A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[Liga 29] Porto 3 - 1 Benfica

2010年05月03日 23時43分08秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
負けは覚悟していましたが、いろいろ納得がいかないというか、腹立たしいというか(怒)!
まず、試合当日18時55分、ベンフィカのバスがポルトのスタジアムに到着する直前、ポルトのサポーターたちがバスを取り囲んで、大きな石とたくさんのゴルフ・ボールをバスに投げつけました。これによりバスの窓の4枚のガラスが割れ、特に後部のほうの窓に投げられた石はガラスを割って、アイマールの顔の近くを通過。その石はパブロに当たらなかったのですが、割れたガラスの破片により、パブロが顔に、カルデックが腕にそれぞれ怪我をしました。たぶん切り傷ではないかと思うのですが、こんなことって許されるのですか??!! ベンフィカ側からは「2人ともプレーに支障はない」と発表されたようですが、目にでもガラスが入っていたら大変だったじゃないですか!(怒怒)。しかも、ポルトの警察当局は当初、そのような事実はないと否定しておいて、後ほど事件を認めました。ジェスス監督ですら、試合後の記者会見で、「あんな風にバスの中にまで石が投げ込まれるなんて恐ろしいことだった。」と言っています。もうなんだか信じられない状況ですよね。

その事件の影響のせいだとは思いませんが、アイマールはベンチ・スタート。これも、本当に残念なことでしたね。調子が悪いとか、ミッド・ウィークに試合をしたとかならともかく、そうではないのだからベスト・メンバーで臨んでほしかったし、ジェスス監督ならそうしてくれると信じていたのに。ただ、試合後の監督の記者会見を読むと、戦術上の理由というより、どうやらアイマールが5枚目のイエローをもらうのを恐れてのことだったみたいです。監督自ら「ディ・マリアも温存しようかと思ったほどだ。リスクを取ることにしたが・・・。」と言っています。それにしてもね~。

まあ、試合はジェスス監督の恐れていたとおりの展開に。(いえ、私も絶対そうなるだろうとは思っていたけれど・・・) いつもなら最後に載せるメンバー表ですが、今日はもう載せちゃいます。



ベンフィカの選手に対するイエロー・カードの枚数、誰が見たって異常です!! 7枚って・・・。バルサ相手に試合をしたわけでもあるまいし(呆)。最初のイエローが前半5分、ディ・マリアに対して。しかも、これディ・マリアがファウルをしたわけでもなんでもなくて、ファウルを受けたんです。それでなんで、ディ・マリアにまでイエロー?? 呆れてものも言えないとはこのことです。更に、13分にコエントロン、15分にダビド・ルイスにイエロー。でも、15分の間に3枚ものイエローが出るほど荒っぽいプレーをベンフィカ側がしていたわけでは全然ないので、モウリーニョではないけれど、げんなりするあまり笑うしかないというか・・・。ジェスス監督もベンチのパブロも、「はあ?? ありえないし」という表情でしたね。(更にジェスス監督にはライターが投げつけられるし、酷すぎ・・・) 41分にはハビ・ガルシアもイエローをもらって、あっという間に前半の間だけで3人が次節出場停止になってしまいました。最初の失点はハビ・ガルシアのイエローの直後で、少しそのせいで集中力を欠いていたせいもあるかも。少なくとも私は、(ああ、ハビ・ガルシアまで次出れなくなっちゃった。)と呆然としている間に、点を決められて、ええっ、何事?!ともっと呆然とする羽目に(涙)。

前半のベンフィカはそれほど悪くもなかったと思うのですが、カルドーソとサビオラがあんまり良くなかったかなあ。2人とも怪我明けだから仕方ないけれど。後半ルイソンのキック・ミスみたいなシュートで追いつき、相手が幸運にも10人になってくれたときには、「優勝できそう!」と思いました。でも選手たちもそう思って油断してしまったのか、あっさりもう一度勝ち越しゴールをポルトに決められて。それからアイマールが入り、パブロの調子は良かったけれど、届かなかったですね・・・。ルイソンが、「ベンフィカが追いついた後、もう少し同点の時間帯が長ければ、結果は違っていただろう」と言っています。そうなんですよね~、わずか二分後に再び勝ち越されてしまうんだもの、ショックが半端じゃなかったです。
普段どのスタジアムに行ってもベンフィカ・サポーターが多数のせいか、究極のアウェイの状況でのプレーに、監督も選手も慣れていないような印象ですね。絶対に気持ちの上で負けずに、でも冷静にプレーしなければいけないはずですが、ポルト戦でベンフィカの選手はそういうプレーができていませんでした。いつもより遠慮がちで弱弱しい感じ? もちろんこれだけたくさんのイエローが連発されていたせいもあると思いますが。

当然のようにブラガは勝っているので、とうとう優勝決定は最終節までもつれることに。はあ、大丈夫ですかねえ?? 心配です。最終節リオ・アベ戦は日曜日18時キックオフのよう。ただ、ルスでリオ・アベに引き分け以上の結果を出せないようでは、優勝にふさわしいとは言えないですよね。ディ・マリア、コエントロン、ハビ・ガルシアがいないのは痛すぎますが、なんとか優勝を勝ち取ってくれることを祈るばかりです・・・。
ところで、ブラガの勝ち越し点なのですが・・・うーむ、こんな得点とは・・・。Sp. Braga 1-0 P. Ferreira (D1 2009/2010)

たった今、下の動画を見ましたが、ベンフィカのバスの被害ものすごいですね。パブロ、下手したら大怪我をするところだったんじゃ?(激鬱)紛争地域にいるわけでもないのに・・・。ほんとに深刻な負傷をしなくて良かった。前言を撤回するようですが、試合前にこんな攻撃を受けていたら、強い気持ちで平静にプレーするなんて無理に決まっています、選手たちだって人間なんだもの。 これってポルトへの制裁処置を要求できないものなのでしょうか? 選手の身体に危害を加えてまで、試合に勝とうとするなんて卑怯すぎます。
Porto 3-1 Benfica. Faixa de Gaza F. C. P. by JJD 03-05-10.mp4


一応試合のダイジェストも:
Amo-te BENFICA! porto - SLB 3-1


悪いけれど、ポルトがダース・ベイダーの悪の帝国なみのチームに思えてきました・・・。 サポーターは暗黒面に落ちているとしか。(サッカー・チームの過激サポーターはどこも同じようなものだとはわかっていますが)

Previa [Liga 29] Porto - Benfica

2010年05月02日 23時24分29秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
いよいよ最後の二試合のうちの一つ、ポルト戦です。前節からずいぶん時間が経ったような気がしますが、この前が土曜日で今度が日曜日だからでしょうか。このところ(優勝が決まるかな?!)というドキドキを繰り返しているので、選手たちが心理的にちょっと疲れていないか心配です。産みの苦しみ?? これを乗り越えてこそのチャンピオンですから、頑張ってほしいです。

ベンフィカの選手たちはポルトのホテルに入っていますが、ホテルに到着する直前に選手たちが乗ったバスは投石され、またブルーのインクもぶつけられたそうです。いよいよという感じですね(ぶるっ)。インテルが泊まったホテルの前ではバルサのサポーターが騒いで選手たちが眠れなかったそうですが、ベンフィカは大丈夫だったかな?
ホテル到着時の映像です:
Benfica - Autocarro apedrejado na chegada ao Porto


