A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

少し良いニュース・・・

2008年09月30日 16時24分05秒 | LIGA SAGRES 08-09
オフィシャル・ページにアイマールの怪我の詳細が発表されました。幸い今回はrotura(筋肉の断裂)はなく、炎症のみがあるそうです。パブロは月曜日10分間のランニング。TV Benficaに走っている様子が映っていますが、パブロも少しホッとしたのか、明るい表情で笑顔もあって可愛いです:Tvbenfica29092008

オフィシャル上のメディカル部門からの発表は以下のとおり:Pablo Aimar condicionado


ベンフィカの選手、パブロ・アイマールの怪我は左大腿上部の筋肉と腱の結合部分の炎症で、4週間前のポルト戦で負傷した部分とは異なる。今回は筋肉の断裂はなく、木曜日のナポリ戦への参加は、難しいものの、完全に否定されてはいない。それは試合当日までの回復具合にかかっている。


少しほっとしました! roturaがなくて本当に良かったです。でも、ナポリ戦に出れるかというと、実際のところ難しいのではないかなあ。好調のナポリ相手に(週末のリーグ戦でも勝って単独2位?!)アイマール抜きのベンフィカは非常に苦しい戦いになるとは思うのですが・・・。ベンフィキスタたちの間では、意外に「リーグ戦のほうが大事! 月曜日の5節の試合までに100%になったほうがいい。」という意見が多いです。私の感覚ではUEFAのほうが大事に思えたりしますが、でも、「腱」とか「炎症」とか聞くと恥骨炎を思い出して怖いんですよね。去年だって、筋肉の拘縮というのがなかなか治らないままに試合に出ているうちに恥骨炎が再発してしまったから。今年も同じようなことになったらと想像するだけで恐怖です。なので、ここは無理せずしっかり治したほうがいいのではないかと。

アイマールは月曜日、フィジカル・トレーナーのブルーノ・メンディスと一緒にグラウンドに入りました。まだ少し痛みはあるそうです。あと二日で痛みがすっかりなくなるとは思えませんよね。

またフォーラムで、パブロの怪我をしたときの様子を書いている人がいたので、6万人の中の何人かは気が付いたんだなとわかりました。突然絶望したように頭を抱えて、ベンチに向かって「何かが切れたみたい。」と言っていたそうです。試合後すぐにキケがアイマールに話をしに行きましたが、そのときも絶望的な表情で顔を手で覆っていたそうです。

ナポリ戦は絶望的

2008年09月29日 15時23分55秒 | LIGA SAGRES 08-09
怪我した後、ニュースを読むのは怖くて本当に嫌です。悪いニュースなんて読みたくないじゃないですか。昨日が日曜日だったせいか、A BolaやRecordには出ていませんでしたが、DNのほうに記事を見つけてしまいました:Aimar deve falhar Nápoles これによると、前の怪我の再発ではなくて新たな負傷のようです(涙)。


アイマールが木曜日のルスでのナポリ戦に出場しないことはほとんど確かだ。選手は月曜日に再検査されるが、最初の診断では右足大腿の新しい筋肉の負傷が強く疑われた。

メディカル部門は、問題は、同じ足ではあるが最初の怪我:三週間の停止を強いられた筋肉の断裂とは関係がないと信じている。

再発ではないという考えは、スポルティング戦とのダービーの数分後に行われた最初の診断と同じで、アルゼンチン人選手には新しい筋肉の問題があることを示すものだ。

今日、背番号10番の選手は再度検査を受け、実際にどれくらい停止しなければいけないのかが調べられる。

たとえ断裂がなかったとしても、この怪我により、三日のうちにルスで行われるUEFAカップの対戦にはアイマールは出場できないだろう。

最初の怪我は左足だったので、今回のが右なのか左なのかよくわかりません。それにしても再発でなくて、新しいものだとすると・・・ほぼ4年間近く筋肉の怪我がなかったのに、こんなに続けて起こるなんてどうしてなんでしょう? それもプレシーズンをちゃんとこなして、優秀なフィジカル・トレーナーがついているのに。練習量がパブロには多すぎるとかあるのでしょうか。少し見直してもらったほうがいいのかも。

筋肉の断裂がないことを祈っていますが、89分に「ああっ!」という感じで顔を手で覆っていた様子から、あまり楽観的にはなれません(涙)。

すごく気分は悪いのですが、スポルティング戦のキャプチャー写真を貼っておきます。
お髭を少し剃ってくれたので、ちょっとぞくっとするほど綺麗です。でも神様からこんなに美しい顔をもらった罰であるかのように、こんなに脆いクリスタルのような体を与えられているなんて・・・。といっても、アイマールが丈夫な体と引き換えに、マラドーナのような顔だったら、今ほど好きにはなれないことは確かではありますが。





59分に交代出場する直前にベンチで。


カルロス・マルティンスが倒れていた間に、キケ監督にサイドラインに呼ばれて指示を受けるパブロ。キケが熱心に説明しているのに、パブロがソックスを上げたりしたので、またガシッと腕を掴まれました。「OK、OK、」という感じで黙ってうなずき、さっさと身を翻してピッチに戻ったパブロ、格好良かったです。キケ監督の容姿が特に好みなわけではありませんが、この二人のツーショットが絵になることは確かですね。








[Liga 4] Benfica 2 - 0 Sporting

2008年09月28日 17時09分44秒 | Liga08-09プレビア&レポート
スタメンでなくて愕然としたけれど、途中交代で入ってすぐに良いパスで先制点をアシストしたのに、髭もざっとだけれど剃ってくれていたのに・・・。

まだキケ監督の言葉しかないので詳しいことがわからないのですが、アイマールは左大腿の先日の怪我が再発したかもしれず、ナポリ戦出場が怪しくなっています。本当に再発で筋肉の断裂があったら、また最低でも三~四週間の離脱は確実。ポルトガルのスポーツ・ニュースでは「怪我が深刻である可能性もある。」と伝えたそうです。キケ監督の言葉は、「カルロス・マルティンスは(ナポリ戦で)プレーするだろうが、アイマールに関しては待たなければならない。医師より先に判断を下したくない。」«Carlos Martins vai jogar, mas em relação a Aimar temos de esperar. Não gosto de adiantar-me aos médicos.»

