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日常のあれこれなどを・・・

[Liga 30] Benfica - U.Leiria

2011年05月16日 00時08分36秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
なんとも締りのない試合で、思わずやれやれ~と同点になった瞬間にPCを消して、もう一度寝に行ってしまいました・・・。あんまりにも気が緩みすぎです、もうどうなっているんだか。

冬の間は真っ暗闇の中起きて、ぶるぶる震えながら試合を見ていましたが、最終節ともなるともう明るくなり始めていますね。午前4時でも寒くはないので、まあまあ快適にネット観戦できました。
アイマールが先発してくれるのかドキドキしましたが、すぐに小さい画面の中にパブロの姿を確認してほっと安心。怪我明けだし、ずいぶん試合間隔が開いてしまったため、調子はどんなものなのかなあ?と少し心配でした。でも、パスが通らない場面もあったけれど、調子自体は良かったんじゃないかな。とにかく気合が入っていて、いつもどおり心身ともに試合にすべてを傾けていました。パブロのユニークなところは、華麗でエレガントなプレー・スタイルと、骨身を惜しまずに走りぬく献身的な態度が両立できているところですよね。その分、疲労が大きかったり、怪我が多かったりする部分があるのかもしれません。

結果のほうも、今日の試合ではついてきました。3点全部に絡んでいます。といっても、最初の1点は、カルドーソのフリーキックの場面で、ボールの上を走り抜けながら、そっとボールをカルドーソのほうに戻しただけですが(笑)。でも、そのボール・タッチですら、デリケートでいい感じだなあ、なんて。それにしても、カルドーソのあの位置からのフリー・キック成功率はすごいですね。PKでの得点率よりも高いのでは?!

2点目は、パブロの正確なコーナー・キックからハビ・ガルシアがヘディング・ゴール。その前にも実はどんぴしゃりのコーナーを蹴ったのですが(カルドーソの頭めがけてだったかな?)、これはディフェンスにぎりぎりのところでクリアされました。パブロのコーナーも4~5回蹴れば、必ず1点になるような気がします。

3点目は、中央で軽くドリブルしたパブロが前方左のコエントロンに正確なロング・パス。コエントロンが素早くマイナス方向のハラにパス、ハラが落ち着いてテクニカルに決めてゴール。パブロのパスからハラのゴールまで、流れるようにスピーディーで美しいチーム・プレーでした。ベンフィカで真面目にプレーしていたのは、コエントロン、アイマール、ハラだけのようにも見えたので、この3人で点を取ったのは偶然ではないかも。去年はこういう流れるようなチームの連携がたくさんあったのに、今シーズンは全然見られませんでした。最後に見ることができて良かったです。

ホームで3点取れば楽勝できそうなものですが、気分はすっかりバケーションだったのか、気の緩んだプレーがあちこちで見られ、結局3-3の同点でタイム・アップ。ルイソンもどうしちゃったんだか、イエロー2枚で退場になるし・・・。 
10人になった時点で、最後の交代枠が一人。普段なら守備固めをしたいところですが、どうしてもヌーノ・ゴメスを最後に出す必要があったジェスス監督は、そのままヌーノをパブロに替えて入れました。大いに盛り上がるルス。(パブロがヌーノ・ゴメスにキャプテン・マークを渡していたので、おお、ルイソンは退場したときキャプテンをパブロに託していたんだあとちょっと感動しました。) でも、数分後にはあっという間に点を取られて同点に追いつかれたのには、唖然としたというか、苦笑いするしかないというか・・・。首を振りながら寝に行ってしまったので、試合後の様子は見ませんでしたが、コエントロンがファンに別れを告げていたそうです。

Youtubeの映像がないため、Sapoのビデオのリンクを:Benfica-Leiria

写真も全然ないです。ただ、ものすごい髭もじゃだったので、写真があってもあれでは駄目だったかも。

コエントロンはでも、「今シーズンにはさよならを言ったけれど、そうだけだよ。6月22日には(プレシーズンの始まる日)僕はベンフィカのエンブレムを付けてここにいるよ。」と言ってくれました。気持ちはすごく嬉しいけれど、たぶん無理だろうなあ。たとえ6月22日にはベンフィカの選手であっても、きっと来シーズンが始まる8月の終わりにはきっとどこかのクラブに旅立っているでしょう。

一方ジェスス監督は、「来季のイレブンは、これとは違うものになるだろう。修正すべき点は直さなければいけない。」と試合後の記者会見で話しました。これを聞いて憂鬱になったのですが、やっぱりパブロは監督の構想に入っていないのでしょうか。修正すべき点って、ジェスス監督のやり方自体のような気がしますが・・・。パブロに修正するべき点なんて別にないもの。

横の表を見てもわかるとおり、今日ポルトは勝って、ベンフィカが引き分けたため、その差はなんと21ポイント差! 屈辱的な差ですよね・・・。31失点というのも酷いです。でも、意外にブラガも失点は多いですね。よく見ると、ブラガもスポルティングも勝ち点は相当に悲惨な数字で、ポルトの一人勝ちだったということなのでしょう。

早速ですが、ラジオ局のアンテナ1が、ブラガのゴール・キーパーのArtur Moraesにベンフィカは4シーズンの契約をオファーしたと報道しています。それによると月曜日にも契約がサインされる可能性があるとか。ロベルトは放出かレンタルとなるだろうとのことです。

これから、移籍報道に一喜一憂するのかと思うと、嫌だなあ(泣)。

最後の採点表:
Bola Jogo MF Publico JC

JULIO CESAR 4 4 2 4 5
M.PEREIRA 7 5 3 5 6
LUISÃO 4 3 2 4 3
JARDEL 6 5 3 5 5
F. COENTRÃO 7 6 4 6 6
J. GARCIA 5 4 3 5 4
JARA 6 5 3 6 6
P. AIMAR 7 5!!! 4 6 8
GAITAN 5 5 3 4 4
SAVIOLA 4 4 3 5 6
CARDOZO 7 6 2 6 6
(SIDNEI 3 3 2 5 5
C. MARTINS 5 3 3 5 5
N. GOMES - - - - -

O Jogoのパブロの点、5というのはすごいですね。





Previa [Liga 30] Benfica - U. Leiria

2011年05月14日 22時23分08秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今シーズンもとうとう終わり。ついに最終節です。一年って速いなあ・・・。

降格して終わったサラゴサの2年目に比べたら、もちろん全然ましなシーズン終盤なんですけれど、ものすごくもやもやするのは、いろいろ悔いの残る試合が多かったから。最終節を前に、あーあ、今シーズンも終わっちゃったなとむなしさが募ります。監督は、いろいろなチームで何度でも繰り返すことができるけれど、選手のキャリアは一度きりのものだから。

さて、ベンフィカは既に2位が確定、レイリアも8位より上に順位が上がる可能性はありません。そのため、同時刻に行なわれる3位を賭けてのブラガ-スポルティングに比べると、なんの興味も沸かないただの消化試合。久しぶりにパブロがプレーするかもしれないので、もちろん4時起きしますけれど。ヨーロッパでの最後の試合の可能性もありますし。ただ、怪我明けなので先発できるかどうかは不明です。A Bolaは、パブロ、コエントロン、カルドーソ、ヌーノ・ゴメス、カルデックにとって、お別れの試合になるかもしれないと書いています。(A Bolaはなんとしてでも、パブロをアラブの国に送りこみたいようです。)

Maisfutebolによる先発予想:
Júlio César; Maxi Pereira, Jardel, Luisão e Fábio Coentrão; Javí Garcia; Carlos Martins, Aimar e Gaitán; Saviola e Cardozo.

