A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[Liga 21] Benfica 2 - 1 Maritimo

2011年02月28日 21時54分35秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
Youtubeのハイライト映像。
アイマールは、CKやFKがすごく上手になりましたよね(うるっ)。たぶん以前は恥骨炎の影響で思うように力が入らなかったのだと思います。フリー・キックを蹴っているフォームがとっても格好いいです。
SL Benfica 2 vs SC Maritimo 1


セット・プレーだけでなく、良いスルー・パスもありました。上のダイジェストにはなかったパスがこっちには入っていたので、もう一つダイジェストを。
Sl Benfica vs Maritimo 2-1


O Jogoが珍しくパブロを高く評価していて、「あの場面でEL Magoを交代させたことはまったくポジティブなものにならなかった。アイマールはそれまでピッチの中で一番良い選手で、真ん中からの進入にしろ、サイドを開くきっかけにしろ、相手のバランスを崩せる唯一の選手だった。ナンバー10は、試合を引っ張り、サイドのサルビオとガイタンを機能させようとしたが、2人は疲労の色が濃かった。」

まあ結果オーライではありますが・・・。パブロは70分までしかプレーできない掟でもあるのかと思いましたよ(ぶつぶつ)。

ジェスス監督は、
「高いレベル、魂、ハートの勝利だった。選手たちは自分たちが持っているとは思っていなかった強さを探し求めた。このチームはチャンピオンだ。
勝利は絶対に必要なものだった、17勝目のためではなく、優勝戦線に残るために。私たちは立ち直り、戦いに残るためのすべての条件を兼ね備えていると信じている。
17勝するのは普通のことではない。我々は(悪魔のように)ものすごく好調な時期にいるが、ポルトもまた好調だ。」
17連勝もすごいけれど、相手ホームで10人になりながら0-2で完勝したり、今日のように押していた試合の77分に先制されたのを、残りの15分で2点入れて逆転勝ちするというのは、尋常ではありません。流れとしては、完全にミラクル・チーム、優勝へ!なんですが、残念ながらポルトも手堅くまったくポイントを落とさないんですよね(涙)。昨日の段階で、すでにポルトは3-0で圧勝していました。1度でも負けてくれればプレッシャーがかかりそうなんですけれど、どちらかというとベンフィカのほうが現在ぎりぎりのところで踏みとどまっている状況で、苦しいです。



マリティモ戦の観客は今季最高の約5万5千人。たくさんのファンたちが最高の試合を見ることができて良かったです!



maisfutebolのパブロ評:
「ハッピー・エンディングのためにとても頑張ったが、ストーリーを完成させることはできなかった。アルゼンチン人選手がデザインした無数のパスからチームメートたちはベストの結果を引き出すことができなかった。」
O Jogoのパブロ評:
「ベンフィカの勝利が確定した後で、EL Magoの交代はどうだったのか?と疑問に思う人は多かった。ジェスス監督が交代の命令をするまで彼はグラウンドでベストな選手だった。リスクを取ったパス、魔法、守備、こうしたことをすべてを小さなアルゼンチン人はやってのけ、48分にはフリーキックにより得点に近づいたが、マルセロが防いだ・・・。」

この試合も前半にエリア内で取られなかったハンドのファウル、パブロがシミュレーションでもらったイエロー、ルイソンの取り消されたゴールなど、いろいろなことがありました。パブロのイエロー、リピート映像を見てもシミュレーションなんかじゃないんですけれど(怒)。O Jogoを読んだら、その前のファウルが実はシミュレーションだったので、審判はバランスを取って本物のファウルのほうでパブロにイエローを出した、と書いてありました。そんな妙なことってあり? 同じ後半なのに「さっきのはファウルじゃなかった」となんでわかるのでしょう? 
下はそのイエローを出されて。すごい反応ですね(はは)。


マリティモ戦の採点:

             Bola Jogo MF Publico JC
ROBERTO...............6 ...6....3....6... 5
M.PEREIRA............ 7 ...7 ...3....5....6
LUISÃO...................7....6....3....6....6
JARDEL.................. 5...4....2....4....5
F. COENTRÃO..... ..8...8....4... 8.. ..8
J. GARCIA..............6 . 5....3....5.....6
SALVIO.................. .7...7....4....6....7
GAITAN.................. 7....6...3....6... 6
P. AIMAR.............. 7....8....3...5!. .7
SAVIOLA......... ... . 7. ..5....3...5...5
CARDOZO............ ..6....7....3....5... 5
(JARA................... . .6... 5... 3... 5.. 5
KARDEC..................6-...5....3... 5....5
C.MARTINS.............--....--.....3....--...--)

Pubulicoがパブロに5点って一体どうしちゃったのでしょう?! 

さて水曜日にはリーグ杯準決勝のスポルティング戦があります。疲労困憊の選手が多いので、ジェスス監督がどれほどローテーションするか注目されます。

また、今晩20時から第107回ガラが行われます。もう数回このGalaなるものについて書いていたのに、これはクラブの創立記念日を祝う催しであることにたった今気がつきました(汗)。107年前の2月28日にベンフィカは創立されたんですね。BenficaTVでライブ中継が行われるそうです。でも昨晩ほとんど寝ていないから、明日の早起きは絶対に無理。

 


LIGA – 21.ª Jornada – 27/02/2011

Estádio da Luz – Assistência: 54 991

Golos: 0-1 Djalma (77), 1-1 Salvio (81’), 2-1 Coentrão (90+4’)

BENFICA

Roberto, Maxi, Luisão, Jardel, Coentrão, Javi (C.Martins 85’), Gaitán (Kardec 73’), Salvio, Aimar (Jara 69’), Saviola, Cardozo.

Suplentes não utilizados: Moreira, Airton, Roderick, F.Menezes

Treinador: Jorge Jesus

MARÍTIMO

Marcelo, Ricardo Esteves, Roberge, Robson, Luciano Amaral, Roberto Sousa, Danilo Dias (Heldon 62’), Sidnei (J.Guilherme 86’), Rafael Miranda, Baba, Djalma (Kléber 85’).

