A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

FELIZ NAVIDAD!

2007年12月25日 17時52分09秒 | Liga07-08
アメリカはクリスマス・イブです。
このブログを読んで下さっている方全員が素敵なクリスマスを過ごされますように。
アイマールが故郷で愛する人たちに囲まれて、楽しいクリスマスを過ごしていますように。
少しでも怪我の状態が良い方に向かいますように。 

新聞もお休みのようで、特にニュースはありません。セサールの怪我がもしかしたら重傷かも。またリーベルのシメオネ監督がアジャラを誘ったという話が。アジャラはサラゴサで続けたいので、と断ったそうです。アジャラさんがパブロを見捨てるわけはないと信じています。

右メニューのお天気バナーをアルゼンチンのコルドバに変えてみました。(リオ・クアルトは見つからなかったので) 天気予報を見たら、あまり良いお天気ではなさそうですね。気温も最高気温が20度から30度までと変動が激しいみたい。体調には気をつけてほしいものです。(でも、コルドバとリオ・クアルトでは全然お天気が違うのかな? 見当も付きません!)

私のほうは、明日からニュー・メキシコ州のサンタ・フェに行きます。こちらは最高気温が-3度とか、信じられない寒さ。「う、うそでしょ!」と思いましたが、スキーもする予定なので、そんなものか・・・。でもサンタ・フェって暑いイメージがありますよね。(いや、冬暑かったらスキーはできないけれど)厚い上着なんて持っていないので、今日慌てて買いに出かけました。本当はユタかコロラドに行きたかったのですが、ピークシーズンのホテル代はとても高いので、市内観光とスキーを両方できそうなサンタ・フェにしてみました。一体どんなところなのか楽しみです。
帰りは31日。なので、アイマールたちがサラゴサに帰るよりも遅くなってしまうのが、少し残念。でもとりあえず6日間はパブロの心配な怪我のことは脇に置いて、旅をしてきます。
ところで、サンタ・フェの郊外のインディアンのにSantuario de Chimayo教会という小さな教会があり、その教会堂の奥の穴に「奇跡の砂」というのがあるそう。痛いところや病気のあるところにつけると治ると信じられている砂なのだそうです。もしそこに行けたら、砂を取ってきて壜に詰めてサラゴサに送ろうかしら?!(もう神頼み・・・)

クリスマス休暇

2007年12月24日 19時15分16秒 | Liga07-08
もうアイマールはリオ・クアルトの我が家に着いている頃でしょうか。あんまりにも苦しい日々が続いていたから、せめてクリスマス休暇は家族や友人に囲まれて楽しく過ごせればいいなと思います。

Asにはビクトル・フェルナンデスのインタビューが載っていました。昨晩AragonTVの番組に出演したらしいので、たぶんそのときのものだと思います。Asに載っている分にはアイマールに触れているところはありません。ダレッサンドロについての話が妙にたくさん。
どうして召集しなかったのかという質問に、
「土曜日には10分だってプレーできる状態ではなかった。試合に適したベストなコンディションではなかった。」
でも、ラジオでバレンシア戦に「100%の状態だった」とダレッサンドロは言いましたね、との問いに
「それは彼の意見で、尊重するよ。でも私は週の間の練習で選手たちの様子を分析する。ダレッサンドロは右足でも左足でもボールを打つことができなかった。木曜日には少ししか練習しなかったしね。私は100%の状態の競争力のある選手を必要としていたんだ。」
罰だと考える人もいますね、には
「ダレッサンドロが私に対しての攻撃の手段に使うことも可能だろう。でも私は彼についても、他の選手についても決定を下すすべを良く知っている。10日前にダレッサンドロは練習を免除されるメディカル・レポートには入らなかったが、リアソールではプレーできないと言った。彼は、プレーを妨げる痛みがあり、それが治らないと言ったんだ。私はダレッサンドロが完全に回復するほうがいいと思ったわけだ。」
苦笑・・・。VFも意地になっているというか。間違いなく、ダレの怪我は嘘だと思っていそうです。
そのダレをまだリーベルがレンタルとして狙っているようで、1月1日までに話をまとめたい意向だとか。休暇明けからの数日が焦点となりそう。

Aupaに「クーマン・リスト」(La "Lista Koeman")というスレッドがあって、もしクーマンがサラゴサに来て戦力外通知をするとしたら誰になるか?というものなんですけれど、ほとんど全員がアイマールを挙げていますね。(あとはダレとディオゴ。) こんなファンのために、痛いのを我慢してプレーを続けたパブロは本当に馬鹿だったなあ、と心底思います。やっぱり今の恥骨炎は、最初のオーバーロードを治さないまま痛みがあるのに無理をしてプレーを続けた結果、負傷箇所が悪化してしまったのが原因みたいなので・・・さっさと休めば良かった。責任感が強すぎて無理をしがちなアイマールも悪いんですけれど、その結果が手術なんて・・・今から悔やんでも遅いけれど悲惨すぎる。パブロももう少しダレッサンドロを見習ったほうがいいよ・・・。

私は今赤々と燃える暖炉の前でこれを書いていて、holiday seasonにふさわしい暖かで寛大な気持ちでいたはずなんです。でもAupaのそのトピックを読んだらどうしようもなく腹が立ってしまいました。これ以上続けると、もっとすごいことを書いてしまいそうなので、このへんでやめておきます。

[ Liga 17 ] Real Zaragoza 2 - 2 Valencia

2007年12月23日 18時02分38秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
まったくもう何を書いたらいいのやら・・・。アラゴンの新聞各紙は、でもわりと楽観的ですね。試合内容としては良かったですから。確かに、楽に4-0ぐらいで勝てる試合、ここまでバレンシアをこてんぱんにしてしまっていいのかしら?と申し訳なく思うぐらいの差がありました。それなのに・・・。クーマンは「2-0を追いつけるチームには将来がある。」なんて言っていますが、うーん、サラゴサが大馬鹿なだけで、このバレンシアにはあまり将来はないように見えました。

サラゴサのほうは、どうなんでしょう? ビクトル・フェルナンデスは、
「引き分けは残念だが、多くのポジティブな点があったと思う。態度、連帯した試合、プレス、スピード・・・。充分勝利に値するプレーをしたが、勝てなかった。」
間違いなく勝利に値したのはサラゴサのほうです。でも、ここまでの流れがねえ。しっかり勝っている中でこういう試合があったのならともかく、とにかく一勝を挙げることが至上命令だった中でのこれは痛すぎる・・・。
ディエゴは、
「高く頭を上げているよ。なぜって試合は素晴らしいもので、最近ではベストなものだったから。ほとんど完璧だった。残念なのはバレンシアのゴールは両方とも僕らのミスだったこと。本当に残念だ、とても良い試合で、充分コントロールできていたのに。この1ポイントは僕らの役に立たない、何の意味もない。最近のサッカーでは2-0は大差だ、でも彼らの1点で、勝利を失うのではないかという恐怖が僕らに忍び寄り、最後には僕らはそれを失ってしまった。来年は僕らにもう少し幸運があるといいのだけれど。」
ディエゴ、試合終了後ばったり倒れていましたものねえ・・・。
途中まであまりにも圧勝ペースだったので、どうしてアイマールがいない試合はいつも楽勝なんだろう?とちょっといじけたくなるくらいでした。ただ、今回の場合は、相手が弱すぎただけのような気も(75分まで)。ギリシャのアリスや二部のポンテべドゥラよりも昨日のバレンシアのほうがずっと弱いチームだったから、それでサラゴサも良いプレーができたのかなあという感じも少しします。そして、ほんの少しだけ相手に攻勢に出られたら、あっという間に同点って・・・。やっぱりありえない試合でした(怒)。

ニュースですが、フアンフランと衝突して交代したセサールは左膝の捻挫かもしれません。今日か明日に検査の予定。また左足大腿の違和感があって交代したリュクサンはマドリードで、筋肉の断裂がないかどうか検査します。