今日はとても良い画面でネット観戦できたのですが、パブロが怪我したなんて全然気が付きませんでした。レジェスのゴールをアシスト、その数分後にはパブロがファウルをもらって、そこからのFKをカルロス・マルティンスが蹴り、シドネイがヘディングで二点目。アイマールが両方のゴールに絡んでいたので、とてもハッピーに試合を見終わったところに、現地観戦をした方から「足をすごく気にしていた。また怪我をしたかも。」という情報が(涙)。直後にあったテレビの録画放送をまじまじと見たのですが・・・どこで怪我をしたのかやはりわかりません。ロス・タイムに入る直前に、顔を手で覆っている場面があったので、ここかな?と思ったけれど、ずいぶん前から足は気にしていたようなんですよね。はあ・・・。

試合のダイジェストはこちら:
Benfica 2-0 Sporting (resumo, Liga Sagres 27.09.2008)


またこちらには1点目とアイマールのパスがよく見える映像が:1-0 Reyes 67' (enterで入って、Benfica-Sportingをクリック)

試合全般については、Jornal de Noticiasの記事が一番私が見た印象に近いかなと思ったので引用します:Trivela de Reyes abre caminho à vitória do Benfica perante o Sporting


スポルティングのほうが、より成熟し、より良く組織され、より行き届いたチームである印象を見せた。ベンフィキスタは相手のような持続性を見せられなかった。

しかし、ベンフィカはより高い所に行き着くための能力と武器を持っていそうなことを示した、チームの幾人かの高いレベルの能力と技術によって。昨日はアイマールとレジェスがその現実の一端を示し、違いの瞬間を創造したのだった。

最初の数十分間は、両チームの特徴の違いが確認された時間だった。スポルティングは練習で学んだことを頭に入れて試合に入り、自然に主導権を握った。(中略)

アントニオ・レジェスはチームを動かそうとしたが、他のチームメートたちは守備を心配しすぎていた。
チームにダイナミックさと明晰さを与えるために、キケはカツラニスを投入、カルロス・マルティンスを右に回し、ルーベン・アモリムをベンチに下げた。新しい布陣となったベンフィカは良くなり、バランスが生まれた。

スペイン人監督は戦略にもう少しの才能を加えることにした。パブロ・アイマールが現れ、アルゼンチン人選手は、レジェスのゴールをアシストして重要な違いを見せることになった。レジェスのゴールはルスに火を付け、スポルティング監督のパウロ・ベントが対応策を取る前に、決定的な二点目が入ったのだった。


ベンフィキスタたちは興奮の渦に巻き込まれていますが、特別ベンフィカが良い試合をしたようには見えませんでした。後半もカツラニスが入って良くなったというものの、アイマールが入るまでは膠着しているように見えたし。パブロが10分間ほど本気を出したら、あっという間に点が入った・・・そんな印象。レジェスへのパスなんて、本当にすごく簡単そうに見えますよね。

キケの話:
「後半が従うべきモデル。ダイナミックさがあり、選手たちは連帯していた。これからも続くといいと思う。選手たちの態度は望みうる最高のものだった。」
だったら最初から後半のメンバーで行けば?とも思いますが。前半点を入れられなかったから良かったけれど、危ない場面もあったので。

Ojogoの採点:

Quim 6
Maxi 6
Miguel Vítor 7
Sidnei 7
Jorge Ribeiro 5
Yebda 7
Carlos Martins 6
Rúben Amorim 5
Nuno Gomes 6
Cardozo 6
Katsouranis 7
Aimar 6
Di Maria 4

19歳のCBコンビがとても高い評価です。アイマールは、カルドーソやヌーノ・ゴメスと同じ点なんですね。

ベンフィカのオフィシャル・ページは、毎試合チームで一番良かった三人を選んで寸評を加えていますが、今回はレジェス、イェブダ、アイマール。:Destaques do Benfica パブロへの寸評は:
アイマールが90分間プレーしなかったことは事実だ。しかし、彼が勝利を決める要因だったことは間違いない。レジェスのゴールへのアシストだけではなく、プレーを助けたり、グループに成熟さを与えたり、ベンフィカのサッカーのスピードを上げたり下げたりすることを知っていることによって。チームを助けるインテリジェンス。
うん、うん、本当にそうですね。終了間際のFKでは、チームメートに上がらないように指示していたり。そんなアイマールをナポリ戦では最初から見れることをとてもとても楽しみにしていたのに・・・本当に残念です(涙)。怪我が重いものじゃないといいけれど(祈)。

下のはMaisfutebolのficha de Jogo。↑↓のところは点数のようです。


 

PREVIA[LIGA 4] Benfica - Sporting

2008年09月27日 15時51分21秒 | Liga08-09プレビア&レポート
スポルティング戦は、土曜日(Saturday)の20時45分から。各新聞はものすごく盛り上がっていますが、このダービーの位置づけがよくわかっていないせいもあって、あまり緊張しないかな。昨シーズンまでの試合前の死にそうな緊張感はもう二度と感じないのかも。まあ、そのほうが健康的ですよね。

TV BENFICAの1分10秒すぎに、アイマールのシュート・シーンがあっていい感じです:Tvbenfica26092008_quique 本番の試合でこんな風にゴールが入ったらいいのになあ。これまたもう一生パブロのゴールを見れないんじゃないか、なんて悲観的な今日この頃。(練習だけでも見れて嬉しかったです。何回も繰り返し見ちゃった。)

よく見たらMaisfutebolにPreviaが載っていました。予想スタメンですが、ディフェンスはシドネイとカツラニスのCB、右サイドにマキシ・ペレイラ、左サイドにレオが復帰の見込み。前線は、アイマールがヌーノ・ゴメスに替わって先発しそう。サイドは、バルボアがいきなり召集外。パソス戦では大変悪かったわけですが、今度は召集されないというのもすごいです。右にルーベン・アモリム、左にレジェスとなるのでしょうか。
といっても、毎試合キケは新聞サイトの予想スタメンとは違うメンバーで来るので、今回もサプライズがあるかもしれません。

両チームの予想スタメンは次のとおり:

Benfica: Quim; Maxi Pereira, Katsouranis, Sidnei e Léo; Ruben Amorim, Yebda, Carlos Martins e Reyes; Aimar e Cardozo.

その他の召集選手: Moreira, Jorge Ribeiro, Miguel Vítor, Bynia, Di María, Makukula e Nuno Gomes.

Sporting: Rui Patrício; Abel, Tonel, Polga e Grimi; Miguel Veloso, Moutinho, Rochemback e Romagnoli; Derlei e Yannick Djaló.

その他の召集選手: Tiago, Daniel Carriço, Pedro Silva, Ronny, Adrien, Pereirinha, Tiuí, Hélder Postiga e Liedson.

キケ監督は記者会見でディ・マリアのことを話しています。少し筋肉の怪我もあったらしく、フィジカル状態がよくないそうです。また一番最後にチームに合流したため、チームの戦略にまだ馴染めていない面もあるよう。監督もディ・マリアが100%の状態に戻ることを待ち望んでいます。

木曜日はBenfica TVについてのプレゼンテーションもありました。全世界中で放送することが最終目標だそうです。すでにU.S.A.から打診が来ているようなことがRecordに書いてありますが、本当なのかな。個人的には、もうすぐ日本に帰ると思うので、アメリカよりさっさと日本で放送してもらいたいものですが、バルサやミランならともかくベンフィカではどう考えたって多くの需要はなさそうですよね・・・。
また、maisfutebolには、来週木曜日のナポリ戦が、USA、北アフリカ、イタリアで放送されると書いてあります。アメリカで?! But, how?? In which channel??? ベンフィカTVの記事の中に書いてあるけれど、FSCやGolTVが放送するということなのかなあ。両方とももう見れないから、それじゃ意味ないんですが。
このゴロ、エンフィカに見えるし、なんとなくバットマンとスーパーマンが混ざった雰囲気。



