A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

バーゼルは大雪

2006年02月28日 17時45分11秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
アイマールは、リケルメとソリンと一緒の飛行機でスイスまで行ったんですね。この三人が追加召集だったアボンダンシェリ以外では一番最後にバーゼルに到着した選手たちでした。(その少し前にインテルの三人とルーチョが到着。あとの選手たちは土曜日の試合組みが多かったんですよね。)Oleに早速リケルメに肩を組まれている写真が載っていますが、表情は少しお疲れのよう。あのヘタフェ戦から24時間も経っていませんものね・・・。下の写真は小さいですけど、笑っているように見えます。
(クリックすると大きくなります。)

でも、各紙アイマールのことを書いている記事なんか一つもなくて、メッシが代表の皆にとても優しく接してもらっているという話と、リケルメの腰痛の記事が山ほど。

そのリケルメですが、ものすごく心配されています。
今のところクロアチア戦出場は未定。出たとしても、90分は無理とのこと。
ビジャレアルのメディカルは「彼を試合に出さないでほしい」という手紙を
リケルメに持たせたほどで、スペインのラジオ局で「ビルバオ戦に出れなかった彼
が2日後の試合に出れるとは思わない。」と言っています。
代表の医師ビラーニ氏は「リケルメは腰の病気(patología lumbar)に苦しんでいる。何年も前から抱えているものかもしれないが、症状が出たのは数ヶ月前から。毎日経過を見守ることが必要な怪我だ。水曜日に100%の状態であるかどうかは保証できないし、また土曜日にそうなるかどうかもわからない。」
ただし、手術の必要は否定。またOleがワールドカップに万全な状態で望めないのでは?
と聞いたところ、医師は「そうは思わない」と答えたそうです。

「腰の病気」っていったい何? Oleは続けて、
「明日の試合は、決定的に重要なものだろうか? 召集リスト入りを目指して
戦っている選手たちにとっては多分イエス。しかし、リケルメにとってはノー。
彼はワールドカップを夢見るチームのリーダーで、ベストの存在だから。」
だって。ちょっとイラッときますが、それはともかく、Oleの言うとおり別に
調子悪いのに無理して使わなくてもと思うのですが。ペケルマンはサネッティを
外したときに言ったじゃないですか。「プレーのチャンスはたくさんあったので、
他の選手の様子を見たい」って。リケルメだってたくさんプレーしているんだから。

さて、練習の様子ですが、月曜日は二部練習が予定されていましたが、大雪のために
(零下4度ですって!)グラウンドが使えなくなり、夕方のみの練習に変更。
17時から18時半まで、12人の選手(日曜日に到着していた選手たち)がフィジカル
ワークの後、4分の1のフィールドで練習。その間に、サムエル、カンビアッソ、
アイマール、リケルメ、ソリンは、ホテルのジムで回復のための運動をしました。

そんな寒いなんて・・・。試合には出てほしいですが、疲労もあるから怪我しない
かなととっても心配。スペイン代表みたいにスペインでの試合だったら良かったのに。
現時点でのnacion lineの予想スタメンは:
Abbondanzieri; Ponzio or Scaloni, Burdisso, Gabriel Milito or Samuel and Sorin; Maxi Rodriguez, Demichelis and Cambiasso; Aimar or Riquelme; Messi and Crespo
リケルメが出なければアイマールの予想ですが・・・。

昨日載せ忘れた写真。リーバス転んでいる前で、ボールは僕の友達という雰囲気がビューティフル。この調子で代表でもがんばってほしい。


[リーガ第25節]バレンシア1-1ヘタフェ

2006年02月27日 17時04分45秒 | Liga05-06
感想はさきほど書いたので、ニュースの記事を中心に。

asより抜粋:


アルベルダがヘタフェに1ポイントをプレゼント

アルベルダの混乱はバレンシアにとって非常に高いものについた。バレンシアのキャプテンは、分別なくボールをピッチ中央に送り出して、試合を台無しにした。ナノはその機会を利用してカニサレスを打ち負かし同点シュート。バレンシアにとってはバルサ追撃に予想外の一歩後退となった。
シュスターのチームは素晴らしい開幕直後の試合の後、徐々に力をうしない、昨日は引き分けだけを望んでいた。そのために、9人が守備、ディエゴ・リーバスがアイマールをピッチ中でマンマーク、Paunovic一人だけが攻撃。問題は、バレンシアがこのへタフェを打ち破る方法を見つけられなかったこと。前半ではアイマールとモレッティだけにチャンス。後半はアルゼンチン人のFKがポストを叩いた。これがキケのチームの攻撃の全てだった。それでもようやくダビド・ナバーロにより1点。勝利は間違いないものに思えた。しかし、安心してはいけないという見本のように、アルベルダがボールをナノにパスして、ナノはこの機会を逃さなかった。

el crack:L.ガルシア(ヘタフェのGK)
el dandy:アイマール、ディエゴ・リバスから自由になるためあらゆることを
     試みた。バーに当てるFKを蹴った。
¡Vaya día!:Güiza
El duro:Matellán



Levante紙は、「メスタージャで行われた試合の中で最も退屈な試合だった」と
酷評。特に攻撃陣の無能さを非難しています。「試合中にもっと効率的に点を
取っておけば、アルベルダの失敗などエピソードにすぎなかったのだ。」
そしてアイマールについても「質の高いプレーで貢献はしたものの、また試合を
決めることができなかった。」キケは攻撃陣を考え直すべきでは、とまで。
アイマールについてのくだり、耳が痛いです・・・。そのへんがどうもね、確かに
弱点というか。もうひと頑張りしてほしい。私はパブロの良いプレーを見れれば
かなり満足なので、今日の試合がすごく悪かったとは思わないけれど。
攻撃陣を変えるといっても、もう人いないですよね。

Las Provinciasは:



少なくともバラハは、ボールを意図を持って動かし、ロングボールを蹴り、時にはサイドに散らしたりもした。しかし、不運は続くもの。バラハは負傷してしまった。試合を続けようと試みたが、頬骨への打撃は最初考えられたよりも大きく、ピッチを後にせざるおえなかった。替わりにウーゴ・ヴィアーナが入ったが、今日は彼の日ではなかった。ミスでプレーを始め、良くなるどころかそのミスは不運な午後を一層酷いものにした。何とか修正しようとしたが、彼のパスの90%は敵に渡った。



