A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

アイマール、激怒・・・

2006年08月31日 03時54分49秒 | Liga06-07
私が寝てからこんな記事がエクイポ紙に載ったんですね。


アイマールは動揺して試合を終えた。チームメートたちは試合後、流されたファウルに激怒したカイを落ち着かせなければならなかった。

パブロ・アイマールは、ペレス・ブルルが裁いた試合によって完全に平静さを失いロッカー室に入った。レアル・サラゴサがこうむった裁定と、審判が彼にほとんど保護を与えなかったことに対するアルゼンチン人選手の絶望は、チームメートとスタッフを驚かせるほどのもので、アイマールが捉えられた怒りの発作に気がついた人々は彼を慰めなければならなかった。

彼の激しい怒りを見て、チームスタッフだけでなくビクトール・フェルナンデスもアルゼンチン人選手を落ち着かせなければならなかった。彼が大声で叫んだのは二つの理由から。審判の深刻なミス-ペナルティとフアンフランの退場-と、審判のデポルティーボの選手に対する寛大さと。自分が受けたキックとそれが許されたことに、カイはサラゴサのロッカー室で怒りを爆発させた。
この状況は親善試合のローダ戦で最初の深刻な一章があった。オランダのチームの卑劣なやり方はアイマールのサッカーを押さえつけ、ハーフタイムにはアルゼンチン人選手への襲撃に発展するほどの深刻な論議となった。カイはもみくちゃにされ、ビジャヌエバ医師はなんとか選手を護ろうとして、アイマールの顔めがけて飛んできた手榴弾を受け止めた。よってこの問題はレアル・サラゴサが早く解決したい問題となりつつある。問題はいかにしてということだ。

ビクトール・フェルナンデスはオランダで、チームにアイマールがいると審判のサラゴサに対する敬意が増すと述べたが、リーガの最初の試合はことはそう簡単には行かないことを示してみせた。すでに昨シーズン、レアル・マドリーから来たばかりのセザール・サンチェスは、審判が易々とチームに不利となる決定を下すことに驚きを示していた。危機を感じたゴール・キーパーは公の場で差別的な取り扱いを批判した。

今、同じようなことに不満を感じているのがアイマールだ。物事が違っているバレンシアに慣れていただろうアルゼンチン人選手は、そのことに気がつくのにわずか一試合しか必要としなかった。彼のコルーニャでの恐ろしいまでの怒りはすでにクラブの注意を引いている。試合から二日経ってもまだ、カイの悲痛な反応は、チームメートたちの間にこれまで見たうちで一番激しい怒りだっとして記憶されている。クラブはすでに選手を護るための処置を講じているが、それでももっと何かをすることが必要だ。


パブロ・・・。試合を見ていないから、本当にバレンシアでは取ってもらえていたようなファウルを流されていたのかわからないんですが・・・。
たぶん、頑張りたいのにそうさせてもらえない、審判はファウルを取ってくれない、こういう格下のチームにいるとこんな扱いになるの? 自分がどうしてこんな扱いを受けなくちゃいけないの? みたいにこの数ヶ月我慢していた怒りと悲しみが全部爆発しちゃったんじゃないかな。ユニを着ると人が変わるから、普段の服のときなら受け入れられることでも、ピッチ上で本当にそんな差別的な扱いを感じたのだとしたら、とてつもない怒りと悲しみで耐えられなかったのかも。あんな移籍をさせられて傷ついていないわけないから・・・。

Aupaの掲示板には「まあ、ピッチ上でなくロッカー室で怒り爆発だったのはよかった。忍耐力が充分あるということだ。」とあったけれど、少なくとも去年のは教訓になっていたようです・・・。でも、いつもデポルだなあ。
サラゴサのファンがびっくりしなければいいけど。

今日はなんだか憂鬱

2006年08月30日 16時32分22秒 | Liga06-07
今日は練習がお休み。選手たちはのんびり過ごしているでしょう。でも、私は久しぶりにうんと暗い気分になっちゃいました・・・。

まず朝一番でAupaでデポル戦の採点を見たら、アイマール5点満点中の1点を付けられている・・・。最悪だったという噂のディオゴの次に悪い点なんですけど、そんなに駄目だったのかな。あの表情を見れば、納得がいっていないのはよくわかったけれど・・・。

セサ-ル:2
ディオゴ:0
セルヒオ:2
G.ミリート:2
フアンフラン:2
サパテル:2
ポンシオ:1
ダレッサンドロ:3
アイマール:1
エベルトン:3
D.ミリート:2

ちなみにパブロに対するコメントは、「突発的なプレーで、ダレッサンドロよりも少なく、危険を生み出すこともなかった。彼を中心にチームを組みたてるならば、彼は試合の方向性に対してもっと大きな責任を負わなければならない。」

試合を見ていないからこの評価が正当なものかどうかはわかりませんが、なんとなく想像はできるような。月曜日のメッシを見て思ったのは、ファウルでは止められないほどのプレーなんですよね。アイマールだって調子の良いときにはそういうプレーができている。ファウルでプレーを止められるというのは、本調子でないのでしょうし、イライラしちゃうのはプレッシャーがあるのかもしれません。ファウルが言い訳にならないことはよくわかっていると思うので、とにかくがんば!

サラゴサのニュースは、フアンフランのロハ取り消しのための陳情書を提出。
また、ラペトゥラ杯(?)の75周年記念試合の相手がようやく決まりましたが、なぜかイタリアのリボルノ。ミランやスポルティング・リスボンの名前の後に聞くと、あまりにも格下なので、サラガサファンからは抗議の声。でもね、セリエ9位で、ユベンタス降格などの影響で今年はUEFAカップにも出場するらしいから、サラゴサより格上ですよね・・・。ミランなどは出場料が高すぎて話がまとまらなかったようです。はあ(重いため息)。

最後に、Aupaの掲示板の書き込みについて。
Aupaで、バレンシアのファンサイトforocheでのアイマールに対する中傷が話題になっていました。基本的にはバレンシアのファンサイトなんだから好きなことを書けば?という意見が主。そのうち本物のバレンシアニスタが書き込みを始め、シルバのほうが良いよ~って。そんな議論をサラゴサのファンサイトで読みたくないので真剣に読んでいませんが、次に多分アルゼンチン人の人が書き込んだ内容がショックで・・・。
長いこと私はforocheに参加してきた。バレンシアニスタでもサラゴサファンでもなく、ただアルゼンチン人選手(特に元リーベルの選手)の様子を知るために。そこではいつもアイマールへの賛美ばかりだった。

