A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

マルセリーノのチームとは

2008年05月31日 16時18分03秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
マルセリーノが監督に就任して以来、日に日にアイマールはサラゴサから遠ざかっているように見えますね・・・。EquipoやPeriodicoにも出ていますが、Asにもまとまった記事が出ています:Aldo Duscher, objetivo para el medio centro Marcelino pide también un central y dos extremos 
まとめますと、マルセリーノのリクエストはセンター・バック一人と両サイドのスペシャリスト二人。フォワード四人(ディエゴ、オリベイラ、セルヒオ・ガルシア、エベルトン)のうち少なくとも二人はいなくなるとすると、ここにも二人が必要。ただし、アガピトはディエゴ、オリベイラ、セルヒオ・ガルシアの三人を可能な限り引き止めることをマルセリーノに約束したとのことです。オリベイラについてはすでに代理人に残留を求めることを伝え、来週中にもオリベイラは決断をすることになるそう。
AsによるとCBの有力候補はアルゼンチン人のアルド・ドゥーシェル。(代表にも何度かいましたよね?) 現ラシンなので、二部のサラゴサにわざわざ来るのかは未知数です。サイドの選手についてはデポルティーボからラシンにレンタルされているPablo Álvarezという選手とやはりラシンのÓscar Serranoが有力視されていましたが、マルセリーノはあまりラシンの選手から引き抜かないことをラシンの会長に約束したため、ないだろうとのこと。(まるでサラゴサがラシンより格上のチームみたいな移籍話ですね。実際は二部のクラブと一部のクラブの話なのに。)

このような移籍の噂からもはっきりわかるとおり、マルセリーノは常にサイドの選手を置き、メディアプンタ(中盤前目)の選手は好まないそうです。というわけで、アイマールは売られる可能性が高いでしょう。先週までは80%残留かなと覚悟していたのですけれどね。
まあ、ビクトル・フェルナンデスが解任された時点でこうなることはわかっていたというか、パブロのサラゴサは終わっていたんだと思います。怪我をしている間だったのは本当に残念ですけれど・・・受け入れるしかありません。それに良く考えれば、クラブの最大の権力者はアガピトなんだもの、アイマールが切られるのは当然でもあります。

評価の高いマルセリーノ監督の下でのアイマールもちょっと見たかった気もしますが、Aupaでこんな風に書かれています。
Marcelino representa el perfil mas solido, todo controlado, mas ermetico sin casi espacio para la imaginacion, a mi eso me parece perfecto, pero es lo que a la Romareda no le ha gustado nunca.

マルセリーノはとても堅固ですべてをコントロールするタイプで、ほとんどイマジネーションの余地がないほどだ。私にとってそれは完璧なことに思えるが、ロマレダでは好まれたことのないスタイルだ。
sin casi espacio para la imaginacionね・・・。それでは、パブロは窒息してしまいそう。イマジネーションはパブロのサッカーにとって本質的なものだと思うので・・・。マルセリーノは(長いからマルとか訳したくなります)モウリーニョのチェルシーのようなサッカーを目指しているのでしょうか?! とにかくそういうタイプのチームにアイマールの居場所があるとは思えません。ムニティスのようなセカンド・トップでという意見もありますが、バレンシアでさんざやって限界を感じたからサラゴサに来たのではなかったっけ?

マルセリーノの戦術は守備的なのではないか?とほんの少しだけ心配がサラゴシスタたちの間に広がっているようです。でもみんなわかっているとおり、今必要なのは美しく勝つことではなく、どうでもいいからとにかく勝つことです。

ふー、それにしても早くアイマールの去就がはっきりしてくれないと、サラゴサのニュースを読むのにも宙ぶらりんな気持ちで困ります。この所属チームがどこにもない感じは本当に嫌なものですよね、二年前にも経験しましたけれど。

ところで、マルセリーノのサラゴサ行きはラシンのファンたちの憤激を買っているらしいです。「どうしてラシンでUEFAを戦わずに、二部のサラゴサを選ぶ???」って。Aupaでの推測は、ラシンでの二年目は一年目より上手く行かない可能性が高くリスクが大きいのに比べ、サラゴサを昇格させるほうが簡単に思えたのでは?というもの。そうなんでしょうか?! 普通二年目のチームでUEFAを戦うほうが魅力的だし、一部昇格を賭けて戦うチームよりもリスクだって少ないように思えます。ま、昨シーズン6位だったサラゴサが今これですから、リスクは高いことを身を持って示したわけですけれど。

4-4-2かあ・・・

2008年05月30日 15時52分08秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
マルセリーノ監督の就任記者会見をAragonTVで見て、Equipoで内容を読みました。Marcelino García Toral "Vamos a ascender seguro" ニュースを見た感じでは、マルセリーノは知的な雰囲気で良い印象でした。でも、内容を読むと、やっぱりアイマールはZaragozaにadiosかなあと思いました。一番そう感じたのは、こちら:
¿Qué idea de juego lleva?

Vamos a jugar un 4-4-2 y vamos a defender todos y a atacar todos. Jugar con velocidad porque el fútbol tiene una línea concreta y nos tenemos que dejar de jugar bonito, de tocar, de gambetear... Hay que defender bien y atacar rápido.

どのようなゲーム・プランを持っていますか?

