A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

これからどうなるのでしょう?

2006年04月20日 15時18分19秒 | アイマールの病気
今日のサンノゼは太陽のまぶしい輝くような一日。3月からずっと雨続きでしたが
(3月中20日間が雨、4月も16日時点で11日間が雨・・・)、アイマールが退院した途端に
お天気も美しく好転し、娘の日本人学校からの帰路もそれは爽やかなドライブ。
でも夜Las Provinciasを読んだら、やっぱりちょっと悲しくなってしまった。こんな
病気にならなければどんなによかったかと思わずにはいられない。

Las Provinciasから抜粋:


髄膜炎のために入院していた10月9日病院から、アイマールは昨日退院し、ついに口を開いた。しかし病院においてではなく。彼は沈黙のうちに病院を裏口から去った。選手はとても疲れきっていて、早く家に帰りたがり、メディアを避けるために駐車場への出口から出してもらうように求めた。直後に彼はオフィシャルページを通じて自分の気持ちを表現した。

アルゼンチン人の完全な回復にも関わらず、バレンシアは慎重な姿勢だ。Giner医師はアイマールの回復ぶりをしっかりと見守る必要があると説明、なぜなら「このようなケースは初めてだから。前例がない。そのため選手が完全に回復するまで毎日の様子によく注意を払わなければならない。」アイマールは家での治療(服薬?)を続け、メディカル部門がチームの練習に合流できると判断するまでは、自宅での休養を薦められている。とにかくすべては、今日Giner医師がアイマールを訪問したときの様子で決められる。医師と共にパテルナに移動することもありうる。もちろん練習をするためではない。ただ通常の生活への復帰をなるべく早めるために。



今日ハイベリーでのアーセナル-ビジャレアルを見ましたが、気のせいかリケルメ全然元気が
ないように見えました。彼にもパブロ・ショックがあったのかなあ。

病院でのエピソードとして、最初の一晩を除いた全部の夜、フィジカルセラピストのぺぺ・デ・
ロス・サントスがパブロに付き添ったそうです。彼の回復ぶりを管理するためとありますが、
パブロは一人で病室に泊まるのが怖かったのかも。
また、神経科部長のタタイ医師は休暇中だったのですが、Giner医師の求めに応じてアイマールの
治療担当になったのだそうです。

最後にス-ぺルは、退院時の様子について
逃げ足があまりにも速かったので、カメラは人影に向かってしかシャッターを切れなかった。プレス担当者のトヨタは(プリウスかな?)、窓を閉め助手席にアイマールを乗せて、スピードを上げると車の波に消えていった。アルゼンチン人のただ一つの合図は親指を挙げたことだけだった。


(この翌日の記事はこちら:練習復帰

アイマール、退院できました

2006年04月20日 02時43分52秒 | アイマールの病気
ああ、良かったです。右の写真をじっと見たところ、あまりやつれている様子はないですし、相変わらず美しそうな顔で。しかし予想通り、裏口からの退院でしたね。asなどに(というか全部の新聞に):
南アメリカ人選手は先週の水曜日に病気を診断されたが、回復ぶりが非常に順調だったために当初の予想よりも早い退院となった。アイマールは11時過ぎに病院を去ったが、集まっていたメディアとは話をしたがらずに、車両出入り口から出ていった。

と書かれています。Oleには故郷に到着したメッシが車から降りている写真とたっぷり
話している記事が載っていたので、あまりの好対照に少しおののきましたが、パブロは
こういう人ですものね。何か話せと言われても「muy bien.」しか言いそうにないし。
とにかくゆっくり休んでほしいものです。

一応アイマールがオフィシャルに寄せた言葉:
「医師や病院の関係者の方、そして僕のことを心配してくれたすべての人、チームメート、監督、会長、そしてもちろんすべてのファンに感謝したいです。今はなるべく早く練習に復帰し、シーズン最後の数試合でチームを助けるために早くサッカーをしたいと強く思っています。」
“dar mi agradecimiento al cuerpo médico y al personal del hospital y también a todos los que se han interesado por mí, mis compañeros y entrenador, el presidente y, por supuesto, todos los aficionados. Ahora tengo muchas ganas de volver a entrenar y de jugar cuanto antes para ayudar a mi equipo en los partidos que quedan”

今スカイニュースを見たら、上記以外に赤ちゃんについてのコメントが!
「これが妻の出産前に起こって、良かった。もっと後に僕が病気になっていたら、本当に大変なことになっていただろう。」 (優しい・・・。でも無理はしないでね。)

またVillani医師のコメント:
「アイマールは若くて強い運動選手なので、彼の選手生命に危険はない。彼は非常に真面目な選手なので、注意深く練習をするだろうと確信している。すぐにまた我々は彼のフットボールを楽しむことができるようになるだろう。」

これで、私も日常生活に戻れます。いつもは朝起きてすぐにオフィシャルと自分のブログ
をチェック、コメントなどのお返事を書いたら、後はばたばたとカリフォルニア生活を
送り、夜みんなが寝静まると頭はサッカーモード(アイマールモードとも言いますが)、
ニュースを読んでブログを書いて、週末にかけて緊張が高まるという生活なのですが。
先週の今日パブロ発熱&入院のニュースを読んでからというものの、日常生活は侵食され
ほとんどショック状態。大量のスペイン語を読んだので、ずいぶん勉強になったのが唯一
良かったこと? でも「熱が下がる」とか「強い頭痛」とか「点滴をされる」とか病気
関連のスペイン語ばかり覚えたような・・・。

ワールドカップのことなんかを考えてまた自分を追い詰めてほしくないので、一日ずつ
ゆっくり回復していってほしいです。私も先のことを考えるのは止めました。いつもの
パブロに戻ってプレイしている姿を見せてくれれば、それで充分です。

ところでさっきパノラマを読んだら、今度はアジャラさんが怪我?! ジムの器具が
壊れて、背中や大腿を痛めたらしいのですが。(火傷という単語があるけど?)
器具が壊れたって、あんまりじゃないですか!

