A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

サラゴサの選手としてのアイマールの初インタビュー (2006年7月30日)

2006年07月31日 16時52分53秒 | インタビュー(Entrevista)
というわけで今日は二つ目の記事。
レアル・サラゴサのニュース・サイトらしきところで見つけたパブロのインタです。



-サラゴサの選手としての最初の数時間はいかがですか?
「ここにいることができてとても満足している。僕の新しいサッカー生活を前に多くの希望を持っている。」

-新しい舞台にどのような希望を持っていますか?
「レアル・サラゴサで偉大なことを成し遂げたいし、そうできると信じている。このチームはそれだけの力があると思うから。個人的な意味では、サラゴサは住むのにはとても美しい街だということを知っている。」

-どうしてレアル・サラゴサなのですか?
「僕にオファーを出したクラブで、僕のことを充分長い間追ってくれていたから。僕に強くオファーを出してくれたから、バレンシアを出たんだ。その上、サラゴサには4人のチームメートや友人がいる。本当のことだよ。彼らは僕が知っている選手たちで、一緒にプレーするのを楽しんできた。またこの新しい舞台で同じことができると信じている。全てが家にいるように感じることができそうだということを示している。そうなればいいね。いずれにしろ、僕はバレンシアではずっとファンから最高の扱いを受けてきたことを強調したい。僕の願いはサラゴサでも同じようになることで、そのためには全力で戦うつもりだ。」

-いつレアル・サラゴサの選手になることを公式に知ったのですか?
「金曜日の夜にそう伝えられたよ。彼らが交渉していることは知っていたが、それが事実で、サラゴサへの移籍が現実のものであることを言われたのはそのときが初めてだった。」

-悲しみを持ってバレンシアを去りましたか?
「いや、でも、彼らが新しい選手を連れてくるために僕を利用したのは悲しいよ。そのために、僕は自分を求めてくれる場所、僕のプレーを求めている場所に行く決心をしたんだ。」

-では、強いられた変化だったわけですね?
「バレンシアを去る時だと決心したのはいくつかのことが重なったから。少し変化が必要だったのも、そうだね。」

-Y cuando le llamó el Zaragoza no se lo pensó.(サラゴサが電話したとき、それを考えなかった?)
「一番簡単なのは、はっきり話すこと。誰かが僕にクラブが僕を他のチームにオファーしていないというのは本当ではないと言った。クラブの誰も、そうではないと言わなかったので、ほかのオプションが出てきたことは否定できなくなった。サラゴサは僕にオファーしてくれて、僕はそれが気に入った。今はすべてが終わり、僕は自分の新しいチームに集中したいと思っている。」



最後の質問に対する答え、あまりはっきりしていませんが、たぶん昨日のコメントにもあったとおり、他の人からクラブが自分を移籍市場に出していることを聞いたということでしょうね。
それにしても、金曜日の夜にサラゴサ移籍を知ったなんて、私たちとあまり変わらないことにショック・・・。それまではパブロ自身も自分がどうなるかはっきりとはわかっていなかったのでしょうか。それであんなに冷静でいられるなんて、やっぱりプロフェッショナルだなあ。いつも絶対に弱音を吐かないから、内心ではどんな思いだったのかはわかりませんが。
自分が通貨がわりに使われて悲しいと言っているのには、本当にそうだよねとその記事を読んだときの悲しみと怒りを改めて思い出しました。そういう気持ちは我慢しないでどんどん言ったほうがいいと思うよ。

Asの記事からいろいろ

2006年07月31日 16時02分09秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
今日は二つ記事を書きたいのだけれど、時間があるかな? Asにいろいろニュースが載っていた分と、他にサラゴサのサイトでアイマールの短いインタビューを見つけたので、訳しておきたいなと思って。

まず日曜日のパブロですが、病院でメディカル検査の最初の部分をパス。30分間のレントゲンなどで、サラゴサのメディカルのビジャヌエバ医師に付き添われて行われました。とてもリラックスしていて、病院から出てきたときAsのカメラマンに冗談を言ったほどだそう。内容がよくわからないけれど「ちぇっ、日曜日だってのにね。」という感じ?

月曜日の予定も詰まっています。12時から公式のプレゼンテーション。(平日の昼間ですけれど、サラゴサでは休日なのでしょうか?)メディアの前での記者会見の後、血液検査と心臓検査をしてメディカル検査を終了する予定。さらに19時からは新しいチームメートとの初めての練習です。確かに結構ハードスケジュールだわ。

Asのこの記事の後半は「キケはパブロ・アイマールのさよならに対して、距離を置いた冷たい言葉を述べた。」とし、「バレンシアはアイマールに充分な時間とチャンスを与えた。」というキケの言葉を紹介しています。それが監督の判断ならしかたありませんが、最初からパブロにもファンにもきちんと言ってほしかったな。(クラブへの愛がないとか妙な言いがかりをつけないで。)

Asのもう一つの記事には、昨日の泣き出してしまったファンとアイマールの性格についての素敵な記事が。途中ちょっと省略しましたが:


カイはすでにその謙虚な姿勢で人々を魅了している。

少年は車の開いた窓のところまで近づいた。彼はドアを両手で掴み、数秒間アイマールと話をしたかと思うと、頭を抱え、すすり泣き始めた。カイは表情を変えて、彼をなぐさめた。こうしてアイマールはバレンシアを去り、このシーンは二つのことを象徴している:サッカーと偉大な選手に対する情熱、そしてパブロ・アイマールが持ち合わせている謙虚さ、ほとんど優しいとも言える性格を。