ところが、彼の病気の後からは、私の書き込みはほとんどまったく掲載されなくなり、彼のことが話されることは少なくなったことに私は気がついた。

人々はいつも85%がアイマールを支持していた。今はわからない。しかし同じことがバルサの掲示板とアンケートでサビオラについても起こった。

今更時間は戻せないから、もうあまりこのことは書きたくないのですが・・・。ただ一つだけ、アイマールが自分はもう愛されていないと思いこんでバレンシアを去ったのでなければいいな。ファンに感謝していたから、大丈夫でしょうか・・・。

試合のダイジェスト

2006年08月29日 16時23分27秒 | Liga06-07
こんな後姿のはっきりしない写真を載せるのもどうかと思いましたが、まあ一応。
Aupaに月曜日の練習と昨日の試合のニュース動画がアップされていたので、早速見ました。最初の感想は、このミツバチ・ユニ、意外にアイマールに似合っていて可愛い・・・。って、どこを見ているのか。画面が小さすぎてプレーの様子なんて全然わからないんだもの。FKが外れたあと、「あーあ」という表情がアップになるところ、試合終了後のものすごくイライラした、フラストレーションが一杯のような表情、容姿的にはとても美しいです。でも、練習風景では何かに腰掛けて身じろぎもせずどこかを見つめているし、ちょっと落ち込み気味かも・・・。Pablo, you can do it! I always believe you can... 

夕方からは、GolTVのダイジェスト番組を見ました。大してAupaのアラゴンニュースと長さは変わらなかったなあ。パブロのFK後のアップは出てきたので、またじっと見ちゃいました。それ以外に画面に映ったのは、最初のゴールに繋がるダレッサンドロにパスをするところ(でも、ディフェンスに詰められているからパスではなくボールがこぼれただけかも)、エベルトンのゴールのとき真ん中に詰めていて走っていくところぐらい。
また、ガビイ・ミリートのPKになったカプテビージャをエリア内で押さえたというプレイも、フアンフランが暴力行為をしたというシーンも、まったくカメラは捕らえていなくて、確かにテレビで見ていたら「はあ??!!」だったでしょうね。
フアンフランの行為はどんなに探しても映像がないため、ロハの取り消しを求めることが事実上難しいようです。左サイドバックの控えの選手まで昨日1ヶ月の怪我を負い、いきなり選手層の薄いサラゴサ、ピンチ・・・。

火曜日の練習はお休み、水曜日から練習に復帰ですが、9月3日に行われる予定だった親善試合はまだ相手が決まらないそうです。ミランの名前が挙がっていましたが、金銭条件で折り合わず白紙に。今はベンフィカとモナコが候補となっています。去年は、カンテラ11人が出場したレアル・マドリーと試合をしましたが、そんなスター不在の試合は今年は避けたいというのがクラブの目論見。 
どちらにしろ代表選手はいないわけなんですが。そういえば今日セルタ-バルサを見ていたら(メッシは大変良かったです)、GolTVがブラジル-アルヘン戦のライブ中継を宣伝していて、がーん! どうせ放送ないだろうからいいやと思っていたのに、放送あるのね・・・。

今日のダイジェスト番組中で、バレンシア-ベティス戦を見ました。もちろん土曜日に試合のライブ放送はあったのですが、そのときはどうしても見る気になれなかった。アイマールが自分の希望でサラゴサに行ったなんて未だに信じられないので、パブロのいないバレンシアの試合を見るのは私にはとても苦痛だったから。でも、今日ダイジェストを見たら(ダイジェストだったからかもしれないけれど)、思っていたほどは辛くなかったかな。新しい21番を見ても、それほど胸が痛まなかったし。ユニがずいぶん変わったのもあるかもしれません。意識的に自分からは遠いクラブだと思いこませようと暗示をかけながら見ていたところもあるかな(ややっこしい)。このまま平静な気持ちになって、いつかちゃんと試合が見れる日が来るでしょうか・・・。
 




[リーガ第1節]デポルティーボ・ラ・コルーニャ3-2サラゴサ

2006年08月28日 17時07分27秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
愕然とすることには写真がこのちっぽけなの一枚しかない・・・。サードユニだったようですね。ボルシア・ドルトムントみたいで違和感ありすぎ。

試合のほうですが、弱小チームを応援するというのはこういうことなのね、と現実を突き付けられるような展開でした。アイマール本人も滅入っていないかしら~。
8分に、ダレッサンドロの素晴らしいパスを受けたエベルトンがディエゴ・ミリートにunselfishにパス。ディエゴが見事に決めて先制。バレンシア的展開からすると、このまま守って終了も夢ではないわけですが、わずか8分後ディフェンスのミスから同点にされてしまいます。さらに37分にガビー・ミリートがPKエリア内でカプテビージャと争ったとかでPKを取られ、あっという間に2-1。後半サラゴサは試合は支配していたようですが、69分フアンフランが肘打ちしたとされて、なんとロハで退場。73分アリスメンディに駄目押しの3点目を決められ、80分にエベルトンが1点返しましたが、追いつくことはできませんでした。

こんな試合が続くようでは、私の週末は9ヶ月間おそろしく不機嫌なものになりそう。
サラゴサのラジオは無事聞けましたし、Asの文字テキスト、Aspaの掲示板を読めば、試合の様子は大体わかるようです。ラジオは、でもラジオ9みたいに能天気でなくて少し暗い雰囲気ですよねえ。慣れなかったから少しわかりにくかったような。サラゴサのゴールコールが妙だし、相手チームのゴールをはっきりアナウンスしてくれないから、3点目を入れられたのかどうかしばらくわからなかったり。

サラゴサのファン、新聞ともディフェンスの崩壊と審判の不公正さに激怒といった感じ。
エクイポから抜粋:


ペレス・ブルルが主役。すべての注目がアイマールとダレッサンドロ、ディエゴとエベルトンのゴール、ビクトールの復帰に集まる中、審判がレアル・サラゴサの得点を阻んだ。

アイマールのデビュー、ビクトールの復帰、ディエゴとエベルトンのゴール、アガピトの新プロジェクトの日に、審判が主役となったのは残念なことだった。現実は、何も変わっていない。またもやペレス・ブルルはサラゴサに害を与えた。非常に厳しいペナルティをサラゴサに与え、アルベロアがエリア内でエベルトンと争ったことには警告を与えず、最後のディフェンダーだったカプテビージャはロハではなくイエローのみ。フアンフランの暴力行為は審判と線審だけが目撃した。