タタイ医師が水曜日の退院を確認

2006年04月19日 15時12分04秒 | アイマールの病気
やれやれ、今度こそ本当に退院できそうです! 担当医師がラジオで述べた模様。(なぜラジオ
なのか不思議ですが。)もうバレンシアは朝の8時ですから、もうすぐですね。レバンテ紙の記事
はとても希望の持てるものなので、張りきって訳しておきます。(さっきのス-ぺルのことは
しばし忘れることにして。)



神経科医のタタイ医師は、アイマールがアラベス戦で復帰可能なこと、何の治療も必要ないこと、問題なく退院できることを確認。

パブロ・アイマールは今日にも一週間チームから離れる原因となった髄膜炎を克服して退院する。彼を治療したタタイ医師は、アルゼンチン人が後遺症がないこと、治療が必要ないことを確認し、ラジオ9を通じて「神経学的な見地からは、来週にでもプレーできる。」と述べた。
「彼は、驚くほど良い状態で、熱もなくなり、問題なく回復した。当然少し弱ってはいるが、練習に復帰したいと熱望し、いつもとても元気だった。」
昨日アルゼンチン代表のVillani医師の訪問を受けたアイマールだが、これからはバレンシアのGiner医師の指示を受けることになる。
「退院後は、バレンシアの医師が彼の状態を評価することになる。」とコメントしたタタイ医師は、更に
「一番最初から私たちは彼に、何の病気であるか、私たちは彼に何をしようとしているのかを説明し、彼は私たちに必要なことをするように言った。私たちは彼に対して腰椎穿刺を行い、24時にはもうずっと状態が良くなったため、彼は落ち着いた。シーズン終盤、そしてワールドカップへの参加には問題がない。」


担当のお医者さんにそう言ってもらえると、心強いものがあります。この記事を読む前は、asに
載っていたキケ監督のインタを読んで少々落ち込んでいたのですが、ずいぶん元気が出ました。
キケはアイマールについて「素晴らしい選手だが、もう少しできることがあるはず。
今年は良い試合をした。」と述べています。キケの言うこともよくわかるし、その通り
なんですけれど、やはり今そう言われるとね・・・。更には、自身の契約更新についても
明言しなかったそうで。雲行きの怪しい雰囲気ですが大丈夫でしょうか。

私はもうすぐ寝る時間です。明日起きたら、パブロが無事に退院していますように。



元気はあっても運動は厳しいよね、やっぱり

2006年04月19日 10時33分05秒 | アイマールの病気
このス-ぺルの記事、訳したものかどうか迷ったのですが。ス-ぺル、楽観的か悲観的か
極端ですよね。はあ、今回のが真実なのかどうかわかりませんが、アイマールずいぶん弱って
いるみたいで・・・。前回の記事のこともあるので、こんな話もある程度に読んだほうが
いいでしょうか。


アイマールは急性髄膜炎のために一週間入院していた10月9日病院を退院の予定。朝10時から正午の間にアルゼンチン人選手は退院許可を受けるはずで(病院でマスメディアの前に姿を表すと予想される)それから自宅へと出発し、今日から回復につとめる。

アルゼンチン人は、先週水曜日に強い頭痛と高熱のために入院、約5日間病院の542号室のベッドで衰弱して横たわっていた。このように動けず、また静脈へ注入された抗生剤と治療に使われた鎮痛剤と抗炎症剤のために体重はほとんど減っていないものの、筋肉は明らかに減ってしまったように見える。そのために、病気の前のコンディションを取り戻すことがどうしても必要だが、病院での最後の数日間は体が弱っているため運動することはできず、助けが必要だった(se ha recurrido←自信がありません)。次の数日間は、病気の前の状態を回復するために電気刺激の特別なマシーンを利用することになるだろう。

今日は、アイマールは練習場には行かない見こみだが、今回の病気がスポーツ選手にはあまりないもののため、メディカルの特別な管理が常に必要で回復の期間や道のりは定められていない。少なくとも始めのうちは、その病気がウイルス感染であったことから考えてプールの使用はないだろう。アルゼンチン人選手の今回のケースは、同じような状況がほとんど知られていない非常に特異なのものであるため、治療の進め方は彼の回復ぶりに大きくかかっている。



辛いだろうけれど、パブロ、がんばれ!としか言えません・・・。

水曜日退院で本当に大丈夫??

2006年04月18日 16時10分13秒 | アイマールの病気
退院の日が毎日延びていますが、Las Provinciasとレバンテは「水曜日の午前中に退院
許可が下りる予定。」としています。昨日は火曜日としていたのに、一日延びたのは
何か理由があるのでしょうか??

レバンテ紙には「アルゼンチン人選手は、家に戻り、なるべく早くトレーニングを
始めたいと気が狂うほど願っている。」
アイマールの治療を担当したタタイ医師は、すでにパブロに明日退院してよいこと、
問題なく普通の生活を送れることを話したそうです。パブロ、嬉しかったでしょうね!
ただ「普通の生活」というのがサッカー選手の「普通の生活」に当てはまるのかどうかは
わかりませんけれど。レバンテ紙が木曜日にも徐々に練習を始められると書いている一方
Las Provinciasは「担当医が許可すれば」としていますね。

こうも少しずつ退院が延びていくと、水曜日本当に退院できるのか安心できませんが、
どうか明日こそ無事に退院できますように。(また裏口からこっそりと退院するのかなあ。)

