A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

Previa [Liga 25] Benfica - Braga

2012年03月31日 23時07分49秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
ベンフィカは、アイマールの2試合出場停止は不当だとして、異議を申し立てるそうです。ただし昨日も書いたとおり、決定が覆る可能性は少ない上に、時間的にも間に合わないそう。なんだかなあ。ジェスス監督が記者会見で話していましたが、今期一発レッドで退場になった選手のうち2試合の出場停止となったのは、2人だけ。パブロと、もう1人は常習犯の選手で、しかも2部のクラブの選手です。誰が見たっておかしいでしょう~、この決定は。



今晩はブラガ戦。21時15分からの試合です。夏時間なので、日本では午前5時15分から。
何度も書いていますが、首位攻防戦とでも言うべき、シーズンを決定する最重要な試合に出れないなんて(号泣)。こうして見ると、怪我の多いパブロですが、大事な試合というのはわりとちゃんと出ているのでしょうか? こんな気持ちになったことないですもん。

ベンフィカは、アイマールの他に、ジャルデルが怪我のために出場できません。ジェスス監督は、ハビ・ガルシアのCB起用も示唆しましたが、O Jogoなどによると、ミゲル・ビトールの先発が濃厚だそうです。パブロのところにはロドリゴ。ヴィッツェルとハビ・ガルシアを並べて、4-4-2の形にするのでしょう。

ブラガはルスで勝ったことは一度もないそうです。リーグ戦でベンフィカに勝利したことは史上1回だけありますが、それはルスではなく、Jamorという場所でした(1954年のこと)。ベンフィカは43勝11引き分け。ただ、今季のブラガは間違いなく史上最強でしょう。現在ブラガはポルトとベンフィカに2ポイント差をつけて首位です。優勝を目指すためには、絶対に勝たなければなりません。誰かが「ここでブラガに勝てないようでは、チャンピオンになる資格がない」と書いていましたが、本当にそのとおりです。

Maisfutebolによる両チームの予想スタメン:

BENFICA: Artur; Maxi Pereira, Luisão, Miguel Vítor e Capdevila; Javi Garcia; Gaitán, Axel Witsel e Bruno César; Rodrigo e Cardozo

SP. BRAGA: Quim; Miguel Lopes, Douglão, Nuno André Coelho e Elderson; Custódio e Djamal; Mossoró, Hugo Viana e Hélder Barbosa; Lima

どんな形であってもいいので、何が何でも勝利できますように。

納得いかないなあ~

2012年03月30日 22時32分05秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
土曜日にはもうブラガ戦なわけですが、アイマールは怪我でもないのに出れないと思うと、フラストレーションがたまりすぎて爆発しそう・・・。ファンでさえこうですから、本人の悔しさはいかばかりでしょうか。無茶苦茶イライラしていると思います。
そういえば、チェルシー戦で、後半が始まる前、ピッチに出るために待機している際のジェスチャーが、やっぱり落ち込んでいるかなあ~と思わせるものでした。あんな悪気の一切ないプレーで2試合出場停止って、気の毒すぎ。パブロ自身が今まで受けてきた、たとえば顔面を蹴られて呼吸停止とか、肘打ちされて鼻の骨を骨折とか、故意ではなかったからという理由で、相手ディフェンスのファウルにさえなりませんでしたよね? 相手ディフェンダーに何もダメージがなかった今回のプレーが危険行為でレッドで2試合出場停止なら、パブロが今まで受けてきたファウルは危険ではなかったの?! 整合性なさすぎで、全然納得できません。It's so UNFAIR!!

ブラガ戦ですが、ジャルデルがチェルシー戦で筋肉を傷めたためにミゲル・ビトールが出るのでは、と言われています。ここに来て、CBの怪我が相次いでいるのは痛い・・・。ガライはスポルティング戦に間に合うかもしれないそうですが、ということはチェルシー戦はミゲル・ビトールかあ。

ヴィッツェルがイエロー4枚とリーチがかかっているのもブラガ戦での心配ごとです。もしブラガ戦で5枚目をもらってしまうと、スポルティング戦で出場停止に。パブロもヴィッツェルも不在で、アウェイのスポルティングに臨むのはさすがに恐怖です。

チェルシー戦の前の写真ばかりですが、まず記者会見の写真:




何回見ても髭が邪魔~。たぶんGalaのときから剃っていないのかも。

チェルシー戦前の練習:



↑よく見るとちっちゃくて可愛い。

試合を見直して・・・

2012年03月30日 00時51分39秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
昨日は試合を見直さずに、ライブで見たときの印象のままにブログを書き、そのあとで深夜に後半だけ見直しました。ライブでは、アイマールが交代した後は呆然としてしまって、ぼんやりと試合を見たのであんまり気づいていなかったのですが、確かにベンフィキスタたちが言っていたとおり、ちょうどベンフィカに流れが来ていた最中に交代があり、パブロがいなくなったら急に冷え冷えと温度が10度ぐらい低くなっているような。ロドリゴからカルドーソへのパスのシーン以外、ロスタイムに入るまで実質チャンスがゼロ? うーん・・・。

見返してみると、問題はマティッチではなくて、ロドリゴだったような気がしてきました。パブロは今ひとつだなあと思っていましたが、チェルシーの守備陣のプレッシャーの中でもとりあえずボールをキープして、パスは出せていましたよね。でもロドリゴは、ライブで見たときは、わりと調子が戻ってきているかな?という印象でしたが、今見ると、ずいぶんボールを失っています。そのあたりが、ベンフィカからダイナミズムが消えた理由なのかも。あと、交代の直前、ラミレスがカウンターを仕掛ける後ろを、パブロはしっかり離されずに長い距離を追いかけています。ルイソンが迎え撃って、イエローは出ましたが、事なきを得ました。目立たないけれどこういう細かいプレーが大事なんでしょうねぇ~。ちなみに俊足のラミレスにまったく遅れることなく、美しいフォームで走るパブロ・・・今シーズンは去年よりスピードが戻っているように思っていましたが、本当にそうなのかも。