ぺリオディコより抜粋:


不吉な審判と未熟な守備がサラゴサを阻んだ。

この夏サラゴサでは多くの変化があったが、ある種のことは変わらないままだ。審判はサラゴサを罰し続け、チームは発想の足かせとなるような守備の未熟さを見せ続けている。
ペレス・ブルルはリアソールでその名人芸を発揮した。ガビー・ミリートに恐ろしく厳しいPKを与え、チームのベストな時間帯にフアンフランを退場させ、同じ基準でファウルを裁かなかった。彼はデポルティーボが行きすぎた激しさでファウルをするのを許し、その主な犠牲者はアイマールだった。
しかし審判だけが敗戦の理由ではない。最初と3つ目のゴールの原因はサイドの未熟さと混乱にあることを指摘することも必要だろう。
リアソールでの試合は、ビクトール・フェルナンデスとアイマールの新チームの明るい未来を予感させるものだった。チームには土台があり、ある時間帯(主に後半の最初の30分間)にはゲームは良い流れだった。ファンたちには希望を抱く理由はあるが、まだ改善の余地がある。


今日の試合ではダレッサンドロがとても良い出来で、パブロはそれほどでもなかった模様。でも「アイマールは良かった」と書いている人もいますね。とにかくボールを持つたびにファウルをされていたようで、最後はうんざりしちゃったのかな。
ぺリオディコより抜粋:


パブロ・アイマールは敵の激しさに調子を狂わされて終わった。

彼は前もって知られている存在で、厳しいマークにさらされるのに時間はかからない。デポルティーボは(そしてリーガの誰もが)この中盤の選手の足がサラゴサのチームの攻撃をつかさどっていることを完璧に知っている。スローガンは明らかだ:それを止めろ。相手がその戦意と争いで際立ち、審判がファウルを宣告するときの基準を明らかに変えるような悲惨なパフォーマンスを見せるときには、そのスローガンは特に有効だ。アイマールを阻む要素はあまりにもたくさんあり、彼は最後は過敏になってしまったが、ビクトールが試合後に言ったように、不法なファウルには慣れるしかない。

アイマールのようなスペクタクルを約束するような才能がスペインではほとんど護られていないのは悲しいことだ。マラドーナはいつかお金を払ってでも見たい選手だと彼のことを言ったが、敵が彼を蹴ったり、掴んだり、押したりしていては、プレイをすることはとても難しい。サビオも多くのファウルを受けたが、同じことがアイマールにも起こっている。アイマールは、理解を求め、彼を止めたのは不当なファウルだったことを説明するため、うんざりするほど審判に話しかけたが、何の役にも立たなかった。苦い試合は終わり、最後の15分間彼はほとんど消えていた、それ以外の時間はとても試合に参加していたのだが。

セルヒオ、コロッチーニ、カプテビージャはアイマールをマークする仕事をうまくこなし、イエロー2枚だけで済ませた。そして最後に退場になったのはフアンフランのほうだった。なぜならファン・ロドリゲスがリアソール劇場でハリウッド俳優なみの演技を見せたから。ペレス・ブルルがカイに認めたファウルは5回だったが、ピッチではもっとずっと多くのファウルがあった。最初のファウルはセルヒオで、試合が簡単なものにはならないことを示すためのものだったが、アイマールは怖がったりはしなかった。最初のアルゼンチン人選手の審判への抗議は開始20分になる前のこと。明らかなカプテビージャのファウルだったが、ペレスはアイマールと言葉を交わした後も態度を変えなかった。
後半アイマールは、ボールを要求し続け、いくつかの正確なプレーを見せた。ファウルされた場所からの惜しいフリーキックも放った。その少し後、彼は多くの不当なファウルと審判の不適切な態度に嫌気が差し、調子を乱され、屈服した。慣れるしかないことだが、そうすることは簡単ではない。


うーん、ファウルされるのはもうとっくに慣れているはずなんですが、余裕を持って流せるときと、ものすごくイライラしちゃうときとがありますよね。今日は記事を読む限りではイライラの日だったよう。カプテビージャとか、去年は鼻の骨を折られているからなあ。今年は少なくとも怪我がなくて良かった・・・。
明日1分程度のダイジェストがGolTVで見れますが、パブロが映っているかどうか微妙です。

DEPORTIVO 3
ZARAGOZA 2

Deportivo: Aouate, Barragán, Lopo, Arbeloa, Capdevila, Coloccini, Sergio, Arizmendi (92'), J. Rodríguez, Riki (72'), Bodipo (54'), Munúa, M. Pablo, Rodri (92')s.c. Verdú, Cristian (54'), Estoyanoff (72'), Taborda.

Zaragoza: César, Diogo, G. Milito, Sergio, Juanfran, Zapater, Ponzio (79'), D'Aless. (79'), Aimar, Ewerthon, D. Milito, Miguel, Óscar (79'), Movilla, S. García, Lafita, Celades (79'), Piqué.

goles

0-1 (8'): D. Milito culmina a placer una jugada colectiva.
1-1 (16'): J. Rodríguez resuelve en el área pequeña.
2-1 (37'): Sergio, de penalti.
3-1 (73'): Arizmendi.
3-2 (80'): Ewerthon.

árbitro
Pérez Burrul



PREVIA [リーガ第一節]デポルティーボ・ラ・コルーニャ-サラゴサ

2006年08月27日 16時59分30秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
今、タイトルを打つときに、つい指が動いて間違ったチーム名を打ちそうになってしまいました。もうここまで来たのだから、後ろを振り返ることなく進まなくては、と自分に言い聞かせつつ・・・いよいよ開幕ですね。滅茶苦茶緊張します。
ラ・コルーニャにはチャーター機で飛んだそうですが、右の写真はそのときのものでしょうか。また見事にオレンジ色で(苦笑)。リュックに重荷がいっぱい詰まっていそうな、そんな写真ですが、大丈夫かなあ。