ロベルトは結局怪我が治らずに召集外だったんですね。ロベルト以外は、皮肉にも負傷者が戻り、累積警告もなく、ほぼベスト・メンバーのようです。(サルビオを除いて。)

そのサルビオですが、アトレティコ・マドリードがポルトに対して、Hulk獲得のために、サルビオ+2000万ユーロのオファーを出している、と報道されています。ええっ・・・。

今日の記事を書くために久しぶりに順位表を眺めました。いつのまにか、ポルトとベンフィカの差が19ポイント差になっていて驚愕。とんでもない差ですよねぇ(鬱)。まあ、ベンフィカと3位のブラガの差も16ポイントはあります。何かが間違っているようなポルトガル・リーグです。

[Liga 29] Rio Ave 1 - 2 Benfica

2011年05月09日 23時55分05秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
カルドーソの2ゴールでベンフィカが勝利。でも、また終了間際に失点したようです。
試合を見ていないので、ベンフィカが良かったのかどうかわかりませんが、カルドーソ、ここで点を取るなら、どうしてブラガ戦で点を入れてくれなかったのかなあ~と恨めしく思ったり。あっ、ファースト・レグではちゃんとフリー・キックを豪快に決めてくれたんですよね。セカンド・レグがなあ・・・。まだ諦めきれないというか、呆然とした気持ちから立ち直れないです(涙)。

リオ・アベ戦の先発メンバー:
Moreira, Maxi Pereira, Luisão, Sidnei, Carole, Javi Garcia, Nico Gaitan, Carlos Martins (César Peixoto, 57), Fábio Coentrão, Óscar Cardozo (Weldon, 90) e Franco Jara (Airton, 46)

サビオラがベンチ外。ロベルトがウォーミング・アップ中に足を痛めて、モレイラが急遽先発。
O Jogoの試合レポートなどを読むと、前半のベンフィカは良い攻撃だったように書いてありますが、同じO Jogoの採点をここで見ると、O Benfica um a um 、みんなあまり良い点がついていません。どんな試合だったのだか全然想像ができませんね。

さて昨日ロシアのことを書いたら早速、Anzhi Makhachkalaというロシアのクラブがアイマールを欲しがっていて、Sport Expressという新聞によると、アイマール自身もこの移籍には前向きで、可能性が高いそうです。オーナーのKerimovという億万長者はパブロの他にガットゥーゾも希望しているとのこと。ちなみにこのクラブには既にロベルト・カルロスが在籍しています。

一体この聞いたこともないクラブってどこにあるの?と調べたところ、トルコとカスピ海に挟まれたあたり、グルジア、アルメニア、アゼルバイジャンに囲まれたあたりです。ちなみに現在ロシア・リーグで3位、CSKAモスクワよりも上の順位なんですね。
よくこんなクラブにロベルト・カルロスは行ったなあと驚愕して、よく眺めたら、ロベルト・カルロスはもう38歳ではないですか・・・。しかも年俸が500万ユーロ!! そりゃ40歳近くになって、プロのサッカー選手を続けることが可能で、500万ユーロ稼ぐことができるなら、そういうチョイスもありかもしれません(苦笑)。でも31歳のアイマールが、1歳、5歳、6歳の子供たちとお別れして(だってそんな年齢の子供たちを連れて行ける場所ではないですよね。日本人のパパだって子供は連れて行かないと思う。)、単身赴任してまで行くクラブではないと思います。ブエノスアイレスでホームシックにかかって泣き暮らしていたパブロがカスピ海のほとりって・・・無理無理、絶対に病気になるか鬱病になっちゃいます。

でも怖いのは、ビエイラ会長は、400万ユーロ程度のオファーがあったらパブロを売り払う気が満々なこと。はあ・・・。これから毎日ニュースを読むのが激鬱です。




Previa [Liga 29] Rio Ave - Benfica

2011年05月08日 21時39分52秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今朝何気なくA Bolaを見たら、「アイマール、召集を外れる」。
えっ!!!

左足の筋肉の痛みのためだそうで・・・。 全然試合をしていないのに、そんなことってあるのでしょうか。はあ~。
テレビで見たELのファースト・レグ、ブラガ戦がパブロのプレーの見納めだったなんてことにならなければいいけれど(号泣)。
確かバレンシアのときも筋肉の負傷で最後の試合を欠場して、そのまま二度とバレンシアのユニフォームを着ることがなかったんですよね。またあれの再現かと思うと、本当に悲しいです。



もはや誰もリオ・アベ戦に注意を向ける人はいず、もっぱら来季の構想の話ばかりです。
ベンフィカのオフィシャルは、カルドーソのディナモ・キエフ移籍の噂を否定。カルドーソがキエフに行きたがるとは到底思えませんね(苦笑)。
O Jogoは、ルビン・カザンのアンサルディを獲得するオペレーションにベンフィカはカルロス・マルティンスを含める計画だと報道。こ、これもないんじゃないかなあ。ポルトガル代表のカルロス・マルティンスがカザンに行くわけないでしょう~(呆)。明日ぐらいにまたオフィシャルが否定の声明を出しそう。どちらかというとアイマールを含めた話のほうが現実的に聞こえます。でも、パブロだってロシアに行くぐらいならアルゼンチンに帰りますよね。(ロシアに行く覚悟なら、まだ日本のほうが・・・。放射能と地震と津波はありますが。ってそれって無茶苦茶怖いですよね。)

A Bolaには、「ジェスス監督はゼロからの出発」とあります。「サルビオはアトレティコに復帰、コエントロンとカルドーソは売却、アイマールは新しいキャリアにチャレンジ。」だって。新しいチャレンジって、いったいどこに行くことになっているんだか。きっとパブロ自身も知りませんよね。

忘れるところでした、リオ・アベ戦は今晩20時15分からです。私はもちろん見ません。月曜日は一日忙しい予定で、でももうパブロの試合を見れなくなるかもしれないから、と悲壮な覚悟で午前4時起きするつもりでいたんですけど、幸か不幸かその必要はなくなったわけです。

召集リスト:
Guarda-redes: Roberto, Moreira,
Defesas : Maxi Pereira, Carole, Luisão, Roderick, Fábio Coentrão e Sidnei.
Médios : Javi García, Felipe Menezes, César Peixoto, Carlos Martins, Gaitán e Airton.
Avançados : Weldon, Kardec, Cardozo, Franco Jara e Saviola.


