A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

火曜日にBenficaTVでアイマールのインタビューが放映予定

2009年03月31日 16時01分24秒 | LIGA SAGRES 08-09
だそうですが、RTP1とかならネットで見れる可能性がありますけれど、ベンフィカTVではどうやっても見れないし・・・予告されてもね~という感じです。
A BolaやO Jogoの予告記事によると、アイマールはファンのサポートを呼びかけ、またリーベルからベンフィカに至るまでの自分のキャリアを振り返り、ベンフィカ移籍に際してルイ・コスタが重要な役目を果たしたことなどについて話しているそうです。←大体この前の日本のサッカー雑誌で話していたことと同じでしょうか?(笑) 話す人が同じで、同じことについて話しているんだから、大体同じ内容になるのは仕方ないのかな。本当はダレッサンドロとの真実、バレンシアの真実なんて内容を聞きたいけれど、パブロにかかると、それぞれ「良い友達」「良い思い出」で終わってしまうんですよね~。

昨日書いた、デポルティーボのJoan Verdúという選手の続報が載っています。早速ポルトガルの記者が取材に駆けつけたらしく、本人の談話が! デポル残留が最優先とのことです。結婚したばかりで、これから子供も生まれる予定らしい。それは奥さんだって外国にお引越しなんて嫌ですよね。更にロッティーナ監督のコメントが載っていますが、アイマールとVerdúが似ていることを認め、「彼らは全く一緒だ。ただVerdúのほうが若い。」 なんでも、キケ監督は昔からこの選手が好きで、バレンシアにも連れていきたかったけれど、既にアイマールがいたため実現しなかったのだとか。
ええと、This doesn't make sense to me at all!! だって、今もベンフィカにはアイマールがいるんですけど? パブロと全く同じタイプだったとして、キケ監督はパブロさえも使いこなせていないのに、どう起用するつもりなのでしょう・・・。若い分、セカンド・トップとして有望そうとか? ヌーノ・ゴメスの契約を更新するのならば、もうセカンド・トップのタイプはいらないだろうし、トップ下で使うなら、先にアイマールのほうをそのポジションで試してほしいものですし。他にもっと補強するべきポジションがあるような気がしますね(ぶつぶつ)。カルロス・マルティンスだって攻撃的中盤の選手で、アイマールと重なっていると言われているのに。たぶん新聞もニュースがなくて暇すぎるのでしょうが・・・。

月曜日から練習は再開されています。カルロス・マルティンスが右足大腿にmialgia?で、ランニングのみ。キケ監督はスペインに行っていて練習に不在でした。火曜日は二部練習の予定。
上の写真は先週のもので、TV Benficaより。レジェス?がシューズをポンと放り投げているのに、地面にちゃんと置くパブロが映っていて、性格出ているなあなんて思いました。

補強の話

2009年03月30日 15時43分50秒 | LIGA SAGRES 08-09
今日も練習がお休みで、全然ニュースがないもので、新聞サイトも暇つぶしに補強のニュースなどを書いています。でも、全く知らない選手ばかり。
1人は、ブラジル人の20歳の右サイドバックの選手、Patric Cabral Lalau。アンダー20の大会の世界チャンピオンで、ニュー・マイコンと呼ばれているそうです。でも、右サイドバックって、マキシがいるのに・・・。

もう1人は、デポルティーボ・ラ・コルーニャのJoan Verdú。今年5月で26歳になります。デポルとの契約は今シーズン限りで、契約更新をしない見込みのため移籍金は発生しません。デポルの選手なら知っていてもおかしくはないはずですが、記憶がないです。O Jogoによると、攻撃的中盤の選手で、ゴールも多い。ただしフィジカルの問題を抱え、もう少し筋肉を増やす必要がある。・・・アイマールのタイプですか?! あっ、ゴールの点では違いますが。パコが、そういうタイプならケアに自信ありと言ったとか?

冗談はさておき、この選手を私は見たことがあるのか?と過去二年のデポルとアイマールの対戦結果を調べたところ、2回出場あり。はー、私の記憶がまずいだけのようですね。

07年1月28日 リーガ20節

Zaragoza 1
0-1. min.21. Taborda
Deportivo 1
1-1. min.79. Diego Milito (p).

1 - Zaragoza : César; 'Chus' Herrero, Sergio Fernández, Gabriel Milito, Juanfran; Lafita (D'Alessandro, min.46), Piqué (Oscar, min.46), Zapater, Aimar (Longás, min.64); Sergio García y Diego Milito.

1 - Deportivo: Aouate; Manuel Pablo, Arbeloa, Andrade, Filipe; Estoyanoff (Verdú, min.73), Duscher (Juan Rodríguez, min.46), De Guzmán, Cristian (Lopo, min.61); Arizmendi y Taborda.

でも、この試合は放送がなかったのでした・・・。 アイマールが膝の捻挫を再発させて、途中交代した試合でしたね。痛そうで、すごくショックだったけれど、今から思えばたいしたことではなく思えるのが恐ろしいところで・・・。


07年12月16日 リーガ16節

DEPORTIVO 1
ZARAGOZA 1

Deportivo: Munúa, M. Pablo (39'), Piscu, Coloccini, Filipe, D. Guzman, A. Tomás, Cristian, Verdú (46'), Guardado, Xisco (66'), Aouate, Chapi (39'), Rubén (46'), Riki (66')

Zaragoza: César, Diogo, Sergio, Ayala, Juanfran, Sergio G. (57'), Celades, Zapater, Aimar (46'), Oliveira, D. Milito, Óscar (46'), Gabi (57')

Goles: 0-1 (16'): Diego Milito resuelve de cabeza en el área tras un rechace. 1-1 (52'): Coloccini, también de cabeza en el área tras un centro de Guardado.

昨シーズンの12月、アイマールが痛みを押して出場したけれど、結局前半しか持たずに交代した悲しい試合。今見ると、このVerdúという人も前半だけで交代しています。でも、この試合もやっぱり放送がありませんでした。これじゃ、選手を覚えられないのも当然です。(それにしても、試合のクロニカを読み直したら、この時点でもクラブは恥骨炎を発表していないので、こちらも一体パブロどうしたの?とボロボロの状態。はあ、酷かったな、昨シーズンは。)

アイマールのサラゴサ移籍後初めての試合だった06-07第一節、そしてアジャラさんのゴールで追いついた昨シーズン最終盤のほうのデポル戦には出場していないようです。こうしてみると、放送がなかった試合にばかり出ているから、きっと印象が薄いんですね~。パブロが鼻の骨を折られた試合でも出場はないし。というわけで、調査に時間を掛けたわりにはどんな選手なのかさっぱりわからないままでした(汗)。

最後におまけで、昨日貼った動画の同じ作者のリーグ・カップ優勝記念動画。こけしみたいに立っているパブロと、綺麗なアップがあったので・・・。作者の方はセンチメンタル系の音楽が好きなようです。





Love Supreme

2009年03月29日 16時53分37秒 | LIGA SAGRES 08-09
今日は練習もお休みだし、ほんっとにニュースがありません。
O Jogoに、ルイ・コスタがスポーツ・ディレクターになって変わった10のこと、という記事が載っていて、興味深かったけれど、わざわざ訳すほどでもないかなあ。一つだけ。ルイ・コスタはコンピューターに結構強いそうです。エクセルを使って、選手やチームのデータ用にグラフ・表を作成。インターネットも長時間利用するそうです。へぇー!と一瞬びっくりしましたが、ルイ・コスタは36歳。ちょうどPCにわりあい強い世代かもしれませんね。