こんな風にベンフィカの試合に、落ち着きとバランスを与えいてたパブロがいなくなって、ベンフィカは迷子になってしまった感じです。でも、これってこの試合で初めてなわけではなく、今シーズン何度も経験していることじゃないですか! なのに、この大一番で、ジェスス監督はどうして懲りもせず同じ間違いをするかなあ?! アイマールなしではベンフィカが勝てないわけじゃないと思うんです。ゼニト戦をはじめ、パブロが欠場しても、問題なく勝っている試合はたくさんありますから。ただ、試合の途中でパブロを急に下げると、パブロの役割をできる人がいなくなるから、大変なことになるんですよね。何回同じことを繰り返せばすむんだか。

Serbenfiquistaのジェスス監督のスレッドでは、既に後任の監督探しが始まっています。ヒディンク、ファン・ハール、ビエルサ、カペッロ、なんて名前が挙げられていますが、予算的にそんな有名な人たちは無理でしょう(呆)。そりゃビエルサが来てくれた夢のようですけど。(でもビルバオのようなサッカーは、パブロには年齢的に無理そう。) 現実的に考えると、プロドーム、Leonardo Jardim、Rui Faria(後2者はポルトガル人)あたりかと言われています。でも、Leonardo Jardimという人はブラガの今の監督さんらしい。ジェスス監督に続いて、またもやブラガから引き抜きって、そんなことできるのでしょうか!? またすごく恨まれそうです。

ベンフィカはアイマールの2試合出場停止について、異議を申し立てるそうです。でも、異議申し立てに対しての返事が来るのには時間がかかり、それまでには出場停止を消化してしまうため、実質意味がないんだそうです。はっ?! それって無茶苦茶なシステムじゃないですか(怒)。だって、万一1試合に処分が減ったとしても、そのころにはパブロは2試合の出場停止を消化しているわけでしょう?? ほんと、意味ないです(呆)。

異議申し立てと言えば、さっきバルセロナがサンシーロのピッチ状態に抗議を申し入れた、と読みました。いや、ゼニトのスタジアムより何倍もまし、あれに比べたらビロードのようでしたよ~。一方、あの芝生がまるで生えていない荒地のようなピッチに、ベンフィカは抗議をしたのでしょうか? していないですよねぇ。昨日の試合のハンド見逃しに対しても、何も言っていないようですし、もう少しベンフィカの首脳陣はアクションを起こしたほうがいいのでは?! 誤審や不当な処分がたびたび繰り返されるのを見ると、甘く見られているんじゃ?!と思ってしまいますよ。







 

[CL] Benfica 0 - 1 Chelsea

2012年03月28日 22時27分56秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
ダブルでショックなのは、というか、この敗戦よりももっとショックなのは、アイマールの出場停止が2試合になったこと。ブラガ戦だけでなく、スポルティング戦も出れません。いったいなんで~???? 右のリストでわかるように、今季のポルトガル・リーグで一発レッドカードは何人にも出ています。でも、右横にreincidencia(常習犯)と書いてある選手たち2人だけを除いて、あとは全員が1試合の出場停止ですんでいます。それなのに、パブロが2試合の出場停止ってどうして?!?! あのファウルのどこが悪質なの? というかファウルですらないし、レッド取り消しを求めてもいいくらいじゃないですか!! 1000歩譲って、レッドが妥当だったとしましょう、それでも2試合出場停止になるほどの悪質なファウルなんですか? ファウルされた本人がファウルに気づいてもいないのに? あれが31人もの選手の一発レッドよりも危険で、常習犯の2人の選手たちと同じくらいに悪質???

今までベンフィキスタたちが、「ベンフィカは不当に差別され、誤審され、stealされている、一方ポルトはいつも特別に審判から優遇されている。」と書いているのを、1万回ぐらい掲示板で読んできました。そのたびに、まあまあ、自分のチームに対してはそう思うものよね、被害妄想も少し入っているかも、なんてあまり気にしないできました。でも、今確信したけれど、絶対におかしいです。少し前のパブロの明白なPKが見逃されたこと、この間のポルト戦での終了間際のオフサイドなのに認められた決勝ゴール、今回のパブロのレッド・カードと2試合の出場停止。よく考えれば、ポルトは以前審判を買収したとして勝ち点を剥奪されていますよね。審判を買収なんてあり得ないと思っていましたが、現実に起こったことを考えると、被害妄想なんかじゃないんですね。

2試合の出場停止の処分は火曜日に発表されたので、チェルシー戦の直前だったわけです。パブロに何らかの影響はあったのでしょうか? 少しはあったかも・・・。

誤審と言えば、チェルシー戦でもありました。テリーのハンド。誤審に慣れっこになりすぎて、自分も、ポルトガルのサポーターたちも、「またか・・・」という反応。もう怒るのにも疲れ果てましたよ~(涙)。ヨーロッパの試合でもこんなジャッジって、言葉もありません。

負けた試合の記事を読むのは嫌なので、あまり読んでいません。
ラミレスがフラッシュ・インタビューで、「ベンフィカのウィーク・ポイント、つまり左サイドを攻略しようと思った。」と話したそうです。エメルソン、及びエメルソンに固執したジェスス監督は集中砲火。だって、何ヶ月も前から、全員がエメルソンが一番弱いところだとよく知っていたんですから。誰もが冬の市場での補強、あるいはカプデビラをもう少し試合に出してコンディションを上げてもらうことを要求していたのに・・・。

もう一つジェスス監督が火だるまになっているのは、選手交代について。なぜ、ベンフィカがゴールに近づきつつあった時間帯に、いきなりアイマールとブルーノに替えて、ロドリゴとマティッチを入れ、中盤のシステムを変更するなどという暴挙をしでかしたのか? 監督自らがチームを殺した、などと散々な言われようです。
推測するに、アイマールではあまり点を取れそうな感じがしなかった。ロドリゴを入れたいが、リーグ戦のポルト戦でパブロとロドリゴを替えて大失敗。マティッチを入れなかったことを酷評されたため、ここはロドリゴとマティッチをセットで入れておけば大丈夫と思ったのでは? でも、ポルト戦では2-1とリードしていたんですよ~。試合をそのままキープするにはマティッチは有効かもしれませんが、0-0の試合でゴールを狙いたい、でも失点はしたくない、極度にデリケートな状況で、経験ゼロ、特別テクニックやインテリジェンスがあるわけでもないマティッチをパブロに替えて投入なんて、ほぼ自殺行為じゃないですか(号泣)。カップ戦のほうのポルト戦、同点の場面でアイマールに替えてサビオラで、勝ち越しに成功したことがありました。あの時も実は、パブロがいなくなった直後、ポルトに決定的なチャンスが生まれ、幸いポルトは外してくれたんですよね。あの試合が伏線だったなあ、ポルトが点を入れていたら、今日の交代はなかったのか?なんて考えてしまいます。