[EL] Braga 1 - 0 Benfica

2011年05月07日 00時22分24秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
まったく何を書いていいのやら・・・。これでアイマールをテレビで見る機会は永遠に終了?? ジェスス監督はなんてことをしてくれたんだろう、と無茶苦茶腹を立てていたのですが、さっき幸か不幸か原発関連の書き込みを読んで(子供の放射能の基準値が20ミリシーベルトというあれです)、東京電力にまたふつふつと怒りが沸き、まあ東電に比べれば、放射能の際限ない漏れとかありえない事態に自分たちがいることを思い出せば、そういうことに比べて、ジェスス監督の失策も大したことがないかと思えてきました・・・。(やっぱり次元が違いますしね。)

とはいえ・・・。シーズンで一番大事な試合で、ベンフィカは今シーズン最悪な出来の試合だったように思います。怪我人が多いとか、キープレーヤーの移籍とか、ベンチの選手が足りないとか、いろいろ言い訳はありますが、相手のブラガはどうなの?ということですよね。昨季の主力を4人ほど売ったという話ですし、財政規模から見て、どう考えてもベンフィカのほうが選手層は厚いはず。ベンフィカが2位を確定させて、リーグ戦で選手を温存しているのに対して、ブラガはスポルティングと激しい3位争いをしているために、もちろん温存などはしていません。そういう状況下で、この見事な無策のベンフィカの負けっぷり。監督の腕の差ではないの?!と誰しも思ってしまいます。

大体選手交代からして、変としか言いようがありません。カルロス・マルティンスを下げてしまって、フォワード投入。ただでさえ中盤でアイデアを持っている人がいなかったのに、これではますますフォワードにボールを渡す人がいなくなります。 なんとルイソンから前線に適当なボールを蹴るだけの攻撃になり、絶望的な雰囲気。85分にはサビオラを下げてフェリペ・メネセスを投入。サビオラをそこまで引っ張るのも不思議だし、メネセスを入れて1点取りに行くというのも、冗談としか思えません。

ベンフィカのチーム・バスは午前3時にルスに到着。(そこから選手たちは各々の車で帰宅したのだと思います。)待ち構えていた数十人の怒りに燃えたファンたちが選手たちに罵声を浴びせました。まあまあ、気持ちはわかるけれど、それやってももう試合スコアは動かないんですし。

ビエイラ会長は月曜日にBenficaTVに出演して、スピーチをするそうです。Recordによると、ジェスス監督の進退を決めるのはビエイラ会長自身のよう。ベンフィカ上層部にはジェスス監督の解任を求める声がありますが、会長はたぶんジェスス監督支持派と思われます。

思い起こせば、パブロがボールを取られて、自分で一生懸命ボールを取り返そうとした結果、イエローのファウルになり、次節出場停止、フリーキックで失点。この時点で、ベンフィカの敗退は決まっていたのかもしれません。パブロはスタジアムで見ていて、きっと苦悩にさいなまれたでしょうねぇ。ベンフィキスタたちは全員苦悩したと思いますが・・・。

コメントへのお返事は、明日ゆっくり書きますね。(朝4時から起きているので、今晩はまともなことが書けそうもありません。)

ああ・・・

2011年05月06日 06時09分46秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
まあ、こうなることはわかっていました。ジェスス監督は、ビッグ・マッチには信じられないほど弱いから。試合の最初の5分を見ただけで、「たぶん駄目だ・・・」と思いました。

ただ、サビオラ・・・。パブロから「僕のためにも頑張って」って言われていなかったのかなあ。パブロは、そんなことを言う人ではないか。でも、もう少し何とかならなかったの?! 
今日はカルロス・マルティンスもガイタンも、「君たち、アイマールがいないから負けたって言われても悔しくない?!」と問い詰めたいぐらいの出来でした。普段、パブロが欠場した1試合目は勝つことが多いのに、どうしてよりによって大事な試合で負けるかなあ・・・。

ジェスス監督の辞任を求める声で、Serbenfiquistaはいっぱいです。

Previa [EL] Braga - Benfica

2011年05月05日 23時08分02秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
さて露払いのCLの試合も終わり、いよいよ今晩はEL準決勝、セカンド・レグです。って、もちろん世間ではまったく逆の認識ですけど。

チームは、わざわざGuimarãesまで行ってそこのスタジアムで練習しました。(警備上の理由? 先発メンバーを隠すため? よくわかりません。)

ジェスス監督は記者会見で、ロベルトの先発を明言しています。実はロベルトは、前節のOlhanenses戦でまたもやミスを犯して失点したらしく、大きな騒動となりました。そのため、ベンフィキスタの中にはブラガ戦ではロベルトを外すべきと考える人も多く、この試合のGKでのチョイスは注目されていたわけです。まあ、ジェスス監督は恐ろしく頑固なので、今更ロベルトを外さないだろうなとは思っていましたが。先日A BolaでだったかRecordでだったか忘れましたが、記事が出ていてそれによると、ロベルトのミスでベンフィカは今シーズン9ポイントを失っているのだそうです。ポルトとのポイント差は9ポイントよりもっとありますから、ベンフィカが2位に甘んじているのは別にロベルトのせいとは言えないのですが、それにしてもいくらなんでも不安定すぎのような気はします。ブラガ戦、心配ですね~。

心配といえば、ロベルトだけでなく、チーム全体が心配。ジェスス監督は、
「両チームはお互いのことを外側も内側も知り尽くしている。我々の試合の見方は一つだけ:攻撃的に行く。ブラガの一番の強みはカウンター攻撃なので、我々は彼らを驚かせたい。」
うーん、最後のほう、意味がよくわからないので、訳が間違っているのかも。とにかく守備的にならずに攻撃的に行く、ということですね。もちろん得点できれば非常に有利になることは確かです。ベンフィカは30試合連続得点中だそう。でも、もちろん超守備的になる必要はないけれど、アドバンテージを握っている現段階で、ものすごく無理して攻撃することもないような。ベンフィカの選手たちのことなので、状況も考えずなりふり構わず攻撃しそうで怖いです。

ジェスス監督はまた、Vandinhoとアイマールのどちらの不在のほうが影響が大きいか聞かれ、
「彼らは2人ともとても重要な選手たち。Vandinhoが現在プレーしているポジションに彼を置いたのは私だ。彼は大きな戦術的理解を持ち、とてもとてもスピードがあり、ボールを容易く奪取し、そのゾーンでゲームを上手くコントロールする。アイマールは別のゾーンでプレーする選手。彼はクリエーターで、ベンフィカの攻撃に非常に重要であり、またセットプレーでも重要だ。彼のポジションには、間違いなく期待に応えてくれる選手が入ることになる。誰かって? 私の選手たちだってまだ知らないのだから、ここでは明かさないよ。」
えっと、ジェスス監督はVandinhoのほうが好きそうですね(笑)。パブロは、相手や自チームのメンバーに応じて、プレーを変えていて、攻撃だけでなく守備面でも重要な役割を果たしているように見えますが、ジェスス監督が気づいていないわけはないですよね。

ベンフィカの予想スタメン:
Roberto; Maxi Pereira, Luisão, Jardel e Fábio Coentrão; Javi Garcia, Carlos Martins, César Peixoto e Nico Gaitán; Saviola e Cardozo.