サラゴサの新聞はどれを読んでも夢と希望と期待に満ち溢れたプレビューを載せていて、息苦しくなるほど。アイマール、みんなの期待を一身に背負わされています。
掲示板を読むと、「メンバー的にデポルより断然上だから勝てる!」という意見が圧倒的なんですが、サッカーは面子では勝てないことを去年とおととしのバレンシアから学んだ私はとてもそんな楽観的にはなれません・・・。
パブロの苦境にかまけていて全然知りませんでしたが、デポルもクラブとしてかなりの苦境に陥っていたんですね。昨シーズンのメンバーで残っているのは、カプテビージャ、コロッチーニ、セルヒオ、アリスメンディの4人のみ。(ムニティスは一体どこへ?)後は新加入の選手と一部でプレーするのが初めての選手などで構成される模様。でも、プレシーズンはACミランに勝っていたり、チームの調子は良さそうです。昨シーズン一部でプレーするのが初めてだったGKに完封されたりした試合のことなどを思い出すと、若い選手たち相手だから勝てるなどとは到底思えません。

一方サラゴサのほうは、エベルトンが無事召集に間に合いました。
召集メンバーは:
Cesar, Miguel, Diogo, Cuartero, Oscar, Gabriel Milito, Movilla, Aimar, Sergio Garcia, D'Alessandro, Juanfran, Ponzio, Lafita, Celades, Ewerthon, Pique, Zapater, Diego Milito y Sergio Fernandez.

予想スタメンは: 
__________Cesar_________
____Milito________Sergio___
Diogo_____________Juanfran
_________Zapater_________
Ponzio____________Andresito
__________Aimar__________
____Ewerthon___Diegol______

スタメン中、アルゼンチン人が5人。ディオゴとエベルトンを合わせると、7人が南米の選手です。スペイン人はセサル、セルヒオ、フアンフラン、サパテルの4人のみで、ビジャレアルもびっくりの南米チームですね。
AupaのPreviaこのページは過去の対戦成績や当該審判の下での成績がわかって見やすいです。

ビクトール・フェルナンデスの話:
「私たちが待ち望んできた瞬間がやってきた。フィジカルワークに費やす日々だったプレシーズンは長かった。観客の前で3ポイントのために戦う試合を選手たちは熱心に待っている。良い始まりにすることが大切で、多くの希望を持っている。私たちは15日前よりも良くなっているが、それでもまだ改善の余地はある。なぜなら変化には時間がかかるものだから。デポルティーボも我々も未知のチームだ。」
まだチーム作りの途中なのかしらと思わせる発言ですね。でも掲示板にも書いてありましたが、もうアイマールに言い訳は許されない・・・。

リアソールのピッチは、きのこ(!)が生えてひどい状態だそうです。何人か選手が怪我をしたらしい。勝利を目指して、でも怪我だけはどうかしませんように。怪我は負けよりもずっと怖いから。

WOWOW・・・

2006年08月26日 16時20分43秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
昨日の練習試合の写真、たった一枚だけありました。キャプションにアイマールとあるけれど、小さくてよくわかりませんよね。足が細いからたぶんパブロなんでしょう。顔も痩せた? こんなにインフォーマルな試合だったとは知りませんでした。
サラゴサでの写真って、どれも素人が撮ったようなぼけた写真ばかりなんですが、プロのカメラマンはいないのでしょうか。サラゴサ・オフィシャルには「あなたの撮った写真をウェブページに載せたいときの連絡先」欄があるくらいですから、専属カメラマンはいない模様です。試合も見れない上に写真もろくにないなんて・・・。

ところでWOWOWの顛末を読んで、呆れてしまいました。リーガ開幕までに交渉が間に合わなかったって、どんなことでも起こるアメリカでならありそうな話ですし、実際私もGolTVに決まるまではそれを怖れていましたが、まさか日本で!! 
GolTVのほうの試合予定は、さっきチェックしたら5試合になって、試合にも変更がありましたが、がっかりすることに私には関係ないものばかりです(涙)。セビージャ-レバンテがバスク・ダービーに変更、マドリ-ビジャレアルが火曜日に放送。開幕戦だからか5試合も放送されるのに、一番見たい試合がないなんて悲しすぎる。覚悟はしていたけれど、この状態に慣れるのは相当時間がかかりそう。まったく、なんという移籍をしてくれたのでしょう。ちょっとは君のプレーを楽しみにしていたファンのことも考えてくれたの??!・・・とついアイマール本人に八つ当たりして問いただしたくなります。考えたわけないことはわかっていますが。

サラゴサのニュースは、エベルトンがウイルス性の胃腸炎でデポル戦がピンチ。また胃腸炎かあ。どこのチームでもあるものなんですね・・・。最初は盲腸が疑われたらしいですが、検査の結果その可能性は排除。土曜日の最後の練習まで経過待ちですが、もし間に合わなかった場合は、セルヒオ・ガルシアが先発となる予定です。セルヒオ・ガルシアはプレシーズンでチーム最高の10得点を挙げ、目下とても好調なのでそれほど問題はないかも。掲示板ではセルヒオとあまり調子のよくないディエゴ・ミリートのどちらをスタメンにするか議論がされていたほどですから。

リーガ開幕を前に、そのエベルトンを除く選手全員と監督、チーム関係者が大聖堂の処女マリア像に花を捧げる伝統的儀式を行ったとか。そんなしきたりがあるんですね。とってもカトリックな雰囲気。

ダレッサンドロのインタビューが載っていました。まだ100%の状態ではないのだそうです。あの筋肉の拘縮は結構時間がかかるから。「どんな形であれ勝つことが大切。」と言っています。
デポル相手だと、まあ難しい試合にはなるけれど勝てるだろうと習慣的に考えがちですが、今パブロがいるのはサラゴサ。アウェイでは圧倒的に負けています(あらら~)。引き分けが現実的な目標という考え方も。でもダレッサンドロの言うとおり、どんな酷い試合でもとにかく勝ってくれればと思いますね。(←そういうのはサラゴサじゃないのかな??)

この日以降の記事はこちら:リーガ06-07


練習試合に4000人以上

2006年08月25日 16時21分42秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
でも、これってアイマールのプレゼンテーションに来た人より少ないですよね・・・。練習にこれだけの人が集まるのはすごいというのが新聞の論調ですが。(で、なんで写真が一枚もないの?!)