Suplentes não utilizados: Marafona, Alonso, Edinho, Bena

Treinador: Pedro Martins

Árbitro: Vasco Santos (Porto)

Disciplina: amarelos: Ricardo Esteves (41’), Rafael Miranda (47’), Aimar (58’), Roberge (64’), Roberto Sousa (88’), VERMELHO: Robson (após o apito final) 

奇跡(笑)の逆転勝利

2011年02月28日 08時24分49秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
いや、すごい試合でした・・・。

まずはダイジェストと思ったらYoutubeにはまだ良いものがないみたいなので、オフィシャルから:
Benfica 2-1 Marítimo
でも、ベンフィカのまさかの失点はジェスス監督がものすごく良かったアイマールを交代させちゃったからでしょ!(怒)。それもカルロス・マルティンスと交代させるならともかく、ハラとだったので、その後ベンフィカは一瞬ガタガタになってしまいました。みんなの執念で追いつき、逆転できたから良かったものの・・・。

ジェスス監督は、「最初の交代はフィジカルに問題のあったガイタンにしようかとも思ったが、ガイタンは1対1に強い選手。なのでアイマールにした、彼はイエロー・カードももらっていたし。」と説明しました。病み上がりのせいであまり動けていなかったサビオラのところにハラで良かったんじゃ?

中2日でコンディションが心配だったパブロですが、予想外に(失礼)とっても良かったです。久しぶりにわくわくできるプレーぶり。こういうのをテレビで見たかったなあ。
オフィシャル・ページの「良かった選手たち」のところに、
Pablo Aimar – Encheu o campo com o seu futebol perfumado. Teve pormenores deliciosos e muita garra a recuperar bolas em termos defensivos.
ピッチに彼のサッカーの芳香をふりまいた。強い闘志と見ていて楽しい細部。守備でもボールを奪取した。
それが得点に結びつかなくて残念。今日はガイタンとサルビオがお疲れで、いつもより攻撃の威力が下がっていたのが痛かったです。その中でサルビオは同点打、Good job! ガイタンは怪我があったようですが、大丈夫かな? コエントロンにいたってはSuper good job! 観客にもみくちゃにされて、怪我でもしたらどうしよう?と冷や冷やしました。

Previa [Liga 21] Benfica - Maritimo

2011年02月27日 23時55分38秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
図書館で借りたすごく怖い本を読んでいたら、こんな時間になってしまった上に、気分が悪くて・・・。読まなければ良かったと大後悔・・・。悪い夢を見そうです(泣)。

というわけで、ごく短く。
わずか中二日で今晩はリーグ戦のマリティモ戦です。
召集メンバーは、
Guarda-redes: Roberto e Moreira;
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, Jardel, Roderick Miranda e Fábio Coentrão;
Médios: Airton, Javi García, Carlos Martins, Felipe Menezes, Pablo Aimar, Nicolás Gaitán e Eduardo Salvio;
Avançados: Óscar Cardozo, Javier Saviola, Nuno Gomes, Franco Jara e Alan Kardec

サビオラは召集されました。ELで出場停止だったハビ・ガルシアが復帰。

アイマールは出るのでしょうかね~。中2日では無理なような気もします。さらにはこの試合は18時から。ということは午前3時から?! 今から寝ていたら起きるのはかなり無理そうです。一瞬起きて、パブロが先発でなかったら寝なおそうか・・・。

イエローにリーチがかかっていて、この試合の後のブラガ戦出場停止の危険がある選手は、サルビオ、マキシ、ルイソン、ジャルデル、コエントロンです。
相手は、ヨーロッパの試合があったわけでもなく1週間フルに休めたチームなので、かなり苦しい展開になりそう。ベンフィカの選手たちがなんとか頑張りきれますように。

アルゼンチン人選手たち、ブレーク中

2011年02月27日 00時24分38秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
今朝ニュースをチェックしたところアイマールの新たな談話が新聞に載っていたので、(金曜日はお休みのはずなのに、どうやってこの談話を入手? わざわざ練習場に呼び出したの??)と不思議に思っていました。今日は一日外出していたため、さきほどリスボン時間14時のBenficaTV Newsを見て、ようやく納得。ドイツのホテルでインタビューをしたんですね。ハラ→サビオラ→パブロの順番に話していましたが、後ろにホテルの部屋のドアらしきものが映っています。サビオラが結構元気そうに見えた一方で、その後に登場したパブロはちょっとげっそりやつれ気味な上に、ハラやサビオラに比べるとありえないくらい静かに小声で話すものだから、パブロが一番病人のようだ・・・と思ってしまいました。相当お疲れ? 話の内容は、
「決勝戦、それどころか優勝できることを願っているけれど、それはとても難しいね。今はクォーター・ファイナルで16チームがいる。今何が起こるか考えても優勝はできないと思う。まず次の試合に進んで、それから何が起こるか見てみなければ。

(ファンの応援について)
世界中にファンがいるビッグ・クラブだという証拠だよ。僕らがプレーするすべての町で受ける応援に応えるようできるだけの努力をしなければならない。自分たちを応援してくれるファンがいることを感じながらグラウンドに入ることはとても重要だ。

(シュトゥットガルト戦について)
僕らは試合をコントロールし、高いボール支配率を得て、勝ち抜けを決めるゴールをすることができた。

(いつもより多かった守備面での任務について)
それがこの試合で僕がやるべきことだった。リスボンでの前半、僕らはいくらか驚いたんだ、だからもう少し守備をしなければならなかった。でもそれは僕にとって特に目新しいことではないよ。

今シーズンの残りはたくさん試合があるけれど、僕らには高いレベルの選手たちが何人もいるから、全員が一緒になって、これからの対戦相手に全力で立ち向かうことができる。今は4つの大会を戦っているんだ。」
ははは、やっぱりファースト・レグでは相手を見くびりすぎて、「あれっ?!」という感じだったんですね。途切れ途切れのテレビ画面からもありありと戸惑いが伝わってきました。セカンド・レグでは教訓が生かされていて良かったです。逆にシュトゥットガルトはどんどん岡崎選手にボールを集めてスピード勝負でもしたら、また勝負はわからなかったかもしれないのに、特に何も手を打ってこなくてベンフィカには幸いでした。

