A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

スポルティング戦のキャプチャー写真

2011年11月30日 23時22分15秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
先週の水曜日の未明から、ちょうど仕事が一段落着いたところだったので、幸せな気持ちを目一杯かみしめることができた一週間でしたが、また仕事が入ってしまったので現実に戻らなくては。パブロが2試合連続でファンタスティックなプレーぶりで(マンチェスター戦はまあラッキーだったのですが、アウェイですからね!)、ハッピーな時間が1週間も続くなんて滅多にないことなので、思いっきり舞い上がってしまいました(笑)。これから地面に落とされたらものすごく痛そう・・・。でも覚悟しておかなくては。

Recordには、「マキシの契約更新が終わったので、次はアイマール」との記事が出ています。本当かなあ~。そもそもマキシもまだ公式には発表されていないような気がしますが。あまり期待はしないでおきます。Old Traffordでのパフォーマンスがプレミアのいくつかのクラブの興味を引いた、という記事も読みました。でも、そのクラブというのがエバートン、トッテナム、ブラックバーン。トッテナムはともかく、エバートンは「紙より薄い選手層を補強するため」、ブラックバーンは「降格を避けるため」とあったので、ブルッと寒気がしました。駄目駄目。とりあえずプレミアは100%ないでしょう。


(↑今日のRecordの記事に添付されていた写真。あんまりパブロっぽくない写真ですよね。)

金曜日のマリティモ戦に(この前自分で日程を貼ったのに、金曜日開催なことには今日気が付きました)、ジェスス監督は特に温存はせず、ベストなチームで望むだろうと、Recordは書いています。うーん、それでいいのか。でも、Serbenfiquistaで誰かが、「アイマールはイエロー累積が2枚でリーチがかかっているから、オテルル戦は出ないほうがいい。マリティモ戦2試合に出場するほうがいいと思う。」と書いていて、ちょっとなるほどと思いました。決勝トーナメントに進んでもイエローはクリアされずにそのままですもんね。オテルル戦で、もしパブロがイエローをもらってしまうと、決勝トーナメント1試合目で出場停止になってしまいます。目も当てられない・・・。でもジェスス監督はそこまで考えるかなあ? オテルルがどの程度の強さと評価するかによっても、変わってきそうです。

さて今日は、スポルティング戦のキャプチャー写真を。

ピッチ中央を突破しようとしたら、足をかけられてファウル。相手はイエロー2枚目でもおかしくなかったのに!(でもパブロがファウルされるときは、明らかに調子がいいときです。)


良いパス回しから、ヴィッツェルがエリア内にクロス。パブロが屈強なディフェンスと競りながら頑張ってヘディング。そのボールにカルドーソが詰めましたが、惜しくも相手GKにキャッチされました。いったん立ち上がったパブロでしたが、頭を抱えてあらためて倒れたので、ライブで見ていたときは「大丈夫か?!」と心配しつつも「きっと時間稼ぎを兼ねているのだろう。」と思っていました。(1点先制した後の前半ロスタイム近くだったので。)




打ったのは後頭部だったみたいですね。




ジェスス監督は結構心配してくれて、様子を見に近づいてきました。


大丈夫、と目で合図して(?)、ピッチに戻ったパブロ。ちょうどマキシからいいボールが来たので、そのまま受けて、ドリブルでスピードに乗って走り出したんです。でも、相手ディフェンスと体をぶつけた際にパブロの顔のどこかが相手に当たったらしく、相手(インスーアだっけ?)が倒れて痛がりました。非力なパブロのプッシュで倒れる選手がいるなんて信じられませんけど!


ファウルになってびっくりのパブロ(まだ後頭部を押さえています)、もっとびっくりなことには、なんとイエロー!


うっそ、どうして?! ありえないでしょう!! (by Pablo)






やっぱり笑顔が出ちゃいました。下の写真も確か、自分のプレーがファウルになってのものだったと思います。それにしても、リーグ戦ではイエローが1枚目だったのには、意外で少しほっとしました。イエローをたくさんもらっている印象がありましたが、CLでだったんですね。




この前載せたとおり、ジェスス監督との交信を経て、交代。お疲れ様! ハビ・ガルシアを中心にピッチに残った10人が本当に頑張ってくれての勝利、最高の結果です。 


ところで、いつ変わったのかは知りませんけど、ベンフィカのオフィシャル・ページがリニューアルしています。と思って、今確認したら、どうやら不具合か何かでまたストップしていますね。昨日見たときは動いていて、スポルティング戦のダイジェスト・ビデオなどもありました。以前の目が痛くなるような赤ではなくて、少しは落ち着いた色合いになっていたと思います。

公開練習の様子

2011年11月29日 23時22分16秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
最近毎日ニュースがたくさんあって、ちっともパブロのインタビューの続きができません。今日も公開練習のことをいろいろ書きたいので、また明日にでもと延び延びに。

昨日行なわれた練習、BenficaTVでライブ中継があることは知っていましたが、午後17時からということは午前2時から。さすがに無理なので諦めて寝ました。でも起きてみたら、dfernandesさんといういつもベンフィカの試合ファイルをアップロードしてくれる人が、早くも動画ファイルをアップロードしてくれていました。Thank you very much! I love you!!

というわけで練習の様子です。パブロのコンディションを心配していましたけれど、特別な怪我はなさそう。ただし膝の大きな包帯はそのままです。調子自体はとても良いように見えました。というのも、みんながほとんど失敗しているシュート練習で、がんがんゴールを決めていたから。わりといつもはGKに取られている気がするので、今回はびっくりしました(笑)。体にキレがあるような印象。でも、やっぱり相当な疲労があるのでしょう、最後のミニ試合は、ハビ・ガルシア、ヴィッツェルと共に不参加でした。3人ともコンディションを考慮してのことだと思われます。

キャプチャー写真を少し(たくさんかも):

いつものようにランニングでは先頭。後ろでヴィッツェルとカブデビラが仲良くなにやら話していました。(いったい何語で?!)


最初の体操はサビオラと組んで・・・。


シュートが調子いい! パブロもちょっと嬉しそう。






膝の包帯は相変わらずで気になります。毎回色や形状が違うのですが、この日はなんと赤い包帯。患部は膝上の外側なんですね。膝の下にもなぜか包帯が巻かれていますが。






給水タイム。顔が隠れていますが、パブロが甘えているのは(?!)ガイタンです。


よっぽど面白い話があったのか、水を飲んでいる間もずっと楽しそうにおしゃべり。




この後、ミニ試合になり、パブロはサイドラインで見学。そのまま練習は終わりました。


おまけで、焼けたシート。酷いですね~。(でも800席はないような。100席ぐらい?)


