A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

怪我人が続出

2006年11月30日 16時55分56秒 | Liga06-07
サラゴサも怪我人が急増してかなり危うい事態になってきました。アイマールのニュースは何もないので普通に練習したのだと思われますし、セルヒオ・ガルシアもチーム練習に合流できましたが、守備陣が・・・。

アランサバルとピケの二人ともが昨日の練習中に筋繊維の断裂。アランサバルは召集外のことも多かったのでともかく、問題はピケですよね。D.ミリートとセルヒオ・フェルナンデスの控えなのですが、困ったことにミリート、セルヒオともにカードがリーチ状態なんです。次のオサスナ戦でどちらか、最悪な想定では二人ともがカードをもらうと次節出場停止となり、センターバックがいないことに・・・。一応チュースという選手が後1人だけいますが、あまり試合に出ていないような(たぶん国王杯の一試合だけ)。ピンチだ・・・。
ピケの怪我の程度については、新聞の報道がばらばらです。Heraldoは「あまり運動にさしつかえない箇所の怪我なので、全治10日ほど」としているのに対し、エキポは「全治三週間」。10日と三週間では全然違うんですけど! 10日ならオサスナ戦を乗り切れば、万一ガビーかセルヒオが累積カードになっても、ピケが代役としてラシン戦には出場可能かもしれませんが、全治三週間となると非常に厳しいです。
そんなこんなで、サパテルと合わせると7人が召集できないことになり、オサスナ戦にはカンテラからも召集するしかないようです。どうかこれ以上怪我人が出ませんように・・・。心理的な影響があるのか、怪我があるときは続くから心配。
少し明るいニュースはセラデスとエベルトンはピッチでのランニングをしていて、オサスナ戦は無理ですが、特にエベルトンはラシン戦には間に合いそうとのこと。(私としてはセラデスに早く回復してほしいな!)

そのほかのニュースは、モビージャが「ルビノス審判は悪くない。サパテルの退場は正しい。」とか言っていて驚愕。君、ちょっとおかしいんじゃない??!! Asにもわりと大きくこの発言は取り上げられているし、クラブがサパテルの退場処分を取り消してもらおうと必死になっているのに、どうして足を引っ張るような発言をするかなあ、理解に苦しみます。

ディエゴ・ミリートに続きダレッサンドロの買取の話題が出ていました。来年の6月か7月に交渉することになるようですが、クラブはもちろん買い取る意向です。価格は500万ユーロ。かなり安いですね・・・。
ミリート兄弟にはバルサが関心なんていう記事もありました。
 

バレンシアの掲示板を読んで・・・(読まなきゃいいのに)

2006年11月29日 17時38分28秒 | Liga06-07
火曜日の練習ですが、ペリオディコにセルヒオ・ガルシアが足首を軽く捻挫、サパテルとディエゴ・ミリートが別メニュー、フアンフランが許可を得て練習を欠席などの情報が載っていましたが、特にアイマールについては触れられていませんでした。普通に練習できたのかな? セルヒオたち三人も水曜日はチームに合流して練習できそうとのことです。

サパテルのレッドカード撤回要請は、まず最初の協議会では却下。よって上訴協議会(?)のほうに上訴されます。これで駄目ならクラブはスポーツ規律委員会まで上訴して、何とかオサスナ戦出場を可能にさせるべくぎりぎりまで働きかける方針です。上手く運ぶといいのですが。

Asにはディエゴ・ミリートのインタビュー。「これ(サラゴサ移籍の決定)に勝る喜びはない」と言っていますね。2011年までの4年契約、年俸180万ユーロ、違約金2500万ユーロとなるようです。

