A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

筋繊維の断裂はなし

2009年04月30日 14時48分41秒 | LIGA SAGRES 08-09
右の写真は今日のものではないんですけれど、髪のばさばさの伸び具合から見て最近のものかも。

本題ですが、水曜日の検査の結果アイマールは「não se confirma rotura muscular(筋肉の断裂は認められなかった)」とのことです。やれやれ、良かった。でも、mialgia pós-traumáticaというもので、引き続き土曜日の試合出場は微妙。後遺症からの筋肉の痛みと言われても全然何のことかわかりませんが、要するに筋肉が張っているとかそういう感じなのでしょうか? (ポルトガル語になるとまた怪我用語が違うので訳がわからなくて困りますね~。)
オフィシャル・ページは「ナシオナル戦出場の可能性がないわけではない。」としていますけれど、たぶん無理はさせないでしょう。前半戦も同じようなことがありましたが、召集までされたのに、結局ベンチを外れてその後3週間もかかったことがありましたから。後で聞いたのですが、あのときは怪我の影響が背中にまで及んでしまいそれで長くかかったのだそうです。無理は禁物です、本当に。

上の写真の話に戻って(笑)、一緒にいるのはバルボアとウレッタですね。超和やかな雰囲気です。若い後輩2人に見守られているようなパブロですけど、一体何がそんなに可笑しかったのでしょうね?! (結婚指輪を触っているような気がするけれど!)

アイマールが出場できなかった場合はディ・マリアのスタメンの可能性が高くなっています。ただそうするとビボーテをルーベン・アモリムとカルロス・マルティンスのままにするのか、それともカツラニスあたりを入れてくるのかはちょっと予想がつきません。


さて、全然アイマールとは関係ない話です。豚インフルエンザ、日本でどのくらい騒がれているのかわかりませんが、ここシリコン・バレーではメキシコはごく身近な国なので、かなり心配されています。サンノゼ市内で感染者も出たようですし。もしも多くの学校の閉鎖などまで事態が行くとなると、駐在員の家族は帰国となる可能性もないとは言えません。(そのとき日本でも既に感染者がいたとしたら、どうなるのかよくわかりませんが) どちらにしろ後二ヶ月で帰国の予定ではありましたが、できたらちゃんと二ヵ月ここで過ごしてから帰りたいので、なんとか事態が収まってくれることを祈っています。(メキシコ・シティで働いている友人もいるので心配です!)


まだわからないなんて・・・

2009年04月29日 15時22分27秒 | LIGA SAGRES 08-09
あれっ、昨日読んだニュースでは火曜日に検査と書いてあったのに、特に発表はなく、しかも今読んだCorreio da Manhaには、今日つまり水曜日に検査すると書いてあります。訳が分かりませんね~(鬱)。怪我をして三日も経ってから検査なんてあるのかな。ベンフィカって毎回こんな感じではっきりしないので、これからも怪我のたびにやきもきしなければいけないと思うと憂鬱です。
Correio da Manhaは、「アイマールは月曜日よりも良くなっていて、筋断裂を疑う症状はない」なんて書いていますが、この新聞は本当にとてつもなくいい加減なので、逆にこんなことを書かれると事実は正反対なのでは?と恐ろしくなるほどです。とにかく良いニュースにしろ悪いニュースにしろ、はっきりしたことを早く知りたいなあ・・・。

ベンフィカのその他のニュースは、ルイ・コスタが一ヶ月間ベンチ入りを禁止されました。あと4試合しかないので、今季はずっとベンチ入りできないということです。一体何をやったんだろう?と不思議なんですけれど、たぶんこの前の試合で審判を侮辱するような言葉を言ったみたい。1250ユーロの罰金も課せられています。

日曜日のアイマールのプレーについて、三つほどSerbenfiquistaへの書き込みで印象深かったもの:
「(アイマールは前半ほとんど消えていた、という意見の人に対して)彼はきっとスタジアムで試合を見ていないんだと思う。アイマールはスペースを作って味方にプレーをさせるのがとても上手いんだ。マルティンスとアモリムの横で貴重な存在だ。彼がいなくなってベンフィカが悪くなったのは偶然ではない。前半アイマールが消えていたというのはボールの行方しか見ていないからだ。」

「君がスタジアムにいたのかどうか知らない。僕が見たのは、アイマールは左サイドで守備をして、真ん中から10番として攻撃をしていたということ。彼が点に結びついたかどうかは相対的なことだ。彼はチームのベーシックだと思う。なぜなら彼のおかげで、マルティンスとアモリムはもっと攻撃的になれているから。攻撃の瞬間にとても効率的にスペースを作って彼ら2人とボールを交換できているよね。(後半のボール回しとの違いを見比べてみるといいよ。)」

「スタジアムで見ると、アイマールの貢献度の評価はずっと大きくなる。彼のベンフィカというチームへの影響度は最初の印象よりずっと大きいよ! プレーを易々とすること、パスの正確さ、マーキングを外すこと、それらのおかげで、たくさん走ってボールにたくさん触るけれど何も生み出さないディ・マリアがいるときよりも、アイマールがいるときのほうが、ベンフィカはもっと組織的なチームになっている。
確かに多くの人はアイマールがここに来て、敵の半分を抜くようなことを期待していたけれど、現在のサッカーではそんなことはありえない。特にベストな選手がファウルで抹殺されるようなポルトガル・リーグではね。」
そうですね、テレビで見ていても、アイマールがいると、チームが整然として整理されたプレーをできているように思えます。(パブロって几帳面な性格?)ディ・マリアの入った後半は無秩序でアナーキーでした。でもサッカーの試合ではときにはアナーキーさが必要なこともあると思うし・・・。それとアイマール自身、予想のつかない魔法のようなプレーも得意な選手ですよね? チームに秩序を与えつつ、魔法のようなプレーも披露・・・というのはかなり難しい一人二役に違いありません。
一人二役と言えば、以前書いたとおり、上でポルトガル人の人も書いていますが、攻撃は真ん中や右サイド(!)からしても、守備は左サイドまできちんと戻って手を抜かずにやっています。その上、最前線まで飛び出してゴールを狙うなんてフォワードみたいなことまでたまにやるので、やっぱり後半いつも少しばてているような気が。ちょっとスタミナ的に厳しいんじゃないかなあ。どの選手もこれくらいやらなければいけないのはわかるけれど、うーん、なんとかならないものか。

