A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

あと9時間でドイツ戦

2006年06月30日 15時42分11秒 | W杯2006ドイツ大会
ベルリンに到着したチームは恒例のスタジアム見学をしました。真剣な表情でリケルメたちの話を聞くアイマール。パブロって、いつもすごく集中して人の話を聞いていますよねえ。でもこの場合、聞き入っているほうの二人ともが眉間にしわ寄せていますが、いったいどんな内容の話だったんでしょう? ソリンなんてもう聞きたくないという感じだけど。(このヘンなシャツもアイマールが着ると爽やかだなあ。)

ドイツ戦、なんとか勝ってほしいです。なぜって、それがアイマールの願いだから。でも、私にとって一番大きいのは、勝ち進めばほんの少しでもアイマールのプレーを見れるチャンスが増える(かもしれない)から。それにパブロのワールドカップが終わってしまったら、移籍問題に立ち向かわなければならないし、それがとても怖いから・・・。

先ほど書いたとおり、ペケは先発を明らかにしていないので、メンバーはわかりません。いつもびっくりがあるので、今回も意外にメッシを先発させたりするかも、なんて思ったり。
バラックが記者会見で話したことによると、ビデオを見てクリンスマンと相談した結果、リケルメにマンマークは付けないことにしたそうです。「それは僕らのスタイルではないから。相手のことよりもまず自分たちのほうに注意を払いたい。」と言っていますね。ちょっとロマンを甘く見ているんじゃない?と思ったのですが。いくら絶好調ではないとはいえ、ロマンをフリーにしたらかなり厄介なことになるのを知らないのかな。(私としては、リケルメ大活躍というのは少し複雑な気持ち。でも、アルヘンには勝ってもらいたいから、そのためにはロマンにもがんばってもらわないといけなくて、とってもディレンマです。)

明日アルヘンチームはセカンドユニで試合をします。上が青で下が黒、ソックスが白だそうです。微妙にセルビア戦のときと違いますね。(そして4年前のスウェーデン戦のときはズボンは白でしたよね?)ドイツはいつものユニ。だから、シャツの色が違うだけで、両チームが似通った色合いになりそう。
妙なことに90年の決勝は、ドイツもアルヘンもファーストユニだったような印象があるけれど、記憶違いでしょうか・・・。86年は、アルヘンが水色と白、西ドイツが緑色だったことははっきり覚えています。あのドイツの緑ユニ好きだったのに、最近は見ないですね。

Nacionブログのリケルメの記事へのコメント300を突破しました。その前のリケルメ記事も240ぐらいのコメントが。
メキシコ戦以来、リケルメに替えてアイマールを出せ、少なくともリケルメはアイマールとプレーしろという意見も少し見られるように。でも反論もすごい。みんな好き放題に言い合っている中から興味深いコメントをいくつか拾うと:
「アイマールをリケルメの替わりに出せという人は、2002年のスウェーデン戦を忘れたのか? アイマールはチームの他の選手と同じくらい悪かった。そのうえ、今のアイマールは2002年のアイマールよりも良くない。」
「イタリアにピルロを助けるトッティ、スペインにシャビを助けるセスクがいるが、アルゼンチンにはリケルメだけ。リケルメにピルロとトッティの両方の役割を要求するのは無理。彼はマラドーナではないのだから。アイマールかメッシを一緒にプレーさせるべき。」
「リケルメは決してメッシと同じ速度ではプレーできない。リケルメとメッシは互いに矛盾し合う存在。」
「リケルメとメッシは完璧なパートナーになりうる。」
「ロマンのサビオラへのスルーパスを賞賛している人たち、ソリンを称えることを忘れていない? メキシコ戦でマキシへのボールを送ったのはソリンだよ。」
「ロマンを悪く言っている人たちは、ロマンがアイマールよりも良い選手だと見とめたくないリーベルファン。」
一番大胆だと思った書き込みは、
「リケルメがペケルマンから召集を受けるようになって以来、良いプレーをしたのはブラジル戦の30分間だけ。後のすべての試合で凡庸な出来だった。リケルメのポジションをアイマールにしても、何ら戦術的な変化はない。もしもアイマールが今一つだったら、メッシとテベス、テベスとアイマールなどを試してもよい。」
でも一番多いタイプのコメントは:
「ドイツ戦で、ロマンは全ての批判を黙らせる大活躍をするだろう。」
そうですね、私もアイマールのためにリケルメが良い働きをしてアルゼンチンが勝利することを祈ります。
Vamos Argentina!


ベルリンに発つ前の練習と、バレンシアのこと

2006年06月30日 03時06分59秒 | W杯2006ドイツ大会
PKの練習をしたようです。最初の5人はリケルメ、アジャラ、ソリン(GKがキャッチ)、マキシ、クレスポ。その後、クルス、カンビアッソ、サビオラ、エインセ、ルチョ、パラシオ、アイマールと続くのですが、パブロはポストに当てちゃったみたい・・・。その他に失敗したのは、パラシオ、テベス、マスチェラーノ。

練習後ペケが記者会見をしましたが、先発メンバーの発表はありませんでした。
メディアの予想は昨日と同じく、ルチョとクフレがカンビアッソとスカローニに替わって入るだろうとしています。
記者会見の最後に、ペケはリケルメを擁護する発言をしました。
「私にとっては、彼はとても良いワールドカップをプレイしている。エクセレントだ。私はロマンを完全に信頼している。ロマンのサッカーを理解しなければならない。それはいつもこのようなものだし、変わることはないだろう。」
またロマンと話をしたことを否定しました。そのような事実はないのだそうです。

さて、バレンシアのことですが(鬱)・・・。代理人が「アイマールのバレンシアでのサイクルは終わった。」とラジオで発言した記事は、二日ほど前に読みました。日本の記事で「バレンシア退団へ」となっているのには少し驚きましたけれど、私はずいぶん前から移籍せざるをえないだろうなと覚悟していました(涙)。だってクラブは、アイマールをアトレティコとリバプールに売りつけようとしたんでしょう?(断られたけれど) バレンシアがパブロを売りたくてたまらないのは誰の目にも明らかだと思うのですが、どうしたらそうでないように考えられるのか、説明してほしいくらいです。

