A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

ディオゴはOK

2006年09月30日 16時13分48秒 | Liga06-07
怪我人が少しずつ戻ってきているみたいですね。ディオゴはどうやら大丈夫そうです。となるとあとはセンターバックを一人確保すればいいわけですが、セルヒオがまだduda・・・。セルヒオ自身が「今も少し違和感があるので、確信が持てない。土曜日の練習で最後の判断をすることになる。」と言っています。もし回復しない場合は、ここにクアルテーロということになるのかな。

WOWOWではレバンテ戦、放送があるんですね! うらやましいです!! それにしてもアイマール効果はすごいなあ。チームごとの放映料というのは違うのでしょうか。サラゴサもパブロが入ってテレビ収入が増えたりすれば、良い選手をとれてチームがもっと強くなってと、良いことに繋がるのにと思って。

ビジャレアル戦のAupaでの採点を載せ忘れていたので、一応載せておきます。

César: 3.
Diogo: 2.
Piqué: 4.
G. Milito: 1.
Juanfran: 2.
Zapater: 3.
Ponzio: 1. 「サラゴサの右サイドはチームの弱い部分。右サイドバックとしても良くなかった。」
D'Alessandro: 2. 「他の試合より活動的でなかった。彼の不在が響いた。」
Aimar: 2. 「途中まではチームでベストの選手、しかし後半他の選手と同じく消えてしまった。」
Ewerthon: 1.
Sergio García: 2.
Movilla: 1.
Oscar: 0.
Lafita. 1

ちなみに採点の数字の意味は、
0- ゼロ、何もなし
1 - 弱い、落第
2 - 許容範囲
3 - 良い
4 - 顕著に良い
5 - 桁外れに良い

アイマールが採点2(許容範囲)かあ。厳しいなあ。前半は4だったと思うけれど。試合に負けてしまったから、こんな採点になってしまうのでしょうね。オスカルの0やポンシオの1もかなり厳しい・・・。
私自身は前半だけ(!)3回見ましたが、It is pure joy to watch Pablo's football! 5月のアラベス戦で少しだけ見て以来、久しぶりにアイマールのサッカーで幸福感に浸れました。前半37分頃のディフェンス3人の間をボールをキープしながら軽く抜けて右にパスしたシーンとか、「それが何?」と聞かれたら返事に困るけれど、シンプルでビューティフルで見ていて自然と顔がにっこりしてしまう。こういうプレーを見せてくれる限り安心して応援できますが、結果が出ないと放送がないから見れないんですよね。

開幕戦のデポルティーボ戦を見ることができました。この試合の一番良かったことはユニフォームが可愛いということかな。私は襟付きのユニが好きなので、特に。このロットというメーカー、センスがあるのかも。ファーストユニもなかなか素敵ですもん。(ただしサラゴサファンの間では、伝統の明るい青が使われず、黒に近いネイビーブルーが基調になっていることに非難が集まっていますが。)
試合のほうは・・・採点が1だったパブロ、どんな酷いプレーをしたんだろうと思っていたら、そこまで悪くはなかったような。あれで落第って本当に厳しいけれど、やっぱり試合には負けているからね。昨シーズンのマジョルカ戦やアトレティコ戦のプレーをここで採点されていたら、間違いなく0だったでしょうね。








ダレッサンドロのel mal dia(悪い一日)

2006年09月29日 16時35分44秒 | Liga06-07
昨日オフィシャル・ページを見なかったので載せそこないました、右の写真(いつ撮影されたものかは不明です)。昨シーズン中バレンシアのオフィシャルを見ない日なんて一日もなかった気がするけれど・・・。

心配な守備陣は、少し回復の兆しが。ディエゴ・ミリートが通常練習を行ったほかにクアルテーロとチュースがグループ練習をしたそうです。チュースはまったく問題がなく、またクアルテーロも慎重ではありますが、回復していることを認めています。クアルテーロは、セルヒオが間に合わなかった場合にセンターバックとして起用され、ピケとコンビを組む予定。
「数回センターバックとしてプレーしたことがあり、そのポジションのことは完璧に知っている。敗戦の後なので絶対に勝つ必要があり、とても重要な試合だ。」
と述べました。
「数回」というところが気になりますが、もう他に誰もいないようですし、がんばって回復してもらわないと。

ダレッサンドロの「悪い一日」について書いているのはペリオディコ紙。


ダレッサンドロと同じチームで練習試合をしていたGKのセザールは、ボールを失ったダレッサンドロに励ましの声を掛けた。するとダレッサンドロは自分の位置から「俺に口出しするな、馬鹿」と叫んだ。その反応に驚いたセザールは「元気付けただけじゃないか、この野郎」と答えた。

ビクトールはこの出来事に気づき、そのときには何も言わなかった。しかし、その後もダレッサンドロの練習内容が良くなかったために、全員の前でそのことを明らかにした。練習をとめて、少し離れた場所から高くはっきりした声で彼に言った。「やる気があるならそうしなさい、そうでないなら、家に帰ったほうがいい。私は君を必要としていない。」 他の選手たちは目をそらし、ダレッサンドロはうつむいてピッチを見つめ、何も言わなかった。監督と選手は練習の最後に事をはっきりさせるため会話を交わし、ダレッサンドロは無言で一番最初に練習場を去っていった。


ああ、これは間違いなく代表落ちのショックですよね・・・。逆の立場だったら、アイマールもまったく同じ状態になると思うから・・・。実際、去年代表落ちしたときアルビオルと衝突したとかでスタメン外されたりしていましたもんね(本当かどうかはわかりませんが)。
アルゼンチン人がチーム内に多いというのも、ときには困りものです。アイマールとダレッサンドロは同じポジションですし、こういうことが起こるのではないかと心配していました。(今から逆の立場になったときの心構えをしていたりする。)レバンテ戦までには、元気を取り戻してほしいです、ダレッサンドロ。パブロなんて代表落ちしたとたんいつも無茶苦茶調子悪くなるけれど、ダレッサンドロは大丈夫でしょうか。気持ちはわかるよ・・・。

