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[Liga 10] Benfica 2-0 Pacos de Ferreira

2010年10月30日 20時59分01秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
まずはRecordの表紙:


ライブでネットで見たときはもちろん、さっきアップされた試合ファイルを見たときですら、パブロがゴール後にこんなポーズをしていたなんて全然気が付きませんでした。超格好良く決めていたんですね(笑)。どうやらさっさとコエントロンにつかまって、飛び跳ねハグ、その後すぐに皆に囲まれて全然姿が見えなくなってしまったから。
上の図にあるように、パブロがドリブルを始めたのはセンター・ラインよりも手前から。最初から最後まで1人でやってのけてしまいました。ドリブルで3人ディフェンダーを抜いて、最後は2人のディフェンダーの間を抜くシュートでしたね。

A Bolaの表紙はこんな感じ:


この表紙もcool! でも個人的にはマラドーナがどうのというのは・・・。別にマラドーナへのお誕生日プレゼントのつもりなんかじゃないと思うけれど。

試合全体のダイジェストはこちら:


前半10分から30分ぐらいの間、ベンフィカには去年を彷彿とさせる良い流れの攻撃がありました。4回ぐらいは決定機があったような。それなのにサビオラだけでも少なくとも3回は決定的チャンスを外したと思います。確かにサビオラは、後半コエントロンのPKに繋がるパスを出したり、中盤のパス回しでは頑張っているのですけれど、やっぱりフォワードなんですもん、点を取って欲しいなあ~。前半のチャンスのうち1点でも決めてくれれば、どれだけ試合が楽になったことか。リーグ戦の相手なら、チャンスを逃し続けても、相手がミスをしてくれるから追いつかれることはありませんが、たぶんCLレベルの試合になったら駄目でしょう・・・。

Maisfutebolのクロニカより:
アイマールのマスターピース
最初はパブロ・アイマールによるトップクラスの重厚な傑作。アルゼンチン人のゴールはベンフィカの試合内容よりも大きなものだった。試合の入り方はスローで、危険なBadajozはロベルトをテストした。ベンフィカの10番は才能によって違いを示そうとした。中盤から出発し、フェイントで3人の敵を交わし、最後はミドル・シュート。ジェスス監督は大砲(カルロス・マルティンス)を休ませたが、マラドーナの50歳の誕生日の前夜、アイマールはピッチに魔法を持ち込み、アルゼンチン人の偉大なゴールによって1-0となった。
勝利の最後のシーンは静かなものだったが、勝利の大半は10番を背中に背負ったアルゼンチン人の才能によってもたらされたもの。ドラゴンでは、ベンフィカは個人の才能以上のものを見せなければならないだろう。
リヨン戦でも・・・。今朝の試合では、コエントロン、ロベルト、パブロのレベルが他の選手とずいぶん差があるように見えてしまいました。昨シーズンは全然そんなことなくて、パブロよりもずっとスピードがあったり、ずっと決定力があったりする選手がたくさんいたことを思うと、やっぱりそれくらいでないと、優勝はできないし、CLの試合も勝てないのでしょう・・・。

ところでMaisfutebolでは休ませたと書いてあるカルロス・マルティンスですが、O Jogoによると、試合直前のフィジカルの問題のために外れたのだそうです。サブ・メンバーにも入っていなかったので変だと思ったら。怪我人が多いベンフィカなので、心配です。
怪我といえば、コエントロンも万全ではないようで、こちらもとても心配。ジェスス監督は、試合後の記者会見で「フィジカルの問題があった。ハーフタイムに話し合ったが、少し痛みがあった。しかし私は彼にプレーを続けるように頼んだ。彼は最後までプレーした。チャンピオンだね。」 と話しました。リヨン戦は大丈夫でしょうか。
また記者会見でジェスス監督は、カルデックにさかんに指示を出していたことについて、「サビオラが疲れていたので、カルデックにポジションを入れ替わるように頼んだ。彼はもっと下がり、サビオラが前にポジションをとった。」と述べました。
今日の試合は、イエロー・カードのリスクを減らすために、ハビ・ガルシアとルイソンを交代させるという通常とは違う交代枠の使い方でした。パブロもフル出場。相当疲れたんじゃないかな。それでも、85分ごろに左サイド奥深くまで全力疾走で相手選手を追っかけて、ボールをベンフィカ・ボールにしたプレーがありました。コエントロンの持ち場なのに、パブロ、頑張っているなあとライブで見たときは思ったのですが、今考えると、痛みのあるコエントロンをカバーしていたのかもしれません。他にも相手と接触したのか、鼻血が出て、コットンを鼻に詰める羽目になったり、本当にお疲れ! しっかり休んでリヨン戦に備えてもらいたいです。