「4-4-2でプレーして、全員で守り、全員で攻撃する。私たちはスピーディーにプレーすることが必要で、綺麗なプレー、ボール・タッチ、ガンベッタのことは忘れなければならない。」
アイマールに向けて言っています?なんてね(苦笑)。全員で守ることも、スピードも問題ないけれど、4-4-2の左サイドでのプレーはもう見たくないしなあ。(まあどっちにしろ見れないわけですが) マジョルカ戦を見て確信しましたが、やっぱり真ん中でプレーしたほうが絶対いいと思うんです。真ん中でプレーさせてくれるチームはないものかな。

マルセリーノ監督はその他に、
「競争力のあるチームを作りたい。私が主要な決定をするが、私よりも選手たちを良く知っている人たちがクラブにいるので、皆と話し合って決めたい。そのほうが間違いが少ないから。スポーツの観点と経済的な評価から決定をする。名前については初日からは言わない。」

「サラゴサには偉大な選手たちがいるが、いくつかのポジションには私が使いたいゲームのシステムに適する選手がいない。一部で良い選手、二部で良い選手というのはいないと思う。一部で良い選手は二部ではもっと良いはず。現代的なサッカーのシステムを導入したい。そしてコミットメントと高い質をもったチームにしたい。どちらか一つだけでは昇格は確実ではない。」

「現在のグループの主要な部分は残るだろう。5人か6人しか残らないとは思わない。たくさんの選手を手放し、たくさんの選手を受け入れると難しい事態となるだろう。多くの新加入の選手がいるほど、間違いの可能性も高くなる。」

「最初のうちは、私は良く知っているが困難な二部というカテゴリーに順応するのに苦労するだろう。昇格を果たすのは9月ではなく、5月か6月だ。7月にはグループを作るためのプレシーズンを始める、それはサラゴサが昨シーズン成功しなかったことだ。
昇格以外の結果は失敗と言えるだろう。」
バンドゥレス会長はスポーツ部長を置かないことを確認。すべてのスポーツ上の権限をマルセリーノが握ることになります。
またマルセリーノの年俸を上回るのは、スペインではマドリードのシュスターだけとなるそう。本当に大丈夫なんでしょうか、サラゴサの財政状態は?!

ディエゴ・ミリートの獲得にバレンシアも興味だとか。でも2000万ユーロを払うとは思えませんよね。
パブロの噂は何もありませんが、さっきちょっと調べたところ、ギリシャのパナシナイコスはCL出場権を獲得しているんですね。CL6試合に全てを賭けるとか? でもギリシャに行かれたら、ギリシャ語を全然読めないので(読める人のほうが少ないでしょうけれど)パブロが何をしているかさえわからなくなってしまいます。Adios Zaragozaどころか、Adios Pabloになりかねません・・・。やっぱりリーベルがいいなあ!! とぐるぐる同じところを回っているような今日この頃(涙)。
下の写真は脈絡なくデポル戦のときのものです。見落としていて載せていなかったので。


マルセリーノの続報

2008年05月29日 15時31分08秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
アラゴンの新聞サイトにいろいろ出ていますね。
シーズン終了前からコンタクトはあったものの、サラゴサが二部落ちしたために立ち消えになったかと思われていました。その間にマルセリーノはバレンシアと破談、セビージャ、ビジャレアル、アトレティコはそれぞれの現監督が続投。最近エスパニョールとヘタフェからの申し出を断り、今年一年は休暇を取ろうかと考えていたそうです。そこへサラゴサの最大株主アガピト・イグレシアスが小切手帳を持って現れ、一人で交渉を展開。Equipoは年俸を130万ユーロとしていますが、Heraldoによるとアガピトは1年目240万ユーロ、昇格が果たせた場合は2年目に300万ユーロの年俸を提示して、マルセリーノの心を掴むことに成功したのだそうです。結局お金なんだなあと妙に納得。それにしても、借金で首が回らないはずのサラゴサのどこにそんなお金が?!? アガピトのポケット・マネーなんでしょうか、謎です。
もちろんマルセリーノにとって大事だと思われるスポーツ上の大きな権限が与えられ、スポーツ部長の役割は小さくなる見込みです。

Aupaは驚きと歓迎とで大興奮。久々の喜ばしいニュースですもんね。これでオリベイラが残留してくれるのでは、と期待する人たちさえいます。二部での経験もある監督なので、サラゴサにとってはベストの人選と言えるのではないでしょうか。
アイマールにとってはどうなのかなあ。ラシンを良く知らないのでマルセリーノの構想というのが皆目わかりませんが、Aupaに書いてあったところによるとサイド攻撃重視で、オスカルとアイマールは不要だろうとのこと。パブロも新監督からはっきりいらないと言われれば、チームを探してくれるかもしれません。
Marcaにはマルセリーノのニュースの下に、パナシナイコスがアイマールだけでなくビクトル・フェルナンデスの招聘まで考えているという記事がありました。El Panathinaikos quiere a Víctor y a Pablo Aimar アイマールを納得させるためにVFまで連れてきてしまおうという作戦のようです。でもまたVFが解任されて、パブロだけギリシャに取り残されても困りますし・・・。

その他の移籍関連では、サラゴサは、ナポリからのディエゴへの1000万ユーロのオファーと、バルセロナからのセルヒオ・ガルシアへの1000万以下のオファーを断りました。ディエゴは2000万ユーロ、セルヒオ・ガルシアは1800万ユーロで売りたいそうです。両方とも現実的でない価格に思えますが・・・。セルヒオ・ガルシアのほうはユーロで活躍して値段があがることを期待しているのでしょう。


マルセリーノがサラゴサの監督に就任!

2008年05月29日 06時58分09秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
2時間前に夜のAragonTVニュースを見たときはまだビクトル・ムニョスとマルセリーノの二人が候補という内容だったのが、40分ほど前にAupaで噂が流れ始め、さきほどオフィシャル・ページに発表になりました:Marcelino será el nuevo entrenador del Real Zaragoza

Marcaは3年契約としていますが、公式によると2年契約。
Marcelino Garcia Toralは42歳で、スポルティング、レバンテ、ラシンで選手としてプレー。監督経験は、Lealtad、Sporting B、Sporting, Recreativo、そしてRacing。レクレを一部に昇格させ、一部一年目で8位に。今シーズンはラシンを率いてクラブ史上初のUEFA圏6位となることに成功しました。

ラシンを辞めたのは知っていましたが、セビージャなどもっと上位のそしてもちろん一部のチームの監督になるのだと思っていたので、予想外で驚愕。よくサラゴサの監督を引き受けたなあ・・・。I can't believe it! さて選手たちはどうするのでしょうね。アイマールはこの監督に要らないと言われれば出て行くでしょうし、必要と言われれば留まる、そういうことかな。