とは言っても、ロドリゴからカルドーソだったか、決定的なチャンスもありました。チェルシーがあの場面をポルトのように外してくれていたら、運は一巡して、さいころの目がベンフィカのほうに出た可能性もありますよね・・・。

だらだら書いていますが、冷静に考えれば、エメルソンを使わざるおえないのは、他の良い選手を取るお金がないから。今ひとつなコンディションだったパブロに替えてマティッチだったのは、パブロのサブがいないから。ベンフィカが財政的にチェルシーに太刀打ちできるわけもなく、チームの選手層が薄いのは仕方ないことです。だから、ジェスス監督を火だるまにしても、気の毒な面はあるかなあと思いますが、それでも、特別強いようにも思えなかったチェルシー相手に、もう少し賢い戦い方があったのでは?とイライラが爆発してしまうわけで。

チェルシーの個人的な印象を書くと、あれっ、ポルトより弱い?という感じでした。ベンフィカの選手たちも、チェルシーがもっとポルトのようにがんがん来ると予想していたのではないでしょうか? 身構えていたのに肩透かしをくらったような。ベンフィカのことをこんなにリクペストしてくれているのね、とちょっとびっくりしました。12月ぐらいまでのベンフィカだったら、普通に勝てたなあ。あるいはもう少しジェスス監督が的確に動いていれば、勝てた可能性は充分あったような気がします。

選手の採点:
BENFICA-CHELSEA

Bola Jogo R(/5) JC
ARTUR 5 5 3.4 6
M.PEREIRA 6 6 3.8 7
LUISÃO 5 5 3.3 6
JARDEL 4 5 3 5
EMERSON 3 4 2.2 3
JAVI GARCIA 5 5 3.4 5
WITSEL 6 5 3.4 6
GAITAN 6 7 3.8 7
B. CESAR 5 6 3.2 5
AIMAR 5 5 3.5 6
CARDOZO 5 6 3 4
(MATIC 5 4 2.3 4
NOLITO 6 3 2.3 3
RODRIGO 4 4 2.4 3)

Joan Carlesさんはパブロに6を付けていますが・・・5で仕方ないです。ポルト戦で怪我をして以来、復帰戦は良かったけれど、その後からずっと調子が戻りません。パスが微妙にずれるし、どうしたのでしょう。普段ならセット・プレーのキッカーは一手に引き受けているのに、今日の試合では最初からブルーノ・セザールが蹴っていたので、えっ!と思いました。違和感とかあるのかなあ。
ジェスス監督解任→ベンフィキスタ、パブロのプレーに不満→新監督就任→パブロ移籍・・・なんて最悪なことが浮かびます。なんとか調子を取り戻すことができればいいのですが、もう残り試合もほんのわずかです。(出場停止のせいで!)

上の採点で、ガイタンが高い評価。確かに良かったと思うのですが、ある意味ベンフィキスタから怒りを買っています(苦笑)。Olhanense戦のプレーとえらい違いじゃないか! どうしてリーグ戦では頑張れないの?!って。モティベーションの違いとしか言えませんね。






監督・・・

2012年03月28日 05時50分44秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
どうしてアイマールを下げてマティッチ?? 確かにパブロはあまり良くなかったけれど、チェルシーのディフェンス、ずいぶんパブロに注意して人数をかけてくれていたじゃないですか~。 マティッチなんてロシアでのゼニト戦以来ぐらい、1ヶ月以上試合に出ていないのに、こんなビッグマッチでいきなり使って上手く行くわけないですよ(怒)!! それとも怪我か何か? でなかったら、本当におかしな選手交代です。だって、最悪0-0は良い結果ではありませんが、0-1よりは何倍も良かったのに!!! それから、ジェスス監督はフラッシュ・インタビューで、「エメルソンは良いプレーぶりだった」と言ったそうです。こういうときに、英語だとlolとか書いてしまいそう。

PREVIA [CL] Benfica - Chelsea

2012年03月27日 22時35分11秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
予想どおりブラガは勝利。ベンフィカは3位転落です。とほほ・・・、でも今晩はCL、チェルシー戦。リーグのことはまた考えるとして、今は今晩の試合に集中しなければ。

今朝どんよりとして起きて(なぜか不眠気味)ニュースを見たら、アイマールがUEFAの公式記者会見に出ていて、ちょっと気持ちが明るくなりました♪(髭はとんでもないけれど) 特に、ここのくだりを読んで:
「(レッドカードについて聞かれて)
僕の反応は、不当だというものだった。僕の15年間のキャリアの中で、これは初めての一発レッドカードだ。試合の最後に、相手選手が僕のファウルではないと言っているのを見たよ。僕が考えていることをそのまま言うことはできない。1試合よりもたくさん失ってしまうからね。フィジカル状態は良くて、感情のほうも大丈夫。過ぎたことだ。僕は忘れなければならない。それは僕にとってもチームにとっても悪い瞬間だった。ビッグ・ゲームにふさわしい精神状態で、僕はチェルシー戦に臨まなければならない。」
ははは、正直ですね。でも、こんなことを言ったら、「反省していない!」と怒られて、1試合の出場停止ではすまなくなりそうで心配でもあります。

記者会見全体の様子はこちら:


隣に座って仕切っている人の動きが気になってしまいます(笑)。6分49秒あたりで、パブロは上で訳した内容のことを話しているのですが、隣の人は「これはポルトガル・リーグの話だから。」と言って、パブロの発言を英語に訳すのを省略しています! 酷いな・・・。



その他にパブロが話した大体の内容はこちら:
「ホームでのサポーターの応援は僕たちを後押しするために不可欠で、明日は満員だから、それはとても大きなものになるだろう。明日の試合は、CLという大会と相手チームのビッグな名前により、特別なものだ。きっとファンタスティックな雰囲気になる。

最近の数試合で、彼ら(チェルシー)は良くなっている。こういった試合は、180分、ときには延長戦で決着が付くので、チームがシーズンをどのように戦っているかはあまり関係がない。本当に大事なのは彼らがここでどうプレーするかだ。