アイマール本人は普通に使ってもらえるなら移籍したいなんて思っていなかったことでしょう。サラゴサやマルセイユにわざわざ行きたいと希望しないだろうし、生まれたばかりの赤ちゃんがいるのに、妻子を誰一人知り合いのいない異国に連れていきたいなんて夢にも考えないと思うんです。でも、本人の意志とは関係なく、asやlas provinciasが書いているとおり、バレンシアにとってアイマールを売ることは、右サイドなどの補強をするためにどうしても必要なことになってしまっています。数日前のLas Provinciasは「バレンシアは、アイマールを補強のための通貨として使うことを決めた」と書いていました・・・。

ディバイオやコラ-ディやフィオ-レなどの絶対にバレンシアでプレーしないことがわかっている選手を抱えたままで、どうしてアイマールがお金のために売られなければならないのか、理不尽な気がしてなりません。パブロもクラブを困らせるために、絶対どこにも行きたくないとごねてみたらどうでしょう?(しそうもないけれど。)カルボーニがなぜワールドカップ期間中からこんなに執拗に「移籍したいなら出ていけ」という発言を繰り返すのか不思議でなりませんでしたが、パブロが売れない限り補強が進まないからなんですね。(その証拠にまったく補強が進んでいないもの。)早くアルゼンチンが負けないかとじりじりしていることでしょうね。

クラブでも代表でも、いくらなんでも苦しいことが多すぎだけど、大丈夫かな? 試合が見れるクラブに行ってほしいと願っていますが、怪我がなく病気もなく試合に出れてのびのびプレーできるところならどこでもいいのかもしれない・・・。でも、やっぱりプレーが見れないのは淋しい(涙涙)。メキシコ戦だってちょっと今いち?と最初見たときは思ったけれど、見直したらやっぱり楽しめましたし。(冷静で的確なプレーでした。味方からのパスにミスが多かった。)
どうか神様、パブロの苦境を救ってくださいとお願いするばかりですが、いつもいつもいつもいつも試練ばっかり。「どうして僕に? どうして今?」というOleインタでのパブロの言葉が忘れられません。アイマールならこれも乗り越えてくれる、一からやり直してくれると信じていますが・・・。

高まる緊張・・・

2006年06月29日 16時10分49秒 | W杯2006ドイツ大会

Nacionを見ても、代表には専属の心理学者がいて、ドイツには同行していないものの電話やメールで選手たちの相談に載っているとか、チームとしての士気を高めるためにペケルマンらは多くの特別なビデオを持ちこんでいるとか、妙な記事が・・・。あとクローゼの「アルゼンチンはドイツと当たって運が悪いね。」という自信満々のインタも紹介されています。アルゼンチンのみなさん、ちょっと弱気になっていないですか?! サビオラは「60%ぐらい勝つ可能性がある。」と言っていますね。100%勝つと信じないと!

ワールドカップでは1990年のイタリア大会決勝で対戦して以来でしょうか。その前の86年の決勝ではアルゼンチンのほうが勝っているのだから、順番としては今度はアルヘンが勝つ番ですが、ホスト国というのが嫌ですよねえ・・・。でも、アルヘンは90年準決勝でホスト国のイタリアに勝っていますもんね。(当時はイタリアに勝ってほしいと願っていたので、アルゼンチンがすごく恨めしかった。今でもスキラッチの先制点とスタジアムの興奮ぶりをよく覚えています。)確かあのとき珍しくイタリアは調子良くて(特にグループリーグが)誰もが決勝に行けると思っていたんですよね。なのにアルゼンチンが夢を打ち砕いたもので、決勝ではイタリア人全員がドイツを応援しマラドーナにはブーイングの嵐、ちょっと可哀想だったなあ。しかも勝敗は疑惑のPKで決まったし。ドイツとマテウスを応援していた私にとってさえも、あれはかなり怪しかった。今度はそういう疑惑ぬきにすっきり勝負がつけばいいのですけど。

水曜日の非公開練習では、ペケは11人対11人の試合をしなかったために、スタメンを確定することはできませんが、ルーチョがカンビアッソに替わることは確かなようです。リケルメの良いパートナーとなりボールを支配するとともに、バラックのチェックをすることも求められています。(だから、アイマールでは駄目なのかな? ロマンも守備しないしね・・・。)
右サイドは、どうやらブルディッソが間に合いそうもないのか、最新のOleの記事ではクフレの名前が挙がっていました。ペケのことだから蓋を開けてみるまでわかりませんが。でも、この右サイドバックはラームを止めなければいけないんですよね? 大丈夫かしら。

練習は、守備の戦術練習を15分ずつ2回と攻撃の戦術練習をやっぱり15分ずつ2回。守備の1回目はクフレ、アジャラ、エインセ、ソリン、ルーチョ、マスチェラーノ、カンビアッソ、アイマール(なぜここに?)。2回目は、コロッチーニ、ミリート、スカローニ、メッシがクフレ、エインセ、ルーチョ、アイマールに替わって入りました。攻撃の1回目は、マスチェラーノ、マキシ、リケルメ、サビオラ、クレスポ。2回目はコロッチーニ、ルーチョ、アイマール、テベス、パラシオ、クルス。守備の1回目の守備陣と、攻撃の1回目のメンバーがスタメンという感じでしょうか。

代表チームは木曜日の18時にチャーター機でベルリン入り。金曜日の試合が終わったあとすぐ、またチャーター機でHerzogenaurachまでとんぼ返りをする予定のようです。ベルリンのホテルはウエスティン。

Best8が出揃いました

2006年06月28日 15時39分56秒 | W杯2006ドイツ大会
スペイン負けちゃいましたね・・・。どのスペインの新聞サイトも「いつものように」といった見出しがついています・・・。個人的には、50分台にビ-ジャが替えられたときに腰が抜けるほど驚きました。特別ビージャのファンというわけではないけれど、バレンシアを見ていた人なら誰でも、最後の最後に頼りになるのはビージャだということをよく知っているはず。知らないのは監督だけ?

