A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

徒労感 

2010年05月13日 00時04分08秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
むかむかしてベンフィカの記事も読む気になれませんでしたが、習慣から一応目を通したので(ワールドカップ関連の記事は全部無視したけれど)、少しだけ。

ベンフィカは、ブラガのゴール・キーパーで、ポルトガル代表のレギュラーGKでもあるエデゥアルドの獲得を目指すそうです。大変良い話ですね。移籍金は400万ユーロと手の届く範囲です。すでにジェスス監督の元でプレーしていること、エデゥアルド自身もビッグ・クラブでのプレーを望んでいることは交渉に良い材料ですが、反面ブラガもCLに参加するため、良い選手の引き留めを図っていて、簡単には手放さないことが予想されます。

そのCLですが、ベンフィカはポット2に入ることが確実となりました。1はもちろん無理なので、ポット2というのは結構いいポジションかも。新聞の報道によると、レアル・マドリードもポット2になる可能性があるそうです。そうなるとベンフィカはマドリードとは対戦しないことになりますけれど、まあマドリードを避けられるからすごくハッピーというほどでもないような・・・。(なんとかなる相手っぽい、というのは見くびりすぎ?!) ポット1に入って、ベンフィカが対戦する可能性のある相手は、Barcelona, Manchester United, Chelsea, Bayern, AC Milan, Interです。
バイエルンやミランが組し易いように思いますが、意外にそうでもないかな。

さて、ワールドカップのほうは、自分的には始まる前に終わってしまったような感じですね。200%覚悟していたのに、こんなに失望感があるのは、やっぱりアイマールが一度代表に呼ばれたからなんだと思います。それもよりによって後のない背水の陣のペルー戦に。2年ぶりの代表で、ほとんど一緒にプレーしたこともない初めて顔を合わせた選手たちとぶっつけ本番で、あの重圧の中でプレーする責任を引き受けることのできる選手なんて、そんなにたくさんいるとは思えません。しかも、イグアインの先制ゴールをアシストしたのはパブロだったじゃないですか~。それなのに、なんであの試合の後は1分も出場機会がなかったのかどうしても納得ができないです。都合よく利用されただけ?! 見事な使い捨てぶりですよね。あの後数試合起用されて、あまり活躍できないとか、監督の戦術と合わないことがわかったとかなら、落選も仕方ないと思えます。でも、あんな死にそうに難しい試合一試合だけに出されて結果を要求されて、実際結果も出したのに二度とチャンスがないなんて・・・。頑張ったのが馬鹿みたい。まあ、例えばベロンなどに比べて性格がおとなしすぎる、地味すぎる、目立たない、存在感が無い、リーダーシップに欠ける、というのがいけないのかもしれません。監督へのアピールに欠けるというか。一旦グラウンドに立てば、闘志ありすぎ、プレーは派手、オーラあり、リーダーシップも取れるんですけれど、そりゃ試合でプレーしていないからマラドーナにはわからないですよね。
ちなみにアルゼンチンのラジオでは、「アイマールはフィジカル・コンディションが悪いので、同じようなプレー・スタイルのパストーレのほうをマラドーナは好んだ。」と言っていたそうです。パストーレを見たこともないから、そうなんだあとしか言えませんが。
(上の写真は、もちろん優勝後のロッカー・ルーム。真ん中はラミレス。サビオラがどこまで裸なのか心配になります。パブロの爽やかな顔を見ると悲しい・・・。)

というわけで、アイマールはカナダに行ったあとは休暇に入りますね。そこで、だましだまし使っていたNote PCを修理に出そうと思います。10年前に買って調子が悪いので使うのを止めていた古いPCを納戸から取り出してきて、一応ネットには繋げました。なので最低限のネットは見れるのですが、とにかく全てが重くてのろいので、どの程度ブログを書けるかやってみないとわかりません。第一たぶんネタがないですよね~。無理せず、書くことがあるときだけまったりと書いていこうかなと思っています。(動画などは絶対見れなさそう・・・)

真っ暗なアルゼンチン代表

2009年12月23日 21時57分23秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
アイマールについては特にニュースはありません。今頃はリオ・クアルトでゆっくりくつろいでいることでしょう。
下の写真、ユニフォームではなくて妖精ちっくな服でも着せると、なかなか神秘的なものになりそう。ボールがまた天体か何かのようです。




試合を見たわけではないのですが(パブロが出ないのではやっぱり見る気がしなくて・・・)、カタルーニャ選抜との試合は、4-2でアルゼンチン代表の負け。
こんな感じです:

Catalunha 4 - Argentina 2
Estádio Camp Nou

Árbitro Alfons Izquierdo (Espanha)

Valdés (Codina 76); Bruno Saltor, Oleguer, Puyol (Serrano 60) e Capdevila; Piqué (Hurtado INT), Xavi (Sergio González 55) e Busquets; Sergio García (Navarro 72) , Verdú, Bojan Krkic (Corominas 64)

Treinador Johan cruyff

Pozo; Álvarez, Demichelis, Otamendi (Pareja INT) e Papa (Datolo 60); Pastore, Bolatti, Gago e Di María, Higuaín (Palermo 66) e Lavezzi

Treinador Héctor Henrique

intervalo 1-0

Golos 44' Sergio García, 54' Bojan Krkic, 62' Pastore, 69' Sergio González, 71' Di María, 74' Hurtado

amarelos 35' Puyol, 48' Hurtado, 51' Demichelis, 79' Datolo, 80' Di María, 82' Pareja

ディ・マリアがアルゼンチンの2点目で3-2となるゴールを入れたため、ポルトガルの新聞でも大きく取り上げられています。アルゼンチンの代表のプレーぶりは、というと、O Jogoによれば「ほとんどまったく練習の機会がないカタルーニャ選抜相手に、アルゼンチンはばらばらだった。ディ・マリアはアルゼンチンの中で一番良い選手だった。」とのこと。うーむ。Oleには「No hay equipo」(チームがない。)と書かれていますね。「どんなに相手を変えても、結果は同じ、危機は続く」。Oleの論調も「世界最強のスペインに負けるのはありとしても、練習の機会もなく、ほとんどフレンドリーと同じように前日集まった選手がグラウンドに立っただけのカタルーニャ選抜に負けるのは深刻。」としています。ただ、アルゼンチン代表のスタメンを見ても、あまり見たこともない、代表でプレーするのが数回目と思われるような選手ばかりで、事情はカタルーニャ選抜と大して違わないような。さすがにこのメンバーだったら、アイマールは使われていたかなあ。でも、プレーした結果があんまり上手く行かなかったら、やっぱり落ち込んだかなあ・・・。各選手の採点はこちら:Uno x uno ディ・マリアよりイグアインらのほうが高評価ですね。しかし、ディフェンス陣は酷いな。
Oleには、「リケルメを復帰させるべき!」という記事もあります。はあ、混沌としていて、希望が持てない・・・。パブロは代表に復帰するまで、信じられないくらい調子が良かったのに、代表戦に出た後からびっくりするくらい調子を落とすなんて、絶対マラドーナと何かあったに違いない(苦笑)。まだ監督が替わってくれたほうが、希望が持てるような気がしてきました。

