い記事ですが、オリジナルはこちら:Inter Fra gli obiettivi Aimar e Rakitic Rakiticって誰なのか全然知りませんが・・・。

あ、有り得ないですよね~。いえ、実力的にパブロなら全然インテルでもOKだと思いますが、まずモウリーニョ監督がアイマールみたいなタイプの選手を望むとは全く信じられません。デコとか・・・あるいはハビ・ガルシアは守備専門すぎかもしれないけれど、タイプ的にああいう感じが好きなのではないかと。
そういう訳で記事に信憑性が感じられませんが、1万歩譲ってそういう話があったとしても、ベンフィカから放り出されない限り、アイマールがこのタイミングで出て行くわけないです。また「義理が~」と言い出すに違いないから。ルイ・コスタへの義理、ジェスス監督への義理、サビオラへの義理・・・一杯ありますね。ベンフィカがなるべく良い成績を残せるようにがんばって、リーベルで引退することしか考えていないと思うな。(一番調子が良くて若かったときでさえバルサに移籍しなかったんだもの、そういうちょっと保守的なところが良くないような気はしますが、性格だから仕方ないですよね。)

とはいえ、こんな噂が出るというのは手術後の回復も進んでずいぶん前のレベルに戻ってきたという証ですから、いいことではあります。
Serbenfiquistaでもものすごく話題になっていますね。みんな「ありえん!」「アイマールが欲しいなら違約金2000万ユーロを払ってね。」「アイマールはベンフィカでキャリアを終えるよ。」「ベンフィカにアイマールのサブがいないんだから、出すわけないでしょ!」といった反応です。パブロの違約金は2000万ユーロにもなるんですね、ベンフィカは650万ユーロで買ったのに(笑)。

そういえば、夕方このニュースを読む前は、バルセロナがディ・マリアに興味という記事を読んで、それは困るでしょ!と焦っていたのでした。レジェスがなくなった後では少なくとも後1年はなんとしてでもディ・マリアをキープしなくては。今でもディ・マリアよりレジェスのほうが良かったなあ、と思っているのですけれどね。ディ・マリアは基本的に自分のことしか考えていないみたいなので(若いから当然なのでしょうか)、バルサの話なんかあったらさっさと出て行きそうです。

ベンフィカのその他のニュースは、ルイソンにフィオレンティーナは500万ユーロしか出せないのだとか。え~!? ベンフィカの要求額は1000万ユーロ以上です。ブラジル代表なんですし、500万ユーロはちょっと安いのでは?! 
Cesar Peixoto(ペイソト??)というブラガの選手が契約間近です。左サイドバックと、加えて中盤左サイドもできるそうです。ジェスス監督は左SBで使いたい意向。やはりシャファーでは不安ということなのでしょうか。金曜日にブラガはヨーロッパ・リーグの予選の試合がありましたが、この選手は出場しませんでした。ベンフィカに移籍後ヨーロッパの試合に出れない事態を防ぐための手段と見られています。

木曜日の練習は二部練習で、不在はラミレスのみ。ラミレスは個人的な用事でブラジルに帰っています。午後の練習はスパとマッサージでした。

書き忘れていたので追加です。ソシオたちの投票の結果、来季のセカンド・ユニはオレンジに決まりました。
 

ベロンのコメント

2009年07月30日 17時25分48秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
昨日船便で送った荷物が届いたんですけれど、恐ろしいことに家中段ボール箱の壁になってしまい、ノートPCが置いてあるダイニング・テーブルにたどり着けなくて・・・。午前1時にようやく道が切り開かれたときには死にそうに疲れていたので、寝てしまいました・・・。今日も引き続き片付けをしてえらく疲れているので、手短に。(二年前にもカリフォルニア州内で引越しをしたけれど、こんなに無茶苦茶疲れなかったような記憶が。やっぱり気候のせいでしょうか。)

アイマールについては特に何のニュースもありませんね。右の写真はサンタンデール戦より。そういえばアヤックス戦はキャプチャー写真を撮るのを忘れてしまいました。交代で出るとき、一緒のタイミングで交代出場したコエントランとサイドラインに立ちながら、「こうして、ああやってね。」と手振り交じりでいろいろ話しかけていたのが面白かったです。でも、コエントランはそれで緊張してしまったのか(おとなしくうなずきながら聞いていたんですけれど)、あの試合はあんまり良いプレーができなかったんですよね。

ベンフィカのニュースは、Keirrisonという20歳のブラジル人のフォワード選手が加入することになりました。バルセロナからのレンタル? 
また、BelenensesからJúlio César(ポルトガル語読みだとジュリオ・セサールかな?)というGKの加入が決定。この人も22歳のブラジル人のようです。ほんとにポルトガル人が少ないチームになりつつあります。

ベロンがアイマールのことを褒めている珍しい記事を読みましたが、ポルトガルの新聞のインタビューなんですよね。ポルトガルに対するリップ・サービスかなあ、と思います。一応リンクは:Verón: "E eu que só queria jogar no Sheffield United..."
アイマールについて触れている部分は、
「(サッカーで友人は?との問いに)メッシのことを崇拝している、ピッチの中でも外でもスペシャルな奴だね。それからポルトガルにも一人いるよ、アイマールさ。もしも僕が誰を契約するか聞かれたら、1億ドルを出してパブリートと答えるよ。彼は普通ではないテクニックとものすごい視野を持っている。」
Thanks、ベロン。本当にそう思うなら、ぜひそれをマラドーナにも伝えて欲しいものです! 

今週末の試合はお休みかな?

2009年07月28日 21時57分42秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
チームは月曜日の午後にポルトガルに戻ってきてこの日はさすがに練習はお休みでした。火曜日の午後17時からトレーニングが再開されます。そして土曜日の21時15分からポーツマスと、翌日曜日の21時15分からギマランエスと試合の予定。ただ、O Jogoによると、この週末の試合には、これまでレギュラー組だった選手たち、つまりカルドーソ、アイマール、サビオラ、ラミレスなどは温存されるだろうとのことです。8月15日の開幕戦に備えて、コンディションを整えることが最重要になってくるため。そうですね、開幕前に疲労困憊の状態ではまずいですもんね・・・。(ちゃんと選手のことを考えて親善試合の日程を組んでいるのか、ものすごく疑問です!)

ベンフィカの補強はほとんど完了したようですけれど、他のチームからのオファーの噂はまだあります。ルイソンは違約金の2000万ユーロ以下では売らないと会長が言明しましたが、フィオレンティーナはまだ諦めていないよう。きっとルイソンの気持ちとしては、フィオレンティーナ一直線でしょうね。CLにも出れますし。
ディ・マリアも噂はありますが、ベンフィカとしてはもちろん引き止める意向。Recordにインテルのモウリーニョ監督はディ・マリアがイタリアのパスポートを取るのを後1年待つ、という記事が出ていますね。ウレッタはブラガにレンタルで行くかもしれません。

O Jogoによると、戦力外となったバルボア、ホルへ・リベイロ、ビーニャ、マククラ、ゾロはチームとは別の時間帯での練習になるそうです。うーん、ちょっと可哀想・・・。

Jornal de Noticiasにプレシーズンの成績について載っていました。ジェスス監督の勝率71.4%、7試合で14得点というのは史上最高に良い成績だそうです。クーマンがその次に良いそうで。でも、こういうことが記事に載ると、途端に負けだしそうで怖いです~。ちなみに史上最悪の成績は昨シーズンのキケ監督で、勝率28.57%、敗戦の割合は42.85%。そんなに悪かったっけ??