最大株主のアガピト・イグレシアス氏とバンドゥレス会長は、ビクトル・フェルナンデスの続投を確認。「チームは良かった。試合前の立場を変える必要はない。」

現地ファンの様子はといいますと・・・呆然としてしまったのかいつもよりも反応が少ないような。ロマレダに皆行ったでしょうから、書き込みをする暇がまだないのかもしれませんが。
前半終了直前の完璧なオリベイラのヘディングによるゴールが取り消されたことに対する不満がたくさん。あれは、リピートもなかったので、私もなんで取り消されたのか全然わかりませんでした。皆が怒るのも当然です。ただ、その前にアジャラがエリア内でハンドをしたのも見逃してもらっているんですよね。それで相殺されたかなあ。
二失点のきっかけは両方ともサパテルがボールを失ったことからだったらしく(見直せばいいのでしょうけれど、見る気がしない~)、サパテルへの批判が少し。サパテルはどんなに悪くても決して批判されない選手なので、珍しいことです。
チームは休暇に入り、12月30日午前中に練習に戻ります。ただし南米組(ディオゴ、アジャラ、ダレッサンドロ、ミリート、アイマール、マトゥザレム、オリベイラ)は30日の夕方の練習までに戻ればいいことになっています。去年のことを考えてでしょうか。きっと飛行機の遅れなどを考慮に入れてですね。アジャラはやっぱり帰国するのかな。
国王杯セカンドレグのポンテべドゥラ戦は当初予定の1月2日ではなく、1月3日となりました。

最後に、ダレッサンドロはラジオ番組で「僕は100%の状態。サラゴサに残って、ここで活躍したい。」と話しました。えっ、そうなの? きっといい人なんでしょうし、サッカーも上手いと思うけれど、この前の喧嘩の後アイマールはダレと仲直りするのにやっぱり少し時間がかかったそうなんです。ダレの言葉は、スペイン人からしても普通だったら絶交ものの罵詈雑言だったらしい。プレーや怪我以外のことで悩む余裕はパブロにはないと思うので、仲良くできないなら離れたほうが二人のためにはいいのかもしれません。パブロだって、意地になって痛み止め打ちながら練習するなんて、ちょっとおかしくなっていたと思うし。(そんなことしたから悪化しちゃったのでは。鬱)でも性格的にはアイマールのほうが出て行きそうだから、すごく怖いです。

ZARAGOZA 2
VALENCIA 2

Zaragoza: César (16'), Diogo, Sergio, Ayala, Juanfran, Zapater, Luccin (72'), Celades, S. García, Oliveira (79'), D. Milito, L. Vallejo (16'), Valero (79'), Óscar (72')

Valencia: Mora, Miguel (46'), Caneira (50'), Marchena, Moretti, Baraja, Montoro, Joaquín, Silva, Mata (46'), Arizmendi, Lombán (50'), Helguera (46'), Zigic (46')

Goles: 1-0 (17'): D. Milito, de penalti hecho a Oliveira. 2-0 (29'): Sergio García. 2-1 (75'): Zigic. 2-2 (81'): Silva.

Árbitro: Paradas Romero, Andaluz. Expulsó a Koeman (66'). Amonestó a Caneira (43'), Miguel (45'+), Helguera (50'), Luccin (63'), Marchena (58'), Celades (59'), Zigic (67'), Diogo (77'), Ayala (83').

Incidencias: La Romareda, 30.000 espectadores.

今、このメンバー表を見ていて思い出したけれど、なぜかビセンテは出なかったんですね。観戦していてバレンシアの選手がほとんど見たこともない人ばかりだったのでびっくり。あと、カネイラをラニエリのとき以来久しぶりに見ましたが、相変わらず悪かったのにもびっくり。

ありえん・・・

2007年12月23日 07時13分50秒 | Liga07-08
ARE YOU STUPID OR WHAT?!

し、失礼、でもありえないでしょう(呆)。Just incredible... How many times are you making the same mistake over and over again???!!!

恐怖の6分間に2失点で、完璧に勝利できた試合を引き分け。ディエゴ・ミリートが可哀想・・・。

でも、ディエゴが3点目を易々と入れられる場面で、なぜか寛大にもオリベイラにパスした場面が分かれ目だったのかも。あと、セラデス、サパテル、リュクサンのトリプルボランチは良く機能していたように見えて、危ないシーンなど皆無だったのに、72分にビクトル・フェルナンデスはリュクサンを下げて、オスカルを入れ、いつものセラデス&サパテルのダブルピボーテに戻したんですよね。あれが分かれ目だったのかも・・・。

狐につままれたような、目を疑うような試合でしたねえ(呆&怒)。
サラゴサ・ファンの方には74分間だけを、バレンシア・ファンの方には75分からの18分間だけを見ることをお薦めします。それ以外の時間帯を見ると、両方のファンとも呆れと怒りのあまり髪の毛が全部逆立つこと間違いなしです。アイマールも頭を抱えているでしょう、間違いない。

追記:リュクサンの交代は怪我によるものと、VFが記者会見で言ったみたいですね。そうだったんだ。不運だったなあ・・・。

PREVIA [ Liga 17 ] Real Zaragoza - Valencia

2007年12月22日 18時51分40秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
アイマールが召集を外れたことを朝確認して以来、テンションはがた落ち。今日金曜日は仕事収めというか、アメリカはクリスマス休暇に入ったのですが、悲しくて全然元気が出ません。カンテラから3人も呼ぶほど人が足りない中で、パブロが召集さえされなかったということは、かなり状態が悪いということですよね・・・。普通の怪我だったらこんなに心配しないのですが。

他に召集外となったのは、パレデス、マトゥザレム、ダレッサンドロ。最初の二人は怪我のためですが、ダレッサンドロは戦術上の理由からなので、大きな波紋を呼んでいます。
それについて書く前にまず予想布陣について。Marcaは、デポル戦のメンバーからアイマールがオスカルに変わっただけのいつもの4-4-2を予想。でも、エキポはずいぶん変わった布陣を予想しています。3人の中盤(リュクサン、サパテル、セラデス)、トップも3人で、左にディエゴ、真ん中がオリベイラ、右にセルヒオ・ガルシア。つまりサラゴサも4-3-3なのでしょうか?! ディエゴはサイドでも結構良い感じですけれど(クロスなど正確ですよね)、得点は減ってしまいそう。
ただし、ペリオディコによるとフアンフランが胃腸炎に罹ったそうで、出場できるかどうか不明です。パレデスが召集外のため、ここにはサパテルぐらいしか代わりの選手がいなくて・・・どうなることでしょうか。

さて、ダレッサンドロのことですが、ビクトル・フェルナンデスが召集外の理由を聞かれて話したのはこの言葉のみ:「私たちには、100%で、信念を持った選手だけが必要だ。」
推測としては、検査の結果怪我が見つからなかったにも関わらずコルーニャに行こうとしなかったこと、今週も普通に練習をしたがらなかったことを、VFは「怪我のふりをしている」と考え、罰を与えたのではないかと言われています。
これだけ負傷者が出ていて攻撃の選手が足りないのに、ダレを召集外にするとはVFはものすごい勇気があるなとほとほと感心しました。Aupaでは、VFの決定はありえない!、サラゴサで一番チームのために戦っている選手なのに!!という声がかなり多いです。でも私はエスパニョール戦を見て、あまりにもエゴイスティックなプレーにびっくりしたので、VFの判断もわかるような気がするな。何人敵に囲まれようが強引に突破しようと何度も試みた挙句毎回ボールを失う、ゴールエリア近くでボールを持つと全部ミドル・シュートを打つというようなことが、チームのために戦うこととは思えないから。その後アルゼンチン復帰を代理人に指示したという報道があり、それと並行して怪我の申告。VFがダレッサンドロのコミットメントに深い不信感を持っているのは間違いなさそうです。ただ、バレンシア戦は相変わらず負けたらVFの首が危うい試合ですから、ここでダレを外すのはものすごい賭けですよね。負けた場合、VFはAupaの人たちに引き裂かれそう。
真面目な話、バレンシア戦で負けたら、VF解任、後任はデル・ボスケという噂があります。