昨日の続きで写真を数枚。パブロの怪我が軽いものでありますように(祈)。








パブロの怪我

2009年04月28日 14時51分33秒 | LIGA SAGRES 08-09
朝のニュースでは、アイマールの怪我は「mialgia」と書いてあったのですが、これって単に「筋肉の痛み」という意味です。でもそういう発表ということは、肉離れはなかったのかな?と少し安心していたんですけれど、夜になってニュース・サイトを読んだところ、検査はこれから、火曜日の午後行われるんですね・・・。たぶん受傷後24時間だったか48時間だったか経過してからでないと正確な診断ができない、というあれです。はあ~、嫌な予感がするなあ。Correio da Manhaは「筋断裂がある。」と既に書いているのですが、本当に? このところずっと怪我知らずだったので、久しぶりにすごく落ち込みます(涙)。特に今回のは相手のファウル絡みだから・・・。後ろから右足を蹴られて、ボールを失うのが嫌で左足でなんとかボールを味方にパスしたんですけれど、そのとき左大腿を無理な姿勢で伸ばしたんだと思うんです。別に自陣前のプレーでもなかったので、ボールを失っても何の問題もなかったのに・・・。ボールが味方に渡ったせいかファウルにもならなかったし、その後痛みでしばらくピッチにうずくまって苦しんでいるのに、審判は全く注意を払わないし、もう酷すぎ(泣)。

A Bolaが採点で、アイマールに4、ディ・マリアに6をつけ、「ディ・マリアはアイマールが45分間かけてできなかったことを5分でやった。」とか書いていたらしいのですが、Serbenfiquistaでは「はあ?! A Bolaの記者ってサッカーを全然わかっていないんじゃないの?」という声が続々。実際、パブロのいた前半が3-1、パブロがいなくなった後半は0-1ですから、ディ・マリアはそれじゃ一体何をしたの?という感じですよね。A Bolaはその上、あるページでは「アイマールは良くなかったので交代させられた。」と書き、別のページでは「怪我による交代。」と書いているそうです。取材がいい加減すぎ(怒)。スタジアムで試合を見た人たちがパブロのプレーについて書いてくれていたので、訳してみようと思っていたのですけれど、今晩は怪我のショックが大きすぎて書く気になれないので明日に回します。明日もっとショックなニュースでまた書く気になれないかもしれないけれど・・・。

写真を少し。昨日は髭を剃ってあって綺麗なお顔だったのに、あまりアップになったシーンがなくて残念。髪がぼさぼさでも、髭さえなければ全然OKなことがわかりました。

ヘディング・シュートが上手く行かなくてとても残念そう。


やけに爽やかな笑顔ですが、これは苦笑い(全然そう見えないけれど)。後方からのロング・ボールを胸トラップで落としたのに、ハンドを取られた後で。


これは・・・なんだったかな? 忘れちゃいました。ただのアップだったかも。

[Liga 26] Benfica 3 - 2 Maritimo

2009年04月27日 15時04分54秒 | Liga08-09プレビア&レポート
ああ、怪我しちゃいました・・・。今日は異例な観戦で、なんと前半17分でシグナル不良か何かで画面が切れてしまい、変なポルトガルの歌に。仕方なくネット観戦に切り替え。(これが来季からの現実なのね。) ネットで見ている間にベンフィカは3点も点を取って楽勝モード。でも、またまた3点のどれにもアイマールは絡んでいなくて、うーん、なんだかなあともやもや。結局テレビは前半40分ぐらいに復帰したので、そこからは大きな画面で見れたのですが、あんまりアイマールは試合に入っていないような気がして(後半の早い時間に交代させられるかも・・・)と怯えていました。すると、ハーフ・タイムが終わり通路から出てくる選手が映るとそこにはディ・マリアの姿が。がーん! いきなり後半頭からの交代?! 頭が真っ白になっていたら、やっぱりアイマールが下がって、ディ・マリアが交代出場とのアナウンス。確かに前半あまりパブロが良いようにも見えませんでしたが、キケ監督がハーフタイムに選手を替えることなんて滅多に(というか、今まで一度も)ないじゃないですか。きっと怪我に違いないと真っ暗。

試合終了後わりとすぐにMaisfutebolに記事が出ました。Aimar «tocado», reavaliado nesta segunda-feira
パブロ・アイマールはハーフ・タイムに怪我のために交代した。アルゼンチン人選手は左大腿に衝突による痛みを訴え、ディ・マリアと交代。月曜日に再検査を受ける。この日はベンフィカは11時から練習の予定で、翌日の火曜日が休日となっている。ベンフィカは次節、土曜日にナシオナルと対戦する。
たぶん前半終了間際に、後ろから激しいプレスを受けながら、なんとか左足を伸ばしてボールを味方に渡したときに痛めたんじゃないかと・・・。打撲からならいいのですが、左足を無理な体勢で伸ばしているように見えるので、筋肉関係の怪我かもと思うと、怖いです(涙)。月曜日の検査を待つしかありませんね。でもベンフィカって全治の期間などをあまり発表しないから、どれだけはっきりしたことが明日わかるのでしょう。(上右の写真のときかもしれないけれど、ルーベン・アモリムがこんなに近くにいなかったような気がするし、でも写真だと遠近がわかりにくいから・・・どうかな。)

試合のほうは、まだアイマールがピッチにいた前半の終わりにFKからヘディングを決められて3-1になったんです。でも、前半かなり良い感じでボールが回っていたので、後半ももっと点を入れられるでしょ、という楽観的な雰囲気でした。ところが!!! どういうわけか後半、突然ベンフィカの中盤がすかすかになり、スペースがたっぷりに。マリティモの選手たちは面白いようにスペースを走り回って攻めてきます。え~、なんか危ないよ~!と思っていたら、マキシ・ペレイラがPKを取られ、あっという間に3-2と1点差になってしまいました。キケ監督は、カルロス・マルティンスに替えてカツラニス、レジェスに替えてイェブダと、必死に守りだし、最後のほうは両チーム、ファウルの応酬をするuglyな試合になりましたが、なんとかベンフィカは逃げ切りに成功。やれやれ~。でも、ポルトも何事もなく勝利したためにポイント差などは全く縮まっていません。