ダービーを控えての練習

2008年09月26日 15時35分42秒 | LIGA SAGRES 08-09
今日のA Bolaの表紙には、「アイマールはダービーでスタメンに復帰」となっていますが、どうなんでしょう。
木曜日の練習はルスで行われました。ちょっと変な準備運動をしているパブロが見られるTV BENFICA:Tvbenfica25092008_nuno_gomes
この練習では、カルドーソと組んだのはアイマールだったそうです。その他、CBにシドネイとカツラニス、左サイドバックにレオ。それ以外はパソス戦と同じメンバーでした。
こちらの記事の下のほうでも準備運動をしているパブロが少しだけ見れますね: "We will do everything to win the game," Nuno Gomes (video) なんだかヨガみたいな動きを・・・。    
リスボンもカリフォルニアと同じくらい真っ青な空だなあ。

スアソの怪我は、12ミリの筋断裂であることをホンドゥラス代表の医師が明らかにしました。このお医者さんは全治2週間から4週間と言っていますが、別の記事で4週間から6週間としているものもあります。12ミリだったら、それほど大きい怪我ではないように思いますが。クラブがはっきり発表しないもので、いろいろな説があって困ってしまいます。

今日は大してニュースがなかったので、もう一つ写真でも。ずっと前のプレシーズン中のものです。いかだをチームに分かれて作って、川を渡ったときの写真。もう少し早く掲載してほしかったけれど。最初見たときはあまり気づきませんが、よく見ると、パブロがまた異次元に小さいです!




エストリルのことなど

2008年09月25日 16時16分36秒 | LIGA SAGRES 08-09
はあ~、何年かぶりにほぼ書き終わっていた記事が消えるという失敗をしてしまいました。もう夜中の12時だし、書き直すのが面倒なので、ざっと短く。

右のは、昨日のA Bolaの表紙。ヌーノ・ゴメスがスペードなのはなんとなくわかるけれど、アイマールがクラブなんて変です。絶対にハートのエースでしょ!

今日のO Jogoの記事は「Attack of doubts」。カルドーソの相棒と右サイドの二つのポジションに、4人の候補者:ヌーノ・ゴメス、アイマール、ディ・マリア、ルーベン・アモリムがいるという内容です。個人的にはヌーノ・ゴメスとアイマールのコンビでいいじゃん、と思いますが、ナポリ戦でカルドーソが出場停止で、ヌーノとパブロの先発の可能性が高いので、温存のためにスポルティング戦はアイマールがベンチ・スタートいうことも考えられます。

ディフェンスでは、カツラニスがCBとして復帰の予定。カツラニスはナポリ戦でピボーテとして非常に良かったそうですが、ダービーにはルイソンがまだ出場停止。残るのはシドネイとミゲル・ビトールの19歳コンビだけのため仕方ないのかも。

そのスポルティング戦をRTPiが録画放送してくれますね。現地日曜日の明け方3時半からなので、日本では日曜日の昼間となかなか良い時間です。アメリカでは、この他にSPTというチャンネルでも二時間遅れで放送の予定。でも、この前のパソス戦みたいな酷い試合だったら嫌だなあ。今度こそ普通のレベルの試合でありますように。

そのSPTの番組表を今日見ていたら、TACA DA LIGA: LEIXOES X RIO AVEと書いてあります。なんだろ?と調べたところ、これがカップ戦なんですね。カールスバーグ・カップってイングランドにもあったような気がするけれど。放送はありませんでしたが、今日の二試合目がEstoril-Olhanenseで、エストリルが2-1で勝ちました。アンドレス・アイマールは出ているのかなと調べたら、ベンチにはいましたが出場はなし。これまでのリーグ戦では召集さえされていません。チームも三節を終わって勝ち点1の13位とあまり調子が良くないようですが、大丈夫でしょうか。(兄弟そろって心配だ・・・。)


All want Nuno

2008年09月24日 15時49分48秒 | LIGA SAGRES 08-09
という記事がOJOGOに出ていたので、大変憂鬱になりました:Todos querem o Nuno
ベンフィカのファンたちは、スポルティング戦でカルドーソとコンビを組む選手として、アイマールではなくヌーノを望んでいるというものです。はあ~、前から何度も書いているように、4-4-2をやるなら、ヌーノ・ゴメス(またはスアソ)とカルドーソの2トップのほうが論理的であることは確かなので、ファンがそう望むのも当然ではあります。だって、パブロはフォワードじゃないもの。生涯ずっとフォワードの選手と比べられたら、そりゃ劣ることでしょう。私ですらパブロが最後にゴールしたのがいつか覚えていないほど。 一年半前のソシエダ戦あたり? とにかく、こうなることはわかっていたのに、とまた愚痴の一つも言いたくなる展開です・・・。これでスタメンだったりしたら監督から贔屓されると批判されそうだから、もう控えでいいんじゃない?と自棄。パブロが文句を言わないことだけは絶対に確かですから。
OJOGOは、アイマールを右サイドに置く提案などしていますが、ああ・・・右サイドは駄目ですよね。なぜか知りませんが、右サイドだと全然良くないことはキケも知っているはずですが。

ベンフィカのニュースは、スアソは三週間の離脱。筋肉の断裂があったそうです。ええっ、最初の報道ではもう少し軽い怪我のようだったのに。
ポルトガル・カップの抽選があり、ベンフィカの相手はPenafielと決まりました。(もちろん全然知らないチーム) 初戦は10月19日です。 

火曜日の練習の様子がTV Benficaにあって、アイマールの姿も少しだけ:Tvbenfica23092008 急に走って画面から消えるのが少し可笑しい。パソス戦のスタメンはジムでの練習だったため、グラウンドに出た選手は14人だけ。アイマールはそのうちの一人ですが、練習の始めにキケと会話していたそうです。

パソス・デ・フェレイラ戦のキャプチャー写真を載せておきます。せっかくだから大きいサイズの写真で。(いつまでアメリカにいてテレビを見れるかわからないから。) といっても、試合中の写真は一つもありません。

アップするパブロ。


キケから指示を受けていたら、パコがやってきて何やら口を挟んでいます。終始じっと聞いているパブロ。



パコがいなくなってもまだまだ続くキケの話。目が怖いです。そんな睨み付けないでも・・・(笑)。アイマールはうなずいているだけですが、ちょっと叱られている子供のよう。腕も掴まれているし。







[ Liga 3 ] Pacos Ferreira 3 - 4 Benfica

2008年09月23日 16時46分33秒 | LIGA SAGRES 08-09
なんとか勝つには勝ったのですが、It was a horrible game!!! お金を取って見せるレベルのゲームではなかったと思いますね~。これをリーガで見たら、悪いけれど確実に降格圏のチームだと確信することでしょう・・・。というか、この数年ここまで酷い試合を見た記憶がないような。去年のバルサ-サラゴサもとんでもなかったけれど、あれはサラゴサが悪かっただけで、両チーム共に無茶苦茶というわけではなかったし。