アルゼンチン代表の試合を最後の30分間だけ見ました。余裕で楽勝の展開に見えましたが・・・。相手のベネズエラは特に強いチームというわけでないでしょうけれど、マラドーナ監督で別に問題はなさそうですね(笑)。

この前、マラドーナのYoutube動画を見たら、パスがアイマールによく似ていてすごくびっくりしました。(まあ、正確にはアイマールのパスはマラドーナに似ている、ですね。)でも、今その動画を貼ろうと探しても、多すぎてどれだったかわからなくなっちゃった。お気に入りにでも入れておけばよかったなあ。いくら文章で「似ていたよ」と書いても、映像がないと何の信憑性もありませんものね。とにかくその動画を見て、「あれっ、マラドーナってこんなプレー・スタイルだったんだ」と意外に思ったんですよね。ドリブルのイメージが強かったのかな? メキシコ大会から、イタリア大会、アメリカ大会とマラドーナを見ているようで、実際には有名な5人抜きやハンド・ゴールしか思い出せなかったりします。ドリブルやシュートはやっぱりメッシに似ているけれど、パスはメッシというよりアイマール。でも、映像が欲しい。

それで、Youtubeをひっくり返しているうちに、なぜかベンフィカのこんな動画に遭遇しました。今年の2月にアップされたもののようですが、ベンフィカの選手たち、特にアイマールが超格好よく超COOL!に編集されています。音楽もいいので(少し古めかしいけれど)、ぜひ見てね。



画面の色を少しセピアっぽくしてあるところが、アートな感じです。パブロにはぴったり。ゴール後のジェスチャーとか、性格は地味なくせに恐ろしく絵になるんですよね~。

アイマールのインタビュー 

2009年03月28日 15時39分11秒 | インタビュー(Entrevista)
76??? いえ、驚愕したもので・・・。 アイマールが負けた後みたいに、ブログを書かなくちゃいけないわけではないから、気が楽だけれど。

がーんとしたまま、ベンフィカのニュースを見たら、アイマールがTV1というところのインタビューに答えていました。音声の入っているリンクもあるのですが、パブロの声に似ても似つかない声のポルトガル語がかぶさっているので、意味ありません。誰かYoutubeに映像をアップしてくれないかな。

いろいろなサイトにばらばらに話した内容が載っていて、まとめるのが一苦労。とりあえず継ぎはぎで書いてみました。



「ベンフィカに来たとき何人かの選手たちに驚いたけれど、ベストな選手はレジェスだよ。」

「スアソは戻ってくると信じている、治療を受け、回復するためにね。少なくとも後1試合はダビドとプレーをできると思う。彼とプレーするのは好きだったから、また一緒にやりたい。」

「僕たちの監督は、サッカーを知っている人と知らない人から批判されている。それは彼が払わなければならない代償だ。監督はとても良い仕事をしている。チームを機能させて、チームは良い練習をしている。」

「シーズンの初めは、良い状態ではないことを知っていた。手術の直後で、ほんの少ししかプレーできなかったシーズンの後だったから。今は、もっと良いプレーをできるフィジカル・コンディションだと感じているよ。最近数試合がベストな試合。僕は多くの試合で90分間プレーをしたけれど、それはこの二年間なかったことだ。もっと良くなることを望んでいる。」

「まだ試合はたくさん残っているので、ポルトに近づく戦いを止めてはいけない。ポルトは、敵よりもたくさんの試合に勝利した。サッカーにこれ以上の分析はありえないよ。時にはたくさんの分析があるけれど、物事はもっとシンプルなもの。3年連続で優勝したチームは、他のチームよりも良かったということだ。」

「ペドロ・シルバのリアクションを話すことは間違っているように僕には思える。しばしば、ピッチの中では僕らは自分たち自身ではないんだ。チームメートとプレーすると、他の状況では決してやらないような態度を取ることがよくある。たくさんの観客がいて優勝トロフィーが置いてあるような試合では、もっと悪いことになるよ。自分が彼のようなことをするかどうかはわからない。サッカーではこういうことはよく起こるよね。一週間、10日、20日間もPKのことが話されていたりする。だからサッカーは魅力的なんだ。僕はベンフィカでリーグ・カップに優勝できてとても幸せだよ。」

「クリスティアーノ・ロナウドは勝ち取ったタイトルに値する選手だと思う。彼はプレミア・リーグとチャンピオンズ・リーグ優勝を成し遂げたよね。僕はメッシのサッカーを見るのがとても好きなんだけれど、どちらがベストかはわからない。どちらを見るか選択をしなければいけないとしたら、僕はメッシがいる試合を見るけれど、難しいチョイスだ。でも、クリスティアーノ・ロナウドは彼が勝ち取った全てにふさわしい選手だと繰り返すよ。」


全体的に、他の人たちに気を遣いすぎなインタビューなんですが、特に最後の部分に笑いました。メッシと言いたいのだけれど、ポルトガル・メディア相手だから、クリスティアーノ・ロナウドを立てなくちゃと思っているのがありありとわかる受け答え(笑)。
レジェスにスアソにキケ監督に、この前メダルを投げたペドロ・シルバまで! 本心からそう思っているのかどうかは謎ですが、とにかく絶対に一言だって悪いことは言わないんですよね~。パブロだって人間なんですから、レジェスのパス・ミスやスアソのシュート・ミスにイラッとしたり、どうして自分がこのポジション?とキケ監督に怒ったり・・・そういう気持ちは絶対あるはずですが、インタビューでは言わない。もっと本音を聞きたい気もしますが(笑)。

ピッチ内では自分自身ではない、という部分、原文のポルトガル語では、não somos donos dos nossos actos.、といってもあまりわかりませんが、直訳すると自分たちの行為の主人公ではない、という感じ? 要するにピッチ内では人が変わってしまうということかと。確かにアイマールも、審判に食って掛かったり、ファウルされた相手に唾を吐いたり(一度だけだけれど。骨折させられた後だし、仕方ないかと弁護)、間違いなく人格変わっていそうですよね。

今日あったボアビスタとの親善試合は1-0でベンフィカの負け。え~っ。前半だけ見ましたが、ボアビスタのほうが全然良かったです。前半ですでに1-0、でもまさかあのまま終わるとは・・・。ボアビスタというのは現在二部にいるチームなんですけど。しかも順位が下から三番目なんですけど。とても暗くなっちゃいましたよ(ぶつぶつ)。

Marcaに載ったパブロのインタ部分をコピー。

Aimar: "Reyes es el mejor jugador del Benfica"
"Es un excelente futbolista, me sorprendió", declaró Aimar, quien apostó por la continuidad de su actual entrenador, el español Quique Sánchez Flores.
27/03/09 - 15:06

El internacional argentino del Benfica Pablo Aimar, antiguo jugador del Valencia y Zaragoza, opinó que el mejor atleta de 'las águilas' es el extremo español José Antonio Reyes, en declaraciones emitidas por la cadena de radio lusa Antena 1.

"El mejor creo que es Reyes. Es un excelente futbolista, me sorprendió", declaró Aimar, quien apostó por la continuidad de su actual entrenador, el español Quique Sánchez Flores, con quien ya coincidió en el Valencia. "El equipo técnico está trabajando muy bien, así como el grupo de jugadores", refirió, y añadió que por fin se encuentra en condiciones físicas "óptimas" para encarar los 90 minutos de un partido.