次は書くかどうしようか迷ったのですが・・・、上手く書けるか自信もありませんが・・・。
アイマールを好きな人で、「バレンシアにいてくれたら良かったのになあ、どうして出ちゃったんだろ??」と今も思っている人は多分いますよね。私は・・・あまり思わないようにしているかな。一番は、もう今更何を言っても元には戻れないから。そして、パブロが決めたことだから。でも、やっぱり胸がずきずきしてしまうことはある。好きな選手には、ビッククラブで大きな舞台でたくさんの観客の声援を浴びて華やかに活躍してほしいという気持ちは捨てがたくありますもんね。
ただ・・・バレンシアの掲示板に「アイマール放出は誰が決めたの? それは間違いだったんじゃ?」というスレッドが立ったんです。読んでみたら、それに対する返信の9割は「まったくそうは思わない!!」というもの。「アイマール放出は、ここ数年のクラブの決定の中でも一番正しいものだった。」「アイマール放出を決めた人の記念碑を作りたいくらい。」「1100万ユーロは安すぎたけれど、他にどこからもオファーがなかったのだからしかたがなかった。」「モリエンテスがゴールを決めるたびに、アイマールを売ってモリエンテスを買ったことに感謝している。」「この3ヶ月間のシルバのプレーは、この数年のアイマールのプレー全部よりもずっと上。」 もう腹も立ちませんが(いや、立ったけど)、こういうのを読むと意地でもバレンシアにいれば良かったのにとは考えたくなくなるから、読んでよかったかも。
もちろん中には冷静な人もいて、
「アイマール放出の責任者は、監督だ。アイマールはお金のために出て行ったのではない、2年間バレンシアがpatadonの試合をして(カウンターのこと?)自分にボールが来ないこと、アングロ、カリュー、ルフェテ、アルベルダと合わせなければいけないことに疲れて出て行ったのだ、つまり彼の好きなパスを使ったサッカーをできないことに疲れ果てて。以前にも書いたが、アイマールに賭けてチームを作るか、彼を売るかという選択肢があった。

彼を売ることを選んだわけだが、それは間違いだったと自分は思う。
彼が選手として成長し続けるためにバレンシアを去っていったことは嬉しい、なぜなら、この3年間チームの試合スタイルのために彼の成長は止まっていたから。

キケのときに試合に出ていたのは事実だ。でもここで言いたいのは、彼はサッカーをできていなかったということ。中盤の選手はボールに触るのに苦労し、ほとんどいつもパスはロングパスで終わった。それをアイマールは1人で受け、ディフェンスを交わさなければならなかった。
(このあとに、アイマールのいるバレンシアの布陣が書いてあるけれど省略。テクニックのある選手を補強していれば、とか。)

でも、アイマールが出て行きたがったことは理解できる。いくつかの試合を除いては3年間patadonの試合を我々はしてきたのだから。」
そういうことだったのかなあ。パブロは絶対にそうは言わないだろうなあ。まあ、いいや。後ろを振り返っていても仕方がない。いつもパブロが言っているように、前を見て進むしかありません。バレンシアのことを書くのは今日で最後にします。 

サパテルのレッドが取り消しになりますように

2006年11月28日 17時44分35秒 | Liga06-07
ディエゴへのアシストをして気合を入れるアイマール・・・。この試合、半袖が良くなかったんじゃないかな。風が強くて寒そうな日で、体温が下がると体力落ちるし。昨シーズン一度も長袖を着なかったアイマールですが、バレンシアよりも寒いサラゴサではどうするのでしょう。また風邪を引くと困るので冷え込む夜はちゃんと長袖を着てほしいものです。

細かいニュースがいろいろ。
チームは月曜日は練習がお休みで、火曜日夕方16時半より練習再開。本来は朝からの予定でしたが、ビーゴからの帰途ビクトル・フェルナンデスが選手たちにより長く休養を与えるため変更したのだそうです。10人で戦ってみんな疲れている様子だったのでしょうね。

クラブはサパテルのレッドカード撤回を要求する予定です。2枚のイエローとも「意図的なファウルではなかった」として撤回を求める主張ですね。また「サパテルのカードの前に、パブロ・アイマールはいくつかの激しいファウルを受けたにも関わらず、セルタの選手はカードをもらわなかった。」とも主張しています。
サパテル自身も:
「昨晩はほとんど眠れなかった。チームメートを10人にして残し、彼らは11人分走らなければならなかったことを思うととても気分が悪かった。もう失った2ポイントは返ってこない。
二つ目のファウルでは、僕は怪我をさせないように足を引っ込めさえしたんだ。驚いたし、理解できない。審判は同じ基準でジャッジしていなかった、なぜならその前にセルタの選手はパブロ・アイマールに何度もファウルをしていたのに、彼らにはカードを出さなかったんだから。
一週間ずっと召集メンバー入りすることを考えてきて、一日中良い調子になることだけを考えてきた。それで12分プレーしたら、「はい、終わり」と言われたわけさ。」
審判は、テレビで見直した後でも「自分は正しかった」と主張しているようですが・・・。接触さえしていないのに、イエローって??? 