ミニ試合は、レギュラー組(ハビ・ガルシア、アイマール、ヴィッツェルがいなくて、マティッチ、ロドリゴ、カルドーソがin)対サブ組み(Miguel Vitor, Fabio Cardoso, Capdevila, Nolito, Cafu, David Simao, Saviola, Nelson Oliveira, Mora)。結果は4-1でレギュラー組の勝利です。得点者は、マティッチ、カルドーソ、ロドリゴ、ブルーノ。サブ組みはCafuというユースの選手。レギュラー組は全員とても調子が良いようで、終始サブ組みを圧倒、余裕のプレーぶりでした。サブ組みではサビオラがちょっと元気がなかったかなあ。PKも外していましたし。でも怪我明けなので仕方ないと思います。
練習全体を通じて、チームの雰囲気はとても明るかったです。笑顔がいっぱい、チームメート同士の会話もいっぱいで、みんな仲が良さそうでした。このままの雰囲気で、これからも頑張ってほしいものです。

ところで、バルセロナのスポーツ紙スポルトが報じたところによると、リスボン・ダービーにはガイタンを視察するため、バルセロナのスカウトが来ていたとか。それだけの情報ならわざわざここに書かないんですけれど(個人的にはバルサは少し厳しいのでは? マンチェスターなら、大丈夫でしょう。ナニよりはいいかも。)、A Bolaがスポルトの記事を引用していて興味深かったので。
Pese a que está en parte eclipsado por Pablo Aimar en su actual equipo, Gaitán tuvo un protagonismo indudable en el derbi portugués. Envió una pelota al palo y tuvo la inteligencia necesaria para mantener el balón en el momento en que el Benfica ganaba y necesitaba enfriar el partido.
「チームメートのパブロ・アイマールのせいで少し霞んだものの、ガイタンはポルトガル・ダービーで疑いようのない役割を演じた。ベンフィカがリードをしていて試合をクールダウンさせる必要のあるときにはボールをキープするインテリジェンスを持っていた。」
最近のガイタンは、厳しく批判されたためか、守備をずいぶん頑張るようになったのですが、そうすると攻撃ができなくなって、最初の20分が過ぎると試合から消えがちです。どんな選手にとっても、守備と攻撃の両方で結果を出すのは難しいことですよね。「ガイタンはマンチェスターにとってのシルバとなるか?」という記事も読みましたが、この記事を書いた人はガイタンの試合を2~3試合でも見たのでしょうか。甚だ疑問です。あっ、でも自分もシルバの試合を1試合も見ていなかった(笑)。

まだスポルティング戦のこと

2011年11月28日 22時43分25秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
昨日はブログを書いているとき無茶苦茶眠くて(朝の5時20分から起きていたものですから・・・)、頭が朦朧としていてあんまり良くないYoutube映像を投稿してしまいました。朝改めて見ると、これではアイマールのどこが良かったのか全然わからないですね(汗)。別の、パブロの良いプレーがもっと出てくる動画に差し替えようと思い、今作業をしようとしたら、がーん!、「著作権の問題により削除」となっています。今朝まではあったのに! 仕方ないので言葉で書くと、パブロが作った決定機は、ガイタンへの素晴らしいスルーパス(何をどうやったのかよくわからなかった・・・)、それからマキシへのこれまた素晴らしいスルーパス。惜しくもオフサイドを取られました。ベルバトフのゴールより出ていないくらいだったけれど。その他にも中央でスポルティングの守備陣を再三翻弄していました。立て続けに同じ人にファウルされて、1度目はイエローが出たけれど2度目はイエローが出なかったんですよね。芝生を叩いたカルドーソよりはよっぽど明白なファウルだったのに(怒)。

Joan Carlesさんに、パブロが交代をリクエストしたなんて心配だあ!と書いたら、「すごく疲れていたんじゃないか。カルドーソの交代の前にジェスス監督がパブロに何か聞いていたけれど、あれは交代するかどうかを聞いていたんじゃ?」と言われました。えっ?、そんな場面あったっけ?と再チェックしたところ、確かにありますね~。


ジェスス監督の口の動きから明らかに「Pablo~!!」と叫んでいるのがわかり、続いて手で上のようなジェスチャーを。「下がる?」と聞いているのかも。
するとすぐにカメラはパブロのアップに切り替わりました。(映像を担当している人にはジェスス監督の声が聞こえたんですね、きっと。)





パブロのジェスチャーのほうは相手選手の影であまりはっきりわかりませんでしたけど、なんだかもじもじと変な動きを。上の映像の後、再びカメラはジェスス監督に切り替わり、監督がベンチのほうに歩いていくのが映りました。そして1分後にはルーベン・アモリムがサイドラインでスタンバイ。


実際にはアモリムが交代待ちをしている間にカルドーソが退場になってしまったため、ジェスス監督は、いったんアモリムを取りやめ(数分後にブルーノと交代)、ロドリゴを入れてパブロと交代させました。
行けるところまで行って、力尽きたら交代というプランだったのかもしれませんね。この直前にパブロはパスミスをしていて、もう足に力が入らない風だったのでジェスス監督はそれを見て大声で聞いたのかも。

いずれにしろ今日の夕方5時からの練習は公開練習なので、パブロのコンディションの様子は少しはわかることでしょう。

さて今節は、ベンフィカ-スポルティングの他に、ポルト-ブラガというビッグ・マッチもありました。ポルトがポイントを落としてくれないかなあと淡い期待を抱いていましたが、残念ながら3-2で勝利。点差から見ると、ブラガ惜しかったなあ。まあポルトのホームなので仕方ないです。ポルトはもう40試合ぐらいリーグ戦では負けていないのでは? こうなると根競べという感じです。

ベンフィカの今後の予定は:
Maritimo vs Benfica - Portugal Cup - 12月2日
Benfica vs Oţelul - Champions - 12月7日
Marítimo vs Benfica - Campeonato - 12月11日

次週はリーグ戦ではなくポルトガル杯。オテルル戦を挟んでどういうわけかマリティモと2度も戦うことになっています。しかも両方アウェイで、その上マリティモは現在ブラガより上の順位の4位にいるチーム。手強そうです。リーグ戦で今季まだ1敗しかしていません。来週こそ、ポルトガル杯ではパブロは温存してもらいたいものです。不可能ではないとはいえ、1週間に3試合はやっぱりかなり辛いので。

ルイソンは、12月11日のマリティモ戦に間に合うかどうかというところです。

スポルティング戦の採点:
BENFICA-SPORTING

      Bola Jogo MF R(/5) JC
ARTUR 6 7 4 4.4 7
M.PEREIRA 5 6 3 3.9 6
JARDEL 6 7 3 3.6 6
GARAY 6 7 3 3.9 7
EMERSON 5 6 3 3.3 6
JAVI GARCIA 8 8 4 4.3 8
WITSEL 7 6 4 4.2 7
GAITAN 6 6 3 3.8 7
B. CESAR 5 5 3 3.3 6
AIMAR 7 7 4 4.2 8
CARDOZO 4 3 2 2.9 3
(RODRIGO 5 3 3 3.4 5
R, AMORIM 6 5 3 3.3 6
NOLITO 5 4 - 3.4 5)

結局ジャルデルのほうが先発。フォワードはカルドーソのワントップというチョイスでした。
スペイン人のノリートよりもブラジル人のブルーノ、スペイン人のカプデビラ(もう名前まで忘れてきました。こんな名前で良かったっけ?!)よりもブラジル人のエメルソン、ポルトガル人のミゲル・ビトールよりもブラジル人のジャルデルをチョイスするジェスス監督。自分はポルトガル人なのに、南米人、とりわけブラジル人がお気に入りなのでしょうか? 