ベンフィカのニュースは、マンチェスター・ユナイテッドがナニと1000万ユーロで、ディ・マリアを獲得しようとしているという噂があるそうです。でも1月はないんじゃないかなあ。それに、左サイドはコエントロンとウレッタがいるので、どっちかというと選手はいいからお金が欲しい、という感じです。
ビエイラ会長がKardecという選手の獲得を確認しました。12月28日までにもうあと一人か二人の選手が新たに加入するそうです。

[Friendly Match] Spain 2 - 1 Argentina

2009年11月15日 23時02分35秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
無駄に早起きして眠いので、短く。たいして書くこともないし(怒)。

現地観戦した方からの情報ですが、アイマールが怒っていたのはオフ・サイドの判定に対してだそうです。全く覚えていませんが、アルゼンチンに不利な判定があったらしく、それに激怒していたらしい。まったくパブロらしいというか・・・いつだってチームのことしか考えていないんですね。

でも、そんな自分のことはあんまり考えない、欲がなくて不平不満を言ったりしない我慢強い性格が、いいように利用されているような気がして、本当に腹立たしい限りです。ペケルマンのとき、ワールドカップでロスタイムに出されていたりして、どうしてわざわざそんなことするかなあ?と思いましたが、今日だって・・・。
試合当日のバレンシアのスーペル・デポルテの記事です:El ´Mago de la luz´ vuelve a sonreír a los treinta
「ルスの魔法使いは30代で笑顔を取り戻した」というタイトルで、パブロが4年以上苦しんだ恥骨炎の受難を断ち切るために手術に踏み切ったこと、ベンフィカで良いサッカーを取り戻して、代表にも復帰できたことが暖かく紹介されています。そして最後に、Hoy podremos verlo en el Calderón, y volver a disfrutar de esa elegancia sobre el césped, que además, acompaña con su habitual humildad fuera de él.「今日、彼をカルデロンで見ることができる、そしてピッチ上でまたあのエレガントさを楽しむことができる、その後ろにある彼のいつもの謙虚さと共に。」と結ばれています・・・。

マラドーナが強豪相手に4-4-2を使いたいから、パブロが控えというのは、納得できないけれど仕方ないことなのでしょう。真剣勝負なら、試合展開によって出番がないことがあっても、それも仕方ないでしょう。でも、スペインサッカー協会創立100周年という記念イベントの親善試合で、かつ4-4-2が全く機能しないで負けているのに、アイマールが1分もプレーできないって・・・ありえないでしょう。バレンシアの記者もまさかアイマールがプレーしないとは夢にも思わなかったから、あの記事を書いたのに違いありません。パブロだって、よく知っているスタジアムで、よく知っている選手たちを相手に、それはプレーしたかったことでしょう。そんな選手個人の希望を思いやるなんてセンチメンタルすぎ、と言われてしまうかもしれませんが、横のメンバー表のスペインのサブ・メンバー(suplentes)を見れば、デル・ボスケが全員をプレーさせたことに気がつきます、キーパーのレイナでさえも。どちらの監督の方が上手く選手のモティべーションを上げているか、どちらの監督のほうが正しいことをしているか、それはチームのパフォーマンスにもはっきり表れていたんじゃないかな。
今日のマラドーナのは悪意にしか思えなかったけれど、せめてアイマールがこれにあまり影響されずに、ベンフィカでの良いプレーを続けてくれることを願っています。

今日の試合については、Nacionは「かすかな持ち直しの兆候とともに負けた。」なんて書いていますが、実際にはOleの書くとおり「前進でも後退でもなく、横に動いただけ」なのでは? つまり特に何の進歩もなく、メッシ問題が解決する兆しもなく。マラドーナの「メッシはものすごく良かった」発言には、メディアもさすがに「そうか?! マラドーナは違う目で試合を見たに違いない。」とびっくりしています。いくらなんでもあの状態でメッシに救世主になってもらうのには無理があるかと。

ところで、マンチェスター・シティがディ・マリアの移籍について4000万ユーロでベンフィカと合意した、というニュースが出ています:CITY SET UP £36M DEAL FOR BENFICA STAR  たぶん嘘でしょうけれど。特にこの記事の最後のほうに、ロビーニョのバルサ移籍は夏になると書いてあります。そうすると、ディ・マリアが冬にマンチェスターに行く意味がありませんよね。4000万ユーロともなると、ベンフィカとしても断れない金額ではありますが、冬にレギュラーを放出するとはどうしても考えられません。特に優勝を狙える位置につけている今は! 

書き忘れていました、コエントロンのポルトガルは、1-0でなんとかボスニアに先勝したようですね。ただあんまり良いプレーぶりではなく、コエントロンも途中出場したものの出来は良くなかったみたい。初A代表出場がプレーオフですもん、緊張しちゃったのでしょうね。 このポルトガル相手にベンフィカが試合をしたら、5-0ぐらいで勝ちそう、とSerbenfiquistaでは言われています。

早起きして損したなあ

2009年11月15日 09時27分27秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
私の睡眠を返して!なんて思ってしまいました・・・。
股抜き禁止のエピソードを読んだときから、なんとなく悪い予感はしていたけれど、これでもうアイマールの代表召集はなしかなあ、と結構悲観的な気持ち。だって、あの内容の試合で使ってもらえないって、終わっているとしか思えません。テベスやラベッシのほうが試合を動かせると判断されたわけだもの・・・。

私の見た感じでは、前半スペインに圧倒されすぎ、危険なファウルやりすぎ、メッシはボールに触れなくて可哀相、ディ・マリアのクロスが適当すぎ(シュートは絶対外すと思いました、最近外し続けているから)、イグアイン消えすぎ(この人、ペルー戦でパブロのスルー・パスを決めた以外代表で何かやったんでしょうか?)。
でもマラドーナが見たこの試合は全然違うようで、結構満足しているらしいです。後半のアルゼンチンのリアクションはすごく良かったので、1-1が妥当だったのに、だって・・・。アルゼンチンがゴール・チャンスをたくさん作ったことにとても満足していると、言っていますが、そんなにゴールのチャンスがありましたっけ??? 私にはスペインのほうが何倍もあったような気がするけれど。更に、「メッシはすごく良いプレーだった、少しずつこのチームのオーナーになっている。」 "Lio jugó maravillosamente bien"という言葉を思わずじっと見つめてしまいましたが、うーん。ときどきアイマールがあんまりかなあと思って、後で見直すと結構良いプレーぶりのことがあるから、今日のメッシもそうなのか・・・。まあ見直さないけれど。