昨日アルヘン代表の医師らが訪れたので、Oleにでも記事が載らないかなとずっと見て
いましたが、結局何も出ませんでした。プレスには何も話さなかったようですね。
この代表のVillani医師ですが、水曜日アイマールが入院した日、入院のニュースの後
ずっと続報がなくて気をもんでいた私は、藁にもすがる気持ちでOleの記事をあちこち
読んでいました。そして、この人がメッシの怪我について詳しくコメントした後に
「アイマールはひどい風邪に罹っているが、何ら深刻なものではない。」と言っている
記事を読んだんです。当然バレンシアの医師と連絡を取った上でのコメントだろうと
思い、胸を撫で下ろした私。それだけにその1時間後ぐらいにスーぺルの記事を読んだ
ときの衝撃といったら・・・!!! どうしてあんないい加減なことを言ったんだろう
と、いまだに腹立たしい。自分でも恥ずかしくてプレスの取材に答えられないのかもしれないな。

でも、今日のOleでは良い記事を見つけました。セルビア・モンテネグロのキャプテンで
オサスナ(ですよね?)のミロセビッチが長いインタビューに答えていて、アルゼンチン
人選手の中で一番好きなのはアイマールだと言っています。 


アイマールは僕を魅了する

セルビア・モンテネグロのキャプテンがバレンシアのトップ下のことを語るときは、まったくうっとりした様子だった。彼はまたリケルメとメッシも賞賛した。
前略
-賞賛している選手と対戦することになりますか?
「たくさんのね。リケルメは計り知れない。去年からだと、今は怪我をしているけれどメッシ。でもぼくの一番のお気に入りはアイマールだ。彼は驚くべき選手だよ。」
後略

 
もっとパブロについて話したのかもしれませんが、この後記者がリケルメについて質問、
その答えが載っているので省略。
最初のse le cae la babaは「うっとりする、溺愛する」という意味ですが、リケルメを
思い出します。アイマールって溺愛されやすい選手なのね。
いつのインタかわかりませんが、こんなときに読むといっそう嬉しくて暖かい気持ちに
なったのでした。
オサスナ見たときはミロセビッチを応援してあげよう。

正式発表は48時間以内の退院

2006年04月18日 03時49分20秒 | アイマールの病気
Las Provinciasとレバンテの両方が火曜日退院と書いていたので、これは大丈夫かなと
思ってブログに書きましたが、クラブからの正式発表は En el plazo de 48 horas se
espera reciba el alta hospitalaria (48時間の期間内で退院許可が得られると予想
される)でした。いつから48時間なのかはっきりしませんが。後2日は結構長いですね。
アイマールはかなりじりじりしているようで、アジャラさんの証言がMarcaに載って
いました。(突然何もしないのにMarcaが見れるようになりましたが、アイマールの入院
当日のことだったので喜ぶ余裕もなかった・・・。)



アジャラは、チームメートは元気であると保証

ファビアン・アジャラは、ウイルス性髄膜炎で入院中のアイマールはすぐに練習と試合に戻れるだろうと確信している。
「何事もなくて嬉しい。すぐに彼は練習とプレイに戻るだろう。」(いや、おおごとだったけど。)
このセンターバックは、入院2日目にアイマールに会いに行った。
「彼はもう元気で、病院を出たがっていた。中にいるのがもう我慢できなかったんだ。」
アジャラは彼が重症ではなかったことを喜び、病気がどれほど深刻なのかわからなかったときに、みんなを落ち着かせたのはアイマール自身だったと述べた。
「Gracias a Dios(神に感謝)、彼は元気で満足していて、僕らは彼と一緒にいることができた。僕らを元気づけ落ち着かせたのは、彼のほうだった。」



うるうる。この元気さが続くといいのですけれど。アジャラさんはこう言っていますが、
Daleさんもおっしゃっていたとおり、退院後に頭痛や疲労感に悩む人もかなり多いらしく
こうした後遺症がないことをただただ祈るばかりです。(グーグルで調べるなんて余計な
ことしちゃって、少し落ち込みました・・・。)

こんな心温まるアジャラさんの言葉の後に気分悪いのですが、ペケルマンの談話。
この数日、全アルゼンチンとペケルマンは、レギュラーであるメッシと、理論的にはリケルメの控えであるアイマールの悪い状態を注視していた。
「私が心配しているのは、最後の3週間に彼らは良い状態にはならないのではないかということ。彼らに起こったことは、まさにどんな監督でも起こってほしくないと思うようなこと。」
「アイマールはウイルスに罹っていて、治れば良くなるだろう。フォームを失わせるようなサッカーの負傷ではないと言える。彼ら全員には楽観的になっている。心配なのは、メッシがプレイしたいあまり早まること。焦ると間違いを犯すことになる。」
 
髄膜炎のことをあまり知らないようで良かった。(でも、お医者さんは知っていますよね・・・。)
ペケルマンは、アイマールの病院にも行きませんでした。Setsukoさんも書かれていましたが、パブロが自分でも気づかないうちに精神的にもフィジカル的にも無理を重ねたのは、代表当落線上にあるというぎりぎりのプレッシャーがずっとのしかかっているからじゃないかな。マクシ・ロドリゲスもこの前「自分がワールドカップに行けるかわからない」と言っていましたし、当確の選手を除いて、みんな不安なんだと思います。こんな風に選手たちを追い詰めるやり方、絶対良いものには思えない。本当はもうアイマールのそばに近寄ってほしくないけれど・・・。 

アイマールは火曜日に退院の予定

2006年04月17日 13時55分05秒 | アイマールの病気
今日は、イースターサンデーでした。
今アップされたLas Provinciasに

もしも今までの回復ぶりが続けば、アイマールは明日の午前中に退院するだろう。彼の回復は目覚しく、Giner医師とタタイ医師は妻のAnnaと小さな息子のAgustínが面会に訪れることを許可した。

 
とあります! 明日というのは、火曜日のことですね。(アメリカでは今、日曜日だから
頭が混乱しちゃう。) 
ようやく日曜日に奥さんや息子に会えたんですね(涙)。このまま退院できれば
出産には間に合いそうです。(でも立会いは無理そう。)