Youtubeにあったダイジェストはゴール・シーンのみなので、何が何だかわかりませんが、一応貼っておきます。


ポルトガル・リーグというのはこういうレベルなの?!と愕然としますが、ベンフィキスタたちが「こんなに酷いディフェンスのベンフィカを自分は今まで見たことがない。」と書いているので、今まではここまで悪かったわけじゃないみたいですね。今節の他の試合結果を見ても、1-0、2-0、0-0など普通のスコアが並んでいますし・・・。
しかも不思議なことに、下に貼るOjogoの採点を見てもわかるとおり、個々の守備の選手のパフォーマンスが特に悪いというわけでもないんです。それなのに、相手のセット・プレーがあるたびに、たいてい失点してしまいます。二試合連続で3失点、合計6失点なんてやっぱり尋常ではありません。昨シーズンのリピート映像を見ているようで、本当に憂鬱。去年は守備陣の破綻はなぜかアイマールのプレスが悪いせいということになっていましたが、今のところベンフィカではそういう批判はないです。(そりゃ、ナポリ戦は出場していなかったしね。)

そのアイマールは68分、パソスが2点目を入れた5分後の2-3の場面でヌーノ・ゴメスに代わり出場。ピッチに出る前に、キケ監督に腕をつかまれながら、長いこと入念な指示を出されていました。(一体なんだったんだろう?!)相変わらず髪も髭も爆発状態だったので、ビジュアル的にはちょっと・・・。
調子のほうは、最初は意外にいいような気がしました。オフィシャルにあるPaços Ferreira 0-0 Benficaの中のBenfica, Jogada, Carlos Martins, 69mという場面で、カルロス・マルティンスにちょこんとパスを出しているアイマールが見れます。こういうさりげないプレーになんともいえないhappinesを感じるから、苦労してパブロの試合を見ようとしているわけですが・・・。
アイマールは直接関わっていませんが(でもファウルを取って、リスタートしたところが起点かな)、Miguel Vítorが4点目を決めたのが76分。アイマールが出場してからここまではパブロもボールに触っていて、試合も上手くコントロールできて、4点目も決まりいい感じでした。ところが77分にルベン・アモリムに代わりバルボアが出場。この交代が失敗だったのでしょう。バルボアはパスミスのオンパレードで、アイマールには全然ボールが繋がらなくなり、攻められっぱなし。ついに85分に3点目を決められ、再び1点差になってしまいます。その後笛が鳴るまで、恐ろしく危ない場面が何度も何度も繰り返され(二回ぐらいだったかもしれませんが、何度もあったように思えた~)、最後の笛が鳴ったときには「やれやれ」とぐったりでしたよ!(怒)

Ojogoの採点:

Quim 5
Maxi Pereira 5
Miguel Vítor 6
Sidnei 6
Jorge Ribeiro 6
Yebda 7
Carlos Martins 5
Rúben Amorim 6
Reyes 5
Cardozo 5
Nuno Gomes 7

Balboa 2
Di María -
Aimar 4

アイマールは4じゃないと思うけれどなあ。CMのほうの寸評には、「試合を支えるために出場したが、できなかった。」とありました。ボールなしに試合を支えるのは、パブロには無理です。
Ojogoの寸評はあまりネガティブではなくて、「試合に入り、高いテクニックを見せてボールをキープした。ネットから離れたところで、パソス・デ・フェレイラのプレスに遭い、試合時間をコントロールするためにチームメートとのボール交換をした。」

この試合で評判のいい選手は、ヌーノ・ゴメス、ルベン・アモリム、Miguel Vítor。レジェスは賛否両論ですね。

ところで今朝知ったニュースですが、スアソは筋肉系の負傷が判明し、何週間かお休みとなる予定です。具体的にどんな怪我なのか、正確には何週かかりそうなのか、クラブからは発表されていません。(アイマールのときもそうでしたが、何センチの筋断裂で全治何週という詳細な発表はないんですね。)


Estádio da Mata Real, em Paços de Ferreira

Árbitro: Bruno Paixão (Setúbal)

PAÇOS DE FERREIRA – Bruno Conceição; Ricardo, Ozéia, Tiago Valente (Rui Miguel, 46 m) e Chico Silva; Filipe Anunciação (Cristiano, 70 m), Paulo Sousa, Pedrinha e William; Edson (Filipe Gonçalves (79 m) e Leandro Tatu.

BENFICA – Quim; Maxi Pereira, Miguel Vítor, Sidnei e Jorge Ribeiro; Carlos Martins, Yebda, Ruben Amorim (Balboa, 77 m) e Reyes (Di Maria, 88 m); Nuno Gomes (Aimar, 68 m) e Cardozo.

Ao intervalo: 3-1

Golos: 0-1, Nuno Gomes (6 m); 1-1, Ozéia (13 m); 2-1, Maxi Pereira (31 m); 3-1, Cardozo (44 m); 3-2, Rui Miguel (63 m); 4-2, Jorge Ribeiro (76 m); 4-3, William (85 m).

Resultado final: 4-3

Cartão amarelo a Maxi Pereira, Tiago Valente, Filipe Anunciação, Nuno Gomes, Rui Miguel, Leandro Tatu e Quim.

Previa [Liga 3] Paços de Ferreira - Benfica

2008年09月22日 16時02分11秒 | Liga08-09プレビア&レポート
アイマールは無事に召集メンバー入り。でも、スタメンではないでしょう。キケ監督は記者会見でパブロが先発かどうか聞かれてこのように述べました。
「彼はとても小さな筋肉の断裂があり、プレーを止めていた。しっかり回復するためには時間がかかる。
今週と来週大事な試合があるので、短期的な結果を求めるあまり選手の健康を損ねたくない。フィジカル的にも精神的にも一番良く準備ができている選手がプレーするほうが容易だろう。」
また、「たぶん100%ではないかもしれないが、彼を当てにすることはできる。」とも。
その他の召集メンバーはこちらのとおり:

GK: Quim e Moreira.

Defesas: Sidnei, Miguel Vítor, Léo e Jorge Ribeiro.

Médios: Yebda, Binya, Maxi Pereira, Carlos Martins, Aimar, Balboa, Di Maria, Reyes, Ruben Amorim e Urreta.

FW: Cardozo, Makukula e Nuno Gomes.