サラゴサではすでに彼の姿勢は注目を集めている。「彼は、驚くような謙虚さで姿を表した。」とビクトール・フェルナンデスは強調した。このような証言はこれだけではない。「彼は少年の顔をしていて、実際に少年と同じような優しさで振舞うんだ。」移籍問題に携わった人は彼のことをよく知っていてこのように総括する。「性格は、彼の顔に本当に書いてある。彼の外見は、本当に彼自身を表している。」ときどき、顔はパーソナリティを正確に映すマスクだ。アイマールが騒がしいスターであったことは一度もない。その正反対だ。(中略:最近のアルヘン選手は昔と違ってもの静か、リケルメ、アイマール、サビオラ、メッシ、ミリート、ガジェッティなどみんな、といった内容。)このような注意深い振る舞いは、親愛の念を起こさせる。そして涙を流すほどの崇拝へと。それは兄や親友に対するような優しい崇拝の気持ちを起こさせるものだから。

涙を流している少年を慰め、お礼を言った後、アイマールはこんなフレーズを残して去った。"Lo mas grande que he tenido en Valencia ha sido el carino de la aficion, de la gente cuando iba por la calle. Todo han sido palabras de animo y de aliento. Me voy muy agradecido"(昨日訳したのと一緒です。「とてもファンに感謝して去っていく」って。)
この情熱は今はサラゴサに移った。今日、我々は彼が8番(カニの背番号)を背負っているのを見ることになる。



もうアイマールはサラゴサに

2006年07月30日 17時58分43秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
ついさっき悲しみに暮れた記事を書いたんですけど、今asでパブロの笑顔を発見して少し安心しました。ここにいると時差の計算がよくわからなくて頭が混乱するのですが、29日のヌマンシア-サラゴサの親善試合をスタジアムで観戦したよう。(カリフォルニアでは土曜日の昼間だったのかしら。)ソリアまで高速道路で旅をしたとあるので、バレンシアでみんなにお別れを言ってすぐに出発したのかも。ロッカー室でミリート、ダレッサンドロ、ポンシオ、ビクトルなどと会ったそうです。なんにしろアルゼンチン人選手が多いのは嬉しいです。
正式なプレゼンテーションは明日の12時に予定されていると書いてあります。(でも明日って日曜日のこと?月曜日のこと?) 

ヌマンシア-サラゴサの試合についても読みたいところですが、もうここでは午前2時近いのでまた明日にします。(実験は続くも、1-2でサラゴサ勝利と書いてある。)

サラゴサのオフィシャルページはずいぶん前にブックマークしたし、新聞も一つは発見しましたが、後はまた一からやり直し。バレンシアのときのようにたくさん情報が入手できればいいのですが、どうかなあ。

涙が止まりません

2006年07月30日 15時33分44秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
アイマール自身が決心したことならと思っていましたが、いろいろな記事を読むと我慢できずに泣けてきてしかたがありません。まず朝一番にパノラマの記事を読んで、涙がどっと出たのですが、夜になってLas Provincias、レバンテと読むにつれ、もう涙がとまらない状態に。
とりあえずパノラマの全文。


アイマールは静かにバレンシアを去る
昨晩アルゼンチン人選手は、サラゴサと4年間の契約

バレンシアがファンの前でお披露目をする数時間前、パブロ・セザール・アイマールはパテルナを出るときにこう言ってバレンシアを去ることを確認した、「これが僕が来る最後の日だよ。」金曜日の夜、サラゴサとバレンシアは移籍金1100万ユーロ、4年間の選手の年俸150万ユーロで合意に達した。アイマールは今朝の時間を利用してパテルナに行き、練習していたチームメートたちに別れを告げた。

この数日、バレンシアはパブロ・アイマールが土曜日のプレゼンテーションに出ることのないよう交渉を急いでいた。なぜなら彼はファンたちからアイドル視されている選手で、クラブのフロントのメンバーたちがブーイングをされる恐れがあったから。
パブロ・アイマールは2001年12月にバレンシアのクラブ史上最高移籍額の選手としてクラブに加入。5シーズンの間、パジートは全てのファンが期待したような爆発的活躍を見せることはなかったが、まちがいなく何百人ものファンの心を掴むことには成功した。

今朝、アルゼンチン人選手はパテルナに行き、チームメートに別れを告げた。出てきたときにこれが「僕が来る最後の日」と確認し、付け加えて「出ていくのは悲しい。ファンたちは僕をすごい選手のように扱ってくれたから。同じようにしてくれる場所を見つけるのは難しいだろう。」今のところ多くの期待をすることなく去る中盤選手はこのように説明した。「クラブの誰も僕を別のチームにオファーしたと僕に言わなかった。」そして、「他の人から知ったとき」には不快に思ったことを認めた。バレンシアを去ることになった理由は「いくつかのことの合計」で、それが契約更新を完全に彼に納得させる妨げになった。アイマールはバレンシアのファンに対し、全シーズンでの愛情に対し「本当にありがとう」と述べた。

アイマールは、オランダ合宿に参加しなかった代表選手たちに別れを告げた。ロッカー室で10分間を過ごしたあと、駐車場で彼に別れを惜しむファンたちにサインをしてパテルナを去った。その中でも、ある若いファンはアルゼンチン人選手がバレンシアを去ることを悲しみ泣き出したが、彼を慰めたのはアイマール自身だった。
アイマールに別れのあいさつができた選手は、カニサレス、アジャラ、マルチェナ、ビージャ、フィオ-レ、クライファート、デルオルノ。それ以外の選手たちはプレゼンテーションでの親善試合に出るため練習には不在だった。