結局エスパニョ-ル戦をテレビで見ることはできませんでした。半ズボン姿で、ベッドを
ソファに替えたアイマールはラジオを聞いたそうです。こんな話を読むと、本当に
ずいぶん元気になったんだろうなと思えます。それにしてもあのラジオ9の実況を
聞いたとは・・。これでオフィシャル文字実況でも見ていたら、バレンシアにいるのに
遠い日本と同じ観戦環境に。(ラジオ9じゃないのかな。)
今日もお見舞い客はたくさんで、ソレール会長、ペケルマンのセカンドコーチのTocalli
氏にビラーニ医師、そしてたぶん少年サッカー団?の子どもたち。
Oleに何か出ているかなと思ったけれど、何も出ていませんね。(レバンテには、
「ペケルマンも来るかと思われたが、彼はビセンテ・カルデロンに行った」ですって・・。)

ソレール会長は微笑みながら病院から出てきて、
「もう彼は熱もないし、ずっと良くなっている。とても元気で、これは良いサインだ。もう頭痛がない、おかげで気分がよくなり、ずっと元気だ。」
とコメントしました。ソレール会長が最初に病院に行ったのは水曜日の夜でしたから、
そのときも「彼は大丈夫」というコメントでしたが、やはりまだ熱も頭痛もあって元気は
なかったんでしょうね・・・。

レバンテ紙は:


最後の瞬間に変更がなければ、アイマールは明日の火曜日に病院を後にできるだろう。髄膜炎からの回復はすばらしいスピードで続いていて、点滴ももうしていない。この休日を完全に回復するために利用することになるだろう。体重もほとんど減っておらず、彼の一番の問題と言えば、自宅に帰れないということだけだ。アイマールはすでに妻の面会を受けた。普通に食事をし、家に帰ればすぐにでもトレーニングを始めることができるだろう。彼が助けることのできる試合は、最大で4試合になるだろう。



今日の試合を見た限りでは、アイマールはゆっくり休んでしっかり体力つけてからでも
大丈夫のようでしたが。こんな楽勝の試合、パブロがいたときには一回もなかったな
と思うと、嬉しい反面少し複雑な気持ちでした・・・。
ちなみにバレンシア-エスパニョ-ルは4-0で、ゴールはビージャ(PK)、アジャラ、
ミスタ、バラハ。前半38分までは少しずつエスパニョ-ル・ペースになっていて嫌な
雰囲気でしたが、ビージャがPKを取れて楽になりました。しっかり決めたビージャは偉い
です。ゴール後のビージャ厳しい表情でしたが、サイダちゃんとそしてアイマールを
思ってだったのでしょうか。

キケ監督は「私たちはこの勝利をパブロに捧げた。」と言っています。

4 - Valencia: Cañizares, Miguel, Albiol, Ayala, Carboni, Angulo, Albelda (Edu,m.73), Baraja, Fabio Aurelio (Mista,m.67), Regueiro y Villa (Jorge López,m.77).
0 - Espanyol: Iraizoz, Zabaleta, Sergio Sánchez, Pochettino, David García, Moisés, Costa, Coro, De la Peña (Ito,m.72), Tamudo (Pandiani, m.72) y Luis García (Juanfran,m.61).
Gol: 1-0,m.39: Villa, de penalti. 2-0,m.66: Ayala. 3-0,m.69: Mista. 4-0,m.86: Baraja.


試合を見れないなんてびっくり

2006年04月16日 15時34分51秒 | アイマールの病気
今日は、アイマールに関するニュースはあまりないですね。ニュースがないと途端にものすごく
不安な気持ちになってしまいます。

Las Provinciasによると、とても順調に回復はしているものの、まだ数日は入院が必要と
のこと。お見舞いが続いていて、また土曜日は、自分の足で立つ時間が増えたそうです。
(立つ練習から始めなければならないなんて、髄膜炎のダメージがどれほど大きかったか
わかります・・・。)
びっくりのエピソードは、アイマールはエスパニョ-ル戦をテレビで見れそうにないということ。
病室にテレビはあるのですが、PPVのためのアダプターがないんですって。最後まで、彼が
離れていてもメスタージャの雰囲気を味わえるよう努力はされるそうですが。

バレンシアでは、バレンシアCFの試合はローカル局で見れるものだと思いこんでいたので、
本当に驚きです。けいこさんはいちいちPPVで見ていらっしゃるのかしら?? それとも
バールに行っているのかな。パブロ、バールには行けませんものねえ・・・。
アメリカでは普通にライブ放送ありですが、私は見なくていいから、アイマールに見てもらい
たい・・・。

いつもだったらエスパニョ-ル戦のPreviaを書くところですが、全然書く気がしないので簡単に。
レバンテ紙の書き出し:
キケのチームは、勝利をアイマールに捧げたいと思っている。チャンピオンズ・リーグ圏内への復帰を決定づける勝利は、髄膜炎の治療のために病室に閉じ込められているパブロ・アイマールにバレンシアとファンが捧げることのできる最高のものだろう。

本当にそうですね・・・。皆さんお願いします。
アイマールのところにはファビオ、モレッティのところにはカルボーニ、そしてレゲイロでは
なくトップ下にミスタで昨日は練習していたそうです。

ビージャの言葉:
「彼のお見舞いに行ったよ。彼は元気になってきている。なるべく早く回復することを願っている。大事な試合なのでエスパニョ-ル戦に勝たなければならないが、その上、勝利すれば、病院で試合を追っている彼を喜ばせることができるからね。クラブと医師たちは僕ら選手たちに、あらゆる情報をすぐに知らせてくれた。幸いにも、彼の罹った髄膜炎は悪性のものではなかった。」

アンドレスに続いて、ゴールをお願いします・・・。
そのアンドレスですが、下に書いた記事はOleの第一報だったらしく、続報でアンドレスの言葉
が載っていました。
試合後のアンドレス・アイマール:
「いつもは僕が彼に電話している。なぜってゴールするのは彼のほうだから。でも、今週末は彼が僕に電話するね。」
「僕たちは、パブロが大変なときを過ごしていることを知っている。だから、このゴールは彼のためのものだよ。」


ゴールはヘディングだった模様。後半右サイドに入って良かったそうです。パブロは右は苦手なのにね。
記事の中にAimarと出てくると不思議な感じです、パブロの顔しか思い浮かばないのに、これは違う人なんだなと思って・・・。
右の写真見てもどれがアンドレスだかわかりません。もしかして16番?