スアソはやはり召集外。日曜日にMRIの検査を受けたはずですが、まだ詳しい結果は報道されていないようです。Maisfutebolは、「スポルティング戦も微妙」と伝えていますけれど、根拠が書いていないし。

MarcaみたいなPreviaがどこにもないので、予想スタメンが見つけられませんが、これまでの情報を総合すると、CBはMiguel Vítorとシドネイの10代コンビ、中盤はたぶんイェブダとカルロス・マルティンンスかな? ナポリ戦では機能しませんでしたけれど。サイドにバルボアとレジェス、前線はカルドーソとヌーノ・ゴメス。と、こんな風でしょうか。ナポリ戦ではウレッタもレジェスもディ・マリアも良くなかったので、右サイドは誰になるのか予想がつきません。

ベンフィカは公式戦いまだ勝利がなく、ポルトがリオ・アベと引き分けてくれたこともあり、明日は絶対に勝利が必要です。相手がどのくらいの力のチームなのか皆目見当がつかないのが困ったところですが・・・。今日旅に出る前の最後の練習は予定よりも二時間も遅れて始まりました。理由はキケの話が長引いたため。監督からの指示が山のようにあったのかもしれません。
放送は、RTPiがliveでやってくれるので、安定した綺麗な画面で見れるはずです。現地時間21時より。アメリカでは午後1時なので、平日のこの時間帯というのはあまり嬉しくないな。
そういえば、私、チームの名称さえ間違って書いていました! Pacosだと思い込んでいましたが、Paçosなんですね。なのでパコスではなくパソス・デ・フェレイラ。
場所はこのあたりのようです。セルタ・デ・ビーゴに近いくらいの場所なんだ・・・。 自分でもほんっとに馬鹿みたいですが、スペインの地名見るとなんだかすごく悲しいです。

怪我はずいぶんいいようですね(でも無理しないで)

2008年09月21日 17時08分59秒 | LIGA SAGRES 08-09
金曜日に引き続き土曜日も、アイマールはチーム練習を制約なくこなしたそうで、一応怪我は「完全に回復」ということのようです。先週はチーム練習の半分しかやらなかったのが、今週の月曜日からはフルに参加していたそう。パコス・デ・フェレイラ戦への召集はもちろん、キケ監督が望めば先発もできないことはないようです。でも、たぶんそれはないでしょう。試合のリズムを取り戻すため、後半からの交代出場が考えられます。 

TV BENFICAに少し映っていましたけれど、相変わらず髪の毛も髭もふさふさ(というかぼーぼー)。Tvbenfica20092008_maxi

その他のベンフィカのニュースは、スアソは今日詳しい検査。右大腿の全面に痛みを訴えていて、それがただ筋肉を伸ばしただけなのか、小さい筋肉の断裂があるのかを調べます。うーん、筋肉系の怪我がやけに多いけれど、一体どうしてなんでしょう?!

結局ルイソンの出場停止は覆らず、またカツラニスも出場停止のために、パコス戦のCBはティーン・エイジャーのコンビとなる見込みです。シドネイとMiguel Vítorは共に19歳。それもお誕生日が7日しか変わりません。ああ、心配だ~。

Correio de Manhaに載っていましたが、キケ監督はこれまで住んでいたホテルを出て、リスボンの中心にアパートを借りることにしたそうです。少しあやふやですが、ポルトガルの首相が住んでいるところと同じと書いてあるような気が。ちょっと前の記事に出ていて知ったんですけれど、キケは単身赴任なんですね。ものすごくびっくりしました。外国人はあまり単身赴任しないようなイメージがあったので。アパートの家賃は月2000ユーロだそうです。30万円くらい? わりあい安いような気もしますが、シリコン・バレーの家賃がクレージーなので、自分の感覚がおかしくなっているかも。

いつものシステムについての議論

2008年09月20日 17時16分51秒 | LIGA SAGRES 08-09
まず練習情報ですが、ナポリでの敗戦数時間後の金曜日午前中にもうトレーニング。ナポリ戦スタメンの選手たちは、ウレッタ以外全員がジムでの調整でした。スアソはナポリ戦で痛めた箇所の治療。月曜日のリーグ戦出場が微妙です。またダビド・ルイスも引き続きジム。どの記事にもアイマールのことは特に触れられていませんが、OJOGOには、カルドーソはパコス・デ・フェレイラ戦でスタメン復帰をするだろうが、アイマールはまだ怪我からの回復を続けるだろうと書いてありました。よって、パコス戦のフォワードはカルドーソとヌーノ・ゴメスという新しいコンビとなるかもしれません。
この記事をだらだらと最後まで書いて、今もう一度Recordを見たら新たな記事が。アイマールは金曜日の練習は、制約なくこなしたそうです。召集には入れそうかな? でもベンチ・スタートは確かです。

ナポリ側の怪我人情報なんですけれど、ラベッシが膝の靭帯を伸ばして全治二週間。最初は全治一ヶ月という噂が流れて、ベンフィキスタたちは大喜びだったんですけどね~。いえ、敵チームの選手の怪我を喜んだりしてはいけませんが、でもやっぱりラベッシがいないほうがルスでの試合が楽になるだろうことは確かなわけで。全治二週間となると、ぎりぎりで間に合ってしまうかも。

元ベンフィカのプティがラジオのインタビューで、「びっくりしている。ヌーノ・ゴメスは全国レベルでトップのフォワード。スタメンの第一候補にならないのはおかしい。」と話しました。
このプティという選手のことは全然知りませんが、この前から元チームのことに首を突っ込んであれこれ言うほうがずっとおかしくありませんか?! だって、アイマールが、サラゴサの誰かはスタメンじゃないとおかしいとか、バレンシアはスペイン人が多すぎると言うなんて、夢にも考えられませんもん。

ナポリ戦から一夜が明けて、やっぱりキケ監督の戦術への批判が多いかなあ。監督のやりたい4-4-2に合う選手がいないのに、どうしてこのシステムに固執するのか? 頑固すぎる!というのが主な意見でしょうか。

こんな意見があったので、引用します。
良い監督というのは、手持ちの選手たちを眺めて、彼らがベストに機能する試合のモデルを考える。
キケがやったことは反対だ。スペイン人監督は頭の中にもう決まったモデルがあって、そこに選手たちを当てはめたいと思っている。これはベンフィカにとって最良のことではない。
いずれにしろ、もしキケがこのモデル(4-4-2、クラシック)をどうしてもやりたいなら、こうしなければならない。自分はこの戦術に反対だが、それをやるなら、新奇なことはせず、勇気を持たなければならない。

4-4-2は二人のピボーテ、二人のサイド、二人のフォワードでプレーされる。このモデルを行うチームには、アイマールもカルロス・マルティンスも場所はない。彼らを取り去る勇気を持たなければならない。
マルティンスは常に攻撃的中盤の選手であって、ボールを持っていないときには何もできない。使えない選手となり、ベンフィカの中盤は高速道路になってしまう。中盤を継続的で強力なものにするためには、カツラニスとイェブダが必要だ。

11人のスタメンにはあまりにも多くの間違いがあり、それはキケの馬鹿な(←失礼!)ところだ。アイマールには自由を与えず、マルティンスには守備の任務を与え、アモリムを右サイドに置き・・・どんな人でもこれが結果をもたらさず、我々の選手たちから最良のものは引き出さないことがわかるだろう。

ベンフィカは常に4人の守備の選手と2人の守備的な中盤の選手でプレーするべきだ。そこから多くのことができ、多くのモデルを作ることができるだろう。アイマール、またはカルロス・マルティンスを途中に置いて、両サイドとプレーさせる4-2-3-1、カルロス・マルティンスとアイマールの二人とフォワード二人を置く4-4-2のダイヤモンド、アイマールもカルロス・マルティンスもなしでプレーする4-4-2クラシック。いろいろなソルーションが考えられる。影響力のある選手をベンチに置くこと、勇気を持ってそれを行うことが必要だ。

Um bom treinador é aquele que olha para os jogadores que tem, e pensa o seu modelo de jogo em função da melhor forma de tirar partido desses jogadores.