当分試合に出てほしくないとまで思わせるような酷さでした。アイマールは何度か
味方のパスミスに怒っていましたね。
バラハはすでに手術をしたようです。これでバラハもいなくなり、来週から
どうするんでしょう。マドリ戦ではエドゥが復帰できるという話もあるようですが。

キケの記者会見:


「今日はとても難しい日だった。事故は最後の時間帯だったために、選手たちは落胆し、悲しんでいた。困難な一日で、選手たちは悲しみながら家に帰った。」
「守ることしか考えていないチームと戦うのはとても難しい。スペースを作るのがとても大変だった。勝つために充分なサッカーをしたが、充分な成功は得られなかった。」
「だまされたように感じるのは当然のことだが、正しい試合をしたと確信している。このような試合では、勝利は努力をもって得なければならないことを知っているし、そうしたと思う。このポイントを誇りに思うわけではない。三ポイントを取るのに充分なことをしたはずだから。」



ロッカールームはきっと真っ暗だったんでしょうね・・・。
ミゲル、ビージャはコンディションが最悪なのに代表に合流するようです。
アイマールのことは何も書いてありませんでしたが、今日スイスに向けて出発
ですよね。
Oleには、ヘタフェ戦のアイマールのプレーは「muy bien」と出ていました。
でも、同じOleに「リケルメとクレスポがクロアチア戦にプレーするのに障害は
ない」という記事が出ていて、びっくり。またいつものリケルメチームが
出てくるの?!


ああ、なにやってるのよ!!!!

2006年02月27日 04時14分05秒 | Liga05-06
たった今バレンシア-ヘタフェ戦を見終わったのですが、あんまりにも最悪な気分なので書かずにはいられない・・・。

今日はのっけから異例ずくめのテレビ観戦。まず試合開始10分前にテレビをつけたら、テレビがつかない(涙)。昨日息子がビデオを見たときにどこかを押したみたいで、画面は一面真っ青。そのうち試合開始時間は過ぎてしまい、私の顔も真っ青。サテライトとDVD機器のどこがいけないのかわからなくてパニック。でも、あらゆるボタンを押しているうちに奇跡的に回復しました、もう開始後8分になっていましたが。

なので最初のほうはどんな感じだったのかわかりませんが、見てすぐにアイマールのドリブルや惜しいフリーキックなどがあり、ヘタフェの守備に苦労はしているもののバレンシアが押せ押せの時間帯のよう。しかし、ここでバラハが相手に耳(?)を蹴られて、ヴィアーナと交代。またヴィアーナ?と嫌な予感がしていたら、なんと今度は画面が乱れて機器故障でGolTVの放送が停止。この間に点入ったらどうしてくれよう?とイライラして待つこと10分以上。ようやく画面が戻ったときはもう38分でしたよ。ほとんど前半見れなかったじゃん(怒)。しかも点は入っていないし。おかしいなあ、攻勢だったのに。

そして後半。私にはヴィアーナが酷かったように思えたんですけど。あそこまでパスミス
したら、リズム滅茶苦茶じゃないの! GolTVのアナウンサーも「every single pass
(すべてのパス)がパスミス」と苦笑するほど。アイマールがせっかくドリブルで
ファウル取っても、可能性のないFK蹴るし。ああ、いけませんね、選手個人を責めても
ね。(それにこの前ずいぶん若いことを発見したし。)それにしてもな・・・。
ようやく75分にキケがミゲルに替えファビオを入れると、いきなりそのファビオがFKを
蹴り、レゲイロがヘッドで繋いだところをナバーロが押し込み先制。(ヘタフェの選手は
レゲイロのハンドを主張して大量のカード。でも、ハンドには見えませんでした。)
苦労したけど勝てたとものすごい安堵感。今から思えば、選手たちも同じだったのか・・・。

それまで一つも危ない場面なんかなかったのに、42分頃サイド寄りでアルベルダが
ヘタフェの選手から奪ったボールを、中のナバーロに鋭い(!)バックパス。ナバーロは
ボールが来ることを予想していなかったのか反応できずに、そのままシュートを打たれ
ちゃいました・・・。
天国から地獄とはこのことですよ・・・。ああ、あんまりだ。アルベルダのバックパスも
ちょっと唐突だったかなあ。えっ?!と思った瞬間、奪われていましたもん。アルベルダ
はそれまですごくよかったんですけど。ナバーロとどちらがいけないのか・・・。
こんなショッキングな追いつかれ方、後を引きそうで怖いです(涙)。ディフェンスが
ちょっと自信過剰だったかなあ。
マドリッド、もうはや、マジョルカをリードしています。GolTVはこの後、マドリ戦、
オサスナ戦と連続放送なんですが、なんとかみんな引き分けてくれないものかしら。
(でもマドリがマジョルカに引き分けるとは思えないですよね。)

アイマール自身の調子は、かなり良かったと思います。(それだけに勝てなくて悔しい。)
ドリブルも良かったし、一番嬉しかったのは最近全然蹴らなかったFKを二本蹴って
両方とも惜しかったこと。特に二点目はポスト直撃で、正直入ったと思ったのですが・・。
あれが入っていればねえ、ほんといいシュートでした。でも、ビージャもアングロも
ヴィアーナも今ひとつで、アイマールにボールが行けば大体チャンスになるのですが、
後半はそこに行くまでに誰かがパスミス。でも三点ぐらい入ってもおかしくないような
決定的チャンスはあったんですけど。
後味が悪すぎて、せっかくの日曜日が暗い・・・けど、パブロは怪我もなかったと思うし、
この調子のままなら代表戦も大丈夫そうな気がするから、そこを喜ばないといけませんね。

あっ、マジョルカ追いついた! がんばれ!と熱烈に応援。

追記: なんとマジョルカ二点目を挙げて、マドリに勝利。た、助かった。こうしてみると、
終了間際のGKとの一対一を防いだカニサレスとアルベルダ(だっけ?)のプレイが
キーだったかも。(でもあのまま勝っていれば、マドリとの差を4にできたのになあ、
もったいなかった。)