Asによるとクラブはディエゴ・ミリートの買取オプションを行使するため正式な書類をジェノアにすでに送付したそうです。6月1日までに500万ユーロを支払うのが買取の条件とのこと。順調に話がまとまりますように!
同じくAsにビクトル・フェルナンデスのインタビューがありました。カペッロは自分の友人だと言っていますが、本当にそうなのかな。アイマールとダレッサンドロに触れた部分だけ。
「アイマールは、プレーを始める前にすでに重要なことを成し遂げている選手だ。プレゼンテーションに5000人、最初のトレーニングに7000人の人々を集めたんだからね。」(これは褒め言葉なのでしょうか?)
「(ダレッサンドロのドイツとイギリスでの経験について)たぶんこれはキャリアの選択を間違った例だろう。経済的な理由にしろ、その他の理由にしろ、自分に合わないサッカースタイルの国に行ってしまうことがある。最近ロシアのチームに行ったブラジル人やアルゼンチン人によく起こっていることだ。お金は良いだろう。試合に勝つと6000ユーロのボーナスがついたりする。しかし8ヵ月後や10ヶ月後になると、選手たちは自分が合っていないことに気がつくものなんだ。」
最後にオフィシャルに載っていて、Aupaでも話題になっていましたが、アルゼンチンの音楽コミカルバンド「Luthiers」が先週の金曜日にサラゴサの練習場を訪問したそうです。全然知らないバンドですが、40年以上に渡って活躍しているバンドだそうで(確かに写真を見るとおじいさんたちです)スペインでも有名のようです。Aupa掲示板で何人もの人が「もう6回もコンサートに行った。」「僕は4回。」なんて書いているくらい。コンサートでは、アイマールの名前が取り上げられているんですって。カタラン・バージョンではアイマールの替わりにサビオラが使われるらしい。どんなバンドなんでしょうね。オフィシャルに載っていた写真はどれも小さいのですが、パブロが16歳ぐらいにしか見えません。この日は髭を剃っていたようなのに、試合当日もちゃんと剃ってほしいな。
 
 そうそう、Aupaの「アイマールはいつも怪我をしている?」というスレッドの中の書き込みにこんなものが:
「僕が言いたいのはこれだけ。もしアイマールが今のようにプレーをして、今のようにゴールをして、試合を決めてから60分のプレーでピッチを去るなら、それは素晴らしいことだと思うよ。20試合で60ポイントになるね。そのほかの18試合では休んでもらおう。それにラフィータやロンガスが出場時間を与えられて一部の選手として成長できるしね。」
あは。ファンとしては一分でも長くピッチにいてプレーを見せてもらいたいのですが。

[リーガ第12節]セルタ1-レアル・サラゴサ1

2006年11月28日 07時42分37秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
またまたサテライトがいかれていて、後半13分ぐらいまでしか見れなかったです・・・。(英語で問い合わせの電話を掛けて、不具合を説明するのが大変なんだな。)最後のほうのサラゴサの攻勢のあたりが見れていないけれど、アイマールのプレーはぎりぎり見れました。それで、感想なんですが。

サパテルのイエロー2枚はおかしいんじゃない??!! 二つともイエローのプレーなんかじゃないように見えますよ!! 2回目のほうもスローで見ると相手選手の足に当たっていないし、あれでイエローなら、得点の前のアイマールへの再三のファウルだってイエローでしょう?!! それ以外にもパブロはシャツを引っ張られたり、カウンターのチャンスに体を抑えられたり、充分イエローに値するファウルがあったのに、全然カード出さないなんてありえないです(涙)。録画なのにテレビの前で怒りに震えてしまいました。このルビノス・ペレスという審判、エスパニョール戦で暴言を吐いたとしてポンシオを退場にした人ですよね。サラゴサに何か恨みでもあるのではと思いたくなってしまう。Aupaでは、バルサ戦でカタラン・メディアが「反サパテル・キャンペーン」を張ったことが審判に影響を与えたのではと言われていますが、そうかもと考えたくなるくらい適当なカードの出し方です。だってあのポジションの選手が試合が始まって普通のファウルを2回、それが両方ともイエローなんて・・・。