後半、呆然とするくらい中盤が空いてしまった理由ですが、各紙、アイマールがいなくなったためとしていますね。実際、前半終了時点では「今日のアイマールは何もしていないじゃん!」とフォーラムには書き込まれ、私もちょっぴりそう思っていたほど。でも、後半が始まって、あまりのチームの変わりように(悪いほうに)、みんな「あれれ・・。アイマールは何もしていないように見えたけれど、実はすごく貢献していたのね。」とびっくり(苦笑)。
Maisfutebolは、「ベンフィカはアイマールのポジションにディ・マリアを置いたが、非常に悪くなった。背番号10番は良いプレーをしていたわけではないが、戦術上彼は重要だった。」 また、O Jogoは、「怪我をしたアイマールが去り、ディ・マリアが入ったことは、チームのバランスを崩した。」

フォーラムで「彼は攻撃を仕掛けようとして、それからピッチを横切り、ディフェンスをした。アイマールは全てのセクションを助けていた。」と書いている人がいましたが、そういうことなのかも。後ろのほうに残ることが多いので、攻撃に参加できなくて、ヌーノ・ゴメスやレジェスたちが元気に攻撃しているのを見ると、いいなあと羨ましいけれど、パブロのような選手が必要ということなんでしょうね。それがディ・マリアのように一緒にどかどかと攻撃に参加してしまうと、後ろががらがらになると・・・。 

アメリカでは最初のSPTの放送が駄目でも、RTPiがもう一度放送してくれます。(まったくこんな贅沢な観戦状況は今シーズンが最初で最後だと思うと、泣けます~。) さきほどネットで見た部分も含めて再度見たところ、最初の印象よりもパブロは良く見えました。もう少しみんなにプレイ・スタイルを理解してもらえるといいのだけれど。髪は相変わらず長いのですが、顔はとても綺麗。後半も見たかったなあ。この試合が今季最後、つまりテレビで見るアイマールの最後なんてことにどうかなりませんように(涙)。

試合のダイジェストはこちら。でも妙な音楽が出てくるのでボリュームは抑え目でどうぞ。



LIGA - 26.ª Jornada - 26/04/09
Estádio da Luz, em Lisboa – Assistência: 32.408

Golos: 1-0, David Luiz (29’); 2-0, Cardozo (34’); 3-0, Cardozo (38’); 3-1, Marcinho (44’); 3-2, Bruno (60’, g.p.)

BENFICA: Quim, Maxi Pereira, Sidnei, Miguel Vítor, David Luiz, Ruben Amorim, Carlos Martins (Katsouranis, 61’), Reyes (Yebda, 85’), Aimar (Di Maria, 46’), Nuno Gomes e Cardozo. Treinador: Quique Flores.

MARÍTIMO: Marcos, Briguel (João Luiz, 74’), Antoine, João Guilherme, Luís Olim (Taka, 83’), Olberdam, Bruno, Marcinho, Paulo Jorge, Manu (Djalma, 46’) e Babá. Treinador: Carlos Carvalhal.

Árbitro: Rui Costa (Porto)

Acção disciplinar: Cartões amarelos - Miguel Vítor (43’), Ruben Amorim (66’), Baba (71'), Di Maria (77’) e Quim (90+3’)


PREVIA [Liga 26] Benfica - Maritimo

2009年04月26日 16時59分56秒 | Liga08-09プレビア&レポート
しかし、本当にスポルティングは負けませんね(ため息)。ちらっとスポルティングやポルトの試合を見ることがあるのですけれど、全く負ける気がしない、というか相手弱すぎでしょ!とイライラしちゃいます。でも、その弱い相手にベンフィカは思いっきり苦戦しているのですから、一体どうなっているんだか。

いよいよリーグ戦も残すところ後5試合。明日の相手、マリティモには前半戦は0-6で勝利していますが、現在7位にいるチームなのでそんな簡単な試合にはならないと思います。
召集メンバーは:

GK: Moreira and Quim;
Defenses: Maxi Pereira, Miguel Vítor, Sidnei, David Luiz, Jorge Ribeiro;
Medium: Rúben Amorim, Yebda, Katsouranis, Carlos Martins, Aimar, Balboa, Di María and Reyes;
FW: Nuno Gomes, Cardozo and Mantorras.

ウレッタが外れて、バルボアが復帰。ルイソンは依然として怪我のために召集外。
ウレッタが外れたのはとっても意外です。前節の試合で、アイマールと交代して入って、わりと良かったんですよね。バルボアよりも良いような気すらしました。ただ、左サイドの選手はレジェス、ディ・マリアと2人もいるので、バランスを取るために仕方ないのかもしれませんが。

予想スタメンですが、3試合続けて(珍しい!)同じイレブンとなりそうです。ビボーテにカルロス・マルティンスとルーベン・アモリム。この組み合わせはアカデミア戦から使い出したのですが、二試合続けて良い内容だったために、次も続けるようです。キケ監督は記者会見で、
「アマドーラ戦の後、我々はもっと容易にボールを回す選手が必要なことを悟った。そこでルーベン・アモリムとカルロス・マルティンスとなったんだ。」
と説明しています。でもカルロス・マルティンスは相手が少し強くてプレスが厳しいと、パスミスの連続になるので、そこだけちょっと直してほしいものです。

予想スタメン:
BENFICA: Quim; Maxi Pereira, Miguel Vítor, Sidnei, David Luiz; Reyes, Rúben Amorim, Carlos Martins, Aimar; Nuno Gomes and Cardozo

マリティモの予想スタメンにTakaというのがありますけれど、これが噂の日本人選手なのでしょうか。
試合はルスで、現地時間20時より。ベンフィカが良い試合をできますように。

昨日の写真の続き:

これも苦笑いだったと思います。




しんどそうにしているところをテレビに撮られちゃいました。


珍しくヌーノ・ゴメスと抱擁。アイマールは誰かにハグされていると、雰囲気が女の子っぽくなってしまうような。


交代するとき。お疲れ~の様子でした。


前節の写真など

2009年04月25日 15時24分55秒 | LIGA SAGRES 08-09
我ながら涙ぐましい努力で(笑)、あんまり意味のない写真をキャプチャー。A Bolaの動画ニュースからなんですけれど、どうして階段でなくてわざわざ斜面を降りてくるのかなあ?とどうでもいいことが気になりました。それから、他の選手はそれぞれチームメートと談笑しながら下ってくるのに、アイマールだけは物思いに沈んだ様子で誰とも話していない・・・。大丈夫でしょうか、大人なんだから大丈夫ですよね。動画ニュースのほうはこちらから:FLASH INFORMATIVO カルドーソの記者会見も映っていますが、あまりの服装に度肝を抜かれました・・・。ネックレスと腕輪もすごいです。試合のイメージからはこんな服を着る人とは夢にも思いませんでした。こうして見るとパブロの派手Tシャツは別に派手ではないかも。(最近はあまり見ませんが)