PREVIA[リーガ第25節]バレンシア-ヘタフェ、そしてリケルメ続報

2006年02月26日 17時21分55秒 | Liga05-06
アルヘン情報のほうが気になりますが、後で書くとして。 

サラゴサ-バルセロナ、文字でしか見れなかったのでときどきチェックを入れていただけなんですが、後半25分でも0-0。「やった、引き分け?!」と喜んでいたら、二点がバルサに続けざまに入ってしまって、がっかり。そのまま出かけたので、詳細を知らなかったんですが、エトーへの人種差別発言があったんですね・・・。
今日出かけた紀伊国屋でニック・ホーンビィの「ぼくのプレミア・ライフ」という本を買い、さきほど読了しました。これは作者(アバウト・ア・ボーイの原作者でもある)の20年にわたるアーセナル応援記のようなもの。それによると1987年にはもう黒人選手にバナナを投げつけたり、猿の鳴き真似をすることが行われていたんですね。黒人のみならず反ユダヤ主義的野次もとても多いとあります。そんな昔からサッカー界にある根深い問題なんだと思うと慄然としてしまいます。日本にいるとあまり考えなくてすむことですが、自分にも差別意識はないのか?と常に考えていかなければ。

さて、明日はヘタフェ戦。ス-ペルも今日のエトーにひっかけた見出し。それよりもアイマールの写真が久しぶりに表紙だったので、嬉しくて大きく載せます。昼間のように見える写真ですが、いつの試合のものでしょう? アイマールが手を組み合わせているのが可愛い。これは癖なんでしょうかね。他の写真でも見たし、7歳ぐらいのときの写真でも同じようにしていましたよね。

Las Provinciasの見出しは「バレンシアにミスをする余裕はない。キケのチームは、
首位チームを追うために勝つ以外の選択肢はない。勝利には勝利を。」
バルサなかなか負けないので、気を抜けなくて大変です。マルチェナとアングロが召集
メンバーに戻ってきました。アングロはスタメン復帰の見込みですが、マルチェナは
ベンチスタートが予想されています。アルベルダもビージャも無事に召集メンバーに
入り、スタメンはいつもの人たち。一方ヘタフェはリキとセレスティーニが負傷のため
出場できません。普通にやれば勝てる相手というのがLas Provinciasの見方ですが、
そう簡単に行かないのがサッカーなんですよねえ。asの注目のエースはバレンシアが
アルビオル、ヘタフェがペルニア(バレンシアも狙っているという噂の)。

そして、ある意味ヘタフェ戦よりもっと気になるクロアチア戦ですが、Oleにリケルメの
続報など詳しいアルヘン情報が載っていました。リケルメは、ビルバオ戦に召集外です
が、バーゼルには行くそうです。
Oleより抜粋:


ビジャレアルのメディコがOleに話したことによれば、「召集外になったのは腰の問題のため。それでも彼はバーゼルまで旅をして、ビラーニ医師(代表の医師)が決定を下すことになるだろう。ビラーニ医師とはずっとコンタクトを取っている。私の個人的な意見を言えば、リケルメはプレーできないだろうと思う。」
また、クレスポもバルサ戦でプジョルに蹴られて、微妙。マクシとメッシは好調でペケルマンには心強いこと。デミチェリスは明日バーゼルに出発。コロッチーニとスカローニは既にバーゼルに到着している。今日ペケルマンは、ルーチョ(ポルトでベンフィカとのクラシコを戦う)、ブルディソ、サムエル、カンビアッソ(インテルはウディネ-ゼと対戦)、パブロ・アイマール(バレンシアで、マテランとペルニアのヘタフェと対戦)に何が起こるかを見届けなければならない。そして追加召集が決められる。

変更点
もしもロマンがプレーできないとなると、常識的に考えると、バレンシアで良いシーズンを送っているアイマールがプレイするだろう、イングランドとカタールとの親善試合には召集されなかったとはいえ。クレスポの替わりは、カタロニア選抜との試合にのみ召集されたことのある、サラゴサで活躍中のディエゴ・ミリートになるだろう。



アイマールがヘタフェ戦を怪我なく終えられるといいのですが(祈)・・・。私はやはりクロアチア戦を見れませんが(スペイン-コートジボアール、イタリア-ドイツ、オランダ-エクアドルは見れるのに!)、かえって見れなくて良かったかもと思い始めてきました。アイマールが先発だったりしたら、緊張できっと試合を見ていられないから。でも、ペケルマンって全然常識的じゃないから、あっさり先発はルーチョかもしれませんね。(ポルトで大活躍との話も聞きましたし。)パブロ、ヘタフェ戦怪我しないように、でもがんばって。(右の写真も面白いですね。カメラマン、よくこのタイミングで写真取れたなあ。ボールが足の上にのっかっている・・・。)

リケルメが腰痛

2006年02月25日 17時38分13秒 | Liga05-06
まず上の写真ですが、ドイツのプレスが取材に来て、アルベルダ、ビージャ、
アイマール、アジャラ(彼のみ電話取材)に話を聞いたそうです。写真見る限りでは、
練習の後に立ち話をしているだけのようですけど。
久しぶりのアイマールの大きな写真。顔のほうは相変わらず映画俳優なみですが、
また服が・・・! もう一枚の写真からは、片方の袖が違う色(青)であることがわかり
ますが、どうしてこんなキルトのような服を買おうと思ったのかその理由を聞きたい!
売り場で見て本気でいいなと思ったのか・・・。とすると、センスが常人離れしていると
しか・・・。

アルゼンチンの新聞はどれもメッシ絶賛の嵐なので、昨日あまり真剣にチェックしな
かったため見落としていましたが、リケルメがレンジャーズ戦後腰痛になり、今週末の
ビルバオ戦が微妙だそうです。lumbalgiaを辞書で調べると、「強い腰痛、
ぎっくり腰」。ぎっくり腰なんてサッカー選手がなるものでしょうか? ともかく
Terraは「クロアチア戦も微妙」と伝えていますね。ビジャレアルのメディカルは
金曜日か土曜日の回復具合を見てからと発表しており、ペケルマンも報告待ちのよう
です。となると・・・なんだか緊張してきてしまいます。その前に、アイマール
日曜日のヘタフェ戦を怪我なく終わることが大事ですけど。最近、トッティや
アラン・スミスなど大きな怪我が多くて、もう毎試合冷や冷や生きた心地が
しません・・・。