94年にロベルト・バッジョの一撃にベスト8で沈んだとき、サッカーマガジンだかに「スペインには切り札となる選手がいないことが響いた。バッジョという絶対的なエースを持っているイタリアとの違いはそこだった。」という主旨のことが書いてありましたが、今日のジダンを見て、12年経ってもスペインは変わっていないなあと思ってしまった。大きな舞台で結果を出すことこそがエースの条件なんですよね・・・。そのへん、アイマールはちょっと駄目だからがんばってほしいけれど、その前に試合に出れないのでは話にならないか・・・。この流れから言うと、ドイツ戦でリケルメのフリーキックが炸裂するかも。

と、いつのまにか話がアルヘン代表になったところで、火曜日は練習が非公開だったので写真がありません。明日の練習も非公開の予定のようです。控え組(含む、メッシ、テベス、アイマール)はSub20との練習試合をしましたが、スタメン組は疲労を考慮して軽い戦術練習のみだったよう。

ドイツ戦のスタメンは一応コートジボワール戦のスタメンと同一であることが予想されています。ペケは何も言っていませんが、トカーリは「メンバーの変更はあまりないだろう」と確認しました。
ボールをもっと支配し、リケルメの良きパートナーとなるべく、ルーチョ・ゴンザレスがスタメン復帰の予想ですが、怪我がどれだけ完璧に治っているかが少し不安材料。またブルディッソもスタメンとなりそうですが、こちらはまだボールを使った練習もしていないとのこと。間に合わなかった場合は、スカローニかコロッチーニかクフレのいずれかになります。(どの選手もちょっと心配ですね、素直にサネッティ連れてくれば良かったのに。)Oleの最新の記事では、サビオラでなくテベスの可能性まで載っていましたが、さて?

Nacionでは、相変わらずブログが盛況です。リーベル・ファンの記者がリケルメ批判の記事を書いて、それにコメントが200以上つき(主に反論)、反響にびっくりした記者が釈明の記事を書いたら、またそれにコメントが今現在で177もついています。(ざっとだけど全部読んだ自分も暇だと思う。)その記者によると、メキシコ戦でアイマールが入ったとき、リケルメはてっきり自分との交代だと思って自分からフィールドの外に出たんだそうです。違うと言われて戻ったらしいのですが。替えられてもしかたないと思っていたのかなと少しびっくり。PK戦もある決勝トーナメントですもの、ペケはリケルメを替えることは100%ないと思いますけど。はあ、こんなにポジションを無条件で保証されているなんて羨ましい限りです。

ペケルマンがリケルメに喝

2006年06月27日 16時16分18秒 | W杯2006ドイツ大会
を入れたのかどうかしりませんが、リケルメの部屋で一対一で長いこと話しをしたそうです。代表に近い筋によると、この会話の理由は「ロマンを元気づけ、メキシコ戦では良い出来ではなかったが、全員がロマンを死ぬまで信頼していることをはっきりさせるため」だそうで・・・。

Terra:

リケルメはまだ期待に応えていない。アルゼンチン代表監督ホセ・ペケルマンは月曜日、彼が無条件に信頼する選手の一人ファン・ロマン・リケルメと長い会話を交わした。この中でペケルマンは、金曜日のドイツ戦でリケルメが大きな働きをすることを要請し、ワールドカップでセミファイナルに残るために彼のプレーが鍵となることについて全面的な信頼を表明した。(中略)
メキシコ戦でリケルメは試合に充分参加していたが、不正確なパスが多く、その役割からもっと多くのリーダーシップが必要だった。なぜなら彼はしばしば横にボールをパスするだけで、チームの動きを遅くさせていたから。とはいえ、完璧なパスも披露した。(サビオラとアイマールへのパス)ペケルマンが本当に必要としているのはこのタイプのプレーがコンスタントに続くこと。



Oleにも同じ記事が載っていますが、事情をよく知る人の話として
「ロマンは自分に何が起こっているのか知らない。フィジカル的にはとても良い状態だと感じていて、どうしてこのレベルのプレーなのか説明をみつけられないでいる。彼は壁の横にいて(壁に当たっているということ?)、みんなが期待するレベルになる必要を切実に感じている。」
Oleによると、ロマンは自分のプレイのレベルを上げることが本当に必要だと思ったため、休養を与えるつもりでいたペケにオランダ戦での出場を頼みこんだのだとか。(はあ・・・。)

でも、リケルメのプレー、そんなに悪いかな? すごかったというCLインテル戦の2戦目をESPNが放送しなかったので見ていないのですが、その他のCLと今季のリーガの試合でのプレーぶりが今に比べて良かったかというとあまり変わらないような。ビジャレアルは放送が多かったからわりと見たのですが、バルサ戦やマドリー戦では活躍できなかったし、その他の試合でも最後にコーナーを直接入れるとか、89分間駄目でも最後の1分で決定的なゴールというシーンが多かったように思います。そういう決定力をペケはかっているのかと思っていました。プレーが遅いなんて今に始まったことではないのに、どうしてアルゼンチンの人が今頃こんなに騒いでいるのかわかりません・・・。

今更システムを変えるわけにもいかないので、あとはロマンの発奮を待ち、ルチョやサビオラがどれだけロマンをサポートできるかというところでしょうか。
今日、どこかの掲示板で「アイマールは病み上がりで、試合勘も戻っていない。」と書いてあるのを読んで悲しくなりました。それってアイマールのせいなの? こんなにちょっぴりしか試合に出してもらっていなくて試合勘なんて戻るわけないじゃん・・・。病気なんてもう2ヶ月も前のことだし。自分のアラベス戦の記事を昨日読んで泣けてきましたよ。あんなに急いで復帰したのに意味なかったなって。リケルメにはアイマールのぶんまで本当に死ぬ気でがんばってもらわないと困ります・・・。

あんぐりのOleの採点

2006年06月26日 15時47分57秒 | W杯2006ドイツ大会
今日のオランダ-ポルトガルを見て思ったことは、アルゼンチンはグループ一位で良かった、あの審判に当たらずにすんで本当に良かったなということ。ワールドカップの決勝トーナメントであれは・・・。デコが気の毒です。エインセ、間違いなく一発レッドだったでしょうね、あの審判だったら。

今朝、Oleのメキシコ戦の採点を見たのですが、ありえないほどショッキングな点です。昨晩はなかったから、これを付けた人は録画を見て採点したはずなのですが、冗談としか思えないような。(ここに書いてもいいものかためらうほど・・・。)


アボンダンシェリ(4)
スカローニ(10):とても良かった、チームでベスト。(ええっ!!)
アジャラ(8)
エインセ(7):チームのリーダー。(ええっ!!)
ソリン(5)
カンビアッソ(3)
マスチェラーノ(9)
マキシ(3):決勝ゴール、それ以外は何もなし。(ええっ!!)
リケルメ(6)
クレスポ(5):スポーツの恥。オウンゴールにどうやって叫んだりできるのか?
サビオラ(2):またもやバルサのリーダーたちの意見を変えるためにプレーした。
アイマール(7):失ったものより勝ち取ったものの方が大きい。メキシコ人選手とユニ交換をした。(??)
メッシ(4):マスチェラーノからのボールを失っていた。
テベス(7)