アジャラのインタビューなど

2008年05月28日 16時04分17秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
今日もアイマールについてのニュースはなし。基本的にアイマールのことしか書く気になれないので、パブロのニュースがない日はブログ書くのを止めようかなあ。書いていてちっとも楽しくないんですよね。こんな日々があと20日以上続くなんてすごく憂鬱です(日本に帰るまでという意味で)。

アジャラさんのインタビューがOleに載っています。ROBERTO FABIAN AYALA El reposo del guerrero
写真は去年のコパのときのものですね。格好いいけれど、お髭が濃いです・・・。なんでもアジャラさんは朝髭を剃ってあっても午後には青々としてくるのだとか。一方パブロは何日も剃らずに放りっぱなしにしているかもしれないとのことですが、うーん、そんなことがあるのか。(普通毎朝剃るものかと思っていました。)

髭の話はそれくらいにして(このブログ、人々の検索ワードがわかるのですが、「髭」「写真」「消す」という検索ワードでここにアクセスした人がいて、目的の記事があったかなあと気になりました。「アイマール」「顔」「綺麗」という検索ワードを見たときは、このブログでぴったりだよと思いましたけど。)、アジャラさんのインタビューの中身ですが、たぶんtangerineさんが全文は訳してくださるだろうと思うので、要点だけ。「リーベルのことは知っているが、サラゴサは自分たちに休暇を与えただけで、まだ何一つ話をしていない。新しい監督もスポーツ部長も来ていない。自分の考えは、サラゴサとの契約を完了したいというもの。」
また降格については、
- Es un accidente del fútbol. Nunca pudimos ser un equipo. Faltó identidad de juego: no sabíamos si atacar o defender. También hubo muchos cambios de técnico. Jugadores que no estuvimos en el nivel que todos esperaban. Un cúmulo de cosas que hicieron que la temporada se haya cerrado de esta manera.
「サッカーのアクシデントだ。僕らは一度もチームになれなかった。試合のアイデンティティーがなかった:攻撃をしたらいいのか守ったらいいのかわからなかったんだ。それに何人も監督が替わった。選手たちは期待通りのレベルではなかった。そういうことの積み重ねでシーズンがこんな風に終わることになったんだ。」
私としては、アジャラさんにはサラゴサを出て欲しいな。そうでないとアイマールも一緒に残ると言い張りそうなので・・・。上の写真を見てもわかると思うのですが、パブロはあまりチームのスペイン人選手たちと交流がなさそうです。そして、一人になりがちなパブロにアジャラさんがさりげなく寄り添うというシーンが多かったらしいのです。これまではディエゴやディオゴなど南米の選手もたくさんいたので、スペイン人選手と特別親しくなくてもそれほど問題なかったわけですが、これからは? オリベイラやディエゴが去り、パブロは常にアジャラと一緒に過ごすのでしょうか? 確かに知らない国の知らないチームでプレーするよりアジャラさんと一緒にいたほうが楽なのかもしれません。でもそれで本当にいいのかなあ。二部でのプレーを楽な選択とは言わないけれど、大きな犠牲を伴う選択だということはよくわかっているけれど・・・やっぱりアイマールに対する失望みたいなものがあって、それを自分の中でどうしたらいいのかわからなくて苦しいものがあります。

ディエゴ・ミリートに1000万ユーロを提示しているナポリはそれ以上のお金を出すつもりはないそう。ナポリというとあまりぴんと来ませんでしたが、少し調べてみたら良いクラブのようですね。(マラドーナのことなどは知っていますが、最近のことは知らなかったので。)トッテナムの話もあるようですが、ディエゴはイタリアのほうが合うような気もします。そのナポリの記事の中で、ディエゴは明日アルゼンチンに発つと書いてありました。Oleがインタビューしたアジャラさんもスペインの海岸で休暇中だったようです。ということはアイマールもまだスペインにいるのかな? 

セルヒオ・ガルシアが「一部でプレーしたい。」と話したためにAupaでは思いっきり「裏切り者!」と批判されています。でもセルヒオ・ガルシアにしたらごく普通の反応じゃないでしょうか(苦笑)。みんなも心の中でわかっているとは思うのですけれどね。

監督候補にあがっていたヌマンシアのアルコナーダ監督就任の話は流れたようです。一部でやりたいそうで。誰だって一部でやりたいですよね、そりゃ。(だからこそアイマールのことを理解するのは難しいです・・・。)

Beautiful Football

2008年05月27日 17時22分26秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
何を書いたらいいのかわからないので、書き始める時間がどんどん遅くなり、今日ももう0時半。困ったものです。2年前の夏は一体自分は何を書いていたんだろう?と2006年7月の自分のブログを読み返していたりしたので、こんな時間になってしまいました。その2年前の7月というのはアイマールがサラゴサ移籍直前で、本当に毎日が宙ぶらりんでつらくて仕方なくて、ブログ自体も今まで二度と読み返す気になれないでいたんですよね。ところが、今となってはそのときですら今よりましに思えるんですから・・・。というか、今読むと、まるで結末がわかっている怖い映画みたいに、「そこでそうしちゃいけなかったんだよねえ。」と後悔ばかり。それにしても、これから二年ぐらい経ったら、今の状況もまだましだったということになるのかな。これからどんな怖いことがまだ残っているのか想像したくもありませんが。今の状況を超ポジティブに考えれば、とりあえず手術は上手く行ったようで、恥骨炎の痛みはなくなったのかもしれない(でも、それさえも定かではないけれど)、とりあえずプレーは可能で引退するわけではない、ということかな? パブロのプレーを見れないんじゃ、私にとっては引退も同然という気持ちがどうしても拭い去れないのが困ったところです。

今日のサラゴサのニュースは、バンドゥレス会長がLa Jornadaにテレビ出演して質問に答えました。クラブの将来について確かなことは話さなかったようで、Periodicoなどには批判されています。
マトゥザレムは、自分の将来について何も確かなことを決めていないそうですが、Equipoを読んだ限りではこの人も二部ではプレーしたくなさそう。まあそれは普通の反応ですよね。しかもお給料まで下げないといけないんですから。
一方パレデスは、Equipoのインタビューに答えて、二部でも続ける意思を明らかにしました。インタの中にこんな部分が。
Usted ya ha jugado en Segunda. ¿Qué equipo ha de hacerse para tener posibilidades?

