A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[CL] Shalke 2 - 0 Benfica

2010年09月30日 22時40分24秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
負けた試合の後に、ブログを書くのってものすごく嫌なんですよね。ニュースなんて一つも読みたくないです。

UEFAのサイトにビデオ、データ、写真など:FC Schalke 04 2-0 SL Benfica

MVPはラウールです。アイマールのプレーしたところだけ見直したら、ダビド・ルイスがボールを奪われたのは、相手GKがミス・キックでボールをサイド・ラインに出した後のことなんですね。ベンフィカのチャンスになるべき場面だったのに、ラウールがピンチを挽回しようとしっかり張っていました。昨シーズン、ELのエバートン戦で、パブロが相手ディフェンスからボールを奪ってゴールに結びつけたことがありましたが、エバートンのフォーラムで「このレベルでこういう安易なミスをしたら命取り。それは頭に叩き込まないと。」と言われていましたっけ。はあ、逆にそれを思い知らされることになるなんて。

カルドーソの怪我は左膝の捻挫。靭帯を痛めている可能性もあるとか。となると3週間はかかってしまいますね。
またO Jogoはガイタンが前半20分から負傷していたと書いていますが、本当なのでしょうか。

これでベンフィカは今季の公式戦9試合を4勝5敗。やばい数字ですよね(泣)。今日の試合のペイショット、ガイタン、サルビオ、カルデックを見るにつれ、根本的に戦力不足のような気がします。これから良くなっていく展望が浮かばないです(号泣)。
ジェスス監督の試合後の談話によると、ハーフタイムで「勝利は可能」と考え、後半は勝ちに行ったとのこと。でもたぶん練習でもやっていなさそうな「右サイドにサルビオ、セカンド・トップにアイマール」という布陣を、ドイツのチーム相手にアウェイでやるというのもどうだったのでしょう。ジェスス監督は良い監督さんではあるけれど、国際経験が少なすぎるような気がしてきました。(って、私になんか言われたくないでしょうけれど。)

ベンフィキスタたちは、いろいろポイント計算をしています。「ホームで全部勝って、イスラエルで勝って、フランスで引き分ければ、全然大丈夫!」と相変わらず能天気なことを言っている人が多いのですが、ルスで全部勝てるの? イスラエルで勝利ってそんなに簡単?? 今日のシャルケに負けているようでは当然リヨンにも負けるんじゃ???と思ってしまう自分は悲観的すぎかな? でも、悲しいことに大体私の予感は当たるんですよね・・・。

気分がむしゃくしゃしてきたので、試合を見直した感想でも。
パブロは髭を剃って綺麗な顔のようでしたが、アップにならなくて残念。(どうしてこの前の試合では剃ってくれなかったんだか。)
後半コエントロンが良いクロスを出し、中央にカルデックとサルビオが飛び込んできた場面。なんでサルビオはヘディングしなかったの?と思っていたら、英語実況でも「足ではなくて、頭で合わせるべきだった。」と言っていました。
試合終了後、ユニフォーム交換をするパブロ。相手の17番の選手はとても嬉しそうです。上半身裸になったパブロの首に白い絆創膏のようなものが貼ってあって気になりました。あんな場所に傷ってどういう種類の怪我なんだか不思議です。まるで吸血鬼に血を吸われたような場所でしたが、まさか。

Champions - Grupo B - 2.ª jornada

Estádio Veltins Arena - Assistência: 50 436

SCHALKE 04: Neuer, Uchida (Sarpei 58’), Papadopoulos, Metzelder, Schmitz, Matip, Farfán, Jurado (Kluge 78’), Rakitic (Jones 66’), Raúl, Huntelaar.

Treinador: Felix Magath

BENFICA: Roberto, Maxi Pereira, Luisão, David Luiz, César Peixoto, Javi García, Gaitán (Sálvio 46’), Carlos Martins, Fábio Coentrão, Saviola (Aimar 63’), Cardozo (Kardec 71’).

Treinador: Jorge Jesus

Golos: 1-0 Farfán (73’), 2-0 Huntelaar (85’)

Árbitro: Gianluca Rocchi (Itália) 7

Disciplina: amarelos: Gaitán (45’), Sálvio (49’), Javi García (56’), Uchida (57’) e Farfán (62’)

敵に塩を送ってどうするのよ?!

2010年09月30日 08時26分55秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
ひ、酷い試合でしたねぇ・・・。いろいろジェスス監督には納得できないことがあるのですが・・・。

まずスタメンが、アイマールのところにカルロス・マルティンスを置いた、マリティモ戦と同じ布陣。これを見てよっぽどパブロはコンディションが悪いのだろうなあ、と思ったのですが、後半60分過ぎにまだ同点の場面でサビオラに替えてアイマール。ここで使うなら(使えるなら)、先発で良かったんじゃないですか?!

前半のベンフィカは良かったというベンフィキスタもいるけれど、シャルケがボロボロだっただけでは? 特に序盤はポルトガル・リーグのチームよりも弱いんじゃ?!と思えるくらい酷かったような気がします。それなのに、どうしてベンフィカはもっと積極的に攻めなかったのが心底不思議。様子見してどうするの?? 相手は絶対に勝ちが必要なんだから、ギアを上げてくるのはわかっているのに、相手につきあってうだうだ適当なパスを出しているうちに、自分たちのほうがペースダウンって・・・。

後半開始時のガイタン→サルビオの交代もよくわからないし、60分ごろのサビオラ→アイマールの交代もわかりません。サルビオはここまでリーグ戦でもほとんどプレーしていないのに、こんな大事な試合でなぜいきなり出場?? 普通に考えて、ガイタンがアウトで、カルロス・マルティンスを右サイドへ、アイマールをマルティンスのところに入れれば、守備力を特に落とさずに攻撃力をアップできるじゃないですか。これをしないのはパブロの状態が悪くて、プレーさせられないんだなあと思っていたら、今度はサビオラに替えてアイマール。意味がわからない・・・。だってこんな布陣、リーグ戦で全くやっていないし、案の定ベンフィカのバランスが崩れてしまったように見えました。パブロ自身は、怪我明けで身体にキレはなさそうだったけれど、チャレンジしていたし、別に悪くはなかったような。もっとプレーを見たかったです(涙)。ジェスス監督にはサルビオが練習で素晴らしく良かったとか、サルビオを絶対に使いたい何か理由があったのでしょうか。