この対戦でどちらが有利ということはない。ここでチェルシーの弱点を言ったとしたら、僕はあまり賢いとは言えないだろう。彼らはビッグだ、このステージにいるためにはそうでなければならないから。世界で最も有名な選手が何人かいるチームで、間違いなく強力な敵だ。

ダビド・ルイスとラミレスと対戦できるのは嬉しい。2人は親しい友人たちだ。でも彼らにとってハッピーではない日になることを願っている。」

レッド・カードのことは過ぎ去ったこと。チェルシーに対して、チームと僕は冷静な頭を保たなければならない。
いつもどおり明晰で賢明な話でした。

ほんとに髭排除ソフトを発明してほしくなるほど酷い髭写真ですが、目はきらきらですね。パブロの目って、茶色に見えるときとグレーっぽく見えるときがあります。

パブロと共に記者会見に出席したジェスス監督のほうは、「強い相手に対して、我々は強いベンフィカを見せなければならない。守備面でも攻撃面でも冴えてなければならない。勝つためにはパーフェクトでなければならない。我々はホームでは強いが、相手はCLの決勝や準決勝でのプレーに慣れている経験のあるチームだ。だから勝つためには集中しなければならない。引き分けでは解決にならない。最初の試合だから。ベンフィカも最近では経験を積んで、不安をコントロールできるようになってきた。最初からゴールを狙わずに、辛抱強くプレーしなければならない。チェルシーには、私が以前一緒に仕事をしたことがある選手が4人いる。(David Luiz, Ramires, Hilário and Paulo Ferreira) 彼らは私のやり方を知っているので、ディ・マテオは彼らに我々のことを聞いたかもしれない。でも私たちのほうも彼らをよく知っているし、サッカーというのは常に変化するもの。イングランドのトップチームであるマンチェスター・ユナイテッドとシティにベンフィカとスポルティングが勝ったことを忘れてはならない。」と話しました。

うーん、ジェスス監督もチームの経験のなさを心配しているようですねぇ。選手たちがチェルシーの選手たちの名前に負けてしまう気持ちにならないといいなあと思います。そういうときは、ラミレスとダビド・ルイスを見るといいかもしれませんね。去年まではチームメートだったわけですから、見慣れていて気持ちが落ち着くかも。

弱気で申し訳ありませんが、とりあえず引き分けなら御の字という気分です・・・。ポルト戦みたいな展開になりそうな悪寒。失点ゼロに抑えるなんて、絶対に無理(涙)。セカンド・レグに少しでも希望の持てる試合になりますように。



チェルシー戦だというのに

2012年03月26日 01時22分38秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
チェルシーはもうリスボンに到着しているそうです。試合は明日の夜だというのに、テンションは全然上がりません(涙)。この前のリーグ戦の試合内容が悪すぎたショック、アイマールが退場になったショック、試合に勝てなかったショック・・・ショックが大きすぎて立ち直れないです。あの試合の当日は朝5時半に起きたんですけれど、その日は夜の2時半まで寝れなくて、22時間半起きている羽目になったし(怒)。あれ以来ずっと頭が思いっきりぼんやりしています。

せめてもの慰めは昨晩の試合でポルトが引き分けてくれたこと。ポルトも本当は弱いんですよね。ベンフィカがもっとしっかりやれば、決して追い抜けない相手ではないのに。今晩試合をするブラガにも同じことを期待したいですが、ホームですし、弱い相手なので勝つと思います。そうすると2ポイント差。次の直接対決でベンフィカが勝てば追い抜くことができますが、その大事な試合にパブロが出れないなんて・・・(と、またどっぷり落ち込む)。

パブロは頭を切り替えることができているかなあ? 前日練習の写真がありました。





表情が明るいとは言えない・・・。それにしても、髪の毛はちょうどいい長さなのに、髭が酷すぎ。でも、チェルシー戦には絶対に剃らないでしょう。強面に見せないといけませんからね。

ランパードはチェルシーTVに「ベスト4に入りたい。チェルシーはベスト4にいるべきチーム。」と話したそうです。君たちの今シーズンの試合ぶりでよくそんなことが言えるね、と言いたいところですが、正直なところトッテナム戦でのチェルシーは、Olhananse戦でのベンフィカよりはましでした。3日前のようなプレーをしていたら、ベンフィカが良い結果を得るチャンスはゼロです。パブロもはっきり言って、あまり調子が良くなさそうだったんですよね。これ以上ショックを受けたくないので、なんとか頑張ってほしいものですが・・・。
ガイタンを見に、シティ、ユナイテッド、バルサのスカウトがルスに詰めかける、とのことです。ガイタンも、それほど注目を集めるような選手なら、もう少し頑張ってくださいよ~。ポルトガル・リーグの下位チーム相手に何もできないって、どういうこと?!(いえ、八つ当たりなのはわかっていますが。)

Recordによると、チェルシー戦での布陣は、カルドーソとアイマールの前線、左右にガイタンとブルーノ・セザールになるだろうとのことです。
同じくRecordに載っていたデータで、UEFAの大会での経験値は断然チェルシーのほうが上。チェルシーでもっともたくさんUEFAの大会に出ている選手はアシュリー・コールで90回。他にもランパードが83回、テリーが81回、ドログバが71回。対してベンフィカで一番経験があるのは、サビオラの45回、それからカプデビラが36回。んー・・・。アイマールは33回です。チーム全体では、チェルシーが864回、ベンフィカが278回。4倍近い差があるということですね。まあ監督に関して言えば、ディ・マテオ監督の経験は1試合なので・・・ジェスス監督のほうが一応経験は上ということになります。でもジェスス監督も、CL決勝リーグの経験は2試合だけだから、あんまり変わりないかと。

チェルシー戦、ルスには今季最大の6万3千人の観客が来ることが予想されています。応援に後押しされて、良い結果が出ることを祈っています。

最後に、またまたパブロとディフェンダーの衝突のYoutube映像。ここに埋め込むことができなかったので、リンクします:Pablo Aimar
ちょうど糸で吊るした2つの小さなボールをお互いに当てると弾き返されるように、見事にパブロの足は反動で弾かれて、パブロは宙に一瞬浮いています。二人が同時に反対側からボールを蹴った衝撃は驚くほど大きく、よくパブロが足を痛めなかったなと思うほど。空中でバランスを取って、なんとか着地したら、いきなりレッド・カード。さぞ驚いたことでしょう! 最初に出てくる表情も、怒りというよりは、訳が分からずに呆然としている感じです。