兄に捧げるゴール

2006年04月16日 10時54分00秒 | アイマールの病気
金曜日、アメリカではちゃんとバルサ-ビジャレアルのライブ放送がありました。
あまり興味はなかったけれど一応テレビを付けて、画面一杯にバルサの選手と
ビジャレアルの選手が緑の芝生でサッカーをしているのを見た途端、胸を何か尖った
もので刺されるような気持ちがして、パチンとテレビを消してしまいました。
悲しいというのとも違う、ただもう見たくないという気持ち。

でも今日のデポルティーボ-セビージャは最後までがんばって見ました。だって、
アイマールも病院で見ているかもしれないと思ったから。でも、信じられないことに
GKのモリ-ナ見ると詰め寄られていたアイマールを思い出すし、サビオラを見ると
セビージャ戦でのアイマールを思い出すし、そこかしこにパブロが見えてしまって、
我ながら「ちょっとまずいんじゃ?!」 どうしちゃったんでしょう・・・。アイマール
を知る何年も前からサッカーを見ているし、アイマールの怪我だって何回も経験している
のに、こんな辛い気持ちは初めて。ショックが大きすぎだったかなあ。CLも見れなかったら
相当重症かも。その前に明日バレンシアの試合を見て自分がどんな気持ちになるのか
想像がつきません。

Oleにこんな記事を見つけました:
これは君のためだよ、パジャッソ

パブリートの弟のアンドレス・アイマールが、Belgranoでの自身最初のゴールを決め、コルドバ・クラシコ、Talleres戦において2-1の勝利。水曜日に、パブロ・アイマールは髄膜炎のためにバレンシアで入院、アンドレスはゴールを彼に捧げたいと願っていた。

後半に監督が“Dale que entras vos”(お前の???を彼に渡せ??)と言ったとき、アンドレス・アイマールはもしゴールを決めれば、それは兄に捧げるゴールになると知った。後半23分、彼の願っていたチャンスが訪れた。フィールドの真ん中でボールを奪い、GKと1対1、反対側のディフェンスをもかわしたゴラッソ。Belgranoに勝利をもたらすゴール。

Nacional Bとありますから、一部リーグではないようです。(チーム名などよく知らない
ので、間違っていたらごめんなさい。)こんな記事読むと、また涙、涙で困ります・・・。

復帰時期の予想はいろいろ

2006年04月15日 16時09分40秒 | アイマールの病気
Las Provinciasとレバンテがアップされたので、読んでみました。やっぱりスーペルの復帰時期は楽観的すぎるみたい。(誰が考えたってそうよね。)そして、48時間以内に退院なんて他の二紙には書いていないけれど、本当なんでしょうか? (試合のスタメンなども誤報が多いスーペルのことですから、信じないほうがよいかもしれませんね。)
Las Provinciasによると、金曜日の朝にベッドを離れて20分間歩いてみたそうです。でも病室は出ていないということなので、体はすごく弱っていそうですね(涙)。

レバンテ紙は復帰時期について:


アイマールは最後の2試合に出場できるだろう、最大でも3試合。急性髄膜炎と診断され、7日から10日間の入院。その後まず感染症によって損なわれたフィジカルを回復しなければならない。その上、このアルゼンチン人は決して特別頑強なほうの選手ではないのだ。そのため、4月30日のアラベス戦までに彼が回復するのはほとんど奇跡と言ってよいだろう。4月と5月の間の週は、一週間に3試合がある。5月3日にマジョルカ戦、7日にホームでアトレティコ戦。この最後の試合のあたりにアルゼンチン人は復帰することだろう。



ほとんどリーガは諦めていたので、最後の2試合にでも出ることができれば、
それだけで奇跡的に思えます。でも焦らずにきちんと治してほしい・・・。

上の写真ですが、ビージャと親戚の人たち。なんとビージャの娘のザイダちゃんが
インフルエンザ(風邪?)で10月9日病院に入院中なんだそうです。
インフルエンザがバレンシアで流行っているのでしょうか?! まだ生後6ヶ月
ぐらいでしょうから心配ですよね。親戚の人が持っている袋の中身は大きなクマの
ぬいぐるみ。ビージャは娘のお見舞いの際に、毎日アイマールの病室にも
立ち寄っているそうです。
パブロのお見舞いに行った選手は、ビセンテ、ビージャ、レゲイロ、バラハ、
ミスタ、アングロ、アルベルダ、マルチェナ、ナバーロ、アルビオル、ミゲル。
仲の良いはずのアジャラとカニサレスがいないのはどうしてかな。
キケ監督も訪れたのは先ほど書いたとおりですが、こんなコメントが:
「実際のところ、選手がベッドにいるのを見るのは、とても奇妙な感じがするね。」(涙)・・・。

Las Provinciasには、発病直後の様子がいろいろ。
髄膜炎であることはすぐわかっていたのですが、それがウイルス性か細菌性かを
確かめるのに手間取ったようです。強い頭痛、高熱、吐き気は髄膜炎の症状
そのもので、アイマールが訴えなかったのは首筋の硬直だけでした。腰椎穿針が
行われましたが、確定診断が出る前の推測を避けるために医師はこのことを発表
しませんでした。でも、パブロには病名は水曜日には伝えられていたそうです。
このへんの様子について、Las Provinciasは:


水曜日にGiner医師は、アイマールを入院させることに決めた。専門家たちはアルゼンチン人選手の症状を心配していた。高熱、頭痛、硬直・・・そして選手自身も不安を隠すことはできなかった。彼は最初からそれが急性髄膜炎かもしれないことを知っていたのだ。神経科のタタイ医師は彼に対して非常に率直だった。症状は、木曜日まで公表されなかった恐ろしい診断を裏付けるものだった。
彼はどのように夜を過ごしたのだろうか? もちろん不安にかられて。彼は感情を良くコントロールできる冷静な性格の選手ではあるけれども。なんといっても体の不調と診断の打撃を同時に受け止めなければならなかったのだ。そして、彼の妻は妊娠後期のために彼に付き添うことはできなかった。このことに対しても彼の心は痛んだ。しかし、彼は常にクラブのフィジカルセラピストたちに付き添われていた。ガリンド、ビダル、デ・ロ・サントス。 



水曜日の夜は、本当に不安な一夜だったでしょうね・・・。
携帯で奥さんや友人たちと連絡を取っているそうです。チームメートはお見舞いに
来れるのに、奥さんとは会えないなんて。
木曜日にかな?、他の病室の見舞い客が頻繁に覗きに来るので(多分病室の番号が
ばれていたせいでしょうね)、病室を替えざるをえなかったとか。

このまま良くなるといいのですが!

Quiero volver ya. (監督、今すぐ復帰したいです)

2006年04月15日 12時22分48秒 | アイマールの病気
ス―ペルを見たら、こんなびっくり情報が。まただあっと訳します。


もうパブロ・アイマールは病院を去り、ユニフォームに着替えることを心待ちにしている。彼の回復ぶりは良いもので、問題が起こらなければ明日か月曜日に退院許可が出て、水曜日から彼を冒していた髄膜炎により失われたフィジカル状態の回復を始めることになる。

パブロは元気だ。罹った髄膜炎は軽いもので、病院を早く去りたいと思っている。まだ家族に会うことはできていない。しかし完全に回復するまでは、メディカルの管理下にいなければならないことはよくわかっている。そう、アイマールは今日病院で、失われた時間を取り戻すためにフィジカルワークを始める。

最初の検査の際にはなんの異常も発見されなかったため緊張が高まったが、神経科のタタイ医師の診察により、首の硬直と髄膜炎の症状が認められた。その後の詳しい検査により急性リンパ髄膜炎と診断された。ウイルス性であることが確認され、これは医師たちを安心させるものだった。細菌性の髄膜炎だと非常に深刻であっただろうから。何か問題が起こらない限り、バレンシアの選手の回復ぶりを見守っている医師たちは、次の48時間以内に退院する許可を与える予定だ。
「彼のほうが僕らを元気付けてくれた。」今日パブロを見舞った何人かのチームメートは彼の明るい気分に勇気付けられてこう語った。今日病院で練習を始めるパブロは、退院したらすべての神経をフィジカル状態の回復に向けるつもりだ。水曜日からずっと彼はベッドに寝たきりで動くことができなかったため、体は弱っている。彼のフィジカル状態を回復させるためには、トレーナーのパコ・デ・ミゲルの手が必要となるだろう。

キケは、パジートをエスパニョ―ル戦では当てにできないし、ビルバオまで旅をさせることは軽率なことだろう(ありえなくはない)が、リーガの最後の4試合には出場することができるだろう。アイマールはキケのプランの中で必要不可欠な選手となっている。回復が速いために彼の精神状態は良好で、試合に復帰したいという願いは、大切な時期を逃したくないという彼の野心を表している。このような状態で、パブロは10月9日病院での時間を過ごしている。回復ぶりは完璧で、髄膜炎の影響は最終段階に入った。また、ちょうど良いタイミングで病気が診断されたために、病気の影響は少なく、後遺症はないだろう。よって、2週間のうちにはプレイできるようになる。



超嬉しいニュースですけど、パブロ、無理は禁物よ~!! いくらなんでも2週間後と
いうのは速すぎなのでは? 無理がたたってこんな病気になったんですから、
メディカルの人ちゃんと管理してあげてよ・・・。それにメディアもなんだか一刻も早い
復帰を促すプレッシャーを与えているみたいで、心配です。簡単な病気ではないんだから
しっかり休まないと!
それにしても«él es quien nos anima a nosotros»「彼のほうが、僕らを元気付けて
くれた」って、君は偉すぎです。この言葉を読んで、ここ数日で最高に勇気付けられました。

金曜日(4月14日)のアイマール

2006年04月15日 04時28分42秒 | アイマールの病気
当分アイマールの姿は見れそうにないので、病院が映っている写真は載せることにしました・・・。けいこさん情報によると、病室は542号室ですね。

大してニュースはありませんが、オフィシャルによると快方に向かっているということです。また、金曜日は何人かお見舞い客がありました。お見舞いを受けられるということは、だいぶ良くなっているということですよね? Marcaには「一週間の入院になると期待されている。」とあります。

アイマールを訪れたのは、最初にGiner医師、それから前会長のオルティ氏。またパテルナでの練習を終えたキケ監督とアルベルダらチームメート数人(アルベルダ以外の選手の名前は書いていない)。さらにチーム代表のゴンサレス氏とセカンド・コーチのエスクリバ。このセカンド・コーチは、アイマールはとても元気に見えたと語りました。

少しでもニュ-ルがあると本当にほっとします!!
(アルヘン代表セカンドコーチのトカーリが来るとOleには書いてありましたが、
明日のことなのかな。)

お願い・・・

2006年04月14日 11時31分01秒 | アイマールの病気
昨日はアイマールの状況を追うのに精一杯で、とにかく命に関わる病気だったら
どうしようとそれだけを心配していました。今朝は、とりあえずそういう恐ろしい病気
ではなかったことに安堵したのですが・・・。

今になって、どどどーんとすごい落ち込みに襲われてしまって・・・。(明日になったら
元気になるので、今日だけは暗い書きこみ許して下さい。)

