A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[Liga 32] Osasuna 2 - 2 Real Zaragoza

2007年04月30日 15時50分34秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
画像はあまり良くありませんが、マルカの動画はこちら:マルカの試合ダイジェスト もちろんいつものようにここにもアラゴンTVのダイジェストはあります:Aupa videos
(右の写真は、ダレッサンドロの手が気になります・・・。)

アイマールがフリーキックを決めてくれたのはとっても嬉しかったけれど、やっぱりどうしても勝てない(涙)。勝てないどころか、負けていてもおかしくない、どちらかというと負けが正当な試合だったようで・・・。最後のロスタイムにセルヒオ・ガルシアのヘディングで追いついたのは夢にも思わなかった幸運でしたが、この1ポイントは役に立つのでしょうか。
前半5分にいきなり先制され、パブロのFKで7分後に追いつき、前半はチームもアイマールも割りと良かったのですが、後半オサスナに押し込まれて試合を支配されてしまいました。後半の55分に勝ち越されてからは、ほとんどまともにプレーさせてもらえなかったようです。

Aupa掲示板には"Yo, ya......ME RINDO (I, already ...... SURRENDER)"なんてスレッドまで立つし・・・暗いわ。ロジカルに考えて、アウェイでオサスナBチームに勝てないチームがメスタージャやサンチェス・ビスファンで勝つのはまず無理ですよね。本来はオサスナにアウェイで引き分けというのはそう悪い結果ではないはずなのですが、それはナスティックに勝っていればの話。あの負けがものすごい重荷になってしまっているように思います。 
順位の他にも心配なのは、試合内容ですよね。どうやらバルサ戦で燃え尽きてしまったのか、攻撃のアイデアも華麗さも守備の強固さもディエゴ・ミリートの得点もこの三試合枯渇しています。今年初め、セビージャに勝った後もしばらく勝てなかったけれど、あの頃はチャンスはたくさん作っていたんですよね。今日の前半のようにアイマールが元気だとチームも良い感じになるようなので、パブロの頑張り次第かなとも思いますが、膝の怪我の不安がどうしてもつきまとってしまう。(今日の後半も無理していないといいのですが。)

その一方で、去年10位だったチームが、リーガ終盤になっても4位と2ポイント差というのは素晴らしい成績ですし、もっと上に行けるかどうかはサラゴサ自身にかかっているという意味で、極端に暗くなる必要はないという考え方もありますね。このままアウェイで勝てないのなら、それはCLを戦うのに値しないチームだったということです。ただ大問題なのは、CL圏に入れなかった場合ガビー・ミリートなどを引き止められない可能性があることですよね(涙)。ま、そのことはそのときに考えることにしよう。
降参したくなる気持ちはわかるけれど、毎試合とっても辛いからね、でも降参するのはいつだってできるのだからそれをするのは最終節が終わってからにしなくちゃ。今降参したら、きっとずるずる落ちていってしまうと思うから、選手たちがなんとか今日の引き分けにポジティブな気持ちでいられますようにと祈っています。

ビクトル・フェルナンデスの談話:
「勝てないとわかったときには、引き分けというのはいつも良いものだ。我々は良い前半と悪い後半をプレーしたと思う。最初の45分の後には、我々は勝てそうだと思った。なぜならオサスナの1点目の後それ以上のことは起こらず、私たちのほうが多くの意図を持って敵のエリアに到達していたから。しかし彼らの2点目は我々にダメージを与え、そこからオサスナのフィジカルの強さが我々を上回りだした。それでもサラゴサは決して降参することなく、リスクを冒した。最後にはサッカーで、あるいはサッカーとは違うことで、求めていた結果を見つけた。
オサスナは去年4位で紳士のチーム。彼らが走るだけのチームと言う人は間違っている。彼らにはシステマティックな動きがあり、ボールを触るプレーを追及している。
UEFA圏内を確かなものにする意味で今日の1ポイントは重要。
チームの態度は良かった。試合に常に直面しようとしていたから。今日のオサスナに勝っていたら、我々はスーパーなチームだろう。」
試合のエピソードとしては、動画にも映っていますが、ハーフタイムのとき審判にカードのことで文句を言っていたダレッサンドロを審判から離そうと、フィジカル・トレーナーが少し手荒にダレッサンドロを押しました。ダレッサンドロはそれにカッとして、今度はトレーナーと言い争い。毎試合のように話題を提供してくれるアンドレスです。そんなこともあって、今日はあんなに早く交代させられていたのかな。ダレッサンドロではなくエベルトンに替えてセルヒオ・ガルシアのほうが良かったような気がしますが。(そもそもセルヒオ・ガルシア先発のほうが良かったなあ。) 

OSASUNA 2
ZARAGOZA 2

Osasuna. Ricardo J. Flaño Cuéllar Josetxo Monreal Valdo Nekounam Puñal Juanlu (64') Romeo (46') Webó (86') R. García (64') Juanfran (46') Soldado (86')

Zaragoza. César Diogo Sergio G.Milito Juanfran D'Alessandro (59') Piqué (69') Zapater Aimar Ewerthon (69') D. Milito Óscar (69') Lafita (69') S. García (59')

goles

1-0 (4'): Juanlu.

1-1 (11'): Aimar, de falta.

2-1 (55'): Valdo, de disparo con la zurda fuera del área.

2-2 (90'): S. García, de cabezazo bombeado.



 

PREVIA [Liga 31] Osasuna - Real Zaragoza

2007年04月29日 15時34分45秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
いろいろなサイトのPREVIAを順繰りに読んできて、最後にAsにたどり着いてページを開けたら、思いがけずアイマールの写真があったので嬉しかったです。どうしてフェンス越しのこのポーズなのか不思議ですけど。パブロの服装からもわかるとおり、スペインは気温が下がったようですね(それにしても厚着過ぎるような気がしますが)。日曜日のパンプローナは最低気温10度、最高気温19度。午前中は雨、午後は曇り時々雨。雨かあ。Anyway, vamos Pablo!!

召集メンバーにはもちろん、予想スタメンにもアイマールは入っています。「一週間でびっくりするくらい良くなったように見える。」といろいろなPREVIAに書いてあるけれど、このニヶ月良くならなかったのが一週間で急に良くなるものかなあ・・・。ビクトル・フェルナンデスもパブロについて、
「日曜日の試合の立役者になれるかどうかはわからないが、アイマールはこの三ヶ月間には見られなかったような練習を行った。彼は決然としていて、多くの願望を持っているように見える。」
デポル戦での負傷後、練習でもずっと調子が悪かったということでしょうか。それが一週休んだら急にベターになるなんてあまり考えられませんが、あとは試合でどんな調子かですよね。奇跡のように痛みが消えているといいのですが!