パブロの言葉

2012年03月26日 00時55分25秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
Recordの電子版というのを見たのですが(今は無料で見れますが、たぶんすぐ見れなくなると思います)、パブロの試合後のリアクションが書いてありました。ざっと訳すとこんな感じです:
アルゼンチン人はいまだに審判のJoao Capelaによって出されたレッドカードを消化できないでいる。彼はどうして退場処分となったのかわからない。ピッチから出ながら、"o que e que eu fiz?"(What have I done?:僕が何をしたというの?)と彼がたずねているのが聞こえた。ロッカー・ルームでEl Magoの口から何度も出てきたのは"Porque?"(なぜ?)という言葉だった。そして、すべてのチームメートとスタッフに、Rui Duarteを傷つけるつもりはなかったこと、ルールの範囲内でボールにプレーしたことを訴えた。
パブロは、ロッカー・ルームでもアルガルヴェからリスボンへの帰り道でも、チームメートのサポートを直ちに受けることができた。チーム内で最も尊敬されている選手の1人である背番号10番とチームは連帯している。全員がEl Magoが感じている不当だという気持ちを共有している。よい例が試合直後のマキシのインタビューだった。
Recordはパブロにわりと同情的な論調です・・・。やっぱりパブロとディフェンダーの接触はなかったようで、どうして自分が退場になったのか全然わからなかったんですね。この記事読んで、ほんとに泣けました・・・。

どうやらパブロは、最初のディフェンダーとのボールの競り合いにレッドを出されたのだと思い込んでいるようです。O Jogoにパブロのお父さんの話が載っていまして、記事の最初に「アイマールはRUi Duarteにファウルをしたことを認めていて、レッドカードは行き過ぎ、イエローで充分だったと言っている」とあったので、ん?!と思ったんです。ところがお父さんの話によると:
「試合の終わりに彼と話したよ、彼はとても悲しんでいた。退場となったからだけではなく、主にチームが勝てなかったから。そのことのほうが彼を苦しめていた。彼が私に言ったことによると、イエローで良かった、それで充分だったと。彼には別に悪意はなかったし、相手も同じようなアプローチをしてきた。2人はボールを蹴ろうとしてぶつかったんだ。」
試合後にジェスス監督も「相手も同じようにボールを蹴ったんだし、アイマールがレッドなら相手もレッドのはず。」と話したので、審判はそれを問題にしているんじゃないのに・・・と怪訝に思ったんですよね。でも相手が足首を抑えて倒れていたことから、自分がボールを蹴る際に相手も蹴ってしまったと思い込んだパブロが「悪意があったわけじゃないのに!」と監督に言ったのだと思います。よくよく考えると、審判がパブロのどのプレーに対してレッドを出したのか、誰もまだ知らないわけで・・・。パブロがWhat have I done?!?と思うのも当然です。

ちなみにパブロとディフェンダーがボールを蹴っている瞬間:




ちゃんとボールに行っているように見えます。事実ボールはパブロが蹴った方向に飛びました。このプレーでパブロに退場処分?! いや、それはないですよねぇ。審判にはパブロが最初の競り合いの後に相手ディフェンダーを蹴っているように見えたのでレッド、パブロも(相手も)競り合いの後のコンタクトは記憶がないので、最初の競り合いが問題だったと思い込む結果になっているのでしょう。

パブロのお父さんは、「悪い記録もないから、1試合の出場停止ですむと思いたい。」と言っています。どうかなあ・・・。
Maisfutebolなどは、今更昔のパブロのカプデビラ事件を取り上げています。だから、あれは鼻の骨を折られたから、カッとしたんだって! パブロはどちらかというと短気なんだから、頭に血が上ることはたくさんあります。でもそれは理由もなしに相手選手を攻撃するのとは全然違いますから。

と自分も頭に血が上ってだらだら書いてしまいました。
土曜日はベンフィカの練習はお休みでした。
チェルシー戦はイタリア人の審判となったそうです。こんなに審判からいろいろされると審判恐怖症になってしまいそう。

[Liga 24] Olhanense 0 - 0 Benfica

2012年03月25日 01時08分15秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
動転していて試合結果を書くのをすっかり忘れていました。0-0の引き分けです。終わった・・・という気持ちです。でも、確か数節前にも引き分けで終戦を覚悟したのに、ポルトがすぐに引き分けてくれたので、一瞬息を吹き返したのでした。同じことが起こらないかなあと思いつつ、実はポルトよりもブラガのほうが強いような・・・。3位も現実のものになってきたかもしれません(涙)。

ポルトが引き分けようと何をしようと、ベンフィカの試合内容が悪すぎて希望が持てないです。今日も、前半だらだらとしたプレーぶりで、まったくチャンスなし。たまりかねたジェスス監督が後半頭からアイマールを投入したら、63分に一発レッドで退場。チーム全体もショックだし、1人少なくなるし、ほぼ絶望的な状態になってしまったのでした。最後、サビオラにチャンスが来たのですが・・・。あそこで決めてくれれば、ヒーローになれたのになあ。まあ、おとぎ話のようなハッピー・エンディングはパブロのサッカー人生には無縁なので慣れてはいますが、やっぱり悲しいです。

さっきチェルシーの試合を見ました。トッテナムもチェルシーも選手たちが筋肉隆々の大男たち。同じスポーツの選手なのかと目を疑うくらいです。ベイルとか、ラグビー選手としか思えませんでした。あんなフィジカルなチームに勝てるかなあ。空恐ろしい試合になりそうです。放り込みに右往左往するベンフィカの選手たちが目に見えるようですが、とりあえずディフェンダーは背が高いはずなので、なんとか守ってもらわないと。

さて、パブロのレッド判定を巡っては、喧々囂々、大変な騒ぎになっています。O Jogoなんて、数人の人のコメントを載せていて、「レッドは正しい。アイマールはボールをキックした後に、激しい力でRui Duarteを攻撃した。」みたいなことばかり書いていて、本当に吐き気がします。どうやったら、1点が欲しくて必死になっているあの時間帯にパブロがわざわざ相手ディフェンダーを攻撃したと考えられるのか、不思議でならないですよ。Recordは、アイマールが一発レッドカードをもらうのは、これがキャリアで2度目だとしています。最初はリーベル時代の2000年10月22日。バレンシアにいるときマドリード戦でもらったのは、イエロー2枚のレッドだったので、一発レッドではありませんでした。

いろいろ議論されていますが、たぶんパブロの足は相手ディフェンダーに触ってもいないのではないかと思います。
まず、こちらのビデオ:


それからこの写真:

パブロの左足は宙に浮いています。右足は写真では相手ディフェンダーに触っているように見えますが、よく見るとディフェンダーの左足は右足より下にあるので、パブロのスパイクが接触したとは考えにくいです。(だいたいいくらパブロが運動神経が良くても、空中姿勢のままで相手を蹴ることができるもの?!)