少し前のものになりますが、アトレティコ戦での写真:












[Preseason] Ajax 2 - 3 Benfica

2009年07月27日 21時03分30秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
ものすごく画質の良いダイジェスト。でも、アイマールは登場しないんですけれど(ぶつぶつ)。オランダの人が作ったビデオでしょうか。



前半35分くらいから見始めました。さすがに相手がアヤックスだと、中国の放送局が放送してくれて、快適に見ることができていたのですが、せっかくアイマールが出てきたと思ったのに残り15分くらいのところでいきなり終了。はあ、一体なぜ?!と怒っていたら、突然ミラン-インテルが始まりました。これのために上海なんとか放送局はベンフィカの試合を強制終了したんですね!(怒) 他のネットに切り替えて一応最後まで見れましたけれど・・・。

見始めた時間帯はベンフィカは結構攻められていたのですが、新聞報道を読むと、前半はとても良かったようです。確かにダイジェストを見ても、素早い展開でカウンターが冴えている感じですね! 攻撃は何の問題もなさそうです。そりゃ、ディ・マリア、サビオラ、アイマール、カルドーソ、そこにブラジル代表のラミレスと加われば、どこのチームにも引けを取らない魅力的な攻撃陣ですよね。問題は守備で、今日もサイドをどどっと攻められては危ない場面がしばしば。(ちょっとサラゴサ化が進んでいそうで心配。) 右サイドのマキシは大丈夫のはずですが、左サイドのシャファーがまだ今ひとつなのでしょうか。今日のセンターバックはダビド・ルイスとルイソンのコンビ。ルイソンはあまり良くありませんでしたが、まだ二試合目ですから。ジェスス監督は昨日も書いたとおり、ルイソンをベンフィカになんとか引き止めたい希望のようです。

そのルイソンがどういうわけか大会MVPに選ばれていて、みんなが首を傾げています。今日もこの前も特に良くなかったのに。今日高い評価を受けているのは、ハビ・ガルシア、ラミレス、サビオラ、ディ・マリア。ハビ・ガルシアは、今のところは700万ユーロのお値段は高くないかも?と思わせるプレーぶりです。(アルベルダのタイプでしょうか。)ラミレスは、後半すぐに交代したので良く見れませんでした。サビオラはやっぱり上手いなあ。どうして今までいろいろなクラブで完璧に干されていたのか、非常に謎です。

ベンフィカは、このトーナメントに優勝した最初のポルトガルのチームだそうです。大会の史上優勝チームのリストがMaisfutebolに載っていました。70年代からコピーすると長くなるので、最近10年の優勝チーム:

2000- Barcelona
2001- Ajax
2002- Ajax
2003- Ajax
2004- Ajax
2005- Arsenal
2006- Man. United
2007- Arsenal
2008- Arsenal
2009- Benfica

なかなか強そうな顔ぶれで(笑)。でも、これで見ると例年はプレミアからもっと強いチームが来ているんですね。とはいえ、今日の試合で、アトレティコはサンダーランド(プレミア16位)に負けています・・・。
右上の写真で、サビオラの斜め前にいるのがアイマールです。赤い上着を着ているのは、試合終了後にアヤックスの11番の選手とユニフォーム交換をしたから。頼まれたような感じでした。で、しばらく上半身裸になってしまって、例の心臓チェックのベルトは外したものの、「うーむ、この格好で表彰式は変だよね」と他人事ながら心配していたら、次に映ったときは赤い上着を着ていたのでほっ。(だぶだぶでちゃんちゃんこのようですが)
表彰式ではいつものようにテンションがえらく低いパブロでした。表彰式が嫌いなのかな?? でも観客席にあいさつに行ったときにはにっこりしていたようなので、嬉しくないわけではないのでしょう。ウェルドンなんて新加入の選手なのに、堂々と優勝カップを掲げているんですよね。もしかして、アイマールは今までの人生で表彰式では優勝トロフィーに触ったことがないのでは~。

パブロの今日のプレーぶりはといいますと、ファウルも取れていたし、ディ・マリアへのピンポイントのスルーパス、コエントロンへの綺麗なパスなど、ぞくっとするようなパスがありました。ハビ・ガルシアとのコンビネーションも良くて、パブロもプレーしやすそう。ただ、周りも疲れていたので、パブロが良いパスを出しても決定的なチャンスにはならなかったです。

ジェスス監督は、
「私たちは権威のある大会で良いチームに勝利した。これらの試合は、成長のために役立ち、また一週間の間に行った練習を評価するのに役立つ。選手たちはチームの首脳陣の考えを少しずつ理解していて、チームは試合ごとに良くなっているのがわかる。良いチーム相手に勝ち、我々は正しい道にいる。また一試合成功を収めることができた。試合はポイントをくれるわけではないが、将来の士気に繋がる。」
同時に、
「私たちは練習と試合のために大変なフィジカル的な負担を強いられているので、プレシーズンの試合後、少し休みを予定している。その後でリーグ戦に良い状態で入っていけるだろう。」
とも。練習は計画してのことでしょうけれど、試合はたぶんお金稼ぎのためでしょうから、選手たちに無理がなければいいのですが・・・。監督は「何人かの選手は過負担」と述べましたが、間違いなくアイマールはその一人ですよね(ため息)。

アヤックスは今回の試合、負けたもののそれなりに強かったように見えました。実は今週末からリーグ戦が開始だそうです。どおりで! アヤックスはプレシーズン8試合をこなして、6勝2引き分け。(今日で1敗となったわけですね) そのアヤックスに勝利ということは、ずいぶんベンフィカも仕上がってきているのかな。次の試合は8月1日のポーツマス戦です。今度はポルトガル国内の大会で、Troféu Cidade de Guimarães(ギマランエス市杯?)。続けて8月2日にはギマランエス戦が予定されています。

Arena de Amesterdão, em Amesterdão (Holanda)

Árbitro: Pieter Vink (Holanda)

AJAX: Vermeer; Silva (Van der Wiel, 67m), Oleguer, Anita (Van der Heijden, 85m), Vertonghen; Rommedahl, Donald (De Jong, 87m), Aissati, Emanuelson (Zeegelaar, 60m); Sulejmani (Cvitanich, 60m) e Suárez.

Suplentes: Stekelenburg e Alderweireld.

Treinador: Martin Jol.

BENFICA: Moreira; Maxi Pereira, Luisão, David Luiz e Shaffer; Javi Garcia, Ramires (Ruben Amorim, 49m), Di Maria (Weldon, 84m) e Carlos Martins (Aimar, 63m); Nuno Gomes (Cardozo, 46m) e Saviola (Fábio Coentrão, 64m).

Suplentes: Quim e Miguel Vítor.

Treinador: Jorge Jesus.

Disciplina: Cartão amarelo para David Luiz (61m).

Golos: Aissati (0-1, 8m p.b.); Di Maria (0-2, 30m); Donald (1-2, 44m); David Luiz (1-3, 55m); Rommedhal (2-3, 78m) 22:16 - 26-07-2009


アムステルダム・トーナメントに優勝!