同じ試合を見ていたとは思えないんですけれど。一応リンクを貼っておきます。Ole採点 一瞬ドイツ式に点の少ないほうが評価高いのかと思ってしまった。でも、そうするとアジャラさんとマスチェラーノがおかしいですもんね・・・。私がいくらアイマールのファンでも、昨日のプレーで7はないと思うなあ。5.5から6じゃないかな。メッシの4も・・・ドリブルで相手を疲れさせたと見るべきか、無駄なプレーが多かったと見るべきかで、評価が分かれるのでしょうか。

Nacionに載っていた、メキシコ戦のリケルメを批判する記事を訳そうかなと思ったのですが、選手への批判というのはあまりいい気持ちがしないので止めておきます。アイマールの記事はがんばって訳そうと思えるけれど、ロマンの記事は訳すのが面倒というのもあったりしますが。と思ったら、Oleにもリケルメの記事出ていますね。批判もあるがチームメートたちはロマンに絶大な信頼を寄せているという内容で、アイマールの言葉が紹介されています。「パブロ・アイマールは、明快に言った、"Soy suplente del mejor jugador del mundo"(僕は、世界一の選手の控え)。」アイマールは、本当にそう思っているのかな? 案外、誠心誠意そう思っているのかも、パブロのことだから・・・。

マラドーナがオフサイドになったリケルメのアイマールへのパスを誉めたそうですが、録画を見直すと、ソリンからのスローインを受けた時点でパブロはあのプレーをイメージして動いていますよね。すぐさまロマンを見ながらパスを要求しているし。線審がちゃんと見てくれていれば、ヒーローだったのにな!

昨日は久しぶりにアイマールのプレーを見ることができて嬉しかったのですが、今日になったらやっぱりペケの采配への不満がふつふつと。これだけモティベーションを下げるような使い方をしておいて、せっぱつまったぎりぎりで起用って、どうしても納得が行かない。
退院した後、55分出て良かったアラベス戦のあと、ぼろぼろだった2試合。最後の試合となったアトレティコ戦が5月7日です。それから1ヶ月半の間の出場時間と言ったら、壮行試合の25分、親善試合の15分、ロスタイムの30秒、オランダ戦の10分間だけ。それでいきなり昨日の場面で投入って、あまりに行き当たりばったりじゃないですか? パブロだからなんとか無難にプレーできたけれど、普通に考えてベストなパフォーマンスができるとは思えないんですけど・・・。それだけペケからどうでもいいと思われているのかもしれませんが、だったらなんで使うんだろう?? ラニエリなみの適当さにはほとほとうんざりです。

アルヘン代表チームは、土曜日の晩ライプツィヒのホテルで、ロマン、メッシ、そして代表のコックさんのお誕生日を盛大に祝いました。(試合に勝ってよかったですよねえ。)日曜日、選手たちは昼近くまで寝ていたそう。(日本やアメリカとは生活リズムが全然違うな。)そしてランチの後、チャーター機でヘルツォーゲンアウラッハのホテルに戻りました。18時から19時15分まで軽い練習。ブルディッソとルチョが練習に復帰しています。右上の写真、どうしてスパイクを履いていないのでしょうね?


[決勝トーナメント]アルゼンチン2-1メキシコ

2006年06月25日 17時02分20秒 | W杯2006ドイツ大会
アルゼンチン危なかったですね! コンフェデと同じような展開で・・・PK戦に行ってしまうかと思いました。メキシコはイラン戦とポルトガル戦を見たのですが、今日はそのときと全然違うチームに見えましたよ!!

ESPNはなんとキックオフの瞬間からしか放送しないので(あり得ない放送です・・・。)、選手入場や国歌演奏はスペイン語の放送のほうでいつも見ています。このチャンネルはたぶん主にメキシコ人向けかと思われ、今日は気合入っていました。メキシコシティからの中継やカンポスのインタもありましたし。解説がチラベルトのような気がしたけど、気のせいかな。

試合のほうは・・・開始5分でのメキシコの得点は、その前のドイツ-スウェーデンとかぶるものがあって、やばすぎ!と思いましたが、すぐに追いつけたのはラッキーでした。でもアルヘンはいつになくパスミスが多く、スカローニはクロスを全部敵に渡すし、エインセはレッドカード?!とぎょっとさせてくれるし、リケルメは明らかに疲れているし・・・。同点のまま進んでいったので、これはアイマール投入あるかなと思っていたら、昨日のOle情報のとおりカンビアッソと替えてきましたね。(交代で入るシーン、こちらでは映らなかったけれど、なんで?)

そのまま延長に入ったことなど去年のコンフェデとまったく同じでしたが、調子のほうはどうだったかなあ。すごく悪くはないけれど、特別良くもなかったかな。コンディションのほうはどうなんでしょう? 写真を見るとまた痩せたような気がしないでもない。
いつも控え組で練習しているせいか、アイマールとメッシの間はいいのだけれど、その他の選手との連携が今ひとつに思えました。パブロは、メッシにプレーさせようと最大の努力をしていたよね。90分終了間際のロマン→パブロ→メッシでオフサイドによりゴールが取り消されたプレー、こちらの実況は審判の大間違いと言っていたし、実際間違いですよね。決まっていれば綺麗だったのに! ちょっとバルサ戦のビージャ→パブロの幻ゴールを思い出しました、あれはオフサイドだったけれど。

私が一番つぼだったのは、延長に入る前ペケのすぐ前で真剣な表情をしてペケの指示を聞くアイマール。それにしても、ゴラッソという言葉は今日のマキシのゴールのためにあるようなものですね。

Nacionなどで採点を見ましたが、アイマールは5点ですねえ。メッシやテベスと同じ点でいいような気がするけれど。Terraは普通、良い、とても良いのうち「良い」です。(追記:Nacionは採点を変更しましたね。アイマールは6点です。リケルメの4は厳しいな。)


変更後のNacionの採点:アボンダンシェリ(8)、スカローニ(5)、アジャラ(8)、エインセ(4)、ソリン(5)、カンビアッソ(4)、マスチェラーノ(6)、マキシ(9)、リケルメ(4)、サビオラ(4)、クレスポ(5)、
メッシ(7)、テベス(6)、アイマール(6)