サビオラは「試合を外から見るのは苦しかった。」と言っています。うん、きっと中でプレーしているほうが楽なのでしょうね。

 

↑この写真もホテルで撮ったもの? パブロの服装が上のインタ時と同じように見えます。Recordに載っていた「アルゼンチンの鉱脈」という記事の写真です。パブロ、顔がちっちゃい、細い・・・。サビオラが元気そう、20歳ぐらいにしか見えない・・・。

サビオラとハラの間の人、いったい誰??、アルゼンチン人選手って他にいたっけ?と思ったら、


Recordの表紙にはちゃんと親切にも名前つきで載っていました。新加入のフェルナンデスだったんですね。初めて顔を見たような・・・。

Serbenfiquistaのパブロのスレッドに、「自分はアイマールが契約を更新しないことを知っている。」と書いている人がいます。この人によると、アイマールの奥さんがアルゼンチンに帰りたがっていて、それがパブロがリスボンを去る一番大きな理由なのだそうです。その人がどうして奥さんの希望を知っているのかは謎ですが・・・。
うーん、本当なのでしょうか? 私だったら、どうせ自分の国なんていつでも住めるし、年を取ったらずっと住むのですから、若いうちは外国になるべく長く住むほうがいろいろ面白いしエキサイティングだと思うけれど・・・まあ人はそれぞれ違いますから考え方は違いますよね。ただ一つ確かなのは、パブロは自分の希望よりは奥さんの希望のほうを優先するだろうということ。アグスティン君が学校に馴染めないとかあるのかなあ?!(でもきっとスペイン語の学校に行っていますよね。日本人だったら、英語系のインターに入ることになると思いますが。)

最後に、BenficaTV Newsでは、ドイツからリスボンへと戻る飛行機の操縦室のジェスス監督にインタビューしている様子を映していました。すぐ近くでパイロットが飛行機を操縦していて、(インタビューは操縦の邪魔にならないの?!)と冷や冷や。どうして監督が操縦室にいたのか知りませんが、クルーからのお招きでしょうか。 よくアメリカ系の飛行機だと空港にまだ止まっているときは子供に操縦室を見せてくれるけれど、飛行中はドアにロックしていますよね。副パイロットにまでインタビューしていて、「あなたベンフィキスタ?」と聞いていたかどうか知りませんが、雰囲気はそういう感じだったかも。こんな取材を受けながら無事チームの一行がリスボンに帰還できて良かったです。ジェスス監督は終始上機嫌のようでした。

[EL] Stuttgart 0 - 2 Benfica

2011年02月25日 23時32分45秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
Maisfutebolにだけ、アイマールの試合後のコメントが一言載っています。これがあるということはカメラの前だろうと思い、ニュースなどをチェックしたのですが、ルイソン、ロベルト、コエントロンの映像はあるのに、パブロのはありません。うーん、不思議。Maisfutebolの記者にだけ話したのでしょうか?? 内容は
「≪Merecemos vencer, por tivemos uma prestacao muito boa. O Estugarda nunca nos facilitou a vida, sobretudo na primeira mao. Neste jogo controlamo-los bem, e anulamos os jogadores mais importantes. Essa foi a chave do sucesso.≫
僕たちはとても良い内容だったので、勝利に値していた。シュトゥットガルトは決して簡単なチームではなかった、特にファースト・レグではね。今回は僕たちは彼らを上手くコントロールした、それも重要な選手たち何人かを温存して。それが成功への鍵だったよ。」
文脈的に、「鍵」はシュトゥットガルトを上手くコントロールできた、ということかな? ファースト・レグはドイツのチームを甘く見ていた節がありましたが(去年のヘルタ・ベルリンはすごく弱かったんですよね)、今朝の試合では教訓を生かして、あまり前がかりにならずバランスを考えてプレーできていました。ドイツのチームはフィジカルもあるし、スピードもあるのですが、シュトゥットガルトだけかもしれないけれど、足元があんまり器用じゃない感じで、そのことをパブロは先週学んだのか、上手くボールを奪っていましたね。後半はベンフィカの前線のみんなもパブロを見習い「なんだ、ボールすいすい取れるじゃん!」とあっさりボールを相手から奪取していました。



ジェスス監督は、スペクタクルな試合だった!とチームを賞賛。「ベンフィカの選手はものすごく才能に恵まれているので、これがいつまで続くか私にもわからない。」と話しました。そう、今朝の試合に勝って、ベンフィカは16連勝です。これは、1970年代にHagan監督、1982年にエリクソン監督が打ち立てた15連勝という記録を打ち破るもの。おお、すごいですね~。ただここまでフューチャーされてしまうと、次節ぐらいが危ないかも。こういう記録って、意識しだすと途切れがちだし、意外に弱い相手と戦って途切れることもよくあります。昨シーズンも快調に連勝を重ねていたら、リーグ最下位のチームに見事に負けた記憶が・・・。

ジェスス監督は記者会見の中でアイマールについても言及してくれています。
「それから、アイマールはボールを持っているとき、彼らよりも強かった。これはとても重要なことだった。」
でも、この監督の言葉はA BolaにもO JogoにもRecordにも載っていないんです。たまたま(普段は読まない)RTPのサイトを見て発見したんですけれど、どうして他の新聞には載っていないのか謎です。読者に知ってほしくないとか?!