これまで怪我もなく順調に来ていたのにと思うと悲しくて悲しくて。今更こんなことを
言ってもしかたないのですが、セルタ戦で無理したのが悔やまれてなりません・・・。
パブロはがんばっただけなのに、こんな結果になるなんて、ひどすぎます。

pomegranate5さんのブログより(我的最愛:アイマール、髄膜炎…
髄膜炎って本人が辛いのは勿論で、付き添われているご家族も大変なんですよね。
やっぱり頭(脳)が関係している疾患なので、それだけでも不安は大きいです。
酷いと痙攣や頚部硬直、嘔吐等の症状が出て来る為、側で看ていると更に不安が増大してしまいます。
そして検査も例の腰椎穿針など、痛々しいものがありますから。

Daleさんのブログより(のんびり森:アイマール~~~~~!
髄膜炎、実は何年か前入院したことあるんです インフルエンザになった後、無理していたら突然激しい頭痛と吐き気に襲われて緊急入院、退院まで10日ほど、ずっと身体に力が入らなくて完全に治るまで2ヶ月近くかかってしまいました とにかく頭が痛くて寝られなくて、身体をどうしたらいいのか分からないくらい辛かったです パブロもそうなんだろうか? 

昨日ス-ペルなどを読んだとき、アイマールいったいどういう状態なんだろうとすごく
不安だったのですが、お二人の文章を読んでなんとなく想像が・・・。こんな辛い状況を
家族の付き添いもなく耐えなければならなかったなんて、可哀想すぎて泣けてきます。
クラブの関係者はずっと付き添ってくれたみたいで、それがせめての慰めですが。

Daleさんも書かれていますが、ネット上のメディカルサイトにもこんな記述:
無菌性髄膜炎は良性の疾患で通常は発病後 5 日から 14 日で完全に回復しますが、疲労とフラフラ感はさらに長期間続くこともあります。

ワールドカップ行けるのでしょうか?? 
どうか病院のお医者さん、パブロの病気をしっかり治してあげてください。
もとどおりの、軽快で華麗で優雅なサッカーをできる体に戻してあげてください。  





ウイルス性髄膜炎

2006年04月14日 02時25分00秒 | アイマールの病気
朝起きて、オフィシャルの「アイマールの病気に関する発表」を開き、こわごわ電子辞書
に病名を打ちこみました。「髄膜炎」。実は、昨日家にある「家庭の医学」を調べたとき
急な発熱と頭痛で最初に出てきたのが髄膜炎だったので、ああ、やっぱりねって。
でも「リンパ髄膜炎」とは要するに「髄膜炎」のことなのかな?

昨晩は、髄膜炎じゃないの?と思いつつ、そんなに診断に時間がかかるなんて白血病
みたいな命に関わる病気だったらどうしよう?と本気で怯えていて、コメント頂いていた
のに、どうしてもお返事を書けませんでした・・・。だって、アイマールってタイプ的に
白血病にかかりそうなんだもの・・・。
そんな病気でなくて本当に良かった。「家庭の医学」で得た知識から、髄膜炎には、
症状の軽い無菌性(ウイルス性)のものと、より重くて後遺症の残る細菌性のものの
二つがあることを知っていたので、パブロのはどっちなんだろう?リンパってどういう
ことだろう?というのが唯一心配でしたが、asやpanoramaにははっきりと「ウイルス性の
髄膜炎」と書いてあるので、たぶん軽いほうのものだと思います。

panoramaの記事を訳しておきます。(marcaとほとんど一緒ですが)


アイマールの病気はウイルス性髄膜炎で、引き続き入院が必要。
パブロ・セザール・アイマールは水曜日に、強い頭痛を伴う高熱の症状のため10月9日病院に入院した。木曜日に病院の神経内科長であるホセ・タタイ医師が、彼はウイルスが原因の急性リンパ髄膜炎であり、最低でも一週間の入院が必要と発表。

アルゼンチン人選手が入院中の10月9日病院で記者会見が木曜日行われ、神経内科長は、症状は「木曜日には治まっていて、サッカー選手の回復ぶりはとても満足の行くもの。」と述べた。「アイマールは安定していて、最初の状態に比べて良くなっているが、まだ入院は必要。」アルゼンチン人選手の入院期間を決定するには、彼が薬と治療にどう反応するかを見極める必要があると説明した。タタイ医師によると、アイマールの罹っている髄膜炎は「軽症であり、後遺症が残ることはない」ので通常の健康診断以上のことは必要がなく、また感染する危険もない。
バレンシアのメディカル部門長のGiner氏は、アイマールの退院の時期は彼の回復ぶりにかかっていて、週ではなく「日単位」となることを願っていると話し、入院期間は7日から10日間になるのではないかと推測した。



yahooの「家庭の医学」には、こんな風に載っています。

ウイルス性髄膜炎
 特異的な治療法はありません。通常は入院して、絶対安静にすることが大切です。普通2週間ぐらいで完治し、後遺症は生じません。頭痛がひどい時には髄液を排除します。髄液の検査は同時に経過観察にも役立ちます。

復帰は、4週間後くらい?
でも、今朝いろいろなメディカルサイトを読んだら(すっかり髄膜炎に詳しくなった!)
この病気は70%が子どもの罹るもので、大人では30歳以下の人が(私はならないのね・・・)
抵抗力が落ちているときに罹りやすいとありました。免疫力がある大人は普通は罹らない
ものみたい。
先週の風邪とは無関係とあるけれど、多分アイマールは風邪が治りきらないのに、
無理して試合に出たから、すごく体が弱っていたんだと思います。「セルタ戦では
とても疲れた」なんて普段はあまり言わないことを話していたので、よっぽど
体力を消耗していたんでしょう。夜10時からの試合だったから、バレンシアに戻ってきた
のは夜明け頃だったでしょうに、その日はミズノのプレゼンテーションに出ていたし、
無理しすぎだった思う。たいして丈夫なほうじゃないんだからもっと気をつけないと!
というわけで、バレンシアの順位も気になりますが、みんなが奮起してくれることを
信じて、焦らずしっかり治してほしいです。