サラゴサの予想イレブンは、ディエゴ・ミリートのパートナーがセルヒオ・ガルシアになるかエベルトンになるかが不明なくらいで、後は明らかです。(セルヒオ・フェルナンデスが復帰、ピケが中盤に。)
一方オサスナのほうは、国王杯セビージャ戦での疲労とセカンド・レグを考慮して、国王杯の試合のスタメンから8人を入れ替え! ミロセビッチはインフルエンザで召集外(セビージャ戦でもあまり良くなかったですね)、ラウール・ガルシアやソルダードなどがベンチスタートで、セビージャ戦のスタメンでそのままなのはGKのリカルド、CBのCuéllar、プニャルの三人だけです。サラゴサが8人スタメンを入れ替えたらチームが組めないと思うので、オサスナって選手層が厚いんだなと思いました。試合展開を見て、ソルダードなどの途中投入もありという感じでしょうか。オサスナは今季何度かこういうローテーションをしてきたようですね。
 
ビクトルの談話:
「オサスナはシーズンを通して、12~13人の選手だけに頼っているチームではないことを示してきた。そのため、多くの選手の入れ替えはあるが、とても難しくフレッシュなチームがプレイすることだろう。この試合は我々にあらゆる面で多くの答えを要求するだろう。彼らは非常に速いスピードを試合に設定するだろう。」
「タラゴナのdisasterを繰り返すな!」が合言葉になっていそう・・・。サラゴサは2月3日からアウェイで勝っていません。また去年の11月12日にカンプ・ノウで負けて以来、連勝もしていません。CL圏に入ろうとするならば、この二つは絶対に克服しなければならないチャレンジなわけですが、サラゴサはそれができるでしょうか? I believe you can do it...

Marca予想スタメン:
予想スタメン
Osasuna: Ricardo; Javier Flaño, Cuéllar, Josetxo, Monreal; Valdo, Puñal, Nekounam, Juanlu; Romeo y Webó.

Zaragoza: César; Diogo, Sergio Fernández, Gabriel Milito, Juanfran; D'Alessandro, Piqué, Zapater, Aimar; Ewerthon o Sergio García y Diego Milito.


試合二日前

2007年04月28日 17時03分46秒 | Liga06-07
試合前日でなく、二日前からもうすでに憂鬱。もう少し気軽に考えられるといいのですが。一日中憂鬱なわけではもちろんなく、いざブログを書き出すとなると憂鬱になるだけですけどね。毎試合、心配すぎる・・・。昨シーズンはこんなに心配していたかしら?? 毎週アイマールのプレーを見るのが楽しみだったような気がするけど(もうはっきり思い出せないな・・・)。

金曜日の練習は軽めなので、特にパブロのニュースはありません。ダレッサンドロが通常に練習。練習後は違和感のあった内転筋にアイシングをし、「ほとんど痛みはない。」と話したそうです。日曜日はたぶん大丈夫そう?

フアンフランが、「もしもオサスナは疲れていると考えるようだと、それは罠になるだろう。」と述べましたが、確かに。しかも水曜日の試合でオサスナはセビージャに勝利しているわけですから、疲労よりも士気が高いことが予想されますよね。
サラゴサにとって心強いデータは、ピケとサパテルのピボーテ・コンビにはまだ負けがないこと。2勝2引き分けです。対セビージャ(2-1)、国王杯対バルサ(0-1)、対ヘタフェ(2-2)、対デポル(1-1)。ただ日曜日の試合は引き分けでは駄目なんですよね。フアンフランによるとビクトル・フェルナンデスは選手たちにこう言ったそうです。「今こそその時がやってきた。選手たちが誰よりも失敗は許されないことを知っているはず。」

こんなに大事な試合なのに、放送がないなんて・・・。GolTVは普段バルサかマドリードの試合がデジタル放送行きで後から録画放送、その他の4試合がライブ放送なので、実質5枠あるわけですが、今週末はアトレティコがデジタル行きで録画放送なし。普通にバルサ、マドリ、セビージャ、バレンシアの4試合がライブです。バレンシアの試合はねえ、完璧に感情をシャットダウンして見なくてはいけないからすごく疲れて、いつも10分ぐらいで消しちゃうんですよね。アイマールは家で見たりするのかなあ?とよく疑問に思うのですが、凡人とは違う精神を持っているようなので普通に見ているかも。

ユベントスのガビー・ミリートへのオファーは移籍金1200万ユーロから1400万ユーロほど。サラゴサ側は最低でも2000万ユーロ以上でないと話にならないと断ったそうです。うん、どんどん断ってほしいな。




非公開練習

2007年04月27日 15時52分08秒 | Liga06-07
右のアイマールはAsに載っていた写真ですけど、プロが撮ったはずなのになぜかぼけぼけ。Tシャツの柄から見て水曜日の写真かと思われます。Tシャツの好みは今も昔も変わっていないことがよくわかりますね。それにしてもそのへんにいる大学生のお兄さんのようで、全然サッカー選手に見えません(ただの普段着だし)。 

予定通り木曜日は非公開練習が行われました。アイマールとセルヒオ・フェルナンデスはスタメン組みとして普通に練習。
Asによると、「アイマールは休養の後ずっと良くなり、昨日は素晴らしい練習を行った。」 またペリオディコによるとビクトル・フェルナンデスは、「パブロ・アイマールはとてもよく練習をし、完璧だった。」と話したそうです。
昨日のパブロの笑顔を見るたびに心が癒されていましたが、そんなニュースを読むと更に明るい気持ちに。一試合休んだのが良かったのかな。でも、ナスティック戦のショックが大きかったので、まだ気持ちが臆病なままというか、次も調子悪かったらどうしよう?とか、ちょっと怖いんですよね。
なんといってもオサスナですから・・・。アラゴン・デジタルの記者も「アイマールとセルヒオ・フェルナンデスが復帰するのにふさわしいスタジアムとは思えない。」と心配しています。今日UEFAの試合の放送があったので敵情視察をしましたが、相変わらずオサスナの中盤はとんでもなく強力で激しかったです。セビージャが競り負けるくらいに。