2009年07月27日 11時47分40秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10


後ほどゆっくり書きますが、とりあえずCongratulations! さくっとプレシーズン二つ目のタイトル獲得です(驚)。
試合は2-3で、ホームのアヤックスをベンフィカが破りました。ベンフィカ、結構強いかも・・・。今日はアイマールは60分からの登場でした。パブロがピッチにいる間にアヤックスに1点入れられてしまったので、ちょっと悔しかったですが、パブロ本人のプレーは良かったと思います。アイマールとカルドーソが先発ではなかったので、どうなることかと心配でしたが、前半で1-2とベンフィカがリード。ベンフィカの1点目は相手のオウン・ゴールだったんですけれどね。2点目はベンフィカの誇る攻撃陣が機能して、サビオラ、ラミレスなどの連携からディ・マリアがゴール。とても綺麗な形でした。守備面はちょっとどうかなあ?と思うところがありましたが・・・また後ほど詳しく。

上の写真のパブロ、カルドーソとダビド・ルイスに挟まれているので、小人にしか見えません! (まるでカルドーソと手を繋いでいるよう・・・)

今晩はアヤックス戦

2009年07月26日 22時25分49秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
今日は死にそうに疲れているので(私が)、短い記事ですみません! 今週カリフォルニアから送った船便150箱が到着するんですけれど、どういうわけか自宅はもう家具などで一杯、とても150箱もの荷物が入るスペースがありません。今日必死で余分なものを処分したり、家具を再配置したりしてスペース作りをしたので超疲れました・・・。

疲れと言えば・・・昨晩遅くサンダーランド戦を見直しました。ベンフィカは結構良かったです。Correio da Manhaにはスピードが遅い、とありましたけれど、後ろのほうでボールを回している間は確かにゆっくり、でも攻撃に移ると素早く展開できていて、いかにも南米っぽい感じです。CMは、縦にばかり一本調子に早いプレミアでも見慣れすぎているのではないかな。アイマールも前半は良かったと思います。個人的には、ちょっと後ろすぎ? もう少し前目でプレーして、たくさんドリブルを見たいな、なんて思いますが、ジェスス監督の戦術では求められていることが違うのでしょう。落ち着いて攻撃を組み立てていました。ただ後半はやばいほど疲れていたような・・・。交代で出てくるときも、足取りが見たこともないほど重かったし。

そういうわけで、新聞報道を見ても、アヤックス戦では攻撃陣の何人かは休ませるとの見方が強く、その候補の筆頭はカルドーソとアイマール、そしてディ・マリアです。サビオラももしかしたら休みかもしれませんが、攻撃陣を全員入れ替えとなるとチーム力が心配なので、誰かはそのまま先発すると思います。

移籍関連のニュースは、ルイソンのフィオレンティーナ移籍が近いとの報道がある一方、ジェスス監督は何とか引きとめようとしているとの記事も。
ハビ・ガルシアが到着したことにより、イェブダがポジションを失い、移籍の候補にあがっています。またウレッタはレンタルで一部のほかのチームに行く見込み。

アヤックス戦は20時15分からですが、パブロが先発の可能性は低いとすると、何時に起きるべきか悩みます。5時過ぎくらい? 今日も寝過ごしそうだなあ。

[Preseason] Sunderland 0 - 2 Benfica

2009年07月25日 19時07分49秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
昨晩12時に寝て、2時に起きようとしたんですけれど、なんと寝過ごしてしまいました! ふと目を覚まして時計を見たら、3時21分・・・。一応ネットに繋げてみましたが、もうアイマールはいなくなっていて・・・。でもスコアを見たら、当然のように0-2で勝っていたのでほっとしました~。仕方なく、午前5時半からのBenficaTVの録画放送を見ましたが、ものすごく映像は良かったけれど、繋がりが悪くてあんまりよくわからなかったです。(おかげで、昨晩はほとんどまともに寝ていないような。今日一日死にそうに眠かった・・・。)

試合のほうは、アイマールとサビオラのボール交換をしているところから、サビオラがエリア内で倒されたという判定で、PKをゲット。今回はカルドーソがしっかり決めてくれました。サビオラのがPKかどうかは微妙ですが、審判にはそう見えたのですからいいでしょう。
2点目は、マキシの見事なミドル・シュート。相手守備の選手がマキシにパスしてくれたんですね。ゴール後マキシに駆け寄ったパブロのpureな笑顔が印象的でした。パブロの愛はサビオラからマキシに移ってしまったのか?!と一瞬思いましたよ(笑)。

試合全体の評価としては、まずスターティング・イレブンにポルトガル人が一人もいなかったので、良くも悪しくも反響を呼んでいるよう。ブラジル人が4人、アルゼンチン人が4人、パラグアイ人とウルグアイ人とスペイン人が1人ずつ。つまり11人中10人が南米選手ということですね。ポルトガル人がいなくてやっぱり淋しいと言う人と、強いベンフィカのためなら全然OKという人と両方いるようです。
ちなみに先発は、Moretto; Maxi Pereira, Luisão, David Luiz e Shaffer; Javí García, Ramires, Di María e Aimar; Cardozo e Saviolaで、今までと違うところは、センターバックにルイソンとダビド・ルイスのコンビ、中盤底にハビ・ガルシア、右サイドにラミレスを置いたところ。
この新布陣は、必ずしもエクセレントな出来ではなかったようで、Correio da Manhaはサンダーランドにあわせたスローなプレーと批判しています。もう一回自分の目で見てみようと今試合をダウンロード中。でもこの記事を書く前には見終わりそうにないので、また明日感想を書きます。唯一今覚えているアイマールのプレーは後半70分、交代の直前にドリブルからミドル・シュートをしたプレー。あとほんの少しボールが下に行っていれば、beautifulなゴールだったのに惜しかったです! O Jogoなどの評価は高いので、疲れている中、悪くはないパフォーマンスだったのかな?

O JogoやJornal de Noticiasなどは、ベンフィカは最初の30分間はわりと良くて、効率が良かったとしていますね。監督もまあまあ満足のようですが、アイマールとサビオラがいなくなってからの試合コントロールを少し心配しているようです。ジェスス監督の談話の一部:
「我々は最初の30分間はまたとても良かった。とてもダイレクトなプレーをするチームを相手に、攻撃面でも守備面でもよく組織されていた。試合の密度は濃くなかったが、選手たちが疲れているからだろう。特にサビオラとアイマールがいなくなった後では。彼らがピッチにいないと、試合の組み立てが止まってしまう。彼らがいないときでも、ボールをもっと支配しなければならない。(アヤックス戦について)フィジカルの問題のために、少し変更をする。例えばカルドーソとアイマールには非常に負担が大きくなっている。」
この言葉からすると、パブロはアヤックス戦はきっとお休みですね。うん、うん、そのほうがいいよ。かなり限界まで疲れていそうな気がするから。本当はサンダーランド戦をお休みしてアヤックス戦に出てほしかったけれど。
ジェスス監督はこの他にハビ・ガルシアはまだ戦術面では完璧には理解していないとしながらも、フィジカル、テクニックを褒めています。ベンフィキスタたちは6番はハビ・ガルシアで決まりと太鼓判を押していて、この試合で良いパフォーマンスだったようですね。

試合のダイジェスト:



もう一つの試合、アトレティコ対アヤックスは3-3の引き分け。この大会独自の採点システムは、勝利に3ポイント、引き分けに1ポイントの他に、ゴールの分だけポイントが加算されます。よって、ベンフィカは3+2で5ポイント、アトレティコとアヤックスはそれぞれ1+3で4ポイントとなりました。このシステム、あんまりフェアーじゃないような気がします。だって、アトレティコとアヤックスが5-5で引き分けていたら、勝利を挙げたベンフィカよりも上に行ってしまいますもん。引き分けのほうが勝ちよりもポイントが多いなんて変です。

最後にネガティブなニュースですが、イギリスのサンが報道したところによると、ベンフィカは9月までに2200万ユーロをEuroáreaという会社に払わなければいけないそうです。セイシャルの建設費用関連だとか。大丈夫なんでしょうか?!








今晩はサンダーランド戦

2009年07月24日 17時00分59秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
でもその前に、ベンフィカのオフィシャルは本当にわかりにくいですよね(怒)。Serbenfiquistaのアイマールのスレッドを見ていて初めて、こんなビデオがあることを知りました。 Vídeo de Pablo Aimar na Revista Mística この前のベンフィカの機関紙ミスティカの表紙撮影風景と、ずいぶん前のBenficaTVのインタビューの様子が少し映っています。 
撮影風景を見ると、パブロは大変beautifulなんですけれど、これでどうしてあの変な表紙の写真になってしまうんだか。おかしい・・・。ポルトガルのカメラマンの腕が悪いのか・・・。だって、日本のNumberなどではちゃんといい感じで映っていますもんね。(モデルが緊張しがちというのはもちろんあるでしょうけれど、そこはカメラマンが良い表情を引き出さないと!)