ジェスス監督はサビオラのことも話しています。前日の夜から具合が悪くなり、試合当日に監督に「気分が良くない」と訴えたのだそうです。胃腸炎だとは言っていませんが、風邪とも言っていないから、やっぱり胃腸炎なのでしょうか? 前日の映像ではとても元気そうに見えたので、本当にびっくり。週末の試合までに良くなるといいですね。

今朝の試合、ベンフィキスタたちが5千人もスタジアムで応援しました。ジェスス監督によると、選手たちは行きのバスの中でもう「敵地じゃなくてリスボンでプレーするみたいだ!」と話していたのだそうです。うん、うん、テレビでも「Benfica! Benfica!」というコールや歌声がよく聞こえていました。ちなみに「ベンフィカ」の発音は、fiにアクセントがあって、どちらかというと「ベンフィーカ」という風に聞こえます。
普通なら試合後すぐにリスボンにとんぼ返りをするチームですが、シュトゥットガルト戦は違いました。シュトゥットガルト空港が23時で閉鎖となるため、ドイツで一泊、今日金曜日の14時にリスボンに到着予定です。ちょうど今頃帰ってきたところでしょうか。金曜日はこのまま練習はお休み、土曜日から練習が再開されます。(イスラエルでの失敗に懲りて、今回はちゃんと対策したよう。)

シュトゥットガルトの監督さんも「ベンフィカは良いサッカーをしていた。次に進むのにふさわしいチームだ。」と言ってくれました。また「岡崎の2つのシュートが決まれば、試合を振り出しに戻せたかもしれない。」と言っていますね。サッカーには「もし」がないですから。とはいえ、相手の中では岡崎選手が一番怖い存在だったことは確かです。ベンフィカでサビオラのポジションをやれば活躍できそう。でもベンフィカはお給料の安い南米人しか雇いませんから駄目ですね。

さてベンフィカの次の相手はフランスのPSG(パリ・サンジェルマン)です。今度は日本人のいないチームなので、放送は厳しそうだなあ。その他の対戦カードはこんな風:
ベンフィカ × パリ・サンジェルマン
ディナモ・キエフ × マンチェスター・シティ
トゥウェンテ × ゼニト
CSKAモスクワ × ポルト
PSV × レンジャーズ
バイヤー・レヴァークーゼン × ビジャレアル
アヤックス × スパルタク・モスクワ
ブラガ × リヴァプール

スカパーの放送はシティ、モスクワ、ビジャレアル、リヴァプールの4試合かも、と個人的に予想。なんとか時間帯がずれたりして、奇跡的にベンフィカが入るといいのですが・・・(祈)。

採点:
           Bola Pubulico JC
ROBERTO...............8 .. 6... 6
M.PEREIRA............6 ... 6....6
LUISÃO..................8.... 6....6
SIDNEI...................7... 6.....6
F. COENTRÃO.......7... 6.....6
AIRTON.................5 ...7!.....6
SALVIO..................7... 7....6
GAITAN.................8.... 6... 7
P. AIMAR...............7.... 6...7
JARA.....................8... 7... 7
CARDOZO.............7.... 6... 7
(C.MARTINS..........6.... 6....6
KARDEC...............5-....--....--
F.MENEZES...........5.... --...--)

O jogoは最近採点をつけないみたい。Maisfutebolはヨーロッパの試合は採点なし。
寸評を読むと、パブロについては「スペクタクルさはなかったがマエストロの任務を問題なく完了」とか「チームのプレー・スピードやリズムを自由自在にコントロール」といった内容です。

↓こんな場面あったかな? ルイソンがヘディングを外したシーン? あれはリーグ戦では絶対得点になる場面でした・・・。


Estadio Mercedes Benz Arena Assistencia: 25 400

ESTUGARDA: Ziegler (Ulreich 52’), Boulahrouz (Gebhart 64’), Niedermeier, Delpierre, Molinaro, Trasch, Kuzmanovic, Harnik, Hajnal (Elson 79’), Okazaki, Schipplock.

Treinador: Bruno Labbadia

BENFICA: Roberto, Maxi Pereira, Luisao, Sidnei, Fabio Coentrao, Airton, Gaitan, Salvio, Pablo Aimar (C. Martins 73’), Jara (Kardec 90+2’), Cardozo (F. Menezes (89’).

Treinador: Jorge Jesus

Golos: 0-1 Salvio (30’), 0-2 Cardozo (78’)

Arbitro: Mike Dean (Inglaterra) 8

Disciplina: amarelos: Sidnei (44’), Delpierre (46’), Okazaki (77’), Gebhart (80’), C. Martins (80’) e Elson (90’+1). VERMELHO: Kuzmanovic (90’+6)

ドイツで初勝利!!

2011年02月25日 07時31分22秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
ついにドイツの地で勝ちましたね!!!

アイマールは、なんか解説者の人にいろいろ言われていましたが(苦笑)、私はまあまあ良かったかなと思ったんです。アウェイですし、アドバンテージがあって無理に攻めなくても良い状況を考えて、落ち着いて賢くプレーしていたかなって。それでいて攻撃できるときは良いプレーができていました。全然テレビで触れられていませんでしたが、後半開始早々の左サイドから崩した後のガイタン(だったかな?)へのスルー・パスも良かったです。今Serbenfiquistaを見たら、ベンフィキスタたちも同じ意見のようでほっとしました~。前に好調なガイタン、サルビオ、ハラがいる状況で、パブロががんがん前に行く必要もないですもん。彼らを上手く使うことは必要ですが。

サビオラについてはまだ情報がありません。胃腸炎だという噂は流れているものの、はっきりしたことは発表されていないようです。これからジェスス監督の記者会見があると思うので、たぶんそこで説明があるでしょう。

PREVIA [EL] Stuttgart - Benfica

2011年02月24日 23時18分10秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
アイマールはスタメンでなさそうな嫌な予感・・・。ジェスス監督は、アイルトンの先発は確認しましたけれど(ハビ・ガルシアが出場停止のため)、アイマールについては、「アイルトンの近くでプレーする選手については私には考えがある。でも最終的に決めるのは最後の練習の後で。」と話しました。そして水曜日の練習ではスタメン組みで練習していたのはカルロス・マルティンスだったそうです。はあ~。夜中に起きて、パブロが出ていないのを知ったときほどがくっとするものはないんですよね~。がくっというか、全身の血が下に下がって気分が悪くなる感じ。ただでさえ貧血なのに(ぶつぶつ)。