キケがヘタフェ戦に向けての記者会見をしています。この頃は試合の前前日に
することにしているのかな。
「バレンシアからは5~6人の選手がワールドカップに行くだろう」と言っています
が、人数を数えるとアイマールを当落線上に考えているのでしょうか・・・。少し
というかとても悲しい。
マルチェナについては、
「復帰を歓迎。だが、基本的には誰も疲れていないのでローテーションはしない」と
センターバックのアルビオルとナバーロのコンビを変えないことを示唆。
バルサがサラゴサと試合することについて、
「チェルシー戦の勝利により意気は上がっているだろうが、別の状況で別の相手なので
別のプレッシャーがあるだろう。」
ヘタフェについては、
「普通に考えれば勝てる相手だが、まずその普通のことをするためには、良い試合
をしなければならない。」
前半戦のヘタフェ戦について、
「チーム全体は成熟した。私たちは違うチームになった。(前半戦では)ダメージを受け
たが、あれは事故のようなもの。ヘタフェに戻り対戦できることは喜びだよ。」
そのほかにもいろいろ。

アルベルダとビージャは土曜日に全体練習に合流の予定です。

ビージャが心配

2006年02月24日 17時26分20秒 | Liga05-06
ビッグマッチの後の気だるさ? 今日もあまりニュースはないのですが。
ロナウジーニョが足首を痛めてサラゴサ戦が微妙とか。でも、この試合HDテレビ局送り
で見れなくて残念。バレンシア-ヘタフェが放送あり(ライブ)なので、もちろんこれが
一番大事ではありますが。2位にいてくれるおかげで、前半戦放送のなかったバルサ、
ソシエダ、ヘタフェと放送が続き嬉しい限りです。でも、さすがにマラガ戦はない
だろうなあ。

木曜日の練習での一番の心配ニュースは、ビージャがまた練習を途中で取り止めたことですね。Las Provinciasは「ずっと休めていないことから来る疲労の蓄積が原因」としています。練習の前から右足に少し違和感はあったらしく、決して無理しないようにとメディカルから注意があったところ、練習中違和感が強くなり切り上げを決めたとのこと。他にフォワードがいないので(涙)、とにかくビージャがプレイできるよう細心の注意を払っていくそうです。今のところヘタフェ戦は出れる見込みですが、金曜日の回復具合を見る必要が。ビージャがいないと非常にまずいことになるので、なんとか治ってほしいものです。でも、最近あんまり調子が良くないようだから、本当は1週間ぐらいお休みできるといいんですけどねえ。ミスタはまだ駄目なのでしょうか・・・。

その他の怪我人情報は、マルチェナはOK。練習試合ではアルビオルの横に入ったそう。
でも、ヘタフェ戦ではスタメンではないだろうとの見方が。
アルベルダが右膝のオーバーロードで、用心のために別メニュー。
ルフェテは通常の練習に戻ったものの、エドゥが左膝に心配な違和感。
怪我人が結構多いですね。
アイマールは元気そうなのでひとまず安心です。
(上の写真でご機嫌なのはエドゥ? マルチェナとよく似ているような気が。
オフィシャルによると練習中笑いが絶えなかったそうですが、違和感はこの後のことなの
でしょうね。アイマール、また後姿だし・・・。)

まったくサッカーとは関係ありませんが、今ようやくカリフォルニアでも女子フィギュア
スケートのフリーが放送されました。試合時間から12時間以上も経っているけれど、
ライブ放送はないので、この時間の録画放送まで待たなければいけなかったんです。
Netでニュースを見ないようにしなくちゃならないし、WOWOWなみの信じられなさですよ
NBC!!全世界でアメリカ西海岸だけじゃない、この時間まで映像を見ることができなか
ったのは(怒)。
まさか荒川さんが金メダル取るとは予想していなかったので、アメリカのテレビで
君が代を聞いて気分爽快。でも、イリ-ナ・スルツカヤは10年も前から好きな選手
なので、とっても可哀想でした・・・。転んじゃったらからしかたないけど。
もしや今頃日本は大騒ぎ?!?

[チャンピオンズ・リーグ]チェルシー1-2バルセロナ

2006年02月23日 15時49分05秒 | 国王杯、CL、親善試合、Spanish articles
私ってこんなにバルサのことが嫌いだったんだっけ??と試合が終わってから、我ながら
びっくり。いえ、昨日見た試合が生ぬるく感じるような、凄い試合だったんですけどね。
バルセロナの完勝というのがどうしても気分的に・・・。うーん、たぶんメッシが大活躍
だったからでしょうね。普段のメッシを見ていれば、特に驚くことのないプレーなんです
が、18歳であれだけできるのはただものではないですよね。

チェルシーには心底がっかり。前半ちっとも勝負していないように見えましたが、
なんだったんだろう? クレスポなんかいてもいなくても同じ。かえってデルオルノが
退場して10人になってからのほうが思いっきりがよくなったように思えました。でも、
10人で45分以上バルサと戦うのはきつすぎ。最初からスピード&高さ勝負でがんがん
行けばよかったのに!
チェルシーの選手、足元がバルサの選手より明らかに下手なのに、判断が悪いというか
そこでドリブルしても無理でしょというところでドリブルしてボール取られるし。
デルオルノのレッドの場面でも、その前のメッシとの競り合いでロッベンがさっさと
ボールを外に出せば良かったのに、出さなくて取り返されるし・・・。サラゴサのほうが
チェルシーより強いのかしら。

チャンピオンズ・リーグは、やっぱりぞくぞくするほど面白い。でも同時に、バレンシア
出ていないんだなあということが思い知らされて、泣きたくなるほど悲しい。つくづく
去年の監督が恨めしくてなりません。リケルメも活躍したようですし、インテルだって
出ているし・・・。私でさえそう思うのですから、バレンシアの選手たちは本当に
ものすごく悔しいでしょうね・・・。

というわけで、バレンシアのニュースは何もありません。Las Provinciasにすら何も載っていませんでした。オフィシャルには、水曜日の練習のことがわりと詳しく書いてあります。激しく密度の濃いトレーニングだったとか。守備陣と攻撃陣に分かれた練習のあと、全員で練習試合。
Marcaにはアジャラさんのインタビュー。昨日のインタと似たような内容ですが、リハビリというかトレーニングを毎日8時間もやっているそうです。すごいですね。

今日一日、バルサ戦を見てからというもの、もやもやとした謎の悔しさと腹立たしさで胸が一杯でした。
来季こそ絶対チャンピオンズ・リーグに出てほしいです、アイマール&バレンシア。