それで気がついたのですが、先日のプレゼンテーションのビデオもオフィシャルにありました。わ、わかりにくい。昨日オフィシャルをチェックしたけれど全然気が付きませんでしたよ! Apresentação para a nova época 2009/2010

こういう場面では今までアイマールが格好いいと思ったことはあまりないのですが(失礼、でもいつも恥ずかしそうでこっちまで気恥ずかしくなるので)、今回はなかなか格好いいと思います! こうして見ると赤ユニも似合っていますし♪ 
それにしてもリスボンはいいお天気そうだなあ。心底羨ましい。夏は普通はこうあるべきなのになあ。

ベンフィカのニュースをとりとめもなく。
昨日契約されたウェルドンというフォワードの人は、28歳のブラジル人で、2年、オプションで1年追加できる契約。スピードのあるタイプだそうです。
またGKはポルトガル・リーグのチームから、ジュリオ・セサールという選手を契約することが濃厚。この2人はかなりお安い値段でお買い上げですね。更にJリーグのビッセル神戸からレンタル中だったマルセロという選手を復帰させるみたい。これまでたくさんお金を使ってきたベンフィカなので、最後は節約しての補強になっています。(今Recordを見たら、ジュリオ・セサールの獲得は疑問視しているようでした。)

売るほうでは、インテルのモウリーニョ監督がディ・マリアに興味という噂。レジェスの買取をしないことにした今、ディ・マリアを売るわけにはいきませんよね。ベンフィカとしてはワールド・カップの後に値上がりをするのを待って、スーパー高値で売る思惑のようです。

サンダーランド戦を控えてジェスス監督とヌーノ・ゴメスが記者会見をしていますが、なんと大会主催者から侮辱されたとか、飛行機内で不手際があったとかで(新聞によって違う報道)、ベンフィカは大会参加を取りやめる寸前だったのだとか。記者会見も行わないつもりだったみたいですが、主催者が譲歩したために、結局2人は話をしています。でも大会前のセレモニーにベンフィカの選手たちは欠席したみたい。うーん、何があったのでしょうね?? 別に二試合ぐらいスキップしてくれても良かったのですが(苦笑)。

スタメンのほうは全然情報なしです。ジェスス監督はなるべくたくさんの選手たちをプレーさせる意向のようです。U2のコンサートの後なのでグラウンドが荒れているそうですが、監督は「問題ないだろう。」と話しました。
今日7月24日はジェスス監督の55歳の誕生日だそうで、選手たちはサプライズ・パーティーを予定しているとか。(なんて新聞で報道されたら、全然サプライズにならないですよね。)
サンダーランド戦は今晩18時より。日本時間では午前2時から。

アムステルダムへ出発

2009年07月23日 21時54分31秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
日本で試合を見ていると、すごい疲労感で、選手たちと一体感が味わえますね~(あんまり味わいたくないけれど)。4年間とっても楽をしていたんだなあとしみじみ実感中です。

さてもう新たな旅です。チームは木曜日午前7時50分にアムステルダムへと出発。もう到着している頃ですね。この後午後7時からアヤックスの練習場で練習をして、翌日金曜日の午後18時よりサンダーランド戦。

これに先立ち、ジェスス監督はアムステルダムに連れて行く選手を発表しました:

GK: Quim, Moreira and Moretto;

Defenses: Maxi Pear tree, Patric, Luisão, Sidnei, David Luiz, Miguel Vítor, Roderick, Shaffer and Sepsi;

Medium: Javi Garci'a, Yebda, Ruben Amorim, Ramires, Carlos Martins, Aimar, Fábio Coentrão and Di Maria;

FW: Urreta, Weldon, Mantorras, Saviola, Nuno Gomes and Óscar Cardozo.

全26人です。新しく加入したフォワードのウェルトンの記者会見で、ルイ・コスタが正式に次の4人の選手を戦力外とすることを発表しました:FELLIPE BASTOS, BALBOA, J. RIBEIRO AND N. OLIVEIRA。フェリッペ・バストスは一部リーグのチームへレンタル、ネルソン・オリベイラはジュニアに戻り、バルボアとホルへ・リベイロは売却の予定です。バルボアは・・・たぶんメンタル的なことだと思うのですが、どうしても上手く行きませんでしたね。スペインに戻れば普通にプレーできそうです。(それはそれで羨ましいような気も。)

同じ記者会見でルイ・コスタはこれ以上の補強があるかどうか明言しませんでしたが、メディアは後一人ゴール・キーパーを補強するのではないかと噂しています。

マキシ・ペレイラがナイキの主催したスポーツ教室(?)か何かでウレッタと共に少し話をしていて、その中でアイマールについて触れています。「アイマールは小さいけれど、とても良い。サビオラもね。」 ちょっと笑いました。身長的にはマキシもパブロとあまり変わらないような気がするのですが、やっぱり小さいと感じるのでしょうか。

そのアイマールとサビオラのアトレティコ戦でのプレーがYoutubeに挙がっていました。(Serbenfiquistaのユーザーの人がアップしてくれたもの。)



I used to listen to that music in my car every day in California! この曲毎日ラジオで流れていたので、カリフォルニアを思い出すわ~~~(うるっ)。
ええと、パブロたちに戻りますと、個人的には、アルゼンチン人だもん、これくらいできて当然、というかちょっとずれていてぴたっとは決まっていないよね~、なんて思いますが、ポルトガルの人には珍しいのか絶賛されています。うーん、ボールを回して最後はゴールまで辿りつかなくちゃね。でも、リーグ戦本番ではそうなることを信じています。

私が、アトレティコ戦で一番じーんとした(あはは)アイマールとサビオラのプレーは、前半35分のもの。後ろのほうにいたパブロが左サイドのサビオラにロング・パス。タイミング、角度はぴったりだったのですが、ちょっとボールが長くて、サビオラは追いつけませんでした。サビオラは「うん、結構いいボールだったよ。」という雰囲気で手を叩いてくれて、そうして画面が切り替わったら、パブロが「ごめん!」という感じで手を挙げていたのでした。まあ、よく見られる光景ではあるのですが、この2人がやっていると、妙に感動したりして。早くパブロ・アシストでのハビ・ゴールが見たいです!

最後にすっかり遅くなりましたが、昨日のプレゼンテーションの様子が数十秒RTPのサイトにあったので、載せておきます:O Benfica faz esta noite o jogo de apresentação aos adeptos, no estádio da Luz アイマールは最後のお辞儀をするところにしか映っていません。こういうシーンでkidsを抱っこしていないパブロは見慣れなくて変に思えるほどです。

追加で、今見たら別のビデオの最後のほうに少しだけ練習風景が。ジェスス監督の指示を真面目な顔で聞いているアイマールが数秒見れます。でも時間的にこれはアムステルダムでの練習ではないですよね・・・。って、フルスクリーンにして良く見たら、間違いなくリスボン、セイシャルの練習場でした。Benfica dispensa e apresenta jogadores

[Preseason] Benfica 1 - 2 Atletico Madrid

2009年07月22日 18時49分11秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
ね、眠い・・・としか感想が。朝は全然平気だったのですが、この時間になってくると・・・。

試合は1-2でアトレティコに負けました。でも、まあ互角と言ってもいいぐらいではなかったでしょうか。アイマールに関しては、ちょっと不満は残りますが・・・、うーん、状況を考えればこんなものかな。ジェスス監督は、「前半のアイマールはプレシーズン5試合の中で一番良かった。」と言っています。そうかなぁぁぁ。シャフタール戦のほうが良かったし、この前のオルハンネス戦のほうが良かった気がしますが、相手の力を考えると・・・まあそういうことになるのか。