バレンシアのほうは、ビジャ、モリエンテス、アルビオルなどが負傷欠場。もちろんアルベルダ、アングロ、カニサレスも出ません。アメリカではライブ放送がありますが、見る気がしない・・・。サラゴサはアイマールが欠場になった一試合目は必ず勝っているように思います。一方のバレンシアはアウェイで一番成績の良いチームで、一年最後の試合は常に勝利しているそうです。となると引き分け?! でも二点ぐらい軽く取られそうな気もするし・・・。

イチローさんのブログを読んでいたら、アルベルダたちが「クラブから何の連絡もなかった。」と怒っていました。いや、アイマールだってクラブから一切連絡がないまま、新聞報道で自分が売りに出されていることを知ったんですからね。何を今更~、そこはそういうクラブなんだって!と思ってしまいました。まだ彼らは監督から説明を受けて、記者会見も開いてもらったからいいじゃんね~、なんてまたどうでもいいことをつらつら。はあ、いろいろ思い出しちゃって嫌だなあ(涙)。


チーム練習をできませんでした

2007年12月21日 17時34分14秒 | Liga07-08
アイマールは木曜日の練習はランニングのみで、チームとは練習しませんでした。なので、ほぼバレンシア戦は無理かと思いますが、欠場決定とも書かれていないので、本人は最後まで努力をするのでしょう。ランニングしている姿が見れただけでも少しほっとしました。少なくとも走れるんだと思って・・・。一緒に走っているのはガビだそうですが、こんなに大きかったっけ? ガビも怪我ですが、どちらにしろ出場停止なのでバレンシア戦は関係ありません。

木曜日はチーム全員でまず50分近くビデオを見ました。「でも、バレンシアはかなりメンバーが変わるだろから、以前の試合を見ても意味ないんじゃない?」と思ったら、バレンシアのビデオではなく、リアソールでのサラゴサの試合を見て自分たちのエラーを確認したのだそうです。後半守備ラインと中盤の間が開いてしまったことをビクトル・フェルナンデスが指摘した模様。
非公開練習でしたが、セラデスとサパテルの中盤は維持する方向のようです。アイマールのところにオスカルが入る他はデポル戦と同じ布陣が予想されていますね。

サラゴサの選手たちは口々に「バレンシアの状態は我々に関係ない。他のチームに注意を払う余裕はない。自分たちの中に解決策を見つけなければ。」と話しました。パレデスなどは、ラジオ番組で正直にも「いますぐにでもバレンシアと変わりたいよ。彼らのポイントを僕たちが持っていれば、今頃みんなすごくハッピーだろうね。危機かどうかなんて相対的なものだよ。」と述べたほど。た、確かに・・・。降格ゾーンと3ポイントしか離れていない、もう何試合か忘れたけれど(7試合? 8試合?)何ヶ月も勝利のないサラゴサのほうがずっと危機的な状況にあるわけで。サラゴサの選手たちには妙にリラックスしないでほしいものです。そもそも、何人もの選手に今の時期戦力外を言い渡せるなんて、本当に選手層が厚い証拠ですよねえ(羨ま~)。サラゴサでそれやったら、イレブンが組めなくなっちゃう・・・。
 
ところでバレンシアのあれは、全部カルボー二が黒幕ということはないんですか?! 結局カルボー二のやりたかったことが全部成就されつつあるように見えるのですが。偶然にしてはできすぎのような・・・。
でも、私はある意味心の整理がついたかな。どちらにしろアイマールはバレンシアを出ざるおえなかったんだと納得しました。 
アイマールがバレンシアを出たとき、私が一番辛かったのは、「どうしてアイマールだけ?」ということでした。あのシーズン、パブロの調子は良かったし、間違いなくチームが3位になるのに貢献したと思うから。パブロより活躍できなかった選手は他にいるのに、どうして彼らは残って、パブロがそのために文字通り倒れるまで努力したCLの舞台で、パブロはプレーできないのに彼らは普通にプレーできるのか、どうしてもその現実を受け入れられなかったんです。でも、カルボー二の意図が二冠メンバーの抜本的な入れ替えだったのなら、そしてそれを今クーマンを通じて実行しつつあるのなら、あの時アイマールが出て行ったのも仕方ないかなって。
結局カルボー二にとって一番切りやすかったのがアイマールだったから、最初に出されたのでしょう。パブロはカニサレスともとても親しくて、チームでの立場が弱かったとは思えないし、そうしようと思えばチームに残ることもできたと思うんです。でも、性格上スポーツ・ディレクターと争うなんて夢にも考えらない上に、もしかしたらそういう形でクラブに残るのは良いことだとは考えなかったのかもしれない。いずれにしろ、アイマールを切ることはとても容易だったはずです。でも、次なる目標だったアジャラ、アルベルダ、カニサレスを切るのはそう簡単には行かなかった。ついには敗れてチームを去ったカルボー二が今再び闇から立ち上がって、クーマンを操り・・・これじゃまるでThe Dark Lord Ascending、ハリー・ポッターの読みすぎかな?? まあ、今から振り返るとカルボー二の考えていたこともわかります。2001年から中心メンバーがあまり変わらないなんて異常といえば異常ですもん。アイマールはこんな醜悪なことに巻き込まれなくてむしろ良かったのかも。(でも、行った先がなあ・・・。)

とはいえ、どうでもいいや。アイマールの怪我さえ治ってくれれば、他のことは心の底からどうでもいいです。
(だったら、書くな!というところですが、気を紛らわせるためについ。)




頑張るのはいいけれど・・・

2007年12月20日 16時24分50秒 | Liga07-08
朝、Asの「アイマールはほぼ100%バレンシア戦を欠場するだろう」という記事を読んで、暗くなっていましたが(予想はしていたけれど)、今エキポを読んだら:Aimar se prueba hoy、パブロぎりぎりまで努力するみたいですね(涙)。



パブロ・アイマールは今日グループと練習をしてみて、バレンシア戦の召集に入れるかどうか試してみる。今朝の練習でのアルゼンチン人の感触により、土曜日の試合への参加は決められるだろう。選手の意図は、恥骨にわずらっている慢性的な負傷の程度を調べ、痛みが2007年最後の試合でユニフォームに着替えることを許すかどうか確かめるというもの。

アルゼンチン人選手が期待されたレベルで活躍するのを阻んでいるフィジカル上の痛みは、選手本人だけでなくレアル・サラゴサにとっても大きな問題となっている。そのために火曜日にも伝えたように、アイマールはその問題に終止符を打とうと真剣に手術というオプションを考えている。それは誰もが望まない解決策であり、カイが相談したすべての専門家が薦めない解決策だ。しかし、状況を考えると、それは選手がもう一度ベストなサッカーを取り戻すためのたった一つの方法なのかもしれない。少なくとも、医師の反対にも関わらず彼はそう考えている:手術を受けなければならないと。

しかし、今のところアルゼンチン人とクラブのメディカル部門は手術室を避けるための最後のオプションに取り組んでいる。まずチームとの練習を減らし、彼の回復を促す特別なプログラムを組み、その治療が実を結ぶのを待つというもの。練習の個人プログラムには、もちろん最後に試合の前のチーム練習が組み込まれている、例えば今日のような。

最後に、もしアイマールがバレンシア戦に出場できたら、それは大きな驚きだろう。彼自身にとってさえ。週の初めには、ポンテべドゥラ戦までプレーできないはずだった。しかし彼の感触は少し良くなっている。そして今日アイマールは試してみる。出場か欠場かをかけて。


こういう無理を重ねているから、良くならないのではないかと・・・。でもきっと出たいのだろうなあ。万一召集に入ったとしても、先発のわけはないのですから、だったらゆっくり休んだほうがいいような気もします。