Un equipo con mayúsculas. Puede ser gente con calidad, pero, sobre todo, trabajadora y ordenada. La Segunda es una categoría muy táctica y estratégica y el fútbol es menos preciosista.

-あなたはもう二部でプレーしたことがありますが、どんなチームが可能性のあるチームなのでしょうか?

「巨大なチームだね。才能のある人々がいてもいいけれど、何よりも、労働と規律。二部はとても戦術と戦略が必要なカテゴリーで、そのサッカーは美しさが少ない。」
ちなみにアイマールは以前こんなことを言っていましたね・・・。
"I love beautiful football, indeed you could say that I live for beautiful football."
「僕は美しいサッカーを愛している、実際僕は美しいサッカーのために生きていると言ってもいいかもしれない。」
そのパブロが二部でプレーしなくてはいけないなんて、本当に残酷なことです。

一週間が経って

2008年05月26日 17時32分29秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
毎日無理に書かなくても・・・と我ながら思いますが、一日書かないとずっと書かなくなりそうな気がして。(そのほうがいいかもしれないけれど。)

今日はアイマールの噂はなし。その代わりにオリベイラ。昨日からAupaでオリベイラの買取オプションをサラゴサは行使したと書かれていたのですが、MarcaにもAsにもアラゴンの新聞にも何も出ていなかったので、どういうこと?と半信半疑。今日になって正式に発表がありました。1000万ユーロで4年契約。ええっ?!?と驚いてしまいますが、でも、どうやら他クラブからこの金額以上でのオファーがあるらしく、売るために買ったというのが真相のようです。なあんだ。オリベイラは二部でのプレーを拒否しているために、ほぼ引きとめは不可能だろうとのことです。

二部でのプレーを拒否・・・そういうこともできるんだなあ。オリベイラは個人的には最後まで、うーんという感じ。マジョルカ戦、同点に追いついた後のカウンターで、フリーだったディエゴにパスせずに自分でシュートした場面、ライブで見たときから「後で後悔することにならなきゃいいけど。」とつぶやいていました。

ちょうど一週間前、サラゴサは降格したんですね。リーガが終わったら、試合前の死にそうな緊張から解放されて楽になるかなと期待していたけれど、実際にはリーガ中よりもずっと辛いです。試合があるときはたとえ今週負けても、来週は勝てるかもしれないと毎週希望があって気持ちを立て直すことができました。でも全てが終わってしまった今は、何もありません。あるのは疲労感、虚脱、悲しみ、後悔、怒り、諦め、絶望だけ。中でも一番辛いのは希望がないことですね。アイマールはサラゴサに来たとき「自分には希望という最良のものがある。」と話しましたが、その唯一あった希望さえも失ってしまった今、何を心の支えにしたらいいのかわかりません。
でもこれだけだと暗すぎるので(苦笑)、敢えて書くとすると・・・パブロはマジョルカ戦までの数試合では、本当に痩せて、顔もやつれて、精神的にどん底の様子でしたよね。それがマジョルカ戦では、いつもの綺麗な顔に戻って、プレーもアイマールらしい美しいものでした。あのイメージを心の支えにすればいいのかなあ? 置き土産みたいなものですか? でもでも、それと引き換えに後1年、もしかしたら2年、ひょっとしたらもうずっとアイマールのプレーが見れないなんて、やっぱり我慢できそうもありません・・・。

(これから毎日日替わりで、我慢しなくちゃ!←→我慢できそうもないよ!を繰り返しそうです。読みたくない方は読まないでね。)

今日の噂は・・・

2008年05月25日 17時45分39秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
アメリカでは月曜日がMemorial Dayという休日です。三連休は珍しいので、旅行に出かける人がたくさんいるらしい。どうせもうすぐ夏休みなのに何も遠出をしなくても、ということでナルニアの続編映画を見てきました。低い評価のレビューを新聞で読んでいたので期待していませんでしたが、思ったより良かったです。プリンス・カスピアンが格好いいという噂を聞いていましたけれど、こちらはアイマールのほうが全然いいでしょう。なかなかアイマールほど顔が綺麗な人っていないんですよね。でも、長男のピーター役の男の子は可愛かったかな。

と、昼間はそれなりに過ごしていますが、夜ニュースを読むと現実に直面して(いや、別に全然自分の現実ではないのですが)落ち込んでしまいます。
今日のアイマールの移籍の噂はパナシナイコス。El Panathinaikos entra en la pelea por Aimar Equipoにだけ載っていました。ギリシャまで行くぐらいなら、ほぼ確実に二部でプレーするような気がします。お給料を現在の220万ユーロ近くで提示してくれるクラブだと書いてありますが、お給料はそれほど大事ではないんですよね。本人が嫌でも、クラブに売られる可能性はありますけれど。この記事の中にザルツブルクが興味という話もありますが、記事内ですでに否定されているとおりありえないでしょう。

それにしてもこうして具体的に、ドイツだのイタリアだのギリシャだのと考えてみると、アイマールはやっぱりどこにも行きそうもないですよね(涙)。行けそうもないと言ったほうがいいのか・・・。最初から思っていた通り二部とリーベルの二択になるのかもしれません。そして、私も徐々に二部でのプレーを受け入れざる終えなくなるのかも・・・。

昨日Aupaでこんな投稿を読みました。
Espero que después del tremendo fracaso de esta temporada a alguien en este club historico, que desde hace 2 años se ha convertido en un club histerico, se de cuenta de que pablito no puede seguir aquí por más tiempo.

Suena que ha sido el propio jugador el que ha solicitado continuar y rebajar la ficha. Si es así, evidentemente a pablito el descenso también le ha dejado, como a muchos, en estado se shok.

Que alguien por favor con 2 dedos de frente le saque de aquí cuanto antes. Si su representante ha perdido el norte, y queda alguien con algo de dignidad en este club, que haga algo para que el retorno a river se produzca cuanto antes.