ベンフィカのニュースは、ルイソンは結局今週の試合には間に合わない見込み。金曜日の練習はスパとマッサージでした。この軽めメニュー、サラゴサでは毎週金曜日の定番でしたが、ベンフィカでは最近から始まりましたよね。リーグも最終盤となり、選手たちの疲労を考慮してのことなのかもしれません。(でも、ということは上のニュース動画での映像は金曜日のものではないのかな。)
移籍関連のニュースでは、カメニ(エスパニョールの)に興味という記事が。

前節のV.Setubal戦(セトゥバルでOK?)、今週はわりと忙しかったせいで見直していませんでしたが、今日ようやくもう一度見てみました。レジェスが良かったように思ったけれど、後半の10分までしかプレーしていなかったんですね。アイマールはやっぱりあまりチャレンジせずに無難なプレーが多い、という印象かなあ。敢えてそうしているのか、そうなってしまうのかはわかりませんが。後半10分から交代する後半29分までの約20分間、右サイドでプレー。右サイドをやるのは、私の記憶ではバレンシアの最後のシーズンのラシン戦以来だと思います。・・・とちょっと調べてみたら、正確には2005年10月30日以来。このときの試合は引き分けで、Las Provinciasはこんな風に書いていました。
バレンシアの監督は、新しい布陣で人々を驚かせた。クライフェルトをスタメンに入れ、アイマールを右サイドに回したのだ。これは今回が初めてのことではない。デポル戦でも同じことをし、両方とも結果は失敗だった。このポジションでは、アルゼンチン人選手は、自分を見失ってしまう。彼は、サイドを上がることもしないし、フォワードとの繋ぎ役になることもできない。キケは、アングロが入った78分まで、アルゼンチン人選手をサイドに置いていた。それ以降は、彼はいつもの場所である、ビージャの横に入った。
アイマールもサイドでのプレーの経験を積んだので、今回は失敗というほどではなかったですね。後ろが周りの見えていないダビド・ルイスよりはマキシ・ペレイラのほうが、ずっと連携的には良いかと。でも、この記事に書いてあるのと同じで、右サイドを上がるプレーはないし、フォワードとの繋ぎというのも特にはなかったかも。では何をしていたかって? うーん、ボールを回していた、という感じ?

試合からキャプチャー写真を少し。

髪は伸び放題。


ミドル・シュートを大きく外して苦笑しているところ。首をかしげてニコッとする様子が、写真だとあまり可愛くありませんが、動いているところを見ると可愛いです。




これからコーナーを蹴るところ。お客さんがほとんどいない侘しいスタジアム・・・。てっきり収容人数数千人なのかと(そういうスタジアムがポルトガルには多いので)調べたところ、3万人以上も入るみたいですね。とするとロマレダと同じくらいのはずですが、テレビで見た感じでは市営スタジアム?というような、うら淋しい雰囲気でした。(ポルトガルで嫌なのはこれなんですよね。試合を見ていると侘しくてとっても憂鬱になります。)


写真はまだ少しあるので、また明日にでも。

移籍の噂など

2009年04月24日 15時05分37秒 | LIGA SAGRES 08-09
右はいつの写真かわかりませんが、一瞬だけアイマールが映っていたので。

練習情報は、ディ・マリアが足の指を打撲したとかでジム行き。ルイソンはグラウンドで練習をしました。

ベンフィカは後5試合を残しているものの、もっぱら移籍の噂ばかりがニュースとなっているようです。例年こんなものだったっけ?!・・・と思って去年4月の自分のブログをクリックして・・・しばし読みふけってしまいました。ひ、酷い状況でしたね。パブロは精神的にも肉体的にも極限まで追い詰められていて、あのときも「これほど無理して選手生命に関わるほどのダメージになったらどうしよう?!」と心配だったけれど、今シーズンを見る限りやっぱりダメージは甚大でした(涙)。スポナビでアドリアーノやペペがサッカーを引退すると言ったとかいう記事を読みましたが、別に深刻な怪我をしたわけでもなく、ビッグクラブに所属していて、CLにも代表の試合にも出れて、一体君たち何が不満なの?!とものすごく腹立たしくなっちゃいましたよ(苦笑)。 恵まれている人は自分が恵まれていることに気がつかないものなんでしょうね。

移籍の話を書いていたのに、全然違う方向に行っていました。
パトリックという21歳のブラジル人選手が契約間近だそうです。ルイ・コスタが認めました。右サイドバックとのことですが、マキシがいるのになんででしょうね? 左サイドバックのほうが足りないと思うのですが・・・。

また、Jornal de Noticiasによると、ベンフィカは資金難のために全選手について交渉可能としているそうです。最も売られる可能性が高い(というか既にほぼ決まっている)のはディ・マリアとカツラニス。でも、その他にも良いオファーがあれば売る用意のある選手として、ルイソン、カルドーソ、アイマール、シドネイの名前が挙がっていました。アイマールって、本気なのでしょうか? これだけ何度も名前が挙がるということは、オファーが本当にあるのかなあ?なんて思ってしまいます。そんなに売りたいなら、売ってもらって構いませんけれど・・・うーん、やっぱりアルゼンチンからの安いオファーしかなさそうだなあ。

Serbenfiquistaの掲示板のパブロのスレッドには、定期的に狂信的なヌーノ・ゴメス・ファンが「アイマールには650万ユーロの価値はない。もう終わった選手。」と書き込むので、ほとほとうんざりです。ヌーノ・ゴメスは嫌いじゃないし、ピッチ上では実はパブロとわりとよく理解しあっているように見えるのですが、この人のおかげでヌーノのことが大嫌いになりそう。第三者によると、なんでも「アイマールはシーズンの大部分ヌーノのポジションを奪っていたから、彼らは(ヌーノのファン)はアイマールを許せないんだ。」とのことですが、そんなことで?! 