Oleが、代表チームの指揮は誰がとるべき?というアンケートをしています。結果は:
Insúa (6521) 25.3%
Aimar (11003)42.8%
Messi (4006) 15.6%
その他の選手  (2249) 8.7%
トップ下は不要 (1957) 7.6%

アイマール、結構人気がある? インスーアという選手を見たことがないので、今度ブンデス・リーガの試合を見てみなければ。

守備の選手がいない・・・

2006年09月28日 16時32分30秒 | Liga06-07
二週間ごとのCLの試合のたびにイライラするのもどうかと思うのですが、チェルシーとバルサの試合があったので見てしまいました(見なきゃいいのに)。ラテンアメリカのESPN視聴者にはバルサ戦がライブでチェルシーの試合が録画放送ですが、US国内はその逆。圧倒的にバルサ-ブレーメンのほうが面白かったんですけど。それにしてもESPNは試合放送中に画面下でその試合のファイナル結果を流すってどういうこと?!(まあいいんですけどねえ。) スペイン語の解説はマリオ・ケンペスと表示されましたが、もしやアルゼンチン人でバレンシアにいた有名なケンペスがESPNで解説しているのでしょうか。

相変わらず写真が小さくて、よく見えない・・・。代表選出を受けて、アイマールら3人の談話が新聞に載っています。

ガビー・ミリート
「サラゴサの試合は、アルゼンチン人が多くいる他のチームと同じように注目されている。アルゼンチンはいつも自国の選手のいるクラブのことで一喜一憂するから。ビジャレアルやアトレティコでそういうことが起こった。いまや確かに我々にも同じことが起こるだろう。
僕らは代表に選ばれて満足している。代表入りするのはとても難しいことなので、リストに入ることはいつだってすばらしいこと。特に僕ら3人だから喜びも大きくなるね。」
アイマール
「選手を選んだ人がそう考えているのかどうか僕にはわからない。たぶん、ロマンがNoと言わなかったとしても、僕は同じように召集されたかもしれない。だから僕がリケルメの替わりなのかどうかはわからない。
実際は、ワールドカップの後に僕がいなかった試合は一試合だけ。召集リストに戻れて嬉しい。たくさんのとても良い選手がいるから、選ばれるのは簡単ではない。だから満足しているし、僕をこの試合のために選んでもらって感謝している。
代表に行くときは、自分が幸運で恵まれていると考える。でもディエゴ・マラドーナを除いてどの選手も代表に呼ばれたり呼ばれなかったりするもの。
今度の試合では監督がくれた機会を利用しなければならない。前回は召集されなかったので、継続して呼んでもらえるように良いプレーをしたい。とにかくバシーレの2度目の召集に入ることは良いこと、良い始まりだ。」
ポンシオ
「サラゴサにとってこれは重要なこと。今僕らは3人が招集されたが、ディエゴとアンドレスが今の調子をキープすれば、きっと彼らにチャンスはあるだろう。」
ロマンが代表引退を発表したから自分が召集されたとは考えたくないよね、やっぱり・・・。

ディフェンス陣の怪我人はとうとう危機的な事態に。昨日セルヒオが間に合わなかった場合に出場予定と書いたChusという選手まで怪我してしまいました。ひざの靭帯が伸びたとかなんとか。ビクトール・フェルナンデスも思わず頭を抱えたそうですが、一体なんでこんなに怪我が多発するの?? 五体満足でプレーできる守備の選手はフアンフランとピケの二人しかいなくなってしまいましたが、レバンテ戦どうするんでしょう・・・。レバンテというとバレンシアの弱めのチームねなんて思いがちですが、よく見たら勝ち点がサラゴサと一緒じゃん! 大丈夫かなあ。あまり怪我が多いのに恐れをなしたのか、水曜日は二部練習だったのを一回だけの練習に変更したそうです。木曜日も一回だけの練習の予定。練習のしすぎ?

木曜日の夜は、スタッフと選手たちが出席して´El Churrasco´というレストランで夕食会が催されます。アガピト・イグレシアスも出席。ビジャレアル戦の敗戦を払拭し、レバンテ戦での必勝を誓う目的だそう。どんなメニューなのかそちらのほうに興味があるな。

いろいろ書きましたが、今日一番びっくりしたニュースはAsに載っていたこれ。
レアル・サラゴサのエドゥアルド・バンドゥレス会長が7年ぶりにサラマンカ大学の教授の職に復帰。週に4時間70人の学生に応用経済学を教えるそうです。今日のテーマは「経済成長と構造変化」。この会長さんについては何も知りませんでしたが、サッカークラブの会長でかつ大学教授なんてとっても珍しいですよねえ。しかもサマランカ大学って中世からある有名な大学ではなかったでしたっけ?(世界史に出てきたような) ただ、この会長とアガピトという人の関係が今一つ理解できていない私。アガピトさんは最大株主でたぶん出資者、会長さんは別にこの教授がいるということでいいのかな。

G.ミリート、ポンシオ、アイマール

2006年09月27日 15時56分12秒 | Liga06-07
アラゴンの新聞でも、アルヘン代表にアイマールが復帰というニュースは大きく取り上げられていますね。結局レアル・サラゴサからはG.ミリート、ポンシオ、アイマールの3人が選出。
ディエゴ・ミリートは怪我中ということもあったのかな。ダレッサンドロはもう少し様子見? 実際のところダレッサンドロが呼ばれて、パブロが呼ばれないケースもこれからは考えられると思います。あるいは二人とも呼ばれない可能性ももちろん。二人の調子次第ですよね。Aupa掲示板でアルゼンチンの人が、スペイン戦の後はしばらく国内組のみの編成となるので、ヨーロッパ組の召集は今回が最後ではと書いていましたが、本当なのでしょうか・・・。
スペインとの親善試合は、10月11日22時より。レアル・ソシエダ戦が終わって合流するそうです。(怪我などありませんように!)