それから、ペイショットとダビド・ルイスの致命的なミス。解説の人がずっと内田選手のことを話していて、実際ぼろぼろだったと思いますが、こっちのペイショットも相当危ないんだよね~と密かに案じていたら・・・。国内リーグでは相手によっては何とかなっても、ヨーロッパのレベルでは明らかに力不足でしょう。去年はここがコエントロンで前にディ・マリアだったわけですから、誰も選手を取れなかった補強の大失敗としか言いようがありません。

そしてダビド・ルイス! もう100回ぐらい書いているけれど、この人はどうして学習してくれないのでしょう?? 攻撃なんか一回もしないでいいから、CBの仕事をちゃんとしてよ!! 何度も同じようなミスをしているのに、誰にも批判されないし、監督が注意している様子もないし。今回もみんなは「あれ以外は良かった。」って(呆)。腹立たしいのは、この人の、試合なんてまだまだ何百回もあるんだし、一回や二回失敗したってどうってことないでしょ、というような態度。そりゃダビド・ルイスは若いから、CLの試合にあと何十試合も出れるかもしれない。でもわからないでしょ? バレンシアがブレーメンに負けたとき、今回は負けたけれど次があるさ、来シーズン、最悪その次のシーズンもCLはあるんだし、と思っていました。まさか6年もアイマールがCLに出れないなんて、想像すらしなかった。あのときパブロはまだ25歳になったばかりでしたよね。結局先のことなんて誰にもわからない。だから、せめて目の前の試合にぐらい真剣に取り組んでほしいです。元気にチャンピオンズ・リーグの試合でプレーできるなんて、信じられないくらい幸運なことだって・・・わからないんだろうなあ。


PREVIA [CL] Schalke 04 - Benfica

2010年09月29日 21時05分58秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
いよいよ今晩シャルケ戦です。緊張するし、アイマールが先発かどうかわからないので微妙にもやもやしますが、そんな気持ちも忘れて和めるのが、シャルケのスタジアムでのパブロとサビオラのツーショットですね。山ほど2人の写真があって、もうほんとに仲良しなんだから(笑)。カメラマンも双子のような2人が微笑ましくて、つい大量に写真を撮ってしまったに違いありません。でも写真のご紹介の前にまずは試合全般について。

ベンフィカがドイツで試合をするのはこれで18回目。今までにドイツの地で一度も勝利を収めたことがありません。何事にも初めてというのはあるものですが、去年のチームでさえもヘルタ・ベルリンに勝てなかったことを思い出すと、よほど相性が悪いとしか・・・。今回ベンフィキスタたちはかなり自信ありげです。でも、どうかなあ~。ベンフィカは最近3試合で3勝しているものの、本当に内容が良かったのはスポルティング戦だけ。個人的には引き分けでも良い結果と言えるのではないかと思うのですが・・・。それに今日ブラガの試合を見たら、明らかにレベルがちょっと他会場と違ったので、更に自信がなくなりました。(ため息-ブラガは0-3でホームで敗戦。) ベンフィカが本当にCLレベルのチームに仕上がっているのか、今ひとつ自信が持てないのですごく不安です。

ジェスス監督は、シャルケに勝てばグループ・ステージ突破が6~7割がた決まるのでは?と言っています。普通に考えて、そんなに簡単に行くとは思えませんけれど。またアイマールについて、「この試合でプレーする準備はできている。医学的には彼は大丈夫だ。フィジカル的には、4~5日練習をしなかったので、当然ベストの状態ではない。それでも試合では当てにすることができる。」と述べました。また微妙な発言で・・・。Correio da Manhaは、パブロはベンチで、高さ対策のためにアイルトンをハビ・ガルシアと組ませるのでは?と予想しています。ジェスス監督は、去年のELのエバートン戦、マルセイユ戦アウェイではいずれもパブロを後半に交代出場させているので、そういうこともありうるかなと思います。Recordもシャルケの190センチの選手たちを警戒してアイルトンを先発させるかもと書いていますね。ただこの記事に対するコメント欄を読むと、「inventionは止めよう! いつもどおりの布陣が一番。」「恐れを抱いた時点で負けだよ。昨シーズンのリバプール戦もそうだったじゃない。」と、反対意見が多いです。

シャルケのマガト監督のほうは、ベンフィカの攻撃力を警戒している模様。特にカルドーソを警戒しているそうで、「ベンフィカはとりわけ攻撃が素晴らしいチームだ。カルドーソが一番危険な選手。彼らをプレーさせてはならない。彼らに主導権を渡さないように中盤でプレーしなければならない。」と話しました。外から見ると、カルドーソが一番危険な選手に見えるのでしょうか?! 

ドイツのチームというと、ブレーメン、バイエルン、ドルトムントは見たことがありますが、シャルケはもしかしたら一度も見たことがないかも。ユニフォームも全く思い浮かびません。どんなタイプのチームなのか(守備的?、攻撃的?)知らないし、プレミアやセリエのチームならイメージも浮かびますけれど、それもないので、ベンフィカがどういう試合をするべきなのか想像ができません。ジェスス監督たちはもちろんしっかりと対策を立てているでしょう。シャルケは第一節のリヨン戦を落としているので、ベンフィカ戦は必勝。前がかりに攻めてきますよね、きっと。あまりやらないことなので想像が難しいけれど、ベンフィカは最初はしっかり守ってという感じかな?
追記で、今見たらシャルケのこの前の週末の試合について書いた記事を発見したので:2010/11 BL第6節:シャルケ対BMG うーむ、調子が良くなっているみたいですね(ぶるっ)。ますます不安になってきました。

ちなみにO Jogoによるシャルケの予想スタメンは:
Neuer, Moritz, Plestan, Metzelder, Sarpei, Rakitic, Matip, Jones, Jurado, Raúl, Huntelaar