アイマールは「パブリート!」と声を掛けられていますね。ベンフィキスタたちの盛り上がりが良い雰囲気です。

試合のスタメンのほうは、サビオラが復帰。右サイドバックはルーベン・アモリムのままなのか、それともマキシとなるのかが少し不明です。ルーベン・アモリムは今週お腹の筋肉の怪我のためにずっと別メニューだったから100%ではないかも。そもそも、最近はどうしてマキシがスタメンではないのかよくわかりませんが。アモリムと同じく今週ずっと怪我のために練習できなかったカルドーソはスタメンが確実です。ほぼフル・メンバーで臨めるということですね。とはいえ、相手はポルトですし、この前のリーグ杯でこてんぱんにやっつけちゃったから、リベンジにメラメラ燃えているだろうなと思うと、正直なところあまり良い予感はしません。優勝はルスで決めればいいのだから、誰も怪我なく、イエロー5枚目をもらうことなく試合を終えることができれば!と思うのは弱気すぎ? でも、本当に負けよりもイエロー・カードのほうが怖いです・・・。荒れた試合になるのは目に見えていますから、ベンフィカの選手たち全員が(特にパブロ!)相手の挑発に乗ることなく、冷静に試合を進めることが必要です。
(追加で)今、Serbenfiquistaのパブロのスレッドを読んだところ、結構たくさんの人がカルロス・マルティンスのほうのスタメンを予想していますね。最後20分でパブロ投入ではないかって。うーん、どうでしょう? 荒れた試合になりそうなこと、引き分けでも良い条件などを考えると、確かにそれもありうるかもしれません。

ブラガの結果に関係なく、ベンフィカは引き分けでも優勝が決定。負けてもブラガが勝たなければやはり優勝が決定しますが(ですよね?)、パソス相手にホームでブラガがポイントを落とすとは全く思えません。

試合は20時15分より。日本時間では午前4時15分より。明日はお休みなので少し楽ですけれど、それにしてももう寝なくては。この変則的なPC環境で、ネット観戦ができるといいなあ。
頑張れ、Benfica & Pablo!  


[Liga 28] Benfica 5 - 0 Olhanense

2010年04月25日 23時28分55秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
isasolanさんから、パブロとサビオラの大きな写真を教えてもらいました。Thank you so much!!


なんだか今日はすっきりしているな、と思ったら綺麗にお髭を剃っていたんですね。どおりで。いつもこうであってほしいですね~。あとパブロ、自分のゴールの後、結構あっさりと1人で歩いていて、後ろからサビオラに呼び止められて初めて、Hi fiveをしていました。ちゃんとハビにお礼を言わなくちゃ!

さて、いよいよ優勝まで後1ポイントです。2試合を残して、引き分けを一つするだけでいいなら余裕のような気がしますが、2試合のうちの一つがアウェイでのポルト戦なんですよね・・・。ポルトも2位の可能性があるため、死に物狂いで戦ってくると思います。アウェイだし、冷静に考えると負けてもおかしくない・・・。最終節はルスでのリオ・アベ戦です。ここで引き分け以上というのはそれほど難易度は高くないけれど、ちょっとプレッシャーがかかりそうな気もします。サッカーに100%はないじゃないですか・・・。そういうわけで、今日ブラガが負けるか引き分けてくれれば、ベンフィカの優勝が決まるのになあ、とつい他力本願。

でも、ファンもジェスス監督もスタジアムで優勝を祝うほうがいいそうです。だから、ベンフィキスタたちは今日はブラガに勝ってほしいと言っていますね。うーん、そりゃスタジアムで快勝して皆で狂喜乱舞するほうがずっと楽しいけれど、ぎりぎりで何かがあるのも怖いし・・・複雑です。

ジェスス監督はこう話しました:
「まだ優勝をしていない。それは明日になるのか最終節になるのかわからない。ファンたちと喜びを分かち合う日を楽しみにしている。
ピッチでプレーをして優勝するほうが良い。ポルト戦であるいはリオ・アベ戦で。」
ジェスス監督はいずれにしろブラガは今日は勝つだろうと予想しました。そうですね、私もそう思います。ブラガがポイントを落としてベンフィカを優勝させてしまうと、ベンフィカは最早ポルトに対して本気ではプレーしないでしょう。ポルトが勝った場合は、ブラガの2位までも怪しくなってしまいます。何もかも失うリスクを減らすために、ブラガは全力で今日は勝ちに行くでしょう。ベンフィカとしてはそれがプレッシャーになることを祈るだけですけれど、これまでの戦績から考えてブラガがポイントを落とすとは残念ながらあまり考えられません。
今晩のナバル-ブラガ戦は現地時間午後18時からです。2位のチームの試合をなぜこんな時間帯にやるのでしょうね? 試合経過をチェックしたくても、午前2時から午前4時って無理です、今日だって早起きしたのに!

さてOlhanense戦ですが、Correio da Manhaに珍しく良い文章があったので引用します。
ルスは満員となり、視聴者は100万人を越え、優勝への祝いは始まった。早々のペナルティとレッド・カードという二つの稲妻によって、ベンフィカの試合には火がつけられ、想像されていたよりも容易なものとなった。ベンフィカの相手チームはこれで16回退場処分を受け、ジェスス監督のチームは5時間を10人相手にプレーしている。
しかし、この試合の勝利は相手チームのおかげだけだと言うのは不公平だろう。ディ・マリアのショー、カルドーソの集中力、アイマールの才能、そしてコエントロン、ハビ・ガルシア、ダビド・ルイスら。彼らが9度目の大量得点(4ゴール以上)の試合を可能にしたのだ。
最初のハンドの反則はなんと1分47秒のことです。二度目のディ・マリアへのファウルは8分。つまりこの退場となった選手は10分もピッチにいなかったんですね。

パブロの試合後の談話映像はこちらに:Benfica a um ponto
上記ではサビオラ、ラミレスのインタとミックスされていますが、本当はもっと長く話していて笑顔もあったんです! なんで切っちゃったのかな(怒)。
内容は大体こんな感じ? 
「僕たちはとても近いことを知っているけれど、まだ後1ポイント足りないね。試合に勝つことは簡単ではなく、僕らの目標を1ポイントが妨げている。
(カルドーソについて聞かれて)カルドーソは誰かが彼のためにプレーしなくてもゴールをするよ。神が彼にそれを与えたからね。」
カルドーソはポルトのファルカオと熾烈な得点王争いの真っ最中。カルドーソが今日ハットトリックをして24得点目、ファルカオも昨日大量得点をマークして、現在23点です。こちらも最終節までもつれそう。

採点は:

      Bola..Jogo..P...JC
QUIM...............6...6...7...6
R. AMORIM......5...7...7...6
LUISAO............6...6...7...6
DAVID LUIZ.......7...6...6..7
F, COENTRAO..7...7...7...7
J. GARCIA........6...6...7...6
RAMIRES.........6...7...6...6
AIMAR.............8....7!...8...8
DI MARIA.........8...8....9...8
CARDOZO........7...8....8...8
WELDON.........6....7....6...6

私の感想はA Bolaが一番近いでしょうか。パブロがディ・マリアとカルドーソより低いのはありえないです!
Serbenfiquistaのパブロのスレッドにはチョコレートが滴り落ちる画像が(笑)。確かにいいときのパブロのプレーはsweetでdelicioso!という感じですよね。今日のディ・マリアへのパスは「リモート・コントロールをされたパス」と記事に書かれていました。

最後にカルドーソの1点目に大喜びをするベンフィキスタたちが微笑ましい映像:
BENFICA vs Olhanense - 1・Golo (Cardozo)









5-0!!