チャンピオンズリーグが再開

2006年02月22日 15時34分36秒 | Liga05-06
火曜日は練習がお休みだったなので、ほとんどニュースはありません。
カニサレスが去年の9月には優勝争いは無理と話していたのが、今は「すごく難しいだろう
けれど、可能性はある。」と話したみたい。
Las Provinciasにはアジャラさんのインタが。回復の最終段階に入っているそう。3月12日の
マドリ戦あたりが復帰試合になるかもという予想ですが、アルビオル&ナバーロのセンター
バックコンビが機能しているので、急ぐ必要はないと書いてあります。これに関係して、
アジャラさんはさかんに「この二人がいるので、復帰は難しいものになるのでは?」と聞かれて
いますね。彼の答えは:
「サッカーを始めたときからそれは難しいこと。毎日ポジションを取るために戦っていて
一度もスタメンが確定しているとは思ったことがない。・・・だから、戦いを続けて、召集が
あることを願うよ。もしも僕のポジションがないのなら、きっと他のどこかにはあるだろう、
ハハハ!」ですって。余裕ですね・・・。
もう一人の怪我人ビセンテについてですが、後3週間はかかるそうです。な、長い・・・。
レゲイロよりやっぱりビセンテと思うので、早く戻ってきてほしいものです。
最初は捻挫と診断されたこの怪我、後にsindesmosisという診断に変わったらしいですが
辞書に載っていないのでなんのことかわかりません。

今日のお昼には、唯一アメリカで放送されたチャンピオンズ・リーグのレアル・マドリ-
アーセナルの試合を見ました。きっとアイマールも見たでしょうね・・・。
今日の実況・解説はイギリス人とアイルランド人のコンビだったので落ち着いて見れました。
(イギリス英語が好きだし、冷静で真剣な実況ぶりが心地よいのです。アメリカ人の
呑気で気楽な実況はサッカーには似合いません。テンションの高いスペイン語の実況も
もちろん好き。ただ意味がはっきりわからないから。)

試合のほうはマドリ、ぼろぼろ。アーセナルがあんなにスルーパスをたくさん通すサッカーを
するチームとは思わなかったのでびっくり。アンリが凄かったのにもびっくり。普段プレミアを
見ないので、ワールドカップやユーロでのアンリしか知らなかったけれど、別人のようでした。
ボールタッチが柔らかくて、インテリジェンス感じたし、ファンになってしまいそう。
(おかしいなあ、98年から知っているのに。)それにしても、今日のマドリになら、バレンシア
も軽く勝てそうでしたね。いつもマドリ負けてくれ!と願いながら試合を見るので、今日も
思わずそうしましたが、こんなところで負けてもらっちゃ本当は困るのでした。

明日は、チェルシー-バルサ。これもなかなか楽しみな試合です。

そうそう、けいこさんからのコメントで「アイマールとホルへ・ロペスが二人で爆笑していた」
というお話を聞きましたが、情景を想像すると、少女漫画の登場人物のような二人の2ショット
さぞ美しかっただろうな、と思って・・・。こういう場面こそ写真に撮ってほしいものですよね、オフィシャル。
バレンシアは、監督を筆頭に容姿の良い選手が揃っているなと思う今日この頃です・・・。


クロアチア戦見れません・・・

2006年02月21日 15時55分07秒 | Liga05-06
サンタナTVというところでライブ放送。アイルランド系のテレビ局で、ディレクTVに
入っていないと見れません。私が入っている衛星放送はDishNetなので、逆立ちしても
見ることは不可能。サンタナTVは普段はプレミア、スコティッシュなどUK系のリーグ放送
しているのに、どうしてアルヘン-クロアチアなんかに手を出すんだろう? クレスポ
だけなのに、プレミアは。リーガのGolTVに放送してほしかったのになあ・・(がっくり)。
サッカーのテレビ局がいろいろな衛星放送にばらけているので、とっても不便です。今週
のCLも、チェルシー-バルサとマドリ-アーセナルはESPN2で放送なので見れますが、
レンジャーズ-ビジャレアルはこのサンタナTVの放送なので見れないんです。どうにか
してほしい・・・。

バレンシアの月曜日の練習、ソシエダ戦のスタメン組みは45分のみ。ゆっくりとした
ランニング、ストレッチ、ジムでの運動でした。
一方では、ベンチや召集外だった選手たちにキケが加わって練習試合をしたとか。
キケのチームにはエドゥ、カルボーニ、アングロ、ファビオ、対するアシスタントコーチ
のエスクリバのチームにはホルへ・ロペス、ヴィアーナ、クーロ・トーレス、パブロ
(Bの)。どちらが勝ったのかは書いてありません。
練習の雰囲気は最高で、アルビオル、ナバーロ、カニサレスがビージャにスプリンクラー
の水を掛けたりしたそうです。(オフィシャルに載っている写真がそれですね。)
この記事読んで思ったのですけれど、代表の練習風景ではアイマール笑顔が一杯なのに、
バレンシアの練習では笑っていることが全然ありませんよね。周囲が同国人でないと
そんなに違うものなのかなあ・・・。

13試合連続で負けがないのは、バレンシアの歴史で2番目に良い記録だそうです。同じ記録
は今までに3回達成されていて、52-53、67-68、01-02。01-02のときはベニテス
ですが、5勝8分けなので、現在の10勝3分けの成績のほうがずっと良いですね。チーム
最高記録は89-90の15試合連続負けなし。Víctor Esparragoというウルグアイ人監督の
ときの記録ですが、このときは優勝できなかったということですね。
ソシエダ戦の勝利により、バレンシアはアウェイで一番多くのポイントを挙げている
チームとなりました。なんと7勝2敗3分け。昨シーズンはアウェイで全く勝てなかったのに
すごい数字です! 最近守備が安定しているのが大きいですよね。カニサレスとアルビオルに
感謝!というところ。攻撃陣は冷や冷やですが、なんとか踏ん張っています。
「ビージャ&パブロ、がんばって」と毎節祈るような気持ちですが。

明日の火曜日は練習がお休み。(CLないですから・・・。)
さて、サンノゼの小学校も今週はどういうわけか一週間お休み。Winter Breakだそうです。
今日はPresident's Dayという全く趣旨のわからない休日で、モントレーの水族館に
行ってきました。晴れた爽やかな日で、青い太平洋を右手に見ながらハイウェイを走っていたら
カーラジオから「Hotel California」が。おお、これほど完璧なシチュエーションでこの曲を
聴くことは滅多にないな、とちょっと感動。
この海沿いのハイウェイを走っていたとき、息子は「日本が見えた」と言い張っていましたが、
本当に見えたのかな? 確かに太平洋の向こうには日本があるはずですけど。