シュトゥットガルトのLabbadia監督は、「リスボンでのファースト・レグで、ベンフィカは脆いことを我々は示してみせた。」と話しました。確かにそうなんですけれど、あなたに言われなくない、という気持ちもちょっぴり。
カカウが怪我のためにプレーできないそうで、RecordなどはGood news!と報じていますけれど、このフォワードの選手はリスボンでとんでもないところにシュートしていた人ですよね? どちらかというとプレーしてもらったほうがベンフィカは助かるのではないかと思いますが。
シュトゥットガルトについてナンバーでこんな記事を読みました:岡崎慎司は救世主か、期待外れか? ブンデス・デビュー戦を検証する。
この監督さんはまるでビクトル・フェルナンデスのように攻撃志向な監督だったんですね。うーん、この様子だと、相手を無失点に抑えようとするよりも、1点先制するつもりのほうがいいかもしれません。引き分けならどんな点であっても、ベンフィカの勝ち抜け。1-0だとベンフィカは敗退してしまいます。2-1で延長戦。こうして考えてみると、シュトゥットガルトは絶対に1-0を狙ってくるということですね? ベンフィカはまた早い時間帯にあっさり失点しそうだなあ・・・。終了間際にサビオラが同点打というシナリオを期待したいところです。

「我々はドイツで一度も勝ったことがないが、歴史が変えられる日というのはあるもの」(ジェスス監督)、「それはただの統計だよ。そんなことは選手たちの頭にはない。ベンフィカは良いプレーをしていて、目標を達成する良い見込みがある」(サビオラ)などなど、人々は話していますが、さてどうでしょうか?

試合は、今晩午前5時から、放送日程はスカパーで2/25 (金) 前04:55 シュトゥットガルト VS ベンフィカ Ch.181となっています。 この前とは違ってやけに遅い時間帯ですね。もう雨降らないといいけれど(でもパブロがプレーしてくれないんじゃ意味ないなあ)。





ドイツに到着

2011年02月24日 00時48分01秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
火曜日の練習では、スポルティング戦スタメン組みは回復のための運動のみ、ジャルデルが試合中の頭部の怪我のため、大事をとって別メニュー。そしてチームは水曜日の9時にはリスボンを出発してドイツに向かい、13時にドイツ到着の予定。ということはもう着いているはず、と思ってA Bolaをチェックしたところ、無事に到着していました。ジャルデルも同行しているそうです。

A Bolaによると、ベンフィカはホームでのファースト・レグに勝利した場合、これまでの勝ち抜けの確率はわずか50%しかないのだそうです。結構低いですね~。思い出したくもない例が載っていました。そう、去年のリバプール戦もホームでまったく同じスコア(しかも0-1をひっくり返しての2-1と展開まで一緒)で、アンフィールドに行って4-0で負けてしまったんですよね。ああ~。まだシュトゥットガルトはリバプールより強くないと思いたいところです。

この試合はイギリス人のマイク・ディーンさんが審判を務めます。

シュトゥットガルトの監督さんがいろいろ話していて、書きたい気持ちはあるのですが、とにかくまだ背中の寝違えが痛くて、肩から先もなんだか不自由なので、また明日にでも。

今日はリヨンーマドリードも見ました。ディ・マリアが前半、やけに後ろのほうでわりあいひっそりプレーしているのにびっくり仰天。あんなところでなくて、普通に左サイドをがんがん上がらせればいいのに!と思うのは素人考えでしょうか。まあC.ロナウドもいるから・・・。性格的にも似ていそうな二人、ピッチに二人もいらないんじゃ?なんて。
それはそうと、このリヨン相手にベンフィカも試合したんだったなあ。でも恐ろしいことにどんな試合だったか全然覚えていません。さっき自分のブログを読み直して、そういえば5年ぶりくらいにパブロが右サイドをやった試合だった・・・とようやくかすかに思い出しました。でも試合展開もほとんど忘れています。(敗戦のショックのあまり自分の記事にも全然試合展開のことが書いていないし) 今から思えば、真ん中にカルロス・マルティンスで右サイドにパブロってすごい布陣でしたね・・・。

[Liga 20] Sporting 0 - 2 Benfica

2011年02月22日 23時21分45秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
昨晩というか今朝、午前3時に目が覚めてびっくり。ちゃんと3時起きに体が慣れたんですね。でも今朝は5時で良いはずだったのでまた寝たんですけれど、再度起きてみたら背中を寝違えていて・・・今でも無茶苦茶痛いです。
試合のほうは、アイマールがいなかったので、「なあんだ」と拍子抜けしたのと、「まあ良かった」と少しほっとしたのと半々くらい。試合展開によっては後半20分ぐらいは出るかも?とそれだけに備えて見ていたのに、この展開では・・・。シドネイが前半終了間際に2枚目のイエローをもらって赤紙退場、ベンフィカは10人になってしまいました。でもその時点で0-1でリードしていましたし、Serbenfiquistaで「今シーズン、ベンフィカは何度か10人になっているけれど、一度も負けたことないよ!」という書き込みを読んで、(そうだね、絶対大丈夫、勝てる)と謎の確信が。そのとおり、後半の最初こそジャルデルが不安定で冷や冷やしましたが、ガイタンが2点目を入れた後は(相手ディフェンダーに当たってコースが変わったかな?)、危なげなく落ち着いてプレーして勝利。これでリーグ10連勝です。

パブロは前半からビブスを着ていて、出る気まんまんに見えました(笑)。10人で勝利できたのは素晴らしいけれど、やっぱりパブロのプレーが見れなくてちょっと残念。それにチームのみんなが死にそうに頑張ったのに、そのメンバーでなかったから、勝利の喜びもファンとしては100%は感じられません。(パブロもぼろぼろに疲れてもいいからプレーしたかったなあ、と思っていそう。)

ジェスス監督はカルロス・マルティンスの起用について、
「アイマールはもう2試合連続でプレーしていたし、カルロス・マルティンスでセンターを封じたかったから。」
と話しました。