昨日の写真の続き:

(アルトゥールをアップにした写真の隅に映っていたのを切り取っちゃいました。向こう側はロドリゴでしょうか。)











ルスに火をつけられた件ですけど、800のシートがダメージ。でもこれを取り替えるだけなら大した問題ではないそうです。(1つ35ユーロでオーストラリア製らしい) 問題は火の熱によってスタジアムを支える構造にも影響が出た可能性があること。ルス建築の責任者は、詳細な調査が必要と述べています。
これ、試合後SportTVの実況を見ていたら、アナウンサーの後ろの画面に火がぼーぼーと燃えているのが映っていて、かなり怖かったです。スポルティングに費用は請求できるみたい(当然ですよね!)。でも普通こんなことが起こったら、スポルティングに無観客試合などの罰則が科せられてもおかしくないように思いますが、ポルトガルのことだからお咎めなしなんでしょうね。

[Liga 11] Benfica 1-0 Sporting

2011年11月27日 23時58分31秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
実はこの試合、5分ほど寝過ごした上に、いざ試合を見ようとしたら、良いストリームをなかなか見つけられなくて、ちゃんと見始めたのが前半20分くらいから。さっき試合ファイルをダウンロードして始めから見たところ、最初の20分ぐらいはスポルティングが圧倒していたんですね(汗)。ちょうど私が見始めた時間帯ぐらいから、ヴィッツェルとアイマールにボールが届くようになり、パブロがファンタスティックなプレーを見せだしたのでした。その流れで、セットプレーから1点が取れましたが、後半はまたスポルティングのペースになり、そのままカルドーソ退場、パブロがいなくなって後は守るのみでした。そのため、「結果は良かったけれど、内容はスポルティングのほうが上。スポルティングが優勝チームの候補であることははっきりした。このままではベンフィカは先がおもいやられる。」という意見もちらほら。うーん、どうなんでしょうね。コンディションの差は明らかでしたし、ベンフィカもチャンスはありましたから・・・。ただ、カルドーソが今ひとつピリッとしなくて、フォワードが足りないような気も。ベンフィキスタの意見では、エメルソンが駄目。今日の試合ではブルーノ・セザールが駄目、ノリートを先発させるべきというもの。確かに・・・。

試合ダイジェスト:
Liga (11) Resumo Benfica 1-0 Sporting.mp4


パブロは、前半途中から素晴らしいのですが、後半は目立たないです。特別怪我をしたかな?という瞬間は見当たりません。どうして交代を要請したのかなあ~? 前半には頭を打って治療を受けましたが、これはきっと関係ないですよね。

ジェスス監督:
「密度の濃い、戦略レベルでとても強力な試合だった。スポルティングは前半にチャンスを作り出していたが、我々のほうが強かった。ベンフィカにはマンチェスター・ユナイテッド戦の後遺症もあった。63分のカルドーソ退場の後にアイマールも下げなければならなかった。彼はピッチでベストな選手だったので、攻撃のリンクを我々は失ってしまった。オスカルは芝生を叩いただけ。審判は恐ろしく厳格だった。」
写真はたくさんあります。

まずはこれでしょう。




パブロ、ハビ・ガルシアにかき抱かれていますね(笑)。

これも面白いです。ハビ・ガルシアのゴールの直後でしょうか?


プレー中。




まだあるのですが、出し惜しみをして、残りは明日に。

スポルティングのサポーターがルスのシートに火を付けてしまいました。危ないですね~。


Liga: 11º Jornada

Estádio da Luz - Lisboa

BENFICA: Artur, Maxi Pereira, Jardel, Garay, Emerson, Javi García, Witsel, Bruno César (Ruben Amorim), Pablo Aimar (Rodrigo), Gaitán (Nolito), Cardozo.

Treinador: Jorge Jesus

SPORTING: Rui Patrício, João Pereira, Onyewu, Polga, Insúa (Bojinov), Carriço (André Santos), Matías Fernandez (Carrillo), Schaars, Elias, Capel, Wolfswinkel.

Treinador: Domingos Paciência

Golos: 1-0 Javi García

Espectadores: 63 146

Melhor em campo: Pablo Aimar, Médio, 32 anos.

1-0で勝利!

2011年11月27日 08時36分34秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12


前半終了間際にパブロのコーナーからハビ・ガルシアがヘディングでゴール。後半にカルドーソが2枚目のイエローをもらって退場(全くイエローのプレーではありませんでしたが)。ベンフィカは30分間ほどを10人で戦う羽目になりました。何度もピンチを迎えてもう駄目かと思う中、アルトゥールの活躍もあって、なんとかぎりぎり持ちこたえることができました。
パブロは驚きの先発で、びっくりするほど良かったのですが、カルドーソが退場になった直後に交代。10人になったからかなと思っていたら、試合後のジェスス監督の話では、カルドーソのレッドの前にもう交代を要請していたそうです。どこか怪我?(涙)心配だなあ。試合終了のホイッスルが鳴ってベンチから出てくる姿が少しだけカメラに映っていましたが、表情が冴えなかったので気になります。ただの疲労ならいいのですけど。

ちなみにパブロのプレーぶりがあまりにもスペシャルだったので、ベンフィキスタたちから「神」認定されました。こんなに調子が良いときに怪我だと痛いなあ。どうかなんでもありませんように。

Previa [Liga 11] Benfica - Sporting

2011年11月26日 23時35分06秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
いまだにマンチェスター戦の興奮でファンでさえ疲れているような気がするのに、もう今晩はリスボン・ダービー、スポルティング戦です。20時15分、日本時間午前5時15分から。
選手たちの疲労は取れているのでしょうか? ジェスス監督は昨日の時点で「まだいくらか疲労はある。あと一日でどれだけ回復できるか見る。」と話していました。困ったことに、今週はELの試合はなかったため、ELを戦っているスポルティングはミッドウィークに試合がなく、体力的には優位にあります。

たぶんルイソンは欠場。替わりはマンチェスターでもプレーしたミゲル・ビトールになるのが普通だと思いますが、ジェスス監督は練習でジャルデルを試したそうです。ジャルデルは9月から一度も試合に出ていません。うーん、この前の試合のミゲル・ビトールは悪くありませんでしたし、試合勘なども考えて、ミゲル・ビトールでいいような気がしますけれど。

スポルティングはこのところ13試合負けなしと絶好調です。最近数シーズン、ベンフィカはわりとスポルティングに勝っていますが、今年のスポルティングはこれまでのチームとは違うそうです。監督も去年までブラガにいたドミンゴス氏ですしね、ジェスス監督にとっては天敵のような人です(ため息)。

スポルティングのほうの予想スタメン:(Maisfutebolの予想なのであまり当たらないかも)

SPORTING: Rui Patrício; João Pereira, Onyewu, Polga, Insúa; André Santos, Elias e Schaars; Matías, Wolfswinkel e Capel

カペルはセビージャに昔いた選手かな? 
ベンフィカのスタメンは正直なところ読めないですね。コンディションによると思いますが、パブロのベンチ・スタートの確率は高いです。(大きな怪我が怖いので、無理は絶対にしないでほしいな。) カルドーソ、サビオラ、ロドリゴの中からフォワードが1人または2人。2トップにするのか、最近多用している1トップにするのか、ルーベン・アモリムを使ってカペルを警戒するのか、オプションはいろいろあります。