ビクトル・フェルナンデスももちろんそのことはよくわかっていて、そのために中盤をピケとサパテルにして消耗戦に備える予定。ペリオディコはエベルトンが先発復帰する4-4-2を予想し、Asはバルサ戦、ナスティック戦と同じ右にセルヒオ・ガルシア、パブロが真ん中の4-2-3-1を予想していますが、さて。
前半戦が非常に苦い敗戦だったこと、現在連勝がどうしても必要なことから、監督は全力でオサスナ戦の準備に取り組んでいるよう。中盤を90分間しっかりコントロールする、集中力を保つ、スピードを上げる、シュートをもっと打つ・・・こういったことをVFは選手たちに求めています。(それがなかなか難しいんですよね。)

この非公開練習にダレッサンドロが筋肉の拘縮で参加しなかったと朝Marcaに書いてあったので、心配しましたが、用心のために休んだだけで日曜日の試合には問題がないそう。良かった・・・。
この他の情報として、ディオゴの今までもらったイエロー・カードが14枚で現在リーチ状態。14枚というのはなんとリュクサン、カンナバーロ、ムリージョ(ビルバオ)と並んでリーガ最多なのだそうです。「改善すべき点。」とディオゴも認めていますね。この先大事な試合が目白押しなので、オサスナ戦でもう一枚もらってラシン戦お休みのほうがいいかも。(でもラシンも手強い相手なんですよねえ、悩む・・・。)

最後に、ブレーメンがブンデスで2位だなんて信じられないな。




“Estoy listo para jugar(I'm ready to play)”

2007年04月26日 15時54分14秒 | Liga06-07
アイマールは水曜日の練習後、大きな笑いを浮かべて“Estoy listo para jugar.(I'm ready to play.)”とエキポの記者に言ったそうです。Es verdad?? 確かに超爽やかな笑顔ではありますが・・・。「感触は良かった。」とも。うーん、無理しないほうがいいと思うんだけどなあ。

練習のほうは、最初は別メニューでしたが、やがて控え組みに混じってボールも蹴りました。AsやMarcaは「練習のほとんどは別メニューだった。」としていますが、ペリオディコは控え組みでの練習のほうを強調していますね。アラゴン・デジタルはこんな感じに:
(セルヒオ・フェルナンデスについて触れた後で)もっと驚かされたのはアイマールがいたことだった。誰もが、彼が休養を続けるか別メニューでの練習をすることを願っていたときに、彼はミニゲームに現れたのだった。 
とはいえ、アイマールの場合はとても慎重になることが求められる。以前の怪我によりすでにリーガ6試合を失っている。完全に回復しない限りは復帰しないことだろう。
でも完璧に治すのはシーズン中は無理なわけで・・・。エキポは:
アイマールは、治らない膝の負傷を抱えながらシーズンを過ごしている。彼のプレーは痛みにより制約され、彼は残りのシーズン中それと共存しなければならないことを知っている。その痛みを取るためには少なくとも一ヶ月間プレーを止めなければならないのだが、彼はサラゴサが自分のサッカーを必要としていることを知っているので、プレーを止めようとは思わない。アイマールが最初に負傷したのは対ベティス戦で、それからというもの痛みとともにプレーをしている。
痛いのも困るけれど、二度目の怪我の後、全体的に調子がちょっと悪いですよね。ほんの少しずつパスがずれていたり、スピードがなかったり、膝が完治しないとそのへんも良くならないのでは?と心配です。

一方ビクトル・フェルナンデスは、木曜日には異例の非公開練習を予定。ホームでは強さを発揮しているサラゴサですが、アウェイでは勝てない状況が続いていて、オサスナ戦で勝利することが非常に重要となるためです。昨日監督は「戦術を充分に準備したいし、この試合の他の細かいことにもトライしたい。」とミステリアスに話したそうです。何かサプライズがあるのでしょうか? 
布陣としては、ピケのピボーテ、エベルトンのスタメン復帰が考えられるのは昨日の情報と同じです。アイマールが復帰するようだとまた違ってくるところがあるのでしょうけれど。そしてCBのセルヒオ・フェルナンデスなんですが、まだトップフォームではないということで、少し心配。この人が復帰してくれないと、ピケ・ピボーテ計画が成り立たなくなりますから。

対戦相手のオサスナですが、今日気がついたのですが、木曜日はセビージャとのUEFA杯セミ・ファイナルなんですね。そちらに集中するあまり、サラゴサ戦は気が抜けているといいな! 疲労もあるんじゃないかと期待しちゃいますが、今までの経験だとあまり関係ないみたい。
またオサスナのスタジアムでは、マドリードだけが勝っていて、バルサも(0-0)セビージャも(0-0)バレンシアも(1-1)勝っていません。ヘタフェみたいな感じですが、こういうチームがいるから今シーズンのリーガは混戦なんでしょうね。なんとかVFの秘策が実るといいのですが。

最後にうちっちさん、ketyuさんから情報をいただきました。月刊 WORLD SOCCER DIGEST EXTRA 5月号がファンタジスタ特集で、パブロも1ページ割かれているようです。まだ見ていないかたはぜひ。(写真はどんな感じなんでしょう? 表紙の写真は小さいのが不満ですが、可愛いかな。)



スポーツ・ディレクターのインタビュー

2007年04月25日 15時54分54秒 | Liga06-07
火曜日は練習がお休みだったので、特に練習情報は出ていませんね。アイマールは理学療法は受けたと思いますが。

アラゴン・デジタルには、「水曜日がアイマールにとっての鍵」という記事が。セルヒオ・フェルナンデスとともに、オサスナ戦に出場可能かどうか状態を確かめる日となるはずです。セルヒオ・フェルナンデスはたぶん出場できる見込みですが(セルタ戦は大事をとってお休みでしたね。)、アイマールのほうはもう一週お休みとなる可能性が高いようです。その場合、ピケとサパテルのピボーテ、オスカルはベンチ行きとなり、セルヒオ・ガルシアが右でダレッサンドロが左、エベルトンとディエゴ・ミリートの2トップという布陣になるかもしれません。セルタ戦の途中と一緒ですね。一見良さそうに思えるけど、どうかなあ。