試合展開は、アトレティコがラウール・ガルシアのミドル・シュートで10分に先制。ベンフィカのサイドのスペースが空いているように見えて、「ううっ、大量失点したらどうしよう?」と一瞬不安になりましたが(サラゴサでのトラウマがまだあるもので)、逆に失点後のほうがベンフィカは良くなってきて、20分ディ・マリアの綺麗なスルーパスからサビオラが抜け出し、カルドーソに完璧なラスト・パス。カルドーソがしっかり決めて同点に追いつきました。このときパブロが何をしていたかと言うと、ディフェンスを引き連れて左サイドへ。ディ・マリアのためにスペースを空けたというところでしょうか。この後ベンフィカのほうが勢いがあるように見えましたが、前半終了間際に中盤でボールを奪われて、アグエロがペナルティ・エリア内に突進。付いて行ったミゲル・ビトールがアグエロを倒したという判定でPK。これをフォルランが決めて勝ち越されてしまいました。んー、微妙な判定で、PKを取らない審判もいるかもしれませんね。後半もベンフィカのほうが攻勢でしたけれど、アイマールが59分と早い時間に交代してしまったので、私寝てしまいました。結局そのまま試合は終了しています。

試合のダイジェスト:



そのほうが意味がわかりやすいので最初スペイン語の放送局で見ていました。でも、実はスペイン語よりもポルトガル語の放送のほうが好きだということに今日初めて気がついて軽くショック(苦笑)。スペイン語の実況はちょっと軽すぎる気がするんですよね。ポルトガル語のほうが落ち着いて聞けます。

試合の内容については、ジェスス監督もそしてアイマール本人も満足しているようです。パブロの試合後の談話:(ベンフィカTVに話したもの。でも映像が見つかりません。あのまま寝ないで見ていれば見れたのかなあ。)
「最初の敗戦だけれど、僕たちは良い試合をして、勝つための意思を示した。今年はピッチの中でもっと練習をして、もっと良いサッカーをできると思う。それは去年監督がやろうとしなかったことだけれど、今年は個人レベルでも僕たちは良くなっているので、もっと良い活躍ができると思う。アトレティコのようなチーム相手にこんな風にプレーすることは簡単ではないけれど、これを続けられる事を願っている。たくさんの試合をしてきたので、僕たちはかなり疲れている。」
さりげなくキケ監督のことを言っていたり(笑)。キケ監督はボールを使わずに、ピッチ上での動き(主に守備をするときの)の反復練習が多かったそうなので、今年の練習はずいぶん違うのかもしれません。それから、«estamos bastante cansados.»と言っていますよね。いつも控えめに発言するパブロのことですから、これはつまり「無茶苦茶疲れている。」ということかと・・・。Serbenfiquistaでも、「すごく疲れているのははっきりわかったよ。それでもプレーは悪くなかった。」と言われています。サビオラとの細かいコンビネーションを狙っているのはわかったけれど、微妙にタイミングがずれていて上手く行かなかったのは、やっぱり疲れのせいでしょうか。でも、この先ずうっと試合は二日ごとぐらいに組まれていて、疲れを取る暇がなさそうなんですけれど! 7月24日サンダーランド戦、26日アヤックス戦、8月1日ポーツマス戦、2日ギマランエス戦、8日ミラン戦と続きます。アヤックス戦とポーツマス戦の間、そしてミラン戦と開幕戦の間で何とか休めるのかな。プレシーズン最初の試合の頃のようなアイマールを見たいです! このままではシーズンが始まる前に疲労困憊してしまいそうで怖いんですけど~、杞憂であることを祈っています。

試合に先立ち選手のプレゼンテーションが行われました。ルスの盛り上がった雰囲気が少しだけ味わえるビデオがYoutubeにあったので:



真っ赤ですね! スペイン語放送局がハーフタイムのときにプレゼンの様子を放送してくれたので少し見ることができました。一人ずつピッチ上の通路みたいになったところを走ってピッチ中央に出て行くんですね。多くの選手たちがベビーを抱っこしていましたが(カルドーソのベビーがなんとも愛嬌があるような、それともないような大変いい味を出していました)、パブロは一人で登場。まだ7月ですもん、サラちゃんたちはアルゼンチンですよね~。でもちょっと淋しかったです。

相手チームのアトレティコはとっても久しぶりに見ました。考えて見れば、対戦チームの選手をほとんど全員知っているというのもすごく久しぶりで、なんだか新鮮。おお、チェコのウイファルシが~とか。普段対戦するポルトガルのチームの選手たちは見事に誰も知りませんものね。でも、それほど何とも思わなかったかな。去年だったらいろいろ思って悲しくなったのかもしれませんが。サビオラが来てくれたおかげで少し孤独感が薄れたのかも。レジェスもアイマールとプレーしていたときのほうが良かったように見えたり。
ルス一杯のファンたちは(5万7千人入ったそうです!←6万5千人という説も)、元キャプテンのシマオを暖かく迎えました。

最後にジェスス監督の談話:
「このプレゼンテーション試合でベンフィカは良いプレーをした。私たちは向上を続けるだろう。素晴らしいチームを相手に私たちのベストの試合をした。統計的には相手を上回っている。敵のシュートが5で、私たちは20だ。2-1となったプレーで少し内容は悪くなったが、我々は良い出来だったと言える。選手たちにはおめでとうを言ったよ。」
Weldonという選手がフォワード枠で加入したようですが、あんまりこれについてはニュースを読んでいないのでまた明日。
いつものようにアトレティコ戦のファイルはSerbenfiquistaにもうアップされています。一番上の写真もSerbenfiquistaのフォーラムからもらってしまったけれど、良かったかな。Thanks so much! This is a really cool photo.

(ところで、このブログは昨日のアクセス数が急に多かったのですが、昨日何かありましたっけ?!?)


1 - Benfica: Quim (m.46, Moretto); Maxi Pereira (m.85, Urreta), David Luiz (m.55, Roderick Miranda) Miguel Vítor, Sepsi (m.46, Schaffer); Ruben Amorim (m.55, Yebda), Carlos Martins (m.64, Fabio Coentrao), Di María (m.76, Patric) y Aimar (m.59, Ramires); Saviola (m.64, Nuno Gomes) y Cardozo (m.76, Mantorras).

2 - Atlético de Madrid: Asenjo; Antonio López, Heitinga, Ujfalusi (m. 68 Valera), Pablo; Reyes (m.46, Maxi Rodríguez), Paulo Assuncao, Raúl García (m.46, Cléber), Simao (m.75, Cabrera); Forlán (m.55, Jurado) y 'Kun' Agüero (m.55, Sinama Pongolle).

Goles: 0-1, min.10: Raúl García desde fuera del área a pase de Simao; 1-1, min.20: Cardozo marca a placer a pase de Saviola; 1-2, min.45: Forlán anota un penalti cometido sobre Agüero.