Terraの採点と寸評:
アボンダンシェリ(muy bien)
スカローニ(普通):
チームで一番弱い部分。サイドバックで居心地が悪そうだった。マークにもクリアにも気持ち良くプレーできていなかった。
アジャラ(muy bien)
エインセ(普通):
後ろでも前でも安心ではなかった。ボルヘッティにてこずった。簡単なクリアを失敗し、GKに危険をもたらした。さらにメキシコのゴールではマルケスのマークを外した。ミリートの番か?
ソリン(bien)
カンビアッソ(普通):
アルゼンチンの中盤が機能しなかった原因の一人。ポジションを見つけられず、メキシコは簡単に中盤を通過していた。
マスチェラーノ(bien):
一人でメキシコの中盤全員と戦った。フィールドの半分の支配者マスチェラーノが復活したようだ。
マキシ(muy bien)
リケルメ(bien):
途切れ途切れ。瞬間的にはベストなロマンを思い出させることもあった。それ以外ではメキシコのマークに消えていた。
サビオラ(普通):
前の試合のサビオラではなかった。
クレスポ(bien)

アイマール(bien):
リケルメと連携してボールを触るために出場し、その目的を果たした。トップ下でプレーし、メッシとテベスのためのゲームを作った。パジャッソは良い仕事をした。
メッシ(muy bien)
テベス(bien) 

Oleのアイマールについての寸評:
後半30分にカンビアッソに替わり出場。リケルメと連携してボールを持ち、危険を与えるため。その目標を達成し、またメキシコがマークする中多くの献身的な動きをした。



アイマールの試合終了後のコメント:
「メキシコは僕らにとって驚きではなかった。難しい敵だった。彼らはとても上手くプレーし、僕らに十分な苦しみを与えた。僕はボールを触ることができて、またチームの役に立つことができて満足している。」

「ワールドカップのベスト16の試合では、こういうことが起き、相手チームが良い試合をして勝とうとするの普通のこと。幸運なことに勝利を得ることができた。メキシコがセットプレーで良い判断をしながら、素晴らしい試合をすることは予想していたが、僕らもまた同じことをした。」

「試合ごとにプレーする時間が増えているので、満足しているし、幸せな気分。それはホセが苦境に立っているということになるけれど、僕が何よりも望んでいるのはこのチームがワールドカップでできるだけ先まで進むこと。」

「これから、僕らはとても苦しむだろう、なぜなら一番難しい敵に直面するのだから、ちょうど今晩のメキシコのようなね。でも、心配する必要はない。アルゼンチンは重要なことを示しているチームで、ワールドカップを勝ち進む可能性を持っているのだから。」

Nacionにはついにリケルメを批判する記事が・・・。「官僚的な」プレーという意見まで。今日は、たんに疲れていただけだと思いますが。だからオランダ戦無理して出るから・・・!!


決勝トーナメントが始まります

2006年06月24日 17時30分32秒 | W杯2006ドイツ大会
明日はもうアルゼンチン-メキシコなんですね・・・。一つも胸がどきどきしない。
チームはスタジアムを見学しました。写真は全部そのときのものです。アイマールはメッシよりも小さい。そしてなぜかリケルメはリンゴを食べている・・・。

ペケルマンは記者会見ではスタメンを発表しませんでしたが、サビオラ、クレスポ、ソリンの復帰は確認。またリケルメのスタメンも間違いないです(当たり前か)。ブルディッソは、捻挫の回復具合をぎりぎりまで見て、朝の再検査の結果により出場させるかどうか決めるみたい。よほどコロッチーニが不安なのかな。今のところコロッチーニが出る可能性のほうがが高いとのことです。

記者会見でペケがリケルメについて話した言葉:
「我々は、良い選手は敵のマークのために働けなくなる可能性があることを知っている。チームは良い動きをして、リケルメはチームを助けるためにポジティブな態度を取った。セルビア戦ではチームは良い解決法を見つけた。だから、もしロマンが試合にたくさん参加できなくても、チームは上手くそれを解決するだろうと願っている。」
はっ? これは最近のリケルメへの批判に対するペケの答え? うーん、言いたいことは山ほどありますが・・・。 まあ、リケルメもさすがにこのへんで調子を上げてくるでしょう。グループリーグのプレーぶりをビジャレアルでやったら、全試合チームは引き分けだったかも。

このペケの発言を受けてなのかどうか、Oleには「ペケルマンはメキシコがリケルメを厳しくマークすることを心配していて、そのためにカンビアッソまたはマキシの替わりにアイマールにもう少し出場時間を与えるオプションも考慮している。」とあります。負けていたりしたら、メッシ、テベスの投入の後に可能性があるのでしょうか。でもまた残り10分で入れられても、アイマールもきっと困るよね。期待はしないでおきます。メキシコは試合を見たところあまり強そうでないからアルヘンは普通に勝てると思うな。asによるとメキシコでは10人中7人がメキシコの負けを予想、逆にアルゼンチンでは10人中9人がアルゼンチンの勝利を予想しているそうです。

asの注目のエースはサビオラとZinha。メキシコにとってはボルヘッティが復帰できるかどうかも鍵に。両チームともボールを回すスタイルで、またリケルメのプレイスタイルの特徴から、スローテンポな試合が予想されています。この試合の前に行われるスウェーデン-ドイツと対照的な試合になることでしょうね。

あっ、忘れていた、バレンシア情報。パブロの移籍の話題が載らない日はないんですけど。今度はマルセイユのナイジェリア人の選手とトレードの可能性。またカルボーニはフィオ-レ、コラーディ、ディバイオ、アイマールを売るためにイタリアに商談に行くそうです。どうしてイタリア人3人とパブロが一緒にされなきゃいけないんだか(怒)。


ライプツィヒに到着

2006年06月23日 14時39分57秒 | W杯2006ドイツ大会
今となっては何を書けばいいのやらという感じですが・・・。とりあえずチームは、フランクフルトから飛行機に乗り、午後3時半にライプツィヒに到着。フランクフルトのホテルを出発するときの動画を見ましたが、カンビアッソとかファンに手を振っていたけれど、アイマールは一切周りを見ず、隠れるようにバスに乗り込んでいました。
シエスタの後、午後6時半から練習。オランダ戦に先発しなかった選手は、SUB20との練習試合など(結果は3-3、ゴールはサビオラが2、クルスが1)。アイマールはどんなときでも試合に先発しなかった選手・・・。
右の写真、パブロは練習では人一倍厚着なのになと思いました。気温は20度ぐらいでわりと涼しいみたいです。公園のような綺麗な練習場ですね・・・。

ブルディッソの怪我は当初の予想よりは軽いようで、準決勝にアルゼンチンが進めば間に合うだろうとのこと。ルチョは順調に回復していて、メキシコ戦に間に合うぐらいのペースだそうです。
明日の練習は夕方の5時半から。練習終了後7時45分頃にペケが記者会見をしてメキシコ戦先発メンバーを発表します。ま、聞かなくてもわかるけれど。
宿泊先ホテルはルネッサンス・ライプツィヒ。旧西ドイツの町は大体行ったことがあるのですが、ライプツィヒは旧東ドイツなので行ったことがありません。東欧(旧)っぽい雰囲気なのかな? 