少しだけオフシーズンの予定

2009年04月23日 15時52分29秒 | LIGA SAGRES 08-09
水曜日と木曜日の練習風景がTV Benficaにアップされていましたが、アイマールは全然映っていないです(怒)。画面を一瞬横切ったのと、遠くのほうを走っているあれはパブロ? 違うかなあ、という程度。仕方ないのでちょっと変な写真でも。前の前の試合のアカデミア戦からですが、な、なんか嬉しそう? でも髭もじゃ?! 個人的には右手の握り方が綺麗(なんのことやら・・・)。

今日のニュースはルイソンがまたジムに逆戻り。でもまだ週末の試合に召集される見込みはあるそうです。
O Jogoにキケ監督のお父さんの談話が載っていました。(ポルトガルのメディアは選手のお父さんの話を取るのが好きですよね~。) O Jogoによりますと監督のお父さんは、「彼は強いパーソナリティーを持っていて、ベンフィカに後一年いたいと願っている。」と話したそうです。そうなのかあ・・・とそれはそれで失望感があったり。Serbenfiquistaでも、最近は「キケ監督続投でOK」という声が増えたような気がします。ただし、「アモリムは中盤で、アイマールは10番のポジションで」と条件付きの人も多いですけれど。スコラーリという噂もかなりありましたが、ユーロでの出来事を考えれば(スコラーリはルイ・コスタを外しましたよね?)それは絶対にない、という声も根強いです。

キケ監督で困るのは、バレンシア時代から全然変わっていない、というか選手の見極めが今ひとつ?と思えること。例えば途中ビーニャという選手を盛んに中盤で使っていましたけれど、私のような素人が見てでさえ「アマチュア・レベル?!」というものすごい出来だったんです。最近は全然使われなくて、「あれは何だったんだろう??」と。(誰かが怪我をしていたとか、はっきり思い出せませんが何か事情があったのかも) アイマールについても、一年一緒にやった選手でパブロに何ができて何ができないかわかっているはずなのに、バレンシアのときと全く同じ起用法で同じような結果になっているし・・・。

今日スポナビでラニエリのユベントスのカップ戦敗退の記事を読んで、「うわあ、ラニエリのときのバレンシアがCLを敗退した試合と似た感じだなあ。」と思いました。結局監督というのは、どのチームに行こうと変わらないのかも。チームを優勝に導ける監督はどこのリーグに行ってもそれができるけれど、駄目な監督はどこに行っても駄目・・・なんていうのはあまりにも悲観的な考え方でしょうか。ただ不思議なのは、監督にいったんなってしまえば、どんなに大失敗をしても、必ず新たなチームを見つけることができるところ。ラニエリだってそうですし。事実上の終身雇用?!なんて思ってしまいます。

キケ監督に公平に書いておきますと、でもベンフィカは監督の墓場として知られているらしい(ポルトガルでは)。モウリーニョも現ポルト監督のジェズアルド・フェレイラも上手く行かなくてさっさと解任されていますから。

オフシーズンのスケジュールのことが少しだけ出ていました。奇跡的に2位になれたとしたら、7月14、15日がCLの予備選なので、7月の頭から練習を開始ということになります。3位のままなら、現UEFAカップでLiga Europe?という名前になる大会の予備選に出ることになり、こちらはCLの試合より少し遅いそうなので、練習開始も少し遅めでいいようです。だいたい6月がバケーションということになるかな? うーん、自分の都合とはあまり合いませんけれど・・・仕方がありません。

ベンフィカとあんまり関係ない話ばかり

2009年04月22日 16時24分42秒 | LIGA SAGRES 08-09
今日もあまり、というか何もニュースはないので、まったりと。アイマールに関してはニュースがないのはいいことなんですけれど、ベンフィカって試合数も少ないし、このブログを毎日書く意味もないような気が最近してきました(笑)。とりあえず今シーズンはこのまま行って、6月末に日本に帰国するためにしばらくブログをお休みして(ネットを自宅に引くのに少し時間がかかりますもんね)、それから後のことは考えようかなあ。どれだけ日本でベンフィカの試合を見る努力ができるかですよね。軟弱な真昼間観戦に慣れてしまったので、夜中に起きてネット観戦をする自信が全然ありません。

練習情報は、ルイソンが復帰間近。火曜日が今週初めての練習でしたが、アイマールは問題なく参加できたようです。(写真もビデオもないけれど。場所はルスででした。)

移籍の噂はまたデ・グズマンについて。ベンフィカの他、セビージャ、ビジャレアル、ハンブルクなどが興味を示しているとか。デ・グズマンは一番経済条件の良いところに決めるつもりで、年俸は100万ユーロを希望しているそうです。(今は50万ユーロ。)
またベンフィカはネネというナシオナル所属のブラジル人フォワードに興味。この人は今ポルトガルの得点ランキング1位です。(24試合18得点) いいんじゃないでしょうか?、しかもたった400万ユーロらしい。現在ベンフィカにいるフォワードは事実上カルドーソとヌーノ・ゴメスだけで(アイマールはもちろんFWでは全くないですから)、かなり淋しいと思うので。パブロのパスを、四の五の考えることなく、確実に決めてくれるフォワードが欲しいな。

全く関係ない話に飛びますが、さっき「海外子女教育」なる雑誌をパラパラめくっていたら、バルセロナ日本人学校の紹介がありました。そこにスペインの義務教育について書いてあったのですが、「6歳から16歳までの10年間で、一次教育(6歳~12歳)と二次教育(12歳~16歳)の二段階に分かれている。就学前の幼児教育は、義務ではないが小学校と併設されており、3歳から5歳までの3年間受けることが出来る。」ですって。なるほど~、日本の幼稚園に当たるところが小学校併設なんですね。ということはアグスティン君はきっとスペイン系のインター付属の幼稚園に行っているんだろうなあ、なんて思ってしまいました。
ちなみにアメリカでは、小学校前のキンダー1年間だけが小学校併設ですね。でも、その雑誌のページを更にめくると、ニュージーランドのオークランド補習校の話が載っていて、それによるとニュージーランドでは「入学式はなく、5歳の誕生日を迎えると順次小学校に入学し、最初の1年は少しずつクラスの人数が増えていく。」とあって、関係ない話ながら、世界にはいろいろな国があるものだなあと感心しちゃいました。

デ・グズマン

2009年04月21日 15時03分31秒 | LIGA SAGRES 08-09
このgooブログが長いことメンテナンスになっていたのでちょっとびっくりしました。アメリカ西海岸時間ではほぼ朝から晩まで・・・。でも、記事の投稿に間に合う時間に終わってよかったです。