Asのほうは、もっとずっと悲観的な記事:Aimar se perderá el choque con el Valencia


アイマールは恥骨のために休まざるおえないためバレンシアとの試合を失うだろう。

アルゼンチン人の中盤選手は、リアソールでハーフタイムに恥骨の強い痛みのために交代したが、この怪我により昨日も練習ができず、彼の元チームとの試合での彼の助けをほとんど100%ないだろう。アイマールは恥骨と右内転筋の痛みを何週間も引きずっていて、デリケートな状況にあるチームを助けたいという願いと、ビクトル・フェルナンデスの彼への信頼から、痛みに苦しみながらプレーをしていた。しかしデポルティーボとの試合でこの問題は悪化し、恥骨は彼に今すぐの休みを強いている。昨日、アイマールはチームとの練習をしなかったばかりか、チームの他の怪我人と違いピッチに姿さえ見せなかった。カイは朝と夕方の練習の両方で、クラブの理学療法士から負傷箇所をリラックスさせ、痛みを和らげるためのマッサージと熱療法を受けた。今日も同じ治療が続けられ、もしかするとランニングをするかもしれないが、今週チームと練習をする可能性は非常に低い。

アイマールはすでに先週もかなりの痛みを感じながら練習をし、コルニーニャへの旅をほとんどしないところだった。しかしマトゥザレムとダレッサンドロの怪我とリュクサンの出場停止により、サラゴサの中盤はかなり空いてしまったために、アイマールはプレーを強いられることになった。すぐに彼は良い状態にないことは明らかになったけれども。恥骨のために前半45分を持ちこたえることは非常に難しく、ハーフタイプにピッチを去らざるおえなかった。今週痛みは更に強くなり、深刻な負傷を避けるためにプレーを止める必要が出てきた。中盤での選手が足りない状況が繰り返された場合のみ、アイマールは無理をするだろう。その可能性は最小だ。パブロはもうこれ以上無理をできず、休みを必要としている。彼自身プレーをするつもりはなく、昨日クラブの情報筋は彼の欠場をすでに確認した。


全然エキポと違う内容です。読んでいるだけで、こちらまで体のどこかが痛くなるような・・・。
ただ、情報としてはこの記事はあまり正確でないような気も。レクレ戦で痛みは引き、レクレ戦の後、デポル戦前の一週間では練習で好調だったらしいんですよね。もちろんデポル戦直前から痛みがまた始まっていたのかもしれませんが・・・。また、怪我人が多いからデポル戦に無理して出場したというのも違いますね。サラゴサではオスカルの出場を望む人のほうが多かったくらいで、パブロはベンチでも良い状況でした。VFが練習で好調だったアイマールを選んだだけのことです。Asの記者さんはいつもパブロに好意的なので、今回もこういう記事になったのでしょうが、サラゴサの人がこの記事を見つけたら、またいろいろ言われそう(鬱)。

サラゴサのニュースは、ダレッサンドロとパボンがチーム練習に復帰、パレデスはまだなのでバレンシア戦が無理のよう。
チームのクリスマス休暇は22日の試合が終わった瞬間からで、練習開始は30日。7日間のお休みはリーガで一番長いのだそうです。南米選手たちは、サラゴサに留まるらしいアジャラさん以外全員が海を越えて母国でクリスマスを過ごす予定です。そうですね、一週間あれば、まあまあゆっくりできるのではないでしょうか。(私もよく「冬休みには日本に帰るの?」と聞かれます。でも夏にまた一時帰国したいので、冬の帰国はなしです。)

神様はどうしてこんなに意地悪なんでしょう?

2007年12月19日 17時21分54秒 | Liga07-08
エキポであんな記事を読んだ後でも、「新聞が深刻に書いているだけなんじゃ?」とかすかな希望を抱いていたのですが、今日AragonTVニュースでアイマールの様子を見て、「やっぱり駄目なんだ・・・」と思ってしまった。パブロ、ものすごく落ち込んでいるようでした(涙)。

人生が不公平なものであるのは知っているし、自分の人生で人を羨んだりしたことなんてないのに、どういうわけかアイマールのことになると、神様の意地悪さ、理不尽さに泣けてきます。大きな怪我をしないサッカー選手だってたくさんいるのに、どうしてアイマールはこんなに苦しまないといけないのでしょう? 毎日真面目に練習して、いつもチームのことを第一に考えて、人の悪口を決して言わず、試合では常に全てを投げ打って努力している選手が、どうしてその褒賞をもらえないのでしょう? いつもいつも手痛いしっぺ返しばかり。運が悪いと言えばそうだし、努力したから上手く行くとは限らないのはわかっているけれど、これを受け入れるのは本当に難しい。

2006年ドイツWorld Cup直前、Superのインタでこんな風に言っていましたね。
「フィジカルの問題がないときには、ヨーロッパでプレーをとても上達させることができた、スピードを生かしてね。でも、痛みがあったときには、僕が更にステップアップし、2~3試合続けて良いプレーをすることの妨げとなった。
僕はそれと戦っていて、いつの日にかそれらの問題がなくなることを願っている。今季は問題が少なかったし、来季も問題がないことを願っている。その問題が起きないように可能なことは全部やっているよ。」

"Cunado he estado sin problemas fisicos he podido aprovechar mucho el jugar en Europa, con su velocidad; pero cuando he tenido molestias me han impedido subir un escalon mas y mantener dos o tres buenos partidos seguidos. Lucho contra eso y espero que un dia terminen esos problemas; esta temporada han sido poquitos y espero que el ano que viene no venga ninguno. Hago todo lo posible para que eso no pase."
一年半前これを読んだときは、恥骨炎のことかなあと思いつつもよくわかりませんでした。今読むと明らかにそうですね。それはずっとそこにあって、いちいちパブロは言わないけれど、痛みを抱えながらプレーすることはよくあることだったんだろうな、と今頃になってわかりました。Lucho contra eso...でも、もう戦うのは難しいのでしょうね。

ついまた英語やスペイン語の文献を読んでしまいましたが、パブロが苦しんでいるのはAdductor Tendinosis(内転筋の腱炎)かと思われ、恥骨炎の一種とも言えるような厄介なものです。軽度、中度のものは理学療法やマッサージで良くなることも多いらしいですが、それでも良くならない場合、また重度の場合はadductor tenotomy という腱を骨から取る(?)手術が効を奏することもあるらしい。パブロが考えているのはこの手術? でも、やっぱり成功せずに歩けなくなった人の話などをネットで読むと、お医者さんが薦めないのもわかります。もちろん成功例もたくさんありますが、必ず良くなるという結果は出ていないようだし、失敗したら取り返しがつかない・・・。そのへんはもちろんアイマールだって説明を受けているのでしょうけれど。
ネットで二年も痛みが消えず苦しんでいる人の書き込みを読んで、パブロもこんな感じなの?と思うと心底落ち込みました。ペリオディコに、「そのような(保存的)治療には、努力、犠牲、痛みを我慢することが選手に要求される。その用意ができない場合は、ベストなことは手術だろう。Eso sí, esos tratamientos también suponen un componente de esfuerzo, de sacrificio y de resistencia al dolor muy importante por parte del futbolista. Si no se está dispuesto a ello, entonces lo mejor sí que es el quirófano. 」と書いてあるのを読んで、怒りでむかむかしましたよ。アイマールがこれまで努力、犠牲、痛みを我慢することをしていなかったとでも? それができないからアイマールは手術を安易に望んでいるとでも言いたいのでしょうか???