知っている選手はラウール、メッツェルダー、フンテラール。全員元レアル・マドリードですね。でもメッツェルダーとフンテラールのプレーは見たことがないです。

試合時の天候は雨で、寒さが厳しいらしい。ええー、嫌だなあ。リスボンの温暖な気候に慣れているベンフィカの選手たちにはちょっと辛いですね。と思って今天気予報をチェックしたら、雨は降らなさそう。夜の気温は10度ぐらいみたいだから、無茶苦茶寒くはないですね(でもリスボンよりは相当寒い・・・)。シャルケのスタジアムは屋根がついていて、観客席は雨から守られているそうです。グラウンドはどうなのかな。
試合はいつもどおりスカパーで午前3時30分より(Ch.190)。今日の審判団はイタリア人たちです。

その他の練習の写真:

同じポーズ・・・。カメラマンが写真を撮りたくなるのもわかります。


双子の間にお兄さんが。


髭は剃らないかなあ。


2人とも上着がだぶだぶ。




はは、なんだか和む・・・。


こんな写真を眺めていると緊張感がなくなってくるので、最後に気持ちを引き締めて・・・Vamos Benfica!


無事に召集されて、ドイツに旅立ちました

2010年09月28日 22時52分41秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
ベンフィカの一行はちょうど今頃ドイツに到着したところでしょうか。リスボンを出発する際にはコエントロンが30分遅刻。その前日の新聞に「9時半出発だから、選手たちはいつもより早起きしなくてはいけない」と書いてあったんですよね。コエントロンはまさか寝坊?

召集リスト:
Guarda-redes: Roberto, Júlio César e Moreira;
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, David Luiz, Sidnei, César Peixoto e Fábio Coentrão;
Médios: Airton, Carlos Martins, Pablo Aimar, Nico Gaitán, Javi Garcia, Salvio e Felipe Menezes;
Avançados: Franco Jara, Cardozo, Saviola, Nuno Gomes e Alan Kardec.

21人が召集されています。下の写真はA Bolaに載っていたのですが、日本時間の今朝見たので、選手たちはまだリスボンを出発する前だったはず。以前の写真かなと思ってよく見ると、昨シーズンのユニっぽいような。でも、このボールはCLのボールですよね、わかりません・・・。


さきほどSportTVのニュースで、ベンフィカの出発の様子を少しやっていました。どうしていつもGKのモレイラが搭乗券を配っているのか不思議です。GKといえば、今回ジェスス監督は3人全員を招集していますね。選手たちはホテルで一休みした後、スタジアムで軽く練習を行います。

アイマールのスパイク問題ですけれど、スポルティング戦の後に英語の掲示板で、i wanted second opinion on this, has aimar changed his boots brand from mizuno to puma i swore i saw him wearing some pumasと質問している人もいて、何人かの人がパブロのスパイクが違うことに気が付いていたみたいです(私は全然わからなかった)。でも、これに対して答えはないので、誰もはっきりしたことを知らないのかな? puma Aimarで検索しても、自分のブログしかヒットしないし(やれやれ)。まあ普通スパイクを変えたからといって、わざわざ発表しないものなのかも。ミズノのときが大々的に発表があったから、少し淋しく感じてしまいますが。振り返ってみれば、ミズノのスパイクを履いていた6年間は、去年を除いて、パブロのキャリアの中でも最悪な年月だったような気がします。そもそも、ミズノのCMを撮った翌日から髄膜炎を発症するとか、不吉すぎたし。本当にスパイク変更ならば、日本とのかすかな繋がりもなくなってしまうんだなあ、とちょっぴり淋しいけれど、新しいスパイクで心機一転良いプレーができるならそれもいいかな。(でもすごく良かったハポエル戦はミズノなんですよね?)




In Portugal Benfica aren't just a club; they're almost a religion.

2010年09月27日 22時19分10秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
まず、各紙の報道によると、アイマールは日曜日、通常の練習をこなしたそうです。A BolaもRecordも「シャルケ戦に準備万端」と書いていますが、本当??? もう何も信じられない(苦笑)。また前日にいきなり召集外だったり・・・なんて考えてしまいますよ~。

日曜日の練習のものなのかな? 


足が細いですねぇ! CL用のボールで練習しています。
Recordによりますと、8人ずつのミニ・ゲームにも参加。Aimar apresentou-se muito “soltinho”, entregando-se de alma e coração nas diversas movimentações de finalização ensaiadas já com a Liga dos Campeões no horizonte.と書いてあります。soltinhoって一体何? 英語だとfluffyのようですが、それって「ふわふわ軽い」という意味だから、あんまり良いことじゃないですよね。「アイマールはとてもsoltinhoなところを見せた。CLが水平線に現れる中で、ゴールへの動きに心も身体も集中していた。」
O Jogoは、「練習の動きから、マリティモ戦でもプレーできたのでは?というように見える。」と書いていますが、うーん、どうなんでしょう? でも「完治していない」という情報がありましたから、やっぱり100%ではなかったのでしょうね。どうかこのまま良くなって水曜日の試合でプレーできますように。

ジェスス監督がUEFA.comのインタビューに答えています:Jorge Jesus backs Benfica to shine ビデオつきです。ジェスス監督の話は英語吹き替え。そこで監督が言っているのが、タイトルにした"In Portugal Benfica aren't just a club; they're almost a religion.":「ポルトガルではベンフィカはただのクラブではない、ほとんど宗教なのだ。」 そ、そうだったんだあ、とちょっと衝撃を受けました。こういうことはなかなか日本では実感できませんね。なんとなくバルセロナはカタルーニャ地方では宗教だろうな、というのは想像ができますけれど。

その他にジェスス監督は、"Di María and Ramires are great players – that's why Real Madrid and Chelsea signed them – and it isn't easy to find players of that standard. We're still feeling their loss a bit, because the players who arrived this season are still adapting, and we aren't as strong as last year. But we will be strong and able to play as we did last year: football of great character and great quality. In my opinion, in Europe last year, there were two great teams: Barcelona and Benfica."":「ディ・マリアとラミレスは偉大な選手で-だからこそレアル・マドリードとチェルシーは彼らと契約したんだ-、彼らと同じ水準の選手を探すことは簡単ではない。私たちはまだ少し彼らの損失を感じている、今シーズン加入した選手たちはまだ適応しているところで、去年ほど私たちは強くないから。しかしやがては強くなり、去年のようなサッカーをプレーできるようになるだろう:強い個性と高いレベルのサッカーを。私の意見では、去年のヨーロッパには偉大なチームが二つあった:バルセロナとベンフィカだ。」