といっても月曜日は練習がお休みだったので特に何のニュースもありません。
キケ監督がSport TV1のインタビューに答えて、「現実的な目標は2位。」と述べました。まあ、それは誰もがとっくに知っていることではありますね。

Correio da Manhaを開くたびに、今日は一体どんなショッキング・ニュースが?!とどきどきします。でも本日のものは久しぶりに普通でした。「カツラニスの替わりをベンフィカはすでに選択」というタイトルで、現デポルティーボ・ラ・コルーニャのデ・グズマンに狙いを定めている、という内容です。デ・グズマンは28歳になったばかりのカナダ国籍の守備的中盤の選手。今シーズンでデポルとの契約が満了となるため、移籍金はゼロとなるようです。カリブ海っぽい容貌が目立つので知ってはいますが、プレー内容までははっきりとは知らない・・・。お父さんがフィリピン人、お母さんがジャマイカ人なんだそうです。どうりでカリブっぽいと思ったら。

カツラニスと言えば、昨日の試合で予想とは異なりまたもやベンチでした。どうやら契約更新を拒否して移籍することが確実なために、干され・・・じゃなかった、試合ではもう使われないようです。そこまで露骨にしなくても~、今まで頑張ってきてくれたじゃん!と思ってしまうのは日本人的思考でしょうか。

そのカツラニスが話したパコについての記事を読んだので、一ヶ月ほど前のものなんですけれどご紹介します。あっ、キケ監督についても話していますね。
「フィジカル・トレーニングは以前よりもよくなり、もっと組織的になった。一番の違いは監督のメンタルだ。個人的には戦術レベルでの違いを感じる。彼(キケ)はとても良い監督だ。組織化された科学的な練習を行う。僕らは世界でもベストなフィジカル・トレーナーの下で練習している。選手は1人ずつそれぞれのウィーク・ポイントに合った個別メニューをこなしている。全ては僕らが毎月するテストを元にプランされているんだ。より良い組織のおかげで、僕のシーズンはより良いものとなっている。僕だけじゃなくてチームにとっても。」
カツラニスによると、個別の体重管理もやっているそうです。(それは普通なのかな?)
確かにアイマールは今年に入ってからは安定していて、持久力もついてきたように見えます。ただ毎試合どうしても気になるのは、ドリブルをしないんですよね~。シーズンの初め頃は結構やっていた記憶がありますが、その後立て続けに怪我をしたから・・・、やっぱり怪我が怖くて避けているのかもしれませんね。 

[Liga 25] V. Setubal 0 - 4 Benfica

2009年04月20日 15時49分44秒 | Liga08-09プレビア&レポート
カルドーソとヌーノ・ゴメスが仲良く2点ずつ得点して、久しぶりのベンフィカの快勝です。でも・・・この4点にアイマールはどれ一つとして絡んでいないんです(とほほ)。パブロ・ファンとしては微妙に喜べない、ちょっとすっきりしない気持ちかなあ。調子が悪かったのか?というとそうでもないのですけれど。ポジションは前節と同じく左サイド。後半はなぜか右サイドへ。(どうしてポジションを移したのか謎です。誰か説明してくれないかな。) 

少し思ったのは、真面目に守備に励みすぎなんじゃないかと。かなり何度もサイドから中央に動き、真ん中でのプレーもあるわけですが、相手ボールになるときっちり自分のポジションに戻って守備をします。その往復だけでもわりと大変そうなのに、自分の前でボールを持った選手を追いかけて、反対サイドのエンド・ラインまで行くのはやりすぎなんではないかと。後半、右サイドからピッチを対角線上に走り抜けて、左サイドのエンド・ライン近くで守備をしていたパブロ・・・。当然マイ・ボールになっても攻撃に加わることはできません。それでもまた前線まで駆け上がってくるものだから、画面アップで映ると激しくはあはあしていたり。そんなこんなで76分に交代したときも、疲れているように見えました。暑かったのかな?と一瞬思ったけれど、気温をチェックしたところ19日の最高気温は20度ですから、そんなこともなかったはずです。

試合のほうのダイジェストはこちら:V.Setúbal 0-4 Benfica (Liga Sagres 2008-2009) Highlights
キケ監督は新聞の予想と違い、カツラニスをベンチに置き、前節アカデミア戦と同じイレブンで臨みました。(二試合続けて同じスタメンというのは今シーズンまだ4度目。) 最初の点が入るまでは、どちらかというと相手ペースで、大変嫌なムードだったのですが、少しずつベンフィカが攻勢に転じて攻めだしたところ(このあたりはパブロが起点になることが多かったような)、最初のチャンスでヌーノ・ゴメスがヘディング・ゴール。普段だと1点取ると守りに入るベンフィカですが、今回はそのわずか2分後、カルロス・マルティンスのFKがカルドーソの足元に転がってきたのをカルドーソがしっかりと決めて0-2。この二分間の2点でセトゥバルは完全に崩壊してしまい、ベンフィカは楽々あと2点を追加することができたのでした。

キケ監督は、「チャンスの回数などから、アカデミア戦と似たような試合だった。今回は効率性があったことが違いだ。」と話しました。

Ojogoで分析記事を書いている人は、この布陣をどうしてもっと前から、もっとたびたび試さなかったのか?と書いています。うーん、アイマールのポジションに不満は残りますが、チームの勝利のためには我慢しなければいけないのでしょうね。ベンフィカの3点目、レジェス、ヌーノ・ゴメス、カルドーソの良いコンビネーションからカルドーソがゴール。このときアイマールは何をしていたかというと、直前の相手選手のクロスを防ごうとゴール前で必死のディフェンス。もちろんこういうプレーがあるからこそレジェスたちは前線でプレーできるわけですが・・・。

最後に少し変に思ったこと。ベンフィキスタでフォーラムに書いている人もいました。ベンフィカの選手たちがゴールすると、みんなルイ・コスタにハグしに行くんです、キケではなく。一体なぜ?と気になってしまいました。

O Jogoの採点表。私だったらレジェスに最高点をつけるかな。アイマールは6で妥当だと思います。

Benfica
Quique trainer Flowers

Quim 5
Maxi Pereira 6
Sidnei 6
Miguel Vítor 6
David Luiz 6
Carlos Martins 73 ' 7
Rúben Amorim 6
Reyes 58 ' 7
Aimar 76 ' 6
Nuno Gomes 8
Cardozo 7

Previa [Liga 25] V. Setubal - Benfica

2009年04月19日 15時20分03秒 | Liga08-09プレビア&レポート
全然スポルティングの試合など見ていなかったのですが、最後の最後に決勝ゴールだったんですね。ポルトもスポルティングも負けるどころか引き分けの気配さえないので、最初からこの2チームの取りこぼしについては諦めていました。でも、そう聞くと「残念だったなあ」と急にすごく悔しくなってきたり(苦笑)。
いずれにしろ、ベンフィカは後6試合勝つしかないわけです。

召集リストは:
GK: Quim and Moreira;
Defenses: Maxi Pereira, David Luiz, Jorge Ribeiro, Sidnei and Miguel Vítor.
Medium: Katsouranis, Aimar, Ruben Amorim, Carlos Martins and Yebda.
FW: Reyes, Urreta, Di Maria, Nuno Gomes, Cardozo and Mantorras.