まあこれ以外はあまり考えられないです。サプライズがあるとすれば、サビオラのところにハラですが、ハラは交代出場のほうが良い働きをすると思います。

ブラガのスタジアムには8000人から1万人のベンフィカ・ファンが駆けつける見込み。それほど大きなスタジアムではなかったと思うので、これはかなりの数と言えますね。

最後に、直接この試合には関係ないものの、スポナビにこんな記事が:ポルト対ビジャレアルのEL準決勝第1戦後に主審がポルト幹部と夕食か

ポルトはそんなことがなくても十分強いチームではありますが、こういう噂は根強くあるというか、ベンフィキスタの間ではもはや常識のように語られていますね。実際、今シーズン序盤のベンフィカの試合だって、明らかにおかしいジャッジが数回ありましたし、不可解な退場もよくあるし。ベンフィカも潔白とは言えないのかもしれませんが、ポルトガルのサッカーは裏で相当どろどろしているような気がします。

今晩のブラガ戦もどうか後味の悪い試合になりませんように。みんなが冷静に良いプレーができますように。

Previa [Liga 28] Olhanense - Benfica

2011年05月01日 23時10分02秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今晩18時15分から試合です。アイマールが出ないので、私は見ません。勝っても負けても順位には影響ないですし・・・。

O Jogoにこんな予想スタメンが出ていましたが、
Moreira, Maxi, Roderick, Sidnei, Carole, Airton, Menezes, Carlos Martins, Fernández, Jara, Kardec
カルロス・マルティンスは木曜日のELに出場しなければいけないので、今晩は出ないのではないでしょうか。マキシも、今日出すとちょっと試合が続いてしまいますよねぇ。ただ2人の替わりに誰を?と考えると、誰もいないんですよね(鬱)。ウェルドンにサイドをやってもらうとか・・・。

今シーズンのベンフィカは、公式戦51試合で55失点。これは1962年シーズン以来の最悪の数字だそうです。よくこれでリーグ2位を確保できたなあ。まあ、ポルト戦の5失点と3失点、イスラエルでの3失点(でしたっけ?)、リヨン戦での3失点など、1試合での大量失点が多かったんですよね。

ところで、これまでベンフィカの試合ファイルをSerbenfiquistaにアップロードしてくれていたdfernandesさんという人が病気か何かで、しばらくアップロードできないそうです。リーグ杯決勝のパソス戦前半をどんなに見直したくても、試合ファイルがアップされない限りは見ることができません。すごく残念だし、困るなあ。でも今日チェックしたところ、別の方がパソス戦をアップしてくれた模様です。わーい!と早速ダウンロードしようとしたら、なんとどうやら今までとは違うファイル・シェアのサイトを使っているようで、うまくダウンロードできません。filesonic.comというサイト。よくよく調べたら、試合ファイルが700MBなのに対して、このサイトで無料でダウンロードできるファイルの最大容量は400MB。えー、お金を払わないとダウンロードできないではないですか! 1ヶ月800円と書いてありますが、ためらわれるものがあります。dfernandesさん、Come back, please! (パブロが来季いないなら、あまり関係ない話ですけれどね。)

 

昨晩はブラガ戦の前半を見て寝てしまったので、今日はこれから後半を見ます。
ウォーム・アップのアイマールを映してくれたカメラさん、ありがとう。今までのCL/ELの試合の中では一番髭がまともな感じです。
放送中、実況の人はパブロとサビオラを間違えすぎ! 背番号と髪型からこの2人の区別は難しくないと思うんですけど。パブロがパスを出したのを実況しておいて、「アイマール、フリーになっています。ボールをもらって・・・」とか言うのでびっくり。何人アイマールがピッチにいるんだあ?!、パスを送ったんだから、受け取れるわけないでしょ!って。

そうそう、危うく書き忘れるところでした。明日、あさってと旅に出るので、ブログをお休みしますね♪ パブロ・ファンの皆様も良いゴールデンウィークを過ごされますように。そして地震などがありませんように。(このところ余震がなかったので安心していたら、昨晩から少し立て続けにありますね。) 

[EL] Benfica 2 - 1 Braga

2011年04月30日 00時12分26秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今日、ポルト-ビジャレアルを見て、ベンフィカが弱いというより実はポルトが強すぎるの?!と開眼したような気持ちに(苦笑)。最近のビジャレアルは全然知りませんが、絶対に弱いチームではありませんよね。(マルチェナがいるのに驚愕。カニがまだいることにも。マルチェナはベンフィキスタによると大昔ベンフィカにいたらしいです。理由は知りませんけれど、えらくベンフィキスタには評判が悪いです。) それが5-1って。この前のベンフィカの恐怖の3失点も色あせるような・・・いえ、色あせませんね、あれはルスでの出来事でしたから。とにかくポルトが桁違いに強いことは、今日大きなテレビ画面で見て、はっきりわかりました。ファルカンという元リーベルの選手は、ベンフィカも狙っていたのにポルトのほうが獲得に成功したんですよね。もしベンフィカに来ていたら、ずいぶんベンフィカの今シーズンは違うものになっていたかも・・・。

さて、ベンフィカの試合に戻りますと、アイマールの談話の別バージョンがあったので:
「相手がとても良い守備をするチームだということはわかっていた。僕たちは何度かチャンスを作り、僕らの勝利は正当なものだった。ブラガは良いチームで、すべては次の試合で決まる。セカンド・レグを失うことは厳しいけれど、それがサッカーのルールだ。イエロー3枚で出場停止。」
はあ・・・(泣)。