こんな病気になってしまって、生まれてくる赤ちゃんにもすぐには会えないのではと
思うと可哀想でならなかったけれど、感染の心配がないなら会えるのかな?
多分同じ病院で出産するのでしょうから。でも、新生児にはやっぱり面会できないかなあ(涙)。
早くアルゼンチンからお母さんとかが来てくれるといいのですが。

原因不明の高熱-Las ProvinciasとLevanteの記事

2006年04月13日 15時54分15秒 | アイマールの病気
さきほどのス-ペルの記事とそれほど変わりませんが、知らなかったこともあるので、
訳しておきます。

Las Provincias:


原因不明の高熱のために入院したアイマールは、今日も病院に留まる。多くの検査の結果は今日わかる予定。
選手は、強い頭痛の原因を突き止めるために10月9日病院に行き、そのまま入院した。バレンシア中に緊張が広がった。

アルゼンチン人選手は、強い頭痛と38・5度から39度の高熱を訴え、病院へ。昨日一日を病院で過ごしたが、今日も病院に留まる。選手は火曜日の夜に、強い頭痛と全身的な疲労感や倦怠感を感じた。加えて高い熱があったために、風邪かと思われた。しかしこうした場合の通常の治療に反応がなかったため、Giner医師はアイマールを病院へと移すことを決断。一日がかりで病院の専門医たちがメディカル検査を彼に対して行った。しかし、いくつかの検査結果は遅れているために、病気の原因ははっきりしないままだ。ただし数値はウイルス感染に対して高くなっている。

アイマールに対して血液培養検査(?)が行われた。これはウイルス感染の場所と状態を見つけ出すための検査。さらに血液検査、レントゲン、CTスキャンも。また内科や神経内科の診察も受けた。誰もがどんなことも見逃すまいとしていた。

バレンシアのメディカルの責任者Giner医師は、午前中一杯アイマールに付き添い、午後と夜も何度かアルゼンチン人選手を訪れた。病院を訪ねたもう一人はソレール会長で、40分間をアイマールの傍で過ごした。会長は、アイマールは熱がいくらか下がっていたと話した。

アイマールは特別都合の悪い時期に病気になってしまった。彼の妻は二人目の息子を妊娠中で、数日のうちに出産の予定のため、この困難なときにアルゼンチン人選手に付き添うことができなかった。
アイマールは当然自分の状況を心配している。体調が悪いのに、医師たちには彼が苦しんでいる病気の原因がわからないのだから。奇妙なことに、火曜日にはバレンシアの全選手が血液や尿の検査を行った。アイマールのサンプルには何の異常も認められず、このことがまた不確定要素を増すものとなっている。また、アイマールが先週も発熱のために練習を数回休んだことも思い出される。しかし、セルタ戦では回復していたし、少なくとも回復しているように見えた。基本的にはメディカル部門は、前回のは単純な風邪で、今回の問題とは関係がないとしている。今はっきりしているのは、病気が深刻である可能性があることから見て、アイマールは日曜日のエスパニョ-ル戦には出場できないということ。



レバンテ紙:


重いウイルス感染のために、アイマールは入院。バレンシアCF内には、心配と緊張が高まった。最初は発熱の原因を確認するためだったが、入院することに。クラブ側は詳しい説明をしていない。それはウイルス感染であり、深刻なものだがコントロールされていることはわかっている。はっきりしていないのは、回復までどれほどかかるのかということだ。

パブロ・アイマールは、昨日パテルナに悪い顔色で現れた。先週も苦しんだ発熱にまた見舞われたのだ。今回は強い頭痛を伴っていた。彼は検査を受けることになったのだが、ここからドラマは始まった。普通なら熱の原因が特定され、薬を渡されて家に帰されるところだ。しかし、そうはならず、この瞬間から警告のアラームが鳴り響いた。選手は経過観察のために入院することになったのだ。主に事態がはっきりしないことから、緊張が高まった。アイマールに何が起きているのか? 昨晩この版が締めきられる時点で、医師の発表は行われていない。はっきりしたことはほとんどわかっていない。選手は深刻なウイルス感染に罹っている。医師の管理下にはある。

アイマールには投薬が行われ、点滴を受けた。CTスキャンが実施され、他の専門家にも意見が求められた。しかしそれ以上のことはわかっていない。診断がされていないことが不安を煽ることになっている。????の後、または夕方の検査のために、彼の熱の状態は悪化しているのではと推測されていた。クラブの責任者たちは、ほとんど病院を離れなかった。

ソレール会長は少し楽観的なメッセージを送ってきた。
「彼は大丈夫で、落ち着いていて、元気なように見えた。熱は下がってきていた。」
しかし、今日にはメディカル部門がサッカー選手の本当の状態を明らかにすると予想されている。Galindo氏がアイマールの傍で夜を過ごした(彼の妻は妊娠中)。病院で2日を過ごすことは確かだが、今日の時点では何もはっきりしていない。病気が長引くこともありうる。
アルゼンチン代表の医師ビラーニ氏が、ヨーロッパでプレーする選手たちの状態を調べるためにヨーロッパに滞在中(バルセロナにいて、昨日マンチェスターに出発)。今日バレンシアを訪れることが予想されている。



本当に泣きそう・・・。どうして突然こんなことに???
パブロも可哀想だし、奥さんも気の毒だし。何も悪いことしていないのに、なんで
こんな辛い目にあわなければいけないの???

原因がわからないというのも、嫌な感じです。普通に考えたら風邪をこじらせて肺炎に
なったとかでしょうけれど、そのへんはもちろん調べているでしょうし。
そんなに熱があったのに、朝はパテルナまで行ったんですね・・・。
とにかく重い病気ではないこと、早く良くなることを祈っています。