パブロのゴール後の写真がたくさん。


コエントロンは本当に感極まっているみたいで、なんだかじーんとしちゃいます。






どこにいるのかよくわからないパブロ。


ガイタンとハイタッチ。
 

選手の採点:
Bola...Jogo...MF...24...Publico...JC

ROBERTO........7...7....4....7....7....7
M.PEREIRA......4...5....3....6....6....6
LUISÃO............6...6....3....6....6....6
DAVID LUIZ......6...5....3....6....6....7
C.PEIXOTO......4...5....2....4....3....5
JAVI GARCIA...7...6....3....6....5....6
GAITAN...........4...5....2.....6....4....4
AIMAR.............8...7....4.....7....7....8
F. COENTRÃO.7...7.....4....7....7....7
SAVIOLA.........6....6....3.....5....5....6
KARDEC.........6.....5....3.....6....5....5
(SALVIO..........5.....4....2.....5....4....5
AIRTON...........5....-.....-......6....3....5
SIDNEI...........-......-.....-......-.....1.....-)

24というのは雑誌の名前のようです。今日のパブロは8でしょう~。そういえば相手チームの監督さんが、"a entrada do Aimar daquela forma não é possível"と言っていました。「あんな風なアイマールの切り込み方は不可能だ」って、パブロのお父さんがマラドーナのゴールを見て言った表現と似ていますね(笑)。

LIGA - 9.ª Jornada

Estádio da Luz - Assistência: 29 529

BENFICA: Roberto, Maxi Pereira, Luisão (Sidnei 87’), David Luiz, César Peixoto (Salvio 63’), Javi García (Airton 75’), Gaitán, P. Aimar, F. Coentrão, Saviola, Kardec.

Treinador: Jorge Jesus

P.FERREIRA: Cássio, Baiano, Bura, Cohene, Maykon, Leonel Olímpio, André Leão (D. Simão 77’), Anunciação, Nuno Santos (Amond 82’), Rondón, Pizzi (N. Oliveira 67’).

Treinador: Rui Vitória

Golos: 1-0 P. Aimar (14’), 2-0 Kardec (65’gp)

Árbitro: Bruno Esteves (Setúbal) 6

Disciplina: amarelos: André Leão (33’), Rondón (35’), Cohene (64’), Baiano (78’ e 83’), Leonel Olímpio (86’) VERMELHO: Baiano (83’)

アイマールがゴラッソ~

2010年10月30日 06時53分57秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート


試合は2-0でベンフィカの勝利。結構危ない場面が多くてハラハラし通し。ベンフィカの先制点はアイマールの素晴らしいゴールで、勢いに乗れるかなと思ったんですけれど・・・。

Aimar vs Pacos Ferreira

実況、興奮しすぎ。(→最初のYoutubeが消されていたので、もっとおとなしい実況の、でも、たくさんリピート映像があるほうに変更しました。)コエントロンとのぴょんぴょんハグが可愛い(笑)。
パブロは90分を通して良かったと思うし、良いチャンスを数多く作っていたのですが、うーん、最後が決まらないです(パブロ以外の選手たちが)。 結局コエントロンが倒されたとのことでPKをもらい(今季初めて?!、一回ぐらいあったかな)、これをカルデックが落ち着いて決めて、それまでかなりピンチの連続だった試合に決着を付けました。イエローのリーチがかかっていた4人は誰もカードをもらわなかったため(カルロス・マルティンスは不出場)、ポルト戦にカード累積出場停止の選手はいません。良かった・・・。
ただ、この守備ではリヨンにもポルトにも歯が立つのか超心配だなあ~。攻撃陣も、パブロとコエントロンは頑張っているのですが、あともう少しの詰めをしっかりしないと、強いチームには勝てない予感がします。