サラゴサのニュースを読む気もあまりしませんが、ダレッサンドロは相変わらず別メニュー。Oleなどでリーベルへの6ヶ月のレンタル移籍が報じられていますが、練習後にパルデサ・スポーツ部長がダレと話し、サラゴサはそれを認めない旨を通告しました。ダレは本当に行きたがっているんだなと、そのときの映像、また気がなさそうに子供たちにおもちゃを渡す役を果たしている映像を見て思いました。(オリベイラの楽しそうな表情と対象的だったので。)

もちろんパブロはジムで練習、ダレとマトゥザレムとパレデスが別メニューの練習。明日からまた非公開練習となります。

ところでAragonTVニュースのスポーツ・トップがアルベルダとカニサレスの話だったので、何かと思ったら・・・。でもまあキケとカルボー二だって、ルフェテとミスタとアイマールには同じことをしたわけですし。時期はすごいですけどね。それから、地元ファンの半分以上はクーマンの決定を支持しているのではないでしょうか。Aupaを毎日読んでいるので骨身に沁みてわかるのですが、スペイン人は日本人と違って、恐ろしくドライなんですよ。義理人情なんてないですし、恩義を感じるなんてことはゼロ。彼らに取って大事なのは、今現在のチームだけ。一年前どころか3ヶ月前の記憶さえないんですから。なので今度のことも日本人が思うほどバレンシアの地元ファンからのものすごい反発はないんじゃないかな? (サラゴサに新しい監督が来て、アイマールとダレッサンドロを戦力外にしても、別に現地的にはOKなのと一緒で。あっ、在籍年数が違うから、また違うかな。)

手術の可能性って・・・

2007年12月18日 16時53分38秒 | Liga07-08
ペリオディコに「マドリードで診察を受けたらしい」と書いてあったので、えっ、そんなに悪いの?とショックを受けながらエキポを見たら、Aimar se plantea hasta el quirófano(アイマールは手術についてまでも考える)という記事が・・・。天地がひっくり返るようなショックです(涙)。動揺しながら読んだから、はっきりわかっていないのですが、結局お医者さんには手術はしないように薦められたということ? ちょっと訳してみますね。Aimar se plantea hasta el quirófano



パブロ・アイマールは、最後のキャンペーン(昨シーズンということ?)から苦しみ、彼の活躍を阻んでいる痛みと違和感を静めるために、手術室に入る可能性を考えている。アイマールの不調箇所は、ほとんど慢性的なものとなっているが、内転筋にある。最初のいくつかの診察では損傷のある箇所は恥骨かと思われたが、その可能性は医師たちによりほとんど間違いなく否定された。

今現在では何も決まっていないが、アイマールはすでに数週間、彼に健康とそしてサッカーを取り戻してくれる診断を求めて国中の最も権威ある医師たちを訪ねた。ペドロ・ギレン医師からラモン・クガット医師まで。今のところ様々な研究からは手術のオプションは薦められていない。パブロ・アイマールの判断とは一致しない理論だが。

実際カイはすでにもう4年近くも続き、この2年は酷くなっている受難に終止符を打つために手術を受ける意図を明らかにした。
この数日医師たちは彼に手術を受けるメリット・デメリットを決めるための様々なテストを行った。そして、それはないだろう。(←手術はないということ?)
今や全てはアイマールの決定に委ねられている。医師たちはますます強く手術に反対しているものの、彼はその可能性を考えている。パブリートが手術を受けた場合は、プレーに戻るまでに2ヶ月から3ヶ月が必要となるだろう。

アイマールはハーフ・タイムにリアソールのピッチから去らなければならなかった。痛みが再び現れ、交代を要請することになったのだ。たぶんそれが決定的な瞬間だったのかもしれない。悪魔に対する解決策はマッサージ以上のものでなければと知ったのかもしれない。
カイは昨日の午後新しい検査を受け、その結果は決定的なものとなるだろう。手術は遠い解決策で、選手はそれを受け入れた。しかし彼にとって、人生はサッカーであり、彼のチームはサラゴサだ。彼はこの二つに充分与えていないことを知っている。そのために彼は手術室に入ることを恐れてはいない。


なんだかはっきりしない記事ですが、医師たちは手術に反対、でもパブロは痛みを取るために手術をしたいと希望しているということですね? もとの体に戻れるかわからないのに、それでも手術を望んでいるということは、もう我慢ができないほどの痛みなんですね、きっと・・・。Aupaで恐ろしい言葉で中傷され続けているけれど、痛みのために自分のプレーができなくて世界中の誰よりも辛いのは、アイマール本人ですよね。私たちなんて、試合を見て、負け試合に落ち込んで、でも一日経てば忘れられるけれど、パブロの痛みは何日経っても消えない。でも、やっぱり手術は怖いです(涙)。本当に良くなるものならばしたほうがいいと思いますが、医師たちが反対しているということは、必ずしも良くなるとは限らないわけでしょう? でも、今のまま痛みを我慢しながらプレーをするというのも限界なのでしょうし。どうしたらいいのか真っ暗です。

パブロの悪いところが、昨日は外転筋(abductor)となっていましたが、今日は内転筋(adductor)となっています。内転筋のほうなのかな。恥骨炎について英語やスペイン語の説明を読むと、内転筋の痛みが主症状に挙げられています。本当に恥骨炎と関係ないのでしょうか。4年前は恥骨炎だったわけですが。
それにしても、これ以上悪いことは起こらないでほしいといつも思うのに・・・これって選手生命に関わることですよね・・・。ショックすぎて、感覚が麻痺状態かも。
(でも、またサラゴサで何を言われることか。イメージ的には100コぐらい石を投げつけられそう。)

[ Liga 16 ] Deportivo 1 - 1 Real Zaragoza

2007年12月17日 17時16分43秒 | Liga07-08
Sunday after Sunday I feel depressed and depressed and depressed and depressed and.....is it going to continue like this forever??????
カーラジオから流れるクリスマス・ソングを聞きたくないです。今日アベ・マリアが流れて、死にたいくらい悲しくなりました。ハイウェイ運転中に聞くのは危険ですね。

何が悲しいって、アイマールが怪我。前半の25分くらいまでラジオでもテキストでもよく名前が出てきたので、調子はいいのかな?と思っていました。でも25分以降全然名前を言われなくなったので、どうしたんだろ?と少し心配はしていたんです。するとハーフタイムに入るとすぐにオスカルがアップを始め、ラジオでは「ディエゴ(前半一度治療を受けていた)に変わってオスカルみたい。」と言われていました。「そうなんだあ、後半ちょっと苦しくなるね。」とマルカの布陣表を眺めていたら、アイマールのところにいきなり交代印が。ええっ、嘘でしょう、ディエゴじゃなくてパブロが交代?!と頭は真っ白。ショックで呆然としている間に、いつものように追いつかれるし、もう信じられません(号泣)。

Aupaでは、「アイマールのプレーが悪かったから、交代させられたんだ。」と言う人がいて、そうなの? でも、VFが前半だけで変えるわけないよ!と信じていました。夕方VFの記者会見を読んだところ:
「交代は、フィジカルの問題だけによるもの。彼は怪我をした。アイマールは良い前半をして、彼に与えられた義務を完璧に果たした。」
"El cambio se ha debido solo a cuestiones físicas. Se ha lesionado. Aimar ha hecho un buen primer tiempo y ha cumplido perfectamente con las obligaciones que se le habían encomendado".
外転筋の痛みがあったのだそうです。ペリオディコは、「最初は良い調子だったが、だんだん消えていって、最後はきわめてグレーなプレーとなった。」と書いていますが、それはたぶん痛みがましてきたからでしょう(当たり前じゃん)。
アトレティコ戦の後も外転筋の怪我と発表されて、結局それは恥骨の痛みだったわけですから、今回もきっと同じですよね・・・。はあ、パブロのキャリアの中でも最悪のシーズンになりつつあるような。アントニオ・ロペス監督のときと同じように、自分を信頼してくれているビクトル・フェルナンデスを何とか助けようと、とんでもなく無理をしているんだと思う。でも無理が怪我を呼んで悪循環になっているのは、あのときと同じです(涙)。思い切って休んだほうがいいのでは?(でも休んでいる間に監督が変わっている可能性が・・・。)