[リーガ第24節]レアル・ソシエダ1-2バレンシア

2006年02月20日 17時13分58秒 | Liga05-06
先ほどライブで試合を見ての感想は書いたのですが、Las Provinciasを読んで少し
驚いたことが。
後半63分にファビオ・アウレリオがルフェテと交代で入ったとき「ん?ファビオが
右サイドをやるのかな?」と不思議だったんです。でも、ファビオは左サイドにいた
ので、ミゲルが少し前目なのかなあとチラリと思ったくらいで、試合の展開に夢中に
なっていてそれ以上何も考えていませんでした。
それがLas Provinciasによると、後ろを3バックにして、中盤がミゲル、バラハ、
アルベルダ、ファビオの4人、前にアイマール、レゲイロとビージャが2トップという形に
したそうで。なるほどねえ。アイマールは少しやりにくそうに見えましたが、結果は
出たので、キケの賭けは大当たりだったということですね。

Las Provinciasより抜粋:


試合は、レアル・ソシエダにとっては誰もが夢見るようなスタートとなった。バレンシアにとっては反対に決して望まないような始まり。最初の攻撃でスコウボがシュートして1-0。更に悪いことに、開始7分にはカニサレスが2点目のピンチを迎える。今度のはノボのシュートで、カニサレスが体でブロック、幸運にもボールは左ポストに当たった。キケのチームにとって最悪の時間帯で、選手たちは衝撃から立ち直る時間が必要だった。それにはルフェテがポストにクロスを当てるまでの12分かかった。とはいえチームの反応は遅く、ソシエダは上手く守っていた。バラハは、何度かミスをしながらサイドに展開して、アイマールに繋げようと試み、アイマールはなんとかもっと攻撃的なパートナーを見つけようとしていた。ルフェテとレゲイロは切れ切れに登場するものの、レゲイロは迷い、無気力。試合にまったく入れていなかった。またビージャも良くなく、試合から消えていた。

ハーフタイム後、キケは賭けに出た。ルフェテに替えてファビオ・アウレリオ。3バック(アルビオル、ナバーロ、モレッティ)4人の中盤(ミゲル、アルベルダ、バラハ、ファビオ)、前にアイマールと2トップ(ビージャとレゲイロ)。バレンシアは別のチームになった。もっと攻撃的になり、ゴールを現実的に追い求める決心をした。リスクも大きいが、バルサとレアル・マドリッドが前日勝利している以上、こうするしかなかった。そして、追い求めていた褒賞は与えられた。それも予想もしなかった状況で、もっともありえなさそうだった選手により。なぜならレゲイロは良くなかったから。しかし左サイドの選手は、クロスでソシエダのGKを打ち負かし、ボールはネットをゆさぶった。ウルグアイ人はこれだけに満足せず、Larreaがプレゼントしてくれたボールを利用して2点目を挙げた。その後カニサレスがスコウボのシュートを見事に防ぎ、勝利に大きく貢献した。



asのel crackはレゲイロ、el dandyはスコウボ。駄目な人その1はアルベルダ。
(タックルが良くないとかなんとか。)駄目な人その2はもちろんLarrea。レゲイロに
ナイスパスを送った人です。

最近、相手GKやディフェンスのミスに乗じての得点というのが多くて、綺麗な形からの
得点がないですよね・・・。今日の試合で後半25分くらい、右サイドでアイマール→
レゲイロ(ミゲルだったかな)→アイマール→ビージャとボールが繋がったのは
ビューティフルだったんですが、ビージャが上手くクロスを上げられずに終わって
しまいました。

1 - Real Sociedad: Riesgo; Cifu, Labaka, Jauregi, Rekarte; Larrea, Mikel Alonso, Uranga (Mark González, min. 64), Novo, Diaz de Cerio (Xabi Prieto, min. 46); Skoubo.

2 - Valencia: Cañizares; Moretti, Navarro, Albiol, Miguel; Regueiro (Curro Torres, min. 90), Baraja, Albelda, Rufete (Fabio Aurelio, min. 64); Aimar (Hugo Viana, min. 85) y Villa.

Goles: 1-0, min. 1: Skoubo. 1-1, min. 69: Regueiro. 1-2, min. 89: Regueiro.

雨のアノエタ

2006年02月20日 07時39分47秒 | Liga05-06
雨と風、そして気温9度と聞いて、うわー、厳しい試合になりそうと思っていたら・・・。試合前の黙祷のとき音楽が流れたんですよね。黙祷はよくありますが音楽なんて初めて聞いたので、珍しいなあと聞き入っていたんですけど、もしかしてバレンシアの選手たちも同じだった?! 一瞬動きが遅れたような感じで、キックオフ後ソシエダのパスが三回繋がってもういきなりスコウボのゴール。開始11秒の出来事に、心底凍りつきましたよ・・・。

その後バレンシアがボールを支配して、アイマールの調子も悪くはなかったのですが。ビージャが不調で、バラハ、アルベルダも焦りからか今一つ。結局前半は追いつけず、私の心もテレビに映し出される雨のアノエタと同じくらい冷え冷え。
後半は、もっと悪いことにソシエダの選手交代が良かったのか、ソシエダのほうに決定的チャンスが多くなります。そしてアイマールが前半より駄目。ドリブルを一回もしなかったし、後ろにボールを戻すことが多かった。無理な姿勢でボールを競ることがたくさんあったので、どこか痛くしたかしらととっても心配なんですが・・・。どうかなんでもありませんように・・・・・。

試合のほうは負けを半分覚悟していたら、レゲイロが普通ならクロスを上げる位置から
ゴラッソなシュートで同点。よくあんな角度のないところから入れたなあ。
二点目は、ちょっとはっきり覚えていないのですが、ディフェンスのバックパスを
レゲイロが奪ったんだったかな。落ち着いてGKをかわして勝ち越し点。ソシエダから
したら二点とも騙されたような点でしょうね。