試合のほうは、前半は控え組、後半にスタメン組がプレイ。後半のメンバーは、ディオゴ、セルヒオ、ガビー、フアンフラン/サパテル、ポンシオ、ダレッサンドロ、アイマール/エベルトン、ディエゴ・ミリートで、これがデポル戦のスタメンになると予想されます。サパテルがワンボランチ、ポンシオが右、ダレッサンドロが左ですね。結果は、前半3-1、後半が終わって5-1。得点者はオスカル、ロンガス、セルヒオ、エベルトン、ガビイ。

パブロの調子ですが、うーん、それがよくわからない。実際に試合を見た人たちの書きこみを読むと意見がばらばらなんです。

子どもを相手にプレイしているようだった。バレンシアのアイマールとは違うように見える。もっと快活で、もっとボールタッチが多く、もっとスピードの変化。

素晴らしいアイマール、記憶に残るプレーと必殺のラストパス。この選手は視野を持っている。少しの幸運があればサラゴサでとても大きな存在になるだろう。

パブリート・アイマールのプレイを見るのは大きな喜び。

羨ましいよねえ、パブロのプレーを見れて・・・とため息をついていたら、
みんなが言っていることと違って、アイマールはほんの少ししかプレーしていないように見えた。冷淡な感じで取るに足らない。でも、もちろん試合では違うのだろう。

ええっ?! ほんとに他の人の意見と全然違うんですけど。ただ新聞でも今日の観客を立ちあがらせるプレーはダレッサンドロのものだったとあるので、パブロが誰をも納得させる出来でなかったのは確かなのでしょう。まあ、怪我明けですし・・・それともポンシオも代表召集されたのに自分はされなかったから?

パブロの調子も心配ですが、チームの調子も・・・。上の意見を書いた人によると、サパテルが孤立気味、ポンシオ、ダレッサンドロ、アイマールの間でボールを回しすぎて、ポンシオがボールを失い、それを取り返すためにファウルというのがとても多いそうで。また新聞でも試合レベルのスピードがなく走り込みが必要とありましたが、開幕三日前でこれで大丈夫かな。私の経験ではプレシーズンが良くないチームは、シーズンが始まっても良くないんですよね。

9月3日のアルゼンチンがブラジルとロンドンで試合をする日は、サラゴサも親善試合を計画しています。ミランを呼ぼうと企んでいるようですが、果たして来てくれるのでしょうか。来たとしてもカカはいませんね。
ビクトール・フェルナンデスのインタを読みました。こういう調子でパブロを誘ったのねえとなんとなくわかる内容。「人々をハッピーにするようなサッカーをしたい」と言っております。パブロもよくそう言っているものね・・・。

今日から娘の現地校が始まり、私たちの夏休みも終わりました。6月17日から始まった夏休み、そのうち6週間も娘は現地校と日本人学校のサマースクールに行ったので、意外にあっという間に過ぎていました。実生活ではたくさん旅行にも行けたし、それなりに楽しかったのですが、アイマール関連ではあまりにもpainfulでanguishに満ちたありえない日々でしたよ・・・。
いつだってこれだけ試練を与えられれば次はきっと良いことがあると思ってきたけれど、なんだももうそれも信じられない。病気から復帰したとき、Oleに「最悪なときは過ぎた」という記事が載ったけれど、それからもっと最悪なことが何度も何度も起こったものね。最悪なことはもう終わりだなんて簡単には信じられない。こんなにネガティブな気持ちも、パブロの良いプレーを見ればあっという間に消えてしまうのにな・・・。


悲観主義

2006年08月24日 16時21分07秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
練習情報は大してありませんが、水曜日は2部練習。午前中の練習では、ガビー、ディエゴの兄弟とアイマールは別メニューでしたが、午後は通常の練習をこなしたそうです。(あれ? パブロとガビーはともかくディエゴ・ミリ-トは通常の練習なんかして大丈夫なの?)ぺリオディコ紙は、3人ともリアソールでスタメンだろうと書いております・・・。
 
また木曜日にはロマレダで、デポル戦を想定してスタメン組みがサラゴサBとの練習試合を行う予定(19時より)。これは無料でファンに公開されるようです。明日は少しは写真があるかな? グループ練習に復帰したばかりのパブロが試合に出るのかどうかはわかりません。

Aupaの掲示板では「悲観主義」というスレッドが立っていて、ファンの浮かれ気分を憂える意見が。新加入の選手について悲観的な立場からの意見はこんな感じ。
フアンフラン:Turquia(ってどこ?)でもオランダでも活躍せず、セルタと共に降格
セルヒオ:やはりセルタと共に降格
ダレッサンドロ:ドイツで活躍できなかった、未知数
アイマール:どれだけの試合でプレーできるだろう? 彼の虚弱さを考えなければ。
ピケ:活躍するとマンUが彼を呼び戻すだろう

別な人は、
多くの変化があり、期待感が溢れて、チームには多くの希望がかけられている。チームをめぐり浮かれ気分と楽観主義が多すぎると考えている人もいて、私もその一人だ。でももちろん、このチームが平凡で去年より劣るチームだと考えているわけではない。もしもスタートが良ければ調子に乗ることができるだろう。上手く行かなければ、2部に降格するかもしれない。サッカーではよく起こることだ。冷静になろう、リーグは長いのだから。

そうですね、個人的にはサラゴサのファンには悲観的になってもらったほうが嬉しいぐらいかも。私自身はものすごく悲観的なんで・・・ごめんなさい。なんでかって? 

去年11位で2年前は2部落ちしていたチームが急に強くなるとは思えないから。アイマール一人がたとえがんばっても、バレンシアでだってチームを救えない試合が多かったのに、サラゴサで救世主になれるとは思えない。やっぱりチームには守備力などの土台が必要で、サラゴサにそれがあるのかどうか全くわかりません。
一人でがんばろうとすればするほど、いつも無理がたたって怪我や病気に悩まされる悪循環も怖い。サラゴサのようなチームのほうがプレッシャーが少なくて伸び伸びできると言う人も多いけれど、そうかなあ。全国レベルの注目は少ないでしょうけれど、地元からのプレッシャーはずっと大きいんじゃないかな。
あとはフィジカル・トレーニングが新チームでどれくらいできるのかも疑問。去年あんなに上手く行っていたのに・・・。

楽観主義者からの書きこみも。パブロについて
虚弱、確かに。だがバレンシアでは充分にスタメンの座を確保していた。選手としての質には疑問の余地がない。

私がちょっぴり明るくなれるのは・・・前にフォワードが二人いる、監督は一応名が知られている。それから、もしかしたらここでは前よりも幸せにプレーできるのかもしれない、できたらいいね、というかすかな期待を持てる・・・それぐらいかな。