今日は、英語の副音声でマンチェスター戦を見たらとても面白かったので、それについていろいろ書きたかったのですが、もう時間が・・・。本当は他の試合が入ると、結果次第では盛り下がって前の前の試合のことを書く気が完璧に失せるので、今日のうちに書いておきたかったのですが。でも長くなりそうで無理です。英語の解説の人が冴えていて、まるで別の試合を見ているようでした。ところで、スカパーを昨晩最後まで見たら(いつも番組の最後まで見ずにテレビを消してしまいます)、「結局今日の試合では、マンチェスターもベンフィカも勝ち抜けを決めることができませんでした。」と言っていて、のけぞりました。本当に状況をわからずに実況していたんですね。でも、英語実況でもやっぱり、「アイマールは大きな笑顔です。勝ち抜けに非常に近いポジションにいるためです。」なんてコメントしていて、ベンフィカがもう既に勝ちぬけていることに気が付いていませんでした。そんなに計算が難しかったのでしょうかね~(驚)。Serbenfiquistaの掲示板では、試合後半のほうで詳しい人が気が付いて、ちゃんと「このままの結果なら突破だよ!」と書いてくれていました(後から確認してみた)。

さてスポルティング戦、みんな気を抜かずに頑張ってほしいです。(燃え尽きていないか心配だなあ) パブロもとにかく怪我がありませんように。

マンチェスター戦で、パブロが交代するときのベンフィカ・サポーター。テレビでは聞こえなかったけれど、パブロの歌を歌ってくれています(感動)。
Saida do Aimar - Manchester - Benfica 22-11-2011 - Liga dos Campeoes





ルイソンの怪我はどうなんだか

2011年11月26日 00時04分56秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
今日の午前中からルイソンの怪我は全治約2週間と広く報道されていました。明日の夜のスポルティング戦はもちろん、カップ戦とリーグ戦のマリティモ戦、2週間後のCLオテルル戦を欠場の見込みということでした。でも、今ジェスス監督のダービーを控えての記者会見が終わったのですが、監督は、まだルイソンがスポルティング戦でプレーする見込みはあり、試合直前に最後のテストをする、と話しています。えっ! となると全治2週間の怪我というのは誤報になりますよね・・・。 いつもの監督の煙幕かなあと思いつつも、ちゃんと召集リストにはルイソンの名前があります:

Guarda-redes: Artur e Eduardo
Defesas: Miguel Vítor, Jardel, Luisão, Garay, Emerson, Maxi Pereira
Médios: Bruno César, Matic, Javi Garcia, Gaitan, Aimar, Ruben Amorim, Witsel
Avançados: Saviola, Cardozo, Nolito, Rodrigo e Mora

どうなることやら。ジェスス監督によると、サビオラはもうプレー可能だそうです。アイマールについては何の言及もなかったみたい。でも、先週末の土砂降りの雨の試合とマンチェスター戦の両方に先発した選手は、ルイソン、ガライ、ハビ・ガルシアとパブロの4人しかいません。ガライとハビ・ガルシアは問題なく3試合目をプレーできるでしょうけれど、パブロは難しそう。(みんなに、疲労度スーパー高すぎの2試合だったから、3試合目は絶対無理と言われています・・・)

さて、まだまだマンチェスター戦の余韻が残っていて、ふわふわした気分です。そろそろ切り替えないと駄目ですね~。選手たちはちゃんと切り替えて、ダービーに向けて集中しているといいのですが!

CLの試合はテレビで見てしまうので、ダウンロード・ファイルからのキャプチャー写真がありません。でもSerbenfiquistaで、誰かがパブロの試合終了後の満面笑顔をキャプチャーしてくれました。(ちょっとぼけていますけどね)



いい笑顔です! ベンフィキスタから、「彼の笑顔は僕ら全員の笑顔と同じ。」と言われています。 
今晩もつい試合を見直してしまいました。昨日書き忘れましたが(いろいろ書き忘れ多すぎ)、パブロって恐ろしく舌が長いですよね。ウォーミング・アップの映像で、ルイソンととっても楽しそうにしているのには和みましたけれど、舌が鼻に届きそうになっていて、驚愕。だってあんなに鼻が高いのに、そこに舌が触りそうって・・・。自分でやってみたけれど、全然無理で、唇の上にさえ行きませんでしたよ~。(それはもしや舌が短すぎ?! 別に舌足らずな話し方でもないのですが。)
それから、トンネルで整列して入場を待っている間、微動だにせず立っているパブロ。デ・ヘアがちらちらとパブロのことを見ていたような気がします。
また、Serbenfiquistaで、唯一判断が正しくなかったプレーとして批判されているのが、後半ブルーノからパスをもらって、右横にヴィッツェルがいるのに迷わずにシュートした場面。確かにヴィッツェルにパスしたほうが良かったかもしれません。でも、映像を見直すと、パブロは最初からパスをもらったらシュートするつもりでいたように見えます。この試合はいつもよりもすごく積極的にシュートを打っていましたよね。

最後に、改めて見直すと、ベンフィカの勝ち抜け条件についてやけにあやふやなことを言っているので、もしかして分かっていたのにわざと伏せたのかな?という気がしてきました。でも、片方の会場のバーゼル戦のテレビ放送は同日の午後4時です。スカパーとしては、バーゼル・ファンが午後4時まで情報をシャットアウトすると仮定しているのでしょうか? 他会場の試合がライブ放送ではない時点で、他会場のスコアや勝敗さえ言わなければ、勝ち抜けには言及してもいいのではないかと思うんですけど。だって、ベンフィカが逆に他会場での試合だったとしたら、普通ライブでグループの裏の試合なんか見ないです。どう考えても、あの試合でベンフィカのグループリーグ突破確定をアナウンスして、不利益を被る人がいたとは思えないなあ・・・。

まだ余韻が・・・

2011年11月25日 00時07分50秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
タイトルに「勝利の余韻」と書こうとして、そうだ、勝ったわけじゃなかったと思い出しました(笑)。今日は一日怖いほど幸せな気分でしたが、また地獄に突き落とされそうで恐ろしいです。どうせ、アイマールは怪我でスポルティング戦は無理、とかそういう展開じゃないかと(怯)。幸せな気分になった後に待っている絶望ほど辛いものはないですが・・・でもまあ、今のところは幸福感をかみ締めておきます。(滅多にないことですからね!)

昨日書き忘れましたけど、ルイソンが試合中に負傷して退場。スポルティング戦出場はほぼ無理のようです(記者会見でジェスス監督がそのように発言)。でもRecordによると、まだ回復の見込みはあるとか。駄目だった場合はミゲル・ビトール。O Jogoによると、ルイソンがいる場合のベンフィカの勝率は70.3%に対して、いないときは58.8%に落ちてしまうそうです。確かに実感としても、ルイソンが欠場した試合は勝てないイメージがあります。ただマンチェスター戦のミゲル・ビトールはまあまあ良かったので、大丈夫だと信じたいものです。ところで、マンチェスター戦でルイソンが怪我をして座り込んでいたとき、パブロがさっと寄ってきて、ルイソンのツルツル頭に手を載せながら、何か声を掛けていましたよね? 普段あんまり他の選手に自分から触ったりしないので、目に留まりました。きっと心配で「もう無理なの?」とか聞いていたのかな。(実はツルツル頭に触るのが好き、というのもあると思いますが。)チームを支える二人ですもんね・・・ライブで見ていたときは、「こ、これはまずいことに・・・」と真っ青でしたっけ。実際その後失点してしまったわけで。(やっぱりミゲル・ビトールでは心配なのか・・・)

パブロ自身の怪我(なのかどうかよくわかりません)については、相変わらず何の情報もないです。80分もプレーできるのだから、怪我というほどでもないのかなと思いつつも、なんでもないならあんな厳重にぐるぐる巻きにしないでしょうし・・・一体なんなのでしょう。記者たちもジェスス監督に聞いてくれればいいのに! 