2010年04月25日 07時43分27秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
(動画差し替えました。実況が熱いです。)
サイクルが一周して戻ってきたような、大量得点の試合でした♪ 5点目はアイマール。またサビオラにアシストしてもらっちゃった。

緊張して楽しめなさそう、と思っていたけれど、開始早々3分?にPKを取ったので、ものすごく楽な試合展開に。しかも、9分?にはイエロー2枚目で相手が10人になってくれたから、いくら心配性なファンでもさすがに気持ちに余裕ができますね。

PKを誘ったウェルドンの飛び出しはパブロのパスから。2点目のディ・マリアへのロング・パスもパブロから。特にこのパスは、急カーブで左に曲がり、ちょうどディ・マリアの足元に落ちたのでした・・・。君は魔法使いですか?!
その他、ディ・マリアもラボーナでラスト・パスを出すし、魔法爆発のベンフィカ、8点ぐらい取ってもおかしくなかったです。(相手は10人ですもんね。)

パブロは外見も、髪の毛が少し伸びて大分いい感じになってきました。
Thank you, Pablo. You are genius!

Benfica 5-0 Olhanense| Golos Cardozo Di maria e Aimar| 24-04-2010 Liga Sagres| Relato e fotos


今パブロのインタが映りましたが、すっきりした表情でとても落ち着いた感じ。まだポルト戦があるから~とか言っていたような。今記事を確認したら、「優勝するのは明日でも来週でもどっちでもいい」と言っていますね。冷静です。


PREVIA [Liga 28] Olhanense - Benfica

2010年04月24日 22時28分07秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
最後の3試合のひとつ、Olhanense戦は今晩です。現地時間21時15分から。日本時間では午前5時15分から。

緊張するなあ・・・。考えてみればこの5年間、CL圏、EL圏、残留争いというのは経験しましたが、優勝を目前にしたカウント・ダウンというのは初めて。思っていたよりも大変です(涙)。選手たちはプレッシャーを感じていないといいのですが(祈)。

Jornal de Noticiasには、ベンフィカの選手の平均年齢は24歳と若いものの、12人の選手がポルトガル、ブラジル、アルゼンチン、スペイン、ウルグアイでリーグ優勝を経験しているとありました。ただ、同じような記事が以前O Jogoにも載っていたけれど、レギュラー・メンバーの中ではあまりいないんですよね。
ちなみに、最もたくさん優勝経験があるのはアイマールで、リーベルでアルゼンチン・リーグ前期(1997・1999)と後期(2000)、バレンシアで2001/02シーズンと2003/04シーズン。その次がサビオラで、アルゼンチン・リーグで2回、マドリードで1回。
逆に、David Luiz、Rúben Amorim、Javi Garci'a、Ramires、Carlos Martins、Fábio Coentrão、Di Maria、Cardozo、Weldonには優勝経験がありません。

試合の先発メンバーは・・・もうこの際どうでもいいからとにかく勝って!という気持ちですが、一応アイマールは予想に入っているみたい。サビオラについては、試合勘に少し不安があるためウェルドンがスタメンなのでは?と書いている新聞がある一方で、O Jogoは先発を予想しています。
はあ、なんだか心臓がバクバクして到底試合を楽しめなさそう。テレビだと最初は緊張していても、見ているうちに引き込まれて緊張を忘れていくのですが、ネットだと最後まで緊張し続けてしまうんですよね。
でも、リーグ優勝の機会なんてそうそう何度もあることではないので、この機会を与えられたことに感謝して応援したいし、選手たちも緊張せず頑張ってほしいです。残留争いでもなく、何の目標もないままでもなく、このシーズン終盤に優勝を賭けて試合をできるのは、本当に幸せなことですから。と同時に、今頑張らなかったら、シーズンを通しての努力が水の泡と消えてしまうこともまた事実なわけで、そのことを忘れずにプレーしてほしいな。
今日のベンフィカ・サポーターの数は6万5千人と予想されています。Full houseですね。みんなの応援が選手たちの力となりますように。

[Liga 27] Academica 2 - 3 Benfica

2010年04月19日 23時07分42秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
ウェルドンはすごいですね~(驚)。3分と42分の2得点。ゴールがものすごく簡単なことに見える・・・。なんと59分に1点の割合でゴールを決めているそうです。ちなみにカルドーソは103分に1点、サビオラは173分に1点。

しかし、3分とあまりにも早い時間帯の先制点だったせいか、その後のベンフィカは不安定だったように見えました。やっぱりルイソンがいないせい? ちょっと危ない場面が多いぞ!と思っていたら、案の定29分に追いつかれました(汗)。最近こういう展開はあまりないので(先制点を許すことはあっても)、どうなることかと思いましたけれど、案外あっさりとまたウェルドンのゴールで前半のうちに勝ち越すことができ、やれやれ~。

アイマールは前半はあまり目立たなかったような・・・。でも後半最初の10分間は、パブロもチームもとても良かったと思います。前半とは打って変わって試合を支配できて、危なげもなくて。でも、強行出場したカルドーソが57分に交代となって、カルロス・マルティンスがIN、パブロがフォワードの位置になると、またまた今ひとつのリズムになったような・・・。80分までそのまま試合は進み、守備固めのためにパブロのところにラミレス。パブロの交代後すぐ、ディ・マリアのクロスをアモリムがネットに蹴りこんで1-3としたのは良かったのですが、ベンフィカのshakyさは変わりません。88分にゴールを許して2-3に。終了の笛が鳴るまでなんだかとても危なっかしい今日のベンフィカでした。

こんな試合でもとりあえず勝てるのは、強いということなのか・・・。無事に3ポイントをゲットして、優勝まであと1勝1分けです。
ベンフィカの現在のポイントは70、ブラガが64で、後3試合。次のオルハネンセ戦にベンフィカが勝ってブラガが引き分けた場合、あるいはベンフィカが引き分けてブラガが負けた場合に、ベンフィカの優勝が決まります。大事な点はブラガより良い試合結果を出さない限り次節の優勝はないということ。両チームともに勝利だったり、引き分けだったりした場合は優勝決定は次の次の試合まで持ち越されます。(ベンフィカがブラガよりも悪い結果だったら・・・深く計算していませんけれど、更にずれ込むのでしょう。)

結局サビオラはベンチ外でしたね。召集はまたまた戦略だったのでしょうか。次節こそ、ぜひプレーしてほしいものです。実は今シーズン、一度もパブロのアシストでサビオラのゴールというのがないんですよね。その逆ならあったのですが。後3試合、なんとか2人の先発が見れますように!
また、57分に途中交代したカルドーソは、ベンチで足首に氷を当てていました。ジェスス監督によると、オルハネンセ戦には回復するだろうとのことです。