別メニューで練習

2006年08月23日 16時58分59秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
ずっと前の写真ですが、見落としていたので載せておきます。先週のヒムナスティック戦ですね。こんなに大きい写真は久しぶりに見ました(涙)。ユニフォームはまったく違和感がありませんが、8番というのがまだ妙な感じです。
サラゴサのオフィシャル、本当に写真が少なくてイライラします。もしかして複数の写真をアップする方法を知らないとか?(私も最初は知りませんでしたけど。)
この前real@realzaragoza.comに“¡más fotos, por favor!”とメールしましたが、読んでくれたんでしょうか。      

さて火曜日の練習ですが、アイマールはやっぱり別メニューでの練習だったようです。ディエゴ、ガビイの兄弟と共にジムとランニングをしたと書いてありました。ただディエゴ・ミリートが一番深刻なようで、ローダ戦で伸ばした靭帯の回復が遅れデポル戦は難しいようです。パブロとガビイは日曜日の試合は大丈夫だろうとのことですが、さて? パブロの右膝はもうほとんど痛みはないとあるのですが、結局なんだったのでしょう。打撲?
また、アイマールは日・月曜日と二日お休みがあったのを利用してバレンシアへ行っていたよう。考えたら、アルゼンチンから戻ってきて二日後にはサラゴサに行く羽目になり、それから三週間というもの毎日練習、オランダ合宿、イタリアでしたもんねえ。もしや引越しもまだできていなかったのかもしれません。お休みが一日では絶対引越しなんかできないもの。移籍って本当に大変だよね・・・と勝手に私のほうが疲れていたり。

アメリカでは開幕戦の放送カードが発表になりました。バレンシア-ベティス、ラシン-アトレティコ、セルタ-バルサ、セビージャ-レバンテの4試合で全部ライブです。去年だったら大喜びしたのでしょうけれど・・・。
日曜日19時開始の試合からのチョイス、ラシン-アトレティコでなくてデポル-サラゴサにしてほしかったな(涙)。この先3ヶ月ぐらい先のバルサ戦まで放送の可能性がありません。しかも今節もマドリ-ビジャレアルがたぶんHD放送行きなように、マドリとバルサの試合は交互にHD放送されるので、運悪くサラゴサがそれにぶつかってしまう可能性もあるわけで。憂鬱です。

暗くなっていてもしかたないので、またまたサラゴサファンの考えるデポル戦での布陣図でも。いつもはちっともフォーメーションなんかに興味はないのですが、こうして載せないと選手の名前やポジションを覚えられないんですよね。放送がないと名前と顔は当分一致しそうもありませんが。

監督が考えているだろう布陣
---------------------------CESAR------------------------------

DIOGO---------SERGIO----------GABY------------JUANFRAN

---------------------------ZAPATER---------------------------

-------------PONZIO--------------------DALESSANDRO-----

---------------------------AIMAR---------------------------------

-------------------EWE----------------DIEGO--------------


あるファンが薦める布陣
---------------------------CESAR------------------------------

DIOGO---------PIQUE----------GABY------------JUANFRAN

---------------------------CELADES---------------------------

-------------ZAPATER----------------DALESSANDRO-----

---------------------------AIMAR---------------------------------

------------------EWE----------------DIEGO-------------- 


ディオゴが間に合わなかった場合は(ようやく今日レンタル獲得が発表)、そこにポンシオ? ダレッサンドロの替わりにオスカルを推す人もあり。またサパテルは一人で中盤の底はできないので、ポンシオとダブル・ビボーテを組み、アイマールとダレッサンドロをFWの後ろに並べるべきと言う人も。試合見れないのでは、どんな布陣がいいかなんてわかりっこありませんけれどね!!(あれ、またそこに戻ってしまった・・・。)

アメリカではGolTVで決まり?

2006年08月22日 15時11分52秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
正式な発表はないのですが、週末のテレビ放送リストにGolTVでリーガの試合がアップされました(まだチームは未定)。どうやらGolTVが放映権を取った模様です。特別GolTVが良いわけではないのですが、放送がないよりはいいし、別の衛星放送でしか見れないチャンネルに行っちゃったらアンテナごと解約して別の衛星放送を契約するという面倒な事態になるところだったので、とりあえずほっとしました。
どちらにしろサラゴサの試合は望み薄ですけどね・・・。まあ少なくとも2分間ぐらいのダイジェストは見れるから(淋)。アーセナルTVやリバプールTVの放送があるけど、本当にファンの人たちが羨ましい。必ず全試合見れるわけでしょう?!サラゴサTVなんてあるわけないし(バレンシアですらなかったのに)、いっそアイマールTVとかあったらいいのになあ(本人が絶対に嫌がりますね)。それはさておき、きっと日本でも今日明日にもリーガ放映権の行方が発表されるのではないでしょうか。どうぞスカパーでありますように。4年間WOWOWだったりしたら気絶しそうです。

今日月曜日はサラゴサの練習はお休み。火曜日の19時から練習が再開されます。右膝を痛めていたアイマールとガビイ・ミリートは二人とも通常通りの練習をできると予想されています。
また今日にもようやくディオゴのマドリーからのレンタル移籍が発表される見込み。買い取りオプションつきの一年のレンタル契約となるようです。これで今夏のサラゴサの移籍は終了となる予定ですが、エクイポだかは最後のサプライズとしてパブロ・ガルシアをクラブが狙っていると書いていました。(サビオラじゃないのね、と少しがっかりした私。)

昼間にAupaの動画や掲示板を眺めました。ローダ戦のアイマールのゴール、ゴラッソですね♪ 画面が小さいので目を凝らして見ないとわからないのが悲しいですが、シュートの前のディフェンスを交わすところもわくわくするようなプレイです。この試合でのパブロについては、掲示板でも「疑いなくチームで一番の才能を持った選手」「このチームには少し贅沢な選手かも」「アイマールがいて困るのは、他の中盤の選手の出来が良くなく見えること」「プレシーズンにしては調子が良すぎるほど」なんて書かれていました。

ただチームとしての機能はどうなんでしょう・・・。今日の時点ではみんな少し悲観的になっているようでしたが。どうも当初の予定のダイヤモンド型の中盤が期待通りには機能していない様子。ダレッサンドロの左サイドは今一つのようで、やっぱりトップ下で起用しないと駄目らしいです。「縦への突破が少なく、スローで、自分のためにプレーしてくれる選手を必要とするリケルメ・タイプ」と書いている人がいましたが、そんな選手でしたっけ?! 南米予選の試合しか見たことありませんが、全然違う印象でしたけど。
どうやってビクトール・フェルナンデスはダレッサンドロとアイマールの二人を使っていくのでしょう・・・。パブロ、左サイドもできないことはないから、結局左に行かされちゃったりして。