最後アイマールがベンチで何かFIFAのスタッフと言い合っているところが映って、「おお、パブロだあ。」と一秒くらい盛り上がりました。髪の毛もちょうどいい感じだったのになあ。

Previa [Friendly Match] Spain - Argentina

2009年11月14日 22時54分20秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
試合は数時間後なのに、今日が一番ニュースが少ないような気がします。
アルゼンチン代表は金曜日の夕方6時から7時の間、ビセンテ・カルデロンで練習をしました。全然写真がないところを見ると、非公開だったのかな? 練習の内容はほとんどシュート練習と、セット・プレーの練習(攻撃、守備とも)だったようです。練習に参加しなかったのはグティエレスとアグエロ。
明日スタジアムに到着したときにスタメンを発表すると、マラドーナは言ったそうですが、すでに予想スタメンは出ていて:
Sergio Romero; Fabricio Coloccini, Martín Demichelis, Gabriel Heinze y Cristian Ansaldi; Maximiliano Rodríguez, Javier Mascherano, Fernando Gago y Angel Di María; Lionel Messi y Gonzalo Higuaín.

ほぼ予想どおりですね。コロッチーニかあ・・・。それからガゴとマスチェラーノのダブル・ピボーテ・・・二人とも調子悪そうなイメージがありますけれど、練習ではいい感じだったのかな? ガゴはカンビアッソとの競争に勝ってスタメン、との記事がナシオンに出ていました。
アイマールは当然のようにベンチ。パブロ比では試合が続いていて、たぶん疲れ気味だと思うので、怪我するよりはいいかなあとは思います。でも、最後10~15分出てなんとなく終わるというのも、嫌だなあ(苦笑)。ペケルマンのときは、全然出番がないことさえあったから、それを思えばプレー時間があることだけでも喜ばなくてはいけないのかもしれませんが。特につい二ヵ月前までは「もう二度と代表召集はないかも。」と思わないではなかったことを考えれば。(ってプレーできればですが)
それにしてもスペインにずたずたにされたらと想像するとかなり憂鬱です。これが例えばベンフィカがバルセロナと試合するのだったら、例え結果が負けであっても、すごく緊張するだろうけれど、楽しみでもあると思うんです。でも、明日の試合は全然楽しみじゃないですね。きっと監督への信頼度の違いなのでしょう・・・。

そういえばスペインの予想スタメンなどを全く読んでいませんが、だいたい知っている人たちだろうからまあいいかなんて。スペイン・サッカー協会の創立100周年を記念しての試合をスペインの首都マドリードで行うわけですから、スペインが華麗に勝つというのが筋書きかなあと思います。ただアルゼンチンにも、さすが強国だなと思えるサッカーを見せてほしいものですよね。
試合は日本時間では午前4時45分より。

コエントロンが召集されたポルトガルも気になります。Fuji Nextがまだ見れるので後半を見てみようかな・・・。

水曜日の練習

2009年11月12日 23時17分07秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
せっかく代表の親善試合が近いのに今ひとつテンションが上がらないのは、どうせアイマールはスタメンではなさそうだから? それともやはりエンケのことがあったからでしょうか?
CNNのニュースにも取り上げられていて:German goalkeeper kills self by stepping in front of train, police say、3という数字のところにあのベンフィカの紋章が見えるユニを着たエンケの姿があります。「エンケは1999年にベンフィカに加入。ドイツ人監督のへインケスの下だった。クラブには困難な数年だったが、エンケは急速に名を成して、チームのキャプテンを任された。」と書かれていますね。
コメント欄の中の一つを読んで、この人の言うとおりなんだろうなあと思いました。
My husband died from suicide 14 years ago. I was left to raise 3 young children. I say "die from" rather than commited because I don't believe that it's a choice. People don't choose to suffer from mental illness any more then people choose to become addicts or suffer from cancer. I think for the sake of the survivors this something that should be understood and talked about publicly. My deepest sympathies to his wife and daughter.
日曜日の葬儀にはベンフィカから会長、ルイ・コスタ、ヌーノ・ゴメスなどが参列するものと見られています。また、カップ戦になりますが、ルスでのギマランエス戦の際に追悼セレモニーが行われる予定。

なんだか元気が出ないのは、お天気が最悪なこともありますよね。寒いし、新型インフルエンザは猛威を振るっているし・・・。アルゼンチン代表の話題に戻りますと、ビデオを見る限りではマドリードもお天気はどんよりしているようです。書いたかどうか忘れてしまいましたが、代表はレアル・マドリードの練習場を借りていて、また宿泊ホテルも同じものを使っています。それもあって、昨日チームは国王杯の試合を観戦したわけですが(マドリード側に招待されたみたい)、結果は誰もが知っているとおりのもので、Oleは「この結果に感染力がなければいいのだけれど。」なんて書いていました。

水曜日の練習では、前日国王杯の試合をプレーしたばかりのイグアインとマキシは別メニューで回復のための運動。(火曜日、アイマールもディ・マリアも月曜日の試合を終えた翌日だったのに通常練習をしていたようなんですよね。大丈夫だったでしょうか。というか、この違いは何?)
イグアインとマキシ以外の選手は8人対8人のミニ・ゲームをしました。メンバーは、片方に Mariano Andújar, Fabricio Coloccini, Javier Mascherano, Martín Demichelis, Fernando Gago, Diego Perotti, Lionel Messi, y Carlos Tévez。もう片方に、Sergio Romero, Cristian Ansaldi, Gabriel Heinze, Esteban Cambiasso, Pablo Aimar, Angel Di María, Sergio Agüerzo y Ezequiel Lavezzi。まあ、ばらばらに取り混ぜてという感じでしょうか。得点などは記事に書いてありませんでした。
そして、OleにCaños, noという記事があります。「股抜き、no」というタイトルで、アイマールがガゴに見事な股抜きをしたら、マラドーナが「股抜きは駄目!」と言って、パブロからボールを取り上げて相手チームに上げてしまったそうです。ええっ! 一瞬むっとしちゃいましたよ(苦笑)。「お遊びプレーは駄目、もっと多くのプレーを。」というのがマラドーナの方針らしい、とOleは書いていますが、アイマールほどシンプルにプレーする選手はいないのに! パブロもきっとびっくりしたでしょうね。(でももしかするとベンフィカの練習では南米人たちはみんな派手なことをがんがんやっているのかも~。ついそれで・・・。股抜きするくらいだから、調子はいいのだろうと思っておきます。)
この記事のビデオを見ると、すごく小さいので見づらいけれど、これはパブロかな?と思える人影がありますね。

昨日のAFAのページにはアグエロは怪我のために代表を辞退と書いてあったと思うのですが、どうやらアトレティコ側はそう望んでいたものの、代表の医師による診察の結果代表参加OKとなったようです。
木曜日は、マラドーナ体制になって以来初めての(!)二部練習になると、水曜日時点でのAFAのHPに書いてありました。とするともう朝の練習は終わっているはずなのですが、特に何のニュースもありません。再度AFAのページを見たら、マラドーナははっきりと決めていないが、フィジカル練習になりそう、とか書いてあるし・・・。本当にいい加減でどこまでいっても心配です。午後にはグラウンドで通常練習があり、スペイン戦のイレブンが確定するだろうとのこと。

最後にベンフィカ関連のニュースで、マンチェスター・シティがディ・マリアに攻勢をかけているというRecordの記事がありました。バルセロナに行くかもしれないロビーニョの後釜として狙っているそうです。まったくベンフィカにとっては迷惑な話ですよね。ディ・マリアだってバルサなら行きたいかもしれないけれど、マンチェスター・シティに行くよりは慣れ親しんだベンフィカに留まることを選ぶと思います。

召集されました!