採点ですが、うーん、Joan Carlesさんでなくても納得できないなあ。パブロが5点で、マルティンスが6点?? なんだかキム・ヨナ選手と浅田真央選手の得点を見比べているときのようなもやもや感が(苦笑)。もちろんサッカーはフィギュアー・スケートと違って、勝敗が採点で決まるわけではありませんが、新聞の論調によってもクラブ上層部の評価というのは影響されると思うんですよね。(あるいはその逆なのかな・・・)

       Bola...Jogo..MF..P..JC

QUIM...........5...5...3...,5...5
M.PEREIRA......6...6...3....5...6
SIDNEI.........5...4...3....4...5
DAVID LUIZ.....7!!.5...4!!..5...5
F.COENTRÃO.....6...6...3....7...6
JAVI GARCIA....6...5...3....6...5
R. AMORIM......6...6...4....7...7
AIMAR..........5!!.5!!.3!...6...7
DI MARIA.......7...7...4....7...7
WELDON.........8...8...4....8...8
CARDOZO........6!..5...3....4...5
(C.MARTINS.....6,,,6,,,3,,,,5,,,5
KARDEC.........5...5...2....5...5
RAMIRES........-.....-...-....-....-)

ベンフィカのゴール・ダイジェスト:
Academica 2-3 Benfica| Golos de Weldon e Ruben Amorim| 18-04-2010 Liga Sagres| Relato e fotos


ダビド・ルイス、怖いです。
パブロは、ほんの少しだけ髪が伸びていましたが、まだまだ・・・。



 

PREVIA [Liga 27] Academica - Benfica

2010年04月18日 23時10分13秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
召集リストが全然発表されなかったので、一瞬今節はもう発表なし?なんて思いましたが、ようやくたった今発表になりました。カルドーソとサビオラは召集されています。今晩の試合は18時からなので、あとたった4時間ぐらいで始まるのですが・・・。恐ろしくぎりぎりの発表ですね。しかもアウェイですから、二人ともチームに帯同して、今日午前中最終テストをしたということですよね。

Guarda-redes: Quim e Moreira;
Defesas: Maxi Pereira, Luís Filipe, David Luiz, Sidnei e Miguel Vítor;
Médios: Airton, Javi Garcia, Ruben Amorim, Ramires, Aimar, Carlos Martins, Fábio Coentrão e Di María;
Avançados: Saviola, Cardozo, Weldon, Nuno Gomes, Alan Kardec e Éder Luís.

21人となっています。ここまでぎりぎりまで待って、サビオラたちを含めたのだから、二人がプレーすることは間違いないのでしょう。(でも、またいろいろサプライズがあるのかな?)
カルドーソとサビオラについてが全くの不明のため、先発予想も全然わからず、新聞各紙にも載っていません。記者たちもわからないに違いありません。アイマールについては、セカンド・トップ、トップ下、ベンチの可能性が三分の一ずつ、つまり均等にあるかと思います。相手監督さんもさぞ予想しずらいことでしょうね。

ブラガが快勝したため、ベンフィカはどうしても勝利が必要です。ただのファンでも試合のことを想像しただけでめまいがするくらいですから、選手たちには巨大なプレッシャーがかかるでしょう。残り試合や勝ち点のことなど考えないで、この試合にのみ集中してもらいたいです。終わりが見えてくると、本当に緊張しちゃいますね。もちろん降格が迫っているわけではないのだから、サラゴサのときの死にそうな緊張感とは違うはずですけれど、それでも、今シーズンの全てがかかっていると思うと、やっぱりかなり死にそうに緊張します・・・。シーズン途中なら失敗しても取り返しがつくけれど、最終盤となると失敗が許されないところが怖いんですよね。でもそれはどのチームも同じ条件。自分たちを信じて頑張ってほしいです。誰も怪我をすることなく、勝利できますように!
(しかし、午前2時起きなんてできるかな?!)

[Liga 26] Benfica 2 - 0 Sporting

2010年04月15日 00時03分23秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート


ベンフィカのエンブレムにキスをするパブロ・・・。バレンシアでもサラゴサでも見たことのない光景です(驚)。

相変わらず、どうしてパブロがベンチ・スタート? サビオラが戻ってきてもずっとサブなの??ともやもやしたままなんですが、ジェスス監督の談話を読むと、引き分けを念頭に置いた慎重な試合運びを狙っていたということなんでしょうか? 
ジェスス監督の談話:
「アイマールが入ったことは決定的だった。同時に、前半はペーター・メンデスによるスポルティングの守備ラインがエデル・ルイスに仕事をさせなかった。後半はアイマールの存在とともにラインが下がっていった。基本的には負けないことが重要だった。」
うーん、レコバみたいなスーパー・サブというのもあんまり嬉しくないのですが。そういうタイプでもないと思うし。

朝貼ったものより少しだけ画質の良いダイジェスト映像があったので:
Benfica 2-0 Sporting 09/10 [prodstudios]


ディ・マリアとダビド・ルイスに抱っこされていますね。最初ディ・マリアに抱き上げられ、コエントロンと見詰め合っていたら、後ろからダビド・ルイスが来て、もう一度抱っこ。(みんなパブロを見ると、抱き上げたくなるようで・・・)  








早速試合ファイルを見直してみたところ、今朝のパブロはバレンシアのときみたいなプレーぶりでした。リバプール戦とは違い、カルロス・マルティンスがわりと素直にパスしてくれたため、パブロは左右のラミレスとディ・マリアを自在に使うことが可能に。というか、前半この2人はほとんどいいところがなかったのですが、パブロが入った途端に二人のプレーぶりもとても良くなったような気がします。魔法みたいだなあ。
ゴールも素晴らしかったけれど、後半の45分間に散りばめられたパスはどれも美しいもの。特に72分ごろ、さり気なくラボーナで出したディ・マリアへのパスとか、派手さはなくても、見ているだけでにっこりしてしまう、完成されたアートの小品のようでした♪

さすがに今日は採点もいいようです(苦笑)。でも10点ではないんだな(ぶつぶつ)。

       Bola Jogo MF P JC

QUIM..........6...6..3...6..6
R.AMORIM......7....7...3..6..6
LUISAO...........6....6..4...5..6
DAVID LUIZ.....8!!..7..3...6..7
F.COENTRAO..6...6...4...6..6
J.GARCIA........6...5...4...6..5
RAMIRES........7!..6...3...5..6
C.MARTINS.....6...6...4!..5..5
DI MARIA........7!!!6...3...4..4
EDER LUIS......5!...3...2..4..3
CARDOZO.......7...7...3...6..6
(AIMAR............8...7?..4..8..9 (O jogo es, en realidad, 8)
KARDEC.........5....4...3...5..5
AIRTON..........-.....-....-....-...-)

スポルティングの監督とキャプテンのモウティーニョは、ルイソンのファウルにレッド・カードを出すべきだったとして、審判を批判。確かに少し危ないタックルでしたが、スポルティングのほうにも同じような危ないファウルはいっぱいありましたし。いずれにしろ、ルイソンはこのファウルによりイエローを出されたので、次節は出場停止です。
エリア内でスポルティングの選手に足を蹴られたカルドーソ、頑張ってプレーを続けて1点を入れたところで交代となりました。次節の出場が危ぶまれています。せっかくサビオラが復帰する予定なのにな・・・。今報道されたところによると、左足首の打撲と捻挫だそうです。捻挫ならわりと早く治るはずですけれど、次の試合が日曜日と迫っているので間に合わないかもしれませんね。

スポルティングとは、これでなんと26ポイント差。リスボン・ダービーはベンフィキスタたちにとって特別なもののようで、みんな勝利に大喜びしています。ルスに行った人たちは、全身ずぶ濡れになったそうですが、世界一幸せ!と書いていました。スタジアムで見ていても、アイマール前とアイマール後ではチームが全然違ったって。(だから、最初から使ってほしいなあ~)

O Jogoに、João Vieira Pintoという元選手?の分析記事が載っていて、大変パブロが誉められていました。でもものすごく長いのでまた明日にします。
最後にA BolaとO Jogoの表紙を:


 

 

あっ、それからこの映像、cool!です:パブロ・ゴールに喜ぶベンチ


アイマール、ゴール!