ディ・マリアとラミレスのこと、確かにその通りですね。また、自己中なディ・マリアと献身的に守備と攻撃のバランスを取るラミレス、同じく献身的でよく動くサビオラにどっしり動かないカルドーソ、彼ら全員を上手く使って、要所要所でリズムを整えつつ、決定的なプレーもできるアイマール、アイマールの欠場時もレベルを落とさないプレーをしたカルロス・マルティンスと、1年目にしては奇跡的なぐらい全員が完璧に機能していたんですよね~。はあ、後1年でいいから、CLで去年のベンフィカを見たかったです。よく他クラブのファンの人のブログで「こんなに移籍金を吊り上げてどれだけベンフィカって守銭奴なんだ」みたいな記述を見るのですが、ベンフィカがどれだけ泣く泣くディ・マリアやラミレスを手放したかわかっているの?!と思ってしまいます。(まあディ・マリアの移籍金はわりと高かったので、それなりに納得しているベンフィキスタも多いのですが、ジェスス監督はできることなら手放したくなかったでしょう。)

さて、目下のシャルケ戦です。ベンフィカは火曜日の9時半にリスボンを出発、午後1時半にドイツに到着する予定。Gelsenkirchen(ゲルセンキルヒェン)という町のようですが、聞いたことがないなあ。シャルケのスタジアムは、2004年のCLの決勝の舞台。ポルトが優勝した、ポルトガル勢にとっては記念すべきスタジアムです。(といってもベンフィカとは何にも関係ないですね) また2006年のドイツW杯では、ポルトガルはこのスタジアムでメキシコとイングランドを破っています。

[Liga 6] Maritimo 0 - 1 Benfica

2010年09月26日 22時57分28秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
予感どおり、ベンフィカは無事に勝利しました。アウェイでは今季初勝利です。

アイマールもいないのにわざわざ午前3時起きして見た自分は偉すぎ(笑)。私の見た印象では、なんだか変テコな試合に思えましたが、採点を見ると攻撃陣はものすごく高評価なので、そうでもないのかな。
ベンフィカのチャンスはたくさんあったのに、ことごとく外すし、テンポがちょっと単調気味。午前3時に見ているせいもありますが、眠くて、眠くて・・・。見ているのが苦痛なほどでした。たぶん冷静に見ればベンフィカの試合っていつもこういうレベルで、普段は眠くならないのは、「パブロ、活躍してくれるかなあ?」とか「怪我は大丈夫?」とかアイマールの心配でハラハラしているからだけなのかも?、と思ってしまいました。



コエントロンとロベルトがすごく良かったと思います。採点表ではガイタン、カルロス・マルティンス、サビオラも驚くような高い点。眠すぎて、その人たちのことはよく見ていなかったです(汗)。

Bola...Jogo...Publico...JC
ROBERTO.........8...7...7...7
M.PEREIRA.......6...6...6...6
LUISAO..........7...7...6...6
DAVID LUIZ......6...6...5...5
C.PEIXOTO.......6...6...6...5
JAVI GARCIA.....6...5...6...5
GAITAN..........6...7...6...6
C. MARTINS......8...7...7...6
F. COENTRAO.....8...7...7...8
SAVIOLA.........7...7...6...6
CARDOZO.........5...5...5...4

Serbenfiquistaでは「カルロス・マルティンスは、アイマールが時折見せるようなものすごい輝くようなプレーはしないが、平均してみれば、アイマールと同じかそれ以上のプレーをしている。」と言われていました。まあ、確かにそうかもしれないですね~。ただ、カルロス・マルティンスのプレーを見るために午前3時に起きようとは思わないけれど、アイマールの時たまの輝かしいプレーのためには午前3時でも4時でも起きることができる・・・。ただし、パブロが毎試合そういうプレーをしてくれるわけではないから、無駄に終わることも多くて、こうして見るとほんっとにアイマールって罪作りな選手ですよね・・・。頭のてっぺんからつま先まで幸福感で一杯にしてくれるプレーをする一方で、今ひとつ低調なプレーぶりのこともあり、でもあの幸福感を一度味わってしまうと、それが忘れられなくて、まるで麻薬のようなものと言ってもいいのかもしれません。

↓観客数4700人って! ボイコットの呼びかけの影響で、ベンフィカの応援団はいなかったみたい。薄暗い照明の中、人気のないスタジアムの雰囲気はものすごくうら淋しかったです。

LIGA - 6.ª Jornada

Estádio dos Barreiros - Assistência: 4700

MARÍTIMO: Marcelo Boeck, Ricardo Esteves, Robson, João Guilherme, Alonso, Roberto Sousa, Marquinho (Tchô 38'), Rafael Miranda (Dylan 67'), Danilo Dias, Djalma (Fidelis 78'), Baba.

Treinador: Pedro Martins

BENFICA: Roberto, Maxi Pereira, Luisão, David Luiz, César Peixoto, Javi García, Carlos Martins (Airton 83'), Gaitán (Salvio 70'), Fábio Coentrão, Cardozo, Saviola (Jara 74').

Treinador: Jorge Jesus

Golos: 0-1 Fábio Coentrão (58')

Árbitro: João Capela (Lisboa) 4

Disciplina: amarelos: Roberto Sousa (60'), Tchô (69'), João Guilherme (78'), Coentrão (88')

PREVIA [Liga 6] Maritimo - Benfica

2010年09月25日 21時36分45秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今日は朝からがくっときて、あまり力が入りませんが、今晩ポイントを落とすと非常にやばいので何とか頑張ってもらわないと。アイマールが欠場する1試合目というのはわりと勝率が良いはずですから、そのジンクス(?)どおりになりますように。

召集メンバーは:
Guarda-redes: Roberto e Moreira;
Defesas: Luís Filipe, Maxi Pereira, David Luiz, Luisão, Sidnei, César Peixoto e Fábio Coentrão;
Médios: Airton, Javi Garcia, Filipe Menezes, Carlos Martins e Gaitán;
Avançados: Jara, Salvio, Cardozo, Nuno Gomes, Saviola e Kardec.