Las Provinciasはこんな風に:


ファンのうちの一人は、本当にアイマールの出発に感動的なトーンを添えた。そのファンはアルゼンチン人選手の車まで近づき、アイマールの前に来ると涙を抑えることができなくなった。サッカー選手自身が彼を慰め、彼にお礼を言った。このようにしてパブロ・アイマールは沈黙のうちに、決して騒ぎ立てることなく、5年間自分を励ましてくれたバレンシアのファンに感謝の言葉だけを残して去っていった。
「僕が得たもの、バレンシアで見つけた最大のことは、ファンたちの愛情。道で出会うたびに人々はいつも励ましの声を掛けてくれた。僕はとても感謝して去っていくよ。」
バレンシアではまるで自分の家にいたようだったと述べ、「人々はいつも僕をすごい選手のように扱ってくれ、感謝の気持ちで一杯。」と、バレンシアのユニフォームを着て成し遂げたことに誇りを持ち、満足して付け加えた。しかし今はサラゴサで新しいステージを始めることも彼は認識している。「サラゴサは、僕に大きな興味を示し、僕のことを求めてくれ、そのことを重要だと思っている。」
アイマールの退団により、彼の熱狂的なファンと彼を中傷する人々との論争に彩られたバレンシアの一時代は終わることになった。


レバンテより抜粋


カイは、クラブが噂を否定しなかったときに、自分は移籍させられるだろうと推測した。

パブロ・アイマールは来た時とおなじようにバレンシアを去った。良識のある言葉とともに、別れのような大事な場面にふさわしく、誇張やわざとらしさ一切なしに。

2001年自分のプレゼンテーションでアイマールは「いつの日か人々が僕のことをケンぺスやピオホに対してと同じくらいの愛情を持って思い出してくれたらと願っている。」と話した。昨日彼は、ためらうことなく「ここでほど愛されていると感じる場所は他にはないだろう。自分の知っているサッカーをするために最大の努力をした選手として、人々には僕を覚えていてほしいと思っている。」と述べた。

リオ・クアルト出身の選手は、先月クラブが彼の移籍を急いだことに失望を隠すことができなかった。アイマールは、クラブがもっと直接的で誠実な方法を取ってくれたほうが良かったと認めた。「最初に彼らが僕を数チームにオファーしたというニュースがあり、クラブからはそれを否定する連絡がなかったとき、そうした噂は本当なのだと理解しなければならなかった。」


いろいろな見方はあると思うし、私はアイマールのファンだから偏った風に見ているのかもしれない、でもパブロの言葉から推測する限り、パブロが自分から移籍を望んでいたなんてやっぱり嘘だったのではないかと思えてなりません。最後のレバンテ紙での言葉から、私のようなファンとなんら変わることなく、パブロ自身も自分の状況がわからないままでいたんだな、クラブからすべてを否定する連絡を待っていたのかな、と想像すると胸が締めつけられるよう。なんでサラゴサなの?と何度も考えたけれど、単にクラブが移籍を決めていて、自分に興味を示してくれたのはサラゴサだけだったからなんじゃないかな。自分を他のチームにオファーしたというニュースは、パブロにとってまるで死刑判決のようなものだったのかもしれない。
バレンシアに5年間も在籍して一応は人気選手の一人だったのに、この扱いはどうなの?と怒りは抑えることは難しいけれど、パブロ自身が静かに去ったのだから、私もそうしなくては・・・と頭ではわかっていてもやっぱり、やっぱり・・・。

少なくとも上の記事を書いた記者たちは、アイマールの誠実な態度に感銘を受けているような気がして、ほんの少しだけ慰められます。アイマールのことを誇りに感じ、こんな選手のファンで良かったとしみじみ思う。もちろん決して騒ぐことなくチームを出ていくだろうと確信していましたが、あまりにもパブロらしいから・・・。でもね、こういう誠実さに報いはあるの??? いつの日か報われるときが来ると信じるしかありません・・・・・。

サラゴサでほぼ決まりのようですね

2006年07月29日 14時09分24秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
土曜日のプレゼンテーションにアイマールを出さないために、交渉は急ピッチで進められ、Las Privinciasやレバンテによると移籍金1100万ユーロで、asによると900万~1000万ユーロでサラゴサへの移籍はほぼ決定のようです。パブロ自身もプレゼンテーションへの出席は望んでいないとのこと(asによると)。

イチローさんのサイトで28日のパブロの写真を見て、なんだか涙、涙。
バレンシアサッカーライフ 28日アイマールの様子 どうしてこんなことになってしまったのかいまだに納得が行きませんが(だってあんなに何度もずっとバレンシアで続けていきたいと言っていたのにと思うと・・・)、パブロ自身が決心したことなら応援するしかありませんね。これまで楽しく読んでいたイチローさんのサイトやたくさんのバレンシア応援サイトにもさようならをしなければいけないと思うと辛いです。(本当に目に涙が溜まっています・・・。)でも、パブロ自身はもっともっと辛かったはずだから、我慢しなくてはいけませんね。とはいえ、パブロ自身だって、自分のプレーを見れなくなってファンがどんなに悲しんでいるか、きっと想像もできていないと思うな(またどばっと涙)。ほんとこんなことになるなんて、ブログを書き始めたころは夢にも思いませんでした。