"Al principio de la temporada sabía que no iba a estar bien. Venía de una operación. Ahora juego todo el partido, algo que no hacía desde hace dos años", explicó el antiguo jugador de River Plate. "El mago", como le han bautizado los aficionados del Benfica, habló de dos de los mejores jugadores del planeta: su compatriota Lionel Messi y el portugués Cristiano Ronaldo.

"Los premios a Ronaldo son merecidos. No sé cuál de los dos es mejor, es difícil. Pero si tuviera que elegir para ver un partido, vería uno en el que estuviera Messi", contó. Asimismo, el media punta se mostró "agradado" con su estancia en Portugal, sobre todo con la acogida que le ha proporcionado el Benfica.

ボアビスタ-ベンフィカ
Boavista – Sérgio Leite; Zâmbia, Bruno Pinheiro, Jorge Silva (François, 55m) e Gilberto; Bruno Pinheiro, Pedro Moreira (Diogo Fernandes, 73m) e Rui Lima; Sidnei (Nuno Soares, 77m), João Tomás (Fábio, 86m) e Adriano.

Benfica - Quim; Pedro Eugénio, Sidnei, David Luiz e Jorge Ribeiro; Balboa, Ruben Amorim, Yebda (Rafael, 70m) e Fellipe Bastos (Coelho, 85m); Urreta (Adriano, 68) e Nuno Gomes.
Ao intervalo: 0-0

Marcadores: 1-0, João Tomás (29m)

Acção disciplinar: Cartão amarelo a Zâmbia

Fim da partida: 1-0 

アイマールとレジェスが練習に復帰

2009年03月27日 15時50分58秒 | LIGA SAGRES 08-09
フィギュア・スケートのライブ放送が、夜の8時から10時と超最適な時間で、つい釘付けに。アメリカに来ての四年間で、こんな快適な時間帯にスポーツを見るのは初めてです(笑)。スケートのブログではないので、詳しく書きませんが、最終滑走者の転倒には動揺しちゃいました~(ついさっきのことなので)。アメリカの解説陣(スコット・ハミルトン含)は、ライサチェックは別格として、パトリック・チャンを絶賛、ブライアン・ジュベールに極めて批判的でしたね。芸術性がない、とばっさり。その流れで小塚選手のことは褒めていました。

さて本題に入るとして・・・こんな風に呑気にスケートの話を書けるのも、今朝一番に「アイマールとレジェスは、制限なしに練習」という記事を読んで、とてもほっとしたからです。良かった。でも、一体この二日間はどうしてだったのでしょう。この前の試合の後半、急にとても疲れていたらしいので、体調的にあまり良くなかったのかな?

練習には復帰したものの、金曜日の親善試合ボアビスタ戦にアイマールとレジェスは召集されていません。無理することもないですもんね。
召集メンバーは:
GK: Moreira e Quim;
Defesas: David Luiz, Jorge Ribeiro, Sidnei, Pedro Eugénio e Ivanir;
Médios: Balboa, Fellipe Bastos, Rúben Amorim, Urreta, Carlos Martins, Yebda e Rafael;
FW: Nuno Gomes, José Alves e Adriano.

カンテラ(とは言わないですよね)の選手が5人呼ばれたそうです。試合は金曜日20時半から、中継はBenfica TVです。(なのでこちらでもテレビ放送はなし)
この試合の後二日間お休みがあって、練習は来週月曜日に再開されます。

O JogoやA Bolaに「ベンフィカはとてもレジェスに頼っている。」という記事が載っていて、これはキケ監督が新たに行ったインタビュー(連日インタビューを受けているよう)の中で話した言葉を元にしたもの。(そんなにレジェスに依存しているかなあ? そんな感じはあまりしないけどなあ。)と不思議に思いましたが、O Jogoの記事にはレジェスのゴールやアシストのデータが載っています。4ゴール、5アシストは、依存しているというほどでもないような・・・と思いつつ、まあそういう見方もあるのね、と他の記事に進みました。するとSerbenfiquistaのフォーラムで、「キケ監督の言葉は、”私たちは彼のことをとてもpendiente(待っている)。興味深い性格をしているが、安定したレベルの感情のバランスを保つのが難しい”だよ! 新聞記者がこんな間違いをするなんて、サッカー選手のミスを指摘する資格があるの?」なんて書かれていました。確かに、pendienteとdependienteでは全然違う言葉だということが日本人にもわかりますよね。おかしいと思った・・・。

スポナビの記事

2009年03月26日 15時07分33秒 | LIGA SAGRES 08-09
水曜日も、アイマールはジムでした・・・。一体、何?? レジェスも同じです。 で、さきほどO Jogoで、レジェスがMarcaのインタビューで答えたという内容を読んだのですけれど、この前の決勝戦の後半で交代したのは、「双子筋に打撲を受けて、それ以上続けられなかったため。」と言っています。PK戦に参加できなくて残念だったとも。レジェスがジムにいる理由はこれでわかりましたが、たぶんアイマールも同じように何らかの怪我を試合中にしたのでしょうね・・・。なのにパブロったら、試合はもちろん最後までプレーしたし、PKまで蹴ったし・・・。また無理したんじゃ?ととっても心配です。

その他のニュースは、スアソが木曜日にミラノで手術をする予定。
レジェスの買取には、あと75%分のパス、600万ユーロが必要だそうです。

コメント欄でうちっちさんに教えていただいた記事をご紹介:(もうとっくに皆知っていますよね。) 新天地ベンフィカで輝きを取り戻したアイマール  希代のファンタジスタが抱いた葛藤 (1/2) 
題名が恐ろしくありきたりだし、希代のファンタジスタぁ~?! (いえ、まあそうなのかもしれないけれど、大げさな表現にぞくっと身震いが・・・) でも怖々読んでみたら、ちゃんとした記事でほっとしました。I think it's a good article! でも、せっかくFernando UrbanoさんというA Bolaの記者さんに書いてもらったなら、原文もあればいいのにと思うのですが、そういう風には行かないものなのでしょうか。だって、せっかくパコやたぶんパブロにも取材しているのに、これじゃ日本人にしか読めなくて不便ですよね。

この記事で、一つ違うかなと思ったのは、「昨シーズン傷めた恥骨炎が、サラゴサでのお粗末な治療でさらに悪化し、彼の持てる能力を十分に発揮できなくさせてしまっていたのだ。」というところ。確かにお粗末な治療で悪化したけれど、どうしようもなくなった挙句手術までする羽目になったんですよね。手術は一応ちゃんとしてもらったはずですが、リハビリが無茶苦茶だったためにコンディションが最悪のままリスボンに来たと・・・。(いまだに手術なんかしないほうが良かったのになあと思っていたりします。)

そうそう、「一見、ちょっと近所に散歩に出掛けてきますといった着の身着のまま、顔中に無精ひげをたくわえたアイマールは、ラフないでだちでリスボン空港に降り立った。」って笑いました。パブロの水準からすると、あの白いシャツは、決して「着の身着のまま」ではなく、「きちんとした服」のほうに入るのですけれど~!