2009年10月31日 07時51分34秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
たった今起きて、緊張しながらOleを開いたところ・・・アイマールは呼ばれていました! 良かった(涙)。試合は11月14日のスペインとの親善試合。その数日後にナイジェリア戦があるとつい二日前のOleにも情報がありましたが、昨日からナイジェリア戦には一切触れられていないので、キャンセルされたのかも(汗)。
メンバー的にパブロが試合で使ってもらえるかどうかは微妙なような気もしますが、とりあえずほっとしました。中盤の選手、たくさんいますもんね。
(ラベッシは活躍しているのでしょうか? ここにサビオラでいいのに・・・。よく見るとディエゴ・ミリートもいないですね。)

Arqueros
Sergio Romero (AZ Alkmaar - Holanda)
Mariano Andújar (Catania - Italia)

Defensores
Fabricio Coloccini (Newcastle United - Inglaterra)
Martín Demichelis (Bayern Munich - Alemania)
Gabriel Heinze (Olimpique Marsella - Francia)
Nicolás Pareja (Espanyol - España)
Cristian Ansaldi (Rubin Kazan - Rusia)

Volantes
Jonás Gutiérrez (Newcastle United - Inglaterra)
Maximiliano Rodríguez (Atlético Madrid - España)
Javier Mascherano (Liverpool - Inglaterra)
Fernando Gago (Real Madrid - España)
Esteban Cambiasso (Internazionale - Italia)
Ángel Di María (Benfica - Portugal)
Pablo Aimar (Benfica - Portugal)

Delanteros
Lionel Messi (Barcelona - España)
Gonzalo Higuaín (Real Madrid - España)
Carlos Tevez (Manchester City - Inglaterra)
Sergio Agüero (Atletico Madrid - España)
Ezequiel Lavezzi (Napoli - Italia)

PREVIA [ポルトガル・カップ] Monsanto - Benfica

2009年10月17日 23時05分02秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
代表週間でどっと疲れて、ベンフィカに頭を切り替えるのがなかなか難しかったりします・・・。家でテレビ見ているだけでこんな感じなのに(笑)、物理的に移動して試合をこなしてきた選手たちは本当に大変ですよね~。
メッシがクラブの用意したプライベート・ジェット機で帰国、という記事を読んですごっと思いました。ベンフィカの三人組、アイマール、ディ・マリア、マキシは普通のフライトでですが、ウルグアイから3人一緒にリスボンに戻ってきたようです。マドリード経由で、到着は金曜日の9時と書いてあったけれど、どう頑張っても9時には着かないような気がするな。マキシは、あのアルゼンチン戦終了直後にA Bolaの記者に「まだディ・マリアにおめでとうを言っていないけれど、これから一緒に帰るからそのときに言うよ。」と話しました。2人のマッチ・アップの激しさには、サビオラも「ちょっとすごかったねえ。」と言っていましたね。FUJIの放送を見ていて、この2人が実はとても仲が良い友達だってことを紹介してくれればいいのに、と一瞬思ったけれど、実況の人がそんなことを知るはずなかったのでした。

さて、久しぶりにジェスス監督の記者会見を読みました。(誰かさんに比べてすごく普通・・・) 実は明日試合なので、召集メンバーが発表になっています。
GK: Moreira e Quim.
Defesas: Maxi Pereira, David Luiz, Sidnei, Miguel Vítor e César Peixoto.
Médios: Javi Garcia, Rúben Amorim, Carlos Martins, Fábio Coentrão, Felipe Menezes, Di Maria e Urreta.
FW: Nuno Gomes, Mantorras, Saviola e Weldon.

アイマール、カルドーソ、ルイソン、ラミレスは召集外。木曜日のエバートン戦に向けての温存です。もちろんそうなるのはわかっていましたが、パブロのプレーをずいぶん見ていないような気がして、ちっと淋しいなあ。それにしても、ディ・マリアとマキシは召集メンバー入り。お、お疲れまです。よほどのことがない限りプレーすることはないと予想はされていますが。
どこにも予想スタメンが出ていないような気がするけれど・・・。ポルトガル・カップというポルトガルにたくさんあるカップ戦のうちの一つなので、前線はヌーノ・ゴメスとウェルドンのような組み合わせになるのかも。このカップ戦は、確か優勝するとELに出れたと思います、国王杯みたいな位置づけですね。
試合は18時15分から、相手は二部のチーム。スタジアムは満員となる予定です。私は見る予定なしですが、もちろん勝利を期待しています!

話は変わって、マラドーナ監督の続報です。女性に対してのみ、特に自分の母親に対して、不適切な発言の謝罪をすることにしたのだそうです。後で聞くと、ほとんどがピーという音で消されていたから、英語の通訳付きCNNでも何言っているのか全然わかりませんでしたが、試合後ライブで聞いてしまったらそりゃあんぐりですよね。昨日の時点で速攻解任すればいいのに、さすがにするんじゃ?と思っていたのですが、Oleを読んだ限りではそのような動きはあまりなさそう(驚)。というのも、マラドーナはFIFAの不適切な発言を禁止した条項に触れて、最大で5試合のサスペンション処分が課せられる可能性があります。Oleには、どうしたらワールドカップ開幕前に5試合を消化できるか考えている記事が載っていました・・・。現時点で決まっている親善試合は、Spain (11月14日, in Madrid), Nigeria (11月18日, in London) そして、Germany (3/3/2010, in ミュンヘン)。これに加えて、まだ決まってはいませんが、12月に国内で2試合親善試合を組む計画があり(相手の候補は、Mexico, New Zealand, South Korea, Slovakiaなど)、そうすると5試合を消化できてしまうというわけです。親善試合の日程がわかったのは良かったけれど、そんなこと考えるより先に監督解任したほうがいいのでは?! 本気でこのまま行くつもりなんでしょうか。アイマールのことを考えると、マラドーナが続投のほうがもしかしたらいいのかもしれませんが、結局気紛れで召集しただけのような気もするし、この監督ではチームが成功しそうもないのは明らかですし。
ただ、5試合のサスペンションについては、この罰則は特定のグループ、個人に対する差別的発言を厳しく処分するためのものなので、マラドーナのはどうでしょう・・・。酷いけれど、そういう内容とは違うから5試合マックスではないかもしれませんね。