そして、これ:

写真左端で、倒されたディフェンダーが足首を押さえて痛がっています。なんで足首?! お腹か大腿のあたりに接触があった(本当にあったのなら)はずなのに!

更にディフェンダー(Rui Duarte)自身の言葉:
「審判がこの状況を説明しなければならない。僕はボールをキックして、アイマールがやって来て、それから審判がそう決定した。それがイエローかレッドか決めるのは僕ではない。僕は自分の役割をしただけ。僕は倒れた。彼が来て、審判が決めたんだ。僕はジャッジをするのではない、プレーするためにここにいるんだ。僕は自分の役割をしただけ、アイマールと審判と同じように。」
この人自身、あれがレッド・カードだったことに驚いているんじゃ?(苦笑) パブロが本当にすごい力で蹴りを入れていたのなら、「酷いキックを受けた。レッドは当然だ。」と言うと思うんですよね。別に蹴られていないから、「審判が決めたこと。」と繰り返すしかないんじゃないかな。まさか「蹴られていない。レッドは間違い。」なんて言うわけにはいかないし。

一番悲しいのはベンフィキスタたちの中ですら、「レッドは当然。どうしてアイマールみたいな経験のある選手がこんな馬鹿なことをしたのか。見損なった。」と書いている人たちがいること。審判は、あの数秒の中でのジャッジだから、間違えることもあるかもしれないとは、100歩譲って思えます。でも、4年間パブロを見てきて、パブロがわざと相手選手を傷つけるようなことをする選手だと、本気で信じられる人がいるのが、悲しいなあ。

中には、こんな風に書いてくれている人もいますが:
Nao, nao é vermelho. Como pode um Aimar de 32 anos evitar contacto em lances destes sem ser acusado de indolência e de se andar a encolher?
Inacreditável como os próprios adeptos julgam o jogador desta forma porca: "como é possivel..?".
Como se pode comentar assim conhecendo o jogador há 4 anos? Nunca havia sido expulso por agressão na carreira. O Aimar que eu vi ate hoje no Benfica quando rasteira um jogador pede-lhe desculpa e assume perante o árbitro o que fez. Como depois da reacção que teve ontem conseguem nao só atribuir-lhe a culpa do vermelho atendendo ao que escrevi acima, conjugado com o discurso do "agredido" e as imagens televisivas? E julgá-lo? Que desonestidade. Nunca fez por o merecer. Nem ontem.
眠くなってきたので、明日訳します。

パブロはOlhanenseの選手から押されて、しりもち。




ボールのないところでのこの攻撃はレッドじゃないんでしょうか?! ボールにプレーしたパブロのほうがよっぽどフェアに見えます。

問題のシーン

2012年03月24日 10時45分06秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12




同じぐらいの力で2人の選手が思いっきりボールを蹴ったので、反動でパブロの体が回転して、足を引っ込めたけれど間に合わなかった、というように見えますが・・・。
Serbenfiquistaでは、サッカーをやったことのある人なら誰でも似たような状況を経験したことがあるはずと言っている人たち、またニュートンの作用・反作用の法則(!)を持ち出して、パブロの体の動きが自然なものであることを説明してくれている人がいます。一方で、ビデオを何度見ても、アイマールがわざと相手を蹴っているように見える、レッドは妥当、と言う人も。パブロは確かにカッとすることも多いので、その前に何かファウルを受けていたとかだったなら、相手を蹴ることもないとは言えません。(パブロだって聖人ではないから。) でも何もない状況で、あんな数秒の間に、わざわざ意図的に相手を蹴るわけないじゃないですか~。中盤でボールを競っただけなのに、どうしてそんなことをする意味が?! 

2試合の出場停止かもしれません。ブラガ戦とスポルティング戦。はあ~。でも一番落ち込んでいるのはパブロですよね。絶対に暴れていそう・・・。

Previa [Liga 24] Olhanense - SL Benfica

2012年03月23日 22時03分45秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
今晩はもう試合です。やっぱりスケジュール厳しいですね。見るほうも早起きしなくてはいけないから、選手たちのスケジュールの厳しさを実感することができるのは、いいのか悪いのか・・・。でも今季、冬時間の試合はこれが最後です。現地20時45分、日本時間午前5時45分から。来週からはこれが1時間繰り上がるんですね。

召集リストは:
Guarda-redes: Artur Moraes, Eduardo;
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, Miguel Vítor, Jardel, Capdevila, Luís Martins e Emerson;
Médios: Javi García, Matic, Witsel, Pablo Aimar, Nicolás Gaitán e Nolito;
Avançados: Cardozo, Rodrigo Moreno, Nélson Oliveira e Saviola.