サビオラの怪我のほうは治ったようで、スポルティング戦の召集メンバーに入れそうです。パブロは相当疲れているはずで、スポルティング戦はかなり厳しいと思うので、サビオラが回復してよかったです。ロドリゴとカルドーソの2トップの予想もありますが。(この前のナバル戦、どうしてあんな天候の中パブロにプレーさせたのかなあ?? ポルトガル杯の試合よりリーグ戦に備えて温存してほしかったですよ~。)

ビエイラ会長が、Old Traffordでチームに大声援を送ったベンフィキスタたちに感謝のメッセージを出しています。
「決勝トーナメント進出を決めて数時間になりますが、Sport Lisboa e Benficaの何千人ものファンとソシオに私からの感謝の気持ちを伝えたいと思います。昨日の試合中、何度も私たちはここはマンチェスターではなく、ルスでプレーしているのではないかと錯覚するほどでした。

私は彼らの努力、何よりも試合を通じてチームをサポートしたそのやり方に感謝をしたいです。このような瞬間、私はこのクラブを率いていることに大きな誇りを覚えます。

私は、昨日マンチェスターで行ったようなことをできるソシオを擁するクラブの会長であることを誇りに感じます。スタジアムにいた全員にありがとう!、チームを後押ししてくれてありがとう!、マンチェスターで我々がどんなクラブであるか示してくれてありがとう!」(オフィシャル・サイトより)
Youtube上にベンフィキスタたちがスタジアムで撮影したビデオがたくさん上がっています。なかなか完璧なのがないのですが、これは入場のときのもの。選手たちがベンフィカ・サポーターに挨拶しているシーンが好き。テレビで見たシーンを後でこんな風に見るのは不思議な感じです。入場時に、アナウンスが「Please welcome SL Benfica and Manchester United!」と言うのがぞくっとするほど格好良かったです。でも、他のビデオで聞いたので、下のには入っていません。

Manchester - S.L.Benfica


同じ入場時、ベンフィカ・サポーター席のど真ん中から。選手の挨拶に盛り上がっているところが好き。
GRANDE CLAQUE do Benfica em Manchester 22-11-2011


昨日載せなかったRecordの表紙です:


そういえば、ちらっとOleを見たら、ベンフィカがマンチェスターと引き分けたことは短く紹介されていたのですが、なんと「両チームともまだグループリーグ突破は決まっていない。すべては最終節にかかっている。」なんて書いてあるんです! さすがにコメント欄に「ベンフィカは決まったよ。CLのレギュレーションは南米の大会と違って、該当チームの対戦が優先だよ。」と何人かの人が書いてくれていました。でも記事の修正も特にはないようで、ブロとも思えない記事ですよね(怒)。 


This is a hilarious video!

2011年11月24日 09時36分44秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
マンチェスターのファンが撮ったビデオなんですけど、2-1と勝ち越して嬉しくて、「We're man united♪ We do what we want♪」と楽しく歌っていたら・・・。

Manchester United vs Benfica NW3434, Benfica 2nd Goal


「おいおい・・・」という声が聞こえそうですねえ。こうして見ると、ユナイテッドの選手は胸でトラップしてアイマールに絶好のパスをしてくれたんですね。それにしても、反対側のゴールまでくっきり撮れていて、素晴らしいビデオです!! マンチェスター側の人だから最後までちゃんと撮影できたのでしょうね。ベンフィカ・ファンだったらビデオなんて放り出して大騒ぎしちゃったでしょうから。ビデオ、日本製?と思ったら、ちゃんとSONY DSC-HX9Vと書いてありました。


[CL] Manchester United 2 - 2 Benfica

2011年11月23日 21時58分49秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12

さっき録画を見直したんですけど、実況・解説は全体的には良かったと思うんです。でも、2-2の結果だったらベンフィカは他会場の結果に関係なく、グループリーグ突破確定というのは伝えて良かったんじゃないかな?と思いました。バーゼルが負けても勝っても、ベンフィカはユナイテッドとの試合が2-2以上の引き分けで、グループ2位以上が確定というのは、試合前からわかっていたことですよね? 私は今回は前日のプレビューを読む時間がなくて知らなかったので、ベッドの上で「それにしてもアイマールは嬉しそうだったなあ。んっ、もしかして?!」と1人でポイント計算をしちゃいましたよ~。当然、ジェスス監督も2-2に追いついた後はそれを狙って試合を進めたわけですよね? そのへんが実況・解説はちょっととんちんかんだったかなと。(もしかして気づいていなかったとか??) パブロのキラキラの笑顔(髭つきだけど)の真意をわかって、一緒に喜びたかったのに。

それにしても、際どい試合でしたね・・・。ファーガスン監督は、「勝ち越した後にもう少しリードを保てれば、そのまま勝つ可能性が高かった。」と言っていて、本当にそう思います。流れ的に負けていても全然おかしくなかったです。サッカーの試合は、潮の流れのように、流れが行ったり来たりするのはもちろん知っていることですけれど、この試合も見事に順番に。最初の30分間のベンフィカはとても良いプレーぶりだったと思います。でも相手もホームで必勝の試合ですからね~、徐々に押し込まれ始めて、1-1に追いつかれてからはボールをポゼッションできずに防戦一方。後半も流れは変わらずに、失点は時間の問題?!と思っていたら案の定でした。しかし奇跡的にわずか2分後にパブロのゴールで同点に! それまでブルーノのパスミスに苛ついていましたが、この場面では「よくやった!!」という言葉しか思いつきませんでした。こんなこともあるんですねぇ(喜)。ラッキーではありましたが、一瞬のすきを逃さずチャンスをものにしたブルーノとパブロはGood Job!です。その後、ガイタンに替わってマティッチが入ったとき、あれっ、守備固め?と驚きました。でも、この時点で2-2のままで充分OKだったわけですね。マティッチが入って一気にベンフィカの中盤は落ち着いたように見えました。ガイタンがいけなかったのかなあ? 80分までパブロをプレーさせたジェスス監督の判断も良かったですし、追いついてからのベンフィカは負ける気がしなくて、わりと安心して見ることができました♪ パブロも、なぜか65分くらいからのほうほうが良かったような気がします。いつもなら70分前後で替えられますが、なあんだ、ちゃんとプレーできるんじゃんと思ってしまいました。ただ、相変わらず右膝の周りにテーピングはしていますね。試合前のウォーミング・アップで既にテーピングがアップになっていて、まだ治っていないんだとブルーになりました。調子自体は悪くはなかったような気がしますが。

パブロ、ゴール後は控えめな喜び方でしたし、マンチェスターのゴール側にしかカメラマンがいなかったのか(怒)、全然ゴール後の大きい写真がありません。







これくらい?