今晩はアトレティコ戦

2009年07月21日 22時44分23秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
でもその前に、今ニュースを読んで驚愕したのですが、ハビ・ガルシアのベンフィカ移籍が決まりました。レンタルではなくて、完全移籍です。しかも移籍金がなんと700万ユーロ・・・。ちょ、ちょっと高すぎじゃないですか?? 契約年数は5年、もちろん22歳と若い選手なので将来性を買ってのことなのかもしれませんが、ほとんど知らない選手なので心配になってしまいます。レジェスにあと750万ユーロを払うのはあんなに渋ったのに、この選手にはぽーんと700万ユーロ?! 本当にそんなに良い選手なのだろうか・・・。

Serbenfiquistaを見ても、値段の高さに驚いている人がほとんどですね。しかも、サビオラ、ラミレスにそれぞれ700万ユーロほど払っていますから、全体として高額な投資をしているわけで、「これで今シーズン結果が出なかったら、ルイ・コスタの信頼性は大きく揺らいでしまう。」と不安がる声が。チームにかかるプレッシャーもかなりのものになりそうです。

ジェスス監督は「どうしても後一人フォワードが必要。」と言っていましたが、フォワードを補強するお金は残っているのかな? まだカツラニスしか売却していないのに・・・。一応ルイソンが出るかもしれませんが、1300万ユーロを要求しているベンフィカに対して、フィオレンティーナなどは1000万ユーロしか出せないということで、話が終わってしまっているようです。うーん、財政状態が心配だ・・・。


さて、今晩の試合について。少~しだけ睡眠不足の疲れが解消されたかなと思ったら、もう次の試合です。選手たちも同じ感じかもしれませんね。

今晩はただのフレンドリーではなくて、プレゼンテーション試合なので、試合の一時間前の18時45分から選手のプレゼンテーションがあります。リスボンに到着して火曜日の夜にルイ・コスタと記者会見をしたラミレスはちょうど間に合ったわけです。(ハビ・ガルシアももうリスボンにいるそうなので、プレゼンされるかも。)カリフォルニア時間なら午前10時45分だから選手のプレゼンテーションも見るところですが、日本では平日の2時45分・・・、絶対に無理だあ。試合だって午前3時45分からですもんね(鬱)。私、朝の6時20分に起きる必要があるんですけれど、試合が終わってから寝る努力をしたほうがいいのか、諦めたほうがいいのか・・・。

予想先発イレブンですが、Jornal de Noticiasは、Quim; Maxi, Roderick, Miguel Vítor and Sepsi; Yebda, Rúben Amorim, Fábio Coentrão and Aimar; Saviola and Cardozoとしています。これを読んで、うーむ、セプシではなくてシャファー、コエントロンではなくてディ・マリアじゃないかなあと思ったら、O Jogoのほうの予想スタメンは、Quim, Maxi, Roderick, Miguel Vítor, Shaffer, Rúben Amorim, Di Maria, Aimar, Saviola, Cardozoと、シャファーとディ・マリアが入っています。でも両紙ともカルロス・マルティンスではなくてアモリムを入れているんですね。アモリムはこの二試合良くなかったので、どうなんでしょう。

アトレティコのほうは夕方チャーター機でリスボン入りをして、試合後マドリードに帰るようです。チームにはベンフィカゆかりの選手、シマオとレジェスがいますね。ベンフィキスタたちは2人を暖かく迎えるつもりのようです。アトレティコと言えば、アイマールはあんまり得意な相手ではないですよね。活躍した試合というのが思い出せません。今晩もどうかな?と思いますが、親善試合ですし怪我無く終えてくれれば・・・。(どうせならバルサやマドリードとの試合を組んでほしかったな。でも、たぶんシマオをアトレティコに売ったときからの取り決めのようです。)

さて、今日記者会見をしたラミレスですが、背番号は8。さりげなくギリシャに帰ってしまった カツラニスの背番号を引き継ぎます。記者会見の内容を読みましたが、22歳と若いのにわりとしっかりしていて好印象です。ポジションについては、「クルセイロでは後ろのほうだった。代表ではもう少し前の方だったね。どこでも必要なところでプレーすることができるよ。」とのこと。
それにしても、ベンフィカは、アイマールとサビオラとカルドーソとカルロス・マルティンス以外、全員22歳以下の選手のような・・・。カルドーソとマルティンスも25歳ぐらいだったと思うので、パブロ以外恐ろしく若いチームですよね。ヨーロッパの舞台などで経験不足が露呈しなければいいのですが!

やっぱりあれはPKだったのかな・・・

2009年07月20日 23時51分31秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
日曜日は久しぶりのお休み。月曜日は午後5時から非公開で練習の予定です。もうすぐ始まるところかな。

なので特にニュースはありません。
ラミレスが月曜日にプレゼンテーションの予定。ベンフィキスタたちから特別に期待されている選手です。ダイヤ型の中盤右サイドのレギュラーとなるのでは?と見られていますが、実際のところはどうなのでしょう。筋肉をつけるための特別トレーニングなども組まれているようです。

ハビ・ガルシアについては依然交渉中。ベンフィカのファンたちはスペイン人選手にあまり良い思い出がないみたいで、この移籍交渉に熱心でない人たちもいます。マルチェナのことなどが書いてあって、つい読んでしまいました。なんでも、早くスペインに戻りたくて仕方なくて、わざと悪いプレーをしていた、と少なくともベンフィキスタたちは感じたらしい。そうなんだ・・・。そういえばレジェスも結局アトレティコの一員として火曜日ルスにやってきますね。

ところで昨日書いたことで訂正があります。アイマールへのPKについて、ディフェンスのほうがパブロより早くボールに触ったと書きましたが、実際にはパブロのほうが早くボールに触っていました。ネット観戦中にリピート映像を見たときはディフェンスのほうが早かったように思えたのですが、別角度からの映像だと逆でした。これについては誰もがパブロのほうが先にボールに触ったということで一致しています。(そこだけ切り取ったYoutube映像があればいいのですが・・・私は一応ダウンロードして見直してみましたが。)
でも、だからあれはPKかというと、やっぱり意見が割れていますね~。審判をやったことのある人は「ルール上PKで間違いない」と言っていますが、「ボールに触った後アイマールはディフェンスに倒されるのを待っていたからPKではない。」と主張する人もいて・・・。うーん、わからないな。待ったと言っても、ボールに触ったコンマ数秒後に倒された場合は・・・どうなるのでしょう。昨シーズン、同じような状況でアイマールはPKをもらえなかったんですよね。要するに審判次第なのでしょうか。

上の写真は、そのPKとなったファウルを受けた直後のアイマール。少し前にTwilightという本を読みました。(Teen向けのたわいない本です、でも英語が簡単なのですらすら読める) その中で吸血鬼のEdwardはこの世のものとは思えない美貌の持ち主ということになっています。Edwardの描写を読むたびにアイマールを思い浮かべていました(笑)。で、この写真をみて、うわー、Edwardそのものだぁ、なんて。この本は映画化もされていて、でも、Edward役は全然イメージと違ったそうなんです。パブロが映画に出ていたほうが良かったかも。(17歳の設定ですけれどね)


[Preseason] Benfica 2-1 Olhanense

2009年07月19日 19時21分27秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
Olhanenseに逆転勝ちをして、ジェスス監督の下で最初のタイトル獲得です。キケ監督の下では3月くらいにようやくカップ戦に優勝したのに比べれば、プレシーズン最初のトーナメントで優勝とは超スピード。とりあえずタイトル獲得はいいことですよね。

右の写真、えらく劇的で、一体何が?!という感じですが、アイマールは試合後半に相手選手との競り合いで頭をぶつけてしまって、倒れちゃったんですよね。ヘディングで競り合ったさい、相手の頭がパブロの耳の上あたりががーんと当たって・・・。すごく痛がっていたし、立ち上がった後もぼおーっとしていたので、ちょっと心配です。その4分ほど後にウレッタと交代。特に続報はないので、大丈夫だったとは思うのですが・・・。

試合のほうは、前半はなんとなく膠着していてあまり見所がありませんでした。カウンターからサビオラが飛び出して、左サイドを併走していたアイマールに良いパス、パブロがペナルティ・エリア内でボールに追いつくかどうかぎりぎりのところで、相手ディフェンスがボールをカットすると同時にパブロを引っ掛けて、これに審判はPKの笛。でもリピートを見ると、アイマールがボールに追いつく一瞬前にディフェンスがカットしているので、本当はPKではありませんでした。もうけもののPKだなあ、と思っていたら、いきなりカルドーソがPKを失敗! カルドーソはほとんどPKを失敗しない人なので、Serbenfiquistaでは「わざと失敗したんじゃないか?」なんて言われるほど。まさか・・・。確かに気の無い蹴り方ではあったけれど。