前途多難

2009年10月16日 22時31分46秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
今朝CNNでマラドーナの記者会見を見ましたが、放送禁止用語だらけだったみたいで、ピープ音がたびたび鳴り響いていました・・・。 どうやらメディアを罵倒したようですね(汗)。 確かにメディアの報道は超どうしようもないことが多いんですけれど、この場合はどっちもどっちというか。一夜明けてもマラドーナは「誰にも謝ったりしない。メディアは反アルゼンチンだ。」と主張しているようです。Nacionは、「ウルグアイ戦の戦術も選手交代も大間違い。たまたま運良く当たっただけで、マラドーナが良かったわけじゃない。」と完全に切れた様子。NacionもOleもマラドーナを辞めさせることができないなら、ちゃんとした戦術を教えることのできるまっとうなアシスタントをつけるべき、と主張していますが、どうやらマラドーナはグロンドーナ会長が推薦するコーチを断っているようです。下手に結果を出してしまったために、マラドーナは「俺のやり方で正しいんじゃん。回りはつべこべ口出すな!」とすっかり勘違いしてしまったんですね。全くこんな人を監督にするから・・・。一応11月4日が契約更新の日なのでしょうか? 協会が辞めさせたいなら、契約を更新しなければいいだけなのに、何か別の問題があるのかな?

アルゼンチン代表の中でいろいろ問題があったのは、Oleの記事を読んでも感じられます。テベスのインタがあるんですけれど、「代表を去ろうと思ったことがあった。」と。「ヨーロッパから来る選手たちはお金をたくさん既に儲けているから、代表のために全てを注ごうとはしない。」といった批判があったことなどを話しています。(このようなこと、マラドーナも言っていませんでしたっけ?)
またベロンの長々としたインタビューでは、メッシについて触れていて、
「メッシのワールド・カップとなるだろう。この前のコパ・アメリカのときと比べれば、メッシとチームの関係はずいぶん良くなった。それでもまだ、我々は彼がバルセロナでのようにピッチで快適に感じることには成功していない。メッシは、ここでは居心地悪く感じるほどだ。それはチームの問題であり、監督が解決するべきことだ。なぜなら彼は我々に欠かすことのできない選手だから。」
コパのときは孤立気味だったのが、今はだいぶチームに馴染んだけれど、ピッチで成功するまでにはいたっていない、ということですね。

Serbenfiquistaで、スペイン人が「メッシはフェノメノンだ。でも典型的な2トップの一人ではないのだから、今の代表では活躍できないのは当たり前。もっとメッシに合わせた選手を起用するべき。」と書いているのに、アルゼンチン人(リーベル・ファンでアイマール・ファン)が反論していました。標準のアルゼンチン人のメッシに対する見方なのかな?と思ったので引用しておきます。:
「君の意見には同意できないな。メッシは確かにスペインではフェノメノンかもしれないが、代表では違う。ヨーロッパで示しているものの四分の一も示していない。クラブではとても良いレベルの選手の上に、素晴らしい監督がいることは確かだ。でも、選手がもしも世界一の選手ならば、いつまでもチームメートに頼っていていいわけがない。ペルー戦について言えば、アイマールがピッチを去ったとき、彼が試合を動かさなければならなかったのに、パレルモたちへのクロスを上げたのは彼ではなかった。パブリートとはとてもよく合っていたけれど、先生が横にいないときでもどのようにプレーしたらいいのか知っていなければならない。メッシは代表では、バルセロナでプレーするときの希望を持っていない、100%の力を注いでいないんだ。今までのところ、彼は何一つ示していない。たぶん2014年か2018年には彼は重要になるかもしれない、でも今は違う。」
うーん・・・。まあ戦術云々を置いても、22歳の選手に代表を背負わせるのが荷が重いんだと思います。どんなに才能があっても、それはやっぱり想像を絶する重荷ですよね。あと、ペルー戦でアイマールとプレーしたメッシを見て、メッシのアイドルは自分だったと言われてアイマールが恥ずかしく思うほどには、2人の間に差があるかな~と思ってしまいました。純粋にトップ下の選手としての才能を比べたら、アイマールのほうがメッシより上なんじゃ?!とすら思っちゃいましたよ~。もちろんそれはペルー戦限定のことであって、本来メッシの力は総合的にはそんなものではないはずですから、そのへんがアルゼンチン人が不満に感じるところなのでしょうね。

アイマールたちがまだリスボンに到着していないので、ついアルゼンチン関連の話を長々と書いてしまいました。アルゼンチン代表については肝心の監督も含め不透明なことが多すぎて、先が全然読めません。ともかく、パブロは代表のユニを着て一試合プレーする夢が叶ってよかった。もっとたくさん試合ができればいいけれど、こればかりはね・・・。マラドーナ解任となって、結局一から選手選考のやり直しということになりそうな気がします。

Correio da Manhaには、ベンフィカ側がアイマールについてのメディカル・レポートをアルゼンチン・サッカー協会に送り、過度に使わないように求めた、という記事が載っています。本当かなあ。大事にされているのはいいんですけれど、ここまでやると使えない選手だなと思われそうで、それもちょっと嫌です。試合に出ればいつもちゃんと活躍しているし調子は良さそうなのに、どこが悪いのかな。Correo da Manhaは「このためもあって、ウルグアイ戦はベンチだったのだろう。」としていますけれど、それはないですよね。(ポルトガルの人はアイマールが二戦目をプレーしなかったのが不思議でならないみたい。)



[南米予選] Uruguay 0 - 1 Argentina

2009年10月15日 22時13分34秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
やれやれ、怒涛のような10日間が終わりましたね~。アイマールもディ・マリアもマキシもお疲れ様! この3人、そしてルイソンとラミレスのリスボンへの到着は金曜日となるようです。カップ戦は土曜日なのでまずプレーは無理ですね。

今日の試合ですけれど、ウルグアイは思ったよりも強くなかったという印象です。守備はとても堅くて良いように見えましたが、攻撃が雑すぎてあれでは点を取るのは難しいだろうなあという感じ。でも何よりも感じたのは、ホームの大観衆の前で、絶対勝たなければならない試合で1点を取ることの極度の難しさですね。特に相手が引き分けでもOKの場合。そういう意味で、ペルー戦のアイマールのスルー・パスは、天才にしかできないすごさだよねえ、なんて。いえ、誰も特別褒めていないみたいだから、ファンぐらいちゃんと褒めてあげないと。
テレビで見た映像と違う角度の動画がありました。:
Gol de Gonzalo Higuain (Eliminatorias Sudafrica 2010 Argentina-Peru)