サラゴサのニュースは、火曜日は練習がお休みだったのであまりありません。
水曜日の練習は10時からと18時からの2部練習。(サラゴサはずっと2部練習なんですね。バレンシアは一日一度の練習だったと思いますが。)ディエゴ、セルヒオ・フェルナンデス、クアルテロがグループ練習に一応復帰の予定です。
ビクトール・フェルナンデスは、ガビー・ミリートが出場停止になるため、ピケとセルヒオ・フェルナンデスでコンビを組ませるつもりですが、それにはセルヒオの回復が不可欠。セルヒオ自身は「良くなってきている。だが、日曜日にプレーできるかどうか言うのにはまだ早すぎる。」と言っています。もしセルヒオが間に合わない場合は、Chus(チュスでいいのかな)の出番に。
また、ビジャレアル戦で足首を捻挫したディオゴの回復ぶりも不透明で、ここも変更を強いられるかも。
とにかく開幕してからの4試合中2試合しか守備陣はレギュラー選手で組むことができず、非常に苦しいことになっています。ガビーのいない5試合目も当然そうなるわけで・・・。怪我と出場停止が多すぎ!!

そのせいかどうか知りませんが、セットプレーからの失点が6点中5点を占めているとエクイッポ紙に出ていました。これだけはっきりしていたら対策は簡単に取れそうな気がするのですけど。新聞には載っていませんでしたが、逆にサラゴサの得点は流れからのものがほとんど? 得点シーンはうっとりするくらい美しいものが多いんですけどねえ・・・。

最後に、今発売中のワールド・サッカー・ダイジェストにアイマールのインタビューが載っているそうです。もちろん私は読んでいないんですけど(こちらの紀伊国屋にはまだドイツW杯グループリーグ、ブラジル戦前の週刊サッカーダイジェストが堂々と売られていますから。買う人いないと思うんだけどなあ。)、この前の記者会見とは別にインタビューに答えたみたい。バレンシアのことは話したくないようですが、これからはあまり雑誌のインタなどなさそうなので、貴重な一冊かもしれませんね・・・。

代表選出!

2006年09月27日 08時29分24秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
と、とにかく良かった(涙)。もう今日気になってしまって、昼間ずっとOleを開きっぱなしに。(Oleは自動で更新してくれるから。)チャンピオンズ・リーグ見ても楽しめなくて、はあっと重いため息をつきながらふとPCを見たら、爽やかなアジャラさんの笑顔が。発表来た?!とどきどきしながら画面を眺めたら、「アジャラ、アイマール、クレスポ、アルアバレーナが復帰」との見出し。嬉しいです。

リストは:
Arqueros: Roberto Abbondanzieri (Getafe, España), Leonardo Franco (Atlético de Madrid, España).

Defensores: Fabricio Coloccini (Deportivo La Coruña, España), Gabriel Heinze (Manchester United, Inglaterra), Roberto Ayala (Valencia, España), Gabriel Milito y Leonardo Ponzio (Real Zaragoza, España), Rodolfo Arruabarrena (Villarreal, España),

Mediocampistas: Pablo Zabaleta (Espanyol, España); Maxi Rodríguez (Atlético de Madrid), Pablo Aimar (Real Zaragoza), Leandro Somoza (Villarreal), Javier Mascherano (West Ham United, Inglaterra), Luis González (Porto, Portugal); Federico Insúa (Borussia Moenchengladbach, Alemania), Daniel Bilos (Saint Etienne, Francia).

Delanteros: Sergio Agüero (Atlético de Madrid); Lionel Messi y Javier Saviola (Barcelona, España); Carlos Tevez (West Ham United) y Hernán Crespo (Inter de Milán, Italia)

Oleの記事:


たくさんの復帰選手
アルゼンチン代表監督アルフィオ・バシーレは、ムルシアのヌエバ・コンドミーナで10月11日行われるスペイン代表との親善試合のための21人の招集選手を発表した。このリストで最も重要なのは、ドイツワールドカップに参加したがブラジル戦には召集されなかったロベルト・アジャラ、ガブリエル・エインセ、パブロ・アイマール、エルナン・クレスポが復帰したこと。また、長い不在期間の後、ロドルフォ・アルアバレーナが復帰。彼の代表最後の試合は2000年2月23日ウェンブリーでのイングランド戦だった。アジャラがもしプレーすれば代表キャップ106回となり、歴代最高のシメオネの記録と並ぶことになる。


21人もいるので、アイマールがプレーする機会があるのかどうかわかりませんが。ほとほとペケルマンで懲りたので、最初から心をガードしておく癖が出来ちゃいました。
前回呼ばれていて今回外れたのは、フエンテス、サムエル、イバーラ、クレメンテ・ロドリゲス、セザール・デルガドあたりでしょうか。中盤の選手にはあまり変化がなく、リケルメとアイマールが入れ替わったくらい? これってどうなんでしょうね・・・。監督にとってロマンとパブロはやっぱり二者択一なの? なんだか複雑な気持ちです。


一夜明けて

2006年09月26日 16時28分11秒 | Liga06-07
やっぱり悔しいぞ・・・。右のOleに載っていた写真のキャプションは、「JR(ロマン・リケルメ)と試合後の彼の古典的なパブリートとの抱擁。写真は何千もの言葉以上のことを物語る。」
Oleの記事の最初のほう:


友人は友人、しかしピッチでは悪魔のように見える。それがリケルメとアイマールが試合前に考えていたことに違いない。この友情は、10の背番号のリーベルとボカのユニフォームが身を寄せて抱擁を交わしていたはるか昔までさかのぼる。もちろん3ポイントを争う試合の前にはすべては脇に追いやられる。この試合は、彼らがもう代表のトップ下を巡って戦うことのない最初のものだった。これはロマンの代表辞退によるもの、とはいえ彼は先週少し迷っていたが。


この後は試合の描写。Oleはわりとアイマールびいきなので、ロマンの活躍をそう華々しくは書いていません。ロマンは、「パブロはリーガでベスト3に入る選手」と言ったそうです。ベスト3? ロナウジーニョと自分とアイマール? そんなわけないじゃん!と抗議が殺到しそうですが、そう言ってくれるロマンは優しい人だと思います。(パブロもまったく同じことを言いそうですね。)