ジェスス監督のパブロについての話は:
「アイマールはこのシーズン終盤、とても力強い。モティベーションが高くて、フィジカル的にも良い。今日の試合でも素晴らしい内容だった。サビオラと同じく、最後の10分間はフィジカルが厳しかったけれど。(セカンド・レグで)もちろん彼がいないことは痛手だが、我々には別の解決法がある。」
ジェスス監督は他のところで、「試合終盤アイマールとサビオラが交代を要請したが、一人しか替えられないため、サビオラだけ交代させ、中盤を増やした。」とも話しています。あれっ、パブロそんなに疲れていたのかな? 確かに一瞬アップになったとき、少ししんどそうに見えましたが、試合終了間際までエンドライン近くまで下がって守備をしていたような。逆に左サイドの前のほうでコエントロンにパスを出してボールをキープしていたり、そんなに疲れているようには全然見えませんでした。



さっき何気なくGoal.comの採点を見たところ、パブロの点がフィールド・プレーヤーの中では最低点だったので、かなり驚きました(サビオラやマルティンスよりも低い・・・)。でも、オフィシャル・ページでは、主役の一人に選ばれていますし、ベンフィキスタたちの中では高評価です。

採点:
Bola MF Publico JC

ROBERTO 5 3 5 5
M.PEREIRA 6 3 6 7
LUISÃO 6 3 6 6
JARDEL 6 4 6 6
F. COENTRÃO  6 4 6 6
J. GARCIA 6 3 5 6
C.MARTINS 5 3 5 6
P. AIMAR 7 4 7 8
C. PEIXOTO  5 3 5 5
SAVIOLA 6 3 4 5
CARDOZO 7 4 7 7
(GAITAN 4 3 5 5
JARA 6 3 5 5
AIRTON ) 5 - - 5

今回は、カルドーソとアイマールの2人が一番良い採点で各紙一致しているようです。(Goal.comのは一体・・・)
カルドーソは値千金の勝ち越しゴールを決めたから、評価が高いのは当然ですけれど、ポルトの試合を見てしまうとつい、「カルドーソがもっと決めるべきときに決めていれば、ものすごく楽な試合になったのに・・・」なんて思ってしまいます(苦笑)。望みすぎでしょうか・・・。2-1という結果を、ブラガの監督も選手たちも、「とても良い結果」と受け止めているようです。次節を1-0で勝ち抜けですもんね。ベンフィカに希望があるとすると、無得点の試合というのはあんまりない、今シーズンELで2回、ホーム2-1で折り返した経験がある、ということくらいでしょうか。ただホーム2-1で折り返した後のアウェイ戦、2試合ともパブロが先発で、とても慎重に賢く試合を進めたんですよね。パブロなしでベンフィカがそれができるのか、かなり不安です。

この試合写真はたくさん。個人的には、下の一連の写真でのパブロが子供のようで可愛いです。







きっとジャルデルのゴール後のシーンですね? 手を取り合って喜んでいる様子が和みます。

Benfica 2 | Braga 1

Estádio da Luz

Árbitro: Craig Thomson (Escócia)

Assistência: 57.782 espetadores

Benfica: Roberto, Maxi Pereira, Luisão, Jardel, Fábio Coentrão, Javi Garcia, Carlos Martins (Jara, 65), César Peixoto (Gaitán, 66), Aimar, Saviola (Airton, 86) e Cardozo

(Suplentes: Júlio César, Airton, Jara, Felipe Menezes, Gaitán, Sidnei e Alan Kardec)

Braga: Artur, Miguel Garcia, Rodriguez, Paulão, Sílvio, Vandinho, Leandro Salino, Hugo Viana (Mossoró, 63), Alan, Meyong (Custódio, 56) e Lima (Kaká, 84)

(Suplentes: Cristiano, Kaká, Mossoró, Hélder Barbosa, Elderson, Custódio e Aníbal)

Ao intervalo: 0-0

Golos | 1-0, Jardel, 50 minutos; 1-1, Vandinho, 53; 2-1, Cardozo, 59

Amarelos para Rodriguez (06), Vandinho (39), Miguel Garcia (43) e Aimar (52)





 

2-1で勝利

2011年04月29日 09時36分15秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
結果は大体想像できる範囲のものでしたが、それよりもセカンド・レグにアイマール出場停止?!?! そっちのほうに衝撃を受けて、しばらく呆然としてしまいました。がーん・・・。あれでイエローって厳しいなあ。悪いことに、たぶんパブロ自身もちょっとショックを受けて少しだけ集中力を切らしていたのかもしれません、そのままフリーキックからブラガに点を入れられてしまいました。その数分前に先制して、安堵感と、「これから行くぞ!」と盛り上がったところだっただけに、すごいショックで真っ青。最悪の結末も頭をよぎりました。でも、今日も好調とは言えないフォワード陣でしたが、カルドーソがお返しのFKをどーんと決めてくれて・・・いやあ、本当に良かった、カルドーソ、ありがとう!! ちなみに、カルドーソが構えたとき、点が入りそうな予感、ほとんど確信がありました。

アイマールはあのイエローと失点を除けば、わりと良かったと思います。パブロがボールを持つと、只者ではない落ち着きが。最初のほう、ドリブルで抜けない場面がありましたけれど、その後はパスに切り替えて、とても的確で効果的なボールが出せていたと思います。特に2-1となった後、攻撃と守備の両方のバランスを考えなければいけない時間帯のパブロの賢さは見ているだけで楽しいものが。それだけに、セカンド・レグの出場停止は無茶苦茶残念。実は週末のリーグ戦も出場停止ですし・・・。チームが決勝に進出してくれなかったら、パブロのシーズンはほとんど終了? もしかしたら、ヨーロッパのパブロが終了?? なんとかセカンド・レグで皆にがんばってもらって、後1試合アイマールのサッカーを見たいです(祈)。

パブロはフラッシュ・インタビューで、
「この結果では少し充分でない。でも次の試合で、僕らが勝ち抜けることを信じている。こういう試合に出れないことは悲しいけれど、サッカーでは起こることだね。」
と話しました。まあ、PSV戦でもポルト戦でもセカンド・レグにはジェスス監督はパブロを使わなかったんですもん、理論的には戦力ダウンにならないはず(監督の頭の中では)。なんとかチームのみんなに頑張ってもらいましょう。

Previa [EL] Benfica - Braga

2011年04月28日 23時10分51秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今晩の試合直前になって発表された召集メンバー:
Guarda-redes: Roberto e Júlio César;
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, Sidnei, Jardel, César Peixoto e Fábio Coentrão;
Médios : Airton, Javi García, Felipe Menezes, Carlos Martins, Pablo Aimar e Gaitán;
Avançados: Cardozo, Saviola, Jara e Kardec.