Solo hay una caosa peor que tener que ver a nuestro zgz arratrandose por los tristes campos de segunda, y esa cosa es tener que ver a uno de los mejores jugadores del mundo como le cosen a patadas por inospitos puebluchos de españa.

Aimar vuelve a river....ya!

今シーズンの信じられない失敗の後で、この歴史あるクラブの誰かがパブリートはもうここでは続けられないことを理解してほしいと思う。
選手自身は残留を望み、年俸を下げることを頼んだという。もしそうならば、明らかにパブリートは他の多くの人と同じように降格にショック状態だったのだろう。
誰かお願いだから、ここからなるべく早く出て行くように彼に指を突きつけて欲しい。彼の代理人がわからないなら、クラブの少しはものの分かる人が彼がリーベルに帰れるようにすぐに何かをしてあげてほしい。
世界でベストの選手のうちの一人が悲しい二部のピッチで、スペインの田舎者に蹴られるのを見る以上のカオスはない。
アイマール、早くリーベルに戻って!
書いた人は生粋のサラゴシスタなのでかなりびっくりですが、普段からわりと過激なメッセージを書いている印象はあります。でも勇気ありますよね。これに対する反応は? ええと、非難の嵐です(苦笑)。「アイマールにも降格の責任があるのだから、罰として蹴られて当然。」「どこが世界のベストの選手の一人なんだ??」「アイマールに甘すぎ、ファナティックなファンにはもううんざり。」などなど。ははは、本当にパブロのファンというのはファナティックになる傾向があるようでごめんなさい。(本人はあんなにシャイでおとなしいのに。)

Basically, I agree with him. 二部でプレーするというのはパブロのためにもならないし、サラゴサのためにもならない。ただ、アイマールが気持ちの整理を付けるのがとても難しいことは想像ができます。責任を感じるあまり二部でのプレーを罰として受け入れたいと考えたとしても不思議ではありません。でも・・・クラブはVFを解任したのですし、パブロは手術で三ヶ月間離脱、その前の二ヶ月間は練習も満足にできないほどの痛みと戦っていたわけじゃないですか。その間プレーし続けていたディエゴやオリベイラやセルヒオ・ガルシアは罰を受けないでいいの? でも、こうして書きながらも、これじゃあまりアイマールを納得させられなさそうですね。

この書き込みの後に書かれたたくさんの反論を読んで、思いました。結局アイマールのファンがパブロを二部でプレーさせたくないのは、パブロのことが好きだから、それだけなんです。怪我をしてほしくない、悪いピッチで苦労しながらプレーしてほしくない、最高の場所で最高のチームを相手にプレーしているところが見たい・・・でもこれをアイマールのファンでない人に説明するのは難しいし、実は当のアイマール本人にですら納得してもらうのは難しいのかもしれません・・・。どこかで折り合いをつけて、現実を受け入れるしかないのでしょうけれど、できるかな。

ラツィオが興味?

2008年05月24日 15時46分58秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
MarcaやAsに載っていました。La Lazio se interesa por Pablo Aimar
どの新聞サイトでもほとんど同じ内容ですが、イタリアの幾つかの新聞が報じたところによると、ラツィオがアイマールに興味。金額は800万ユーロから1000万ユーロで、買取オプション付きのレンタルの可能性もあるとのことです。

金額が高すぎて、ちょっと信じられないかな。レンタルの可能性ならわかりますが、アイマールがレンタル移籍するとはあまり思えません。
ラツィオといえば、シニョーリのイメージ(ふ、古い)。ユニが水色系のことは確かです。でも、Goal.comで順位表を見たら、獲得ポイント46で12位。ポイントは大してサラゴサと変わらないですね。セリエならサラゴサは14位になれます・・・。今リーグ戦の順位を見て知りましたが、もしやパルマが降格??
リーガ二部でプレーするよりは間違いなくいいですが、アイマールが一人でイタリアに行くなんて想像できないし、なんだかとても無理そう。
Asによると、ラツィオはリーベルのGKカリッソに800万ユーロを支払ったと書いてあるようですが、このクラブはお金持ちなのでしょうか。(サラゴサの金銭感覚に慣れてしまって。)

一方ディエゴ・ミリートにサラゴサは2000万ユーロの値段を付けていますが、今のところナポリが1200万ユーロでオファー。うーん、2000万ユーロは高すぎでしょう。リーグ後半戦をPK1点のみのフォワードに2000万ユーロ払うクラブがあるとは思えませんが、これまたサラゴサの金銭感覚だからそう感じるのかな。

サラゴサは金曜日の練習が今季最後のものとなりました。AragonTV Newsを見損ねてしまったのでどんな様子だったのかわかりませんが、Equipoによると練習の日程を巡って最後まで混乱があったそうです。練習最終日を5月26日とする案、30日とする案など様々でしたが、結局金曜日のお昼に、選手は練習には戻らないこと、休暇が始まることが決定されました。だらだら練習していても落ち込むだけでしょうから、さっさと休暇にしてあげて良かったと思います。練習の開始日は7月1日の週で、たぶん4日となる見込み。一体そのときには何がどうなっているのか、想像するだけで怖いです。

スポーツ・ディレクターも監督もまだ決まっていないサラゴサ。スポーツ・ディレクターの候補は、アトレティコのディレクターを2003年から2006年まで務めたToni Muñoz氏と、元サラゴサ監督のVictor Muñoz氏。前者は去年CL圏に届かなかった責任を取ってアトレティコを辞めた人ですし、ビクトル・ムニョスはオリンピアコス、レクレの監督を解任された人。二人ともなんだかなあ。ビクトル・ムニョスがディレクターになったら、アイマールに「君は要らない。」と言いそうな気がします、わりとオスカルを贔屓にしていたらしいので。

今日は他に書きたいことがあったのですが、多分明日はネタ(?)がないと思うので明日に回します。
IP数は、増えてしまっていました・・・なんで? 昨日リンク元のことを書きましたが、今日はGoal com./jpというのに首をひねる羽目に。どうしてここからリンクが?!