そのオサスナ戦ですが、パンプローナでサラゴサが最後に勝ったのは2003年の12月でビジャのPKにより。でもその前は21年前の84-85シーズンまで遡らなければなりません。史上まだ6回しか勝っていないそうで・・・。まあ、サラゴサの歴史をひっくり返すとこういう話ばかりのようなので、最近少しは慣れてきました。歴史は歴史、今は今です。がんばろう。

パルデサスポーツ・ディレクターのインタビューがペリオディコに載っていて、こんなフレーズが目に留まりました。
「バルセロナに勝った後で私たちは、優勝争いをできるかもというような興奮した雰囲気に少し恐れをなしていた。最初の目標がUEFAであったのに優勝のことを考えるのは、私には馬鹿げたことに思える。一番大切なことは基礎を固める目標に到達し、理性を失ったような失敗を避けること。」
確かに・・・。本当のところ、CLにしたって万一本当に出てしまったら、非常にやばいチーム状態になることは目に見えているんですよね。それはよくわかっているんですが、でも可能性がある限りチャレンジは続けたほうがいいと思うので。
またバルデサ氏は、プレシーズンの予定はまだ未定とも言っていますね。インタートトに回るかCL予備選に回るか、それとも何も夏に試合がないかまったくわからないので、ツアーの可能性なども色々なオプションを考えているらしいです。(ツアーなんてしなくていいけど、でもお金がないのは切実ですから悩ましいところ。)
また現在のチームの維持については:
「それが一番心配なこと。なぜならこのグループは素晴らしい活躍を見せていて、年齢構成も良い。このあとも良くなっていくための最初の基礎となるべきステップだ。」
本当に心配ですよね。Heraldoには今度はユベントスがガビー・ミリートに興味と出ていました。ただ、ユーべには行かないんじゃないかな。来シーズンCLにも出れないし、性格的にもユーべみたいに八百長で制裁を受けたチームには行かなさそうな気がします。
そしてチェルシーがビジャに高額の移籍金を用意という噂があり、Aupaでは、バレンシアがビジャを手放したら、替わりにミリート兄弟を取りに来るのでは?!という懸念が話し合われています。バレンシアがビジャを手放すとは思えないけれど、法外なお金を積まれたらわからないですね。チェルシーのお金にまかせるやり方には本当にうんざりです。

今日もジムで・・・

2007年04月24日 16時28分33秒 | Liga06-07
写真は今日のものではありません。チームの他のみんなは試合翌日の軽めの調整をグラウンドで行いましたが、アイマールはジムに閉じこもって理学療法士のケアを受け、グラウンドに出ることはありませんでした。明日は練習はお休みですが、パブロはジムでのリハビリをする予定。木曜日か金曜日にチーム練習への合流を試みるとのことですが・・・。ペリオディコは「オサスナ戦への出場は、カイの感触次第。」としています。痛みが消えることはまずあり得ないので、我慢できる程度のものかどうかが問題に。はあ・・・。オサスナはフィジカル的にがんがん来るチームですから、お休みしたほうがいいと思います。前は出来るだけ試合に出てほしいと願っていたけれど、痛みを抱えてプレーしていると聞いて以来、急に休んでほしくなってきました。膝が痛いのにサッカーをするなんて・・・考えただけでも胸がずきずき。いっそバレンシア戦までお休みするとかどうでしょう。

エベルトンが記者会見して、「サラゴサは優勝争いをする可能性がある。」なんて言っています。いや、さすがにそれは難しいでしょう。残り全勝すれば別ですが、バレンシア、マドリード、セビージャに全勝するとは到底考えられないですもん。 
後半戦での勝ち点は今のところサラゴサはラシンと並んでリーガトップです。6勝2敗4引き分けの22ポイント。これに続くのは、バルサ、セビージャ、デポルティーボの20ポイント、マドリード、レクレの19ポイント、マジョルカとバレンシアの17ポイント。これらの数字を見ると、サラゴサが良いというより、ものすごい混戦だということがわかりますよね。どのチームもホームでの試合は落とさないので、逆にアウェイで勝ち点を取れるチームが優勝ということになるのでしょうか。サラゴサは、2月始めのエスパニョール戦以来もう二ヵ月以上もアウェイでの勝利がありません。なんとか今度こそ!

[Liga 31] Real Zaragoza 2 - 0 Celta

2007年04月23日 16時03分26秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
アイマールの出ていない試合についてはあんまり書く気がしないですね・・・。でも、とにかく勝てて良かった! 日本ではこれから放送があるようですので詳しくは書きませんが、いつもの生き生き感がない、内容的には良くない試合だったと思います。みんな疲れているのかなあ、体が重そうで、パス回しにスピードがなく、攻撃にアイデアが感じられない・・・そんな印象。もしやエンパテ?、それともカウンターであっさり決められて負けもあり?なんて青ざめていたら、エベルトンが出てきて数分後にゴラッソを2回も決めてくれて。今日のエベルトンには感謝しても感謝しきれません。

ビクトル・フェルナンデスは:
「ゴールまでが長すぎた。だが私たちは勝利に値したと思う。前半は良いサッカーをしたが、ゴール前で力強さに欠けた。後半は勝とうと思うあまり、少し組織がばらばらになっていた。しかし、エベルトンのインスピレーションによりゴールが生まれ、重要な勝利を手にすることができた。
ピッチ上では30度以上気温があり地獄のようだった。サッカー協会が時間を変えてくれることを望んでいる。」
ああ、暑かったんですね。それで、あんなにのろのろしたプレーだったのかな。でも、ほんとにサラゴサの試合って毎週日曜日の17時なんですけど、そんなに気温が暑いのでは、夜の遅い時間帯に試合をするチームに比べてとても不公平ですよね!! サラゴサより順位が下のアトレティコやバレンシアが毎週のように夜の試合なのは、納得が行きません。(来週のオサスナ戦も日曜日の17時。セビージャも同じ時間です。そしてアトレティコが土曜日の夜、バレンシアが日曜日の夜の試合なんですよね。)

17時の試合は、カリフォルニアでは日曜朝8時なので、今日も朝食を用意して食べながらの観戦。そんな風でばたばたしていたためか、アイマールがスタジアムで観戦したのかどうか確認できなかったです。ロマレダの試合で、見に来ないなんてことあるのでしょうか。膝が痛くて歩けなかったとかだったらどうしよう、と馬鹿な心配をしていますが・・・まさかね?