昨日のアイマールのゴールシーンを見直して、表情がこわばっているのは、直前にもらったイエロー・カードと自分の受けたファウルを取ってもらえなかったことに恐ろしく腹を立てているせい?と思いました。
バレンシアのときと比べて特別笛の基準が違うようには見えないのですが、今日いっせいにアラゴンの新聞が書いているように、4試合で19枚のイエローと3回の退場というのはとんでもなく異常です。リーガのチームの中で最悪の数字だそうですけれど、プレーしていて実感として正当でないと感じることが多いのでしょうか。バレンシアではこんなに執拗に抗議していなかったのに・・・。どうしても勝ちたいという気持ちが強いところに、ちょっと審判が不利ぎみなジャッジなので悪循環になっているかも。Aupaの掲示板でも「プロなんだから口は閉じているべき。アルゼンチン人たちの態度は悪すぎ。」と批判されていますよ~。自分でも「審判に抗議して集中力を切らすのは間違い」と言っていたくせに。頭では充分わかっていても、いったん腹を立てるとなかなか冷静になれないのかなあ。

敗因の分析はいろいろ行われていますが、ビクトール・フェルナンデスはテレビ(ラジオかも)番組で、右SBにはディオゴに替えてそのままChusを入れるべきだったと自分の間違いを認めたそうです。また、
「ディオゴの負傷が我々を破滅させた。そこからすべてが変わってしまった。ポンシオを右サイドバックに置き、サパテルを少しだけ右に置くことが、チームにこれほどの深刻な変化を与えるとは考えなかった。レオはそのポジションで2シーズンもプレーしているから。二つのラインを変更し、その結果は良くなかった。ときどきサッカーではほんの小さな変更がありえない結果に繋がることがある。」
「このチームはリーガでたくさんの試合で勝利するだろうと思っている。ビジャレアル戦の前半は、中盤と守備において集中したすばらしい試合だった。」
Aupa掲示板では、アウェイで強い相手と戦うときの布陣についての議論がいろいろ。サパテルのワンボランチは危険なので、
.............Cesar..................
Ponzio..Milito..Pique..Juanfran
.............ZP....Movilla.........
Ewerthon..Aimar..Dalesandro
..............S.Garcia..............
↑のようにしろ、とかね。(見慣れたフォーメーションかも。)あと、ポンシオが微妙だというスレッドも。「この選手は守備も攻撃も知らない。ファイトだけはあるが何の役にも立っていない。」なんて気の毒なことを言われているし。また、アイマールが全然守備をしない!と怒っている人もいます。

最後にビジャレアル戦に捻挫のため出れなかったセルヒオ・フェルナンデスはまだ違和感があるとのことで、チーム練習への合流は伸びそう。G.ミリートが出れない今、セルヒオが間に合わなかったら深刻な事態になりそうです。

[リーガ第4節]ビジャレアル3-2レアル・サラゴサ

2006年09月25日 16時12分37秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
マレーシア料理を食べたんですけど、とても美味しかったので一瞬気分が良くなりましたが、PCの前に座ると・・・。写真も豆粒みたいなものしかないって一体どういうこと??

気分悪いので手短に。

デイオゴは足首を捻ったとのことです。金曜日の練習でも足首に問題がありましたが、重要なものではないとしていました。でも試合中に違和感があり、ハーフタイムにモビージャと交代。ポンシオがディオゴの位置に下がり、サパテルがポンシオの位置(右の中盤)に移り、モビージャがワンボランチという形になりました。

結局この布陣の変更が致命的に間違いだったわけで、ヘラルド紙は「リケルメへのマークの変更がサラゴサを滅ぼした」と書いています。またエクイッポ紙も「どうやったらそんな短い時間の間に変われるのか? ディオゴの不運な怪我で計画変更を余儀なくされたが、なぜサパテルを動かす必要があるのか? サパテルの位置はいつもサパテルのものなのに。死んでいたビジャレアルは突然蘇り、試合を支配してしまった。」と嘆いています。

でもねえ、Aupaの掲示板で前半のサラゴサはアウェイの試合としては近年で最高の出来だったと書いている人がいましたが、私は結構冷や冷やものだったんですよね。守備がシステムで守るというより、個人で力ずくで守るという感じで、これでは90分持たないだろうなって。4試合でイエロー16枚、レッド3枚というのはどう見ても普通でないような・・・。(もちろんポンシオやフアンフランのレッドは不当なものかもしれませんが。)ワンボランチでビジャレアルに挑むこと自体かなり勇気のいることですし(アルベルダが一人でやると想像するとね)、後半の圧倒されぶりはサパテルの位置うんぬんよりそのまま力不足という面もあるのでは。もちろんアイマールも含めてね。

ビクトール・フェルナンデスの言葉:
「ディオゴの負傷がチームを狂わせた。我々はいくつかの変更をしなければならなかった。チームは結果をコントロールするすべを知らなかった。これ以上退場や負傷という状況が起こらないことを願っている。先制点をどうやって維持するかを覚えなければ。」
ピケの言葉:
「ハーフタイムの後、少し自信を持ちすぎ、気が緩んだのかもしれない。僕らは前半とは違った。チームの間で話し合って改善しなければならない点だ。」
お願いしますよ・・・。アウェイで2点取っても勝てないような試合をしていたら、一生アウェイで勝利なんかできないと思うのは私だけ? 
とはいえ、ビジャレアルにマドリガルで負けるのはありうることなんですから、気を取り直して次節のレバンテ戦は必勝でがんばってほしいものです。

それにしても今日の試合で気になったのは、アイマールの表情。写真がないからしかたなく動画ニュースの映像を貼ってしまいますが、これってかなり尋常でない光景ですよね。
君たち、恋人なの?! って、まあ今に始まったことでもありませんが。ただ、I am very upset because Pablo looked so sad...


3 - Villarreal: Viera; Javi Venta (Josemi, m.35), Quique Álvarez, Fuentes, Arruabarrena; Marcos Senna, Tacchinardi (Somoza, m.65), Riquelme; Cani, José Mari (Marcos, m.74) y Forlán.

2 - Real Zaragoza: César; Diogo (Movilla, m.46), Piqué, Gabi Milito, Juanfran; Zapater; Ponzio, D'Alessandro (Lacita, m.75), Aimar; Ewerthon y Sergio García (Oscar, m.60).

Villlarreal 3
1-1: m. 48: Cani
2-1: m. 59: Forlán
3-1: m. 78: Riquelme, pen.