パブロとルーベン・アモリムがいないので、10番にカルロス・マルティンス、左サイドはスポルティング戦のままコエントロンとペイショットとすると、右サイドはガイタンとするかサルビオとするのか、どちらでしょう。Maisfutebolはサルビオのほうを選んでいます。
Maisfutebolの予想スタメン:
Roberto, Maxi Pereira, Luisão, David Luiz e César Peixoto; Javi Garcia, Salvio, Carlos Martins e Coentrão; Saviola e Cardozo.

パブロが召集を外れたことについて、Recordは「2日間通常練習をしたにもかかわらず召集されなかったのは、水曜日のCLシャルケ戦に向けての温存に違いない。」としています。でも、私は違うと思うなあ。もはや1ポイントも落とすことのできない追い詰められた状況で、プレー可能なパブロを召集外にするとはどうしても思えないもの。だって、リードされたら? どうしても後1点が欲しい状況になったら? パブロはいないよりもいたほうが絶対にいいじゃないですか・・・。だから、多分プレーしたくてもプレーできない怪我の状況で、ジェスス監督も仕方なく外したのだろうと想像します。
怪我状況を説明してくれている関係者っぽい人が今日は、fez treino supervisionado....e nao se sentiu em condiçoes....「管理された練習をしたけれど、(プレーできる)コンディションではないと感じたんだよ。」と書いていました。そもそもオフィシャルが「回復した」なんていうニュースを発表したのがいけないのですが、要するに練習は徐々に始めたものの、まだ完治していないということですよね。ずるずる長引かないといいけれど(祈)。

試合は今晩19時15分、日本時間では午前3時15分より。パブロも出ないし、とんでもない時間なので起きるべきか悩みます。一応起きる努力はしてみるつもりですが、起きれるのか・・・。
最近アウェイで勝てていないので、今度こそですね。


アイマールは召集外

2010年09月25日 06時56分39秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
今朝起きてみたら、パブロはルーベン・アモリムと共に召集外になっているじゃないですかぁ・・・。ジェスス監督の話では、アモリムは無理っぽいけれど、後の3人はぎりぎりまで様子を見るということだったのに。パブロが出発もできなかったのは、コンディションが悪くてとてもプレーは無理そうだったから? その前日の新聞の報道と食い違いすぎて嫌になってしまいます。また練習再開を焦りすぎて、悪化したのでなければよいのですが。練習をしてみたら痛みがぶり返した、とか絶対そういうことに違いない・・・。
コエントロンとダビド・ルイスは無事マデイラ島に旅立っています。

まだ完全に回復ではなさそうです

2010年09月24日 23時57分01秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
気になる今日午前10時から行われた練習の様子ですが、アイマールについては情報がゼロです。先ほどオフィシャル・ページに発表になったものによると、ルーベン・アモリムが膝の腱(?)の治療のため、練習を欠席、コエントロンとダビド・ルイスは個別メニューの練習。召集メンバーは試合当日の土曜日に発表だそう。パブロが普通に練習できたのかどうかわからないので、うーん、ジェスス監督の陽動作戦が隠されているような気がしなくもありません。

召集メンバーは明日発表といっても、今日金曜日の午後3時にはマデイラ島に出発して午後5時に島に到着する予定なのですが・・・。とりあえずみんな飛行機に乗るのでしょうか?? それも疲れるだけですよね~。ちょうど今、ジェスス監督がBenficaTVで会見をしているところなので、メンバーについて何か話しているかもしれません。
それにしても怪我人が多くて嫌な感じだなあ(とほほ)。

マリティモに対しての成績は、最近10年で3勝3敗4引き分け。あんまり良くないですね。というか相当悪いような。あとあまり関係ないかもしれませんが、ジェスス監督は飛行機恐怖症なんだそうです(とOjogoに書いてあった)。マデイラ島往復の後すぐにドイツまで行かなければいけないのですが、大丈夫でしょうか? そして今マデイラ島では激しい雨だとか。

ガイタンがアルゼンチン代表に召集。代表のニュースはものすごく読むのが辛いので、基本的にいつもスルー。でも今回は日本戦なこともあってつい記事の内容を読んでしまったじゃないですか(怒)。すごく豪華なメンバーですけれど、うーん、ここにガイタンってやっぱりなんだかなあ。Serbenfiquistaでは、「He doesn't deserve. でも、おめでとう!、スポルティング戦でスタメン落ちしていたからモラルのアップに繋がるね!」と言われています。そのおかげでモラルが落ちている選手がいるんじゃ?なんて思いますが、まあパブロはベテランだし、今更がたがた文句を言うような人ではないし・・・。自分だったら、去年みたいに誰もが重圧を感じる試合1試合にだけ呼ばれて、あとはお役御免なんて、一生立ち直れないかも。

気分転換にスパイクについて。普段は全くスパイクには関心がなくて、アイマールの写真を見ても主に顔しか見ていないのですが、昨晩エディーさんのコメントを読んでからちょっと足元に注目してみました。(普通はみんなとっくにそうしているもの?)

パブロはもちろんミズノのスパイクを履いています。もう6年も前の写真ですが:
 

で、たぶんこれがそのモレリアというスパイクですよね?


でも先週のスポルティング戦では、こちら:

うーん、ミズノのスパイクとは明らかに違いますよね。

不思議なことに、その前の週のCLハポエル戦では・・・。

白いラインもない、ただ真っ黒のシューズ! こんなスパイクってあり?!