O Jogoには、「アイマールはマンチェスターを倒す方法を知っていて、それをハーフタイムにチームメートに伝授」なんて記事が載っています。一体どんな秘策を伝授?!と記事の中身を読んでみると・・・前半終了後すぐにパブロは、ルイソン、ヴィッツェル、ハビ・ガルシアを呼んで指示を出したのだそうです。その後ブルーノ・セサールのところにも行き、短く会話を交わしたとか。うーむ、これを秘策と言うのか・・・。そもそも本当に指示だったのでしょうかね。でもO Jogoによると、ブルーノはその指示を聞いたおかげで、パブロにアシストしたことになっています(笑)。ちょっと妄想がすぎるような。

試合後フラッシュ・インタビューに現れたパブロは、
「この引き分けは勝利とは違う感じだ。でも決勝トーナメントに進むことができて僕たちは嬉しいよ。大きな目標は達成できた。CLの準優勝チームでイングランドのチャンピオン相手に良い結果を残すことができた。こんなすごいチームに対してこの結果を得るために僕らは頑張ったと思う。このような選手たちが相手だと、90分間集中して、たくさん走り、良いプレーをしなければならない。それ以外には考えられない。ここでプレーするのは2回目だけれど、サッカーをするには素晴らしい場所だね。
スポルティング戦では今日のような結果は役に立たない。また別のテストで、勝たなければならない。」
と話しました。テレビを見終わった後に、(パブロのインタ来るかも)とネットでポルトガルの放送局のストリームをチェック。予想通りパブロが現れて、話しているところを見ることができました。


穏やかな口調でしたが、目は澄んでいてキラキラでした!

ジェスス監督は、
「素晴らしい2チームによる素晴らしい試合だった。ユナイテッドはルーマニアでのバーゼルの結果が彼らにとって悪いことを知っていたので、勝とうとしていた。今やグループ首位になることも可能だが、我々の最初の目標はグループ・リーグ突破だった。ベンフィカが素晴らしいチームであることを見せてくれた選手たちにおめでとうを言いたい。また我々は今シーズンの無敗記録を続けたいとも思っていた。」
個人的にはマンチェスターの失敗はベルバトフのせいではないかと思います。ルーニーだったら試合終了近くのボレー・シュートを絶対決めていたことでしょう。
一方ベンフィカは相変わらずボール支配率が低くて、なんと驚愕の38パーセントでした。そこまで圧倒されていたような感じではなかったですよね。この数字から受ける印象よりはずっと互角だったような。たぶん今の布陣はアウェイ向きなんだと思います。基本的には相手にボールを持たせ、要所要所で細かいパス回しで崩して効率的に点を取り、後の時間帯は相手のペースでもOKみたいな感じ。アウェイではまあ、それでもいいとして、ホームではもう少しボールをキープする試合を見たいものです。

そういうわけで、パブロも守備をしている時間が多かった印象。でも、ボールを持つとただならぬ落ち着きが感じられました。体力ももっていたよう。ただ、金曜日に60分、今日が80分プレーしてしまったので、土曜日のスポルティング戦はどうでしょうか? かなり疲労が激しそうです。

写真はたくさんありますが、一番素敵だと思ったのはこちら:


交代のときベンフィカ・サポーターからの拍手に応えて。前半は半そでだったものの寒かったのか、後半はアンダーシャツを着ました。どうして長袖ユニではないのか、少し不思議です。この写真でも、右ひざに厳重にされたテーピングだか包帯だかを見ることができますね(鬱)。

ベンフィカ・サポーターといえば、ライブで見たときは音量を絞っていたので気がつきませんでしたが、後で見直したらサポーターの歌声がずっとOld Traffordに響いていましたね! 最初てっきりユナイテッドの歌だろうと思い込んでいて、ふと「あれ、これってやけに聞き覚えがあるけど!」と耳を傾けてみたら、スタジアムに響いているのはベンフィカの応援歌ばかりじゃないですか! プレミアのファンは熱心なイメージがあったので、さっぱりユナイテッド・ファンの応援が聞こえないのにはびっくりしました。ベンフィカ・サポーターは3000人いたそうです。すごい数ですねぇ(驚)。みんながハッピーの夜を過ごせて良かったです。

その他の写真は:







↑面白い! ユナイテッドの選手たちは何をそんなに驚いているのでしょう?

採点:

 MANCHESTER UNITED – BENFICA

      Bola Jogo Record(/5) JC
ARTUR 8 8 4.6 8
M.PEREIRA 6 5 3.9 6
LUISÃO 5 5 4 6
GARAY 6 6 4.1 7
EMERSON 4 4 3.3 6
JAVI GARCIA 6 6 4.1 7
WITSEL 7 7 4.5 8
GAITAN 6 6 3.8 6
B. CESAR 7 6 3.8 6
AIMAR 7 7 4.5 9
RODRIGO 6 5 3.8 5
(MATIC 7 5 3.7 5
M. VITOR 7 5 3.9 6
R.AMORIM 6 - 3.4 -)

おお、Joan Carlesさんはパブロに9点を! 私だったら、パブロとウィッツェルに7、アルトゥールに8かなあ。マティッチに6はあげたい。


Liga dos Campeões: 5ª Jornada do Grupo C

Old Trafford, Manchester (Inglaterra)

Árbitro: Cuneit Çakir (Turquia)

Man. United

De Gea; Fábio da Silva (82'), Phil Jones, Rio Ferdinand e Patrice Evra; Nani, Michael Carrick, Darren Fletcher e Antonio Valencia (79'); Ashley Young e Dimitar Berbatov.

Suplentes: Lindegaard, Smalling (82'), Rafael da Silva, Ryan Giggs, Ji-Sung Park, Darren Gibson e Javier "Chicharito" Hernández (79').

Treinador: Sir Alex Ferguson.

Benfica

Artur Moraes; Maxi Pereira, Luisão (58'), Ezequiel Garay e Emerson; Javi García (67') e Axel Witsel; Nico Gaitán, Pablo Aimar (82') e Bruno César; Rodrigo.

Suplentes: Eduardo, Miguel Vítor (58'), Rúben Amorim (82'), Nolito, Nemanja Matic (67'), Óscar Cardozo e Nélson Oliveira.

Treinador: Jorge Jesus.



Golos: Phil Jones (a.g., 3'), Berbatov (29'), Fletcher (58'), Aimar (60').









 

この結果って・・・

2011年11月23日 09時09分40秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
試合を見終わって、もう1時間ぐらい寝ようかなとベッドに横になりながら考えたんですけど、マンチェスターとポイントが並んでも、直接対決で上回っているからベンフィカのほうが上に来ますね。最終戦はユナイテッドとバーゼルが対戦するので、この試合がどんな結果になろうと、例えベンフィカが最終戦に負け9ポイントのままでも、グループ2位にはなれるような気が。とそんなことをつらつら考えていたら、全然寝れませんでした!