2010年04月14日 08時36分55秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
動画をパブロの談話つきのものに差し替えました。


パブロへの採点、10点をplease!

後半に2点を取ったベンフィカが2-0で勝利、優勝に向けてまた一歩近づきました。
でもでも、なんでパブロがベンチ・スタート??? 全然予想しなかったとは言わないけれど、入場してくる選手たちを見たとき、ものすごく落ち込んでしまいました(涙)。
エデル・ルイスをセカンド・トップに置いたベンフィカは前半まったく駄目で、結局パブロが後半頭からエデル・ルイスと交代出場。調子も良く、誰が見てもベンフィカの内容は向上、カルドーソの先制点も生まれ、さすがに今日は採点6はつくよね?と思っていたら、ラミレスのパスに反応したパブロがGKと1対1。brilliantにcoolに超格好良く決めてくれました。ベンフィカのシンボルにキスしていましたね~。あまりそういうところを見たことがなかったのでびっくり。

Benfica 2 0 Sporting Golo Cardozo e Aimar13 04 2010Liga Sagres com relato, fotos e declarações do Pablo Aimar


ラミレスからの流れが、94年W杯のイタリア-スペイン、シニョーリからバッジョのゴールに似ています。GKを外すとき、ちょっと大きすぎ?!と思ったのも一緒。リピートで見ると、パブロとっても冷静に決めていますね(驚)。

 

パブロの談話(ずっとSportTVを見ていたけれど、パブロ出てこなかったんです。どこで話したんだろう?):
「ベンフィカは勝つに値した。スポルティングも試合を支配していた時間はあったが、短かった。あと4試合があり、6ポイント差だから、二試合に勝ち、一試合に引き分けなければならない。
どの試合が一番難しいかって? 誰もが同じことを言うように見えるかもしれないけれど、簡単な試合というのはない。20年前はどうだったか知らないけれど、今は全ての試合が難しい。
ゴール? サッカーで一番美しいものだね。良く知られているように、こういう試合では特にね。」

«Houve mérito do Benfica para ganhar o jogo. O Sporting teve um momento em que dominou, mas foi curto. Faltam agora quatro jogos, temos seis pontos e temos de ganhar dois e empatar um.
Qual é o jogo mais difícil? Pode parecer que todos dizemos sempre o mesmo, mas agora não há jogos fáceis. Há 20 anos não sei como era, mas agora são todos difíceis.
O golo? É o que há de mais bonito no futebol. Sabe sempre bem, ainda para mais num jogo como este.»
パブロも必要なポイントは熟知しているようです。



↑これは、筋肉? 一瞬あばら骨?!なんて思ったんですが。でも、サッカー選手であばら骨が見えちゃう選手なんていないですよね。

Previa [Liga 26] Benfica - Sporting

2010年04月13日 23時08分20秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
とうとう試合は今晩となりました。現地時間20時45分から、日本では4時45分から。もう心配で心配で・・・(泣)。

召集メンバーがようやく発表されましたが、サビオラはやはり間に合いませんでした。ルイソンのほうは、召集入り。またナバル戦で怪我をして以来外れていたウェルドンも招集に入っています。

Guarda-redes: Quim e Moreira
Defesas: Luís Filipe, Luisão, David Luiz, Sidnei e Miguel Vitor
Médios: Airton, Ruben Amorim, Javi Garcia, Ramires, Aimar, Carlos Martins, Fábio Coentrão, Di María e Felipe Menezes
Avançados: Cardozo, Weldon, Nuno Gomes, Alan Kardec e Éder Luís

サビオラは、でもしっかり治してからのほうがいいですよね。この試合が終わってもまだ4試合あり、厳しい戦いが予想されるため、絶対にサビオラの力が必要となるはずです。

Record、O Jogo他の予想によると、スポルティング戦ではウェルドンがカルドーソとコンビを組む可能性が高いとか。ウェルドンは昨日まで練習をしていないとオフィシャルに発表されていたので、そんな急なことで大丈夫?!と思いましたが、O Jogoには「実は金曜日から練習に参加している」と書いてあります。隠密作戦? O Jogoの書くようにちゃんと練習ができているならいいんですけれどね。
また、アイマールは各紙で先発予想に入っています。どうかなあ。ジェスス監督は最近予想とは違う先発を組むことが多いので、起きて試合を見てみるまでわかりません。それから、パブロが出た場合でも、最近はカルロス・マルティンスを推す人も多いから、しっかり結果を出さないと・・・。
その他のメンバーは、出場停止のマキシのところにはリバプール戦と同じくルーベン・アモリム、左サイドバックにはコエントロンが戻る見込みです。怪我でずっと召集が危ぶまれていたルイソンは、先発すると見られていますが、大丈夫でしょうか?! あとはいつもと同じ顔ぶれのはず。

ベンフィカの目標はもちろんブラガとの差を6ポイントにキープすること。各国リーグの結果を見ても、このシーズン最終盤はどこのチームも疲労とプレッシャーが大きいのだろうなあと思います。でも、それを乗り越えてこそのチャンピオンですもんね。選手全員が強い気持ちでしっかり勝利できますように(祈)。誰にも怪我がありませんように(祈祈)。

そういえば昨日はすっかり失念しましたが、ブログを書き始めてから5年が過ぎました・・・。ええっ、うそでしょ!と思えるような長い長い年月なんですけれど(呆然)。もっとびっくりするのはアイマールのチームは変わっても、パブロ個人の状況はあんまり変わらないことですね。最近では、放り投げ出したくなることも多いこのブログ(精神の修行でもしているのか?と思うくらい、書くのが心底嫌になることもあり・・・)。一方では、生活の一部となっているのもまた事実です。
パブロの努力が実って、満面の笑顔を見れることだけを願って書いてきたブログですが、ほんっとに人生は厳しいものですね。昔は、なんとなく心の中でかすかに「毎日書いていれば、もしかしてパブロにいいことが起きるかも」という全く根拠の無いお百度参りっぽい気持ちがあったんですけれど、やっぱり全然根拠なかったです(苦笑)。
ま、それはともかく、スポルティング戦はどうか勝てますように!