アウェイだし、これまでサラゴサも相手に幸運なレッドが出て助かったこともあるのだからあまり文句を言ってもしかたないのでしょうけれど、少なくとも公平にアイマールへのファウルは取ってくれないと(怒)。テレビを見る限りではずいぶん早い段階で膝を痛めていたようですが、大丈夫かなあ。
アイマールは得点に繋がる流れの中でのプレーはとても良かったし(ナイス・アシスト!)、前半の終わり近くまでは守備もものすごくがんばっていたけれど、10人だったからか膝の痛みが増してきたせいなのか、だんだんボールを失うことが多くなりましたよね。

Oleはこのへんの事情について、 


アイマールはボールを取り返すために走り、やがて体力の消耗と5つ受けたファウルのために動けなくなった。ビクトル・フェルナンデスは「彼はガス欠になり、右ひざに(左のまちがい?)痛みがあった。重要なものではないが。」と説明した。


またペリオディコに載っていたビクトル・フェルナンデスの談話ではアイマールについて
「イエローに値するファウルをいくつか受けて、うんざりしていた。膝に打撲を受けただけだが、後半にはガスが足りなくなっていた。」
膝の打撲はでも結構痛いです・・・。私なんて2週間経つけれどまだ痛みがありますもん。オサスナ戦に問題がないといいのですけどねえ。心配だ。

Aupaであと問題になっているのは失点のほうですね。セサールのミスを責める声、そしてディオゴへのファウルがあったのでは?という疑問。セルタのピントが好セーブを見せたのに対し、セサールはミスをしたことを悲しみ悔しがる人がたくさん。夏にはGKを補強したほうがいいのでは?という声が挙がっているようです。雨が降っていてピッチが滑りやすかったということもあるのでしょうね。

ビクトル・フェルナンデスは、「80分間を10人でプレーすることはとても難しい。退場が試合の流れを全て変えてしまった。我々はフォワードを1人削らなければならなくなり、中盤で最もダイナミックな選手のサパテルを失ってしまったから。」と言っていますが、これが全てですよね。4位はキープしましたが、上位チームと少し差が付いちゃいました・・・。

Celta 1
1-1, m. 52: Baiano

Zaragoza 1
0-1, m. 6: Diego Milito

1 - Celta: Pinto; Angel, Contreras, Tamas, Placente (Gustavo López, m.46); Iriney (Perera, m. 76), Oubiña; Jonathan Aspas, Canobbio (Larena, m.75), Nené; y Baiano.

1 - Zaragoza: César; Diogo, Gabriel Milito, Sergio, Juanfran; D'Alessandro (Oscar, m. 83) , Zapater, Ponzio, Aimar (Lafita, m.54); Sergio García (Movilla, m. 18) y Diego Milito.
Árbitro

Rubinos Pérez (Comité madrileño) se lesionó (30') y entró Granda Barros, el cuarto árbitro. Expulsó por doble amonestación al jugador del Zaragoza Zapater (m.13) y con tarjeta roja directa al del Celta de Vigo Gustavo López (m.77). Además mostró tarjeta amarilla a Angel por el Celta de Vigo; y a Gabi Milito por el Zaragoza.


帰宅しましたが・・・

2006年11月27日 16時55分09秒 | Liga06-07
サテライトTVの不具合で録画ができていませんでした・・・。再放送があるのでそちらを見てから記事は読みたいと思うと、ここに書くことがあまりないですね。
とりあえず結果だけは調べましたが、うーん、勝てる試合を落としたという感じなのでしょうか? サパテルが退場って、一体何があったんでしょう??

アイマールが恐ろしく早い時間帯に交代しているので、怪我?!と真っ青になっていたら、やはり左膝の打撲で痛みがあったためだそうです。前の怪我の場所と同じですから大事を取ったようですが、一応今のところは日曜日のオサスナ戦は大丈夫だろうとビジャヌエーバ医師は話しています。でも、またこれがどうなるのかわかりませんけれど・・・。Aupaに「アイマールはいつも怪我をしているの?」なんてスレッドが立っているし。(膝は再発も怖いし、10人だったからチームの迷惑になってもと思ったんじゃないかな・・・。)

では、明日試合を見てから記事を読んで、また書きますね。(ちょうど日本で試合の放送があるのと同じ頃かも。)