色々考えると落ち込むのでやめておきます。
昨日バレンシアが負けたので、4位CL圏に復帰。なんだかCL圏争いはバレンシアとのデッドヒートになりつつある?! サラゴサの残り試合を考えると圧倒的に不利なんですが、バルサがビジャレアルにあっさり負けるぐらいですから、ポイントの計算なんてほとんど机上の空論っぽくなっていますね。先週はナスティックに負けて、UEFAも危ない?なんて悲観的になっていたのに、今週は首位とまだ6差だよ!と俄然強気になるサラゴササポたち。シーズンが始まる前は夢にも思わなかった順位にいるのですから、失うものは何もないという無欲さで最後までがんばってほしいものです。この二試合の調子の悪さは気になりますが、なんとか立て直せれば・・・。

ところで、Foro Cheにサラゴサとバレンシアのメンバーの比較が載っているというので、見てみたら、「今節の両チームの11人のスタメンの優劣を比べると、バレンシアのほうが優れていると思われる選手が9人と圧倒的。それでなんで勝ち点が同じなの? キケの采配が悪い。」という趣旨です。趣旨はともかく、この人の判断では、

セサール<カニサレス
ディオゴ=ミゲル
ピケ<アジャラ
ガビー>モレッティ
フアンフラン<デルオルノ
ダレッサンドロ<ホアキン
セラデス<アルビオル
サパテル<アルベルダ
オスカル<シルバ
セルヒオ・ガルシア<ビージャ
ディエゴ・ミリート>モリエンテス

となっていましたが、この人はサラゴサの試合を見ずに名前だけで判断していますね。(もちろんそれは仕方ないことです。私だって去年までサラゴサの試合は一年に二回しか見ていなかったですから。)

実際には、
セサール=カニサレス (セサールはシーズン初めは不安定でしたが、最近はすごくいいと思う。)
ディオゴ=ミゲル
ピケ<アジャラ (でも、それほど差はないのでは?) 
ガビー>モレッティ
フアンフラン=デルオルノ (デルオルノを見ていないけれど、フアンフランより上ということはないでしょう。)
ダレッサンドロ=ホアキン (ダレッサンドロのほうが上のような気もしますが、タイプが違うので。)
セラデス=アルビオル (ピボーテとしてのアルビオルならセラデスもあまり変わらないと思う。)
サパテル=アルベルダ (同じくらいでしょう。)
オスカル<シルバ (オスカルでなくてアイマールなら、私はもちろんアイマールを推しますが。)
セルヒオ・ガルシア<ビージャ
ディエゴ・ミリート>モリエンテス

ということで、アイマールが入れば完璧に互角。勝ち点が同じなのも納得というわけです。ただ控え選手の層が違いすぎるので・・・客観的に見てサラゴサは厳しいですね。監督と戦術とチームワークと運でどれだけ差を埋めることができるでしょうか。

Zaragoza 2
1-0. min.72. Ewerthon
2-0. min.75. Ewerthon

Celta 0

2 - Zaragoza: César; Diogo, Piqué, Gabriel Milito, Juanfran; D'Alessandro (Longás, min.75), Zapater, Celades, Oscar (Ewerthon, min.68); Sergio García (Lafita, min.75) y Diego Milito.

0 - Celta: Pinto; Angel, Tamas, Lequi, Placente; Iriney, Borja Oubiña; Núñez, Canobbio (Bamogo, min.19), Nené (Jorge, min.73); y Baiano (Perera, min.27).





PREVIA[Liga31] Real Zaragoza - Celta

2007年04月22日 16時23分01秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
朝起きてすぐにサラゴサのオフィシャルを見たら、やはりアイマールは召集を外れていました。予想はしていたけれど、「ほんの少しの間練習に参加したが、すぐに取りやめなければならなかった。」と書いてあったので、ああ、怪我の状態が悪いんだろうなと心がずしんと重くなってしまいました。

夜になって新聞サイトを読んだところ、Heraldoにこんな風に:


アルゼンチン人選手は昨日左膝の状態をテストしたが、痛みに苦しみ、練習を途中で切り上げなければならなかった。そのため召集外となっている。ビクトル・フェルナンデスはアイマールの状態について、「完全に治るためには夏まで待つしかないタイプの怪我。残っている痛みは後2ヶ月の間ずっと彼につきまとうだろう。」と説明した。しかし監督は選手がしている努力に感謝し、オサスナ戦にアイマールが出場できることを願っていると話した。「彼は戦い、チームのためにできるだけ犠牲になる用意ができている。」

でも、あんまり犠牲になってほしくないんです(涙)。チームのために自分を犠牲にできるのはパブロの長所ではありますが、もう少し自分を大事にしてほしい。ネットで膝の捻挫を検索して、無理をすればするほど悪化すると読んですっかり怯えてしまいました。限界を越えて無理するようなことはもう止めてほしい。

サラゴサの華麗なゲームは好きですし、現在の順位などを見ると、アイマールがこのクラブを選んだのは私が思ったほどクレージーなことではなかったとは思うんです。(クラブというよりビクトル・フェルナンデスを選んだのかもしれませんが。)ただパブロみたいに真面目で責任感が強くて頑張りすぎてしまうタイプがこういう小規模なクラブでやっていくには、もう少し適当に王様気分にならないと、負担が大きすぎるような気が。バレンシアではよく「100%でない自分が出るより、他のチームメートがプレーしたほうがチームのためになる。」とコメントしているのを聞いたことがありますが、今では70%のアイマールのほうが100%のだれだれよりも良いとファンは考えているし、監督もそうなのでしょう。実際それが本当なのかはわかりませんが、周囲のそんな認識に押されるように、バレンシアのときだったらプレイしないようなコンディションでも試合に出ているような気がするんですよね。でもそれは、決して頑丈とはいえないパブロにとって良いことではないと思う。もっと自分のことも考えないと取り返しのつかないことになりそうで怖いです。まあ、リーベルとバレンシアしか経験がないから、チーム状況が違っていろいろ難しいのでしょうけれど・・・。

あれ、全然PREVIAっぽいことを書いていませんね。相手は降格圏内のセルタ。でも先週のこともあるし、今日もアトレティコがソシエダに負けたぐらいですから、楽な相手とは言えません。連敗は絶対に避けないと。アイマールのところにはオスカル、守備陣はセルヒオ・フェルナンデスが復帰しベストメンバー、サパテルとコンビを組むのは不調なセラデスではなくピケになるかも。
セルタのほうは、もちろんストイチコフ新監督効果がロマレダでも発揮されるかどうかが注目の的。発揮されては困るのですが。MarcaのPreviaを読むと南米の選手だらけのようで、なかなか手強そうな印象です。結構長くサッカーを見ているので、選手のイメージのほうが強い監督というのは多いのですが(ライカールトやクリンスマンなど。ライカールトはW杯退場のシーンがくっきりと記憶に・・・。)、ストイチコフはまさにそうですね。監督だなんて信じられません。94年W杯のイタリア-ブルガリアは百回ぐらい見たなあ。新監督は攻撃的に戦うと明言しているそうなので、がっちり守られるよりはやりやすいでしょうか? ビクトル・フェルナンデスが言っているようにナスティック戦の敗戦がサラゴサの新たなエネルギーとなってくれますように。

予想スタメン:
Zaragoza: César Sánchez; Diogo, Sergio Fernández, Gabriel Milito, Juanfran; Piqué o Celades, Zapater; Oscar González, Sergio García, D'Alessandro; y Diego Milito.