イェブダが復帰してバルボアが外れました。
Maisfutebolの予想先発メンバーは:
BENFICA: Quim; Maxi Pereira, Sidnei, Miguel Vítor and David Luiz; Katsouranis; Ruben Amorim, Aimar and Reyes; Nuno Gomes and Cardozo.

要するに先週とほぼ同じメンバー(カルロス・マルティンスのころにカツラニス)で同じシステムということでしょうか?
キケ監督は土曜日の試合前の記者会見で機能しない4-4-2について聞かれて、
「リーグ杯に優勝をもたらしたシステム。またここまで優勝争いをできているシステムだ。もちろん改善するべき点はあるが、我々はよくやっている。8ヶ月でシステムを完璧にするのは難しい。ポルトガルでは選手はポジションからよく離れて動き、無秩序なことが多いから。」
選手のせいですか?!? 先先週の勝ちはしたけれど酷い内容だった試合、アイマールが左サイドを離れずプレーしていて、そりゃチーム全体が低調だったっけ・・・。それにリーグ・カップだって、審判のラッキーな判定がなかったらあっさり負けていたはずで、到底このシステムのおかげで勝てたようには思えません・・・が、この発言からするとシステムを変えるつもりはさらさらないようですね(鬱)。

ベンフィカの鍵となるのは、これだけたくさんの噂が飛び交っている中でどれだけ集中力をキープできるかだと思います。普通あと6試合という段階で、これほどシーズン終了後のことが話題になるものでしたっけ? 最近2年のサラゴサを思い返してみても、最初の年はUEFA圏、去年は残留を賭けて、疲労困憊しながらも死力を尽くしてがんばっている時期だったと思うのですが・・・。こんなに気の散るシーズン終盤を初めて経験するので、チームは大丈夫かなあと心配です。

今日もCorreio da Manhaの報道ぶりはものすごいな。まず、「選手たちはパコに反抗」という記事。パコは試合前日の筋力トレーニングをルーティーンとしていて、これに選手たちがシーズン当初より抗議している、というのが記事の内容です。記事によると、特に反抗が激しいのはレジェスで、ロッカー・ルームに行くことすら拒否したことがあるとか。はあ~、本当かなあ~??? にわかには信じがたいですよね。
また今日のもう一つの記事は、キケ監督のベティスとの契約は3年で年俸200万ユーロというもの。うーん。記者会見で、キケ監督は「ベンフィカと後1年の契約があり、自分のモティべーションは高い。」と話しました。直接噂を否定したわけではないので、微妙なところです。事実を述べているだけとも取れますし。自分がキケ監督の立場だったらベティスの監督をするほうが魅力的だろうな、とは思いますね。 

そういえば今朝、ネットの放送予定を見たら噂のウエスト・ハムの試合があったので、アクセスしたところPCに試合が映って1分後にウエスト・ハムがゴール! しかもディエゴ・トリスタンのゴールだったのでびっくり。短い時間見た限りではVFのサラゴサ並みの派手な攻撃ぶりでした。
と余談は置いておいて、明日のベンフィカの試合は現地時間20時15分より。アウェイの試合ですけれど、サラゴサみたいに移動している選手たちの様子などが見られないので、実感がなくてつまらないですよね~。そうだ、書き忘れていましたが、レジェス買い取りをクラブに嘆願するファンによる署名運動が始まるとか。そんなの変!という反対意見もたくさんあるようですけれどね。記事をいろいろ読んだ限り、レジェスを買い取るお金というより、その後レジェスに払う年俸がCLを逃した場合ベンフィカにとってはネックとなるようです。なんとか奇跡でも起きないものか・・・。

羨ましいかも

2009年04月18日 17時28分10秒 | LIGA SAGRES 08-09
木曜日はとてもフィジカル面でハードな内容の練習だったそうで、金曜日はその替わりにスパとマッサージという軽いメニューでした。イェブダがほぼ回復して、日曜日の試合に間に合いそう。(でも、スタメンかどうかはわかりません。)

最近のいろいろな移籍報道のせいで、なんだかテンションが落ち気味。「そんないい加減な気持ちでアイマールと契約したのかあ、ベンフィカは・・・。」とか「そんないい加減な気持ちで監督やっていたのかあ、キケ監督は・・・。」とか、報道を信じているわけでもないのに、微妙に失望感が。

昨日のキケ監督のベティス行き報道については、ベティスと代理人が完全に否定。でも今日のCorreio da Manhaは、「リーガが終わるまでは公にできないが、既に決まっている。」と再度報道しています。まあ、そのときが来ればわかるというものですね。

たまには日本語のサッカー・ニュースを読まなくちゃ、とスポナビを読んでいて、ウェストハムのゾラ監督についての記事を発見:ゾラ、ウェストハムに魔法をかける指揮官 ファンタジスタから監督へ華麗に転身 ゾラと言えば、ナイジェリア戦の一発レッド。リーグ戦ではあまり見たことがないのですが、ユーロでもとても不運でしたよね。でも監督としては高く評価されているんですね(驚)。
記事中の
戦術や戦略に関しても、「攻撃こそ最大の防御」であることを本能的に理解している。
や、ディエゴ・トリスタンの
「監督からは、まずはボールをキープすることを目指していこうと言われているし、それに向けた練習を行っている。」
という言葉を読んで、つい「う、羨ましすぎ・・・」と泣けてきました。キケ監督のポリシーは間違いなく「防御は勝利の最大の鍵、攻撃はカウンターのみでOK」でしょうし、ボールをキープする練習なんて一つもやっていないでしょうし・・・。それが間違っているわけでは全然ないけれど、でもでも、アイマールに合ったシステムではないことは確かです(涙)。もちろんゾラが今のところ上手く行っているから、こうして賞賛されているわけで、VFだって一時は同じように褒められていましたもんね。長い目で見て本当に良い監督さんなのかどうかはまだまだわからないかなあとは思います。(選手出身の監督で名監督の人ってあんまりいないですよね? ベッケンバウアーぐらいかな?)