それから、「キケ・フローレス監督は徹底してアイマールを擁護した。」という部分。まあ、これは事実だと思います。でも、なにしろ自分が最初からキケ監督にはものすごい不信感を持っているもので、(一応自らの要請で獲得したことになっている選手だから、外に向けて擁護しているだけでしょ。)と本気で思っていました。フォワードとしてアイマールを使うのも、(どれだけ役に立たない奴かということをベンフィキスタに知らせたいのかな?)とこれまた本気で疑っていました。だって、バレンシアでセカンド・トップで起用した挙句、あんまりにもアイマールが点を取れないので左サイドに移した監督が、パブロ自身のコンディションが良くない中、絶対に活躍できないとわかっているポジションで使う意味が心底わからなかったから。

でも最近少しそうなのかなあ?と思うようになったのは、キケ監督はとりあえずアイマールのことは信頼している。その理由は、ベンフィカの選手たちの中で、パブロはサッカー的な意味で一番頭の良い選手の1人だから。でも、キケ監督は別に全然アイマールのサッカーが好きなわけではないし、アイマールのサッカーに興味があるわけでもないし、アイマールに自分のサッカーをして活躍してほしいとも思っていないんじゃないかなあ。自分の作ったチームが勝つためにはパブロがいたほうが好都合だから、という理由だけで起用しているんだと思います。たとえ点が取れなくても、守備を献身的にしてくれるフォワードとして、試合の流れを読んで的確な選択をできるフォワードとして、ボールがない場所でも90分間走れるフォワードとして。

いつもボールに触っていて、天使のようなタッチでパスを出したり、ドリブルしているアイマールが見たい!と思ってしまうファンにとっては、フラストレーションのたまる起用法ですが・・・たぶんパブロ自身は、サラゴサで起こったことの後では、「どんな起用方法であろうと、良い状態で試合に出てプレーさえできれば、後は何も望みません」という心境なのかも~。実際、見ているほうも少しそんな気持ちになります。というわけで、リスボンはもう木曜日の朝ですが、今日の練習はどんな様子でしょうか・・・。


アイマールとレジェスはジム

2009年03月25日 15時44分18秒 | LIGA SAGRES 08-09
昨日自分が酷い捻挫をしてしまって、歩けなくてほんとに困るなあ、でも別にサッカーしているわけじゃないからいいか、なんて思っていました。それが夜にベンフィカのニュースを見てがーん! 火曜日から練習が再開されたのですが、アイマールとレジェスはグラウンドには出ずに、ジムのみだったそうです。オフィシャルの発表によると、Reyes e Aimar trabalharam em forma de gestão de esforço。ポルトガルに来てから、このgestão de esforço、英語にするとmanagement of effortという言葉をよく聞くのですが、一体全体何? 意味わかりません。試合後は特に怪我情報はなかったけれど・・・ピッチは悪かったようですし、アイマールもレジェスも激しいファウルを受けていたので、どこか痛めたのでしょうか? 心配です。 もちろん今週は代表ウィークなのでリーグ戦はありません。金曜日はボアビスタというチームとの親善試合があるみたいですけれど、まあそれはいいとして。2人とも「代表組みもいないし、ジムでゆっくり調整しようよ。」なんて示し合わせただけならいいんですけれどね~。

不在の代表組みは、Maxi Pereira, Luisão, Miguel Vítor, Binya, Katsouranis, Di María, Mantorras, Cardozoです。

他には特にニュースはないかな。キケ監督がまたインタビューに答えていろいろこの間の審判のことなどを話しているよう。すごい頻度でインタビューがありますよね。

O Jogoの報道によると、アトレティコ・マドリードは来季もレジェスを構想外としていて、ベンフィカが買取オプションを行使することを期待しているそうです。ベンフィカが買わない場合は、他のクラブを探すつもりだとか。

また、Jornal de Noticiasによると、ベンフィカの来季の補強は、GK、サイドバック2人、中盤の選手1人、フォワード1人となる予定。GKは今ひとつ安定感のあるキーパーがいないため、サイドバックは本職がマキシ・ペレイラしかいないため、中盤はカツラニスが出て行くことが予想されるため、フォワードはスアソがインテルに戻るため。

さて、WBCというんでしたっけ? 野球の大会がアメリカで開催されているのさえ知らなかった私ですが(だって、サンノゼの新聞には全然載っていないんだもの!)、LAで開かれるフィギュア・スケートの世界選手権のほうは見るつもりです。もちろんMao Asadaを応援するため♪ 今季フィギュアをテレビで見るのは初めてですし、解説がMichelle Kwanということで楽しみです。Michelle Kwanはカリフォルニアの小学生のリーディングの教科書にも載っているんですよね、自分の書いたエッセイが。どんな解説をするのかとっても興味があります。それにしても、今週はポルトガル・リーグがお休みでラッキー、スケートに集中できるし、なんて思っていたのに、アイマールに何かあったら心配だから嫌だなあ。深刻なものではありませんように。(せっかく、調子良かったのに。)

ヌーノ・ゴメス

2009年03月24日 14時54分57秒 | LIGA SAGRES 08-09
審判のこと、スアソのこと、続報がいろいろありますね。

まず問題の審判は、死の脅しを受けたとかで、予定していたテレビ番組出演を急遽取りやめたそうです。怖いですね~。でもあのカップ戦、オフィシャルなものでさえないということなので、何もそこまで?と思ってしまいます。(何をもってオフィシャルでないというのかわかりませんけれど。)

ベンフィカのコミュニケーション部長は、「スポルティングは、リーグ二位を確保するために、この機会を利用して審判に圧力をかけている。」と非難しました。

スアソのほうは、怪我の数分前に違和感を感じて交代を要請していたのに、キケ監督が気づかなかったという報道がされています。ホンジュラスの代表監督が「無理させすぎ」と監督を批判。またスアソのお父さんもキケ監督を批判したという報道がある一方で(Correio da Manha)、お父さんが非難しているのはファウルをしたスポルティングのポルガのほうという報道も(Jornal de Noticias)。
スアソは月に30万ユーロのお給料だそうで(半分ずつインテルとベンフィカが負担)、スアソのゴールは一つにつき21万ユーロかかっている計算になるのだとか。でも怪我は仕方ないし・・・ただそれだと年俸360万ユーロ?!
手術はイタリアで行われる予定ですが、まだ期日は未定です。

ところで、全然話は変わりますが、今日Serbenfiquistaのパブロのスレッドを斜め読みしたら、こんな書き込みがあって、椅子から転げ落ちそうになりました。
ヌーノ・ゴメスがキーパーとの1対1を外したと言っている人たち、冗談でしょ。1対1を外したのはPKを失敗したアイマールのほうだよ。
先週も言ったけれど、偉大なベンフィカの先発メンバーになんかなるべきではない。
原文は、このページのどこかにあるはず・・・:Topic: Pablo Aimar (Read 364879 times)
熱狂的な(?)ヌーノ・ゴメスのファンの人のようですが(それも年配の)、それにしても日本語にすると、一層怖い書き込みだなあ。

ただ、アイマール本人はこの人に同意なのかもしれませんねえ。だって、録画を見直したところ、全然嬉しそうじゃありません。やっぱり、PKを外したことがすごく気になっているのかなあと思いました。


後ろの段のスタッフから腕をつかまれ、「どうしてそんなところにいるの? ここに上がりなよ!」と言われているパブロ。ほとんど隠れているみたいですもんね。


困っていたパブロですが、結局勧められた場所ではなく、パコの横の二列目に上がったみたいです。みんなが盛り上がるのを、パコと話しながら見ていた模様。

その後、段から降りたところで、ヌーノ・ゴメスが近づいてきました。パブロはちょっと微笑んで通り過ぎようとしたのですが、「ちょっと!」とまた腕をつかまれ引き止められてしまいました。


さて、ヌーノ・ゴメスはこう言ったのでしょうか?
Hey, Pablo! How come you failed the penalty kick? Sure, I also failed the shot after your pass, but you know what? Penalty kick should be much easier!
Hahaha, no, I don't think a great captain said such a thing. まさかね。