仕方なく起きてきて、A Bolaを読んだところ、その計算でいいみたいです。グループ・リーグ突破は確定ですね。まずは良かったです。パブロも久しぶりのゴール、おめでとう!(押し込むだけでしたけどね。)

今晩はマンチェスター戦です(どきどき)

2011年11月23日 00時09分44秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
ようやく家に帰ってきたので、テレビ情報だけ。(今頃誰も見ていないと思いますが)

今季ようやく2試合目で最後となる生放送で、11月23日 (水) 生中継 前04:30 Ch.605 J SPORTS 4 です。

スタメン情報は交錯していて、アイマールはもしかしたらスタメンではないかもしれません。ジェスス監督は引き分けでもいいと考えて、中盤を強化する布陣を組むかも、という予想があります。(それで惜しげもなく前の試合でパブロを使ったのかな?) またカルドーソとロドリゴのツートップという予想も。最近のベンフィカはあまり良い試合をしていないだけに、メンバーもなかなか固定されない感じです。うーん、無理して起きるべきか悩むなあ。

ワイン飲みすぎでちょっぴりぼーっとしているので、とりあえず寝なくては。ソムリエの田崎信也さんのお話付きで、高いワインと安いワインを当てるクイズが2つありましたが、両方ともばっちり正解できました。

明日はどうか最悪な気分になんかなったりしませんように。手ごわい相手ですが、頑張れますように。


アイマール・インタビュー (5) ~A Bola 2011年11月13日~

2011年11月21日 23時52分14秒 | インタビュー(Entrevista)
ベンフィカの一行は既にマンチェスターに向けて出発しました。ちょうど今頃飛行機が到着した頃でしょうか。

召集メンバーは:
Guarda-redes: Artur Moraes, Eduardo e Mika;
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, Garay, Jardel, Miguel Vítor, Emerson e Luís Martins;
Médios: Ruben Amorim, Javi García, Matic, Witsel, Aimar, Nolito, Bruno César e Gaitán;
Avançados: Cardozo, Rodrigo e Nélson Oliveira.

サビオラがアウト。ウィッツェルとマティッチは召集入りしています。

右の写真は、リスボンの空港でのもの。Maisfutebolに動画がありました。珍しくマフラーをしているパブロ。あれだけ布モノ好きな奥様がいれば当然ですね。写真に撮られないだけで、冬場は毎日ぐるぐる巻かれていても不思議ではありません。
髭はタイミング的に剃らなさそうです。(髭についてもインタビューに出てきます。答えには笑いました。)

というわけで、またインタビューをだらだら続けます。さっさと終わらせたいのですが、書いているうちに疲れてきてなかなか終わりまで行きません(汗)。たぶんあと3回くらいはかかるかと。最近インタが全然ないので、昔はこんなラインをつけていたのを今頃思い出しました・・・。
今回はメッシとクリスティアーノ・ロナウドの話から。正直なところ二人にはまったく興味がないので、この部分は抜かしたい気持ちで一杯だったのですが(その後にちょこっと子どもたちの話になるのでいっそう)、まあ一応記事に沿って渋々。子どもたちの部分まで行き着けるといいけど。


-メッシとクリスティアーノ・ロナウドではどちらが良いと思いますか?

メッシは完全にマラドーナのレベルで、クリスティアーノのゴールは別の時代のもの。1年に50ゴール以上だって? ありえないよ、別の時代のものだよ。キャリアで50ゴールできるかどうかだってわからないのに、クリスティアーノは得点を続けているんだ。彼の数字は別の時代のもの。メッシがいなかったら、他の選手にはずいぶん差をつけて、クリスティアーノが世界最高の選手であることに僕は疑いを抱いていないよ。

-今の質問は、理にかなったものでしょうか?

さあね、たぶん違うね。ボルトがいるから、カール・ルイスが今生まれていても、何も勝ち取れないとは言えないよね。僕が知っているたった一つのことは、メッシは史上最高の選手の1人だということだけ。

-バルセロナの細かさと、マドリードのパワーではどちらが好きですか?

バルセロナの試合をテレビでやるときは座ってそれを見るし、マドリードの試合があるときは同じことをするよ。

-サッカー以外では普段何をしていますか?

妻と子どもたちと家にいる。子どもたちとの時間を楽しんでいる。だって彼らはとても早く大きくなってしまうから。

-子どもは何人いますか?

3人。

-彼らとサッカーをしますか?

うん、フットサルでね。

-リスボンに住んでいますか?

いや、オレイラスに住んでいる。

-ポルトガルの食事は好きですか?

うん、ただレストランに行くのは難しい、僕の子どもたちはまだとても小さくてレストランで静かにしていられないから。それに彼らは早く起きて、早くに、9時半には寝てしまう。

-リスボンでは何を知っていますか?

あまり自由な時間はないのだけれど、時間があるときは、よくBelemに行く。

-Belemのケーキは好きですか?

うん、もちろん。大好きだよ。あれを試してみないのは不可能だね。

-自分のイメージを気にかけていますか?

いや、ほとんど全く。それに頼っているタイプではないよ。

-でも、ビジュアル的には髪が長くて、髭がありますよね。それはもっとアグレッシブに見せるためではないのですか?

違うよ。髭が伸びているのはたいてい怠けているから。伸びすぎると剃るんだ。

-選手としてのあなたは十分に感情的に見えますが、人間としてはどうですか?

僕はとてもリラックスした家庭的な人間だ。

-アルゼンチンでの生活は懐かしいですか?

うん、特に家族のことが。生まれて15歳まで育った町がとても好きなんだ。いつの日かそこに戻って住むよ。自分の家族の傍にいたいから、家族が別の町に住んでいたら僕もそこに住むけれどね。

-その懐かしさは、あなたの親友のサビオラに何らかの橋渡しをしているのですか?

彼は親友で、事実上兄弟だよ。

-自分のことを迷信的だと考えますか?

いいや、全く。僕は宗教的で、神を信じている。でも迷信的ではない。例えばピッチに右足から入ったりはしない。そのときに都合のよい足から入っているよ。



もう少し長く書けそうですが(今日はあんまり疲れていないので)、話題が変わるためここで切っておきます。
このインタビュー全体で一番驚いたことといえば、自分は宗教的だと言っていることだったかも。というのも、el 31 de Marzo, 2003(2003年3月31日)のLas Provinciasのインタビューでは、
-Es usted religioso?
Tengo un millón de dudas. Pero eso de la religión no pasa por pensarlo demasiado.
-Reza?
No soy de rezar y a la iglesia voy poco.
「宗教についてはあまり考えない。(←訳は違うかも) 祈らないし、教会にもあまり行かない。」
と話していたのが、すごく印象に残っていたので。まああれから9年近くが経って、その間に病気や怪我や手術があって、またいろいろ考え方が変わったのかもしれないですね。

それから、髭はやっぱり面倒だから剃らないということですね? そうだと思っていました(笑)。

まだ長男が7歳だというのに、「子どもたちはすぐに大きくなる」とわかっているのはすごいです。男親のほうがこういうことはわかっているのかなあ? たいてい子育ての渦中にあるときは忙しすぎて、ああ、早く子どもが大きくならないかなと思っているもの。で、後から振り返ってみると「永遠に思えたけど意外とあっという間だった。もっとゆっくり子どもとの時間を楽しんでおけば良かった。」と後悔する人が多いと思うんです。パブロって本当に賢い人ですよね。

でも7歳、5歳、2歳で、寝る時間が9時半って、さすがラテンの国は遅いです(そして、それが「早く寝る」と言われていることにもびっくり)。 日本でこの年齢なら8時から9時、アメリカではもっとずっと早くて、7時から8時ぐらいに寝かせる親が多いかも。でもサッカーの試合が、8時や9時から始まるぐらいですもんね。スペインでは夜10時からの試合もあったような(驚愕)。やっぱり生活時間帯が全然違うのでしょうね。

ところで、明日はブログを書けないかもしれません。なんとリッツ・カールトンでお食事会があって、家に帰るのは真夜中っぽいので。翌朝がCLでなければ書くのですが、試合に備えて少しは寝なくてはいけませんし。それにしても、パブロの奥さんではないけれど、服が困るなあ。もちろんあんな派手な服は着れませんが(笑)。