その他に、
「11人のときは我々のほうが良いチームだった。スポルティングの攻撃は害がなかった。退場により流れは変わった。スポルティングはよりボールを持ち、リスクを取るようになった。しかし2点目が入り、我々は結果を守った。ハーフ・タイムに私は選手たちに言った、戦術的にパーフェクトなら、選手が一人少ないことの違いなどわからない。我々はとても大人で勝利に値していた。選手たちの犠牲、意思を誉めるしかない、全員が素晴らしかった。」
ハビ・ガルシアも、「グランドで死ぬ準備ができていることを示せた。」と言っています。ただ心配なのは疲労ですよねぇ。サビオラがCBのジャルデルを入れるために交代、後半にカルロス・マルティンスとカルドーソが交代しましたが、ガイタンやサルビオはフル出場でした。この二人、びっくりするほど素晴らしい大活躍だったのですが、中二日のシュトゥットガルト戦は大丈夫でしょうか? 二人とも若いから平気なのかもしれませんが・・・。ジェスス監督は、「そう、確かにこの疲労は怖い。だがドイツでの試合の最初の数分間を見てみないと選手たちの様子はわからない。」としています。

試合ダイジェスト:
Sporting 0-2 Benfica Liga Zon Sagres (RELATO RR)


採点:
            Bola MF Publico JC
ROBERTO..............7...4....7... 7
M.PEREIRA............7...3....6....6
LUISÃO..................7...4....7....7
SIDNEI....................4...2....4....4
F. COENTRÃO.......6...3....6....6
J. GARCIA...............8....4....7.....6
SALVIO.....................6....3....7....6
GAITAN....................8...4....8....7
C.MARTINS............6....3....6....5
SAVIOLA..................5....3....5....5
CARDOZO................6....3....5...5
(JARDEL...................6...3....5....6
AIRTON.....................5....--....5....5
JARA............................5....3....--....--)

LIGA 20.ª jornada 21.02.2011

Estádio: José Alvalade, Lisboa

Espectadores: 36 422

Golos: Salvio (15') e Gaitán (63')

SPORTING

Rui Patrício, João Pereira, Torsiglieri, Polga (Maniche 73'), Grimi, Pedro Mendes (Saleiro 65'), André Santos, Matías Fernández, Yannick Djaló, Cristiano (Salomão 72'), Hélder Postiga.

Suplentes não utilizados: Tiago, Abel, Zapater e Nuno André Coelho

Treinador: Paulo Sérgio

BENFICA

Roberto, Maxi Pereira, Luisão, Sidnei, Fábio Coentrão, Javi García, Salvio, Gaitán, Carlos Martins (Airton 65') ,Saviola (Jardel 46'), Cardozo (Jara 72').

Suplentes não utilizados: Júlio César, Aimar, Felipe Menezes e Nuno Gomes

Treinador: Jorge Jesus

Disciplina: Amarelos: Grimi (5'); Carlos Martins (24'); Pedro Mendes (26'); Gaitán (29'); Maxi Pereira (36'); Sidnei (40' e 45'); Polga (61') e Roberto (80'). VERMELHOS: Sidnei (45')

Árbitro: Artur Soares Dias (Porto)

Previa [Liga 20] Sporting - Benfica

2011年02月21日 22時13分33秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート


変則的に月曜日開催なので、今晩がリスボン・ダービー、スポルティング戦です。20時15分、日本時間では午前5時15分より。(あと15分早くしてくれると有難いのになあ~)

各紙の予想スタメンを見ると、アイマールが入っていますね。うーむ、本当に? 中二日のシュトゥットガルト戦のほうがカルロス・マルティンスなのでしょうか??

Maisufutebolのスタメン:
Benfica: Roberto, Maxi Pereira, Sidnei, Luisão, Fábio Coentrão, Salvio, Javi García, Aimar, Gaitán, Saviola e Cardozo

サビオラ以外まったく木曜日のELの試合と一緒です。Sportingのほうの予想スタメンは:
Sporting: Rui Patrício, João Pereira, Daniel Carriço, Polga, Torsiglieri, André Santos, Pedro Mendes, Matías Fernández, Maniche, Hélder Postiga e Yannick

マティアス・フェルナンデスは怪我をしていたらしく、先週のELの試合から復帰した模様。ELでは良いプレーだったそうなので要注意です。

ジェスス監督は試合前の会見で、チームに疲労のある選手がいることを認めました。
「明日まで考える時間は何時間もある。チームには少しフィジカルの問題があるため、確かな判断をしなければらない。知られているようにサビオラは病気だった。また最近やっている戦術的な要因もある。一人か二人の選手が感じている疲労を考慮して、明日、また同じように大事な木曜日のオプションを考える。
明日についてはわからないが、シュトゥットガルト戦では確かに変更があるだろう。マリティモ戦、そしてまたスポルティング戦と試合がある。試合ごとに考え、選手たちの様子やシグナルを分析しなければならない。」
疲労を感じている選手は、サルビオとアイマールかなあと思いますが、サビオラも病み上がりですし・・・。ただこの監督の言葉からすると、スポルティング戦はいつものイレブン、シュトゥットガルト戦で変更ありということになりそうですよね。ええっ~。まあスポルティング戦は勝たなければいけないけれど、シュトゥットガルト戦は引き分けでもいいわけで、そういうこともあるのでしょうか。

ベンフィカとスポルティングの現在のポイント差は12もあります。ただベンフィカはポルトを追うためには負けが許されない状況、またスポルティングも4位のギマランエスに1ポイントの差まで詰め寄られているため、絶対に勝ちが必要です。よって、激しい試合になることは間違いなさそう。スポルティングのパウロ・セルジオ監督は前節に何かして処分を受けたらしく、ベンチ入りできません。でもこれはあまり試合には関係にでしょう。かえって監督がスタジアムの観客席から見ているほうが適切な指示を出して、適切な選手交代を行うことができる印象があります。

できたら温存してほしいけれど、パブロがプレーするならとにかく怪我がありませんように。ジェスス監督はもしも敗北の場合は「優勝は数学的に不可能ではないが、かなり難しくなる。」と言いました。どうかベンフィカが勝利できますように! 