I would rather like to believe Nuno tried to cheer up Pablo, telling him not to bother too much about the failure of PK.
どっちかというと、元気のないパブロを気遣ってくれたと信じたいのですが、違うかな? いずれにしろ、ヌーノ・ゴメスが上のような自分のファンの書き込みを読んでも嬉しく感じるとは思えません。



スアソが膝の怪我で今季絶望

2009年03月23日 14時50分37秒 | LIGA SAGRES 08-09
右は昨日の写真の全体版。みんなの大騒ぎについていけないアイマールです。

ところで、今朝起きたらショッキングなニュースが。昨日の試合の終了直前、スポルティングの選手のハードなキックを受けて、スアソが怪我をしました。でも交代枠を使った後だったため最後までプレーをしたし、本人の「大したことはないと思う」という談話も読んでいたので、それほど気を留めていなかったのです。ところが、今日の検査の結果、左膝の半月盤が損傷していることがわかり、手術だそう・・・。全治二ヵ月の予定ですから、ほぼ間違いなく今季は絶望です。インテルからの買取オプションなしの1年ローン、ということは、もうスアソがベンフィカでプレーすることはないのですね。

ほんと、アイマール以外でこれほど運が悪い選手というのも初めて見たかも。ただ、筋肉の微細な断裂で一ヶ月離脱した後の復帰戦、その前にも同じく筋肉の怪我をしていたことを考えると、いきなりのスタメンで90分のプレーは無理がありすぎたのでは?という監督、フィジカル・トレーナーへの批判の声もかなりあります。しかも土曜日の決勝戦でスアソが良かったのならともかく、とても悪かったのに、どうして70分ごろにはカルドーソと交代させなかったのか? そうすれば怪我も防げたのでは?という疑問です。確かに~、そのとおりだと思います。相手のファウルが直接の原因というより、左膝に無理な力がかかってしまったみたい。ピッチも悪かったようですし、本当に怪我は怖いです(涙)。

昨日の審判のLucílio Baptistaさんは、夜ホテルのテレビで問題のシーンのリピートを見て真っ青になったようですね。彼の場所からは、ボールがPedro Silvaの腕に当たっているように確かに見えたのだそうです。アシスタント審判に意見を求めたところ、「自分は見ていなかった」との答え、それでセカンド・アシスタントに尋ねたところ、「腕に当たっていた」との返事だったので、最終的に笛を吹いたのだそうです。

Jornal de Noticiasには、このリーグ・カップの優勝でほぼキケ監督の後1年の続投が決まったとの記事が出ています。ほ、本当に?! がっかりのような、ほっとするような、何とも微妙な気持ちです。今のままでは多くを望めないよねえという先行きに希望の持てない暗い気持ちと、でもスペイン語環境はアイマールにとってはいいよねえ、パコもいるし、という気持ちが交錯して・・・。とにかく、パブロを中盤で使ってくれて、ホームでのカウンター戦術をやめてくれれば、まあいいのですけれど。
Serbenfiquistaの掲示板では、人々が「キケはベンフィカの過去15年間の監督の中で最悪かどうか」を議論しています。まさか、そこまでではないんじゃ?と思いますが、「最悪だ!」と主張する人も結構たくさんいますね。

最後にA BolaとO Jogoの採点:

A Bola: Quim (8) - M.Pereira (5), Luisão (5), M.Vítor (6), D.Luíz
(5)-- Katsouranis (5) R. Amorim (7) (C.Martins -)-- Reyes (6)
(Cardozo -), Aimar (5)-- Nuno Gomes (5)(Di Maria 5), Suazo (5)

O Jogo: Quim (8) - M.Pereira (7), Luisão (7), M.Vítor (6), D.Luíz
(6)-- Katsouranis (7) R. Amorim (6)(C.Martins 6)-- Reyes (6) (Cardozo
-), Aimar (7)-- Nuno Gomes (5)(Di Maria 6), Suazo (5)

A Bolaのアイマールの点が5点で、スアソと一緒なのには驚愕。前半が7点で、後半が5点だったとしても、平均すれば最低でも6点ぐらいでしょう(怒)!


[Taca da Liga] Benfica 1 - 1 Sporting (2-3 PK)

2009年03月22日 16時47分33秒 | Liga08-09プレビア&レポート
何はともあれ、ベンフィカの優勝おめでとうございます。Congratulations!


両チーム無得点で迎えた後半早々、スポルティングが先制。後半74分ディ・マリアが蹴ったボールがエリア内で相手ディフェンスの腕に当たったというジャッジで、ベンフィカはPKを得ました。これをレジェスが決めて同点。ハンドを取られたPedro Silvaは二枚目イエローだったために退場。10人となったスポルティングでしたが、試合はこのまま1-1で終了し、決着はPK戦へ。3-2でベンフィカがPK戦を制して、優勝。

という試合経過なのですが、Pedro Silvaが取られたハンドがどう見ても存在しないものだったために、大騒ぎに・・・。ベンフィキスタの中にも「こんな風に勝っても嬉しくない。」という人がちらほら。Pedro Silvaは二位のメダルを渡されたものの、そのまま力いっぱい空に向かって投げ捨てました。まあねえ・・・気持ちはわかる。ほとんどボールに触ってさえいないもの。でも、アイマールも言っているように、ポルト戦ではベンフィカが損害を被ったわけだし。(って、そういう問題でもないのでしょうけれど。)
Recordの表紙が、「Lucilio(審判の名前)salva Quique」となっているように、まさに審判がキケ監督を救った形ですね。掲示板の書き込みには、「キケよりもLucilioに感謝したよ。」なんていうのが。

画像は悪いのですが、ダイジェストはこちら:



パブロ、PK戦を失敗してしまいました。 一番手だったので、ええっ、緊張してそうだよ!と嫌な予感がしていたら案の定・・・。PK戦で失敗するのは久しぶりなんじゃないでしょうか。 はあ~と暗くなっていたけれど(私が、いえきっと本人もですね)、すぐ次のスポルティングの選手も失敗してくれたので、超ほっとしました。

今日の試合では、全然戦前の予想と異なり(もう、キケ監督ってば!)、右にレジェス、左にアイマール、前線にスアソとヌーノ・ゴメスという、全く新しい布陣でした。まあ4-4-2なんですが、サラゴサ形式です。私は前半のアイマールはすごく良かったと思ったのですけれど、新聞サイトの評価は割れているみたい。
Maisfutebolは、「縦にスペースを見つけ、敵をゆさぶろうと試みた。何度かは成功したが、ピッチを行ったり来たりするフィジカルの強さがなかった。」
何度かって・・・前半のベンフィカのチャンスは全てアイマールの足からだったのですが。
Correio da Manhaも、「左サイドで不安定だった。二度か三度は相手のスペースを突いたが、隠れている時間のほうが多かった。」
確かに後半はあまり目立ちませんでしたが、すぐ横にいるのにパスしてくれないんだもの。最近ではディ・マリアがアイマールと併走していても、「見ていて、絶対にアイマールにはパスしないから。」なんて誰にともなくつぶやいちゃいます(笑)。で、本当にディ・マリアはパスしない。パブロもまたか~とほとんど諦めている様子です。

でも、オフィシャルは良かった3人に選んでいるし、O Jogoも7点をつけています。寸評はこんな感じ:
彼は本当に素晴らしい選手だ。何キロも走った、左サイド寄りで。4分にはヌーノ・ゴメスにパーフェクトなアシストをした。その後Pedro Silvaに1枚目のイエローを出させ、このファウルで得たフリー・キックでティアゴにぎりぎりのセーブを余儀なくさせた。最後まで、素晴らしい動きだった。もちろん失敗したPKを除いて。