過剰警備

2008年05月23日 17時40分52秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
今日は特別何の動きもありませんでしたが、これを毎日続けていくのはかなり苦しいかも。一ヶ月ほど勝手に夏休みを取って、Let's see what will happenという形にできたらなあと思うのですが・・・まあどうせ日本に帰るわけですし、それまではとりあえず書くしかありませんよね。

今日のニュースは読んでいて本当にどっぷり暗くなりました。選手たちが練習に復帰した日だったのですが、なんとクラブは怒ったファンが選手たちを襲うことを心配して、18人もの警察官を呼んで練習場をガードしたんです・・・。警察官といってもguardias civilesといって、銃を持っている人たちです。AragonTVニュースでこの物々しい人たちを見て、一体何事?と心が冷え冷えしちゃいましたよ。すごく悲しいことに、選手を見に来た人たちなんて誰もいなくて、わずか二人のどう見ても無害なファンが練習場の近くにいただけだって。もちろんこれには布石があって、マジョルカ戦後、選手たちのバスに石が投げられたりと少し騒動があったんですよね。それにしても、チームはファンの信頼を完全に失ってしまったんだなあとまざまざと感じた一日でした。悲しすぎます。

選手たちはグラウンドには出ずにジムで45分ほど運動。クアルテーロだけが外でランニングをしました。一切カメラの前に姿を現さなかった選手たちに対して、Periodicoは「臆病者の盾(Blindaje cobarde)」という記事の中で、「これがロマレダで応援するようにファンに頼んだあの選手たちなんだから。」と憤懣をぶちまけています。
Heraldoによると、
「練習場から出てくるときにも彼らは姿を見せないようにしていたが、中には車の曇りガラスの向こうに更に隠れている選手たちもいた。それは、自分のランド・ローバーの後部座席に隠れていたパブロ・アイマールと、やはり運転手つきの車に乗っていたオリベイラとマトゥザレムだった。
(Tampoco a la salida del entrenamiento destaparon su visibilidad, aunque algunos se ocultaron en exceso entre la oscuridad de la lunas ahumadas de sus coches. Fueron los casos de Pablo Aimar, escondido en la zona trasera de su todoterreno, y los brasileños Oliveira y Matuzalem, también conducidos por un chófer. )」
とあります。隠れていたって、隠れん坊じゃあるまいし。それはともかく、パブロはいつも自分で運転するか、運転してもらう場合は助手席ですよね? それが後部座席だったということは、よっぽど顔を見られたくなかったとしか思えません(鬱)。それにしても記者はパブロのどんな顔を見れば満足だったのでしょう? 泣き顔? 悲しい顔? 無表情な顔? それを見て何か意味があるの? (記事にはできるか。)

その他のニュースは、オリベイラのレンタル期間が今週いっぱいで終了。いろいろなリーガのチームが興味。逆にレンタル期間が終わってサラゴサに戻ってくるエベルトンは、クラブが自分を必要とするなら二部でプレーすると話しました。
昨日書き忘れましたが、リーベルの会長はアイマールたちの代理人のマスカルディに直接会ったようなので、一応本気というか、本気だということを見せているようですね。
金曜日も10時半から練習の予定だそうですが、練習って何をするのでしょう? 降格したからといって今すぐ試合が始まるわけではないのだから、夏休みにしてあげればいいのに。

ところで全然話は変わりますが、サラゴサの降格が決定した日は、このブログのアクセスIP数が、普段の二倍で今までで一番多い数となりました。目新しいリンク元まで。今日あたりから普通に戻ってくれるといいなあと思います。ブログは曇りガラスの中にというわけにはいきませんから隠れん坊ができません。悲しい顔、悲しい話・・・それって面白いかな? (いや、他人事だと面白いですよね、きっと。)

もう何が何だか(涙)

2008年05月22日 14時49分48秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
先ほど書いた「アイマールたちが年俸の減額を受け入れて二部へ」というニュースは水曜日にAragonTVが流したものです。私はものすごくショックで、今日はもうブログ書くのを止めようとさえ思っていたのですが、一応アラゴンの新聞に目を通すだけ通しました。すると、どの新聞サイトもそのことには触れていません。ということは、ソースは不明というか、AragonTVしかソースを知らないということですよね。希望も入っていますが、「本当なのかな??」とちょっと疑問に思えてきました。というのも、いくらアイマールでもそこまで? 代表の夢をほぼ完全に永久に諦めて?? もう一つ疑問なのは、アジャラさんがそんなことをパブロにさせるかな?ということです。二人の年齢差は6歳半もあります。アジャラがスペイン二部でプレーすること自体かなり信じられないのに、自分より6歳も若いパブロに同じことをさせるでしょうか? それってパブロにとってものすごい犠牲を強いることですよね、キャリアの面からも、フィジカルの面からも・・・。普通の人では決してしないようなことをしてしまうのがアイマールなのでわかりませんが、いくらなんでもそこまで?!と私は半信半疑だし、信じたくないのが本当のところです。VFがまだ監督ならともかく・・・アイマールのフィジカルやプレー・スタイルから考えても絶対に二部ではプレーするべきではないと思うのですが。(でも、サラゴサにも絶対に行くべきじゃない、と思ったのに行っちゃたしなあ。)

リーベルがアイマールとアジャラに興味という報道もあります。たぶんこちらは本当でしょう。ただしあまりお金は払えないようです。二人の代理人のマスカルディは「二人がアルゼンチンに戻るとしたら、リーベルでしかプレーしない。」と話しました。
二部に行くくらいなら、リーベルで。代表復帰だって100%あり得なくはないのでは?
また、プレミアのチームがアイマールに500万ユーロでオファーという未確認情報も。ただどのチームか不明です。ハンブルクがオファーという話もどこかで見たような気がします。

リーガが終了してわずか三日ですでにげっそり疲れていますが・・・まだシーズン中のほうが良かったかも。今日のCLの決勝も、感想といえばドログバの平手打ちを見て「なんだ、ちゃんとカード出ているじゃん。」とそれだけ。