Celta: Pinto; Ángel, Tamas, Lequi, Placente; Borja Oubiña, Iriney; Núñez o Gustavo López, Canobbio, Nené; y Baiano.



痛み、痛み、痛み・・・

2007年04月21日 16時28分53秒 | Liga06-07
写真は水曜日のボールが膝に当たったときのものですが、握り締められた手から激痛が伺われるようで、しくしく。カナーロさんのブログにもありましたが、一体誰がアイマールの膝にボールをぶつけたんだろうか・・・。こんな風では怖くて接触プレーなんかできませんよね。

金曜日も理学療法のみで、グラウンドに出れませんでした。後の練習日は土曜日だけなので、セルタ戦は絶望的に思えますが、Asによると炎症などは起きていないので、もしも痛みが今までと同じ程度のものなら出場できるのでは、ということです。そんなんで出場しても良いプレーはできないし、本人だってできたら休みたいのではないのかなという気がするのですが・・・。
結局30~40日の間完全に休んでボールを蹴らないようにしない限り、痛みが消えることはないのだそうです。そしてそんな贅沢は今のサラゴサの状況では許されないので、痛みを我慢してリーガが終わるまでプレーするしかない、リーガの終わる6月からリハビリをするだろうと。従って、コパ・アメリカへの出場はないとAsは書いています。これって、パブロにとってはとてつもなく辛いことですよね(涙)。

このへんの事情を書いたAsの記事。この記者はパブロと話して書いているのかな。悲壮な記事なんですけど。


心は膝の痛みを殺す。パブロは重荷となっている怪我にもかかわらず、アイマールとなることを願いながらシーズンを過ごしている、そして止めることなど考えずに。プレーを止めることを話すこともなく、痛みに打撃を受けた患部に休息を与えることもなく。ピッチから担架へ、ジムからピッチへ。そして秋から夏へと。

彼は明日セルタ戦に出場するためにあらゆる努力をするだろう。どんなことでも起こり得る、もちろん。今日は最終テストがあり、メディカル・サービスにより出場は止められるかもしれない。それでも可能性はある:天才は決心していて、プレーしたいと願っている。

アイマールはチームの理学療法士のケアーを受け、昨日はグラウンドには出なかった。関節は治療に満足のいく反応を示し、足にボールの打撃を受けた水曜日以降炎症は起きていない。
内側靭帯の捻挫を起こしたわけではないことはすでに明らかになり、最初の検査の後に警戒水位はかなり下がった。そして推測されることは:任務を果たしている限りは消えない痛みを取り除くには30~40日かかるだろう、そして彼はこの夏サラゴサのリーガがレクレのピッチで終わる6月17日からそれを始めるだろう。

このようにして、ベネズエラで6月25日から7月15日まで開かれるコパ・アメリカへのアイマールの参加はなくなった。バシーレはアルゼンチンの司令塔として彼を考えていたが、すでに他の選手を探さなければならいだろう。


こんなにはっきりとコパ・アメリカに出場しないと書かれているのにはショック。パブロが記者にそう話したのでしょうか・・・。

エキポにも膝の頑固な痛みについての記事が:


アルゼンチン人選手が感じている膝の痛みはベティス戦の負傷以降ずっと続いている痛みと同じもの。リーグ戦の今の時点で選手がプレーをやめる決心することはなさそうだ。痛みが大きくならなければ、アルゼンチン人はこの消えることのない奇妙な感覚と共にシーズンを終えることになるだろう。

選手は木曜日に最良なことはプレーをやめることかもと告白したが、同時に痛みを抱えながらプレーする決心も示した。「僕はいつもユニフォームに着替える用意がある。」左膝の負傷はもう6ヶ月も続いている。選手は3週間試合から遠ざかり、リーグへの復帰後も完全に回復することはなかった。いくつかの検査が行われ、靭帯をかすかに痛めていることが判明した。アイマールは痛みを軽減する目的で彼のために特別にデザインされた治療を受けたが、痛みは続いている。 

アイマールがすでに関節の奇妙な感覚と共存していくしかないと覚悟を決めていることは明らかだ。少なくともこのようにしてリーグ戦を終え、休暇中に試合のプレッシャーなしでリハビリを行うことになるだろう。よって、今日痛みがいつもよりも強くなければセルタ戦でプレーするだろう。


でも、痛みがある状態でプレーし続けているうちに、だんだんパフォーマンスが悪くなっているような気がするし、パブロだって自分のプレーができないのは辛いんじゃないかな。無理して批判されるよりは、一試合休んでみてもいいかも。木曜日のコメントからはお休みを希望しているような印象を受けました。



"No estoy bien"

2007年04月20日 18時37分53秒 | Liga06-07
メキシコから帰ってきました。はあ・・・、その途端にアイマールのこんなコメントを読まなければいけないなんて。メキシコ時間では午前4時なんですが、短いから訳してから寝ようかな。頂いたコメントには明日朝いちでお返事しますね。