間違いなくディフェンスは5人いるんですけれど、針の目を通すように正確なボールです♪ あのスピード、あの角度以外だったら絶対に通らない完璧なパスですよね。  
おっと、今日の試合のことを書かなくてはいけないのでした。うん、前半の途中から、今日は大丈夫なんじゃないかなと思いました。ウルグアイが慌てすぎだったし、アルゼンチンもリスクを全く冒していませんでしたもんね。全試合引き分けでいいのなら、ああいう戦い方がもありだと思いますが、本大会ではさすがに許されないような気がします。
アルゼンチンが落ち着いて試合を進めることができたのは、ビエルサ監督のチリがしっかりと試合をしてくれたことも大きいのではないでしょうか。後半6分で1-0とエクアドルをリード。終始ボールをコントロールして、危なげのない試合だったようです。それは簡単なことのように聞こえますが、チリと同じく本大会出場を既に決めているパラグアイはホームで負け、ブラジルもホームで引き分け。いかにモティべーションの問題は大きいかがよくわかります。仮にチリが前半から負けていたりしたら、アルゼンチンのプレーぶりもずいぶん変わっていたことでしょう。ビエルサに感謝しなくては。
ちなみにペルーはホームでボリビアに勝利しています。ペルーのほうがウルグアイより強いような気がしましたよ~(苦笑)。

マラドーナと一緒に泣いていたのがビジャルド? Oleの記事は選手たちの喜びようを伝えて「まるで優勝したかのよう」。マラドーナについての長々とした記事では、最後を「苦しみはようやく終わった、それとも今始まったばかりなのか?」と結んでいます。記者も、あまりの運の強さにどういう方向で記事を書いたらいいのか迷っているでしょうね。でもアルゼンチン国民は圧倒的に続投反対のようです。ワールドカップ出場が決まった後のアンケート、「大会出場が決まったが、マラドーナは代表監督を続けるべきか?」:



まだ投票数が5000人ぐらいでしたけれどね。

アルゼンチンの本大会出場が決まり本来なら大変喜ばしいのですが、微妙にもやもやするのは、やはりアイマールがそれなりに頑張ったのになんとなくメディアに無視されているような気がするからかな。メディアというより、マラドーナにかも。これからも呼んでもらえるのかなあ、と考えると結構不安です。単にベロンが出場停止だったからピンチ・ヒッターだったのか・・・と思うと、少し失望してしまうのですが、でもまあ、今までこれの何千倍も苦しいことがあったから、これくらい大したことではないですよね。代表戦でイグアインの先制点をアシストなんて、一ヶ月前には逆立ちしたって想像できなかったですもん。手術をして、もうアイマールのサッカーは見れないのかな、と不安のどん底にいたときのことを思い出せば・・・ほとんど贅沢な悩みです。
ベンフィカで良いプレーを続ければきっといいことがあると信じて、また頑張ってもらいましょう。
(下はモンテビデオのホテルに入るアイマール。)



ところで、ラツィオの噂、日本語のニュースにまでなっていますね(驚)。絶対に有り得ない話なのに。アイマールから代理人契約を打ち切られて(A Bolaによれば)、それでマスカルディが逆切れして嫌がらせをしているんじゃないかと心配になります。酷い代理人だと、選手を人質に取るようなことをしてお金を稼ぐらしいので。マスカルディならやりかねないような気がするから超心配。だって、もしパブロの代理人がマスカルディなら、来月ローマに行くなんて話が出てくるわけないもの。サビオラやディ・マリアがいて、自分をトップ下で使ってくれる監督がいて、自分を信頼してくれるスポーツ・ディレクターがいて、自分を応援してくれるたくさんのファンがいて、それなのに1月にベンフィカを出るわけがありません・・・。

祝アルゼンチン、ワールドカップ出場決定

2009年10月15日 09時28分18秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
とりあえず、おめでとう!
ワールドカップ出場決定の瞬間にアイマールがチームにいられるなんて、つい一ヶ月前には想像もできなかったので、それを思えば満足かな。実際にパブロがワールドカップに行けるかどうかは、監督にもよるし、これからのベンフィカでのプレーにもよるでしょう。突然の召集でプレッシャーは大変だったと思うけれど、チームの結果はベストなものになったので、まあ良かった。

それにしてもマラドーナの強運には驚愕。でも、今日の試合、ウルグアイが予想外に弱かったから良かったものの、アルゼンチンも決して褒められた内容ではなかったですよね。両チームとも気合だけは入っていたけれど、ミス多すぎ。ディ・マリアはいつもどおりのプレーができていましたが、マキシはあんまり良くなかった。やっぱり守備の選手であって、攻撃は厳しいですね。二人がものすごく競り合っていたので、二人とも怪我しないでよ~とハラハラしました。

アイマールはほとんどテレビに映らなかったけれど、最後クリスティアン・ロドリゲスと軽くやりあっていて、なんだろう?と思っちゃいました。

メッシはうーん・・・。これから、このままマラドーナで行くのかも含めて、アルゼンチン代表はいろいろありそうですね。

PREVIA [南米予選] Uruguay - Argentina

2009年10月14日 22時36分28秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
ペルー戦の前に比べると、全然緊張しないんですけれど~。なぜって、そりゃあ・・・。

アルゼンチンの予想スタメン:Sergio Romero; Nicolás Otamendi, Rolando Schiavi, Martín Demichelis, Gabriel Heinze; Jonás Gutiérrez, Javier Mascherano, Juan Sebastián Verón, Angel Di María; Lionel Messi y Gonzalo Higuain.

Enzo Pérez、エミリアーノ・インスーア、アイマールがいなくなって、Otamendi、デミチェリス、ベロンが新しく入ります。
なんかこれでは、アイマールがペルー戦ですごく悪かったみたいですよね~。アルゼンチンの良い攻撃のチャンスの8~9割はアイマールの足から生まれていたように見えたのは私の目の錯覚?! あっ、守備的に行くんでしたね。
モンテビデオに出発する前に、先発組みは、ウルグアイのシステム、3-4-1-2を採用したサブ組と23分間試合をしました。結果は、ラベッシのゴールでサブ組が勝利。Oleは、その結果は挿話にすぎないとしていますが、23分間に1点取られるんじゃ、前半だけで2点失点ペースですよね・・・。
マラドーナ監督がこの4-4-2(例のキケ監督が好きなシステムですね)に決めたのは、フランス戦、スコットランド戦、ロシア戦などの親善試合で良い結果が出たから。でも、Nacionのデータを見る限り南米予選では大して良くないです。
1-0 a Escocia, 2-0 a Francia y 3-2 a Rusia
1-6 vs. Bolivia, 0-2 vs. Ecuador y 0-1 vs. Paraguay
南米予選では、全敗・・・。まあ、ボリビア、エクアドルは高地での結果ですし、パラグアイは確か一人少なかったから参考にはならないということでしょうか。