後半、ジェスス監督は今日もあまり良くなかったルーベン・アモリムに替えてカルロス・マルティンスを投入。すると、マルティンスのパスミスは相変わらずなものの、ずいぶんチームのリズムは良くなったような。アイマールも前半今ひとつで、やっぱり疲れ??と思っていたら、後半だんだん良い動きになってきて・・・ということはコンディションの問題ではなくて、やっぱり周りの選手との相性の問題なのでしょうか?? ルーベン・アモリムが良くない?! 昨シーズン、ベストな選手の一人だったのに。とはいえ怪我明けですし、まだプレシーズンですもんね。
試合に戻りますと、後半62分、ロデリックの全然ハンドではないハンドを取られて、不運なPK。前半の存在しないベンフィカのPKはカルドーソが失敗しましたが、OlhanenseのほうはしっかりPKを成功させて0-1と先制されてしまいました。うおー、やばいよ~と思うまもなく、試合再開後最初のプレーで、アイマールが前線のカルドーソに強引な中央突破のパス。カルドーソは2人のディフェンスに挟まれながらも、振り向きざまにSPECTACULARなシュートで、一瞬のうちに同点に追いつきました! PK失敗を帳消しにする見事なゴールでしたね!! その後はアイマールも良い動きでベンフィカは攻勢だったのですが、上に書いたようにパブロは頭を打ってしまってウレッタと交代(もともとその予定だったのかもしれませんが)。ベンフィカは良い流れのまま、でも時間切れになる? この場合は延長?それともPK戦?と思っていたら、90分コエントロンのCKからミゲル・ビトールがヘディングで勝ち越しゴール! 劇的勝利を挙げたのでした。

例の音楽付きの人のダイジェスト映像:



試合自体は、うーん、すごく良い内容とは言えませんけれど、逆転での勝利で優勝できたというのはとってもポジシティブな結果ですよね。90分での勝ち越しゴールなんて運もいいな。去年と違って勝負強さを感じます! 去年はもう試合途中から「はあ~、勝てそうな雰囲気ないなあ」と諦め気分が漂っていましたから(選手も見るファンのほうも)。それにしてもYoutubeの映像を見ていたら、ディ・マリアのハンドなど、実は結構いろいろなことがありましたね。

アイマールは前半、ビルバオと同じくフィジカルなタイプの相手に苦労しましたが、後半は相手選手も疲れてきたのかな?、スペースが開いてきて調子が上がりました。危険なファウルはあったし、頭をぶつけられたりと大変だったけれど・・・。Serbenfiquistaでは、「アイマールを殺す気??」なんて言われていますね。本当に力任せの危ないプレーは止めてほしいものです。 だって、まだプレシーズンですよ? 相手選手に怪我させるほどのファウルなんて全然必要ないじゃないですか(怒)!

オフィシャルの選ぶ「良かった3人」は、カルドーソ、ミゲル・ビトール、アイマール。いつも辛口のO Jogoも、「アイマールがカルドーソの目を覚まさせた。アイマールの美しいパスがカルドーソのゴールを生んだ。10番が試合のビジョンを見せる場所・・・真にクリエイティブな選手。」 個人的にはカルドーソのシュートのほうがものすごかったと思いますけれど(笑)。でも、Correio da Manhaはパブロについて、「派手なプレーもなく、決定的なプレーもなかった。」 ええと、PKを取って、アシストもしているのですが・・・。

試合後の表彰式では、トロフィーが授与。傘みたいな不思議な形だなあと思ってよく見たら、橋の形でした。大会の最優秀選手にはサビオラが選ばれています。

移籍関連のニュースでは、ハビ・ガルシアのレンタル移籍がもうすぐ決まるとの報道があります。本当でしょうか?!

写真が、アイマールが辛そうにしているものばかりになってしまいました・・・。他にあまり大写しがなかったもので。上のは首を絞められているみたいに見えますが、お医者さんに様子を調べてもらっているところ。
日曜日は久しぶりにお休みなので、ゆっくり休んでほしいものです。家族ともずいぶん長く離れていたから嬉しいでしょうね! 

Benfica-Olhanense, 2-1

Estádio Municipal de Vila Real de Santo António

Árbitro: Nuno Almeida (Algarve)

Auxiliares: Bruno Brás e Gilberto Carvalho
4ºárbitro: José Albino

BENFICA - Moreira (Quim, ao intervalo); Patric (Maxi Pereira, ao intervalo), Roderick, Miguel Vitor e Shaffer; Rúben Amorim (Carlos Martins, ao intervalo), Yebda, Aimar (Urreta, 79) e Di María (Fábio Coentrão, 67); Saviola (Nuno Gomes, 67) e Cardozo

Suplentes não utilizados: Sepsi, Jorge Ribeiro, Fellipe Bastos, Balboa, Mantorras, Nélson Oliveira e João Pereira
Treinador: Jorge Jesus

OLHANENSE - Bruno Veríssimo (Ventura, ao intervalo); Miguel Garcia (Tengarrinha, ao intervalo), Sandro, Anselmo e Carlos Fernandes (Stéphane, 63); Castro, Rui Baião e Messi (Guga, ao intervalo); Ukra (Toy, 73), Rabiola (Fábio, 72) e Zequinha

Suplentes não utlilizados: Ricardo Campos, Jaime, Lucas d`Alegre, Joshua Silva, Matias, Diogo e Gomis
Treinador: Jorge Costa

Disciplina: cartão amarelo a Carlos Fernandes (27), Di María (30), Zequinha (44), Yebda (46), Maxi Pereira (90) e Carlos Martins (90)

Marcador: 0-1, por Ukra (62, gp); 1-1, por Cardozo (63), 2-1, por Miguel Vitor (90)

今日はOlhanense戦

2009年07月18日 23時34分30秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
昨日のビルバオ戦を一応見直してみようかなと思い、ダウンロードを始めてみたのですが、回線スピードが遅すぎてまだ後2時間以上かかるみたいです(汗)。先日あまりのダウンロードの遅さに業を煮やして、Freedownload Managerとかいうフリーソフトまで入れてみたのですが、それを利用してですらこのスピードですから・・・。最終的にダウンロードできればいいんですけれど・・・。

金曜日の試合で、Olhanenseがベルギーのアンデルレヒトに2-1で勝利したために、今日の決勝戦の組み合わせはベンフィカ対Olhanenseとなりました。オルハネンセは、今年の(ポルトガル・リーグの)一部昇格組みではないかと思います。

O Jogoに予想スタメンの記事が出ています。怪我から回復したシドネイが先発となる見込み。プレシーズン初めてのプレーとなります。キーパーは誰になるか全く不明。右サイドバックは、ビルバオ戦であまり良くなかったマキシ・ペレイラに替わり、パトリックが出るかも。左SBはシャファーとなりそう。
中盤の底にはイェブダ、右サイドにルーベン・アモリム、左サイドは怪我が治ったディ・マリアかもしれませんが、練習をアイスパックをあてて引き上げたそうで微妙です。コエントロンにチャンスがあるかも。10番のポジションにはアイマール、またはヌーノ・ゴメス。ヌーノ・ゴメスは、サビオラかカルドーソに替わってフォワードとして出場する可能性もあります。