唯一の慰めはレバンテ紙などによると、年俸は150万ユーロとなりバレンシアでもらっていた年俸より少しアップするらしいとのこと。せめてそれくらいのことがないと悲しすぎるから・・・。(サラゴサのニュースサイトでは130万ユーロとなっています。)契約期間は4年です。正式発表は、バレンシア時間の土曜日の昼間となるのでしょうか。カリフォルニア時間では真夜中となるので、明日起きたら発表されているのかな。

結局この27日の写真が、バレンシアの練習着を着たパブロの最後の姿となりそうです。どんな気持ちだったのかなあ。アルヘン代表ユニほどの愛着はないでしょうけれど、それでもね・・・。

状況はあまり変わっていないのね

2006年07月28日 17時10分42秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
ようやく帰宅しました! 長い旅でした・・・。最初のホテルを除いて、後は携帯もネットも繋がらない山奥のホテルだったもので、外の世界から完全に切り離された約一週間。ヨセミテはまあ良かったのですが、その後にシエラ・ネバダ山脈のほうを回ったのが、ハードでした。カリフォルニア中央部が記録的な熱波に襲われたために、無茶苦茶暑くてばてばて。夜は寒いほどのサンノゼに慣れていたものだから・・・。ヨセミテに行かれる方がいたら、マーセド川のラフティングはお薦めです。途中、気持ちの良さそうな岸辺に上陸して、水遊びをしたり、お昼を食べたり。

さて家に辿りついてすぐにさきほどネットを開き、ニュースをチェック。サラゴサ入団が決まっているかなと半分覚悟していたのですが、まだなんですね。ほっとしたような、それでいて、この宙ぶらりんな状態がまだ続いているのかと少し失望したような・・・。とっても複雑な気持ちです。

アイマールとアジャラは27日にバレンシアの練習に合流し、メディカル・チェックを受けたということは、つい昨日の話? 写真を見る限りでは、相変わらず美しく、でも細そう(腕が折れそうに・・・)。土曜日に新チームのプレゼンテーションがありますが、それに出るかどうかを報道陣から聞かれて、“no lo sé”(I don't know.)と短く答えたのみで、「自分の状況については話したがらなかった。」とLas Provinciasに書いてあります。このやりとりは、パブロが帰宅するさいに子どもたちにサインをするために立ち止まったときのものです。

一方レバンテ紙は、「確かなことは、土曜日のチームのプレゼンテーションにアイマールは出ないということ。」としていますね。レバンテ紙によると、アイマールはすでにサラゴサに行くという自分の運命を選択したのだそうです。 
ス-ぺルが一番曖昧な書き方で、「代理人のマスカルディがバレンシアでのアルゼンチン人選手のサイクルは終わったと発言して以来、アイマールの将来は今までになく宙に浮いたものになっている。」とだけ。またス-ぺルは、パブロのno lo séに続くものとしてhablaré cuando tenga que hablar(話さなければならないときには話すよ。)という言葉も載せています。

プレゼンテーションに出るかどうか自分でもわからないというのは、どういうことなんでしょう? サラゴサ行きは決定ではないということ? でも、バレンシアには残らないということ? こんな曖昧な状況、最悪な気分なんじゃないかなあ。でも、写真ではいつもどおり爽やかそうです。(アジャラさんも。)
ニュースをチェックして一番驚愕したのは、ミスタがアトレティコに移籍していたこと。1週間前はそんな噂はまったくなかったはず。去年使われなくて、活躍するチャンスさえほとんどなかったのに、こんなにさっさと売られるなんて・・・。ミスタもいないのではパブロも淋しいでしょうから、移籍はしかたないのかなあ。ビージャは記者会見で「アイマールはバレンシアの選手で、バレンシアを去りたいとは一度も言ったことはない。」と話してくれていますね。

先行き不透明だと困る

2006年07月21日 15時55分42秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
バレンシアがフェネルパフチェに2-1で勝利したというニュースを読んでも、どう反応したらいいのかわからなくて困ります。レバンテ紙は「楽観的になれる試合」と書いているし、ヤッフーニュースも「バレンシアは良い印象」と書いているのですが、もはや遠いクラブのような気もして・・・。

日程表についてもそう。どこのクラブのところを見ればいいのかわからない・・・。一応バレンシアとサラゴサの分を見たけれど。バレンシアは昨年に続きまたベティスなんですね。ヤッフーニュースにベティスのことが載っていて「昨シーズンは開幕戦でアイマールのゴールによりバレンシアに敗れた」とありました。そうだったよねえ、パブロは最高のスタートを切ったんだったよねえ。

とここまで書いて、asを見たら、オサスナのラウール・ガルシアをバレンシアが獲得、でも今シーズンはオサスナでプレーすると書いてあるけど、本当? てっきりマドリーが獲得するのかと思っていたのでびっくりしました。6年の長期契約になると書いてありますね。これってバレンシアにはすごいビッグニュースのような気がしますが・・・。

あとサラゴサのページを開いたらダレッサンドロのインタがありました。アイマールについても聞かれています。
「彼と一緒にプレーすることを夢見ている。リーベルでは彼は主役で、僕のアイドルだった。今との違いは、当時は同じポジションだったので競争があったけれど、今は素晴らしいコンビを組めるということ。彼はこのポジションで世界トップの選手の一人。でも現在のチームのメンバーにも敬意と信念を持たなければならない。」
なんとなくですが、ダレッサンドロはパブロは来ないほうがいいと思っているんじゃないかなあとこれを読んで感じました。(ポジションがいっしょなんだから、それは当然のことですよね。)