[EL] Liverpool 4 - 1 Benfica

2010年04月09日 22時28分18秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート


パブロ、悔しそうだなあ・・・。ベンフィカはなんと今年に入ってから負けていなかったので、久しぶりの敗戦。今年といったって、もう4月ですもん、ちょっと正確な数字を今見つけられないのですが、20試合ぐらい負けていなかったと思います。リバプールにアウェイで負けることは恥でもなんでもないのですけれど、それでもこの敗戦を受け入れることは、とても苦しいものです。ファンにとってでさえそうですから、選手たちの気持ちといったら想像もできません。

チームは試合後リバプールを発って、午前3時過ぎにリスボンに帰還しました。リバプール戦後すぐにSerbenfiquistaに「空港に選手たちを出迎えに行こう!」というスレッドが立ち、深夜の帰国にかかわらず、100人ほどのベンフィキスタが空港で選手たちを出迎えて、リバプール戦の健闘を称えました。
Benfica - Recepção dos adeptos do Benfica aos jogadores após a eliminação com o Liverpool


上のようにニュースでも報道されていますが、素晴らしい光景ですね! バスに乗り込む後姿にパブロがいるかな?(髪の毛切ると、こういうときも見分けがつかなくて困ります・・・) ベンフィキスタの中には「ヨーロッパ・リーグの8強なんてたいした結果でもないのに、なんでわざわざ?」と言う人がいますが、多くの人は「チームが勝ったときだけ応援するの? 彼らが負けたときでも、ファンは常にチームと共にあることを見せたいんだ!」って。選手たちの次の便でリスボンに帰ってきたファンによると、リバプールの空港で選手たちは極度に落ち込んでいたそうです(涙)。こういうときだからこそ、深夜のファンの出迎えは大きな力になったに違いありません。

試合に関しては、朝のうちに言いたいことは全部書いてしまったので、ニュースだけ。
すみません、「ジュリオ・セサールが頭蓋骨にひび」とBBCで言われている旨を読みましたが、どうやら誤報だったらしく、リバプールの病院で一晩を過ごした後すでに退院しています。でも試合中に一時目が見えなくなったそうで、それは怖いし、キーパーとして試合続行は無理だったことでしょうね。(ジェスス監督はできたら続けてほしかったようで、本当にベンフィカに良い流れがきていたときの中断だったので、とても残念ではありました。)
心配なニュースは、大腿の筋肉の怪我があったのに無理をおしてプレーしたルイソンは、負傷箇所が悪化してしまって、次節のスポルティング戦出場が微妙です。はあ~。このがっくりムードを何とか立て直して、スポルティング戦は何が何でも勝利しなければいけないだけに、ルイソンがいないとなると大きな痛手です。

今回ELの8強に残ったチームは、アトレティコ、バレンシア、リバプール、ベンフィカ、ハンブルク、ボルフスブルク、リエージュでしたが、この中でそれぞれの国のリーグで優勝争いをしている、あるいは首位に立っているのはベンフィカだけです。どんなにレベルの低いリーグであっても、その中で優勝しようとするのはやっぱりものすごく大変、だって毎試合絶対に負けられないんですから。ELと巨大なプレッシャーがかかるリーグ戦をここまで両立してきたベンフィカは、ほんとよく頑張ったと思います。それにしても、もしもベンフィカが勝ちぬけていたら次はアトレティコになるところでした・・・。マルセイユ→リバプール→アトレティコと三チーム続けてCL組と対戦って、もう片方の山のチームに比べて難易度高すぎで、納得がいきませんね。負けちゃったからいいんですけれど。

朝に感想を書いたときはジェスス監督の記者会見を読んでいませんでしたが、監督も「疲労と細かいところが、違いになってしまった。」と話しています。詰めが甘いところ、肝心なところで大雑把になるところが、追いつけそうで追いつけない大きな差となっているのでしょうか。でも、フィジカルが万全なときなら、攻撃力でそうした細かな部分を埋め合わせることはできるのかも・・・。
選手の採点は、パブロの得点に腹が立つので省略します。幸いSerbenfiquistaを読んだら、意外にパブロへの評価はそれほど悪くありませんでした。11人の中では頑張ってトライしていた一人という評価のよう。カルドーソはひどく批判され、一時スレッドが閉鎖状態に。たぶん過労状態なんじゃないかな。ディ・マリアは、後ろがコエントロンでなかったので、上手くプレーできなかったのでは?と言われています。そうですね~、彼の後ろはダビド・ルイスでしたからね~、ディ・マリアも混乱したんでしょ。
眠くてフラフラなので、一眠りしてから頂いたコメントのお返事を書きます!(じゃないと変なことを口走りそう・・・)


↑4-1という大差がつくような試合には見えません。でも、実はベンフィカのコーナーのたびに、カウンターを浴びていたんですよね。もう少し気をつければよかったのに!




リバプールなんて大嫌いだあ!

2010年04月09日 07時55分48秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
と思ってしまった90分間でした。(別に今までだって特に好きじゃなかったけれどさっ)



つらつらと感想を書き連ねますと・・・、まず4-1というスコアは内容を反映していないと思います。アップダウンはあったものの、ベンフィカのプレーぶりは1st legと比べても悪くなかったし、特に最初の20分間は平静でとても良かったです。それだけに、最初の失点が、選手たちに非常に大きなダメージとなってしまったように見受けられました。結局得点はコーナーからが一つと後は全部カウンター。ま、リバプールのカウンターの精度は誉めるしかないですね(渋々)。実はリーグ戦でも、結構ああいう形でカウンター攻撃をされるシーンはあるのですが、大抵相手が勝手に外してくれて、事なきを得るんですよね。リバプールはそんなに甘くなかったと。

個人的には、ベンフィカの敗因は、1st legで2点しか取れなかったことだと思います。安易に決定機を外しすぎ。高くつくことになるんじゃないかと思っていたら案の定・・・。
もう一つは、二日しか休みがなく、選手の回復がままならなかったために、ディフェンス陣を大幅に入れ替えなければならなかったこと。致命的でしたね~(涙)。私はてっきり、ベンフィカ側がナバル戦の月曜日開催をリクエストしたのだと思っていましたが(ジェスス監督の発言から)、実はポルトガルではイースターの日曜日はサッカーの試合は開催されないことになっているんですね。それで中二日の日程となり、マキシ・ペレイラとコエントロンを外すことになってしまいました。この2人を外したことで、ジェスス監督はみんなから批判されていますけれど、たぶん2人のコンディションから選択の余地がなかったのでは? マキシなんて、リーグ戦は次節出場停止ですもん、ちょっとのことなら絶対にプレーしたはずです。更にほとんどリーグ戦でもプレーしていないシドネイが入り、ダビド・ルイスが左サイドに回ったことが、またまた致命的で(号泣)。何度言ったらわかるんだか~、余計なドリブルはいらないんだって!!! 3-1となって、あと1点入れば勝ち抜けだったのに、ベンフィカなら残り10分で充分1点ゴールできる力はあるのに。ダビド・ルイスがボールを取られた瞬間、怒りのあまり血管が切れそうになりました・・・。The Endでしたよね、ほんとに。