みんなの意見では、フアンフランがものすごく良い(思った以上に)、サパテルもとても良い、ガビイ・ミリ-トも安定していて良い。
それに対してポンシオに批判的な人が多数。エベルトンも去年のようなスピードが大幅に欠けているそう。
ローダ戦のフォーメーションは下のようでしたが、このアイマールをトップとする中盤が問題なんですよね。ダレッサンドロが怪我をしていたのでオスカルが左サイドに入っていますが、ダレッサンドロもオスカルも中央の選手でサイドは長所が消されがち、またサパテルも中央の選手だそうで・・・。サラゴサ的にはアイマールじゃなくてサイドの選手を取るべきだったのでは、という気がするけど今更言ってもしかたないか。

-------------------------CESAR-------------------------------

PONZIO---------SERGIO----------MILITO-----------JUANFRAN

-------------------------CELADES----------------------------

----------ZAPATER-------------------------OSCAR-------------

------------------------AIMAR----------------------------------

----------------EWHERTON-----------DIEGO M.----------


右膝と代表のこと

2006年08月21日 17時59分08秒 | インタビュー(Entrevista)
さきほどカリフォルニアの自宅に辿りつきました! なんともう午前1時半近くなんですけど、あまり眠くない・・・というのは出発してきたところではまだ午後10時半だから。

というわけで、あまりニュースをじっくり読んでいないのですが、気になったところだけ少し書いておきます。

アイマールの右膝の違和感ですが、ヘラルドによると、金曜日の練習ではまったく問題がありませんでした。ところがサラゴサの空港に到着したときに医師に小さな痛みがあることを知らせ、その痛みは深刻になってローマに到着したときにも続いていました。医療スタッフが調べたところ、特に異常は見つからなかったため、アイマールは100%のコンディションではありませんでしたが試合に出場したいと主張。しかし結局チームのスタッフは危険を犯さないことに決めたのだそうです。監督によると、「もしリーガの試合だったならアイマールはプレイしたことだろう」。この記事によると特にこれ以上の検査は予定されていないようなことが書いてありますが、他のニュースを読んでいないので詳しいことはわかりません。また明日ゆっくり読んでみます。あっ、オフィシャルには日曜日には痛みがずいぶん治まり、火曜日の練習には参加できそうと書いてありますね。うーん、そうだといいけどなあ。

もう一つ、代表のことですが、20日にアルゼンチンのコルドバの新聞"Día a Día"にパブロが話した内容がヘラルドに載っていました。


「ワールドカップでは、もっとたくさんの時間プレイしたかった、でもこれを何か論議を呼ぶようなこととして取られたくない。誰かの批判を言っているわけではない。監督は、優れていると思う選手を選ぶ。ワールドカップに行かなかった選手たちは200万人いる、彼らはプレーしたいという希望を持ったままだった。僕はペケルマンに不満があるわけではない。」

バシーレについて
「すでに代表の監督をしたことがある人で、今その仕事をするのにふさわしい。彼がよい仕事をすれば、代表は上手く行くだろう。(←自信がない!) 個人的にはいつも代表にいたい。でも全てはサラゴサでのプレイにかかっていることを知っている。僕はアルゼンチン代表で不動の存在だったことは一度もなかった。」


もうアイマールの発言には慣れていますが・・・もっとプレイしたかった、ペケルマンに不満があったと言ったって、全然論議を呼ばないと思うけれど。サッカー選手だったら誰だってそう思うんじゃない? 200万人の選手と代表に選ばれた選手を比べるのも無理がありすぎ・・・。そう自分に言い聞かせていたのかしら。もっと自分に自信を持たなくちゃ!

今日はとりあえずこのへんで。
GolTVのスケジュールを見ると、去年ならリーガの試合が入っていた土日の時間帯にブンデスリーガやコロンビアのリーグの試合が予定されています・・・。リーガもセリエも(セリエは別にいいけれど)アメリカで今年は放送されないのかな(かなり絶望的)。




あまりいいニュースはないですね

2006年08月20日 14時12分31秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
今日が夏休みの旅行最後の日。前の芝生で結婚式が行われていて、音楽が風に乗って聞こえてきます。さっき外を見たら、海に虹がかかっていてびっくり。

でも、アイマールについては良いニュースはないですねえ。代表には予想どおり落選してしまったし・・・。メンバーを見ましたがあんまり知っている選手はいませんでした。ずいぶん変わったなあという印象です。ま、クラブでがんばるのみですね。(でも、去年の今頃の自分のブログを読んだら、やっぱりクラブでがんばれば・・・と同じことが書いてあって、ちょっと悲しくなりました。)

そしてローマ戦も、ひざに違和感があってプレイしなかったんですね。ひざの違和感なんて初めて聞いたので心配。

ではでは、これから夜のお食事に。明日は飛行機に乗って自宅に帰ります。

もうすぐローマとの試合なのね

2006年08月19日 18時17分10秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
まだ南の島にいるのですが(波の音がどどーんと部屋の中まで響いてきます)、1週間ぶりにネットに繋ぐことができたので、ちょこっとニュースを眺めてみました。
この前の日曜日の試合(ローダ戦)は調子が良かったようですが、水曜日の試合は「駄目な人」に選ばれていましたね、アイマール・・・。後半に出場したけれど何一つ貢献しなかったばかりかイエローまでもらったとか。すごい過密日程だから疲れていたのかなあ。
そのうえ、土曜日はローマとの試合ですって?! しかも土曜日の朝チャーター機で出発して昼前にローマ郊外の空港に到着、夜に試合をして、翌日曜日の昼過ぎにサラゴサに戻ってくるのだそうです。疲れそう・・・。

Asを読むと、今までは対等の相手との試合だったが今度は自分たちよりも力が上の相手なので本当の力を試される、特にアイマールが機能するかどうかが注目と書いてあって、一気にのんびりバカンスムードが吹き飛んでしまいましたよ。ぶるぶる、怖いです・・・。
どこかで放送があっても良さそうなカードですが、その前にこんな島にいたのではどちらにしろ見れるわけがありません。

この一週間PCを見れないままずっと心配だったのは、アメリカでのリーガの放送権がまだ決まっていないこと。今チェックしたらまだ決まっていないようです(涙)。開幕まであと一週間しかないのに、大丈夫なんでしょうか。セリエも決まっていないようですが、まさかアメリカでリーガがまったく見れないなんてことになったらどうしましょう・・・。