11年以上アイマールのファンの人

2006年11月22日 05時46分07秒 | Liga06-07
もうすぐ出発するので少しだけ。
火曜日は練習がお休みのはずなので(たぶん)、ニュースはあまりないでしょうか。夜になってみないとわからないし、夜にはもう出発しているはずなので書けないのですが。(でもちょっと風邪気味の人がいて不透明です。)

チャンピオンズ・リーグを見ていますが、いきなりリヨンがマドリードに対して先制ですね(カリューの得点・・・)。週末の試合でマドリードはバレンシアと引き分けてほしいのに、こんなところで意気消沈されては困る! がんばれ、マドリード! とか言っていたら、いきなり2点目取られているし。これ11人対11人ですよね? おっとマドリ、1点返してさてどうなるでしょうか。

それはともかく、上はナスティック戦で通路から試合を見守るサスペンション3人組。前半はスタンドで観戦していたそうなんですが、いてもたってもいられなくなり後半から通路まで降りてきて見ていたそうです。幸い5分後にはアイマールが得点して、こういうシーンになったわけですね。どうしてナスティックのHPにこんな良い写真があるのだか不思議です。コアラ抱っこ、2シーズン前のバラハとのシーン以来久しぶりに見ました。


しばらく書けないので、ずっと前アイマールのサラゴサ移籍が決まったときに、Aupaの掲示板に載ったアルゼンチン人のPato75さんという人のパブロの紹介文を載せておきます。(載せようと思って訳しておいたのに、なかなか機会がなくて。)この人の知っているパブロは21歳のときまでだろうから、今はずいぶん大人になったわよねと思う部分も多いのですけれど。


11年間僕はアイマールのことを知っていて、学校の制服を着た15歳のパブロとモニュメンタルの廊下ですれ違って以来ずっと彼のことを賞賛している。そこで、みんなに彼に何が期待できるか、何が期待できないかを知らせたくて、ここに投稿することにした。
僕は、彼がいたおかげで多くのことを勝ち取れたにも関わらず、バレンシアでは彼は活躍できなかったと言われているのは、無知のせいだと思っている。サラゴサで期待が高まっているのを見ると、違うタイプの選手だと誤解されないようにいくつかのことをコメントしてみたい、もちろん彼は素晴らしい選手なのだが。

パブロはラスト・パスの選手だ、ときには度を過ぎて。なぜ度を過ぎて? それはときどき自分でシュートするチャンスがあるのにもかかわらず、味方にパスをするのを好むから。そのため明らかなチャンスを無駄にすることがある。彼はゴールを感じることができない。ゴールを決められる中盤の選手ではないし、エリア内に入ることも少ない。FKやペナルティを蹴らない限り、シーズンに5~6得点がせいぜいだろう。 

彼はスペースを見つけるのにとてもインテリジェンスがあり、パスのための視野を持ち(サラゴサでは前に二人のフォワードがいるので活躍できるだろう)、このクラスの選手にしては責任感を持ちすぎているほどだ(バレンシアでは毎試合最もたくさん走る選手だった)。
上記のことと、彼の持っている印象的なスキルに加えて彼の長所は、加速と縦への突破。
リーベルではいつも持っていた、そしてバレンシアでは少ししか見せなかった敵に立ち向かう闘争本能をもう少し回復しなければならいと思う。

彼の一番悪いところは、一年を通してプレーできないこと、またとても内気な性格なのでリーダーの役割を果たすのにときに苦労すること。自分のことをあまり信じられないのがアイマールで、彼はまったく違うタイプの選手なのだ。思うに(また彼を知っている人々から聞きもしたが)自分自身に対しての要求があまりにも高いため、物事が上手くいかないときは容易に失望してしまうことがある。そのかわり良いときには(そしてここでは再びサッカーを楽しむだろうから、良いときのほうが多いと思うが)、考えられないようなことをするので心構えが必要だ。彼のことを気に入ってくれたかな? 

もう一つ、彼がぺーニャに行ったり、メディアにたくさん喋ったり、宣伝をしたりすることも期待できない。とても内気なのでインタビューも好きでないし、人々から注目されるととても居心地が悪く感じる。僕がこれを書いたのはバレンシアでのクレームの一つがこのことについてだったから。

今シーズンの鍵は、プレシーズンとシーズン中のフィジカルワークだと思う。QSF(キケ)は彼を良く判断し、彼にとって理想的なフィジカルの日課を課した。ビクトルもそうであることを願っている。パブロが僕たちがリーベルと代表で見ていたパブロにサラゴサで戻れば、僕らはサッカーを満喫することができるだろう! がんばれ、パブロ! がんばれ、レアル・サラゴサ!