-いかがですか?
「少し痛みがあるよ、水曜日にまたぶり返したから。実際は、最近は痛みが少しあったんだけどね。」

-つまり痛みは一度も消えなかった?
「そうだね。」

-痛みがありながらプレーしているのですか?
「そう、右足とは違うよ。」

-日曜日は・・・
「(記者をさえぎって)まったくわからない。金曜日にトライしてみて、それが駄目なら土曜日にやってみる。」

-楽観的ですか?
「わからない、走ってさえいないから。」

-何か言うことさえできませんか?
「そうだね、何も言えないよ。」

-これで三度目ですが、前のニ回と同じようですか?
「同じだよ。そうであるべきように回復していない。だから膝が良くないんだと思う。」

-今回はなぜ検査が行われなかったのですか?
「(笑って)たぶん、前とまったく同じだからだよ。」

-先週はあなたとあなたのゲームに対して批判がありましたが、何か言う事は?
「僕は聞いていない。」

-自分のプレーに満足していますか?
「このような問題に上手く対処できるようにはフィジカル的に良くない。」

-痛みがありながらプレーするというのは大変ですね。
「たぶんプレーするべきではないのかもしれない。そのほうが良く理解してもらえるから。」

-でもどのように分析を・・・
「(記者をさえぎって)分析はしないよ。」

-でも評価はありますよね。
「僕が良い調子のときは分析をする。そしてそうだね、調子が悪いときもプレーをしようとする、試合を失わないようにするし、可能なことは全部する。そのことには疑問はないことを願っているよ。」

-でもあなたのレベルはフィジカルの問題により期待されるより悪くなっていますね。
「僕はいつでも試合に出たい。調子が悪いときでもいつもプレーをしようとしている。たぶんそれが間違いなのかもしれない。」

-あなたはいつも自分に要求が高いですが、現状に満足していないのでは?
「たぶん100%でないときはプレーするべきではないのかもね。」

-監督は日曜日にあなたがプレーすることを望むでしょう。
「それならば、プレーできるように努力するよ。」



うーん、記者の質問もなんだか意地悪だし、パブロもイライラしているみたいだし、もうどうしていいかわからない!!という感じ。
水曜日にまた膝にボールが当たって痛みに襲われたということですよね? 靭帯を伸ばしたと書いてあるけれど、たぶんセルタ戦は出ないんじゃないかな。無理に出て批判されるのは嫌だと、ちょっと弱気になっているような気がします。こういうときに限って、日米ともに放送があるんですよね。もう涙も出ないというか・・・。

唯一ましなニュースはナスティック戦でもらったパブロのイエローが取り消しになったこと? もうあまり関係ないのかもしれませんが、ファウルのシミュレーションで取られたイエローだったこと、試合を見ていた人によるとアイマールはシミュレーションと取られたことにとてもショックを受けたようだったらしいことなどから、名誉のためにも良かった・・・。(ビデオから本当にファウルされていることがわかったよう。)

Pablo・・・, are you OK?

2007年04月16日 07時47分59秒 | Liga06-07
さっきの記事が金曜日まであるなんて気分が悪いので、写真一枚だけですが載せておきます。
パブロ、徹底的に調子が悪いみたいなんですけど、膝がすごく痛むとか? 先週はベストとは行かないまでも特別悪かったわけじゃなかったのに、一体どうしたんでしょう?? I am so worried..... さっきはちょっと怒っていたけれど、自分のプレーに一番ショックなのはパブロなんだと思うと、何も言えません。どうか来週に向けて少しでも良い方向に行きますように。


[Liga30] Gimnastic 1 - 0 Real Zaragoza

2007年04月16日 03時13分51秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
信じられない結果なんですけど・・・。引き分けはあるかなあと思っていましたが、負けるなんて(泣)。

ネットは上手く繋がらなくてラジオを聞いただけですが、Aupa掲示板によると、負けるよりも更に悪いことにまったくやる気ゼロ、野心ゼロの試合だったそう。しかも、アイマールも今まで見たことがないくらい酷い出来と言われています。どうしちゃったんでしょう、パブロ?! 膝が悪いのか、何か精神的なものがあるのか・・・。

2時間かけてタラゴナまで応援に行ったサポーターたちは、激怒しています。こんな恥ずかしい試合を見たことがないって。(先週のバルサのような感じだったのか・・・。)
一週間でチームがそんなにも変わるなんて信じがたいけれど、昨シーズンのバレンシアもよく同じことをやっていたから、モティべーションを保つことは難しいものなのでしょう。それにしても・・・。
パブロがどうしてそんなに調子が悪いのか心配だし(昨シーズンのマジョルカ戦みたいだったのかな)、サラゴサもこのままずるずる落ちていかないかものすごく心配です。アトレティコは勝ち、ラシンはもうすぐそこ。気を抜いちゃ駄目って、みんなが言っていたのに!! 「君たちはCLに出たくないの?」と聞きたくなるような態度だったそう。まったく不可解です。

(こんな気分で旅行に行くの、嫌だなあ。それにこの記事が金曜日までトップにあると思うと気分が悪いです。もうパブロってば・・・。ちょっと腹を立て気味だけど、何か理由があると信じたい。)

Nástic 1
1-0, m. 81: Portillo.

Zaragoza 0

1. Gimnàstic: Bizzarri, Calvo, Navas, Matellán, Marco, Campano (Rubén Castro, m.65), Chabaud, Generelo (Merino, m.76), Gil, Pinilla (Grahn, m.79), y Portillo.

0. Real Zaragoza: César, Diogo, Herrero, Milito, Juanfran, Celades (Movilla, m.61), Zapater, Sergio García (Ewerthon, m.61), Aimar (Óscar, m.71), D'alessandro y Diego Milito.

PREVIA [Liga30] Gimnastic - Real Zaragoza

2007年04月15日 16時59分18秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
また試合前日の夜がやって来ました・・・。神様、どうかよろしくお願いします。
マドリードが負けましたね。ラシンには絶対に勝てないと確信していましたが、ラシンが1-1に追いついてからはマドリードを応援しちゃいました。あまりラシンが迫ってくるのも怖いから。でも敢え無く勝ち越されてしまったマドリード。あんなに退場者を出して、次のバレンシア戦は大丈夫なんでしょうか。