怪我人などいっぱい

2011年11月20日 23時35分40秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
ベンフィカはアウェイのマンチェスター戦を控えて、休む間なく練習をしましたが、ここに来て怪我人が多いですね(泣)。
まずサビオラは膝の捻挫のためまず間違いなくアウト。マティッチも筋肉の怪我がまだ治っていないようです。その上、ウィッツェルが代表から風邪を引いて戻ってきて、マンチェスター戦がぎりぎりとなる見込み。喉の痛みなどがあるようです。もしもマティッチもウィッツェルも駄目だと、中盤をどういう風に組むのかとても心配です。でも、良く考えるとナバル戦で調子が良かったルーベン・アモリムがいますね。アイマールの状況はよくわかりませんけれど、なんとかなるでしょうか。

そのパブロ、ナバル戦で膝のテープは外れているのかとても気になり、じっと見ましたが・・・映像があまり良くない上にものすごい雨で、全然わかりませんでした。治っているといいけれどなあ(祈)。
今日はようやく前半を見ることができました。調子はそんなに悪くなさそうですね。でも、開始10分ですでに豪雨と言ってもいいようなものすごい雨。パブロは頑張っていたし、実際良いプレーなどもあったのですが、やっぱりプレーさせるべきではなかったような気がします。無駄に疲れただけだったんじゃないかなあ。

びしょびしょのキャプチャー写真を:

試合開始前。前髪を切った?


フォワードのモラという選手に、例によっていろいろ話をするパブロ。


いやはや・・・。もちろんパブロだけでなく、全員こんな感じでした。ただパブロだと細いせいか、まるで虐められているみたい。






全身びしょ濡れ。




さて、今日はパブロ・インタビューはお休みします。頭が朦朧としすぎていて、とても書けそうもないので。代わりといってはあれですけど、ガライがパブロについて話してくれています:
「監督だったら誰もがアイマールのような選手を欲しいだろう。彼のところにボールが届くと、チームはリラックスする。僕たちは、いつでも彼が良い判断をすること、目の前の敵を交わす能力があること、解決策となるようなチームメートへのパスを出せることを知っているから。彼がベンフィカにいられるといいね。それはとても重要だと思うよ。」
なるほど~、後ろから見るとそういう感じなんですね。これを読んだベンフィキスタが「自分もアイマールと一緒にサッカーをしたいなあ♪」なんて書いていました。

アイマール・インタビュー (4) ~A Bola 2011年11月13日~

2011年11月19日 21時30分31秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
ナバル戦は0-1でベンフィカの勝ち。それにしても、雨がジャブジャブと降って、ピッチがビシャビシャのとんでもない試合。起きて見たときにはパブロはもういなかったんですけど、後からチェックしたら、60分までプレーしたようなので、ちょうどすれ違いだったかも。私が見ている間だけでも、ピッチが恐ろしいことになっていて、とてもサッカーをできるコンディションではありませんでした。当然点が入る雰囲気もなくて、これは延長だなあと思っていたら、81分に途中出場したロドリゴが2分後には貴重な1点を入れてくれました。すごいです・・・。

こんなとんでもないピッチ状態なのに、アイマールを先発で使ったことについてジェスス監督は、
「彼も私も、この試合が彼向けの試合ではなく、もっと別の特徴の選手のための試合であることはわかっていた。ピッチ状況から彼を交代させようかとも思ったが、結局なるべく長くピッチに残すことにした。」
いったいなぜ?という感じですが、セットプレーで使いたかったとか、そういう感じのようです。いや、でも間違って後半をダウンロードしてしまったので後半だけ見直しましたが、どう見てもパブロには全然無理な状況でしょう。だってボールがまったく転がらなくて、止まっているもの。止まっているボールを、選手たちが水を撥ねかせながら奪い合うゲームと化しているので、非力なパブロは完全に蚊帳の外という感じです。前半はもう少しピッチ状態がましで、もう少しパブロもまともにプレーできたのかな? O Jogoなどは6をつけていますし、A Bolaも6ですね。今前半をダウンロード中ですが、後まだ1時間55分かかるらしいので、寝る前には見れそうもありません。

採点:
NAVAL – BENFICA (Taça)

B MF R JC

EDUARDO 6 3 3.7 6
M. VITOR 5 3 3.4 5
LUISAO 6 3 3.6 6
GARAY 6 3 3.6 6
CAPDEVILA 5 3 3.3 6
JAVI GARCIA 7 3 3.6 6
R. AMORIM 6 3 3.5 5
AIMAR 6 3 3.5 6
NOLITO 7 4 3.6 5
N. OLIVEIRA 5 3 3.8 5
R. MORA 6 3 3.4 4
(B. CESAR 6 3 3.4 5
RODRIGO 7 4 4.5 7
D. SIMAO 4 2 3.4 4


それにしてもこんなにずぶ濡れになってしまって、風邪を引かなかったか心配ですねぇ。








さて、今日もほんの少しだけインタビューの続き:
-あなたとベンフィカの関係はもうエモーショナルなものですか?

そうだね。ベンフィカではとても快適だよ。たくさんの愛情を持って接してもらっているし、僕はクラブで働いている人たちの中にたくさんの友達を持っている。

-リーベル・プレートが降格した後、2部での最初の試合でスタジアムは満員となりました。ベンフィカがもしも2部に落ちたら、エスタディオ・ルスは同じように満員になるでしょうか?

そうだと思うよ。リーベルの人々のその愛は忠誠の証で、ベンフィカのファンもまたとてもクラブに忠実だと思う。

-契約終了まで6ヶ月を切り、あなたは32歳です。頭の中にはどのようなことがよぎりますか?

僕にとっての未来とは明日のことだ。もし僕が役に立つと感じ、自分が重要だと感じて、また練習やプレーに喜びを感じ続けるなら、もう少し先まで考えることができる、たぶん来年ぐらいのことまで。

-例えばリーベルに戻ることは想像できますか?

いつだったか、何年か前、僕の国の記者が電話をしてきて、アルゼンチンに戻ってプレーするかどうか聞いてきた。それは僕が保障はできないものだけれど、僕のプライオリティはリーベルだ。でも「リーベルに戻る。」と言ったわけではないよ。もしも僕がアルゼンチンに戻ってプレーをするなら、僕のプライオリティは、既にいたことがあって、とてもよくしてもらったクラブでのプレーだということ。

-もしもリーベルが降格したときにあなたがリーベルの選手だったとしたら、クラブに留まりますか?

とてもたくさんの「もしも」がある質問だね。(正確にはとてもたくさんのiria [would/もしも~なら・・・だろう]がある質問だね。) Seria, ficarla, teria... 本当のところは保障はできないけど、そうだと思う、留まると思う。一方で、もしも僕が「うん、留まるよ」といったとしたら、それは去っていった選手への批判のように見えるよね。例えばラメラはリーベルが降格してクラブを去った。でも僕は彼のことを批判しているわけではないよ。

-いつの日か、監督になる自分を見ることができますか?

僕はこの前自分の国で話したんだけれど、20歳のときは自分が監督になるなんてあり得ないと思うと言っていても、30歳になると、見方は変わるものだ。監督になるという意味ではないよ、ただもうそこまで絶対にあり得ないということはないという意味。監督になる? さあもしかしたら。誰にもわからないよね。僕が1つだけ確かなのは、サッカーのプレーを止めるときが来ても、サッカーを完全に横に置くことは不可能だということ。