相変わらずNacionではリケルメについて熾烈な論争が・・・。Otro capitulo del eterno juicio a Juan Roman Riquelme(205ものコメント!)「アルゼンチン以外の国ではリケルメ絶賛なのに、なんでアルゼンチン国民はこんなにロマンに批判的なの?!」との声がありました。みんな厳しすぎなんだよね。アイマールが10番だったとしてもすごく批判されそう・・・。

オランダ戦については何人もの人が「ペケはもっと早くアイマールを入れるべきだった」と書いているのは嬉しいけれど、中には「クラブでも代表でも結果を出していないアイマールが召集されたのが間違い。」「リケルメが抜けてアイマールが入ってから、オランダに攻められた。リケルメは守備にも貢献していた証拠。」との意見も。これに対して「アイマールは10分間の選手ではない。彼のようなタイプの選手が試合に入るためにはもっと時間が必要。」との反論が。確かにバレンシアの試合見ていても、開始から10分まででアイマール大活躍なんて見たことないものなあ。というか、何度も言うけれど、ペケは別にアイマールに機能してほしいわけじゃないんだって! 試合に入ってリズムを掴んで攻撃を組みたてようと思ったら10分で足りるわけないじゃん。
代表で結果を出していないというのもねえ、使ってもらっていないんだもの、結果もなにも・・・。はあ、いっそ練習で無茶苦茶に調子が悪いとか、実は怪我をしているとか、そんな風に信じようかしら。

気分転換にNacionにかっこいい選手11人を集めたチームが。コメントを読んだら「誰がこれを選んだの?? 一人も同意できないわ!」なんて意見もあり、賛否両論のようです。ソリンはともかくクレスポというのはすごく意外なんですが、コメントを見てもクレスポは人気あるみたい。ちゃんと「アイマールは可愛いと思う。なんで入っていないの?」という意見もいくつか。私はオーウェンが??
Nacionのブログ
  

ブルディッソの怪我と採点

2006年06月22日 17時06分15秒 | W杯2006ドイツ大会
ブルディッソは、右膝靭帯の捻挫で、試合ににこれ以上出場できない可能性も。木曜日にMRIの予定。

Nacionの採点:
アボンダンシェリ(7)
アジャラ(7)
ミリート(8)
クフレ(5)
マスチェラーノ(5)
カンビアッソ(6)
マキシ(7)
リケルメ(6) 良い状態の彼は見られなかった。左サイドからのコーナーキックで何度もオリンピック・ゴールを狙った(直接コーナーを入れること?)。パスをするさいにスローだった。トップの選手との連携がなかった。
テベス(7)
メッシ(5) ボールを持つと別格であることをまたもや示した。しかし、個人のプレーに走りすぎ、何回かあったチャンスを潰した。クルスと交代。
コロッチーニ(7)
クルス(-)
アイマール(-) リケルメと残り15分のところで交代、時間がなかった。できることが少ない中で、攻撃の手綱を握ろうと試みた。(80分の交代だから残り10分でしょう! 全然違うよ!!)

 


むなしいだけ

2006年06月22日 09時32分34秒 | W杯2006ドイツ大会
オランダ-アルゼンチンは0-0の引き分け。アイマールは80分にリケルメと交代で出場。
あのロスタイム出場のときから、そうじゃないかなと思っていたましたが、今日の試合を見て確信しました。ペケは、アイマールのことを戦力とは考えていないんですね。たぶん、サネッティやサムエルと一緒にワールドカップメンバーから落選させるつもりだったんだと思います。でも、事前のミニ合宿から外しただけで騒動になったし、リケルメも怒ったので、しかたなくメンバーに加えたんでしょう。素直に喜んだアイマールは、記者会見でワールドカップに向けての抱負を語りましたよね、「自分はプレイできなくても、チームが優勝できれば。」って。たぶんペケはそれを読んで「いい子ぶっているんじゃないよ、お前は最初から構想外なんだよ。」という意味を込めて、充分それがパブロに伝わるように、コートジボワール戦でロスタイムに出場させたんでしょうね。普通にリケルメの控えとして考えているなら、今日の消化試合で10分の出場時間なんてありえないでしょう? オランダ戦の10分間は、コートジボワール戦の30秒間とまったく一緒。ただの時間稼ぎ・・・。Nacionのブログのコメントでこう書いている人がいました。 
この素晴らしいチームでただ一つ理解できないのは、アルゼンチンが本当の指揮官を見つけていないということ。リケルメは、セルビア戦で6を付けられたが、これはチームで最低点。今日の試合でもまた6。彼は、アルゼンチンの10番だよ! 彼は後ろにボールを戻し、ボールを失う。全部のポジションについて議論があること、3000万人の監督がいることはわかっているが、少なくとも彼に疑問があるならば、なぜアイマールには10分しか与えられないの? 彼は試合の最悪の時間帯、サッカーが完全に曖昧になった時間に入った。リケルメなしでやらなければいけない大切な試合でどうなるかを見るために、どうして終了30分前に入れないの? リケルメは重要な瞬間に失敗をしたことがあり、またそれを繰り返すのではないかと心配。Vaaamos Argentina
以前だったらこういうコメントを読むと心強く感じたものですが、今はむなしいだけ。リケルメに公平に言うと、今日のリケルメを誉めている人もたくさんいるし、私自身もコート戦やセルビア戦よりも良かったような気がしました。ただ、テベスやメッシとはまったく合わないですよね。特にメッシとは。メッシは動きながら考えて判断してプレーするタイプだと思うので、リケルメみたいに止まっている選手だとボールが出てくるのが遅すぎて、メッシのいいところが全然生きないみたい。消化試合だからこそ、メッシとアイマールのコンビが見たかったのに・・・ペケがそんなことを許すわけありませんね。

で、上のコメントについてなんですが、これを書いた人は何もわかっていませんね。
ペケはリケルメなしでの重要な試合なんて最初から想定していないんです。またリケルメの控えは、アイマールではない。アイマールはただの飾り、ロマンの控えはいないんです。唯一無ニの存在という感じかな。だから、アイマールをテストする必要なんかないし、下手に長い時間プレーさせて調子に乗せたら誤解するから大変だし。