さてサラゴサのほうですが、連勝を狙って勝つ気満々だったマドリードが負けてしまったのを良い教訓にして、気を抜かずにプレーしてほしいものです。ビクトル・フェルナンデスもそのあたりをとっても心配していて、こんな風に:
「私はバルサ戦の勝利から寄せられた賞賛を選手たちがどのように消化するのか、落ち着かなさと心配を感じていた。今週中ずっと私たちはとても集中しながら高い士気で練習した。バルサ戦での勝利は、私たちがナスティックに勝てることを意味しているわけではない。バレンシアとセビージャ相手にホームで良いレベルを示した相手に多くのことが要求される試合になるだろうことはわかっている。」
一方El Mundoによるとナスティックのセンターバックのマテジャンはこんなことを言っています。
「強いチーム相手のほうが、僕たちはよりリラックスして良いサッカーができる、マドリッド、セビージャ、アトレティコ、バレンシア相手にそうだったようにね。相手が僕らと同じレベルで絶対に勝たなくてはいけないときに、物事が難しくなるんだ。」
いえ、サラゴサはビック・クラブではありませんから。強い相手だなんて思わないで!
パコ・フローレス監督は(サラゴサの監督を務めたこともあるそう)スタメンを4人入れ替えて、少し攻撃的に来るそうです。
サラゴサは各紙の予想では、前線はバルサ戦と同じ布陣ではないかとのこと。アイマールが真ん中で、ダレッサンドロが左、セルヒオ・ガルシアが右、ディエゴがトップですね。中盤の予想はマルカは結局セラデスになっています。センターバックにピケとセルヒオ・フェルナンデスが不在のためにチュース・エレーロが入ることは間違いありません。ビクトル・フェルナンデスは:
「チュースは私に安心感を与えてくれる。更に重要なのは、彼は守備ラインのチームメートにも安心感を与えているということだ。」
監督のこのような信頼を表す言葉は選手にとって嬉しく、そして励まされるものでしょうね。どうか良い結果が出ますように。

Asの「試合のキー」は、
・「最後の電車」:ナスティックにエラーの余地はない。敗北は二部への降格を意味する。
・「ミリート・エフェクト」:ディエゴはゴールを知り、ガビーはリーガでベストのCBではなくても、ほとんどそれに近い。
・「ボール・ポゼッション」:へネレーロは言った、「僕らがボールを持っていれば敵は僕らの後ろを走ることになる。」中盤の戦いに勝つことが重要。
サパテルとフアンフランが怪我で練習できなかったのは不安材料ですが、エキポによるとアイマールのコンディションは良く(本当かなあ??)、ダレッサンドロは絶好調、ディエゴも好調を維持だそうです。とにかく怪我なく試合を終えてくれれば・・・。

ところで! 今週一週間は学校が春休みなので、日曜日の夜からメキシコに行ってきます。行き先はグアナファトやサン・ミゲル・デ・アジェンデなどの世界遺産にも登録されている内陸のコロニアル都市。英語はまったく通じないそうなので、サッカー用語しか知らない私と家族がサバイバルできるか少し心配ですが。日曜日深夜のフライトですから明日の試合結果を書く時間はあると思いますが、どうなるかな。(書く気になれる結果でありますように!!) 木曜日の夜遅くに帰ってくる予定です。

マルカ予想スタメン:
Gimnàstic: Bizzarri, Calvo, Navas, Matellán, Marco, Campano, Chabaud, Generelo, Gil, Grahn o Pinilla y Portillo.

Zaragoza: César Sánchez; Diogo, Chus Herrero, Gabriel Milito, Juanfran; Zapater, Celades; Sergio García, Aimar, D'Alessandro; y Diego Milito.

雨の試合となりそう

2007年04月14日 15時09分37秒 | Liga06-07
タラゴナ地方(ナスティックのホーム・スタジアムがあるところ)は今週中ずっと雨が降り続いていて、日曜日も雨の予報です。ナスティックの選手たちは昨日外での練習ができずに室内練習場でトレーニングをしたほど。ピッチの水はけは今のところ良いそうでビクトル・フェルナンデス監督はあまり心配していないとのことですが、センター・サークル付近と後方のサイドの当たりは水を多く含んでいて、ボールのコントロールは難しくなりそうです。当然テクニカルな選手が多いサラゴサのほうが影響が大きそうですよね。以前も雨の予報で同じようなことを書いた記憶があるのですが、あれはどことの試合だったかしら・・・。対戦チームも、試合結果も、本当に雨だったのかも覚えていません。雨風の強い試合は、ボールコントロールの上でも体力的にもアイマールには不利なので、天気予報が外れますように。
また、タラゴナには1200人のサラゴサ・サポーターが駆けつける見込みとなっていますが(すごい勢いでチケットが売れたらしい)、雨では応援にも水が差されるというものですよね。

練習情報ですが、セルヒオ・フェルナンデスはすでに召集外が決まりました。まだ100%の状態ではないということで、もう一週間様子を見ることを選手自身が決断。代役はチュース・エレーロの予定です。もう二年以上センターバックのポジションではプレーしていないそうなんですが、大丈夫でしょうか?! でも他に誰もいないし・・・、がんばってもらうしかありません。

アラゴンTVと来シーズンの一年間、プレシーズンマッチとUEFAの準々決勝までの試合の放映権について合意しました。少しクラブにお金が入ってくるそうで良かった。もしUEFAに出た場合はアラゴンTVのネット放送で試合を見れるのかな。でもあんなに小さな画面では、本当に誰が誰だかわからなさそう。

個人的に今日一番驚いたニュースは、ASに載っていた「サラゴサはバイエルンのロケ・サンタ・クルスに興味」。ええっ!! 記事を読んだところ移籍金は400万ユーロ程度なそうなので高くはありません。でも、バイエルンに7年いて148試合出場29ゴールって、フォワードにしてはえらく少ないゴール数のような気がします。(アイマールはバレンシアに5年半いて162試合出場、28ゴール。)それに私が見る試合ではいつも(この前のミラン戦やW杯でのゲームなど)かなり酷い出来というか、全然存在感がないんですよね。というわけであまり賛成できないかなあ。それに記事によるとサンタ・クルスは「毎週試合に出たい。」と言っていますが、サラゴサでも毎週スタメンは厳しいと思う。ディエゴ・ミリートが残ることを前提にしていますけどね。

蛇足ですが、今パブロのバレンシアでのゴール数を調べようとWilipediaを見たら、「メディカル・スクールへの入学を許可されなかった後でリーベル・プレートの一部チームに昇格した。」と書いてあります。これって本当?? 医療分野に興味があったと言っているのを読んだことはありますが、それとメディカル・スクールでは大違いです。まあ、Wikipediaを信じること自体が馬鹿らしいのかも・・・と思ってスペイン語版を読んでみたら、そんなこと全然書いていないし! スペイン語版のほうはアイマールの経歴が簡潔にでも的確にサマライズされていて良い感じです。英語版はこれを普通に訳せばいいのに。でもスペイン語版だと試合数などは記載がないですね。