O Quique fez o oposto: veio de Espanha com um modelo já definido na cabeça e quer encaixar os jogadores que temos nesse modelo, que não é o melhor para o Benfica.

De qualquer modo, se ainda assim quiser insistir nesse modelo (4-4-2 clássico) que o faça! Eu discordo da táctica, mas que jogue como entender! Agora, que o faça sem inventar e com coragem!

O 4-4-2 joga-se com dois trincos, dois extremos e dois avançados e não há volta a dar. A jogar neste modelo não há espaço para Aimar nem Martins e ele tem de ter coragem de os tirar.

O Martins sempre foi médio ofensivo e nestas funções, quando a equipa não tem bola ele perde-se...é um jogador inútil e o nosso meio campo fica uma verdadeira auto-estrada!

O meio campo do Benfica precisa de ser consistente, forte, para empurrar o nosso adversário para trás. Isto só será conseguido com katsou e Yebda.

Acho que se anda a perder muito tempo com equívocos no onze inicial e isto deve-se à idiotice de Quique. É o Aimar sem liberdade nenhuma, é o Martins com missões defensivas, já foi o Amorim à direita, quando qualquer pessoa com dois dedos de testa, perceberia logo à primeira que isto não resulta e nem é a melhor forma de tirar partido das qualidades dos jogadores que temos!

O Benfica tem de jogar sempre com 4 defesas e dois médios defensivos! A partir daí pode fazer muitas coisas e pôr em prática muitos modelos, consoante a forma dos jogadores. Pode pôr Aimar ou Carlos Martins no meio e jogar com mais dois extremos e um ponta de lança em 4-2-3-1, pode pôr o Carlos Martins e Aimar e mais dois pontas de lança em 4-4-2 losango, pode jogar sem Aimar e Carlos Martins e optar pelo 4-4-2 clássico. As soluções são muitas, não pode é inventar e tem que perceber que qualquer que seja o esquema que use, irá ter que pôr jogadores influentes no banco e há que fazê-lo com coragem e sem dramas!
reasonableな意見だと思いますね。マルセリーノは4-4-2をやりたくてアイマールが不要だったのに、同じ4-4-2をやりたいキケがどうしてアイマールを必要とするのか、最初からわからなかったし、今でもわからないままです。そもそもキケがこんなに熱心な4-4-2信奉者だったとも知りませんでしたが。
ただ他の人の解説によると、キケが求めているアイマールの役目はFWのカルドーソの動きが少ないために上手く行っていないのだとか。スアソとならいいんじゃないかと楽観的なことが書いてありました。そうなのかなあ?? 私には、パブロとカルロス・マルティンスのタイプが似すぎていて、パブロがクリエイティブさを発揮する余地がないのが問題のように思えますけれど。




[UEFA Cup] Napoli 3 - 2 Benfica

2008年09月19日 15時43分05秒 | Liga08-09プレビア&レポート
うーん、最悪の結果とは言いませんが、かなり悪い結果じゃないかと・・・。
前半を見終わったときは、キケ監督の首を心配しちゃいましたよ。だって素人目にも、無茶苦茶弱いとわかるくらいでしたから。

Youtubeのダイジェスト映像はこちら:


試合を見始めて最初にびっくりしたのは、右サイドにバルボアでもなくアモリムでもなく、ウレッタがいたこと。これが実は大失敗だったわけですが・・・。
16分にカルロス・マルティンスのCKからスアソのヘディングで先制点。夢のようなスタートだったのに、すぐ次のプレーで同点にされ、更にその2分後には勝ち越され・・・数分の間に連続失点って、どこかのチームに酷似していませんか?? その後も、レオがゴール・ラインぎりぎりでシュートを間一髪クリアする場面があったり、目も当てられない惨状。カルロス・マルティンスは無意味なファウルをするし、ディ・マリアはどこにいるのだかわからないし、なんでいつもこうなの?とさめざめ泣きたくなるような前半だったのでした。

ハーフ・タイムの間に外出しなくてはいけなくて、戻ってきたらネットが繋がらなくなっていました。ラジオに切り替えたけれど、混乱している間に3-2に。最後15分はネットが復活、でもスコアはそのままで試合終了。

後から記事を読んでわかりましたが、前半悪かったウレッタ、ディ・マリア、カルロス・マルティンスのうち、キケ監督はウレッタに替えて、後半頭からバルボアを投入。でも3点目の失点をしてしまいます。3-1ではほぼUEFA敗退は決まりなので絶望的な状況でしたが、その5分後ルイソンがセットプレーからボールを押し込んで、3-2に。なんとかルスでの希望を残しました。55分からカルロス・マルティンスに替わったカツラニスのおかげで、ベンフィカはずいぶん良くなり、後半は試合を支配できるようになったそうです。

というわけで、ルスで1-0、2-0、2-1で勝てば、通過できます。でも引き分けでは駄目なので、厳しいことは確かですね。

ベンフィキスタからキケへの批判は、まず若いウレッタを使ったこと。大事な試合を戦う用意がまだできていない選手だったということです。またカツラニスをベンチに置いたこと。カルロス・マルティンスの守備が不安定で前半はベンフィカの中盤は全くありませんでした。また、4-4-2のシステムのはずが、試合中は実際には4-2-4になり、圧倒的な中盤での数的不利があったこと。選手にシステムを徹底させることができていませんでした。

良かった選手は、シドネイとスアソ。シドネイも若い選手なので(19歳でしたっけ?)、こちらは良くて、ウレッタの起用を批判されるのは、もしかしたらアンフェアーなのかもしれませんが・・・でもウレッタはリーベル・アベ戦でも良くなかったし、どうして大事なUEFAの初戦で?!とやっぱり疑問です。キケって実はかなりのチャレンジャーなのかも。

OJOGOによる選手の採点:

Quim 5
Maxi Pereira 3
Luisão 6
Sidnei 6
Léo 5
Yebda 6
Carlos Martins 4
Urreta a 3
Reyes 4
Di María 3
Suazo 7

Katsouranis 5
Balboa 5
Nuno Gomes 4

攻撃陣がこれだけ悪い採点で、2点も取れたなんて驚きですけれど、2点ともセット・プレーからなんですよね。まだベンフィカの試合で、流れの中で綺麗に決まったゴールを見た記憶がありませんが、あったかな。そもそも、ベンフィカは公式戦まだ勝利がないんですよね。今週末のパコス戦に勝てなかったら、まずいことになりそうで怖いです。
ナポリの選手の採点も載っていましたが省略。ラベッシが8でした。ベンフィキスタの一人が「代表ではラベッシがディ・マリアの控えだったって?! 信じられない!!」と書いていましたが、たぶんディ・マリアは疲れていたんじゃないかと・・・。

ベンフィカのファンの批判は審判へも。前半、カルロス・マルティンスへのイエローが見逃されたことと(すでに1枚目をもらっていたBlasiのファウルだったため、レッドだったはず)、また後半シドネイへのPKが見逃されたこと。まあ、でもねえ、審判への不満は必ずあるものだから・・・。

心配なのはスアソが相手ファウルにより負傷をして、月曜日のパコス戦の出場が微妙。右大腿のmialgiaとは、何?と調べたところ、筋肉痛とスペイン語の辞書にはあります。だったら大丈夫そうなものですけど。

Estádio S. Paolo, em Nápoles

Árbitro: Bjorn Kuipers (Holanda)

NÁPOLES – Navarro; Santacroce, Cannavaro e Contini; Maggio e Blasi (Pazienza, 46 m); Gargano, Hamsik (Pia, 76 m) e Vitale; Denis (Zalayeta, 67 m) e Lavezzi.