ちなみにイレブンの足元を見ると、白いスパイクがほとんどですね。パブロも以前はときどき白を履いていた記憶がありますが、最近はそういえば見ないような。


そうこうしているうちに、ジェスス監督の会見が終わりました。パブロ、コエントロン、D.ルイスについては、
「その3人はスポルティング戦でフィジカルの問題を負った。今日時点で、彼らが回復するかどうか完全にはわからない。結論を出すのにあと2日あるので、メディカル部門の報告によって決める。」
と述べました。この話だと、パブロも微妙のようです。数日前に「膝の靭帯に問題はないよ。」と書いてくれていた同じ人が、「A Bolaの記事とは違って、アイマールは完全には回復していない。マリティモ戦はどうかなあ。プレーのチャンスはあると思うけれど・・・。」と書いていました。関係者っぽいので、きっとその通りなのでしょう。無理はしないで!

アイマールが練習に復帰!

2010年09月23日 22時50分37秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
全然期待していなかったので、新聞の見出しを見て、目をこすってしまいました~。ベンフィカのオフィシャル・ページがソースだと思いますが、パブロは木曜日午前中の練習に復帰して、通常メニューをこなしたそうです。3日間お休みして治療したことになりますが、本当にもういいのかな?! 予想よりも早く怪我が治るなんて、パブロに限っては滅多にあることではないので、半信半疑(苦笑)。無理していないといいのですが。CLで見たいので、マリティモ戦はベンチでお願いしたいなあ、とセルフィッシュなことを思ってしまいます。

コエントロンとダビド・ルイスはまだ通常練習に復帰できていません。この2人がプレーできないとなると、実はものすごく困った事態になりますが、各新聞の予想ではマリティモ戦に間に合うことになっています。(ジェスス監督の陽動作戦の可能性ももちろんありますけれど)

Serbenfiquistaでは、アイマールがプレーできないならば、ガイタンを10番のポジションで見たいという人が何人かいます。それに対して、「ガイタンは10番の選手じゃないよ。」と言う人もいて、結局誰もガイタンの本来のポジションを知らないよう。日本との代表戦に出るならば、どのポジションでプレーするのかチェックしないといけないかもしれません。ガイタンのポジションを調べるために、Serbenfiquistaで紹介されていたのがこのサイト。:football-lineups.com Pablo Aimarガイタンではなくてパブロを調べて、へーと眺めました。最近の試合データは概ね頭に入っているから、リーベル時代や2001年ごろのバレンシアの試合について知りたいのに、古すぎてデータがないみたいですね。残念です。

写真は昨シーズンのパブロがゴールしたスポルティング戦。はっきり覚えていませんが、あまり見覚えがない写真だったので載せてみました。


異常なイエロー・カードの多さ

2010年09月22日 23時06分29秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
火曜日はアイマールの他に、コエントロンとダビド・ルイスも治療のために練習を欠席しました。コエントロンは右足首の打撲と捻挫、ダビド・ルイスは左足大腿の筋肉痛。でも2人とも軽傷で土曜日の試合には間に合うとのことです。2人とも丈夫でいいなあ(ため息)。思い起こせば、コエントロンは代表から怪我で返されて、ベンフィカの試合出場は微妙とされながらも、結局ずっと休むことなくフル出場していますもんね(驚)。頑丈なことも実力のうちですよね・・・。でもそれも持って生まれたもので、トレーニングではどうにもならないんだなあ、とパブロを見ていてしみじみ思います。
(今見たら、水曜日午前中の練習でもコエントロンとダビド・ルイスは治療のみ。パブロももちろん同じです。最初の報道では右膝の捻挫でしたが、今は左膝になっていますね。どちらなのでしょう?)

リーグの審判協会のビトール・ペレイラ会長が、「ギマランエス戦でのカルロス・マルティンスへのファウルはPKだった。」と認めました。ベンフィカのオフィシャル・ページは「勇気ある発言」と評価しています。ペレイラ会長は、アイマールへのファウルについては、「肉眼ではディフェンスがボールを蹴りだしているように見えた。テレビで見ると、フォワードの選手が(パブロのこと)ボールとディフェンスの間に足を入れ、ディフェンスはボールと共に選手の足を蹴っているのがわかる。肉眼で見分けるのは難しい。」としました。んー、あれは結構ライブで見たときのほうがPKっぽく見えましたけれど。

PKを認めてくれたのは今更ですがまあいいとして、イエロー・カードがベンフィカに対してのみ乱れ飛んでいることについては、どうなのでしょう? 何の言及もなしですか?!
5節を終えて、ベンフィカがもらったイエローは全部で27枚。リーグで断トツの1位です。2番目にたくさんカードをもらっているマリティモが、9枚。これってありえなくないですか??? つまりほとんどのチームが1試合にイエローを1枚か多くても2枚しかもらわないのに、ベンフィカだけ毎試合5枚以上もらっているということです。ベンフィカはフィジカルなチームでは全くなく、どちらかというとテクニカルでファウルを受けることが多いプレー・スタイルであることを考えると、イエローの多さがどれだけ異常かがいっそうわかるというものです。誰が考えたって、イエロー・カードは1試合に2枚ぐらいなのが普通で、一つのチームに5枚も出たらどれだけ荒れた試合だったの?と思いますよね。それが5試合全部そうだったなんて、絶対にありえないって・・・。

それにしても、いざ怪我となるとやっぱり憂鬱だなあ。こればかりは絶対に慣れません。どうか早く治りますように。

 

全治10日?