Zaragoza 2

0-1: m. 22: Aimar
3-2: m. 92: Piqué


Árbitro
Pérez Lasa
(Comité vasco).
Mostró tarjeta amarilla a los locales Tacchinardi y Jose Mari; y a los visitantes D'Alessandro, Aimar y Everton. Expulsó por doble amonestación a Milito (m.77).

負けちゃった・・・

2006年09月25日 09時56分49秒 | Liga06-07
結構ショック。夜にもう一度書くとして、今は感想だけ。(でも、試合レポの記事は訳したくない気持ちかも。)

前半はわりと良かったと思うのですが。アイマールはアイマールらしい閃きのあるプレーがたくさんあって、サラゴサの攻撃は綺麗でした。ゴールも左サイドを崩した形から、パブロ、ナイス・シュート。でも、全然笑顔がありませんでしたね。みんなから抱きしめられているのに、されるがままで・・・気合が入りすぎていたせい? なんだか心が凍ってしまっている? ちょっと心配になりました。(また代表関係?? そんなことないと思いたい。)

試合のほうはビジャレアルの攻撃を止めるのに激しく行き過ぎて、すごい数のカード。その甲斐あって冷や冷やしつつも決定的に危ない場面はありません。逆にサラゴサがボールを持つと必ず良い形になり、エベルトンとアイマールに決定的なゴール・チャンスが。あそこで少なくともどちらかが入れておけばねえ(涙涙涙)。
ハーフタイムになると、このまま終わりそうにない嫌な予感が。あれだけカード出ていたら、絶対誰かは退場になると思った・・・。

そして後半。ビジャレアルの独壇場になっちゃいました。Aupa掲示板では、ディオゴとモビージャを交代させたビクトール・フェルナンデスの采配に批判が集中していますね。サパテルをサイドに置いたので、前半サパテルに抑えられていたりケルメが息を吹き返したって。ディオゴの交代が怪我によるものなのかどうか、GolTVでは何も言わなかったし、サラゴサの人も分かっていないみたい。(今Asを見たら、怪我だそうです。)
フォルランのシュートはすごく不運だったけれど、ミリートのハンドは・・・。ミリートって、プレイが荒すぎるというか細心さが足りないように見えるのですが、これはアジャラさんを見慣れすぎていたからでしょうか(泣)。

後半のアイマールは、ビジャレアルがボールを支配していたからあまりボールに触る機会がなくて、またもや審判にイラついているよう。最近、過敏になりすぎていてほんと少し変です。対してPKを決めて決定的な3点目をゲットしたロマンは、珍しいくらい爽やかな笑顔。絶対に試合前のパブロとの語り合いでエネルギーを蓄えたに違いない・・・。

試合が終わってロマンに肩を抱かれながら(ほとんど抱き寄せられているよ!)、ピッチを後にするパブロ。ぐったりした表情で何かたくさん話しているけれど、こういう場合何を話すのかなあ。やがてロマンの手をすり抜けて、そこで画面が切り替わりました。友だちに同情されたくないよ、という雰囲気・・・。

Aupaの掲示板は、「どうして前半のリズムを維持できなかったのか?」という怒りと嘆きの声でいっぱい。確かにね。アウェイで最悪引き分けで終われるか、負けてしまうかというのは大きな違いだと思うんです。同点に追いつかれた後、チームががっかりしているのが伝わってきました。

はあ、取りとめもなく感想を書きましたが、これから食事に行って帰ってきたらサラゴサの新聞を読んでみよう。(気が重いなあ。)

リケルメの言葉

2006年09月25日 01時32分22秒 | Liga06-07
あと一時間半です・・・。こういうときって、試合を見るのが楽しみなんだか、緊張しすぎて苦しいから見たくないのかよくわからなくなるな。

リケルメ、試合前の記者会見をしていたんですね。アイマールについて言ったところだけ。
「僕らは、試合前にはきっと楽しい時間を持つことになるだろう。彼にとって良い日で良いプレーをすることを願っているよ。でも最後に勝つのは僕らさ。確かなことはパブロのプレーを見るのはいつだって喜びだということ。」
あは、ロマン、相変わらずです。試合前の楽しい時間って・・・おしゃべり? 絶対元気になっちゃいそう。
二人が良いプレーができて、それで勝敗が決めれば最高なんですが、えてしてお互い厳しいマークにあってグレートな試合にはなかなかならないんですよね。こんな言葉を読むと「二人にとって良い日になりますように」と願いたくなります。(でもそれは難しいのでしょうね。)

PREVIA[リーガ第4節]ビジャレアルーレアル・サラゴサ

2006年09月24日 17時06分45秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
さて明日はビジャレアル戦。結局ディエゴとセルヒオは召集入りできませんでした。召集メンバーは:César Sánchez, Miguel, Diogo, Gaby Milito, Pique, Chus Herrero, Juanfran, Movilla, Celades, Zapater, Longás, Óscar, Ponzio, Aimar, D'Alessandro, Ewerthon, Sergio García y Lafita.

AsのPreviaより抜粋:


ロマレダは確かに楽しんだ。2試合で二つの勝利。5ゴールをあげセサールはネットにボールを許さなかった。ホームでの試合としてはエクセレント。とはいえ、エスパニョールとマジョルカはリーガでは中の下に位置するチームだ。大きな飛躍を自分たちのものにするためには、ビジャレアルに一撃を与えることが必要。
結局セルヒオ・フェルナンデスとディエゴ・ミリートの負傷は治らず、イレブンに新しい顔ぶれが登場する。ピケは初めてサラゴサのユニフォームを着て公式戦デビュー、プレミアではすでにプレーしていたがリーガでは一部デビューとなる。セルヒオ・ガルシアは王子から(D.ミリートのこと)王冠を引き継ぐ。またポンシオが出場停止が明けてスタメンに復帰。
いろいろな名前が挙がり、注目点も多いが、その中でもかつての所属チームと対戦するカニの名前は目立っている。サラゴサファンがアイマールとダレッサンドロのプレーを楽しむ一方で、カニを懐かしむ気持ちは人々の中に存在する。このアラゴン出身の中盤の選手はリケルメとともにチームを指揮する。フォルランとホセ・マリがコンビを組むだろう。ニハトは怪我のため最後の瞬間まで出場がわからない。
ペジェグリー二とビクトールはほとんど同じようなタイプの選手をそろえているために、試合はチェスの戦いのような様子を呈するだろう。長い距離を走る右サイドバック、経験と個性のある左サイドバック。ボールカットと戦うビボーテ、多目的の中盤、卓越した二人のトップ下、ダイナミックなフォワード。ボール支配が勝利への鍵となるだろう。