試合のほうは、ディエゴのヘディングで軽く先制。その後ほとんどチャンスはなかったけれど、完璧に試合はコントロールできていたようです。Aupaでは、「なぜ二点目を取りにいかない? そういう受身な姿勢が良くないんだあ!」とすごく非難されていますが、アウェイで1点リードしていて、それほど無理する必要がないのは明らかなわけで。引いたわけでもないようですし。エキポも、
前半は(後半は違ったが)ようやくサラゴサはアウェイでの戦い方を知ったような印象を受けた。試合に蓋をして、攻撃陣の才能ある誰かが現れるのを待つ。羊の仮面をかぶった狼。4人のフォワードがいたが、とても実用的な印象だった。45分間チームはそれをはっきりと知っていたが、すぐに忘れてしまった。完全に。
どういう訳か謎ですが、後半はデポルティーボのほうが突然優勢に。開始早々ゴールを入れらましたが、これは審判がオフサイドの判定をして取り消しました。でも実はオフサイドではなかったらしい。冷や汗が乾く前に、57分コロッチーニがヘディングであっさり同点。その後もアジャラがPKのプレー。でもこれも審判は笛を吹きませんでした。38分からようやくサラゴサはリアクションを見せ、オリベイラ、セラデス、サパテルに決定的なチャンス。でも、全部逃してしまって、the end。(少なくとも今日の失点はアイマールのせいではないですね。)

サラゴサは最近6試合中5試合で先制点を挙げているのに、うち1試合しか勝利していません。つまり4試合で追いつかれるか逆転されたということです。
これで降格圏までわずか3ポイント。もう信じられません(泣)。
私はどちらかというとかなり悲観的な性格ですが、その私ですらここまで悲惨なシーズンになるとは予想していませんでしたよ。大体アイマールについては最悪の予想が常に当たるのですが、今の状況は最悪の予想を更に上回る悪さです。あり得ない・・・。

写真がどこを探してもなくて、Heraldoの豆のような写真にアイマールが映っているような気がしたので拡大してみたらやはりパブロのようです。

DEPORTIVO 1
ZARAGOZA 1

Deportivo: Munúa, M. Pablo (39'), Piscu, Coloccini, Filipe, D. Guzman, A. Tomás, Cristian, Verdú (46'), Guardado, Xisco (66'), Aouate, Chapi (39'), Rubén (46'), Riki (66')

Zaragoza: César, Diogo, Sergio, Ayala, Juanfran, Sergio G. (57'), Celades, Zapater, Aimar (46'), Oliveira, D. Milito, Óscar (46'), Gabi (57')

Goles: 0-1 (16'): Diego Milito resuelve de cabeza en el área tras un rechace. 1-1 (52'): Coloccini, también de cabeza en el área tras un centro de Guardado.

Árbitro: Pérez Burrull, del colegio cántabro. Expulsó a Chapi por doble amarilla (40' y 88'). Amonestó a Aimar (41'), Zapater (58'), Diego Milito (75') y Gabi (92'+').

Incidencias: Riazor. 16.000 espectadores. Cerca de media entrada. Terreno de juego en perfectas condiciones.








PREVIA [ Liga 16 ] Deportivo - Real Zaragoza

2007年12月16日 17時11分06秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
パレデスとダレッサンドロが召集もれ。ダレッサンドロは、左足のオーバーロードで、検査の結果は何もなかったのですが、本人が調子が悪いと申告して召集から外れたのだそうです。??

そして今朝びっくりしたニュースは、ダレが自分の代理人マスカルディに、リーベルかサン・ロレンソで六ヶ月レンタルでプレーするための交渉を指示したというもの。マスカルディはエキポに対して、「アンドレスはプレーをしたがっていて、アルゼンチンに六ヶ月間レンタル移籍したいと思っている。なぜならサラゴサでのプレーが難しいから。」と話しました。
これに対して、サラゴサ側は「レンタル移籍は認めない。基本的にダレッサンドロの冬の移籍もない。700万ユーロ以上の話があったときのみ考えるが、現在そのようなオファーはない。」という姿勢です。(El club dice que no está en sus planes la venta o la cesión del ´Cabezón´)

リーベルはシメオネが監督に就任予定、サン・ロレンソは、ダレの恩師であるラモン・ディアスが監督です。
レンタル移籍はないですよねえ。ビッグクラブじゃあるまいし、戦力が余っているわけでもないのに、そんな余裕があるわけがありません。
少し疑問なのは、ダレの代理人はお父さんだったのでは? いつの間にかマスカルディに変わったのかな。とすると、アジャラやアイマールと同じということですね。まあ、ダレがもっとプレーしたいというのはわかりますが、このタイミングでって、VFが先週解任になるのを待っていたのかなあ、解任されなかったから今代理人に指示を出したのかなあ、なんて考えてしまいます。

Aupaでは、むしろダレよりもアイマールに行って欲しいみたいですね。私も、ほとほとサラゴサ・ファンには嫌気が差してきたので、このニュースを読むまでは、もうパブロ帰ったほうがいいよ、と本気で思っていました。今でも、ダレのこととは関係なく、これほど憎まれているようではもう駄目なんじゃないかなという気がしてなりません(涙)。だって、これ以上ほんの少しの失敗も、怪我も許されないわけでしょう? そんなぎりぎりの状態で後二年半もここでプレーできるのでしょうか? 数人の人が「大丈夫、パブロはみんなが思っているより強いメンタルを持っているよ。」と書いていましたが・・・表情は信じられないほど暗いし、顔も体もどんどん細くなっているし、最後はどうなってしまうのか怖いほどです。

ペリオディコがまた、明日アイマールが先発することを非難していて(Bandera roja en Riazor)、「アイマールがいると(いなくてもだけれど)ディフェンスのリスクが巨大で、不安定になり、25失点もすることになっている。」と書いていて、はあ??! 25失点はアイマールのせいなんですか?!
ところで、今日バレンシア-バルサを見ました。バレンシアの守備は酷かったと思う人もいるでしょうけれど、自慢ではありませんが、サラゴサの守備はあれよりもっと酷いです(きっぱり)。だってプレスを全くかけないんですから。今日のバルサになら6点ぐらい入れられていたかも。たぶんバレンシアにですら2点は軽く入れられるでしょう。で、それは全部アイマールのせいというわけです。

明日の試合のことに話を戻しますと、ディエゴとオリベイラが二試合ぶりにそろって先発。右サイドはセルヒオ・ガルシア。中盤はサパテルとセラデス。パレデスの替わりはフアンフラン(怖いです)。また、アイマールはフアンフランを充分にサポートしなかったとか言われるんだろうなあ。
セルヒオとアジャラはリーガ一部で200試合目となるそうです。(あれっ、パブロはこの前200試合でしたよね? アジャラさんのほうが遅いなんて意外です。)
マトゥザレムを召集したかったVFですが、まだ違和感が少しあるために見送られました。バレンシア戦では召集されるだろうとのことですが、さて。

Marcaの試合プレビューには「ロシアン・ルーレット」というタイトルが付いていて、憂鬱。どちらの監督にとっても敗戦は解任を意味するかもしれないという意味です。バレンシアの例を見てもわかるとおり、監督を替えても状況が好転するとは到底思えないのですが。
デポルは、カンプ・ノウで善戦したイレブンのままで試合に臨みます。サラゴサは、このところずぅーーーーっと降格ゾーンにあるチームと試合をしては、見事に玉砕し続けているんですよね。明日は違った結果が出ることを願っています。

そうそう、付け加えで、サラゴサの株が増資? フロレンティーノ・ペレスがどうの、という噂があるそうですが・・・サッカーの話ならともかく、こういう話をスペイン語で読むのは至難の業でよくわかりません。また明日じっくり読んでみます。

「彼は態度により戻ってきた」(ha regresado por su actitud)