もう一つ心配の種はアルヘン代表の発表ですが、こちらもまだ発表されていないですね。土曜日の発表なのでしょうか。でもNacionの記事を見たら、リケルメ、メッシ、マクシ、インスア、ビロスなどの名前のみで、アイマールは全然候補になっていないようでした・・・。

日曜日にカリフォルニアに戻る予定です(ここはまだ金曜日の夜)。明日はNetを見れるかな。一日遊んで、夜になると疲れてすぐ寝てしまう一週間でした。こんなにリゾート気分を満喫してしまうとシリコンバレーでの日常生活に戻れるかどうか心配です。

[親善試合]RKC1-1サラゴサ

2006年08月12日 15時27分11秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
右の写真、どう見てもバレンシアのユニみたいですね・・・。
今日の試合はカリフォルニアで午前11時から。お昼から用事があったので、途中までしか追えませんでした。今度はAupa掲示板に衛星放送でテレビを見ている人がいて状況を教えてくれたので、前の試合よりは様子がわかったような。

スタメンは、Miguel Martinez; Cuartero, Pique, Gabriel Milito, Aranzabal; Movilla, Ponzio, Longas, Aimar; Lafita y Sergio Garcia。
G・ミリート、ポンシオ、アイマール以外は控え選手とされている人たちです。
途中出場は、Diego Milito, Ewerthon, Celades, Zapater y Chus Herrero。

前半ラフィータで先制したのに、30分にG・ミリートが8分間に2枚のイエローをもらい、退場。親善試合で退場って・・・。それまでは良い試合をして優位だったサラゴサですが、ポジションを修正したために攻撃が上手く回らなくなってしまいました。後半からアイマールに変わりサパテル。後半もサラゴサのほうに多くチャンスがあったようですが、追加点を取れないうちに82分RKCに追いつかれてしまいました。

アイマールは結構良かったようです。かなりひどいファウルを何度も受けていたようで、掲示板の人も「ロハに値するような後ろからのタックルがあった。」と書いていました。
Asはサラゴサのこの試合を誉めていますね。(またまた地元紙はそうでもない。)
記事のタイトルが「偉大なチームはこうして作られる」ですもん。
パブロについて書いてあるところは「カイはボールをリクエストしてボールタッチ、ボールをリクエストしてフェイント。とても良い選択をしているようだった。マークをする選手の無能さはやがて厳しいタックルに変わっていった。」

ダンディのほうにアイマール:「アルゼンチン人のスターは、素晴らしい細部を増やし、名手のプレイをした。幾つかの一番良いパスは、彼の足から生まれた。」
クラックは、今日がデビュー戦だったピケ。

もう少し詳しく書きたいところですが、旅行に出るので明日は早起きをしなくてはなりません・・・。そろそろ寝ないと。サンフランシスコ空港から出発。テロ未遂事件の影響で恐ろしく手荷物検査に時間がかかるという噂なんですよね。20日に帰ってきますが、長い旅行なので一応PCを持っていくつもりです。ブログを書く時間があるかどうかわかりませんが、今度は海方面なのでネットは繋がるはず。前回のヨセミテのときは宙ぶらりんな気持ちのままでしたが、今度は少しすっきりした気分で出発できそうです。唯一の気がかりは18日にあるというアルヘン代表のブラジル戦召集メンバー発表。でも代表関連で苦しむのはもう疲れてしまったので、今はサラゴサに専念でもいいかな。期待はしないでおこう。(でも、これだけアルゼンチン人がチームにいると、代表に選ばれた選手とそうでない選手の明暗が分かれそうですね・・・ため息。)

アジャラの発言

2006年08月12日 03時17分42秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
久しぶりにパノラマを開けて読んでみました。(このサイトは、ニュースの更新が速くて良かったよねえ。バレンシア・ファンの方にはお薦めです。)

「バレンシアでキャリアを終わりたいという私の夢は、言葉を守らない人々によって消された。私はこのことを金曜日に二人の人間に直接話した、彼らは私にとって存在しない人々。私はソレールとカルボーニに騙されたと感じている。」

「彼らが私を騙したことに傷ついている。私はすべてをこのクラブに捧げてきた。この決断をせざるおえなくなり、既に会長と監督に続けたくないと伝えてある。私は評価されていないと感じるし、バレンシアでキャリアを終える機会を与えられていない。クラブは他のクラブからのオファーに耳を傾けるよう私に強いている。私は出ていきたい。好きではないし、良い気分ではない。」

「ここでは、良い振る舞いをするほど、悪い扱いを受ける。とてもおかしなことだ。これではどう行動してよいのかわからなくなってしまう。」

他にもたくさん話していますが、きっとニュースに全文が載るでしょう。
どうしてビジャレアルに行くことがライバルを補強することになるのかわからないとして、
「アイマールは、最近数年でバレンシアのベストの選手だったのにサラゴサに行ったし、ホセ・エンリケだってビジャレアルに行った。一貫性がない。」とも言っています。(そりゃ、アジャラさん、サラゴサぐらい格下ならOKだったということでしょうよ・・・。)

正直な感想としては、アジャラさん、よく言った・・・みたいな。アイマールだって本当は同じことを言いたかったんじゃないかなあ。
クラブが一番大事で選手はそこに所属するもの、良い選手でも必要でなくなったら放出して、どんどん新しい選手を補強するという考え方はもちろん正しいと思う。そうして強くあることを求め続けるクラブを応援していくファンがいて、クラブは成り立っているのでしょう。それでも、そこでプレーする選手がいなかったら、やっぱりクラブは成り立たない。選手なしのサッカークラブなんてありえないですもんね。今まで貢献してくれたからと無闇に選手を厚遇するのもおかしいですが、選手への敬意を忘れない、選手を大事にしようとする姿勢を見せるバランスは大切だと思います。 

アイマールは何も言わないから私も見習おうと思っていたのに、アジャラさんの発言を読んでまた怒りがぶり返しちゃいましたよ。私もアイマールの件ではカルボーニに裏切られたと感じたし、今でも怒りを忘れることができない。
でもね、さっきエクイポ紙で小さいけれどパブロの一点の曇りもない晴れやかな笑顔を見て、怒りで心を一杯にするのはつまらなくて無駄なことだし、結局はパブロのやりかたのほうが賢いのかもしれないなと思ったのでした。