やっぱりアイマールとアジャラが・・・

2008年05月22日 03時19分44秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
降格決定の後すぐにクラブに「年俸を減らして、チームに残りたい。」と伝えたのは、アイマール、アジャラ、セサールの三人だそうです。

はあ、昨日からそうなんじゃないかとは思っていたけれど・・・。パブロ、それは間違いだと思うよ。絶対にやめたほうがいいって。でも、もう決めちゃったんだろうから、来季は二部でのプレーがほぼ決定なのでしょう(涙)。終盤戦、その覚悟でプレーしていたんだなと思うと、マドリード戦の取り乱しようも、マジョルカ戦でどうしてもピッチに残って挨拶なんかできなかったのもわかるような気がします。結局、サラゴサは、アイマールほどの覚悟を持ってプレーしている選手が全員ではなかった(オリベイラもディエゴもセルヒオ・ガルシアもチームを去ることは決定のようなもので、それはマジョルカ戦でのプレーぶりに出ていましたよね)、それがレクレやオサスナやバジャドリードとの違いだったんだと思います。

アガピト・イグレシアスの記者会見

2008年05月21日 16時12分20秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
こうなるだろうと予想はしていましたが、日に日にこれを書くのがharder and harder and harder and... どれだけhardかは言葉に言い表せません。アイマールの不幸にはある程度慣れているつもりなのでこれもいつもの奴でしょ、と乗り越えたいところですが、やっぱり尋常な事態じゃないですよね。あんまりだ・・・。

最大株主のアガピト・イグレシアスが記者会見。その中で、「サラゴサは二部に行くからといって、選手を売る必要はない。大多数の選手はチームに残るつもりだ。少なくとも何人かの選手は年俸を下げる用意がある。」と述べました。
これを聞いたサラゴシスタたちは俄然希望を持ち始め・・・アイマールは残るのでは??なんて言われています。ええっ~! 
年俸を下げてもいいとアガピトに伝えた選手とは誰なんでしょう? まさかパブロ?(鬱) Heraldoにまたperiodicoとは違う年俸額が出ていて、それによると、Diego Milito (3.3 net million), Ayala (2,3), Aimar (2,1), Luccin (2,2), Pavón (1,8), Diogo (1,8), Matu (2 million)。
年俸減額を申し出たのはパボンかも、だって異常に高すぎるもの。あるいはリュクサンかも。それともマトゥとか。

Aupaでは、「自分中心のチームを作ってもらおうなんて考えを捨てるなら、サラゴサで続けてもらってもいい」とか「彼のテクニックはもしかしたら二部でも有効かもしれないから、残ってもらってもいい。」とか言われていますが、アイマール自身には選択権はないのでしょうか? そこまでして二部でプレーする意味があるのか私にはわかりません。でもアルゼンチンに帰れなかったら、残るしかないんですよね。二年前以上に長く辛い夏になりそうで、今からくじけ気味です。私は6月18日から8月の始めまで日本に一時帰国するのですが、それまでに何か決まるでしょうか。

そうそう、Aupaである人が「マジョルカ戦の試合終了後すぐにアイマールは走ってロッカー・ルームへ向かった。誰かが彼を引き止めて、皆と同じようにピッチに留まるように言ったようだが、彼はそれを振り切って行ってしまった。なんて臆病者なんだ! そんな臆病者は早くいなくなれ。」と書いていました。この人によると、スタジアムのサラゴシスタたちに許しを請わなかったので臆病者なんだそうです。いや、きっとパブロは、泣いているところを誰にも見られたくなかったのでしょう・・・。あの試合を見て、このことだけでアイマールをこれほど非難できる人がいることに驚愕です。

残る人と出て行く人

2008年05月20日 16時47分41秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
写真が全然ないので仕方なくキャプチャーしてみました。これだけ大写しになっても完璧に美しい横顔です。

パルデサ・スポーツ部長が辞任。サラゴサのオフィシャル・ページに発表されました。2002年5月からこの仕事についていて、もともとは有名なサラゴサの選手(私は知りませんでしたが)。11年クラブに在籍して、368試合に出場、97ゴール。95年に国王杯とカップ・ウィナーズ・カップで優勝しています。

アラゴンの新聞には、残る選手と出て行く選手の予想が載っています。まずお給料の高さから出て行くだろう選手は、リュクサン(年俸300万ユーロ)、アイマール(同300万ユーロ)、アジャラ(350万ユーロ)、マトゥザレム(350万ユーロ)、ディエゴ(約350万ユーロ)。全部税込みの金額なので、例えばアイマールは税抜き後だと150万ユーロとバレンシアで貰っていたお金とさほど変わらず、特別高いお給料ではないのですけれど。もちろん二部のクラブには払えない年俸であることは確かです。また、セルヒオ・ガルシアがこの一番いい時期を二部で過ごすとは思えないので、彼も出て行くでしょう。オリベイラはミランに戻り、エベルトンは移籍希望。

残る選手の予想は、サパテル、ガビ、パレデス、セルヒオ・フェルナンデス、チュース、へネレーロ、クアルテーロ、ディオゴなど。サパテルはもしかしたら移籍したいかもしれませんが、クラブ側は新チームの柱として残ってくれることを期待しています。Periodicoはマトゥを出て行く人のリストに含めていましたが、Equipoは残る人のほうに入れていました。

アイマールの場合、実はお給料はあまり問題ではないような気がするのですが(アルゼンチンに帰るとしたら、大幅に減ることは確かですし)、二部でのプレーというのはどうなのでしょう・・・。全部ファウルで止められて、怪我の連続になってしまうかもしれません。また試合数も42試合、試合時間も常に真昼間となかなか過酷な条件のようです。Aupaでは、パブロに400万ユーロから600万ユーロの値段を付けている人が多く、それくらいの値段で売ってもらえるならば、リーベルでも何とか払えるかもと期待してしまいます。(でも、ダレッサンドロのとき400万は無理な金額と言っていたっけ。) できたら慣れ親しんだ(私が)リーガでプレーしてほしいけれど、アイマールって絶対に私が希望することをしてくれないんですよね(涙)。今回も初めから心構えをしておこうと思います。唖然とする選択をしそうで、とても怖いです・・・。