Aimar 7

É realmente um jogador de excelência, corra mais quilómetro menos quilómetro, ao meio ou encostado à esquerda. Aos 4 minutos, já estava a fazer uma assistência perfeita para Nuno Gomes. Depois, arrancou o primeiro amarelo a Pedro Silva e, no livre respectivo, obrigou Tiago a aplicar-se. Até ao fim, foi a classe em movimento. Tirando o penálti falhado, claro.
個人的には前半4分のヌーノ・ゴメスへのパーフェクトなパスだけで、満足できたというか。こんなにも幸せな気持ちにさせてくれるパスを出せる選手ってそれほどたくさんはいませんよね。(それにしても、あれは決めてくれないと・・・ヌーノ・ゴメスさん。)
一つずつにurlが割り当てられていないので、とてもリンクが不便なのですが、こちらに画像のクリアなビデオ集があります:Vídeos - Taça da Liga galeria
19/32にパブロの素晴らしいパス。その他1/32には短いパブロのインタ、7/32では優勝決定後皆が大騒ぎしている中で、控えめにおとなしくしている、ほとんど場違いなパブロを見ることができます。(何ページ目かは、どんどんビデオが足されるので変わってきてしまうみたい。)

パブロのコメントは、
「今の気持ちは、優勝できて嬉しいよ。スポルティングの選手は満足していない。彼らは勝ちたかったんだ、決勝戦では当然のことだよ。一方のチームは悲しく去り、もう一方のチームは満足して終わる。決勝戦は正当かどうかではなく、勝ち取るもの。僕らはとても満足した。もちろん難しかったけれど、優勝することができた、久しぶりにね。(PKとなったハンドは)実際のところ、見なかった。ポルト戦でも同じようなことが起きたよね。僕らが勝ったかもしれない試合で、彼らは追いついたんだ。僕らは満足するだろう、それ以外の分析はないよ。おかげで、予想もしていなかった敗戦の後で、僕らの士気は高まるだろう。」
優勝決定後、テレビ画面にいくら目を凝らしてもどこにいるかわからなかったアイマールですが、前で大騒ぎをしている選手たちの後ろの列に、こけしのようにちょこんと立っているのがほんの数秒だけ映りました。(あれじゃ、前の選手の頭しか見えていないよね~)と思っていたら、画面が切り替わって、パブロの後ろの列(で少し高くなっているところ)に立っている選手たちが、いかにも「そこにいたら何にも見えないでしょ。ここに上がってきなよ。」というように話しかけている様子が映って、ものすごく和みました。パブロは困ったような笑顔で、「ええ~、僕はここで大丈夫だよ。」と答えていた感じ。ずっと昔アルゼンチン代表の集合写真の撮影で、リケルメが「お前チビなんだから、前に来いよ。」と言うのを固辞したことがありましたね~。本当に怖いほど遠慮がちなアイマールです。お顔のほうはこれまた怖いほど美しかったのですが、今日は。

下の写真でもリアクションが一人だけ控えめです。

そうだ、書き忘れていました。(サッカーとは関係ないけれど) 表彰式後に会場で流されている音楽が、最近車のラジオで一日に2~3回はかかる曲だったのでびっくり。去年の秋ぐらいから流れているんですけれど、結構いい曲なんで好きなんですよね。ポルトガルでも流行っているのかなあ。(でも、いつも歌詞を聞き取ろうと運転しながら耳を済ませるのに、全然聞き取れません・・・)

Estádio do Algarve - Assistência: 30 000

2-3 nas grandes penalidades (após 1-1 no final dos 90 minutos)

Golos: 1-0 Pereirinha (48’), 1-1 Reyes (75’gp)

Penáltis: 1-0, Romagnoli; Aimar falha; Rochemback falha; 1-1, Cardozo; 2-1, Moutinho; Katsouranis falha; Derlei falha; 2-2, D. Luiz; Postiga falha; 2-3, C. Martins

SPORTING: Tiago, Pedro Silva, D.Carriço, Polga, Caneira, Rochemback, João Moutinho, Pereirinha (Romagnoli, 90+1’), Vukcevic (Abel, 77’), Derlei e Liedson (Postiga, 90+1’). Treinador: Paulo Bento.

BENFICA: Quim, Maxi, Luisão, Miguel Vítor, David Luiz, Katsouranis, Ruben Amorim (C. Martins, 79’), Aimar, Reyes (Cardozo, 88’), Nuno Gomes (Di María, 62’) e Suazo. Treinador: Quique Flores.

Árbitro: Lucílio Baptista (Setúbal)

Disciplina: Cartões amarelos - Pedro Silva (21’ e 74’), Reyes (40’), Polga (62’), Miguel Vítor (67’), João Moutinho (71’); Cartão vermelho - Pedro Silva (74’)
 


PREVIA [Taca da Liga] Benfica - Sporting

2009年03月21日 17時26分35秒 | Liga08-09プレビア&レポート
明日土曜日はカップ戦の決勝戦です。どのくらい価値があるものなのか、見当がつきませんが。

ベンフィカの招集メンバーは:

Guarda-redes: Moreira e Quim;
Defesas: Luisão, Maxi Pereira, David Luiz, Jorge Ribeiro, Sidnei e Miguel Vítor;
Médios: Katsouranis, Pablo Aimar, Fellipe Bastos, Ruben Amorim, Binya, Carlos Martins e Yebda;
Avançados: Reyes, Cardozo, Mantorras, Balboa, Urreta, Di María, Nuno Gomes e David Suazo.

怪我人は全員間に合いました。でもスアソとカルロス・マルティンスはベンチが濃厚、ルーベン・アモリムのみ先発の可能性があります。
アモリムはディ・マリアに替わって右サイド、またはイェブダに替わってピボーテとなるはずですが、O JogoのWhich position should he play in?というアンケートの結果はこちら:

中盤で 71%
右サイドで 29%

圧倒的多数の人がピボーテのアモリムを求めているようです。私もそのほうがいいなあ。

キケ監督とスポルティングのパウロ・ベント監督が共同で記者会見をしました。ベント監督のほうがリラックスしている様子で、キケ監督はより緊張しているように見えたそうです。
キケ監督は「スポルティングのほうが決勝戦の経験が多い。」なんて言っていますが、そんな余計なこと言わなくても・・・とちょっぴり思いました。
優勝トロフィーに触るように記者たちに頼まれましたが、迷信深いキケ監督は断ったのだそうです。そうしたら、ベント監督も、「それなら僕も触らないよ。」と言って触らなかったとか。トロフィーに触ると獲得できない、という迷信でもあるのでしょうか?!

この決勝戦は、ポルトガル南部の海岸に面したAlgarveという町で行われます。Faroという町の近くで、グーグルで見る限りリゾート地のようですね。(ヨーロッパにバカンスになんか行かないのでピンと来ませんが、サンタンデールやマラガも超有名なリゾート地なんですよね~、私にはサッカー・チームのイメージしかないけど。)
リスボンの外でダービーが行われるのは、最初にダービーが行われた1907年以来101年間の歴史で初めてのことだそうです。もちろんダービーというのは同じ町の二つのチームが争うことですけど、今までこういうカップ戦の決勝で対戦したことがないというのも、不思議に感じられますね。

バイエルン戦での大敗、ギマランエス戦の敗戦で3位後退がそれぞれ記憶に新しい、スポルティングとベンフィカ、明日負けることは、ただでさえ不信感が大きくなっている両監督にとって、決定的なダメージとなる可能性もあります。
ベント監督は、
「一番の関心はどちらが負けるかなんだ、糾弾するためにね。勝者は二の次だ。」と延べ、キケ監督も同意しました。負けると即やばい立場になるのは、ベント監督のほうだとjornal de noticiasに書いてあったけれど、そうなの?!