 

Asを読んだら緊張してきました・・・。Marcaによる予想スタメンは;

Villarreal: Viera, Venta, Alvarez, Fuentes, Arruabarrena, Tacchinardi, Senna, Cani, Riquelme, Forlán, Jose Mari o Nihat

Zaragoza: César; Diogo, Gabriel Milito, Piqué, Juanfran; Ponzio, Zapater, D'Alessandro, Aimar; Sergio García y Ewerthon

サラゴサのスタメンの平均年齢は23歳だそうで、フレッシュさとともに集中力を欠くなどの経験不足が見られるのではと危惧する意見も。19歳のピケがどかっと平均を下げているような気がしますが、アイマールもこのチームではベテランなのね・・・。

ビクトール・フェルナンデスの試合前の会見:


「気を緩めて自信過剰になるのは愚かなこと、なぜならビジャレアルはどんな相手をも倒せる力を持っているから。危険な試合になるだろうが、私たちは勝って我々の進歩を長く続けるつもりだ。」
「私たちは試合を作らなければならない。アウェイで偉大なチームと戦うが、自分たちの特徴と長所を生かすだろう。」
「誰もリケルメを止めることはできない。彼は試合の時間とスピードをコントロールできる特別な選手だ。もちろん彼がすばらしい選手たちに囲まれていることも確かだが。そのうちの一人はカニ。」
「チームはその義務を知っているので、私は平静だ。怪我人の欠場を嘆くのは当然のことだが、それは同時に努力をしている選手にとってのチャンスでもある。」


  
このところアイマールはビジャレアル戦で勝てていないんですよねえ・・・。極度にイラついていたり、捻挫したり、あまり良い思い出がありません。今度こそがんばってほしいな。
先週のマジョルカ戦、Asの記事や掲示板で「とても疲れていた」と書いてあって気になっていました。Aupaの動画でようやくマジョルカ戦ニュースを見たら、ロンガスとの交代場面が映っていて、確かにヘトヘトの様子。ちょっとスタミナ不足? 
ビジャレアル戦はいつもファウルを受けることが多いですが、最後まで体力がもって元気にプレーできますように。怪我がありませんように。アウェイですが、なんとかチームが勝利できますように、絶対負けませんように。(願い事が多すぎ?)

不透明なセルヒオとD.ミリート

2006年09月23日 15時28分24秒 | Liga06-07
相変わらずセルヒオとディエゴ・ミリートが試合に出れるかどうかは宙に浮いたままで、土曜日のぎりぎりまで待って決めることに。ディエゴよりも望みのあったセルヒオもまだ痛みがあるとのことなので、無理じゃないかなあ。二人が出れない場合は、ピケとセルヒオ・ガルシアがプレーします。ピケのプレーを見たことがないので不安が募りますが、マンUでは試合に出ていたのかな。マンUなんてCLでしか見たことないし、ルーニーが審判に拍手して赤紙だった場面しか覚えていない・・・。

ビジャレアルは、スタッフ抜きの選手だけで一時間ほど緊急ミーティングを行いました。チームの現状を分析し、サラゴサ戦の勝利を誓ったそうです。ブルッ。
サラゴサはマドリガルではまだ一度も勝利したことがないとぺリオディコに書いてあるような気がしますが、本当でしょうか。01/02シーズンに2部降格が決まったのもここでだったとか・・・。まあ、歴史は塗り替えるためにあるんですからね。(でも、01/02シーズンといえば・・・ってもうやめよう。)

カニがサパテルとオスカルの二人とユニ交換をする(前半と後半に?)と発言したのを受けて、Aupaの掲示板では、「サパテルとオスカルはもう密かにビジャレアルのユニが似合うかどうか確かめるつもりなんだろうか?」と心配する声が。まさかいくらなんでもそんなことはないと思いますけど・・・。「去年サパテルはビージャと換えていたけれど、今彼は別にバレンシアにいないじゃない。」という返事も。
アルゼンチン人の場合は両チームに数が多すぎて、誰と交換したらいいか困るほどでしょうね。でも、もちろんアイマールはロマン・リケルメとでしょう・・・。ぺリオディコの記事にも「二人はとても仲の良い友人で、アイマールがバレンシアにいたときは、ビジャレアル、バレンシアを問わず、しょっちゅう一緒に食事に行っていた。」と書いてあります。ロマンもパブロが遠くに行ってしまって淋しがっているでしょうね。(それで調子が悪いのかも。一緒に試合に出れるとなったら元気になりそうで怖いです。)

Asにダレッサンドロのインタビューが。一番驚いたのは、実はもう結婚していて小さい娘までいるということ。(周知の事実かもしれませんが。)女の子がSaraちゃんよりも小さいのかどうかはわかりませんね。小さいといえば、ダレッサンドロが163センチ54キロというのにも驚愕!(Asのデータによれば) アイマールよりも小さい選手って初めて知りました。ちなみに同じAsによるとパブロは168センチ60キロとなっています。前は170センチ62キロになっていることが多かったのに、縮んだのかな。

セルヒオの捻挫は軽傷でしたが・・・

2006年09月22日 16時33分01秒 | Liga06-07
MRI検査の結果、セルヒオの捻挫は軽いものであることが判明。日曜日のビジャレアル戦でプレーできる可能性もあるとのことですが、ぺリオディコは難しいだろうとしていて、私もそう思います。この捻挫は、アイマールが3月のビジャレアル戦でやったのと同じ程度なのかな? あのときはレベル2の捻挫で全治10日から15日の診断だったのに、4日後の日曜日のセビージャ戦で後半58分から出ましたよね。でも調子は悪かったし、とても万全とは言えなかった。セルヒオがセンターバックであること、アウェイでビジャレアル戦であることを考えると、捻挫して4日後に試合に出るのは厳しいような気がします。

昨日別メニューだったディオゴとフアンフランは普通に練習ができました。ただ、ディエゴ・ミリートは無理すると筋繊維の断裂につながる状態だそうで、マドリガル行きには暗雲が。でも絶好調のセルヒオ・ガルシアがいるのでこちらは心配ないんじゃないかな。

ビジャレアル情報は、デポル戦ではベンチだったカニがスタメン復帰しそうとのこと。前線にニハトとフォルラン(彼もデポル戦不可解にもベンチスタートでしたね)、その後ろにカニとリケルメ、タッキナルディとセナ、守備陣にハビ・ベンタ、アルアバレーナ、キケ・アルバレス、フエンテスとなる布陣で昨日は練習しました。76分までに得点しないとクラブ史上最長の無得点時間となってしまうそうで・・・必死に攻撃してきそうですよね。怖っ!