勝てて本当に良かったけれど、90分中70分間は冷たい雨に打たれているような気分でした。次回は、アイマールの笑顔がある楽しい試合を見たい・・・。

PREVIA[リーガ第24節]レアル・ソシエダ-バレンシア

2006年02月19日 17時42分32秒 | Liga05-06
今日は雨がときどき降る寒い日だったのですが、久しぶりにサンフランシスコに行って
きました。子ども科学館のような所に行って、リトル・イタリーで夕食。帰宅後、
録画しておいたバルサ-ベティスを見たわけですが・・・見終わってすごく不機嫌に
なっちゃいましたよ! ベティス弱すぎ。先週のバレンシアの緻密な試合を見た後だと、
腹が立つほど情けない試合に見えました。ロナウジーニョを思いっきりフリーにしている
し。決定機だってずいぶんあったのに、全然決められないし・・・。あーあ。

というわけで、バルサもマドリもついでにビジャレアルもセビージャも快勝しています。
先週バルサに勝って浮かれていたけれど、後ろもみんなしぶとくついてきているので、
ほんの少しでもこけると、あっという間に4位まで転落するんですよね(泣)。そして、
相変わらずフォワードはビージャしかいないし・・・(涙)。ミスタやビセンテの復帰は
いつなんでしょう??とにかく彼らが帰ってくるまで、今のメンバーで歯をくいしばって
がんばるしかありません。

asのPrevia読みましたが、要するにバレンシアにはミスをする余裕はないということ。
注目はSkoubo(スコウボ?)とビージャのフォワード対決。デンマーク人FWは冬の移籍で
ソシエダに加入したようですが、5試合で2得点と好調。
ソシエダのArconada監督は、バレンシアについて「個人の力をグループの力にまとめ、
パブロ・アイマールの創造性とビージャの機動力と決定力が際立っている」と分析して
います。
ソシエダは、ここ7試合で一勝五敗二引き分け。得失点ともに多いので(32得点44失点)
ゴールがたくさん見れる試合となるだろうとの予想。
注目のエースは、ソシエダがSkoubo、バレンシアがアルベルダ。
ソシエダは怪我でニハト、コバセビッチを欠いています。

Las Provincias:
「それでも、バレンシアはとても落ち着いてバスクの町に到着した。彼らは、うまく試合
を進め、良いラインを保てば、結果は良いものになると確信している。去年のような
信じられないような驚きを避けるために、最後の笛が鳴るまで集中力を保つことは
確かに必要だ。」
去年、放送が取り消されたのはソシエダ戦だったでしょうか? 終了間際にシスコが
勝ち越したのに、結局追いつかれたとかそんな試合だったような気がします。

バレンシアの予想スタメンはアングロがルフェテに替わるだけで、後は不動。
カニサレス、ミゲル、アルビオル、ナバーロ、モレッティ、アルベルダ、バラハ、
レゲイロ、ルフェテ、アイマール、ビージャ。
GolTVでライブ放送あり。どきどきです。マルカには17時開始とあるけれど、
オフィシャルでは19時開始。マルカが間違えていると思って大丈夫かな。テレビの
放送も19時の試合をライブという計算になっていますし。
とにかく落ち着いて自分たちを信じてがんばってほしいものです。







フィジカルコーチの言葉

2006年02月18日 15時11分13秒 | Liga05-06
Nacion Lineにアルゼンチン代表のフィジカルコーチ、ウルタスンの話が載っていました。

La Nacion Lineより抜粋:


ウルタスンの新しい計画
ワールドカップが近づき、アルゼンチン代表のスタッフたちは2002年の過ちを正そうとしている。ペケルマン率いる代表チームのフィジカルコーチの一人であるエドゥアルド・ウルタスンは、2002年にアジアで起こったこととは違い、2006年ドイツ大会に選手たちは良いフィジカル状態で臨めるだろうと信じている。そのためのプランはもう練られている。
「選手たちは一人一人に合わせたトレーニングをして、各自が最良の方法でワールドカップを迎えるだろう。」

召集されたメンバーたちは、試合の23日前である5月16日から17日に代表に入る。
「5月21日までは、年間の試合数に応じて選手たちそれぞれに合わせた練習を行う。年間60試合をこなした選手と40試合の選手では違うからね。選手たちを5つか6つのグループに分けるつもりだ。しかし、試合の15日前までは極端に激しい練習は行わない。」
日韓ワールドカップでは試合直前に負担の大きい練習を命じたボニーニが批判されることになった。

またウルタスンは、代表選手たちのフィジカルについても話した。
「サネッティ、カンビアッソ、サムエル、エインセ、マスチェラーノは、回復が早い。ソリンやアイマールなどの選手は、試合と試合の間では消耗している。(Otros, como Sorín o Aimar, sienten el desgaste entre partido y partido.)」



あの体格だと予想されることではありますが、アイマールはやっぱり試合の後の疲労が
激しそうですね・・・。ビージャのスタミナを分けてあげてほしい・・。(ソリンは少し
意外です。いくらなんでも走りすぎなのかも。)
バルサ戦もあれだけ屈強なDF陣と競り合っていたからかなり疲労困憊だったでしょう
けれど、ちゃんと回復しているでしょうか?? プジョルでさえ今週は膝に痛みが出て、
練習中止などあったようですね。

キケが日曜日の試合に向けて記者会見をしています。今一番心配なのは、大きな試合が
終わった後で選手たちに気の緩みが出ることですが、
「チームと選手たちを少し見れば、何も心配することはないのがわかる。我々は謙虚さを
保っているからだ。」
アネオタで選手としても監督としても勝利がないことについては、
「数字についてはよく知らない。ヘタフェでは良い試合をして引き分けだった。もしも
統計が悪い数字なら、それは打ち破るためにある。」
その他にもたくさん話しています。

バルサとマドリの試合が土曜日にあるので、結果次第ではプレッシャーが大きくなりそう。
でも、最近のバレンシアはある程度プレッシャーがあるほうが良い試合をしているような
気もしますね。



マテ茶でお喋り

2006年02月17日 17時15分41秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
バレンシアでは平和な一日だったよう。ミスタとマルチェナがグラウンドで少し練習
したそうです。ミスタは10分間ランニング、マルチェナはボールを使っての練習も。
マルチェナのほうが回復しているようですね。(それにしても、このアイマールの服、
大きすぎ。もっとちっちゃいサイズはないのかな。)
今日の練習の最後は、練習試合。メンバーなどを見ると、日曜日の試合では出場停止の
アングロに替わりルフェテが入る以外大きな変更はなさそう、というのがマルカの見方。