決勝トーナメントに入って、パブロの出番はもうないでしょう。私にわかるくらいだもの、本人はよくわかっていると思う。今日リケルメと交代するときの表情が・・・いつもはあんなに表情豊かなのに、また感情を殺したような無表情さでした。こんな扱いを受けているのを見るくらいなら、召集メンバーに選ばれなければよかったのにと心底思わずにはいられません。 

オランダ戦直前ですが・・・

2006年06月21日 15時14分48秒 | W杯2006ドイツ大会
憂鬱だ・・・。やっぱり代表に選ばれなかったほうが良かったんじゃないかな。毎試合、アイマールのことは使う気ないんだと思い知らされていくのは、すごく辛い。本人はもっと辛いだろうけれど。毎回、胸に矢がぐさっと刺さるような気持ちになってしまう。

代表チームは火曜日バスで230キロを走破してフランクフルトに到着。降り続いた雨のため窓の外は何も見えず、快適な旅とは言えませんでしたが、選手たちはDVDで映画を見たり、CDで音楽を聴いたりして過ごしました。カンビアッソ、マキシ、レオ・フランコ、クレスポは手品をやっていたとか。宿泊先のインターコンチネンタル・ホテルに行く前にヴァルトスタディオンを視察(Worldstudiumという名前ですね)。15分ほどピッチの様子を確かめたり、写真を撮ったりしました。ホテルに戻った一行は、9時半にパスタと肉の夕食(遅っ!)。

結局オランダ戦の予想スタメンは、Oleによるとイエローをもらっている3人が替わるだけになりそう。なので、アボンダンシェリ、ブルディッソ、アジャラ、ミリート、ソリン、カンビアッソ、マスチェラーノ、マキシ、リケルメ、テベス、クルス。(ペケはまだ選手たちに誰がスタメンとなるか話していないそうです。)
オランダは5人も休ませるんだから、アルゼンチンもそうすればいいのにねえ。ファン・ボメル、ジオ、ロッベン、ハイツィンガーなどが出ません。(オランダはスタメンを発表したのかな。)
しかし、これで勝ってしまったら中二日だけど・・・。メキシコも同じ条件だからOKなのかしら。

下の写真は、今朝の練習より。やっぱりあんまりhappyそうな顔じゃありませんよね。
そうそう、この前パブロを訪問したのは奥さんと書きましたが、両親のような気もしてきました。「El payoとその妻」と書いてあって、数日前の記者会見ではアイマールの愛称がpayoになっていたので、そう思ったのですが、payoとはパブロのお父さんという説もあるようです。ややっこしい愛称をつけるから誰が誰だかわからなくなって困ります。

結局リケルメかい(怒)!

2006年06月21日 06時33分50秒 | W杯2006ドイツ大会
高地での捨て試合一試合のみでしかアイマールを先発させていないペケのことだもの、ワールドカップ本選でリケルメに替えてアイマール・スタメンなんてありえないとは思っていました。でも、そうは言ってもかすかに希望を抱いてしまうのが我ながら悲しいところで、今朝どきどきしながらOleを開いて、毎度おなじみの落胆を味わったのでした。
「ロマンは、先日の試合の後半を楽しんでいた。多分彼はプレイしても、問題はないだろう。」
So what?!(娘のお気に入りのフレーズですが。)ロマンが楽しみたいから、試合に出すの? そりゃあれだけ点差がついた試合の後半だもの、楽しかったに決まっているでしょうよ。なんだかだんだん心底馬鹿らしくなってきた・・・。

写真は、妙な写真が何枚かあります。コロッチーニを抱えて何をしているのでしょう? 重そうだ・・・。 







































ミステリーは続く・・・

2006年06月20日 16時14分51秒 | W杯2006ドイツ大会
コートジボワール戦とセルビア戦は48時間前にスタメンが発表されていたのに、今回はまだ発表がありません。明日のお昼にペケの記者会見が予定されているので、そこで発表になるのではということですが・・・。Nacionには、ポルトガル-メキシコの試合が5時間前にあるので、その結果を見届けてから布陣を決めるかもしれないなどという恐ろしいことが。そ、そんな(涙)。ペケのことだからアイマールをスタメンと発表しておいて、土壇場で替えるなんてごく普通ににやりそうです。そのときの打撃を想像しただけで心がひりひり。その前に明日やっぱりロマン、スタメンとの発表かもしれないけれど。

朝Clarinで「リケルメは自分のプレーレベルを上げるために、死ぬほど出場したがっている。休むことがチームにとって一番ためになると代表スタッフが説得中。」との記事を読んで、あんぐり。なんでそんなに何もかも一人占めしたいの? 「自分の出場を願うことは仲間たちに悪いことが起きることを願うことになってしまう。」とまで言ったアイマールの気持ちを少しは考えてあげてほしい・・・。(でも、きっとこの世界で成功するためにはロマンくらい自己中心的でないと駄目なんでしょうね。)

月曜日の練習では、ペケがどのような布陣を考えているかを読み取ることはできませんでした。チームを3グループに分けて、Sub20相手に様々な戦術的な動きを練習。3つのグループとはブルディッソ、コロッチーニ、クフレ、アイマール、リケルメ、メッシのグループと、マキシ、アジャラ、クフレ、マスチェラーノ、テベス、サビオラ、クルスのグループ。そしてスカローニ、エインセ、ミリート、カンビアッソ、パラシオ、クレスポ。アイマールをセカンド・アタッカーにする動きまで練習があったらしいけれど。ま、これほどFWがたくさんいるのですから、そのオプションはないでしょう。

一応メディアの推測としては、イエローカードをもらった3人に替わり、ミリート、テベス、クルス。ソリンが今日になり足に痛みを訴えたため、クフレの可能性も。セルビア戦でつま先を痛めたマスチェラーノに替わりスカローニ。リケルメが休むようならアイマール。

明日の午後試合会場のフランクフルトに向け(226キロ離れている)、バスで出発の予定。ちなみにこのフランクフルトのスタジアムは、去年ブラジルに敗れたコンフェデ決勝の時のスタジアムです。1位が確定すれば、土曜日にライプィヒで試合となるのでそのまま飛行機でライプツィヒへ。2位だと合宿地のすぐ近くのニュルンベルクで日曜の試合なので、ホテルに戻ってきます。日程や会場的には2位になったほうが良さそうですね。

明日起きたら、スタメン発表されているでしょうか。それとも今回は発表はなしなんでしょうか。
Nacionに「パブロ・アイマールは、練習の中で、フレッシュでシャープで、違いを見せられる才能を持っている選手のように見える。」とありました。いつの練習での話かわからないけれど、ちょっと嬉しい。

オランダ戦のメンバーは??