2007年12月15日 16時10分17秒 | Liga07-08
金曜日はいつものとおり、軽い練習でした。アイマールはようやく髪を切ったでしょうか? 遠目からはあまり格好よくない髪型です。またパレデスと走っていましたが、最近お友達になったのかな。
そのパレデスはランニングのみで、明日テストをして召集されるかどうかが決まります。でもたぶん無理そう。怪我のパレデスと走っているので、パブロは大丈夫?と一瞬思いましたが特に何も書いていなかったので、一緒に走りたかっただけなのでしょうか。(いつの間にそんな関係に?! でも、パブロはアジャラさん以外の人とあまり話していないようです。孤立気味のようですね。そんなんで大丈夫かなあ。)
他の怪我人状況は、ガビが打撲、ダレッサンドロは左足の筋肉に二週間前から違和感。二人とも検査の結果は何もなかったので、基本的には召集入りすると見られていますが、一応明日の様子を見てから最終決定するそうです。

昨日私が開いたときにペリオディコが工事中で、(個人のホーム・ページじゃあるまいし、工事中ってあり?!)と思っていましたが、今日見たら復活していました。でもスポーツ面の最初の見出しを見て、それまでよりもっと腹が立ちましたよ。「Blind Faith」。ビクトル・フェルナンデスがアイマールをデポル戦に先発起用しようとしていることについてです。はあ?? 「アイマールはエスパニョール戦で悪かったにもかかわらず~」って、別に悪くなかったでしょ、ちっとも。こういう地元紙の皮肉や中傷にどうしても慣れることができません。バレンシアでそういう記事を読んだ記憶が一度もないんですよね。Joan Carlesさんが書いていましたけれど、バレンシアでは本当にたくさんの意見があって、みんなが一つの見方に固まるということはないんだそうです。でも、サラゴサでは、黒か白かのどちらか。しかも人々はメディアの言うことにものすごく影響されているようです。確かにアラゴンの新聞だけ読んでいると、まるでアイマールは、自分の調子が悪くても常に先発でプレーしたがるすごく自己中心的な選手で、それなのに監督に贔屓され、それを良いことに自分だけが快適なシステムを要求するとんでもない人のようです。

パブロがそんな選手ではないことは、幸いVFはよくわかってくれています。今日のVFの記者会見から:
-アイマールはエスパニョール戦ではブーイングをされたのに、先発メンバーのままです。彼は良いときを過ごしていませんよね。

「でも、彼は良くなりたいと願い、全力を尽くしているので、最後には褒賞を与えられる。彼については多くのことが議論できるだろうが、彼の手助けをしたいという意思と希望については議論の余地はない。彼は自分が良くないと認め、チームから離れ、またその態度により、良くなりたい、チームをを助けたいという希望により戻ってきた。願わなければいけないのは、彼が日ごとに良いプレーをするようになることだが、とりわけチームがそうなること。でも、アイマール個人に頼るということではない。彼なしでも我々は勝ってきたのだから。」
 
--Aimar acabó el partido ante el Espanyol silbado y va a seguir en el once. No está en buen momento.

--Pero cuando uno quiere mejorar y pone todo, al final obtiene su premio. Se le podrán discutir muchas cosas, pero no su voluntad y sus deseos de ayudar, porque son innegables. Él reconoció que estaba mal, se apartó del equipo por su rendimiento y ha regresado por su actitud y porque quiere mejorar y ayudarnos. Lo que hay que esperar es que cada día juegue mejor, pero sobre todo que lo haga el equipo. Aun así, no se puede individualizar en Aimar, sin él tampoco hemos ganado.
これは明らかに、他の選手への「もっとやる気のある態度を見せろ!」というメッセージが込められていますね(苦笑)。誰よりも真面目に熱心に練習して、しかも調子も悪くなさそうな選手を外すなんて、VFにはできないのでしょう。でもAupaでは非難ごうごうですし、他の選手たちにVFのメッセージが伝わるのかどうか怪しいものです。みんなが頑張らないとどんなチームにも勝てないけれど、練習の様子を聞いた限りでは、悲観的にならざるおえません。

驚いたことにアメリカでもCWCの試合が放送されていて、今日浦和レッズとイランのチームの試合を見たのですが、今のサラゴサよりも浦和のほうがいいチームだと思いました。今サラゴサが浦和と試合をしたら、まあ運不運があるので、絶対負けるとは言えませんが、とにかくベースとして浦和のほうがちゃんとしたチームに思えましたよ・・・(泣)。ま、二部のチームに負けたサラゴサですから、そう感じるのも当然かな。




パレデスはデポル戦は無理そう/Sweden戦再び

2007年12月14日 17時57分38秒 | Liga07-08
昨日パレデスが練習を取りやめたと書きましたが、検査の結果、contracturaであることが判明。週末の試合は難しいものと思われます。ようやくディフェンス陣が揃ったと思ったら、たった二週間しか続きませんでした。この怪我の多さは、ちょっとありえないでしょう。パレデスの代役はフアンフランとなりますが、怖すぎです。

その他にも木曜日の練習で、ガビ、ダレッサンドロ、オスカルが怪我をして検査を受けました。幸いガビは打撲、後の二人も特に重要な負傷は発見されませんでした。でも、どういうわけか、ダレッサンドロ自身が「日曜日はプレーしない。」と言ったようなんです。プレーできないほどの怪我ではないらしいのに、どういうことなのか理解に苦しみます。まさか、VFへの反抗?なんて、いろいろ考えちゃいますねえ。

ここから、現地で練習を見た方から頂いた情報ですが、練習をきちんとやっているように見えるのはアイマールとアジャラだけ。他の選手たちはかなりだらだらしているようです。そういえば、レクレ戦の前だったか、選手たちの練習態度が悪いのに怒ったVFが練習を途中で止めてしまったことがありましたよね。どうやら今もそういう雰囲気はあるようで・・・。いつも真面目なパブロたちと、他の選手の間には垣根があるようなそんな感じです。パブロには常にアジャラさんが寄り添ってくれているみたいですけれど(muchas gracias!)。ダレッサンドロはあちら側。どうもチームのムードは良いとは言えないようですね。VFから大事にされているパブロへの妬みがあったりするのでしょうか。

パブロの調子自体は良くなっているみたいです。でもこんな環境では気持ちよくプレーできないですよね(涙)。あまり社交的でなく、明るくもないパブロにとってはとんでもない試練だと思います。怪我だけなら、時間が経てば良くなりますが、こういうチームメートとの人間関係はどうしたらいいものやら途方に暮れてしまいます。でも、最大限に努力して、チームの勝利のために自分の役割を精一杯果たすのが、プロの仕事ではないのかな。それができない選手のいるチームは、リーガ上位になんて絶対入れないと思います。VFももう少し選手たちをコントロールできないものなのか、イライラしちゃいますよ。

そしてまたSweden戦を振り返る企画なんですけれど(!)、前半のアルゼンチンのボール支配率は70%近いですよね。ワールドカップでこういう試合って・・・。スウェーデンのは、もうアンチ・フットボールなんじゃない?と思ってしまう。普通あれだけ攻めたら一点入りますよね(涙)。スェーデンにFKで点を入れられたのも、ものすごく不運でしたね。それがなければ後半スウェーデンがどこかでミスしてくれたかもしれない。アイマールの不運はここから始まって、ずっと続いているのかも、なんて考えると、めまいが。イングランド戦からといったほうが正しいかもしれませんけれどね。

非公開練習と、久しぶりに見たSweden戦

2007年12月13日 17時57分20秒 | Liga07-08
昨日も書いたとおり、水曜日の練習は非公開だったためにニュース画像もありません。でも、貴重な現地情報によりますと()、アイマールの調子は悪くはなさそう。ビクトル・フェルナンデスは、「パブロの空けたスペースをちゃんと利用しないと!」といったように、かなり厳しい口調でチームを指導をしていたようです。VFに一番怒られていたのはダレッサンドロだったらしい。まあ、Foot!などでも亘さんがそのようなことを言っていましたから、今に始まったことではないのでしょうが。でも、こうしたVFのアイマールを中心にというやり方が、ダレッサンドロやその他の選手から反感を買っていたりするのでしょうか?! エスパニョール戦の前半、パブロがフリーでボールを要求しているのに、なかなかパスしてもらえなかったので、少し心配になってきました。後半はスムースにボールが回っていたんですけれどね。 