カルロス・マルティンスもガイタンもペイショットも召集入り。おお、良かった。でもプレーできる状態にあるのか、どうなんでしょう・・・。水曜日の記者会見でジェスス監督は、「彼らは筋肉の問題がある。木曜日の練習でテストをしてみる。」と話していました。テストには合格だったということですね。で、またアイマールがベンチで、ガイタンたちがスタメンだったりして・・・。もう何が起きても驚かないですよ~。 GKについては、ロベルトがプレーするとジェスス監督は明言しています。勢いを買って、いっそモレイラでも良いような気がしますが。

チャンピオンズ・リーグは2日続けて、アウェイのチームが0-2で勝ちましたね。嫌な予感・・・。ベンフィカに関しては、怪我人が多すぎて、更には調子の悪い選手が多くて(フォワードが心配)、まともな試合ができるのかかなり不安があります。せめてガイタンかカルロス・マルティンスかペイショットのうち誰か一人でもスタメンで出ることができればいいのですが・・・そうでないとすると、無茶苦茶厳しくなるでしょう(涙)。

一応ベンフィカはルスでブラガに負けたのは過去1度きりです。(1954/55シーズンの0-1)
最近10年間の戦績;
11/30/2003 (League): Benfica-Sp. Braga 3-0
(James, 18; Mantorras, 40, Simon 78)
13/12/2003 (League): Benfica-Sp. Braga 2-0
(Simon, 37, Sokota, 84)
09/26/2004 (League): Benfica-Sp. Braga 0-0
03/25/2006 (League): Benfica-Sp. Braga 1-0
(Nuno Gomes, 2)
04/16/2007 (League): Benfica-Sp. Braga 0-0
24/02/2008 (League): Benfica-Sp. Braga 1-1
(Luisao, 21) (Zé Manel, 5)
01/11/2009 (League): Benfica-Sp. Braga 1-0
(David Louis, 45)
27/03/2010 (League): Benfica-Sp. Braga 1-0
(Luisao, 44)
10/03/2010 (League): Benfica-Sp. Braga 1-0
(Carlos Martins 73)
12/12/2010 (Cup): Benfica-Sp. Braga 2-0
(Saviola, 38, Aimar, 90)

でも見ての通り、1-0の僅差が多いですよね。どちらかというと、ブラガはベンフィカが苦手としているチームだと思います。そして、ベンフィカはここ14試合連続失点。絶対に今日も失点しそうな気がするし、ブラガ相手にたくさん点が取れるとも思えないし、あんまり良い見通しは立てられません。Maisfutebolも、「ベンフィカよりも、ブラガのほうが上り調子に見える。少なくともフィジカルの面では。」と書いています。Maisfutebolによると、ブラガのドミンゴス監督は、「どちらのほうが良いチームかはわからない。しかし、私の選手たちは強い自信があり、素晴らしい試合をしたいと願っていることを感じる。彼らはルスで勝ちたいと思っているんだ。」と話しました。
プレッシャー、怪我人の多さ、この前のポルト戦の3失点のトラウマ、とはっきり言って、ベンフィカには悪いことばかりです。良い試合をするベンフィカをあまり思い浮かべることができませんが、開き直って、何とか頑張ってもらいたいです。

今晩のルスの観客は6万人以上となる見込み。最初のうちは3万人程度と言われていて、ええっ?寂しすぎ!と思っていたので、少なくとも満員近くになるのはいいことです。
テレビの放送は:4/28 (木) 深03:55 ベンフィカ VS ブラガ Ch.191。
もう寝なくては・・・。

[リーグ杯] Benfica 2-1 Pacos de Ferreira

2011年04月25日 00時42分25秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
ベンフィカはなんとか勝って、3年連続この大会に優勝。
でも、この写真、どうなんでしょう?


こちらも。パブロ一人だけ、一つも嬉しくなさそう・・・。


そして心配なのは、90分ごろに交代しましたが、担架に乗って運ばれていったこと(汗)。最後に無理してシュートを打ったら、どこか痛めてしまったみたいで(涙)。無理しなければよかったのに。交代の準備をしてフェリペ・メネセスがスタンバイしているのが85分頃には画面に映っていたのに、実際に入ったのは92分頃。どうしていつもいつも交代が意味不明に遅いのでしょう?! そもそも誰が見ても怪我が心配になるほど、最後はほぼ気力だけでプレーしているのが見て取れたのに、交代が90分近くなんて遅すぎです。(同点にされるのが怖くて、とても替えられなかったのでしょうけど)

試合自体は、前半のパブロはわりと良かったと思います。でも後半にルイソンのオウン・ゴールで2-1と詰め寄られてから、ベンフィカは防戦一方。中2日で体力的に厳しいのが後半にはっきりと出てしまった感じです。途中ペイショットとアイルトンを投入、サビオラを外してこのポジションにアイマール、とポルト戦で皆が「こうすれば良かったのに!」と口を揃えて言っていたとおりの選手交代をジェスス監督は行いました。(Serbenfiquistaに目を通しているのでしょうか??) それでも、ベンフィカが試合の主導権を握ることは二度となく、なんとかぎりぎりで逃げ切ったとしか言えないような試合でした。

試合ダイジェスト:
Benfica 2-1 Pacos de Ferreira (Final Taca da Liga)


個人的にはカルドーソとサビオラが良くなかったかなあ。サビオラはボール・ロストがとても多いです。プレーがサビオラのところで止まっていたような。疲れ? カルドーソも、うーん、もう少しボールをキープしてくれないと。特に後半のような厳しい状況のときは、前線で一人残っていたカルドーソにせっかくボールが出ても、ごくあっさりボールを失うので、見ているだけで疲労倍増です。

パブロはほとんど映っていませんけれど、授賞式の様子。
Filme.wmv


笑顔が一度もない・・・。怪我が悪いのか、それともいろいろ笑う気にもなれないのか。
Recordにだけパブロの談話が載っていたので、インタビューを受けたのなら、怪我もそれほど重くないのかな?と思いつつも、インタビューの映像を見つけられません。授賞式のときに、記者がパブロを捕まえて聞いただけなのかも。
「ゴールを決められて、それが少し重荷になった。後半はもっと守備をして、もっとボールの後を走らなければならなかった。でも、試合のコントロールは維持できたと思う。1点差を守って勝つことできた。
僕らの焦点はブラガに移る。勝ちたいと願っている準決勝だ。決勝に進むための180分。いつものブラガを予想している、去年僕らと優勝を争い、今年もヨーロッパでとても良いシーズンを送っている素晴らしいチームだ。
ヨーロッパ・リーグで優勝するという大きな野望を僕らは持っている。でも現在の相手はブラガで、その後で初めて決勝のことを考えることができる。2試合の準決勝、1試合の決勝。4チームが勝つ確率は同じくらいだと思う。
勝利はいつだって歓迎だ。どんなチームだって勝ちたい。ヨーロッパ・リーグは今ある中では最大のゴールだ。勝ちたいという大きな願望を僕らみんなが持っている。
チームは疲れていないよ。何試合もプレーしてきたけれど、いつも勝たなければならないことを僕らは知っている。」
採点:

          Bola Jogo MF Publico JC


MOREIRA 7 7 4 8 8

M.PEREIRA 6 5 3 7 6

LUISAO 5 5 2 5 5

JARDEL 6 5 3 6 6

F. COENTRAO 6 7 3! 7 8

J. GARCIA 6 7 3 6 6

C. MARTINS 6 6 3 7 6

P. AIMAR 6!! 5!!!!! 3!! 7 8

F JARA 5 6 3 7 5

SAVIOLA 4 4 3! 6 4

CARDOZO 3 4 2 5 3

(C.PEIXOTO 4 6 3 6 6

AIRTON 5 4 3 6 6

F.MENEZES - - - - -)

あっ、私も今日のパブロは6くらいかなと思ってしまいました。5はないでしょう!
前半は、パブロの意思が試合全体を支配しているような感じ。びっくりしたのが、自分が受けたファウルで、ゴール前のFKを取ったパブロ。右サイドではるか遠くにいたカルロス・マルティンスを大声で呼びつけ、自分ではなくマルティンスにFKを蹴らせました。するとボールは何人かの選手を経由して、易々とゴールへ。パブロは何もしていないのですが、すごいな!と思いました。

 

[リーグ杯] Benfica - Pacos Ferreira

2011年04月23日 23時13分32秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今晩20時45分より、リーグ杯決勝のパソス・フェレイラ戦です。

召集メンバーは、オフィシャル・ページによると、怪我のNuno Gomes, Nico Gaitán, Luís Filipe, Eduardo Salvio e Ruben Amorimを除いた全員だそう。ずいぶんと手抜きの書き方です。

ポルト戦のようなことがあった後で、そして監督にあんなことを言われた後で、モティベーションを保つのは難しいと思いますが・・・(自分だったら、何だかなあ~とすごくがっかりしちゃいますね、涙)。こういうときは怪我をしがちなので、とにかく怪我には気をつけてほしいものです。

Serbenfiquistaにあった書き込み
「この監督の話は、選手がチームに持っている影響を減らすだけのもの。これが完璧に普通の談話だと思う? 真のモティベーターは決してこんなことは言わない。自分の対面を保つためだけの言葉で、選手を守るものではないもの。だからモウリーニョは世界一で、多くの人が彼のスペシャルのことは何かと考えているんだ。そう、モウリーニョは自分のチームの選手たちにどのように敬意を払えばいいか知っていて、その結果、選手たちから敬意を払われている。何よりも彼は選手たちのモティベーションの上げ方を知っている、この談話からするとJJが全然知らないことをね!」
付け加える言葉は何もないです・・・。

↓この写真、最新のものとは限らないですよね? Recordは使い回しもあるから、いつの写真なのかわかりません。とにかくAnimo, Pablo!

 

[ポルトガル杯] Benfica 1 - 3 Porto

2011年04月21日 22時21分49秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
この時間帯、いつも地震がありますね。今日のは気持ち悪くなるようなユラユラとした揺れでした。

地震がなくても十分今日は一日気分が悪かったです。
よくよく調べたら、アイマールが交代出場したのは78分のことでした。78分って・・・。

試合のゴール・ダイジェスト:
Benfica vs FC Porto 1-3 (Taca Portugal) - All Goals & Highlights - 20-04-2011


ゴールの経過はこんな風です:
0-1 63 ' Joao Moutinho
0-1 71 ' Hulk
0-1 74 ' Falcao
1-0 79 ' Óscar Cardozo (penalty)

ジェスス監督によると、「1点目の後、アイマールとフェリペ・メネセスを入れようとしていた。ポルトが我々の2列目に容易に近づいていたため、中央を安定させようと思って。しかしその間に2点目が入ってしまって、違うことを考えなければいけなくなった。」
はっ?! 2点目が入ったらますます1点を取りに行かなくてはいけないのに、別なことって一体何? しかもびっくりすることに2点目の後も交代はなく、3点目が入った後の78分のパブロの交代が一人目の交代です。思考が停止していたとしか思えない遅さですよねぇ(涙)。86分にカルデック、89分にウェルドンが出場。

これでベンフィカは今季ポルトと5戦やって、1勝4敗。しかもポルトでの5-0の大敗、目の前でリーグ優勝を決められたルスでの1-2、そして今日の2点のアドバンテージをみすみす失ってのルスでの敗戦と、情けない惨敗ばかり。ポルト相手の負けは普通の負けとは違うため、ジェスス監督は集中砲火を徹底的に浴びています。今週末のリーグ杯の試合とELのブラガ戦の結果次第ではありますが、ジェスス監督の今季限りでの解任もあるかもしれません。Serbenfiquistaの書き込みを読む限りでは、85%ぐらいのファンが監督解任を要求しているような感じです。

人々の書き込みを紹介しますと、
「89分の交代なんて、リードしているときに時間稼ぎにするものでしょ! 最初の失点の後、何が起こるか予想できたよ。アイマールはベンチで何をしていたの? パソス・フェレイラ戦に備えて温存?」

「これだけは言わせて。先週Beira-Mar戦で、テレビがアイマールはポルト戦には出場できないと言っているのを聞いて、すごく心配だったんだ、大事な試合にアイマールがいないの?って。で、ここに来て聞いたら、大丈夫、彼はプレーできると説明してもらって、すごくホッとしていた。

それが、ベンチに70分間座っていたって?!?!?!?! (←?と!を正確にコピーしました。)
OMG、一体どういうs**tだよ!」

「ジェスス監督は今日自分の辞任願いにサインをしたね。」

「ジェススはチームを作れなかった。彼のモデルは、個人の資質や一瞬のすごいプレーに依存している。ディ・マリアの良い時期、サビオラの良い時期、今季はサルビオやガイタンの良い時期もあった。でも彼ら2~3人が調子を崩すと、城は崩れてしまう。本当のチーム、偉大なチームは今日見たように、2、3、4人が不在でもチームの良い資質は維持される。」

「で、アイマールは? ボール支配が必要な試合で、ボールの持ち方を知っているたった一人の選手をベンチに置くって?? なんで? 一体どうして? ブラジル人の新加入選手に備えて、本当の才能を持っているたった一人の選手を放出するため? そうとしか思えない。」
ですよね~(鬱)。もちろんパブロだって万能ではないし、パブロがプレーしたら負けなかったかどうかはわかりません。パブロがプレーするとチームが常に勝つなんてことはないですから。ただ・・・強い相手、自分たちと同じか格上の相手と試合するときは、本当に些細なこと、少しのことが勝敗を分けるじゃないですか。だから、いつだって自分たちのベストな布陣でベストを尽くして初めて勝利は手に入ると思うんですよね。どうもジェスス監督は、相手を見くびりすぎるというか、楽に勝とうとしすぎるような気がします。自分たちより強いことがわかっている相手にどうして80%の力で勝とうとするのでしょう? この前のPSV戦だって、ほぼ同格のチーム相手に80%の戦力で向かって、危うく足をすくわれるところでしたよね。あれは本当にラッキーなだけだったのに、何も学んでいなかったんだなあとがっかりです。
ポルトの監督に、「ベンフィカには負けるためのすべてが備わっていた。」なんて言われています。悔しくて頭に来ますが、今季の惨敗ぶりを見ていると何も言えないです・・・。この監督、風貌から若いだろうとは思っていましたが、なんと1977年生まれの33歳なんですね。信じがたい若さです。で、名前はAndré Villas-Boas。(Serbenfiquistaでは、略して「AVB」と書く人が多く、日本人からすると紛らわしいとうか、イメージがちょっと違うというか・・・。)