今週からUEFAカップが始まっていて、昨日はロコモティブ(?)モスクワ-セビージャ
という試合を見ました。なんと零下11度の中での試合でセビージャの選手たちは黒い
タイツを着用。(でもモスクワの選手たちは普通のユニ。半袖の人まで!)ドリンクが
そのまま置いておくと凍るので、ヒーターで温めているんですって。交代した選手は
ベンチには座らずまっすぐロッカールームへ。グラウンドは緑の芝なんかなくて、ただ
ツンドラ地帯みたいな茶色。見ているだけで凍える試合でしたが、そんな中セビージャ
しっかり勝利です。こんなとんでもない場所での試合がなくて良かったなあと思う反面、
こんな聞いたこともないチームも出れるUEFAにすらバレンシアは出れないんだと思うと、
やはり淋しいものが・・・。来週からCLも始まりますしね。
まあワールドカップも控えているから、スケジュールがハードでなくて幸いと思う
ことにしましょう。

アルヘン代表の話になりますが、Clarinにペケルマンのインタビューが載っています。
しかし!なんだか捉えどころのない内容で、さっぱり真意がわかりません。
サネッティについては、
「ハビエルはこれまでたくさんプレーの機会があった。他に、あまりチャンスが与え
られず、しかしチームに貢献できる選手がいる。しかし、早まって憶測をする必要はない。」
国内組みの若手アグエロとパレスについては、
「彼らはユース代表で多くの試合に参加してきた。代表での未来がある選手たちだ。
彼らについていろいろ聞かれることはわかっている。いつも彼らのことは考慮し、
評価をし続けるつもりだ。」
クロアチア戦召集メンバーについて
「最近の召集を何度も受けている選手たちがいる。彼らはワールドカップに行ける
チャンスが大きい。その他に今現在良い状態の選手たちがいて、いくつかのポジション
で私たちに必要な貢献をしてくれるだろう。」
更に、
「多くのことを考慮にいれなければならない。チームは100%の状態でなければ。我々は
完全なチームを求めている。選手の実績は大切だが、現在良い状態であることも必要だ。
もしも今良い状態でも、何の支えもないようでは充分ではない。また野心がなかったり、
これまでの実績に良いものがないようだと、代表入りはできない。」

せっかく苦労して読んでも得るところの少ない話ですよね・・・。

Oleにはブエノスアイレスの代表の練習場でリハビリをしているリケルメのインタが。
ワールドカップで戦うのはずっと夢だったとか、そういう話。代表選手たちの仲が
悪いという噂をきっぱり否定して、
「夜遅くまでマテ茶を飲みながら話をしているものだから、怒られる(?)ほどだよ。」
nos echanが?ですが、とにかくマテ茶を飲みながらお喋りしていると。今回アイマール
が召集されていなかったら、淋しい!と嘆くところですが。リケルメのお喋りの相手は
パブロの可能性が高いかしら・・・。(マテ茶って飲んだことありませんが、どんな
味なんでしょうね。)


 


ペケルマン大忙し

2006年02月16日 16時11分04秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
Clarinを読んだら、ペケルマンは昨日の国王杯マドリ-サラゴサ戦を観戦したと書いて
ありました。個人的には、サラゴサがなぜリーガでは中位なのかわかったような気がした
試合でしたが・・・。で、その記事によりますと、この後ペケルマンは、ロンドンで
チェルシー-バルサを観戦してクレスポと話し、南下してミラノではインテル-アヤックスを観戦、
サネッティ、サムエル、カンビアッソ、ブルディッソとコンタクトを取る予定なんですって。
選手たちといったい何を話すのでしょうか・・・。「調子はどう?」とか?

Oleに「今回の18人の召集メンバーにあなたは同意しますか?」というアンケートが
載っていて、今日現在の結果は:


はい、不足の選手はいない・・・・・・・・・・・・・・・・532  9.3%
いいえ、いなくてもいい選手が入っている・・・・1942 34.1%
はい、少し疑問はあるけれど・・・・・・・・・・・・・・・955 16.7%
いいえ、いるべき選手がいない・・・・・・・・・・・・1170 20.5%
国内組みの選手の顔ぶれによる・・・・ ・・・・・・・900 15.8%


「こんな選手いらない」という声が3分の1ということですね。アイマールのことでないと
いいけれど。「他に呼ぶべき選手がいるだろう」が5分の1ぐらい。とにかく、召集
メンバーに不満が多いことは確かなようです。ほんとに行き当たりばったりな人選が多い
ですもんね。ジーコのように固定しすぎも困りますが、あまりころころ変わるのも・・・。

バレンシアのニュースは、アルビオルが2011年までの契約更新にもうすぐサイン。
キケの契約更新はシーズン終了後になりそう?(長い記事がLas Provinciasに出ていま
したが、難しかった。)現在一年の契約しかないと知って驚きましたが、去年のラニエリ
のことを思い起こせば、複数年契約なんて怖くてできなかったのはよおくわかります。
レゲイロが足首に打撲、でも酷くはないみたい。
ビージャのお給料が上がるよう。今はあまり貰っていないらしく、ビージャよりたくさん
貰っている選手は、アルベルダ(最高給)、ビセンテ、アイマール、カニサレス、
アジャラ、アングロ、エドゥ、バラハ。クライファートにいたっては、ビージャの倍
ですって!アイマールの年俸、もう忘れてしまいましたが、意外に少なかったような。
マドリの選手なんかとは桁が違っていて、バレンシアの中でも多いほうではありません
でした。そのアイマールより少ないのではビージャ可哀想ですもんね。他のクラブに
取られないようにということもあるのでしょう。

このところずっと、寝る前に30分ぐらいバルサ戦の録画を見直しています。アイマールの
良いプレーがいっぱいあって見飽きないわ。でも、興奮しちゃって夜はあまりよく寝れません。
つぼにはまる場面がありすぎで困るほどですが、密かに笑ったのが、後半バルサのFKに
備えて壁を作っている場面。最初自分の左にいたビージャを、そこじゃ駄目と無理に自分
の右に並べ替えていますよね。少しビージャむっとしているような。そしてボールが本当
にビージャのところに飛んで来るところが可笑しい。
もう一つのつぼは、ベンチにさがったアイマールを迎えるブテジェ。頭を撫でたり、
タオルを拾ってあげたり、ものすごく甲斐甲斐しい。それが当たり前のように特に反応が
ないアイマールの様子がまた笑えます・・・。