試合は19時45分より。雨になるという噂もありましたが、お天気は持ちそうです。

怪我人は全員回復

2009年03月20日 14時52分56秒 | LIGA SAGRES 08-09
昨日ルーベン・アモリムがチーム練習に合流したのに続いて、今日木曜日はスアソとカルロス・マルティンスが合流しました。土曜日の試合には全員間に合いそうです。
今のところ、スタメンにはGKにキム(どうしてなのかわかりませんが)、ミゲル・ビトールに替わりシドネイ(これも理由はわかりません)、ディ・マリアまたはイェブダに替わりルーベン・アモリム(これはよくわかります)となる予想です。O Jogoはディ・マリアに替わるとしていますね。えー、中盤に入ってほしかったので、ちょっと残念。

昨日書いた、ベンフィキスタたちが熱望しているJorge Jesusという人は現Bragaの監督なんですね。今日そのBragaはUEFAカップでPSGに負けてしまいました。アウェイで0-0だったため勝ち抜けの可能性は高かったのに、ホームで0-1の敗戦だったようです。UEFAカップで頑張ってもリーグ戦が駄目ならしょうがないよね~、と思ってリーグ順位表を何気なくチェックしたら、実はBragaは4位だったんですね。ベンフィカとは6ポイント差ありますが、それにしても確かに監督さんは良い仕事をしているようです。(一方のPSGの監督がル・グエンなのかな。)

昨日のキケ監督への反応の続きですが、みんなベンフィカの試合にうんざりしつつも、監督を替えてばっかりの現状にディレンマを抱えているみたい。
「一度もキケの下で、良いプレーをしてプレスをかけ、勝利を確信する強いメンタリティーを持った力強いチームを見たことがないことを考えると、キケの続投は恐ろしいことだ。誠実に言うけど、ベンフィカがこんな試合をしているのを見るのは苦痛だ。だからキケが続けることは悪いことなんだけれど、監督を変えることも悪いことだ。だって、常に前のよりも良い監督を探し続けているけれど、いつだって結果は一緒なんだから。成果はゼロ!」
うーん、難しいですね。

今日、サラゴサでパブロがセカンド・トップをやった試合(で放送があったもの)は06/07のZaragoza-Barcelonaだけだったなあ、と思い出して見直してみました。そうすると、同じサッカーの試合とは思えないくらい、ベンフィカの試合と違います(泣)。サラゴサのボール・ポゼッションが60%。平気で10本ぐらいはパスが繋がります。(ベンフィカはせいぜい3本くらい?)今見ると、ディエゴ、セルヒオ・ガルシア、ダレッサンドロ、アイマールが超絶に上手いので、普通にボールを回しているだけでチャンスが山のようにできているし。パブロの頭目掛けたロング・パスなんてゼロ、パブロへのパスが届かなかったのもダレがラスト・パスを出した1本のみ、枠外ミドルはディオゴの1本。アイマールは、ダレたちと並んでディエゴのずっと後ろにいるので、センターバックとヘディングで競り合うシーンなんて一つもありません。確かパブロ本人は膝の痛みを抱えていて、あまり調子は良くなかったんですけれどね。そのサラゴサも翌年には降格するのですから、あまり美化はできませんが、もう少しアイマールの使い方があるのではないかと・・・。それにしても、パブロも慣れないポジション、慣れないゲーム・スタイルの中で、文句一つ言わずよく頑張っているなあ、と改めてしみじみ思いましたよ!(怒)

キケ監督のスレッドもすごいですが、アイマールのスレッドも白熱しています。幸い、この前の試合は良くなかったけれど調子は上向きなので、多くの人が批判的というわけではありませんが。パブロをめぐって2人のユーザーが大喧嘩をしていたので、「けんかをやめて~♪ 二人をとめて~♪」と歌いたくなりました(古っ!) 長くなりそうなので別の日に書きますが、がんばれ、GoldenBoyさん! 




ルイ・コスタはキケを信頼、とはいえ・・・

2009年03月19日 14時16分02秒 | LIGA SAGRES 08-09
ベンフィカTVのインタビューに答えて、ルイ・コスタは、「この監督は、ベンフィカに到着したとき皆が満足したのと同じ人物だ。もしこれまで何かが上手く行っていないとしたら、一人だけの責任ではない。キケ・フローレスは私の信頼を得ているし、これからもそうあり続けるだろう、彼の日々の仕事を見れば当然のことだ。」と話しました。

でも・・・Serbenfiquistaの掲示板を見る限り、キケ監督は相当やばいと思います。これまでは「でも1年で監督を替えるなんて、安定性に欠けるよ!」という意見が、そうですね・・・5割ぐらいはあったのに、今ではほとんどゼロ。「自分も監督を1年で替えるのは反対だったけれど、もう限界。」という人がほとんどになってしまいました。ルイ・コスタの言葉が報道された途端に、「後1年キケみたいだけど・・・怖すぎだよ~!」と書き込まれるほど。
Benfiquistaの代表的な意見はこんな感じ:
「明らかにベンフィカは攻撃をするためのプレーをしていない。これは火を見るより明らかだ。キケは全ての戦術の基本を守備に置いている。ここまではいい。問題は、ポルトガルでは試合を支配して、カウンター攻撃に頼らないことが必要だということ。スペインではキケの戦術は素晴らしく機能するのだろう、多くのチームが絶え間なく攻撃するからね。
ここでは、それは起こらない。ホームでレイソエス、パソス相手にカウンター攻撃をすることは、サッカーに反している。少なくとも、それは野心の欠如と同意語だ。」
ただこれを読んで思ったのですけれど、キケと契約した時点で、それはわかっていなかったのかな? だって、キケがバレンシアを解任されたのは、ボールを支配できず、試合内容が悪かったからなのでしょう? 昨シーズンはサラゴサで手一杯で、バレンシアの試合を一試合も見た記憶がないので(サラゴサ戦以外)、どんな試合をしていたのかは全然知りません。でも、少なくともアイマールがバレンシアにいた最後のシーズン、バレンシアが試合を支配して相手を圧倒したことなんて一回もなかったような気がします。だから、キケ監督はそういう監督なんだって。日本人の私ですら知っていることなのに、ベンフィキスタたちが今更文句を言うのはおかしいような気もします。

一方で、キケ監督も・・・ポルトガル国内ではベンフィカはマドリードやバルサと同じくらいの名門クラブなわけですよね。マドリードがホームで下位チーム相手に例えばボール支配率20%代のカウンター狙いのみの試合をするのは許されないことぐらいわかりそうなものですが・・・。

というわけで、みんな来季の監督の名前を挙げたりしています(おいおい~)。Terim、Le Guen、Deschamps、Jorge Jesusなど。デシャンは有名元選手だし、ル・グエンは名前だけ聞いたことがありますが、テリム? Jorge Jesusという人はポルトガル人で、モウリーニョと並びポルトガルで最高の監督だそうです。でも行くとしたらポルトが濃厚らしい。

うーん、私としては、キケ監督がもう少しだけ柔軟になって、もう少しだけ勇気を出して、フォワードを2人に増やし、アイマールをその後ろに置いてほしいなあ。それで結果が出なかったらもう仕方がないけれど、駄目もとで。 新しい監督が来てもアイマールを使ってくれるとは限らないし、フィジカル・トレーナーのパコはとても優秀だから、キケ監督の下で良い内容の試合ができればそれがベストだと思うのですが・・・。