大体いつもそうですが、試合当日よりも翌日のほうが心が痛みます。昨日は自分が悲しいのかそれさえもよくわからなかったけれど、今日はとてつもなく悲しかった。それにものすごく疲れていて、ただのファンでさえこうなんですから、パブロなんて月曜日は一日起き上がれないぐらい疲労していたかもしれません・・・。
そんな風に一日をぐったりして過ごしていた私ですが、夜に昨日の試合の録画を見たら、いきなり元気が出ました。録画で見てアイマールが今一つに感じたらどうしよう??と心配でしたが、大丈夫でした。悲しい試合なので見始めるのには勇気が要りますが、いざ見出すと、すぐにパブロの数々の美しいプレーに引き込まれていきます。もし今、辛い気持ちでいる方がいたら・・・今すぐ録画再生ボタンをプッシュしましょう。悲しみは消えないけれど(このプレーはAupaでは0点の採点ですから・・・)、幸せと勇気を貰って心の中が少しだけ明るくなることは間違いないです。

(コメントにお返事するつもりで公開したのですが・・・すみません、時間的に無理そう。しばしお待ちを~!!)

[Liga 38] Mallorca 3 - 2 Real Zaragoza

2008年05月19日 16時19分07秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
意外に今日もちゃんとブログを書けそう、と思って開いてみたものの、いざ何か書こうとすると書くことが何も見つからないです。今更何を??

でも、サラゴサの試合を今日見て思ったのは、悲しいけれど結局このチームは二部に降格するべきチームだったということ。リーガ第一節アウェイでのムルシア戦であっさり負けましたが、あの試合から何一つ進歩がなかったということです。今ムルシア戦の試合レポを読むと、今日のマジョルカ戦をまざまざと予言しているみたいで寒気がするほど(私がというよりJoan Carlesさんが予言していたわけですが):[Liga 1] Murucia 2 - 1 Zaragoza 
今日も絶対に勝ちが必要な状況で、わずか前半14分に失点するなんてありえないです。更にようやく追いついたのに、たった8分しか同点を保てなかったなんて。

もちろんそれは守備の選手だけの責任ではなくて、チーム全員と監督の責任なのでしょう。Equipoは、「悲惨な守備」とともに「アイマールやディエゴのような名前のある選手が試合を決められなかった」ことを今日の敗因に挙げています。それはサラゴサのファンからすれば当然の非難ですし、アイマール自身も痛いほどにわかっていることでしょう。
でも私は純粋なアイマールのファンなので(!)、今日の試合でのプレーについては「よく頑張ったね!」と言ってあげたいし、「ありがとう!」とも感謝したいです。サラゴシスタたちには全く忘れられていることですが(もちろん仕方ないです)、シーズン途中に手術をして、順調とは言えなかったリハビリに苦労して、今から一ヶ月と十日前にようやくピッチに帰ってきたら巨大なプレッシャーののしかかる残留争い。体力的にも精神的にもぎりぎりな様子をこの数週間見てきたので、今日のパブロのプレーは嬉しかったし、手術をしたことを思うと感動的ですらありました。私が以前から知っていた、いつものアイマールがそこにはいたから。そして容姿もいつもの美しいパブロだったから・・・。

明日になれば現実に立ち向かわなくてはなりません。Aupaではすでにどの選手がいくらで売れるか、どの選手が残りそうか、チームの再編に向けての議論がされています。この二年慣れ親しんだAupaにも、AragonTVにも、Aragonの新聞にもお別れだと思うととても辛いです。できたらパブロをリーガの舞台で見たいのですが、でも今日のようなプレーを見せてくれる限り、どこに行っても応援は続けられそうです。と言っても二部だったら・・・試合自体を見れないから困りますよね。
今日は豪雨延期騒ぎから始まって疲れ果てたのでもう寝ます。コメントを頂いているのですが、明日しっかりお返事しますね。今書いてもたぶんまともなことを書けないと思うので。

ニュースを書き忘れました。選手たちは月曜日、火曜日とお休みです。水曜日に練習があるのか、何のための練習なのか不思議ですが。
ビジャノーバ監督は、「ロッカー・ルームでは多くの選手が泣いていた。」と試合後の記者会見で話しました。二部でも監督を続けたいそうです。
他の残留争いをしていたチームの結果なのですが、レクレ-バジャドリードは結局引き分け。なのでサラゴサは引き分けではどっちにしろ駄目だったということです。ラシン-オサスナはラシンが勝利してUEFAへのチケットをゲット。マジョルカはサラゴサに勝っても意味はなかったということです。オサスナがもっと早くリードをしていればと思いますが、サラゴサのあの守備ではどちらにしろマジョルカに勝つことは難しかったかもしれません。

Real Mallorca 3: Moyá; Molinero, David Navarro, Nunes, Fernando Navarro; Varela, Basinas, Ibagaza, Arango (Tuni, min. 88; Webó (Castro, min. 90) y Güiza (Trejo, min. 67).

Real Zaragoza 2: César, Zapater, Ayala, Sergio, Juanfran; Sergio García, Celades (Óscar, min. 78), Gabi, Aimar; Diego Milito y Oliveira.

Goles: 1-0, min. 14: Güiza. 1-1, min. 55: Oliveira. 2-1, Min. 63 Webó. 3-1, Min. 92: Castro. 3-2 Oliveira-

Árbitro: Iturralde González. Amonestó a Webó, Nunes, del Mallorca; a Sergio García, Celades del Real Zaragoza.

Incidencias: Partido correspondiente a la trigésimo octava jornada de la Liga disputado en el Ono Estadi ante unos 17.000 espectadores. Unos quinientos aficionados del Zaragoza desplegaron una pancarta en una de las gradas del Ono Estadi con la leyenda "Zaragoza no se rinde". Antes del encuentro se guardó un minuto de silencio por el fallecimiento del médico de la selección española de fútbol Genaro Borrás. El partido comenzó una hora más tarde tras la decisión del colegiado vasco Eduardo Iturralde de aplazar su inicio por la fuerte lluvia que cayó sobre Palma.