アイマールは最初はすごく良くて、でもだんだん疲れてきちゃったかな。やっぱりパブロは10番の位置で、前にフォワードを2人置いてほしかったです、ジェスス監督。カルロス・マルティンスは無難にボールをさばいてはいたけれど、攻撃をオーガナイズする、加速させるようなことはできていなかった気がするから。結果論ですが、守備的に行って4点取られるくらいなら、いつもどおり超攻撃的な布陣で玉砕するほうが良かった。(打ち合いになって、勝てたかもしれないし)
実際、カルデックが入ってからはベンフィカは押せ押せでいい流れでした。ジュリオ・セサールの怪我がものすごく不運でしたよね。なんでも頭蓋骨にひびが入っていたそうで・・・。ま、キムなら交代しても大丈夫か、と思っていたら、キムはベンチ外って、どういうこと?! モレイラなんて、空港でフライトのチケットを配っている姿しか見たことないですよ。この前いつ試合に出たかもわからないキーパーの最初のチャレンジが、フェルナンド・トーレスのシュートを止めることだったなんて、見ていてutterly hopelessな気持ちになってしまいました。
うん、なんだか腹立たしさが残るのは、もう少し何とかすれば、2-2とか3-2のスコアで勝ち抜けたんじゃないか、という悔いがあるからですね。細かいところでの詰めの甘さ、選手や監督の経験不足、キーパーの実力不足、そのへんの差が結果的に4-1というスコアになったのでしょう。でも、ベンフィカはいいチームだと思ったし、選手たちはよく頑張ったと思います。ジェスス監督の「奇跡は起こらないだろう」という言葉を読んでからというもの、これくらいのスコア、このような敗戦は覚悟していましたが、それでもなおかつものすごく悔しいですね。選手たちは、この負けに落ち込むことなく、リーグ優勝を目指して頑張ってほしいです。来季のCLに出ることができれば、今日の敗戦は良い経験になったと言えるでしょうから。

ところで、リバプールの1点目のゴール、線審のオフサイド判定が主審に取り消されるなんて・・・。リピートを見ても、正直なところよくわからなかったけれど、そんなのってあり?? ベンフィキスタが「Liverpool, You'll Never Walk Alone ... You Walk with the refs!」と書いていたけれど、ベンフィカ側から見たらそうも言いたくなります。1st legでは審判がベンフィカ寄りだったと言われていたから、どっちもどっちなのはよくわかっていますが。
ついでに、スカパーの解説の人、トーレスの話ばっかり細かすぎ。実況の人、ベンフィカについて的外れすぎ。リバプールのサポーターをベンフィカのそれだとずっと勘違いしているし。解説はパブロのことなんて全然見ていないのに、適当なことを言わないでほしいな。英語実況で見たくても、どういうわけか先月ぐらいから二重音声に切り替わらなくなってしまって、腹立たしさも倍増の試合でした(怒)。

PREVIA [EL] Liverpool - Benfica

2010年04月08日 23時13分24秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
泣いても笑っても、あと5時間で試合です。バイエルン・ミュンヘンにあやかれるといいなあ・・・アウェイのユニフォームも似ているし。ただ、アーセナル、マンチェスターとイングランドのチームが負けているので、そろそろ打ち止めというか、3日続けてプレミアが負けるなんて有り得ないような気もします。

ジェスス監督は記者会見で、リバプールにボールをキープされないようにしたい、と延べました。また、
「一番私が心配しているのは、回復のための時間が少ししかなかったこと。もう一日あったら、私たちは違っていただろう。明日は怪我のリスクぎりぎりの選手たちがいる。」
コンディションはやはり相当悪そうです(泣)。もしベンフィカがフルの状態だったら、リバプールに引き分ける、またはスコアを3-2にすることは可能だと思うんですよね。でも、中二日でサビオラがいない、という状況を考えると、非常に厳しいものがあります。リバプールが先に1点取ってしまったら、きっとがちがちに守ってきますよね・・・。

ナバル戦では頼みのRecordも先発予想を外していたので、もうどの新聞を信じていいのかわかりません。一応Recordによると、ダビド・ルイスが左サイドバックに入り、シドネイがルイソンとコンビを組む可能性が高いのだとか。これは戦術的な変更というよりも、コエントロンのコンディションが悪いためだと思われます。Recordやその他の予想では、アイマールはカルドーソと組むセカンド・トップとして、一応先発メンバーに入っています。ただジェスス監督が、練習での各選手のコンディションを確認してから決める、と言っているので、ベンチ・スタートの可能性も充分にあるでしょう。

ベンフィカは水曜日の練習に引き続き、今日木曜日、試合当日の午前中も練習を行いました。12時半にランチ。午後は敵のビデオを見る予定になっています。
昨日、天気予報は雨と書きましたが、結局雨は大丈夫で、晴れ間もある模様。
ベンフィカは94年以来、ヨーロッパの大会で準決勝に進んだことがないそうです。94年って恐ろしく昔のことじゃないですか! 94年か95年にCLでベンフィカを見た記憶があるのですが、あのとき以来ということかぁ。

様々な状況を考えると、ある程度覚悟を決めて試合を見なければ。
スカパーで、「4/8 (木) 深03:55 リバプール VS ベンフィカ Ch.180」となっています。
誰も怪我をせずに良い結果となりますように。みんながアンフィールドの雰囲気に飲まれませんように。
そういえば、こんな記事が紹介されていました。わりと公平に客観的な事実が書かれています:Benitez welcomes former protege Aimar to Anfield "A happy, healthy Aimar has helped to revive Benfica."という文章がいいです。ハッピーで元気なパブロを見ることがなかなかできないんですけれどね。
今晩もがんばれ、ベンフィカ&パブロ!






[Liga 25] Naval 2 - 4 Benfica

2010年04月06日 21時35分41秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
派手なスコアですよね・・・。今朝は、たぶんアイマールは先発しないだろうと踏んで、5時ジャストに目覚ましをかけたもので、試合を見始めたのは15分過ぎ。すぐにベンフィカにゴールが入って、それもウェルドンが決めていたので、(よしよし、パブロがいなくても順調そう)と画面右上のスコアを見て驚愕。2-1??? 更に次の瞬間、背番号10番が映って、もっと驚愕。えっ、パブロがプレーしているのに、もしかしてベンフィカ負けている?? 何が何だかよくわからないままに(眠かったし)呆然としていたら、ウェルドンがもう1点決めて、その20分後にディ・マリアが勝ち越しゴールを決めて・・・。やれやれ、前半のうちに逆転することができました。一体、なんだったんだあ?と狐につままれたような前半。髪の毛を切ったせいで、パブロがどこで何をしていたかも今ひとつわかりませんでしたし(泣)。A BolaやO Jogoにまた5点を付けられているところを見ると、あまり良いプレーぶりではなかったのでしょう。コーナー・キックは割りと良いボールを蹴っていたような気がしたんですけれど・・・。

後半55分にカルドーソが決めて2-4となったので、早くパブロを下げてくれないかなとちょっとイライラ。結局71分までプレーしてしまったので、うーん、これはリバプール戦はベンチ・スタートですね(涙)。少し(というかものすごく)がっかりですが、とにかく勝ち点3ゲットは良かったです。どうやら試合の入り方が悪く、開始早々失点をしたみたい。それも1点でとどまらず、2点目までも。ベンフィキスタたちは「心臓発作を起こすかと思った」「確実に寿命が縮まった」と訴えています。2点目を失点したときは、フォーラムに「さようなら、リーグ優勝・・・」という書き込みまで出現したそう。寝坊してよかった、見ていたら本当に真っ青になったに違いありません。