今日、木曜日はGolTVの週末の放送予定が発表される日なのですが、どきどきしてページを開けてみたら、ビジャレアル-サラゴサ無事にライブで来ていました。良かった! リクエストの甲斐があったというものです。ただバルサ-バレンシアがなぜか火曜日の放送なので、昨シーズンだったら激怒していたことでしょう・・・。サラゴサがライブで、バルサが録画ってものすごいですが、たぶんバルサ戦のライブはデジタル放送局に回るため。
でもGolTVしか見れない私にとっては、今節は3試合しか放送がないのは解せません。たぶんライブで時間を当てはめていくGolTVは今シーズンの試合時間が重なっているリーガはかなり放送しにくいのでしょうね。まったく何とかというスポンサーが余計なことをするもので・・・。来週のレバンテ戦は珍しく日曜日の18時開始予定ですが、相手がレバンテでは放送は絶望的です。

↓これでマジョルカ戦の写真は最後かしら。エディターではちゃんと下に並べて表示できるのにいざブログでやるとうまくいかないので、一枚ずつ載せる羽目に。タグが何か間違っているのかな。


がーん!セルヒオが怪我・・・

2006年09月21日 17時06分22秒 | Liga06-07
午前中VFインタで時間を使ってしまったので、今日は簡単にニュースだけ。
なんとセルヒオ・フェルナンデス(守備の人。初心者の私はFWのセルヒオ・ガルシアと最初頭がごっちゃになっていました。今はもう大丈夫ですけど。)が練習中に左膝を捻挫。膝のligamento lateral internoというと、膝の靭帯? 正確な検査は木曜日の予定ですが、今日の医師の予備診断では最低でも2週間の離脱となりそうとのことです。
セルヒオはエスパニョール戦とても良かったと思ったのですが、マジョルカ戦でも絶賛されていましたよね・・・。クアルテーロといい、調子がいいときの突然の怪我というのは本当にショックです。普段は全然見ないサラゴサ・オフィシャル(だってあまり更新されないから)をなぜかたまたま昼間に見てこのニュースを知り、「ビジャレアル戦どうするのお??」と青ざめた私。でもAupaの人々は「大丈夫、ピケの出番だ!」とわりと元気な様子です( CHUS HERREROという選手を推す人も)。ピケはマンUからレンタル移籍してきている19歳の選手ですね。うーん、大丈夫かなあ。フォルランとかニハトとかリケルメとか、今までは調子が出ないけれど、そろそろエンジンがかかってきそうな気がして怖いです。

水曜日の練習ではこのほかに、フアンフランとディオゴも違和感のために練習を取りやめたり、別メニューだったり。2部練習で夕方も練習があったのですが、普通に練習できた選手のほうが少なかったそうです。

カニがエクイポ紙の独占インタビューに答え、自分の移籍についていろいろ話しているようです。見出しからして「ソランス会長は嘘をついて、僕のせいにした」ですから。新しいプロジェクトがあることを知らなかった、知っていたら残ったのにというようなことを話していますね。アイマールもこれくらいぶちまけてくれたら、私は少しはすっきりするのかな。でも、アイマールがスーペルに取材されるなんてもう考えられませんね。
右の写真、Asで選手の名前を調べようとしてたまたま見つけました。二人組んでの追いかけっこか何か?やけに楽しそうです。アイマールの手の握られ方が可愛い。(今日のニュースの深刻さに全然合わない写真ですみません。)


ビクトール・フェルナンデスのインタビュー(Ole 2006年9月20日)

2006年09月21日 04時23分57秒 | インタビュー(Entrevista)
朝起きたら、VFのインタが来ていてびっくり。この前のAsのアイマールとミリートのボール腰掛け写真も笑ったけれど、今度のも・・・(笑)。ダレッサンドロ、派手な指輪をしているように見えるし、刺青っぽいのも見えますが、わりと派手なタイプなんでしょうか?!

Oleの記事


ビクトール・フェルナンデスはアルゼンチン・サッカーが大好きで、またそれを示してもいる。1995年の終わりには、そのガンベッタに魅了されインデペンデンテのグスタボ・ロペスをサラゴサに欲しがった。1998年にヨーロッパを驚愕させたセルタでは守備の要にフェルナンド・カセレスを擁していた。そして再びアラゴンで彼は今シーズンアイマールとダレッサンドロを要求した。4人のサイドの選手が攻撃に加わるという、上位チームを除いてはスペインでは稀な戦略の中で、二人は、ディエゴ・ミリートとブラジル人のエベルトンとともにレギュラー。


なぜアンドレスとパブロは優先事項だったのですか?
「なぜなら彼らは私が信奉しているサッカーを体現している選手たちだからだ、創造性、才能、魔法によってね。彼らにかかればどんなこともうまくいく。試合が行き詰まり明確な解決方法がないときでも、こうした選手たちはすばらしい解決法を見出してくれる。彼らは所属チームから疑問視されていて、そのことは私たちが彼らを獲得する交渉のさいに大きな助けとなった。彼らへの批判とは別に、そのような選手のサッカーを信じているときには、堅い決意で交渉しなければならない。クラブとテクニカル部門にまったく疑問はなかった。」