昨日のO Jogoにはキケ監督が理想のモデルを求めて迷走している様子を書いた記事が載っていました。システムは一貫して4-4-2ですが、良い結果が出ないので、そこに多くの選手を当てはめては外し、結果的に本来のポジションでプレーしていない選手が多くなっています。O Jogoによると様々な選手の移り変わりはこんな感じ。
キム:ファースト・オプションだったが、途中モレイラにポジションを譲り、モラルが上がったと判断されて、再度ポジションと取り返した。

ダビド・ルイス:アテネで1-5で敗れたときはCB。その後左SBとなり、アマドーラ戦でだけ再度CB。

カツラニス:CBとしてスタート。ポルト戦でPKを与えた後からは中盤での起用。

ディ・マリア:スポルティング戦ではフォワードして充分良かったが、最近はキケ監督はサイドでのみ起用。

ルーベン・アモリム:右サイドでの起用。パソス戦の後からはピボーテでの起用。

アイマール:フォワードとして起用。最近は左サイドでの起用。

訳していて気が付きましたが、徐々に選手本来のポジションに近づいているような。パブロもフォワードよりはまだ左サイドのほうがましですから。レジェスをフォワードとして使うのは駄目?といつも思うけれど、キケ監督はやってくれませんね。




キケ監督はベティスへ?

2009年04月17日 15時20分57秒 | LIGA SAGRES 08-09
事態は混迷の度合いを深めているようで・・・。昨日、Marcaに著名なサッカー・コラムニストのRobert Gómezという人が、「キケは来季ベティスの監督となるだろう。すでにベティスとプレ契約を結んでいる。」と書きました。(Marcaのネット版には載っていないように思います。) なんでもキケ監督のお父さんがセビージャに住んでいるとかで、キケ監督にとっては馴染みのある土地なのだとか。

最初このニュースをCorreio da Manjaで読んだときは、またCMが爆弾報道?!と思ったのですが、ソースがMarcaということになると(Marcaが特別信憑性が高いわけではないけれど)また別ですよね。O JogoやJornal de Noticiasも続々と同じ記事を載せていますし。O jogoによると、ベティスの責任者はこの報道を否定、またキケ監督の代理人も否定しているよう。でも、前節アカデミア戦後のキケ監督の諦めたような表情や今日の練習でのぼーっとした表情を見ると、何かがあるのかな?とかんぐってしまいますが、どうなんでしょう。

いずれにしろ、リーグ最終盤にこんな噂って、チームにはちっとも良い影響がないと思います。落ち着かないというか、集中できないというか、テンションが落ちるというか。メディアもまた受け狙いでいろいろ書くから(鬱)。
でも、キケ監督のほうからベンフィカとの契約を破棄したら、ベンフィカは逆に違約金を請求できるのかな?

木曜日の練習は、ルスで行われました。イェブダが回復に近づき、ルイソンはまだもう少しかかりそう。
O Jogoにキケ監督が絶え間なくイレブンを入れ替えていることを紹介する記事が載っていました。明日時間があったらもっとこのことについて書くかも。

代理人の話

2009年04月16日 15時11分18秒 | LIGA SAGRES 08-09
A Bolaによると、アイマールの友人であり代理人でもあるMatias Aldaoが、「アイマールはリスボンに完璧に適応していて、ベンフィカを去る意図はない。」と話したそうです:«Aimar está feliz e não quer sair», diz representante この人は、恥骨炎の手術のときもパブロに終始付き添ってくれた、移籍専門のマスカルディとは別の代理人ですよね。A Bolaのネット版の短い記事は、「怪我がないこと、プレーが良くなっていることが、選手がリスボンで快適に過ごしていることの証拠。」というMatias Aldaoの言葉を載せています。紙版にはもう少し詳しい記事があるようですが、誰かがSerbenfiquistaに投稿してくれないと内容は読めません。

アイマール側がいくらチームを去るつもりはない、と言っても、結局クラブが売りたければ売られちゃうんですよね。今までだってそうでしたし。せっかくルイ・コスタの10番をもらったので、できたらもう少し10番のポジションでプレーしてから移籍してほしいものですが、温情なんて通じない世界なので一応覚悟をしておかなくちゃ。

次節もキケ監督は前節と同じシステムで行くようです。つまり、アイマールを左、レジェスを右に置いた4-4-2。フォワードも同じくカルドーソとヌーノ・ゴメス。ピボーテだけは、カツラニスが復帰してルーベン・アモリムとコンビを組みそうです。
これもね~、結局サラゴサと同じシステムなんですけど?! なんだかがっくりするし、更には、「セカンド・トップで使った挙句、得点力がないので左サイドへ」ってバレンシア最後の年と全く同じじゃないですか~。時間の無駄というか学習能力がないというか、うーん、キケ監督が何を考えているのか真剣に知りたいものです。

ところでまたまた全然話は違いますが、コメント欄を読んで(結構笑いました)、べナユンって恐ろしく痩せ細って見えるけど、身長体重はどれくらい?と調べてみたんです。そうしたらリバプールのオフィシャルに体重9st 8と書いてありました。??? えっと、アメリカではマイル、フィートにインチ、重さはポンド(発音はパウンドですが)なので、ポンド表記なら慣れています。でも、stって一体・・・。仕方なく調べたところ、イギリスではストーンという単位があるそうで、べナユンの体重は9ストーン8ポンドということになるようです。で、1ストーンは14ポンド = 6.350kg。結論から言うと、べナユンの身長体重は173cm61kgぐらいかと思います。(ふー、ここにたどり着くまで計算が大変でした。みんなkgを使おうよ!) ほぼアイマールと同じような体格のようですが(パブロのほうが少し背が低くて、少しだけ体重があるかな?)、テレビで試合を見ると、べナユンのほうが全然小さく見えます、不思議。もう一つ驚愕したのは、年齢が半年しか違わなかったこと。べナユンは24歳ぐらいの選手かと思っていました~。

上の写真は先々週の試合から。貼り忘れていたので。アイマールの手が面白い感じです。どういう意味のジェスチャーなんでしょう?