サビオラは回復

2011年02月20日 22時04分50秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
右の写真、カルロス・マルティンスはちょっと嫌そうにしているかも(笑)。シーズン序盤の試合の写真ですね。Correio da ManhaのMartins or Aimar?とい記事についていました。月曜日のスポルティング戦で、ジェスス監督は二人のうちどちらを使うだろう?という内容の記事です。このところ試合が続いていたので、たぶんマルティンスがスポルティング戦はプレーするでしょう。そして木曜日のシュトゥットガルト戦にアイマール、というのが大方の予想です。テレビ観戦としてはそちらのほうが有難いです。月曜日の試合からシュトゥットガルト戦はわずか中2日、パブロが両試合プレーすることはまず不可能なので仕方ありません。逆にチームのみんなは体力的に大丈夫なのでしょうか?? サルビオは特にこの前の試合でも疲れているようだったので、心配です。でもルーベン・アモリムが怪我な今、代わりの選手がいないんですよね・・・。

サビオラは胃腸炎が治って、スポルティング戦への出場が問題ないそうです。良かった。

次の2週間、ベンフィカは難敵とばかり対戦するハード・スケジュールです。

2月21日 スポルティング戦 away
2月24日 シュトゥットガルト戦 away
2月27日 マリティモ戦 home
3月2日  スポルティング戦 home
3月6日  ブラガ戦 away

3月2日のスポルティング戦はリーグ杯の試合。これだけ試合が続くと、怪我が心配ですねぇ。


サビオラが胃腸炎

2011年02月19日 23時27分48秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
シュトゥットガルト戦から一夜明けての練習では、サビオラが胃腸炎のために別メニューでの調整でした。あらら・・・。でも月曜日のスポルティング戦には間に合うだろうとの予想です。(いつも思うのですが、胃腸炎になると回復までしばらくかかるのはアイマールだけ??)

昨日の試合でカルドーソがゴールを決めた後、奇妙な踊りをしていましたよね。カルドーソがあんなことしているのを見たことがなかったのでびっくり。O Jogoの記事にその踊りについての説明がありました。あまり良く理解できなかったので違っているかもしれませんけれど、大筋としては、パラグアイの会社が、カルドーソがゴールを決めるたびにリーグ戦だと80ユーロ、ヨーロッパの試合では1500ユーロを支払い、カルドーソはそれをチャリティーに寄付するのだそうです。そのパラグアイの会社のシンボルが鶏のため、カルドーソはチキン・ダンスをしたのだとか。なるほど・・・。O Jogoに「普段カルドーソを見慣れている人は妙だと思っただろうが」とあり、うん、確かに。相当にあのダンスはインパクトありました・・・。

今朝ようやくシュトゥットガルト戦の後半を録画し直したものを見てみました。そうですね~、まあパブロは普通という感じでしょうか。カルドーソのゴールの前に、相手と競り合って、結果的にボールがカルドーソにぴったりの位置に落ちました。あれは相手が落としたんだと思いますが、Correio da Manhaは「アイマールの良いアシスト」と書いてます。広い意味ではアシスト(手助け)と言えるかもしれませんね。

どうしてシュトゥットガルト戦のベンフィカはあんなに酷かったんだろう?と、PCを修理に出していて見れていなかった前節のギマランエス戦をダウンロードして見直してみました。まだ最初の20分ぐらいしか見れていないのですが、やっぱりサビオラではなくてハラだったからかなあ???なんて。 例えばギマランエス戦前半16分の場面で、シドネイ→コエントロン→ガイタン→サビオラとボールがつながります。で、サビオラはパブロにパス、パブロは良いアイデアでコエントロンにループでパスして、抜け出したコエントロンがカルドーソにラスト・パス。このパスがオフサイドを取られたためカルドーソはシュートを打てませんでしたけれど、良い流れ、良い攻撃でした。パブロのところで状況が打開できています。これはサビオラがボールを渡してくれているからですよね。昨日の試合ではハラが同じような場所でボールを受けても、ひたすら突破していってしまったから、パブロの出番はないし、攻撃に創造性は生まれないし・・・。ハラのゴールで勝ち越しできたのですから、ここで文句を言ってはいけないんですけれど(苦笑)。まあ、確かハラは今季初スタメン。今季といっても今季来たばかりですから、事実上ヨーロッパの試合初体験。周りが見えなくなってしまうのも仕方ないかもしれません。そもそもガイタンもサルビオも今季がヨーロッパの試合初挑戦ですし、シドネイだって2月からスタメンでわずか2週間しか経験がありません。(去年カップ戦などで数試合スタメン経験はあるにしろ、経験値的には岡崎選手と大して違いがないかも。) ある意味そんな選手の寄せ集めとも言えるベンフィカが雑で荒っぽい試合をしてしまうのも無理はないのでしょうね・・・。緻密なバレンシアを知っているアイマールは内心密かに「おいおい~」と思っているではないかな。で、こういう若い未経験な選手たちも2年ぐらいすると慣れてくるのですが、そのころには移籍してしまって、チームはまた最初からやり直し。すごくむなしいです。

[EL] Benfica 2 - 1 Stuttgart

2011年02月18日 22時38分28秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
死にそうに眠いので超手短かに。

ジェスス監督は、
「別にシュトゥットガルトには驚かなかったが、それよりも自分のチームに驚いた。最初の30分間やるべきハイ・プレスをやらずに、ポジショニングも悪かったから。相手の35番がとても良くて前線にボールを渡していた。我々はスペクタクルな後半をプレーした。勝つために何をしなければいけないかわかっていた。失点したのは良くなかったが、ドイツではベンフィカは得点するだろう。シュトゥットガルトではキーパーが一番良かった。後半に我々の2点ぐらいを奪った。」
自分のチームのほうに驚いたって、わ、笑えないですね。でも確かに不可解に及び腰だったというか、いつものルスでのベンフィカと全然違って面食らってしまいました。