最後にキケ監督のバレンシアとベンフィカの成績の比較:

05/06
Valence C.F. 38試合 19勝12分け7敗 58得点33失点 69ポイント 3位

06/07
Valence C.F. 38試合 20勝6分け12敗 57得点42失点 66ポイント 4位

08/09
Benfica 22試合 12勝7分け3敗 36得点21失点 43ポイント 3位(今のところ)

勝率だけ見れば、ベンフィカのほうがいいですが、リーグが違いますから。
05/06はアイマールがいたときです。 イメージ的にその翌年の06/07のほうがバレンシアは良くなったのかと思っていたけれど、ほぼ大差なかったんですね。

更に最後に意味なくパブロの写真。髭が・・・。



ちょっと数えてみました

2009年03月18日 16時41分11秒 | LIGA SAGRES 08-09
怪我人3人(スアソ、アモリム、マルティンス)は徐々に練習に合流しているものの、相変わらず土曜日の決勝戦への出場は微妙。必ず出場できるとは言えないようです。でも、ルーベン・アモリムは「回復している。」と話していますね。「中盤であろうと、右であろうと問題ない。大事なのはチームを助けること。」と言っています。彼が出れるといいのですけれど~。

ベンフィカは2005年8月に、土曜日の決勝の舞台であるAlgarveスタジアムで、スーパー・カップという大会で優勝しました。それ以来優勝から遠ざかっているそうです。このときの監督はクーマンでした。キケ監督は、監督として優勝経験はあるのかな? 

決勝戦は90分間試合をして同点だった場合は、PK戦で勝者を決めるそうです。延長はないということですね。

今日、土曜日のギマランエス戦を見直してみましたが、ただ見ているだけでは退屈なので、パブロのパス・ミスなどを数えてみました。(暇だね~。)相手の攻撃シーンは飛ばしながらざっと数えただけなので、正確ではありませんが、大体こんな感じに:

アイマールのパス・ミス(mistakes of Pablo's pass) 3回
アイマールのロスト・ボール(balls lost) 7回
アイマールのボール奪取(balls recovered) 1回
アイマールに届かなかったボール (balls which didn't reach to Pablo) 9回
チームのロング・シュート (shots in the long range/Benfica) 7本

まず意外だったのは、すごくパス・ミスが多かった印象だったのに、実際には3回。しかもそのうちの1回は相手ディフェンスに引き倒されながらパスしたので、コースがぶれてしまったもの。ファウルを取ってくれる審判も多いだろうと思いました。だからただのパス・ミスは前後半に1回ずつだけだったんですね。

ロスト・ボール、つまりボールを受けたのにキープできなかったのが7回、これが多かったから「今日は駄目だなあ!」という印象につながったのに違いありません。でも、昨シーズンまでMarcaの統計を見ていた記憶では、ロスト・ボールは毎試合10近くはあったような気がするけれど・・・記憶違いかな。
ポルトガルでは、相手ディフェンスは上半身勝負というか、体をぶつけてくるので、極度に小柄なパブロは最初から全く勝ち目がありません。毎回地面に放り出されて、でもファウルの笛は吹かれずに終わり・・・相手が15キロ以上自分より重かったりしたら、どうやったって歯が立たないですよね(泣)。パブロとしては接触プレーは避けて、早くボールを回したいところでしょうけれど、なにせ監督からの指示でなるべくボールをキープしないといけませんから。それを素直に実行している(そして玉砕している)アイマールなのでした。

味方がパス・ミスしたり、敵にカットされたりして、アイマールにまでボールが届かなかったことは9回もありました。これは多すぎなのでは? 攻撃の練習をしていないんだろうなあ。

また、可能性の微塵もない、ゴール・ポストのはるか上を通って消えるロング(ミドル)・シュートはチーム全体で7回。これも多すぎでしょう!(怒) でも、ダビド・ルイスが5回ぐらい打った印象がありましたが、すみません、それは間違いでした。完璧枠外ロング(ミドル)・シュートは、レジェスが2回、イェブダが2回、ダビド・ルイスが2回、ディ・マリアが1回打っていました。この人たちを当分ミドル・シュート禁止にするだけで、ずいぶんチャンスが増えそうな気がします・・・。

下のは、味方のシュートを邪魔してどうするの、ダビド・ルイス?!という写真です。まあ、重なったんですけれど、どこから見ても日頃のディフェンス力を生かして、パブロのシュートを防いでいるようにしか見えません。


みんなピリピリ

2009年03月17日 17時15分58秒 | LIGA SAGRES 08-09
今日は練習がお休み。

一試合負けたら、一気に一発触発みたいなピリピリ・モードに変わってしまいました、ベンフィカ周辺・・・。今週土曜日のカップ戦決勝スポルティング戦の結果次第で、キケ監督の来シーズンの去就が決まる、としている新聞サイトもあります。どっちにしろ今シーズンはキケ監督なんですし、一応最後までやってみての判断でいいのでは?と思いますが。でも、この前の試合の敗戦で、ベンフィキスタの信頼を突如大幅に失ってしまったようです。でも、それはアイマールについても言えるようで・・・。「もう売っちゃえ。」とか。うーん、監督については、ほぼシーズン当初からずっと内容が悪い試合をしているので痺れを切らすのもわからないではないけれど、パブロは1月からは良い評価をもらっていたのに(もちろんベストにはまだほど遠いけれど)、わずか1試合悪かっただけで、これ?!と驚くのは、私がアイマールびいきだからでしょうか。ほんの一週間前に「アイマールが4年契約を満了したらもう一度更新しよう!」との書き込みを読んだ覚えがありますけれど、あれは幻だったのか・・・。サッカー選手は良かったら持ち上げられ、次の瞬間は罵倒され中傷されて、ほんっとに大変ですよね!

土曜日の決勝戦に向けて、スアソとルーベン・アモリムは回復が間に合いそうです。ダビド・ルイスは足首を負傷して前節の試合を終えましたが、問題なく回復するようです。この人、キケ監督がレオをブラジルに強制返還してまでこだわっている選手なので、きっと良い選手なのでしょう。でも、試合中無意味なドリブルとクロスとシュートが多すぎて、無性にイライラします。あれって、監督的にOKなんでしょうか。解せません。

カルドーソもイラついているようですが、主にレジェスに対してらしい。カルドーソの代理人がA Bolaに話したことによると、レジェスにはもっとクロスを上げたりパスをしてほしかったそうです。確かに、なんでそこでいきなりシュートするかな?と思う場面は結構あったかも。でも、それはディ・マリアもそうだし、もちろんダビド・ルイスも。自分勝手な人だらけのチームなんですよね。その中でアイマールは、かなり途方に暮れているというか、どうしていいかわからないように見えました。パブロとしてはショート・パスを交換しながらリズムを作って行きたいのに、頭の中に「監督からワンタッチ・プレーは駄目だと言われている。なるべくボールはキープしなくちゃ。」というのがあるのでしょう。なんとなく迷いがあるような、自分の思うとおりにはプレーできていないようなそんな印象がありましたが・・・、もちろん気のせいかもしれません。

後半が始まる直前ですが、表情暗すぎ。頬は落ち窪んでいるし・・・。


試合終了間際。審判に文句をつけてイエロー。 自分がされたファウルが、ボールなんて一つも見ていなくて、手で押し倒すだけのものなので、腹が立つのもわかりますが。