明日からヨセミテに6泊7日で行ってきます。こんなに長い旅程を組んだのはいったい誰なのかとぶつぶつ。一応PCを持っていこうと思いますが、大したホテルに泊まらないので、ネットには繋げないかもしれません。一週間のうちにパブロの身に何が起こるか考えただけでも心臓が冷たくなります。少しでも本人の納得が行くような決定でありますように。

バシーレがアルヘン代表監督の最有力候補

2006年07月20日 15時20分49秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
アイマールの移籍情報は特になしです。マドリーやバルサは順調に補強を進めているようですが。

というわけで、少しだけアルヘン情報を。グロンドーナ会長は、ペケの後任として現ボカ監督で、94年ワールドカップUSA大会で代表監督を務めたバシーレを最有力に考えているそうです。その理由は「94年の後、彼はもう4年監督を続けるのに値したから。」ボカとの契約が来年7月まであるため、ボカが了承することが監督就任の前提となりますが、副会長が「代表監督になることは、選手がレアル・マドリーでプレーするようなもの。(なので邪魔することはできない。)」と言っているので、そのへんは問題なさそうです。

94年のアルゼンチンってあまり印象にないのですが、どんなチームだったかな。マラドーナが追放されたと途端に敗退しちゃっていましたよね。後から関係の記事を読むと、チーム自体は良いチームで、試合内容もわりと評価されているようです。
バシーレは(愛称はココというのか?)今年63歳で、ドイツ大会でこれより年上だった監督は66歳のアラゴネスだけ。最近若い監督が多いから・・・。

人選としては非常に意外なもので、みんな驚いているそうです。Nacionが行ったインターネットの投票では64.86%もの人がバシーレに反対。賛成は35.14%。Oleのアンケートはもう少し数字が拮抗していましたが、それでも反対の人のほうが多く、どうやらあまり人気はないみたい。来年の南米選手権予選まで時間があるので、誰に決まろうと選手たちにすぐ影響があるわけではなさそうですが。(代表関連も疲れ果てすぎて、今しばらくはお休みのほうが嬉しい・・・。)

ペケルマンの続投はなし

2006年07月19日 16時00分00秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
今Oleを開いたら、グロンドーナ会長が「ホセは続けない」とOleの記者に話したことが載っていました。まあ、少なくともこれは良いニュースですよね。会長は引きとめようと説得を試みたそうですが、疲れ果てた、一つのサイクルは終わったとペケが言い張ったため、説得を諦めたらしい。疲れ果てたって・・・こっちのほうがよっぽど疲れ果てたよ。

その同じOleに「サラゴサはアイマールとカモラネージを望んでいる」という記事が。
レアル・サラゴサのチーフ・ディレクターであるミゲル・パルデサ氏は「バレンシアはアイマールを移籍させることを決めている。」と述べた。そして付け加えて「パブロのことは、私が取り去ることのできない夢だ。どんなチームも選手(の言うこと?)を信頼することはできないが、彼が私たちに興味を持っていることは否定するつもりはない。」またユベントスのマウロ・カモラネージに興味を持っていることも認めたが、「とても難しい」とした。

asの一面にサラゴサがなんとかという記事があったので、一応開けてみたところ、アガピト・イグレシアスという最大の株主の人がメディアと話をしたという内容で、パブロのことも話題になっていました。
「彼(アイマール)を獲得できれば最良のニュースとなるだろうし、我々はそれを試みている。しかしもしも彼が来なければ、似たような選手を獲得するだろう。」ファンにしばらくの我慢を要請したそうです。
記事中に「アイマールは全サラゴサファンのほとんどオブセッション(執念、強迫観念)になっている。」という表現がありました。もしかして、パブロはバレンシアにとってのC・ロナウドと同じような感じになっているのでしょうか?! 

クラブの格から言うと明らかに、マンU>バレンシア>サラゴサですよね。でも、アイマールとC・ロナウドがそこまで格の違う選手だとは思えないけどなあ。Las Provinciasのフォーラムでパブロのことを「効率的でない、生産的でない、無駄にスキルのある選手」と書いている人がいましたが、パブロがそういう選手ならばC・ロナウドも似たようなタイプではないかと。あっ、でもバレンシアはパブロを売ることを決めているようなので、ロナウどのことは私にはどうでもいいのでした。

こんなにサラゴサから求められているなら、サラゴサでもいいのですが、やっぱり試合が見れないのが辛い・・・。年間で4試合見れればいいほうかも。3位以内をキープできれば別ですけど。

意外にまともだったけれど

2006年07月18日 16時16分30秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
ソレール会長の言葉を読みました。これ、昨日からasに載っていましたが、見出しが「デル・オルノとの交渉は充分に進んでいる」だったので、中身を読んでいなかった。

まずデル・オルノの年俸について170万ユーロと報道されているが、「バレンシアの年俸最高額150万ユーロを超えることはない。150万で満足できないなら、バレンシアには来ないだろう。」と言っていますね。(バラハがこの件について話しています。バラハらしいいつものように率直なコメントです。)

またC・ロナウドについて「非常に難しい、空想の世界だ。」と述べました。マンUと何の接触もしていないとし、自分たちのポケットマネーから移籍金などを支払う用意のあることも否定。

一方カルボーニは、「デルオルノは、我々の最優先候補ではない。」と話し、みんなをびっくりさせました。どういうこと? やっぱり年俸がネックなのでしょうか。
マルセイユのタイウォという選手が決定という噂もあり、なにがなんだかよくわかりません。タイウォはアイマールと交換という話しだったので、結局どうなったのか気になります。