O Jogoは前半について、
シュトゥットガルトは戦略的に選手を配置していた。特にコエンロンとハビ・ガルシアをマークするために。一方自分たちは、日本人の岡崎(ドイツ・チームの素晴らしい補強選手、移籍金はゼロだった・・・)とゴールをしたハーニックの敏捷性、インテリジェンスを充分に利用した。
としています。ちゃんとベンフィカのことを研究していたんですね。

それにしてもびっくりするくらいアイマールは影が薄くて・・・。それほど相手にマークされているような感じもしませんでしたが、中3日の試合ということで疲れがあったのかなあ。今度の月曜日にはスポルティング戦、そして木曜日にセカンド・レグというハード・スケジュールです。スポルティング戦はカルロス・マルティンスが先発するかもしれないですね。

写真は少ないのですが:




採点:
            Bola Jogo MF Publico JC

ROBERTO...............6 ...6....3....5... 5
M.PEREIRA........... .7 ...7 ...3....5....6
LUISÃO...................7.....5....3....6....6
SIDNEI................... 6.....5....3....4....4
F. COENTRÃO...... 6....5....3... 6.....6
J. GARCIA............. 7 .. 6....3....6....6
SALVIO...................4....5....2....5....4
GAITAN...................6....7...4....6.... 5
P. AIMAR............ .5....5...3....4.....6
JARA......................6... .7.. 3... 6... 6
CARDOZO.............. 6....7...3....7... 6
(C.MARTINS.......... 4....6...3....--....5
KARDEC.................5-...5....3....--.. 5
F.MENEZES............5....--....--...--...--)

パブロは贔屓目に見ても、5のような気がします・・・。

Liga Europa - 16-avos - 1.ª mão - 17/02/2011

Estádio da Luz - Assistência: 45 000

Golos: 0-1 Harnik (21’), 1-1 Cardozo (69’), 2-1 Jara (82’)

BENFICA

Roberto, Maxi Pereira, Luisão, Sidnei, F. Coentrão, Javi García, Salvio (Kardec 75’), P. Aimar (C. Martins 75’), Gaitán, Jara (F. Menezes 87’), Cardozo.

Suplentes não utilizados: Moreira, Jardel, Airton e Nuno Gomes

Treinador: Jorge Jesus

ESTUGARDA

Ulreich, Molinaro, Delpierre, Tasci, Boulahrouz, Kuzmanovic (Niedermaier 76’), Trasch, Harnik, Hajnal (Élson 64’), Cacau, Okazaki.

Suplentes não utilizados: Ziegler, Celozzi, Funk, Didavi e Schipplock

Treinador: Bruno Labbadia

Árbitro: Eric Braamhaar (Holanda)

Disciplina: amarelos: Tasci (14’), Harnik (26’), F. Coentrão (43’), Delpierre (58’), Javi García (87’) e Maxi Pereira (90’).

悪夢のような・・・

2011年02月18日 15時36分47秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今こうして明るい日差しの中で書いていると、昨晩のことが悪夢としか思えないのですが・・・(唖然)。

まず夜中の2時ごろふと目が覚めたら、窓を叩く大きな雨と風の音。うちは室内にいると外の物音は普段は全然聞こえないのに、このものすごいゴーゴーとした音は尋常じゃありません。こんな天気でスカパーは見れるの?と心配していたら全然寝れなくなって(泣)、3時にテレビをつけてみたら驚いたことに案外と普通に映っていました。が! 前半20分前ぐらいから、「電波障害です。天候の回復を待ってください」のテロップがたびたび出て、画面が映らなくなってしまいました・・・。おかげで失点のシーンも見れなくて、画面が復帰したときになぜか0-1になっているので、はっ?、一体何が起こったの?!と呆然。もうそれからは、家の外で雨と風がうなる中、画面が消えるたびにネットに駆けつけ、テレビが復帰するとテレビ画面前に駆けつけ・・・真夜中の冬の嵐のさなか、一体何事~!という感じでぐったり。テレビが映ったは、90分中の半分ぐらいしかなかったと思います。それでもアイマールが良くなかったのはわかりました(涙)。後半は放送がネットより全然ひどい紙芝居状態だったのでまったくわかりませんでしたけれど、前半よりは良くなったとSerbenfiquistaでは言われているよう。そうだったかなあ~? 再放送を録画中です。

とりあえず逆転できて良かった。アウェイ・ゴールを与えてしまったので、ドイツでは勝てない、今季一度も引き分けがないという事実を考え合わせると、セカンド・レグはかなり厳しいかもとは思いますが、油断しないでがんばれば可能性はあるはず。今日の前半、ベンフィカの選手たちは絶対シュトゥットガルトを甘くみていたと思います。「あれ、意外に手強いぞ。」という戸惑いがはっきり感じられましたもん。もうジェスス監督の大言壮語ぐせは止めてほしいものです。あのまま0-1で終わっていたらすごく恥ずかしい気持ちになるところでした・・・。

岡崎選手は普通に良かったですよね? Serbeinfiquistaで「あのJapaneseはgreatな選手だ!」と言われています。

ベンフィカでは、ハラ(ヤラって発音になるのでしょうか?)もサルビオもガイタンも個人での突破を狙いすぎという感じがしましたが、どうなんでしょう。前日にアーセナル-バルサを見ていたせいもあって、やっぱりレベルが全然違うなあ、ベンフィカももう少しパスを回すことできないの??と落ち込んでしまいましたよ。で、朝になっても風雨が激しい中、なぜかまたもや旗当番で全身ずぶ濡れに・・・。まさかELの試合を一つ観戦するだけでこんなに心身ともに疲労するなんて。
唯一良いことはPCが帰ってきました。ファンの音はとても静かになっています。そのせいかどうか、今度は反対側のジリジリいう音が気になります。もう4年以上使っているから寿命なのか・・・。