移籍市場の噂としては、レアル・マドリードのハビ・ガルシアと交渉中だとか。昨日書いたように、中盤の底を務める6番の選手として考えているのだと思います。なんとかガルシアという選手が多すぎて、この人がどんな選手なのか全然覚えていません。22歳、ポジションは守備的中盤で、レンタルでの交渉です。

無事にダウンロードが終わったので、ビルバオ戦、前半のみ見てみました。こうして見直してみると試合序盤ベンフィカはそれほど悪くないような。でも、10分過ぎからキーパーのモレットが不安定でミスを連発し始め、それがチームに感染して、動揺している間にゴールを許してしまったように見えました。実戦だったらとんでもないことですよね。当然ジェスス監督はハーフタイムでキーパーを交代させたわけですが。アイマールは特に悪くはないのですが、カルロス・マルティンスやルーベン・アモリムがリズムよくボールを回さないので、思うようにプレーできていない感じ。あと、コエントロンと全然合っていない・・・。でもたぶんこれが初めて一緒にプレーした試合のはずなので、仕方ないですね。ファウルされて怒っている場面は見直してみると、イライラしているというより、「ちょっとこれはないんじゃないの?!」という感じで一直線に相手に向かっていっています。確かにフレンドリーなのに、足首直撃の危険なファウルだったのでパブロが怒るのも無理ありません。

さて決勝戦は先発かどうかはっきりしませんが、一応起きてみるために寝ることにします。時間はこの前と同じく21時15分より。

[Preseason] Benfica 2 - 1 At.Bilbao

2009年07月17日 14時43分54秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10


前半にビルバオに1点先行されたものの、後半開始早々サビオラのヘディングで同点に追いつき、66分にもう一度サビオラのゴールで勝ち越し。2-1の逆転勝利です。

上の写真、手を握り合う2人のイメージが美しいですね~♪ (アイマールが後姿なのが残念!)
でも、まずネットがちょっと繋がりにくくて見づらかった上に、パブロは良くなかったので、あんまりハッピーな気持ちではないです。この前の試合まではわりと元気に観戦できたけれど、一週間に三度目ともなるとどっと疲れて、ぐったり。もしやアイマールも同じだったなかなあ? (というか、パブロが今ひとつだったから、疲労感が残るのかも。)

前半少し紙芝居だったのではっきり見えませんでしたが(1階のモデムを使ったのが失敗・・・)、昨シーズンのキケ監督の試合を思い出すパフォーマンスでした! だって、プレシーズン初めての先発となったルーベン・アモリムが無意味なロング・パスを多用するんだもの、ぞっとしちゃいました。Serbenfiquistaでも「キケ戦術が沁みこみすぎ」なんて言われています。怪我明けだったので仕方ない面もありますけれど・・・。
更にカルロス・マルティンスが22本のパス中16本を失敗という最悪の出来。(この数字は信じがたいですよね。真偽のほどは不明です。) アイマールもこの2人に比べて特に良いわけではなかったので、ベンフィカの中盤は昨シーズンと同じようにないようなもので・・・。パブロの弁護をするとすれば、たぶん疲れがあったのと、アモリムが良くなかったために、ものすごく後ろまで下がってアモリムの替わりに守備陣からボールを受け取って前方に渡そうとしていました。でもそれをやると、中盤からサビオラたちにボールを渡す人がいなくなっちゃうんですよね。もちろんビルバオがスペースを与えず、厳しくファウルをしてきたということもあります。

ジェスス監督は、アモリム、カルロス・マルティンス、アイマールの三人を一気にイェブダ、ウレッタ、ヌーノ・ゴメスにスイッチ。うーむ、まあ妥当な交代と認めざる終えないでしょう。するとベンフィカの内容は大分良くなりました。パブロがいる間にすでに同点にはなっていたんですけれどね。
ジェスス監督は、向かい風だった前半とは逆に追い風になったこと、プレシーズン一試合目だったビルバオの選手たちのペースが後半途中からがっくり落ちたことも勝因に挙げています。

まだあまり良いダイジェストがありませんけれど、とりあえずいつもの人の音楽付きのもの:



プレシーズン3試合の中で一番出来の悪い試合だったと誰もが一致していますが、逆転で勝利したことは大きな自信になるでしょう。キケ監督のときだったらずるずる負けていたような気がします。課題としては、GKがやっぱり誰にしても良くない(キム、モレイラ、モレット、みんな似たようなもので・・・)、ダイヤ型の最後尾のポジションを務める「6番」の選手がいない。このポジションではルーベン・アモリムよりも前ニ試合のイェブダのほうが良かったという意見が大多数で、ジェスス監督も、「自分はルーベンを良く知っていて、Belenensesではこのポジションに彼を置いていた。ここで彼は非常には活躍しないが、適応はするだろう。他の選手を置くオプションもある。試合を通していろいろなオプションやアイデアを探っていく。」と話しました。確かに前の試合でイェブダを批判している人もいましたが、特に悪いようには見えなかったんですよね。そういえば、今日の試合では左サイドバックのセプシという人も今ひとつだったかも。

逆に良かった人としてMaisfutebolやオフィシャルに取り上げられているのは、もちろんサビオラ! (スタミナありますよね~。羨ましい。パブロが虚弱すぎるんでしょうか・・・) それから、ファビオ・コエントロンとロデリック。コエントロンはディ・マリアと左サイドのレギュラー・ポジションを巡って激しい競争をするだろうと予想されています。

シャフタール戦みたいなきらきらした試合を見たかったので残念でしたが、あのビルバオ相手にそんな試合はもともと無理だったのでしょうね。でも、ポルトガル・リーグの相手はほとんどビルバオ・タイプなので、ジェスス監督には良い対応策を練ってもらいたいものです。

今日のアイマールの試合で唯一目を引いたのは、前半終わり頃の惜しいシュート、それから、ファウルで倒された後にほとんど相手に詰め寄らんばかりに怒っていたこと。Serbenfiquistaでは、「パブロがあんなリアクションをするなんて思ってもいなかった。」なんて言われています。アイマールはグラウンド上では人が変わって、かなりのイライラさんになることをまだ皆知らないようです。あまり上手く行っていないときに一層イライラすることは確かなので、今日はそういう日なんだなとバロメーターにもなりますよね。 
Serbenfiquistaのフォーラムではその会話の続きとして、「いや、アイマールはこんなこともするんだぜ。」とYoutubeのFootball Fightなるビデオが紹介されています。見てみたら、なんと冒頭にデポル戦のパブロの唾吐き事件が出てきて・・・。いや、あれは鼻の骨を折られたんだもの、仕方ないよ~・・・、許してあげて~と弁護。そのビデオでも後のほうのは全部暴力事件じゃん、一緒にしないでほしいな、なんて(笑)。

Estádio Municipal de Vila Real de Santo António

Árbitro: Eugénio Arez

Benfica: Moretto (Moreira, 46); Maxi, Miguel Vítor, Roderick e Sepsi; Rúben Amorim (Yebda, 64), Carlos Martins (Urreta, 64), Fábio Coentrão e Pablo Aimar (Nuno Gomes, 64); Cardozo e Saviola.

Suplentes: Shaffer, Patric, Jorge Ribeiro, Fellipe Bastos, João Pereira, Balboa, Mantorras e Nélson Oliveira

At. Bilbau: Iraizoz; Zubiarre, Koikili, Aitor Ocio e Amorebieta; Orbaiz, David López, Gurpejiui e Susaeta; Toquero e Ion Velez. Entraram na segunda parte: Etxeberria, Munian, Iturraspe, De Marcos.

Suplentes: Armando, Etxeita, Eneko e Ustaritz.

Ao intervalo: 0-1

Marcadores: 0-1, Toquero (17); 1-1, Saviola (48); 2-1, Saviola (66)

Disciplina: Cartão amarelo para Gurpegi (36) e Maxi Pereira (49)

Resultado final: 2-1