その他の練習情報は、パレデスがまた違和感があり、練習を取りやめ。用心のためなので、一応日曜日の試合には大丈夫ということになっていますが、様子を見守る必要があります。間に合わなかった場合は、フアンフランが出ることに・・・(うーん)。

冬の移籍マーケットが開く時期が近づいてきたせいで、謎の情報がいろいろ出ていますね。トッテナムがサパテルを欲しがっている、マンチェスター・シティがディエゴを欲しがっている、などなど。またソースを確認していませんが、Aupaに、リーベルの監督になるかもしれないシメオネがダレッサンドロを呼び戻したがっているという話まで。

本当に私はサラゴサの一部のファンたちは馬鹿だと思うのですが(大変失礼、でも彼らだってパブロのことをここには書けないような言葉で侮辱しているんですから)、今いるサラゴサの選手たちの多くは一年でもチームで大活躍をして運良く世間の注目を集めたら、間違いなくビッグクラブに去ってしまいますよね。サパテルだって、オスカルだって、セルヒオ・ガルシアだって、オリベイラだって、ディエゴですら、そのチャンスを熱心に待っているに違いありません。それは別に悪いことではないし、サッカー選手として当然のことです。でも、チームの中で唯一どんなに活躍してもそれをビッグクラブへのチケットだとは決して考えない選手がいるとしたら、それはアイマールなわけです。サラゴサくらいの中規模なチームにとってそれはとても貴重で大事なコミットメントだと思うのですが、サラゴサの人たちには夢にもそんなことは思い浮かばないようで・・・。OK、アイマールを追い出すのもいいでしょう。それでチームが一時的に上手く行って良い順位まで上がれたとして、今いる選手たちがビッグクラブの誘惑にどれだけ耐えられるでしょうか。また何人かの選手を放出して、一からチーム作りのやり直し。そういうことの繰り返しを止めるために、アイマールを獲得して4年のプロジェクトを始めたのだと思っていましたが。アイマールをサポートして、パブロのサッカーを最大限に利用するほうがずっと有益だと思うのですが。ま、こんなところで書いていても意味ないですね。サラゴサの人たちがそういう一時しのぎのチームが好きなら仕方ないです。

今日は5年半ぶりに2002年ワールドカップのSweden-Argentina戦を見る機会がありました。(感謝!) アイマールは、ほとんど子供のようです。まだ苦しみを知らなくて、本当に天使みたい・・・。でも、試合のほうは辛いものでしたよねえ。今日見終わったときの重苦しい気持ちは5年半前のものと全く一緒でした。なんだかパブロにはこういうタイプの試合がずっと付いて回っているような気がして(昨シーズン前半のバレンシア戦とかね)、これってパブロのせいなの?と考え込んでしまいました。
プレー自体はとてもいいですよね。調子の悪い今よりもちろんいいし・・・。22歳でもう完成された選手だったんだなあ。顔は今よりふっくらしているし、体つきもかえって今のほうが痩せてしまっているぐらいです。ただ、この頃は周りが先輩ばかりなせいか、遠慮気味で今ほど闘志めらめらではありません。その点では、勝ちたい気持ちが痛いほど伝わってくる今のほうが好きかな。




史上最大級の失点の多さ

2007年12月12日 17時12分33秒 | Liga07-08
大げさなタイトルですが。
火曜日の練習はお休みでした。水曜日は、午前と午後の二部練習。でも午前の練習は非公開、午後は非公開ではありませんがジムでのトレーニングなのでそれを公開とは言わないでしょう。木曜日はロマレダでまた非公開練習。
もともとビクトル・フェルナンデスは、練習をメディアやファンの目の届かない静かな環境で行うイングランド式の信奉者だそうで、それの実践を始めているのだそうです。(←本当かどうか知りませんが、Heraldoにそう書いてありました。)

Asにディエゴのインタが。興味ある方はこちらで:Diego Milito ya ha alcanzado la figura de Príncipe  
エスパニョール戦での引き分けは反撃ののろしになりうる、プレッシャーがあるのはいいことだが、大きすぎるプレッシャーは自分たちに影響がある、ガビーは遠くからサラゴサを見守っていて、決してチームメートや友人のことを忘れないだろう、などなど。

リュクサンは一試合の出場停止が決定したために、リアソールではセラデスとサパテルのピボーテとなる予定。

ペリオディコには歴史的失点の多さを取り上げた記事が。現在リーガでレバンテ(31点)、バジャドリード(27点)に次ぎ、三位の失点25。第15節終了時点でこれ以上失点をしたシーズンというのは、なんと30年近く前の78-79シーズンしかありません。まあ、89-90シーズンと97-98シーズンも同じ25失点なので、飛びぬけて珍しい失点数ではないのかもしれませんが。ちなみにその二年の成績はそれぞれ9位と13位。ああ・・・。このまま行けばそれくらいの順位で終わるということですね。ただ、ビクトル・フェルナンデスが監督だった93-94シーズンも、15節の時点で22失点でしたが、最終順位は3位だったそうなので、そちらのほうで終わることを願いたいものです。
でも、エスパニョール戦も実は後半、決定的なピンチが3度くらいあって、前半同様の確立で決められていたら、惨敗となるところだったんですよねえ。この守備のもろさは一体何なのか。それが解決しないことにはどうにもこうにもなりません。

Aupaに書いてあった話ですが、エスパニョール戦でアイマールとダレッサンドロが交代するとき、VFはアイマールにはぽんぽんと肩をたたき、労わるようなジェスチャーを見せたのに対して、ダレには手を出しもせず、ダレを見ることさえなかったそうです。「その上翌日はオフィスにアイマールだけ呼んで話したりして、ビクトル・フェルナンデスは選手の扱いが不公平すぎる!」と怒っている内容だったんですけど、ふーん、そんな考え方もあるのねと感心しました。いえ、VFがそんなにパブロのことを気に掛けているのなら安心なんですけれどね~。他の人の意見は、「元気付けたほうがいい、精神的に弱い選手と、放っておいてもいい選手と、その違いだけじゃないの?」というもの。パブロが精神的に弱いとは思いませんが、あの試合では少し乗ってきたかなあというところでの交代だったので、納得が行かなかったとしても不思議ではないと思います。そういうことのフォローだったのかな、VFは。

エスパニョール戦でのダレッサンドロなんですが、私にはとても悪いように見えたんです。ディエゴへのパスは素晴らしかったけれど、全体的に自分勝手すぎ。そこはクロスでしょ!というところを全部遠目なのに直接ゴールを狙ったり。ボール・ロストも多かったですし。でも、Aupaを読んだら、「ダレはhopeless」と言う人がいると共に、同じくらいの人が「ダレッサンドロは良かった。アイマールと違い、唯一危険を生み出し、良く走って、守備もがんばり、何より熱意があった。」と書いていたのにはびっくり。こんなに見方が違うなんて、サッカーって本当に不思議です。ダレを見て私が思ったようなことを、アンチアイマールの人はアイマールについて思っているのかなあ。私からすれば、アイマールも良く走って、守備も頑張っていたし、熱意もすごくあったのに。どうしてダレがOKで、パブロが駄目なのか謎です。

下の写真、まるでアイマールだけ仲間外れにされているみたいですが、たぶんダレのところに向かっているのではないかと。最初ディエゴの背中に飛びついたのですが、ディエゴはそのまま走っていってしまったので、ダレのほうに向きを変えたんだと思います。テレビには映りませんでしたが、Aupaでの証言によると無事にダレとはハグできたよう。
それにしても、このユニだと着痩せするというか、いつもより一層細く見えますよねえ。針のように細いです・・・。