今日の新聞にはパブロの名前はまったく出てきませんでした。

帰宅しましたが・・・

2006年07月17日 15時41分42秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
サンフランシスコは気温15度くらい、帰ってきたらサンノゼは30度以上。夜になってようやく涼しい風が吹いてきました。

相変わらず全然良いニュースないですねえ(涙)。土曜日に出かけて日曜日に帰ってきたのだから、何かが劇的に変わるわけはないのはわかっているんです。それでもスカイスポーツやOleにサラゴサ加入が間近というニュースが載っているのを読むと、深刻に落ち込んでしまう。
Oleの記事は「アイマールはサラゴサを選ぶ」というタイトルで、「僕はそこでプレーしたいというものすごく大きな希望を持っている。」という言葉まで紹介されています。本当にパブロ、そう言ったのかな?
スカイスポーツのほうは「アルゼンチン人はバレンシアで高い年俸を得ているが、サラゴサは彼がロマレダに来るためにすすんで年俸カットを受け入れるかもしれないことを望んでいる。」だって。

高い年俸って、120万ユーロなんて全然高くないのでは? C・ロナウドなんてマンUで500万ユーロもらっているそうですよ。どうがんばってもバレンシアは180万ユーロしか出せないので、ソレール会長らは自分たちのポケットマネーから残りの320万ユーロを出して、1年目のロナウドの年俸500万ユーロを払うつもりなんですって。私は、パブロがバレンシアを出てしまうなら、バレンシアがC・ロナウドを取ろうがどうしようがまったくどうでもいいのですが、この記事を読んだときはクラブの馬鹿さ加減に心底呆れちゃいました。だって、ビセンテやアルベルダが今のままの年俸で、C・ロナウドがこのお金って、どう考えてもおかしいじゃないですか・・・。彼はアルベルダの3倍もの、そしてアイマールの4倍もの価値のある選手なの??? あるわけないって!

アイマールの話に戻ると、冷静に考えて、パブロがサラゴサに行くメリットって何かあるのかな。優勝争いできない、CL出場どころかUEFA出場もできない、10番はダレッサンドロで決定済み、年俸大幅ダウン。いいことと言えば監督に熱望されている、その一点のみ? あとアルゼンチン人が多いことぐらいでしょうか。 バレンシアとの契約はまだちゃんとあるし、特別キケとの関係が悪いわけではないのだから、残りたいなら残りたいと言い張ればいいのにとすごく思うのだけれど。やっぱりいたたまれないのかな(涙)。ペケとの関係に疲れて、自分を信頼してくれる監督なら誰でもいいと思っている? 

もちろんパブロが決めたことなら、サラゴサに行こうがマルセイユに行こうが変わらずに応援します(すごくおたくなブログになりそう)。でも、ペケのときもそうだったけれど、どんなに人として正しい行為をしても、他人は見てくれないし気に掛けてくれない。自分の希望を言っても、もう少しわがままになってもいいんじゃないかな。アルヘン代表でのパブロはわがままを言わず自分を犠牲にして天使のように振舞ったのに、結局何の報いもなかった(涙)。今だに、この4年の努力を棒に振ってしまったパブロのことを思うと、ショックから抜け出せないでいます。それが、この移籍問題でも似たようなことが起きているような気がして、もう見るに耐えない気持ち・・・。

サラゴサが1000万ユーロで再オファー

2006年07月15日 16時24分45秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10

サラゴサは、本気なんですね・・・。レバンテ紙によると、サラゴサとバレンシアはアイマールの移籍についての交渉を再開し、サラゴサは1000万ユーロまで出すようです。ただ、バレンシアはそれに加えてサパテルを要求。もう一つの問題は、アイマールとサラゴサが年俸で合意できるかどうかということ。バレンシアでの年俸には程遠い金額しか出せないため、サラゴサとしては長い年数の契約を結ぶことにより、選手を満足させたい意向。

うーん、サラゴサと長期契約しても・・・。アイマールのバレンシアでの推定年俸は120万ユーロぐらいと読んだ記憶がありますが、それよりはるかに少ないなんて、一体どれくらいなんでしょう・・・。バレンシアでの年俸だって決して多いわけではないのに。他人事ながら胸が痛んでしまう。そりゃ、一般人に比べたらすごいお金ですが、10年くらいのキャリアで一生分稼がなければいけないわけですし・・・。

レバンテ紙の同じ記事内にキケの言葉が。
「私はアイマールの目を直視することができる。我々は彼に信頼を与え、彼には満足している。我々の下で彼は長い出場時間を得たわけで、アイマールには疑いを抱いていない。これは、クラブと選手との問題だ。」

つまり、こんな風にパブロを追い詰めていることについて、自分には良心の呵責はない、クラブがやっていることだから、と言いたいのでしょうね。でも、パブロからしたら、信頼していると言っておきながら「なぜ?」って・・・(涙)。でも、もう止めておきましょう。いろいろな人を恨みたくなってしまいますが、この5年間でファンを納得させられなかったのだとしたら、パブロにも責任はあることになります。(5年間見ているわけではないから、私にはどうしても判断がつきません。)
怪我がなく、楽しくプレーができて、私も試合の見れるチームがいいのですが、そんなチームはないのかなあ。