Nacionは、マラドーナの南米予選を通じての常識外れのローテーションをこっぴどく批判しています。「偉大なチームというのは、相手に関わらず常に一定の戦いをできるチームのことで、そうすることによって、世代から世代へ偉大なチームの記憶が受け継がれていく」って。マラドーナは一試合ごとに最低4人から最高7人まで選手を替えているのだそうです。「団結のないところにスタイルはない、特性のないところにプライドはない。スタイルもプライドもないところにチームはない。」 ペルー戦の前半は、極度のプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、チームがバラバラという感じではなかったけれどなあ。でもあのチームはまた解体なわけですね。

アルゼンチン代表は、水曜日の夜22時30分にモンテビデオのホテルに到着。(ウルグアイとアルゼンチンは1時間時差があるみたい)到着時のビデオがさっきこのページで見れましたが:El seleccionado llegó a Montevideo y ya vive la presión de ser visitante、なぜか今は見れません。アイマールがバスを降りるところがちょっとだけ映りました。
このビデオからもわかるとおり、ウルグアイは国を挙げてウルグアイ代表を応援する構えです。スタジアムのチケットはもちろん完売、テレビ放送は国中に放映予定、選手たちは「生涯に一度の試合。」と口を揃えています。アンケートによると、国民の80%が、ウルグアイのストレート・インを確信。明日アルゼンチン代表は6万人を敵に回して戦うことになります。

ウルグアイの予想スタメン:Uruguay: Fernando Muslera; Andrés Scotti, Diego Lugano, Martín Cáceres, Maximiliano Pérez; Diego Pérez, Walter Gargano, Alvaro Pereira, Jorge Rodríguez; Luis Suárez y Diego Forlán.

アルバロ・ペレイラという選手はポルトだったかも。

ところで予選とは全く関係ない話なのですが、数日前から「ラツィオがアイマールに興味」という噂が流れていました。代理人のマスカルディがローマまで行ってラツィオの話を聞くなんてことまで。ない、ない、あるわけない・・・と思ったのでブログに書きませんでしたけれど、今日は「ラツィオのパンデフと交換トレード」という噂まで!(パンデフが誰が全然知りませんが) でも、今日のA Bolaによると、アイマールは一ヶ月以上前にグスタボ・マスカルディとは縁を切って、自分の代理人をMatias Aldao一人にしたのだそうです。このアルダオという人は、昔からの友人で、恥骨炎の手術にも付き添ってもらったし、とにかくどんなときもサポートをしてもらっている人ですよね。パブロの周囲の人はみんなすごくいい人たちなのに、このマスカルディという代理人だけがわからないなあ、と思っていたので、納得のニュースです。そういうわけで、ラツィオはもちろん根も葉もない噂でしょう。(マスカルディが勝手に捏造したのかと思うとちょっと怖いです。)

さて、ウルグアイ戦、ワールドカップがなくなってしまうと、アイマールの代表での試合も本当にペルー戦一試合で終わってしまいそうなので、なんとか頑張ってほしいものです。それにしても、ベロンやリケルメには何度も何度もチャンスがあるのに、どうしてアイマールには5年に一度くらいしかチャンスがないんだか・・・。 しかも練習3日のぶっつけ本番で、あれくらいできる選手って滅多にいないと思うんですけれど。とりあえず使い終わったらぽいって感じの使い捨て感が嫌だなあ。もちろんパブロ自身は、アルゼンチンのために少しでも役に立てたら嬉しいと思っているでしょうから、アイマールのためにアルゼンチンを応援しなくちゃ。
ワールドカップの出場条件を復習すると、勝ったほうが無条件にストレート・インです。引き分けた場合はチリ-エクアドルの結果次第ですが、引き分ければ最悪プレーオフは確保できます。アルゼンチンが負けて、エクアドルが勝つと、アルゼンチンは南米予選敗退。ウルグアイは引き分けると敗退の可能性が高くなるので、必勝ですね。それを上手く利用できれば・・・、というところでしょうか。
試合は日本では明日午前7時より。

追加で、Serbenfiquistaのアイマールのスレッドを読んだら、「土曜日のあのパフォーマンスの後にベンチ行きって、それは怪我なんじゃないの?」と本気で心配されていてちょっと笑いました。アルゼンチン人が「いや、たぶんそうじゃなくて~」と説明していましたが、「マラドーナのアイマールに対するあの熱狂、あの発言の後で、プレーをさせないって、マラドーナはメンタルの病気としか思えない。それともコカインの影響?」なんて言われているし(汗)。

ウルグアイ戦に向けて手がかりなし

2009年10月13日 22時17分06秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
月曜日の練習は、ほーーんとに軽いもので、全然ウルグアイ戦のスタメンの手がかりはつかめなかったそうです。マラドーナは、チームをミックスして、1時間15分ほどキーパーは置かずに楽しくサッカーをさせました。ちなみにそのメンバーとは、片方にOtamendi, Schiavi, Pareja, Monzón; Jonás, Mascherano, Pocho Insúa; Tevez, Palermo y Lavezzi。もう一方のチームは3バックで、Demichelis, Heinze, Insúa; Enzo Pérez, Verón, Braña, Lucho González; Di María; Higuaín, Aimar y Agüero。メッシはどこにいたかというと、ジョーカーとして攻撃側に加わったって・・・はっ?!という感じですよね~。訳わからん・・・。パブロのいるチームはちょっと見てみたいメンバーではありますが。今日の練習からわかることは何もなく、今のところはっきりしているのは、メッシとベロンとロメオがスタメンだろうということくらいです。練習から出てきた選手たちも「自分たちは何も知らない。」と言っているそう。後二日しかないのに、システムを変えるんだったら、守備や攻撃の連携の練習はしなくていいのおぉ???

アルゼンチン代表は、火曜日の午後エセイサで練習をした後、19時のチャーター機でモンテビデオに出発。ウルグアイでの宿泊先はシェラトンです。 
マラドーナが監督になってからずっとそうらしいのですが、ウルグアイ戦を戦うスタジアムでの練習はないそうです。相手のスタジアムを全く知ることなく試合に臨むのがマラドーナのやり方みたい(もちろん南米予選経験者は知っているでしょうけれど)。うーん・・・、なんかマラドーナって、自分が選手のときに「面倒だなあ」「嫌だなあ」「疲れるなあ」と思っていたことを全部監督になってから、スキップしているんじゃない? でもそういう選手にとっては疲れる面倒なことが実は大切で、だからそのへんをきちんとする選手経験のない人のほうが監督として成功するのかも、なんて思えてきましたよ~。