2006年06月19日 15時30分17秒 | W杯2006ドイツ大会
今朝Nacionを見たときは、オランダ戦はメンバーの入れ替えがかなりあり、腰痛のあるリケルメに替わりアイマール先発の可能性もという記事が出ていました。嬉しいようなどきどきするような気持ちになっていたんですけど、今見たら記事が差し替えになっていて、ちょっとトーンダウンしています(ため息)。

フォワードはクルスとテベスの可能性が高いとのこと。(クレスポとサビオラはイエローを一枚もらっているので。)またエインセに替わりミリート、マスチェラーノに替わりスカローニが入りそう。で、リケルメですが、休みが与えられることも考えられますが、選手自身がプレイのレベルを上げるために出場を希望するかもですって。 ロマン・・・! パブロの親友なら、嘘でもいいから「腰痛がひどい」と言って~!!
でも、先に書いておきますが、ペケには本当に毎回裏切られ、絶望の底に突き落とされるような仕打ちを受けているので、今回も決して期待しないほうがいいと思います。自分ががっかりするのも嫌だし、パブロやパブロのファンが失望しているのを見るのも辛いですから。


ス-ぺルにアイマールの移籍関連の記事が出ていました。今の状況をわりと的確にまとめてあるような気がするので、悲しい気持ちにはなりますが、訳してみます。


パブロの疑問
バレンシアで5年を過ごしたアイマールはクラブ内で愛されていないと感じ始めており、メスタージャとは別の場所で将来は過ごすかもしれない。

バレンシアは、これまで何回かアイマールに将来について話すようにと主張したが、彼は口を閉ざしたままだ。クラブの将来の計画に対しての疑念と個人的な希望が重なり、彼は自分の将来をはっきり知ることができないでいる。 契約は2008年6月まであるが、もしもバレンシアに彼に対しての満足のいくオファーが届けば、もっと早く契約は終わることになるだろう。

キケの監督一年目のシーズン、パブロは本来のポジションとは遠く離れた場所でプレーすることを強いられた。アルゼンチン人選手はシーズンのかなり多くの期間を、ビセンテの負傷後レゲイロが完全な状態であったにも関わらず、左サイドでプレーしなければならなかった。カイは、その決定に敬意を払い受け入れたが、また同じ状況に戻りたいとは思っていず、そのためバレンシアで続けることが本当に良いことなのかと考え始めている。

トップ下、ほとんど将来はなし
フェルナンド・モリエンテスの加入と更にトップの選手を契約しようとしているクラブの意図は、アルゼンチン人選手に今シーズンのシステムはどのようなものになるのかという疑念を抱かせるのには充分だ。ビジャが疑いの余地のない存在であることを考えると、純粋なフォワードが二人、または三人となり、キケが自分の考えを固めて4-3-3を試すかもしれない。するとパブロのポジションは危険に瀕する。カイがトップ下のポジションでより快適に感じることは良く知られているが、バレンシアが今シーズン目指すシステムにおいて、現実的には彼のポジションが消えることをすべてが指している。

友人のリケルメのたどった道の後で
次のシーズンにおけるチームの構想に入っていないだろうことは、理由あって特に彼を傷つけるものだ。26歳のアルゼンチン人選手は、サッカー選手として成長するときが来たことを認識していて、彼の友人でチームメートのロマン・リケルメのように、彼を指針とし、彼を中心としたチームでプレーすることにメリットがあるかもしれないと考えている。これこそまさに、サラゴサの新監督ビクトール・フェルナンデスが先週電話でサッカー選手と話したときに申し出たことだった。サラゴサの選手となるオプションは、様々な理由によりとても難しいことに思えるが-ダレッサンドロの加入はアルゼンチン人選手には羨ましく思えるプロジェクトの一部だ。

楽しむときが来た
またこのことは、最初にクーペル後にラファ・ベニテスのような監督の下でのチームに適応してきたこの数年の後に、移籍前にアルゼンチンでそうしていたようにサッカーに喜びを見出すときが来たと彼に思わせる出来事でもあった。バレンシアに来てからの彼の道筋の中で、ラニエリと昨シーズンのキケの下では、自分の役割はなくなったものとカイは考え、状況に適応しなければならないことが続いていた。そのために、彼は自分の状況を考え直している。

日に日に愛されているとは感じられなくなっている
この数ヶ月クラブは彼へのオファーには耳を傾けると宣言していて、これは彼に自分は必要不可欠な存在ではないことを思い知らせるものだった。それは最初は彼を悩ませるものではなかったが、バレンシアが数チームに彼の売却の申し出をしたという代理人からの情報は、ワールドカップが終わるまではバレンシアに留まろうとしている彼に、日に日にクラブ内で評価されていないことを感じさせている。代理人は、バレンシアが既に他のチームに彼の移籍を持ちかけた事実により、選手に様々なクラブへの移籍を申し出ることは「公認されている」と感じていることを認めた。ス-ぺルは数ヶ月前に、ビジャレアルにアルゼンチン人選手とフォルランを交換するオファーが届いていることを報道した。

チームが流動性を必要としていることを認識
アイマール自身は、チームが(新たな選手と?)契約するためには、選手たちを出す必要があること、現在のところ自分が???であり、よって多くの収入が期待されていることを知っていて、それは彼の不信感を強めている。

選手は今ドイツにいて、代理人はカルボーニと話しているものの、代表への参加が終わるまではアイマールは将来に関して何の決定も下さないだろう。



本当にサラゴサの監督と話したのかな? ス-ぺルの書くように考えているかどうかはわかりませんが、状況はス-ぺルの書いているとおりなので、説得力があります・・・。ポジションについてもフォーラムでさんざ議論されていて、一番アイマールに否定的な人ですら、結論として「バレンシアは、クラブ史上最高額の移籍金を払った選手に不適なポジションを与え、彼を使いこなすことができなかった。」

バレンシアでは、カルボーニが1000万ユーロのサラゴサからのオファーを拒絶。そのお金では売れないんですって。そして、
「彼が出ていきたいと言うなら、何の問題もない。パブロがいなくなるなら、誰が他の人が来るから。偉大な選手が去っても、チームは進歩し続けてきた。」
どうしていちいちこういうことを言うのかな? 「出ていけ」と言っているようなものじゃない。5年も在籍した選手に言う言葉ではないと思うのですが。