明日はサンフランシスコに一泊するので、ブログはお休みします。これから怒涛のように旅行の計画が。こんなにプレシーズンに胸を痛めることになるとは想像もしていなかったので、ワールドカップが終わった後は旅行の予定がぎっしりなんです。楽しい夏休みのはずが移籍問題がこんなでは、長期旅行の際はPCを持参する羽目になりそう。

久しぶりのパブロ

2006年07月14日 16時03分04秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
久しぶりに写真を発見しました。髪が短いから最近の写真ですよね。どう見ても空港。ボーディング・パスっぽいものを持っているし。後ろの女性の格好からして北半球のような感じですが・・・どこなんだろう? バカンスに向かうところ?帰ってきたところ? 相変わらず高校生ぐらいにしか見えません。(そして相変わらずちょっと微妙な服・・・。)
Oleのマルセイユの噂の記事に付いていた写真なのですが、キャプションはありませんでした。どこで撮ったかぐらい書いておいてくれればいいのに。

今日の移籍情報は、パブロについては新しいものはなし。
バレンシアは、デル・オルノに正式にオファー。700万ユーロの移籍金で5年契約、年俸は170万ユーロ(チェルシーでは300万ユーロもらっていたらしい)。法律的なことはよくわかりませんが、ビルバオが同じようなオファーを出した場合は、ビルバオに優先権があるようです。
右サイドに、C・ロナウドとカモラネージの名前が。Las ProvinciasはC・ロナウドは金銭的に難しく、カモラネージはユベンとスの処分待ちとしています。

Las Provinciasは昨日のインタビューでキケが「自分とカルボーニではサッカーに
対する考え方が違っている。」と明言したことを、今日改めて取り上げています。
クラブの関係者の中には、今の時期にキケがこのような発言をしたことを残念がる人も
いるとか。
どのように考え方が違うのか私にはよくわかりませんが、レバンテ紙のほうに、右サイド
に関してキケは(敵の?)バランスを崩しゴールも時には決められるような選手を希望
しているのに対し、カルボーニはもっと守備的な選手を求めていると書かれています。
結果、キケの気に入っている選手は、ポルトガルのシマオ、シマオが無理な場合は
ファンフラン。カルボーニが目を付けているのはカモラネージ。二人ともに気に入って
いるのはC・ロナウドですが、移籍金が高い上に年俸が目が飛び出るほどなので、難しい
のではということです。

カモラネージって守備的かなあ? アングロをもっと上手くして、クロスを正確にした
ようなタイプに思えますが。アイマールが残ると仮定すると、カモラネージは結構いい
ような。逆にC・ロナウドは全然バレンシアに合っていないと思う。でもパブロが
残らないなら、新しいアイドル獲得ということでまあいいんじゃないの?

激しく憂鬱だ・・・

2006年07月13日 16時06分45秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10
アメリカの小学校は夏休みに入って、もう1ヶ月近く。サマースクールやスイミングなどの送迎に走りまわる日々ですが、カリフォルニアの夏はやっぱり快適です。来る日も来る日も真っ青な空。日差しは強いけれど、涼しい風がそよそよとパームツリーを揺らし、まるでパラダイスにいるよう。もう梅雨を思い出せない、思い出したくもない。他のことはともかくこんな夏を経験してしまうと、日本に帰れなくなるかも。

と、昼間は(8時半まで明るいので昼がやけに長い)楽しく過ごしているのですが、夜になってスペインのニュースを読むと、どどどーんと落ち込んでしまいます。アイマールだって、まさか自分のファンが自分のニュースを読んで明るいカリフォルニアでどんより暗くなっていると知ったら「ありえん!」と思うでしょうけれど、落ち込む気持ちはどうしても抑えられないんですよね。

今日読んだのはキケのインタ。アイマールについて言っている言葉を読んで、まず落ち込みました。
-アイマールは、レゲイロと同じく、残留しても良いし、出ていっても良いということですね?
「君は、もうそれを知っているわけだね。彼は多くの出場時間があり、できるだけのことをして、終えた。しかし、選手が契約上の力学に巻き込まれると、監督の手には届かなくなる。クラブと選手が、両者にとってより都合のよいように決めなければならない。」
キケにとっては、パブロはレゲイロと同じようなものなのねとショック。この後にアジャラのことを話していますが、その内容と比べても、アイマールへの関心のなさ、冷たさがありありで、とても悲しいです。「残っても出ていってもどっちでもいい選手」って、そんな選手いるんだろうか?しかもそれがアイマールだなんて(涙)。残留してもあまり良いことはなさそうです・・・。それから、キケとカルボーニのサッカーに対する考え方は違うのだそうです。いいのか、それで。

そしてパブロの移籍の噂。asにはリヨンのタイウォとのトレードというニュースが載っていますが、これは以前も噂になった話で、リヨンではなくマルセイユの間違いですね。まったくasともあろうものがこんな単純な間違いをするなんて! おかげでヤッフーもNacionも全部間違えちゃっている。二つのクラブともオリンッピックと付くから誰かが混同したのでしょうね。そりゃフランスチャンピオンのリヨンならまだ行ってもいいかもしれませんが、マルセイユはリーグ5位です。UEFAに出れるのかどうか、フランスのことは全然知らないのでわからない。
また、例のDaily Mailに「ブラックバーンがアイマールにオファーという野心的な試み」という情報が載っていました。ブラックバーンは、アラン・シアラーがニューキャッスルの前にいたチームではなかったでしょうか? ユーロ1996でシアラーが好きになり、一時見ていたことがあります。ユニフォームは青と白でちょっと可愛いかったような。こちらもプレミア5位ですね・・・。イギリスだからUEFAは出れるのかな。