BENFICA – Quim; Maxi Pereira, Luisão, Sidnei e Léo; Urreta (Balboa, 46 m), Yebda, Carlos Martins (Katsouranis, 55 m) e Reyes; Di Maria (Nuno Gomes, 63 m) e Suazo.

Ao intervalo: 2-1

Golos: 0-1, Suazo (16 m); 1-1, Vitale (18 m); 2-1, Denis (20 m); 3-1, Maggio (54 m); 3-2, Luisão (59 m).

Resultado final: 3-2

Cartão amarelo a Blasi e Carlos Martins.

Previa [UEFA Cup] Napoli - Benfica

2008年09月18日 16時30分50秒 | LIGA SAGRES 08-09
アイマールがいないせいもあって、あまり盛り上がりませんが・・・。というか、今季のUEFAカップ参戦は、昨シーズンとは違ってアイマール自身が勝ち取ったものではないから、棚ぼたに思えます。本当だったら二部でプレーしてなくちゃいけないんだよねえ、なんて考えるのは後ろ向きすぎるでしょうか。微妙な罪悪感みたいなものが。だから、ベンフィカがチャンピオンズ・リーグに出れるかもという話を以前読んだときにもあまり関心が持てなかったです。でも、今思いつきましたが、アイマールは一度CL参戦圏を勝ち取っておきながら、移籍しちゃったためにCLに出れなかったのだから(そんな移籍する選手普通いないですよね~)、そのmake upにはなったのかもしれないな・・・。

とそんな話はいいとして、チーム・バスは水曜日の朝8時22分にリスボンの空港に到着。ルイ・コスタと副会長が同じ飛行機で同行しました。(副会長が辞任したと昨日読んだので新しい副会長なのでしょうか。)ビエイラ会長は後から合流の予定。
キケ監督は記者会見で「どちらが有利とも言えない。ルスで試合の結果は決まる。」と述べました。このホームで試合は決まる、という言葉、去年VFも言っていたような。でも、実際には去年のサラゴサの場合、アウェイでの第一戦を1-0で落としたことが試合を決めてしまいました。ナポリの監督は2-0での勝利を目指しているそうですが、絶対に負けは避けないと。

ベンフィカのスタメンは、OJOGOは私が昨日書いたのと一人だけ異なり、右サイドにアモリムではなくバルボアを予想しています。でもアウェイでイタリアのチーム相手ですから、キケ監督は思いっきり守備的に来るような気がするのですけれど。

Ojogoによると:
--------------------Quim----------------------
--------------------------------------------------
--------------Luisão----Sidney--------
-------------------------------------------------
----Maxi------------------------------Leo----
-------------------------------------------------
-------------------------Yedba---------------
----------C.Martins--------------------------
-------------------------------------------------
--Balboa----------------------------Reyes--
-------------------DiMaria---------------------
-------------------------------------------------
--------------Suazo-------------

一方ナポリの予想スタメンは:

------------------------------Iezzo-----------------------------

Santacroce--------------Cannavaro--------------Contini

Maggio-----Blasi------Gargano-------Hamsik-----Mannini (Aronica)

------------------Denis----------------Lavezzi------------

3-5-2なんて布陣はあまり見たことありませんが、どんなものなのでしょうか。前線のデニスとラベッシはアルゼンチン人の選手ですよね。ラベッシは非常に好調だそうなので、ベンフィカの守備陣にとっては試練となりそうです。

ナポリでは、10年以上ぶりのヨーロッパの舞台への復帰に大盛り上がり。チケットはすでに4万9千枚が売れたそうです。
クラブはナポリ・ファンに向けて「火や煙を出す応援はしないように。UEFAの監視人がスタジアムに来るので、処分の対象になる。」と警告を出しています。

放送のほうは、たぶんまたJustin TVで見れたり見れなかったりですね。ポルト戦のときはRADIO ALFAというサイトでラジオを聞きましたが、明日もベンフィカの試合を放送するかどうかはわかりません。
Vamos BENFICA! (とはポルトガル語では言わないか)

アイマールはお留守番

2008年09月17日 15時41分42秒 | LIGA SAGRES 08-09
ナポリ戦の召集メンバーが発表されていたので、あれ?試合は明日だっけ?と一瞬びっくりしましたが、木曜日20時からですね。(この時間はたぶんポルトガル時間だと思います。)
召集メンバーは:
GK - Moreira, Quim, Moretto;
ディフェンス - Léo, Luisão, Maxi, Sidnei, Jorge Ribeiro, Miguel Vítor;
中盤 - Balboa, Binya, Carlos Martins, Di Maria, Katsouranis, Reyes, Rúben Amorim, Urreta, Yebda;
フォワード - Nuno Gomes, Suazo

フォワードが二人しかいません。ディ・マリアを前で使うらしいので、まあいいのか。
予想スタメンですが、CBにカツラニスではなくシドネイ。ピボーテはイェブダとカルロス・マルティンス、右サイドはバルボアまたはルーベン・アモリム(守備的なアモリムのほうが有力)、左サイドはレジェス、フォワードにスアソとディ・マリア。(久しぶりの試合すぎて、選手の名前をまた忘れかかっていたかも。)
カツラニスは、この二年でサブだったことがたった二回しかないそうです。今回スタメン落ちが予想されているのは、この前のポルト戦のPKとレッドカードが影響しているのかなあ。普段からベンフィカを出ることを考えているようなので、それに拍車がかかってしまいそう。

出場停止のカルドーソ(練習には復帰しました)、怪我のダビド・ルイス、そしてアイマールも召集されていません。パブロはボールを使った練習はしているけれど、まだ回復の途中で試合には無理という判断です。この「段階的なチーム練習への復帰」というのがサラゴサにはなかったから、月曜日のリーグ戦には出れそうなのか、どのくらいの回復状況なのかよくわかりません。サラゴサでだと、試合の二日前ぐらいにチーム練習に復帰したら、試合出場OKということでしたが・・・。

TV BENFICAの今日のニュースの真ん中らへんにパブロは数秒だけ映っていますが、はっきりとは見えませんね。Tvbenfica16082008_
チームは、水曜日の朝9時に出発して、ナポリの空港への到着は13時30分の予定。18時30分から記者会見、19時から練習があります。