ロドリゴとエメルソンが復帰しています。ブルーノ・セザールはカード累積で出場停止。

Recordは、チェルシー戦にアイマールは温存、ロドリゴが先発するのでは?と書いています。確かにそうかもしれませんね。パブロは、Beira-Mar戦、Porto戦と3日ほどの間隔で連続先発出場しました。あと2試合続けて先発するのはちょっと考えられないです。チェルシー戦をパブロ抜きで戦うなら別ですが、チェルシーはOlhanenseよりも強いと考えられますから、ジェスス監督はチェルシー戦でパブロを使ってくるはず(たぶん)。
でも、Olhanenseもあなどれない相手です。というのも、ジェスス監督のベンフィカはこの2年アウェイのOlhanense戦で一度も勝ったことがありません、引き分けのみ。あらら、そんな印象は全然なかったのですけど(ブラガに勝てないなあとか、アカデミカにルスで良くポイントを落とすなあとは思っていましたが)、地味にジェスス監督が苦手とするチームなんですね。メンバーを落としすぎて、ポイントを失ってしまったら、取り返しがつきませんし、リスクが大きいですねぇ(泣)。本当はヴィッツェルも休ませたいところですが、まさかマティッチとハビ・ガルシアの中盤で、前はパブロなしというのも、怖すぎ。どうしたものか・・・。フォワードをカルドーソとサビオラにして、サビオラにパブロのような役割をやってもらい、後半からロドリゴ投入、なんていうのはどうかな。ジェスス監督がどのような布陣を組んでくるのか、ドキドキです(心配で)。

ベンフィカは試合当日朝の練習をキャンセルしたそうです。いつもは必ず行なっているので、異例なことですね。練習場は人工芝だったということなので、それが理由なのでしょうか。

ジェスス監督は昨日の試合前の記者会見で、「ブロックなんていう言葉はサッカーに存在しない。自分はそんな練習はやっていない。」と一蹴しました。
Maisfutebolによりますと、ポルトの監督の言葉以来、ブロックやら何やらでベンフィカのセットプレーが注目を浴びていますが、実はリーガでセットプレーから一番得点を挙げているチームはベンフィカでないそうです。1位はブラガ。ブラガ 22点、ベンフィカ 20点、スポルティング 17点、 ポルト 15点、 ギマランエス 13点、 マリティモ 12点の順番です。リーガ全体の、得点に占めるセットプレーからの得点は40%。ベンフィカは38%とリーグ平均より低くなっています。ブラガは43%で、ポルトはたった28%しかありません。ポルトはびっくりするほど低いですね。ベンフィカですが、確かに特にセットプレーからの得点が多いという気はしません。38%よりもっと少ない印象が・・・。最近は少しベターになりましたけれど、今季パブロのFK、CKの精度が落ちているのが原因かと思います。あと、カルロス・マルティンスが上手だったのに、今季はいないせいもありそう・・・。

これから最終節まで、1ミリも間違いを許されない、瀬戸際の試合が続きます。より強い意志を持ち、冷静に勝利をものにするチームが、最後に優勝の栄冠を手にするのでしょう。ベンフィカにその強さがあることを祈るのみです。

ブラガ戦は3月31日

2012年03月22日 23時28分43秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
第25節ブラガ戦が、3月31日の土曜日開催となりました。なので、来週からの日程は:

3月27日 Chelsea(H)
3月31日 Braga(H)
4月4日 Chelsea(A)
4月8日 Sporting(A)

となります。これに加えて今週金曜日に第24節Olhanense戦があります。
来週のチェルシー→ブラガ→チェルシー→スポルティングって、何かの陰謀ではないかと思えるくらい厳しい日程です。普段はわりと緩いポルトガル・リーグなのに、よりによってこんな対戦相手だなんて・・・(涙)。ブラガとの直接対決は、リーガ優勝を決定的に左右する超重要な試合となるはず(寒気)。昨晩スポルティングが負けたので、4位はマリティモの42ポイント。ベンフィカと13ポイント差があるため、来季は3位までOKのCL圏はよほどのことがない限り大丈夫そうです。ただ3位だと今季のような予備戦もありますし、ストレート・インがやっぱり望ましい。もちろん優勝が一番望ましいのは言うまでもありません。

ところで、敵情視察のために、プレミアのマンチェスター・シティ-チェルシーの試合を見てみました。これまで、シティというチームはものすごく強くて、リーグ戦負けなしと聞いていたので、なんとなくプレミア版バルセロナのようなチームを想像していたんです。なので、スポルティングがELで勝ち抜けたと読んだときには、奇跡!としか思えませんでした。でも、今日試合を見てみて、なるほど~、これならスポルティングが勝っても不思議ではないかも、とちょっぴり納得。肝心なチェルシーとなると・・・この試合はハビ・ガルシアも見たそうですが、たぶんほとんどのベンフィカの選手たちとジェスス監督も見たことでしょう。日ごろから楽天的で自信過剰気味な彼らです、今頃ものすごく油断していると思います。シティ戦のままのプレーぶりだったらそれは大変有難いですが、ナポリ戦でそうだったように、甘く見ていると、チェルシーはCLでは全然違う戦いぶりを披露するのではないかと思います。油断大敵。決して相手を見くびらず、謙虚に自分のやるべき仕事をきちんとやることが大切ですね。

O Jogoに載っていた話で、ベンフィカのセット・プレーにおけるブロッキングがファウルではないのかとポルトの監督が言っていたと思いますが、ジェスス監督のチームはブロッキングを練習していると、監督のチームにいた元選手たちが証言しています。ブロッキングとはバスケットの試合でよく使われる戦術だそうで、はっきりはわかりませんが、進行妨害? 相手選手を妨害する動きのことですよね。現行ルール上ファウルを取られないなら、やってもいいのでは、と思います。

ポルト戦のキャプチャー写真の続き:


この写真は髭があっても格好いい・・・。


両手を広げて味方に一生懸命話すパブロ。


審判に話しかけられて、「へっ?」 大人が子どもに話しかけているみたい。


交代のとき、珍しくとてもくやしそうでした。自分で「もうちょっとできたよなあ。」と思っている感じ。


その先にいたのはサビオラ。




[リーグ杯] Benfica 3 - 2 Porto

2012年03月22日 00時51分56秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
リーグ戦と同じような展開でどうなることかと思いましたが、なんとか勝利。カルドーソの見事な勝ち越しゴールにルスのボルテージは最高潮に達しました。でも「これがリーグ戦だったらな~~!!」と思わずにはいられないです・・・。ベンフィカは決勝進出となり、ブラガとナシオナル?(ブラガは確かですが、ナシオナルのほうは自信なし)の勝者と対戦します。もちろんブラガでしょうけれど、やれやれ。ポルトガルって、本当に毎年飽きるほど同じチームと何度も対戦しますよね。

今朝の試合ですが、やっぱり前半しか見れませんでした。で、試合が終わった後に、Serbenfiquistaを見たら、アイマールは「この4年で一番悪いプレーだった。」「完全にゼロ。」とか書いてあってちょっとびっくり。そんなに悪かったっけ?! 確かに、ポジションが前すぎて、いつもみたいに試合を組み立てるプレーは全然できなかったし、パスもあまり正確ではありませんでした。
でも、こんな前のほうにいたのでは、誰にもパスできないし、ドリブルしたってパスする味方いないし・・・。