マルセイユよりはブラックバーン(ブラックバーンのほうが親しみがあるからというだけ。プレミアなら放送がわりとあるし)、でも国外に行くぐらいならまだサラゴサのほうが良いかもしれません(しくしく)。

極めつけは、アルゼンチンのグロンドーナ会長が帰国し、ペケの辞意を翻すためにペケと合う予定だと述べたというニュース。Please,....no more Pekerman!! 蕁麻疹が出そうです。パブロだってきっとそうに違いない。

最後にこれを読みましたがアルゼンチン代表の謎、さっぱり意味がわかりません。訳している人もあまり分かっていなさそうな。原文、Pleaseと思ってしまった(多分わからないだろうけど)。
ジダンのニュースを読んで書きたいことがあったのですが、もう遅いのでまた明日にします。


移籍の話いろいろとLa Nacion

2006年07月12日 16時40分15秒 | W杯2006ドイツ大会
バレンシアの移籍もよく訳が分からないことに。今度はデル・オルノを狙っているという
話が出てきました。左サイドバックの選手なので、モレッティと競争することになるので
しょうか。CLのバルサ戦で、メッシにがんがん抜かれた挙句レッドのイメージしか
ありませんが・・・。(まあ、モレッティだって駄目だったでしょうけど。)チェルシー
はビルバオに1200万ユーロも払ってデル・オルノを獲得したため、バレンシアに
800万ユーロを要求しているそうです。バレンシアのほうはカネイラを絡めて
モウリ-ニョのチームに値下げさせようとしているらしい。でも、カネイラなんて
いらないと思うなあ、チェルシー。更にデル・オルノがチェルシーでもらっている年俸は、
バレンシアのトップの選手を上回っているためにこのへんも問題なのだとか。プレミアの
お給料は凄いですね・・・。
個人的には左サイドならソリンじゃ駄目?と思ってしまいますが。

アジャラがビジャレアルに行くのなら、アルゼンチンUnder21代表のアレクシスという
選手を獲得するかもとレバンテ紙に出ていますが、よくわかりません。ヘタフェの選手
なのかな? まさかアジャラを売るわけないと信じたいけれど。(そんなことになったら、
ますますアイマール残らなさそう。)
レゲイロはカルボーニから放出予定であることを伝えられたそうです。レバンテ
(レンタル移籍)、ベティス、セルタなどが興味を示しているとか。
ディバイオには、PSGのほかにラツィオからも話が。ラツィオって、降格予定なんじゃ
なかったっけ? イタリアでは木曜日にユベントス、ミランなどの降格問題の判決が出る
そうですが、バレンシアにはあまり関係がないのでしょうか。

今日もとりあえずアイマールの移籍の話は出ていなかったです。毎日ひやひやどきどき。
心臓に悪いから早く決めてほしい・・・。

ワールドカップ中はNacion LineやOleを読んでいて、終わってからは以前のように
バレンシアのLas Provinciasやス-ぺル、レバンテ、そしてasやMarcaをチェックする
日々に戻っていますが、Nacion Lineがネットで読むには一番興味深いように思います。
試合レポやプレビュー以外の記事が豊富で、またブログや掲示板が充実していますもん。
これを読みなれてから、Las Provinciasに戻ると少し物足りなさを感じてしまう。地方
紙だから仕方ないですけどね。そのNacionにワールドカップの総括のような記事は
たくさん載っていますが、うち一つが私の感じていたことと似ていたので(前半が)、
要約ですが・・・:


これで全部? これだけで満足しなければならないの?というのがイタリアが聖なるイタリアになったときに生まれた最初の質問だった。オリンピアスタディオンでの最後の戦いでは何一つ新しいことも驚くようなことも起こらなかった。ワールドカップは環境、雰囲気、ピッチ上でのお祭りだった。試合は止まり、魅力がない一方で、ますます多くの人々は献身的にこの舞台に参加した。矛盾したことに、ゴールが減り、偉大なチームが減り、主役が減る一方で、人々の参加と反響は増えたのだった。ファンが寛容な消費者であることを止め、ピッチから得るものが少ないことに気が付く日が来るのだろうか? 予言者にもわからない。一方、監督たちはリスクを取ることに興味を示さず、選手たちは指示と戦術に従うしかないのだった。

ワールドカップには、新しい選手の活躍もなかった。それはジダンが最優秀選手に選ばれたことに象徴されている。マテラッツィへの攻撃は正当化されるべきではないが、試合の中では、34歳で以前のようなフィジカルの強さを失っていても、ジダンはゲームを支配していた。なぜなら彼が試合を解釈する際の明晰さと明敏さは、多くの選手の混乱と動揺とは全く異なっていたから。ジダンは我々に根本的なことを教えてくれる:ボールのコントロール、パス、最適な選択をするビジョン。ジダンの中に、人々はサッカーは知性でするスポーツであることを認める。フランス人の教えが響き渡るのは、特に中堅、そして若い年代の選手たちの影が非常に薄かったからだ。まるで試合で要求されることが彼らの理解と能力を超えていたかのように。特にがっかりさせられたのがロナウジーニョ。鈍くて怠慢、一度もオーケストラの一員ではなかった。リケルメに関しては(彼もジダンと似たタイプの選手だが)、厚み、内容、継続性が必要だった。メッシは、ペケルマンが彼に必要な時間を与えることがなかった。これはテベスについても同じ。


ジダンをべた誉めですね。34歳であれだけできるというのは、確かにすごいことです。

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