2010年09月21日 22時37分30秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
Recordの続報によると、アイマールの膝の捻挫は全治10日ぐらいではないか、とのことです。今週土曜日のマリティモ戦は無理、来週のシャルケ戦も微妙。

うーん、シャルケ戦はものすごく残念ですけれど、10日ぐらいで治るのなら幸いと思わなければ。でも、サラゴサで最初膝を捻挫したときも1週間ぐらいで治るものと見られていたんですよね。で、MRI検査もせずに練習を再開したら、痛みが全然良くならなくて、結局3週間後に見切り復帰をしてしまって。今回はちゃんと検査しているので、それだけでも違うと思いたいところですが、それでも本当に軽傷なのか疑ってしまいます。

Recordの記事によると、前半途中で怪我をしてからパブロは2度ジェスス監督と言葉を交わしたそうです。ということは、痛みを感じてからしばらくプレーしたということですね。どこで捻挫したのかは相変わらず謎のまま。

月曜日夕方の練習にもちろんパブロは不在で、MRI検査の後すぐに治療に入りました。この日はカルドーソ、コエントロン、カルロス・マルティンスの姿もなかったそうです。それぞれ試合でどこかを少し痛めたのでしょうけれど、特に深刻なものはないよう。練習には200人のファンが詰めかけ、スポルティング戦勝利の余韻からか今季一番の熱気でした。ジェスス監督でさえも、これまでよりもリラックスした雰囲気だったとか。監督もこんなスタートを切って、それは大変な心労なのでしょう・・・。

Recordはスポルティング戦勝利の要因の一つとして、コエントロンとペイショットの左サイドが機能したことを挙げています。ペイショットの経験、戦術理解、コエントロンの爆発的なスピードのおかげで、今までのガイタンのいたサイドよりも縦への突破ができるようになり、試合に深みが与えられたという分析ですね。

このようにガイタンはディ・マリアの後継者役として今のところは駄目出しをされていますが、なんと10月8日の代表戦に向けてアルゼンチン代表に召集される見込み。ガイタンのプレーで代表に呼ばれるなら、アイマールなんて1000回ぐらい召集されてもいいような気がするなあ(苦笑)。まあ、Serbenfiquistaに"O seleccionador argentino não vê os jogos do Benfica."と書いてあって納得しました。「アルゼンチン代表監督はベンフィカの試合なんか見ない。」 確かに。もしや代表監督は元ボカの監督ですか? だったら仕方ないですよね。パブロは自分の元所属クラブの監督が代表監督になる幸運なんて一度だってなかったですもん。(やたら元ボカの監督が多いような気がするけど、一体どうして?!)

下はスポルティング戦ではなくて、ハポエル戦から(追記:じゃなくて、きっとギマランエス戦ですね。袖にCLマークがついていないので。):

アイマールは膝の捻挫

2010年09月21日 07時34分13秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
月曜日にMRIをした結果、アイマールは右膝の捻挫をしていることがわかりました。
そうだったんだ・・・。いつやったのでしょう? 私の幻の記憶では、確かにわりと足の下の方を気にしている様子だったので、やっぱりという気もします。
筋肉系の怪我ではなくて良かったですが、膝の捻挫というのも案外治りにくいんですよね・・・。サラゴサのときの教訓を生かして、無理をしないでしっかり治さなくては。Serbenfiquistaで、「MRIで靭帯の損傷は見えなかったから心配しないで。」と書いている人がいますが、関係者なのでしょうか? この人の言う通りならいいなあ。

パブロの怪我のニュースにA BolaもRecordもとても格好いい写真を付けていますが、このニュースがなかったらお蔵入りする予定だったのでしょうか。


 

[Liga 5] Benfica 2 - 0 Sporting

2010年09月20日 23時10分32秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
仕事の速い方が素早く試合ファイルをアップしてくれたので、さっき前半を見てみたのですが・・・。我ながら気持ち悪い感じなのですけれど、パブロが足を気にしている場面なんか全然ないんです・・・。つ、ついに私は幻影を見るようになってしまったのでしょうか?! でもでも、パブロがフィジカルの問題で交代したのは事実なわけで。うーん、さっぱり訳がわかりません。でも試合を見直して、このへんが怪しい?という場面は発見しました。



パブロは真ん中を走りこんできたのですが、カルドーソがボールを触ると同時くらいに、急にスピードを緩めてストップ、太ももの後ろに手をやっています。この後、マキシがスローインをしたとき、私の記憶では足を気にしているパブロが画面の右隅に映ったような気がするのに、今見た試合映像では右は切れていてパブロは画面にいないんですよね。んー、幻を見てしまったのか・・・。

Serbenfiquistaでは、アイマールは前半20分ぐらいに怪我したのではないかと言われています。20分?! そうかなあ?? 確かに前半30分ごろ、相手からボールを奪って、ものすごいスピードでゴールに突進、カルドーソにボールを預けてもう一度ボールをもらおうとしたのに、相手ディフェンスにカットされたシーンがありました。この後大写しになったパブロの表情がすごく辛そうだったから、ちょっとえっ!と思ったのですが、そのときのことを皆は言っているのかな? でもその後も結構走り回っているんですよね。
いずれにしろ少し走りすぎ、頑張りすぎだったかもしれません。20分ごろの時間帯は、カルロス・マルティンスとポジションを交代して右サイド、それもかなり下がり目にいてボールを追い掛け回していました。それでいて30分以降は相手ゴール前まで走っていたし。120%ぐらい頑張るとやはり怪我の危険性が高くなってしまいますよね(鬱)。ファウルも前半だけで4回。筋肉の怪我だったら嫌だなあ(涙)。

と、ここまで怪我の話ばかりですみません。試合のことに戻りますと、今日の試合はベンフィカにしては少し珍しいタイプだったかもしれません。ボール支配率が相手よりも少なくて、カウンター攻撃が多かったからです。スポルティングのボール支配率が57%に対して、ベンフィカはわずかに43%。驚きの数字です。でも試合を見ていて、それほど冷や冷やする場面は多くはありませんでした(少しはありましたが)。それはたぶん、枠内シュート数(ベンフィカ15本、スポルティング11本)、クロス(ベンフィカ26本、スポルティング20本)などにおいて、ベンフィカがスポルティングを上回っていたからでしょう。

スポルティングのパウロ・セルジオ監督は「効率の良さの違いが試合を決めた。」としています。また、セット・プレーでスポルティングの選手の身長がベンフィカの選手よりもずいぶん低いことから、イレブンを選ぶ際に悩んだことを明らかにして、「自分は間違いを犯したかも。」と言いました。身長の低い選手を選んでしまったのかな? ちなみにベンフィカの1点目は、パブロのコーナーからのボールがルイソンの頭に綺麗に合ったものの、ボールはその後スポルティングの選手の体に当たって地面に落ち、それをカルドーソが押し込んでいましたよね。最近はゴールの右からのコーナーはパブロが受け持っているようで、逆の場所からよりもルイソンにぴったり合います。