ウルグアイのほうですが、タバレス監督はちゃんと二部練習を行っています。火曜日は午前中はアルゼンチン-ペルー戦のビデオなど、午後は通常練習のようです。エクアドル戦で勝利したイレブンに変更は加えない模様。勝っているチームは変えないのは基本ですもんね。ちなみにそのメンバーとは、Fernando Muslera; Andrés Scotti, Diego Lugano y Martín Cáceres; Maximiliano Pereira, Diego Pérez, Walter Gargano, Jorge Rodríguez y Álvaro Pereira; Luis Suárez y Diego Forlán.
マキシミリアーノ・ペレイラって仰々しいですが、もちろんベンフィカのマキシのことです。(本名はこんな長かったんだ) ちゃんとスタメンで頑張っているんだなあ。ディ・マリアが出るとすると、ちょうどマキシとマッチアップになるのかと思ったら、3バックのようですね。どちらにしろ対面になるのかもしれませんが。
ウルグアイ強そうだし、まともな練習をしていそうだし、羨ましいなあ(とほほ)・・・。

さて、Oleには「¿Qué hacer con Messi? 」なんていう記事が。「メッシはどうしたものか?」という感じでしょうか。「相変わらず代表では世界一の選手のようなプレーができていない。アイマール、イグアイン、ディ・マリアといった新しい人々を連れてきても駄目だった。そろそろベンチに行く頃では?という議論が続いているが、マラドーナはレオを信じている。」というのが大体の内容。Nacionのアンケートでは、6割の人がメッシのベンチ行きを支持しているそうです。

ええと、私も先日までメッシが活躍できないのは監督のせい、そして周りの選手が悪いせいだと思っていました。でも今日ようやく落ち着いてペルー戦を見直してみたんですけれど、どう見たって周りが悪いということはないですよね? アイマールはあれ以上どうしろと?というくらいアイデア満載の多彩なプレーだったし、ディ・マリアも左サイドで自分の役目を完璧に果たしていたし、イグアインは・・・ちょっと反応が遅かったりはあるかもしれませんが、初召集ですもん、悪くはなかったかと。
今回メッシをアイマールのチームメートとして見て初めて気がついたんですけれど、プレーにあまりアイデアがない感じかなあ。パブロは、本当に無限に湧いてくるみたいにプレーのアイデアが豊富で、あのスピードでプレーしていて、どうしてあんなに次々といろいろなことを思いつくの?!と改めてびっくり。イマジネーションが豊かということがパブロの魅力の一つであるのは間違いありません。対してメッシの魅力は、やっぱりスピード、ドリブル、決定力かな? だから、あんまりいろいろなことはしようとせずに、アイマールのラスト・パスを待っていればいいのにと思ったりします・・・。 でも、パブロがあれくらいのプレーをしても、外されるのはパブロで、メッシは永遠にスタメンなんですよね。ペケルマンにとってのリケルメ、マラドーナにとってのメッシ、アイマールを愛してくれていたのはビエルサでしたが、チリの監督では・・・。
(ASがマラドーナはメッシに話しかけていない、という記事を流したそうですが、マラドーナの記者会見を読む限り、有り得そうもない話です。)

愛といえば、ベンフィキスタが作ってくれたグレートなアイマールの動画をご紹介します。今シーズン序盤でのパブロの好プレーがダイジェストになっていて感動できます。
I think this is a truly GREAT video! Muito Obrigado!!
アイマールへの愛が感じられるところがいいんですよね~。
Pablo Aimar - "El mago" esta de volta! | 2009/2010 | *HD*


最後に月曜日の練習からの写真。相変わらずパブロはものすごく小さい・・・。
いつも非公開練習なのに写真があったり、練習内容がばっちり記事に書いてあったりするので、なんでだろ?と不思議に思っていました。でも、こんな風にフェンスの外から丸見えなので記者が張っているんですね。ベンフィカでは完全シャットアウトなんですが、アルゼンチンもいい加減だなあ。












ウルグアイ戦はベンチのよう・・・

2009年10月12日 21時48分16秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
OleやNacionなどによると、ウルグアイ戦でマラドーナは守備の強化のために、フランスとの親善試合で採用して勝利を収めた4-4-2にシステムを戻すそうです。そうなるとアイマールはベンチということに。替わりにベロンが入り、マスチェラーノとダブル・ピボーテ。サイドにグティエレスと、ディ・マリアまたはインスーア、フォワードにメッシと、イグアインまたはパレルモ。
はあ??という感じですが・・・こうなってみると、アイマールのあの記者会見の意味がわかるかも。最初から、ペルー戦はスタメン、ウルグアイ戦はサブと言われていたのかもしれません。

うーん。Serbenfiquistaのフォーラムでは「ペルー戦で一番良かったのはアイマールなのに?」「嘘でしょ、信じられない。」と皆からびっくりされています。守備を固めての引き分け狙い、カウンター攻撃だそうで・・・アルゼンチンにそんな戦いができるのでしょうか。

これもOleとNacionの両方にでていましたけれど、マスチェラーノと他に1~2人の守備の選手が、ペルーのRoberto Palaciosという選手に「少し手抜きをしてくれ」と頼んだのだとか。このPalacios自身がばらしているので、本当なんでしょうかね。(はあ、アルゼンチンもかなり世も末というか・・・)

ところで、昨日はSerbenfiquistaのアイマールのスレッドでも、みんなパブロのプレーにはすごく喜んでくれて、大盛り上がりでした。40ページぐらいは進んだんじゃないかな。最近ずっとパブロはベンフィカのために良いプレーをしていることもあり、もうがっちりとベンフィキスタたちのハートを掴んでいるなと実感できました。こんな風に書いていた人がいて:
「僕のことをどうとでも呼んでくれていいけれど、ポルトガルのゴールよりもアルゼンチンのゴールのほうにもっと興奮してしまった。たぶんポルトガルのほうが安心できる試合だったからだろうけれど。でも、ペルーのゴールには、まるでベンフィカが失点したときみたいに苦しんだよ。
アイマール、おめでとう、素晴らしい復帰だった。」
アイマールって、不思議に自分のことのように応援したくなる何かがあるんですよね。ベンフィカの人たちもそんな魔法にかかってしまっているようです。アルゼンチン人があまり魔法にかかっていないのが残念・・・。

一応昨日の試合のダイジェスト:
Argentina 2 Vs Peru 1 - Eliminatorias Mundial Sudafrica 2010


それから、こちらはものすごく貴重だと思うんですけれど、ESPNに答えたインタビュー映像:Pablo's interview ESPN

Childaさんがパブロのスレッドにポストしてくれたものです。Thank you so much!
とっても綺麗な映像なので、髭を剃る前なのがすごく残念。このインタビューでもちょっとナーバスな感じかな。昔の懐かしい南米予選のときの映像が出てきて、この頃はのびのびとやれていたよねぇ、なんて思ってしまいました。

最後に写真の追加。巨大な写真があるのですが、収まるかな?:







髪を短く切りすぎ! 最初テレビに映ったとき、顔が強張っているのもあって、一瞬誰かわかりませんでした。
あと、背番号15番は違和感があったなあ。ディ・マリアの7番は妙にぴったりだったけれど。アグエロ、交換してくれないかなあ。