Joan Carlesさんが、Creo que es el final de Pablo en el Benfica. と書いてきました。やっぱりそうなんでしょうか? 今日の試合を見て、心の奥底ではそうだろうと思いつつも、そう思いたくない自分がいます。パブロのスレッドを見ると、多くの人が「こんな監督でごめんね、許してあげて。」とか「今まで本当にありがとう。」と書いています。はあ・・・。
私は結構アイマールに厳しいもので(苦笑)、こんなに監督に信用されないのはやっぱりパブロが悪いのかなという気も少しするのですが、どうなのでしょう。例えば今日78分に交代出場して、ゴールに迫った場面があったわけですが、あそこでゴールするなり、誰かのゴールをアシストしていたら・・・ヒーローだったのになあ。それができたらメッシだし、ポルトガルにはいないような気もしますけれどね。


[Liga 27] Benfica 2-1 Beira Mar

2011年04月18日 21時56分42秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
アイマールの先発あるかも、と思って、根性で午前2時起き。(こんなところで根性出しても仕方ないけど) 予想どおりパブロ出ていました。意外なことにカルロス・マルティンスも右サイドで先発。その他は、カルデック、ハラ、フェルナンデス(左サイド)、アイルトン、カローレ(左サイドバック)、ルイス・フェリペ(右サイドバック)、シドネイ、ロデリックと完全なサブメンバー。

前半は守備が危なっかしい上に、パブロも真ん中であまりボールをキープできなくて、ベンフィカは低調なプレーぶりでした。途中から、カルロス・マルティンスが10番、パブロがもっと前、ハラが右サイドに回ってから、少しチームが機能し始めたような感じが。

前半終了間際に、パブロがファウルをもらって、FK。ゴールしたのになぜか審判に取り消されてしまいました・・・。

Benfica 2-1 B.Mar A marca de Elmano Santos by JJD 18-04-11.mp4


ライブで見ていたときは、一体なぜゴールが無効なのか逆立ちしてもわかりませんでしたけれど、これは間接フリーキックだったんですね。いずれにしろ相手ディフェンスに当たってゴールしているので正当なゴールのはずですが、審判には直接ゴールしたように見えて、それで取り消されてしまったと・・・そういうことですよね? はあ~。ラインズマン、主審ともに相手ディフェンスに当たっているのが見えないなんて、そんなことあるのでしょうか?! あんなに近くなのに?? ただ一つ疑問なのは、パブロは間接FKのつもりで蹴ったのかな? あの怒り方から見て、もしかして直接FKと間違えていたのかも、と少し思いました。(でも蹴る前に、審判が何か声を掛けているし、賢いパブロが間違えるわけないでしょうか・・・。)









試合全体のダイジェスト: 

SL Benfica 2-1 SC Beira Mar


取れていたはずの1点が取り消されて、後半はどうなるかと思いましたが、わりと早い時間に今度こその先制点をゲットできてほっとしました。相手ディフェンスをブロックしているパブロ、good job。審判に「このゴールは取り消さないの?」と聞いたという噂がありますが(汗)、本当かなあ。確かに審判に何か言っていました。パブロ、気持ちはわかるけれど、イエロー2枚目が怖いから自重してください。前半のゴール取り消しに激しく抗議してすでにイエローを頂戴(ほんとに不当なカードですよね!)。その時点で累積5枚目となり次節出場停止になりました。テレビ局はミッドウィークのポルト戦に出れない、と言っていたようですが、たぶんカップ戦は出場OKで、次のリーグ戦に出場停止となるはずです。これが試合中イエロー2枚目をもらってしまうとポルト戦に出れないところでした。

パブロは60分過ぎに交代したので、私もそのままパソコンを閉じて寝てしまいました。試合はその後ハラが2点目のゴール、でも終了間際に1点を取られ、2-1で終了した模様です。





あんまり調子が良くないかな?とは思ったけれど、謎のゴール取り消しもあったおかげで、アップ映像が多く、とんでもない時間に頑張って起きて見た甲斐はあったかも。キャプテンでしたし♪ でもパブロがキャプテン・マークをつけていると、まるで包帯かギブスみたいに見えます。ルイソンがつけているときはそんな風に思わないから、たぶんパブロの腕が細すぎ・・・。

採点:
      Bola Jogo MF Publico

J.CESAR 7 6 3 6

L. FILIPE 5 4 3 5

RODRICK M. 4 5 3 4

SIDNEI 5 5 3 5

CAROLE 6 5 3 4

AIRTON 5 4 3 5

C. MARTINS 7 8 4 7

P. AIMAR 6 6 4 7

FERNANDEZ 4 3 2 5

F. JARA 6 7 3 6

KARDEC 6 6 3 6

(CARDOZO 5 3 2 5

M. PEREIRA 5 5 3 6

C. PEIXOTO 6 5 3 5

Joan Carlesさんは試合は見れなかったそうで、採点はなしです。見ていたら、きっとパブロに7かな?


LIGA - 27.ª Jornada - 17/04/2011

Estádio da Luz - Assistência: 25 588

Golos: 1-0 Sidnei (53'), 2-0 Jara (71'), 2-1 Yartey (90'+4)

BENFICA

Júlio César, Luís Filipe (Maxi Pereira 67'), Roderick, Sidnei, Carole, Airton, Carlos Martins, Fernández (C. Peixoto 59'), P. Aimar (Cardozo 62'), Jara, Kardec.

Suplentes não utilizados: Moreira, Jardel, Felipe Menezes e Weldon.

Treinador: Jorge Jesus

BEIRA-MAR

Rui Rego, Pedro Moreira, Hugo, Jaime, André Marques, Djamal, Rui Sampaio (S. Oliveira 62') , Renan (Yartey 76'), Leandro Tatu, Artur, Wilson Eduardo (Élio 84').

Suplentes não utilizados: Paes , R. Rocha, Ruben Lima e Tiago Barros.

Treinador: Rui Bento

Árbitro: Elmano Santos (Madeira)

Disciplina: amarelos: Carlos Martins (45'), P. Aimar (45'+2) e Maxi Pereira (90').