どのようにして彼らを立ち直らせたのですか?
「まず信頼を与え、それから本来のスペースで動きプレーすることを許した。彼らが創造的な自由を持っていることが不可欠だ。3番目にグループの中で重要な役割であると感じさせるようにし、それは完璧にうまくいっていると思う。彼らのサッカーと働きにより、ファンの信頼と敬意を勝ち取ることができた。」

リケルメはディフェンス面でのサポートが少ないことが問題にされていますが、あなたは彼らに相手選手へのマークを要求しますか?
「私は彼らにチームメートの努力に連帯感を持ち、受けいれることを要求する。彼らの義務は、前線とも後方とも異なる。二人はスペースを占めることによりボールを取り返すことが容易になることを知っている。私が彼らに要求するのは、彼らのファンタジー、ラスト・パスのサッカーだけ。このことは支持され、また他の選手たちへの義務となっている。(←この一文が少し?)」

二人がもうお互いを賞賛し合っていることを知っていますか?
「小さな付き合いは、サッカーと個人の理解から生まれる。友情、理解、お互いに知り合うこと、協力の関係があり、それはすぐに試合のピッチにも現れる。個人の人間としての絆はすべてをシンプルにする。」

二人が10月11日の代表スペイン戦でプレイすると思いますか?
「それはわからないことだね。別の監督が彼らのことを見ているわけだから。二人は代表入りするだけの充分に豊富な実績と経験を持っている。サラゴサでは二人は彼らがいつも感じているサッカーを支える場所と環境を見つけた。」

もしも二人が召集されたら、あなたはそれを変えますか?
「いいえ。私は、彼らがサラゴサでプレーするときは幸せでいてほしいと思っている。」


最後の一文を読んで、涙が・・・。
この監督も、ありきたりの言葉でなく自分自身の言葉で明晰に話せるタイプのようですね。こんな風に説得されたら、アイマールが心を動かされたのも無理はないです。これで結果が出ればいいんですけど(切望)!!

一つだけ、アイマールの昨シーズンのプレーに比べサラゴサでのプレーがすごくいいかというと、今のところそうでもないから「立ち直らせる」というのはどうかなと思いました。昨シーズンも「あと一歩!」というところはあったけれど、普通に良かったから。WOWOWで「ベンチが多かった」みたいな発言があったと聞いて、心底呆れちゃいましたよ! バレンシアに来てから一番長い出場時間だったんですけど・・・。最後のほうなんて酷使に近かったような気が。(捻挫や発熱があっても4日後に試合に出たり、退院して12日後にはスタメンだったり。もちろんその頃は監督に信頼されているんだなと嬉しく思っていましたけど。)



D.ミリートは筋肉の拘縮

2006年09月20日 16時41分45秒 | Liga06-07
Is there anyone who watched Pablo Aimar's interview on the Plus last Sunday? I want to know what he said.
なんて、いきなり英語で書いてみたりして。いえ、バレンシアの掲示板に日曜日のアイマールのインタビューを見た人がいて、バレンシアのことを聞かれていたそうなんですけど、その様子から
「彼はチームを去りたくなかったんだなと思った。」
と書いてあったから・・・。いったい何を話したのかな。Asのインタと同じようなことでしょうか。Asのインタでの言葉にも、私にはアイマールのバレンシアへの気持ちが感じられました。同じように思った人たちがバレンシアの掲示板で(さえ)パブロの幸運を祈ってくれています。

さてサラゴサのほうでは、前監督のビクトール・ムニョスが
「自分だったらダレッサンドロは獲得しただろうが、アイマールは獲得しなかっただろう。同じポジションにオスカルという偉大な選手がすでにいるのだから。」
と述べたそうです。Aupaの掲示板を読む限りでは、「馬鹿げていてサラゴサのイメージを落とす発言」「余計なことを言わないで、自分のことを考えたら」という意見がほとんどですが。
「この馬鹿げたコメントでサラゴサにダメージを与えたかったのだとしたら、結局自分のイメージが傷ついただけ。」
「もしもアイマールがいなかったらダレッサンドロは今のようには活躍できていないだろう。アイマールはダレッサンドロのためにたくさんのスペースを空けている。彼がたくさんの相手選手をひきつけるので、アンドレスはフリーでプレーできる。アイマールはとても大事だと思う!」
「アイマールはあらゆるレベルでクラックだ。ピッチでも、チームでも、プレス対応でも。できたら毎年こんな移籍が行われればいいのだけど。彼がレアル・サラゴサのユニを着ているのを見るのは喜びだ。」
「アイマールの加入は、その才能、人間性、商業的な面、プレステージなど多くの理由から成功だと思う。」
こんな風に言ってもらえて嬉しいけれど・・・アイマールがこの前監督の発言を知ることがなければいいな。もちろん私は悲しく腹立たしく思いましたが、一方で800万ユーロでカニを売って、1000万ユーロでアイマールを買うくらいなら、カニのままで良かったんじゃないの?とも確かに思います。(アイマールの1000万ユーロは安いけど、カニは地元の選手で愛されていたのでしょうから。)今のパブロの位置にダレッサンドロ、ダレッサンドロの位置にカニで何か問題があったのかな。よくカニとアイマールが比較されているのでリケルメとどんな感じにプレーするんだろう?と興味をそそられ、この前のデポル-ビジャレアル戦を見てみたのですが、出ていませんでした。怪我? サラゴサ戦は出れるようで、インタビューされていますね。
 
またAupaでは、マジョルカ戦でアイマールが誘った赤紙は正当かどうかの議論が。三分の一の人がレッドで妥当、三分の一の人がイエロー、残り三分の一がオレンジ(審判によって変わるだろう)。意図があったわけではない、わざとしたわけではないからイエローという人たちがいたのですが、どうやらルール本によると、意図のあるなしに関係なく相手選手に被害を与えそうな危険な行為はレッドなんだそうです。ということでお腹への蹴りはどう見ても危険なのであれはレッドでOKという結論になりつつあります。(でも、そうすると鼻への肘うちや顔面への蹴りなどはレッド対象ではないのかな。線引きがよくわかりません。)

ディエゴ・ミリートの怪我は昨日の予想通り筋肉の拘縮でした。ビジャレアル線出場を目指してリハビリをがんばるようですが、絶好調のセルヒオ・ガルシアがいることもあり無理はさせないでしょう。