さて今日、スポルティング・リスボンはどういうチームなんだろう?と敵情視察のために、バルサ-スポルティングのCLの試合を見たんですけれど、うーむ、スポルティングはすごく弱いような・・・。でも、たぶんベンフィカは力としてはスポルティングと同じくらいかもっと弱いチームかもしれません(鬱)。ポルトガルのチームのプレーが、ツーテンポずつくらい今まで見てきたリーガのチームより遅いので、見るほうも慣れなくてちょっとイライラ。それからリーグ戦二試合を見たときから感じていたことですが、乱暴なファウルが多いですよね。ベンフィカの試合ニ試合と今日の試合を見て、ポルトガルのサッカーは思っていたのと全然違うなあと少しショックです。(アイマールは慣れることができるかな。)
そうそう、今日のバルサとの試合についてはDNによると、スポルティングのベント監督は、グアルディオラの3-4-3が予想外すぎて、びっくりしたために手が打てなかったのだそうです。

最後にUEFAカップの木曜日の全予定試合を載せておきます。これを見ると、どれだけベンフィカが運が悪いかわかりますよ~。例えば、ラシンはフィンランドのホンカというチームと、サンプドリアはリトアニアのカウナスというチームと、トッテナムはポーランドのウィスラ・クラコビアというチームと対戦します。どうしてベンフィカだけセリエの中位のチームと対戦しなくちゃいけないんだか・・・。

FC Moscovo (Rus)-FC Copenhaga (Din)

Litex Lovech (Bul)-Aston Villa (Ing)

Cherno More Varna (Bul)-Estugarda (Ale)

Hapoel Telavive (Isr)-Saint-Etienne (Fra)

Slaven Belupo (Croa)-CSKA Moscovo (Rus)

Ostrava (Rep. Che )-Spartak Moscovo

Brann Bergen (Nor)-Desportivo da Corunha (Esp)

Feyenoord (Hol)-Kalmar (Sue)

Hamburgo (Ale)-Unirea Urziceni (Rom)

Nancy (Fra)-Motherwell (Esc)

Omonia Nicosia (Chi)-Manchester City (Ing)

Portsmouth (Ing)-Vitória Guimarães (POR)

Wolfsburgo (Ale)-Rapid Bucareste (Rom)

Slavia Praga (Rep. Che)-FC Vaslui (Rom)

Austria Viena (Aus)-Lech Poznan (Pol)

Besiktas (Tur)-Metalist Kharkiv (Ucr)

Zilina (Eslvq)-Levski Sofia (Bul)

NEC Nijmegen (Hol)-Dínamo Bucareste (Rom)

Poli Timisoara (Rom)-Partizan Belgrado (Ser)

Bellinzona (Sui)-Galatasaray (Tur)

Kayserispor (Tur)-Paris S.G. (Fra)

Young Boys Berna (Sui)-Club Brugge (Bel)

Racing Santander (Esp)-Honka (Fin)

AC Milan (Ita)-Zurique (Sui)

Borussia Dortmund (Ale)-Udinese (Ita)

Brondby (Din)-Rosenborg (Nor)

Dinamo Zagreb (Cro)-Sparta Praga (Rep. Che)

Sampdoria (Ita)-Kaunas (Lit)

Sevilha (Esp)-SV Salzburgo (Aus)

Rennes (Fra)-Twente (Hol)

Borac (Ser)-Ajax (Hol)

Nápoles (Ita)-Benfica (POR)

Everton (Ing)-Standard Liège (Bel)

Tottenham (Ing)-Wisla Cracóvia (Pol)

Sp. Braga (POR)-Artmedia Petrzalka (Eslq)

Marítimo (POR)-Valencia (Esp)


ベンフィカ風テンプレート

2008年09月16日 16時14分01秒 | LIGA SAGRES 08-09
あはは、今日のTV BENFICAは面白いですね:Tvbenfica15082008_
笑顔のアイマールを見ると、超ほのぼの~。二人で手を繋いでいる様子がなんとも可愛いというか(笑)。それにしてもこの選手が誰なのか知らないんですけれど。以前マルカだったかに載っていたサラゴサのチーム紹介ページの写真を思い出します。

月曜日の練習で、パブロはチーム練習はしたもののまだ完全に復帰ではないようで、どの新聞サイトにもナポリ戦は欠場、リーグ戦のほうはプレー可能かもと書いてあります。この第三節のパコス・デ・フェレイラ戦はよく見たら22日月曜日21時の開催でした。月曜日の試合なんてびっくりですが、ポルトガル・リーグは金曜日から月曜日まで試合日があるようですね。

昨日チーム練習を禁止されたカルドーソのほうは、火曜日から復帰予定。二日の謹慎期間に対して、一日につき500ユーロ、合計で1000ユーロの罰金を払ったそうです。
カルドーソの代理人は、「カルドーソは疲れていただけ。見方の違いがあるだけだ。この問題の扱われ方は気に入らない。もし彼がスペイン人やブラジル人やアルゼンチン人だったら、こういうことは決して起こらなかっただろう。敬意不足だ。」

ああ、それは違うと思うな。以前バレンシアでアイマールも試合から外されていたことがあったように覚えているし、OJOGOによると、キケ監督がこれまで何らかの理由で意見の相違があった選手たちとは、ビージャ、デル・オルノ、カネイラ、ミゲルだそうです。

この代理人はかなり感情的になっているようで、「カルドーソはベンフィカが気に入っていて、ベンフィカもまた彼のことを気に入っていると信じている。でもそう言いたくないのなら、彼は去る。彼に興味を持つクラブはたくさんあるのだから。」だって。強気です・・・。
DNによると、カルドーソが機嫌が悪かったのは、ワールドカップ予選のアルゼンチン戦のプレーぶりを批判され、次のベネズエラ戦でスタメン落ちしたためだとか。(替わりにサンタ・クルスがプレー。)そんなことでいちいちやる気なくしていたら、アイマールなんて一生練習をさぼらなくちゃいけないですよね・・・。

そうだ、書き忘れていましたが、突然ですけれどテンプレートを変更しました。パブロがアルゼンチン人なのはずっと変わらないのだから、青系のテンプレートのままでもいいかなあとも思ったのですが、もう二年近く使ったし、気分転換にベンフィカ色に変えてみようかなと思い立って。やってみたら、基調の色を赤に変えると、本文以外の全ての文字色も変更しなくてはいけなくて恐ろしく大変な作業でした。デザイナーでもないから、どの色がいいのか全然わからないし。パブロが次に移籍するチームは赤系か青系かどちらかにしてほしいものです。それから、今まで横幅が可変で伸び縮みしましたが、今度から固定幅にしています。携帯などからは見にくいかも~と心配ですが、これまでFirefoxでは完全にカラム落ちしていたのがどうしても気になったので。新しいテンプレートでもFirefoxで見るといろいろ変なんですけれどね。また少しずつ手を加えていこうかと思っています。(ブラウザーによって見え方が違うとか、もうどうにかしてほしいものです。)