またO Jogoでは「スポルティングはラインの間を抜けてプレーできるサビオラとアイマールを封じるために、中盤に多くの選手を配置。その結果カルドーソへのマークが手薄になってしまった。」と分析されています。今までの不調だったカルドーソならそれで問題なかったかもしれませんが、今日のカルドーソは違いました。それでもずいぶん外していましたが(苦笑)、2点入れてくれれば言うことはありません。ジェスス監督の話していたとおり、これまでの不調はまだコンディションが整っていなかっただけなのかも。

試合後半の山場は、リエゾンが抜け出して絶好のチャンスを迎えたときでした。ゴール横に外してくれたから助かったけれど、あれが入って2-1になっていたら、その後どうなったか誰にもわかりません。ジェスス監督も幸運だったと言っています。でも逆にコエントロンがGKと一対一を外した場面もありましたし、全体的に見ても今日はベンフィカのほうがスポルティングを上回っていたと思います。スポルティングの監督も「ベンフィカの正当な勝利」と認めていますね。
ワールドカップのチリでマティアス・フェルナンデスを見たときはすごく上手いように見えましたが、スポルティングで当たると、一度もすごいと思ったことがありません。ポルトガル・リーグは基本的にフィジカルなリーグだから、あまり合わないのではないかな。(本当はアイマールにだって合わないと今でも思うのですけれどね)
それから、さきほど試合のFichaを眺めていて、スポルティングのサブにアルベルト・サパテルという名前を発見。これはサラゴサにいたサパテルですね。Ficha de jogo

採点:

      Bola...Jogo...MF...P...JC
ROBERTO......6....6....3....7....7
M.PEREIRA....7....7....3....6....6
LUISÃO.......7....7....4....6....6
DAVID LUIZ...6....6....4....6....6
C.PEIXOTO....6....6....3....6....6
J. GARCIA....5....6....4....7....7
C. MARTINS...6....6....4....7....7
AIMAR........4!...6....3....5....7
F.COENTRÃO...8!...7....4....7....7
SAVIOLA......7....7....3....7....7
CARDOZO......8....8....5!...7....8
(R.AMORIM....5....6....3....6....6
AIRTON.......-....-....3....-....-
JARA.........-....-....-....-....-

A Bolaは「良くなかったアイマールをジェスス監督は交代させて、ルーベン・アモリムを代わりに入れた」と書いた上で、パブロに4を付けたらしい・・・。試合後の記者会見でジェスス監督は明快に、「O Pablo saiu por questões físicas e não tácticas, porque senão ia para o jogo. パブロは、戦術的な問題ではなくフィジカルの問題から交代した。そうでなかったら、プレーを続けていただろう。」と言っているのですけれどね~。監督の記者会見を聞かなかったのでしょうか。

全然パブロの写真がないので、キャプチャー写真を2枚だけ。CLでお髭を剃らずに、このダービーでは綺麗に剃っていたパブロ。どういう基準で剃っているのか、さっぱりわかりません。






LIGA - 5.ª Jornada - 19/09/10

Estádio da Luz - Assistência: 51 899

BENFICA: Roberto, Maxi Pereira, Luisão, David Luiz, César Peixoto, Javi García, Carlos Martins, Jara, Fábio Coentrão, Aimar, R. Amorim, Saviola, Airton, Cardozo

TREINADOR: JORGE JESUS

SPORTING: Rui Patrício, João Pereira, Carriço, N. A. Coelho, Evaldo, Maniche, André Santos, Saleiro, Valdés, Matías Fernández, H. Postiga, Yannick, Vukcevic, Liedson

TREINADOR: PAULO SÉRGIO

Golos: 1-0 Cardozo (13’), 2-0 Cardozo (50’)

Árbitro: Carlos Xistra (Castelo Branco)

Disciplina: amarelos: J. García (7’), Valdés (21’), M. Pereira (33’), Coentrão (44’), R. Amorim (71’), Postiga (89’), Airton (90’) e C. Peixoto (90+3’)





完勝はしたけれど、パブロは怪我・・・

2010年09月20日 09時38分23秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
はあ、半分しか喜べません(涙)。カルドーソの2ゴールで、ベンフィカの納得の勝利。ずいぶん守備が安定してきて、攻撃は若干ぎこちなさはあるものの、良いチャンスが作れて、今季ベストの試合だったと思います。スタメンは、左サイドバックにペイショットで、前がコエントロン。ペイショットと聞いたときには気を失いそうになりましたが、今日はコエントロンの良いサポートもあり、相手をしのぐことができました。(つまり今節はガイタンが出場なし)

パブロは前半パス・ミスにぎょっとしたりもしたけれど、まあまあだったかな。時間を追うごとに良くなっていたような気がしたのですが、前半終了間際に、足を気にしている素振りがあって、「なんか嫌な予感するなあ、でも画面ぼやけているし、気のせいかも。」 その数分後、相手コーナーで自陣に立っているときも足を触っているように見えて、「やっぱりどこか悪いのかなあ~?!」 後半プレーできますようにと祈っていたのですが、ハーフタイムにルーベン・アモリムがアップしているのが映り、「ああ、パブロの代わりに入るんだ・・・」 Serbenfiquistaでみんなが「誰のところにはいるの?」「サビオラ?」「マキシ?」と訊ねている間、「パブロだって。」と心の中で泣いていました。こういうことばかり人より早くわかっても何の役にも立たないし(号泣)。

試合終了後ジェスス監督は「アイマールはフィジカルの問題のため後半に出ることができなかった。」と話しました。どこの箇所のどういう怪我なのかは、何も言っていないので全くわかりません。試合中の立ち止まり方がハポエル戦と似ていたような気がして、前の試合から引きずっていたのかなあという気もしますが、どうなのでしょう。無理をしたのでなければいいのですが。せっかく調子良かったのにと思うと本当に残念です。(同じことを年中言っていますけれど) なんとかシャルケ戦には間に合うといいけれどなあ(祈)。

試合ダイジェスト:


試合前にはリーグ杯優勝のセレモニーがありました。パブロ、このときは嬉しそうな笑顔ですね・・・。