ジェスス監督は:
「選手たちはかなり疲れていて、それが最初の数分で目についた。芝生の悪い状態も助けにはならなかった、痛んで、とても伸びていたね。しかし我々は再度試合をひっくり返した。マルセイユ、リバプール、そして今回はナバルを相手に。
(リバプール戦について)攻撃が強力なチーム相手の大変難しい試合となるだろう。私たちはリバプール戦よりもナバル戦に向けて1日多い休みが欲しかった。優先されるのはリーガだから。私たちには回復の時間がない、そして奇跡は起こらないだろう。筋肉の疲労という点で選手たちに何が起こるのかわからない、しかし我々はELの試合を魂と心で戦うだろう。」
奇跡は起こらない、とジェスス監督が話したとき、とても沈鬱な様子だったそうです・・・。煙幕だ、という人もいますが、これまでの監督の談話を読む限り、ジェスス監督はいつもとても正直だと思うんです。今回も、木曜日のための温存はしないという言葉どおり、カルロス・マルティンス一人だけの温存でした。だから、ベンフィカの選手たちが体力的に非常に厳しい状態にあり、木曜日の試合にはたぶん回復は無理、気合だけでプレーするしかないというのは、まさに本当のことなのでしょう。リバプールとフルな状態で試合をしたかったなと残念でなりませんが、仕方がないです。当初から今シーズンの目標はリーグ優勝ですから、ELが決勝を控えているならともかく、準々決勝の試合ではどちらかを選べと言われたら、ELを捨てるしかありません。ベニテス監督はリーグ戦を捨てたようですけれど、優勝を賭けているベンフィカは立場が違いますから。とりあえず今日の勝利で、ブラガと6ポイント差をキープ。あと5試合ブラガが全勝したとして、ベンフィカは3勝1引き分けが必要です。ポルト戦、スポルティング戦を残しているだけに気を緩めることはできませんが、一歩一歩着実に目標に近づいていることは確かです。

採点:

        Bola Jogo MF P JC
QUIM.................6.6..3...6..5
M.PEREIRA.......5.5..3...5..5
LUISAO.............6.6..3...5..5
DAVID LUIZ........5.6..3...6..5
F.COENTRAO....6.6..3...6..6
J.GARCIA...........6.5..3...6..6
R.AMORIM.........5.5..3...6..5
AIMAR...............5.5..3...6..6
DI MARIA...........7.6..3...7..5
WELDON...........7.7..4...7..7
CARDOZO..........6.6..3...6..5
(C.MARTINS......5.6..3...6..5
RAMIRES..........5.4..2...6..5
SIDNEI..............-..3..2....-..-)

ウェルドンは、確か開幕戦で点を入れてから、ほとんど全く使われていなかったのに、突然の起用で2得点というのはすごいです。とても早い時間帯に交代していたので、リバプール戦に使われるような気も。

写真はパブロが映っているものはほとんどありません。髪の毛が短いから、後ろ姿もパブロではないみたいで嫌だな・・・。




試合ダイジェスト:
Naval 2 - 4 Benfica 2009/2010


Previa [Liga 25] Naval - Benfica

2010年04月05日 22時18分38秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
浮世離れした温泉宿でのんびりしてきましたが、皆さんのコメントを読んで、現実に引き戻されました。って、まあ、自分の現実ではないけれど。

リバプール戦の余韻もまだ冷めやらないのに、もう試合ですね。召集メンバーはこちらのとおり:

Guarda-redes: Quim e Júlio César.
Defesas: Maxi Pereira, Sidnei, Miguel Vítor, Luisão e David Luiz.
Médios: Airton, Javi Garcia, Fábio Coentrão, Ruben Amorim, Aimar, Carlos Martins, Ramires e Di María.
Avançados: Cardozo, Nuno Gomes, Weldon, Kardec e Éder Luís

サビオラはやはり全治3週間とのことなので、引き続き召集外。ルイソンは招集はされたものの、無理はさせずにリバプール戦に温存させる見込み、とO Jogoは書いています。
ジェスス監督は、
「次の試合を考えての選手の温存はしない。次の試合は考慮に入れていない、問題となるのはこの試合だけだ。我々が行う変更は、何人かの選手の怪我の問題から必要に迫られるものだけになるだろう。」
と述べ、木曜日のリバプール戦を頭に入れた戦い方はしないと強調しています。この言葉からすると、ルイソンは怪我なので変更点となるでしょうし、たぶんアイマールも先発はしなさそうです。召集メンバーを見ても、フォワードがたくさん呼ばれていますから・・・。この前のルスでのリバプール戦から中三日、今晩のナバル戦からアンフィールドの試合までが中二日。この前86分間プレーしたパブロが今週二つ試合に出るのはたぶん無理な気がします。相手の難易度を考えると、リバプール戦のほうに回ると思いますけれど、ジェスス監督はどのように選択するでしょうか。
O Jogoは今晩のナバル戦でパブロ先発を予想。A BolaとRecordはベンチ・スタートを予想しています。A Bolaはパブロのところ(というかサビオラのところ)にエデル・ルイスまたはヌーノ・ゴメス、Recordはカルデックかウェルドンを予想。両紙で全然違うじゃないですか! ベンフィキスタたちはリバプール戦で良かったという評判のヌーノ・ゴメスを推している模様。確かにエデル・ルイスとかよりはヌーノ・ゴメスで良いような気がします。
その他、マキシが少し疲れているので、ルーベン・アモリムが右サイドバックを務めるかもしれません。

ナバルは現在10位ですけれど、あまり順位は関係ないんですよね。下位相手にも苦戦するときは苦戦するし、負けるときは負ける・・・。
ブラガもポルトも今節勝っているので、ベンフィカには大きなプレッシャーがかかります。木曜日の試合に気を取られてポイントを落とすようなことは絶対に避けないと。そのリバプールはプレミアでバーミンガムに1-1の引き分け。O Jogoに詳しく載っていましたが、結構リバプールは木曜日のベンフィカ戦を重視しているようです。マスチェラーノとアッガーを温存、またフェルナンド・トーレスも引き分けの時点で下がっています。O Jogoによると、トーレスが交代するときジェラードの近くを通りかかり、ジェラードが何かトーレスに訊ねると、トーレスは肩をすくめていたとか。ベニテスは「交代は疲労のため」と説明しましたが、トーレス本人としては別に疲れていなかったんじゃ?、交代しなくなかったんじゃないの?というのがO Jogoの見方です。
ファンとしてはもちろんリバプールに勝ってほしいけれど、二兎を追うものは一兎を得ずと言いますからね~。ここはきっぱりとELの雑念は振り払って、初志貫徹でリーグ優勝に全力を傾けてほしいです。誰も怪我することなく、勝利できますように! 
試合は現地時間21時、日本時間午前5時からです。

リバプール戦の試合がまだありました:
こんなに腕を引っ張ってファウルにならないのかな?




すごいジャンプ力です! 四回転、軽く行けそうなんだけれど。