自分のパブロの印象がそんなに悪くないのは、セット・プレーが素晴らしかったから。わりとパス精度が悪いときはセット・プレーのキックは良くて、逆にパス、ドリブルがすごくいいときはFK、CKがまるで駄目駄目な傾向があるような気がしますが、いったいなぜなのか不思議です。今日もパスやトラップは不安定だったように見えましたが、FKはすごかったです。30分過ぎぐらいから立て続けに、

1.パブロのFK→ルイソンのヘディングがポスト
2.パブロの直接FK→ぎりぎりなところでポスト
3.パブロのFK→サイン・プレー? ハビ・ガルシアが飛びこんで、クロス→ノリートが押し込んで同点
 
特に2がspectaclarでした! 今までパブロのFKを見た中で、最高のフリー・キックだったかも。これが入らないところがパブロらしいというか・・・。これ以上のFKはもう見られないような気がしますよ(涙)。


あと数ミリ内側だったら・・・。


ボールが描いた弧が美しくて、アートとしか言いようがありません。でも、Youtubeにアップされている今日の試合のダイジェストにはこのFKがあまり含まれていません。正面からの映像があるダイジェストは、こちらのページから:[vídeo] Benfica elimina Porto - Resumo, fotos, relatos, crónica

このFKの後で、しっかり同点ゴールを演出するFKを蹴ることができたのは良かったです。あんなロング・ボール、よく蹴ることができたなあ。

パブロのFKの場面は少しあるけれど、順番がなぜか入れ替わっているダイジェスト:
SL Benfica 3-2 FC Porto


今日は、パブロと交代でサビオラが入りました。今日のサビオラはとても良かったです。体の切れが戻ってきた感じ。試合終盤の、カルドーソとサビオラの後ろにヴィッツェルという形はずいぶん安定していたので、これからパブロの調子が今ひとつなときにはオプションになるのでは?と思いました。

選手の採点:
BENFICA-PORTO (Taça da Liga)

Bola Jogo MF Record JC
EDUARDO 5 6 3 3.5 6
M.PEREIRA 7 6 4 4.4 7
LUISÃO 7 6 3 4.1 6
JARDEL 5 5 3 3.6 5
CAPDEVILA 5 5 3 3.8 5
J. GARCIA 6 5 3 4 5
WITSEL 7 6 4 4.2 6
B.CESAR 6 6 3 3.7 5
NOLITO 6 6 3 4 6
AIMAR 6 - 3 4 6
N. OLIVEIRA 5 6 3 3.9 5
(GAITAN 6 6 3 3.9 5
CARDOZO 7 7 4 4.5 7
SAVIOLA 4 5 3 3.6 5)

O Jogoがミスで、寸評はあるのにパブロへの点がついていませんでした。寸評を読む限りずいぶん褒めてあったので、6点は付いているのだと思います。A Bolaも6点なところを見ると、パブロはやはりそれほど悪くなかったのねと思いつつも、Joan Carlesさんが7点を付けていないところを見ると、やっぱり良くもなかったのか、なんていろいろ考えてしまいます(笑)。


↑こんな笑顔の場面はあったっけ?

Previa [リーグ杯] Benfica - Porto

2012年03月20日 23時34分11秒 | LIGA SAGRES ZON 11-12
今晩20時45分からの試合です。まだぎりぎりサマー・タイムに入っていないので(サマー・タイムはいつも日曜日開始)、午前5時45分からの試合となります。早起きしなくてすむのは楽ですが、いくらなんでも遅すぎ。後半はまともに見れそうもありません。

さきほど召集リストが発表されたのですが;
Guarda-redes: Artur Moraes e Eduardo
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, Jardel, Miguel Vítor, Capdevila e Luís Martins
Médios: Matic, Javi García, Witsel, Bruno César, Nolito, Gaitán e Aimar
Avançados: Cardozo, Saviola e Nélson Oliveira.

なんとエメルソンとロドリゴが召集されていません! カプデビラがHulkに対応すると?! 大丈夫なのか・・・。それから、ロドリゴもいないのはいったいなぜ? 最近あまり調子が良くないとはいえ、試合展開によっては必要かもしれないのに。召集リストが試合直前の発表だったことを考えると、二人は監督のオプションというより怪我なのかもしれません。エメルソンのこの前のポルト戦での退場を責められて・・・というのはないと思うんですよねぇ。 

ベンフィキスタはこのようなメンバーを予想しています。

Eduardo
Maxi
Luisao
Jardel
Capdevila
Javi
Witsel
Nolito
Bruno Cesar
Aimar
Nelson

リーグ杯の規定で、最低2人はポルトガル人選手がプレーすることが求められます。なのでキーパーはエデゥアルドで決まり。またネルソン・オリベイラはどちらにしろ最近の好調さからスタメンが決まっています。ノリートではなくてガイタンのような気もしますが、どうかな。カルドーソとN.オリベイラの2トップの可能性もなくはありませんし、もう全く予想がつきません。金曜日のリーグ戦も頭に入れておかないといけないし・・・。

とにかくあまり無理をせず、誰も怪我をしませんように。(ホーム&アウェイではなく、一発勝負なのでしょうか。引き分けだったらどうなるのかなあ。延長なんて絶対に避けてほしいです。)

そうそう、今日は本屋さんでサッカー・ダイジェストを立ち読みしてきました(エディーさん、ありがとうございます!)。パブロの記事を見つけて、うーん・・・。「ファンタジスタから泥仕事をする汗かき役に変身した」とか書いてあったけれど、いったいどの試合を見たのでしょう? 最近のパブロの記事って、たぶん記者の人もほとんど試合を見ずに書いているせいか、極端すぎです。ベンフィキスタたちはパブロのことを、チームのコンダクター、マエストロと言っているのですが・・・。パブロのインスピレーション、イマジネーションがベンフィカの攻撃を組み立てているわけで、汗かき役というのとは全然違う気がする。(もちろん上手く行かない試合もあるけれど)ただ、使われている写真は良かったです♪ それだけのために買おうかと一瞬思いました。あとベテランの例のラウールが34歳(だったかな?)、バレロンが36歳だったので、パブロはまだまだ大丈夫だなと思いました(笑)。