最初にこれを読んだとき、15歳の制服を着たアイマールって、さぞ可愛いかっただろうなと思いました・・・。
上の写真は昨日のファンとの集いのときのもの。左の写真は・・・(笑)。セルヒオ・フェルナンデスが人形を抱きかかえているように見えます。

さて家に帰ってきたときはセルタ戦が終わっているんですよねえ。去年と同じくこういうときに限って放送がありそうです。録画が上手く行けばいいけれど。
なんとか勝利できますように!!!






子供たちからの崇拝

2006年11月21日 16時04分05秒 | Liga06-07
珍しく写真がたくさんあるので、出し惜しみして少しずつ使用中。だって写真のない記事って本当に寂しいんだもん。
Asによると、ディエゴ・ミリートとアイマールはファンの集いのようなものに出かけたようです。300人のファンがパブロたちとの一時間を過ごすために集まりました。


「ナスティック戦でのゴラッソはいったいどうやって入れたのですか、パブロ?」と少年は彼のアイドルにむかってたずねた。少年は昨晩、その芸術的なゴールシーンを8回繰り返して見て、テレビを抱きしめ、それから彼の部屋に貼ってある巨大なアイマールのポスターに向かって感謝の言葉を言ってから寝たのだったが、これは母親にとってはやりすぎのように見えた。さて今、少年はその答えを知ることができる・・・すると天才は肩をすくめ、微笑んで、目をきらきらさせながら皆の前で白状した。「幸運だっただけだよ、それだけ。」笑いが起きた。どうやったらあのような完璧で力強く正確なシュートを運のせいにできるのだろう? あるいはそうなのかもしれない。天才であることはとてつもない幸運で、特に重要なことではないのかもしれない。

中略

注目はまた子供たちから崇められ追い求められるカイのもとに集まった。
「サラゴサに何年もいますか?」
「そうなればいいね。そうしたいのは、ここではプロジェクトは勝利のためのものだし、ゲームは友人たちとするものだから。プロのサッカーでは簡単なことではない。バルセロナやレアル・マドリード? 偉大なクラブでスペクタクルな選手たちが集まっているけれど、今のような経験には替えられないよ。」

何もかもが興味の対象だった。ゴールのあと通路から試合を見守っていたガビー・ミリートとダレッサンドロのところまで行って祝ったことまで。
「前の日に僕はガビーにゴールを決めると言ったんだ。僕は彼らがチームのそばで、応援し、苦しみながら後半を見守っているのを見た。そして僕はゴールを決め、まっすぐ彼らのところに行ったんだ。」


少年の話が可愛いです・・・。こんな風に崇拝されるのはどんな気持ちなんだろう。ものすごい責任を感じてしまいそうですね。

先ほどGolTVのハイライトを見ました。アラゴンの新聞は「アイマールは前半は消えていていた」と書いていて、ゴール以外の出来は良くはなかったような描写でしたが、確かにハイライトでもゴールシーン以外はまったく顔を出していませんでした。ハイライトを見る限りでは、サラゴサはピンチもたくさん! 自慢の攻撃も少し陰り気味??と心配になっちゃいましたよ。
とはいえ、アイマールはEuroSportでまた今週のイレブンに選ばれています♪ EuroSport Team of the Week 興味深いメンバーですね。名前をクリックすると選手の詳細がわかるので便利です。アウベスはもうセビージャ6年目なんだとか。
Oleの採点でも7.5でリーガのアルゼンチン人選手でトップ。でもAupaの採点は3点でサパテル、セルヒオ・フェルナンデス、セルヒオ・ガルシア、ピケなどより低いですね。ここの採点っていつもアイマールに厳しい気がする・・・。あれだけ敵に攻め込まれていたのにディフェンス陣の採点が高いのは少し不思議です。

Oleの記事:


後半に入る前、ディエゴ・ミリートはチームメートたちに怒鳴り、最後の数メートルでもっと深くエリア以内に入るよう要求した。この熱弁は4分後、贅沢な解釈者を見出した。パブロ・アイマールはフィールドの4分の3の位置からボールを受け、エリアに向かって進み、穴を見つけ、さらに進んで穴がそのままあるのを見ると、ゴールに向かってシュートを打った。繊細さのない、いつもの彼らしくないパワーとともに。ボールはキーパーの正面だったが、そのスピードがルーベン・ペレスを無力にした。カイは、ほとんどポンシオの祝福から逃れるようにして、普段着のガビー・ミリートを求めに行った。CL圏内に座るこのチームの二つの真実は、アルゼンチン人に基盤を置くグループの結束とバルサに3-1で負けたことを後にしナスティック相手に勝利を回復できたということ。

昨日のアイマールは、リケルメ引退後の代表で見たい選手としてバシーレに訴えたい選手だった。困難に立ち向かい、決然としていて、試合に参加し、そして決定的な得点をする。
「いつも試合に出ることは素晴らしいけれど、勝利に貢献できるのはもっといいね。」とパブロは言った。

ナスティックは難しいチームとは考えられていなかったが(被ゴール数が最多のチーム)、パブリートが突破口を開いてゴールの仕方を教えるまでは、試合経過は困難なものとなっていた。


Aupaでアルゼンチン人の人が「奇妙なのは、今シーズンパブリートはまだ本来の調子でプレーしていないのに、ゴールなりアシストなりで試合の勝利に決定的に関わわることが多い。」と書いていましたが、そうですよね。バレンシアでは良いプレーができていても試合を決められないというイメージがありましたが、今は結構決定的な仕事をしている・・・。どうしてなんでしょうね?本当は試合の間ずっと良いサッカーを続け、なおかつ直接勝利に結びつくようなプレーをする、というのが理想ですが、なかなかね。





[リーガ第11節]レアル・サラゴサ3-ナスティック0

2006年11月20日 15時56分08秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
アイマールが走って抱きつきに行ったのはガビー・ミリートでした! 髪型からしてまさかガビー?とは思ったのですが、出場停止の選手がベンチにいるわけないしねと打ち消していたんです。そうしたら、ガビーとダレッサンドロは観客席ではなくスタジアムの通路入り口で試合を見守っていたんですって。チームの少しでも近くにいたいと思ったらしい。そしてAupa掲示板でみんなが推測していますが、ガビー・ミリートにとってカンプノウの件のあとは辛い一週間だったからパブロは彼を元気づけたかったんだろうって。胸が熱くなりました。絶対点を取ってくるから心配するなよって試合前に言っていたのかもしれません・・・。動画を今見直すと、パブロとガビーの抱擁に抱きついているのは確かにダレッサンドロです(笑)。

Asの試合レポは、すごいですね。また文学的過ぎてよくわからないのですが・・・。


かつて偉大なサッカー選手が、メディアのイメージや商業的な夢想だけではなく、偉大なサッカー選手だった時代があった。誰もが、そのような偉大な選手を区別することを知っていた。副次的なことと決定的なことを試合の途中と最後でする素晴らしい選手のことを。アイマールは現代に生まれたが、そのような時代からやってきた。誰も彼の限界がどこにあるのか知らず、知らないままでいることになるのかもしれない。

ナスティックは恐ろしいパラドックスに囚われていた。良いプレーをし、秩序だち、スタイルも個性もあった。しかしゴールだけがなかった。後半にナスティックは4~5回のゴールチャンスがあったのに、サラゴサに敗れた。

それは49分のこと、アイマールはシュスター、ブレイトナー、アレマオ、マラドーナ、レドンド、ソクラテスを思い起こさせるような場面とともに試合を解決した。そのうちの全員か、または誰か。エリアの外からの決定的なシュート。ルーベンは見ていたが見ていなかった。ボールが中に入って初めてフォーカスが合わされた。

その瞬間から霊感を得て、サラゴサは文字通り素早く敵の首をはねた。また別の長い軽快なコンビネーション・プレイを経て、モビージャのパスからオスカルが2点目。ナスティックはコーナーを重ねたが、ボールはネットに入らない。サラゴサは石で打ちつけるように試合を決定付けた。セルヒオ・ガルシアがピケの3点目をアシスト。こうしてチャンピオンズ圏は維持された。


実際には試合でより良いプレーをしていたのはナスティックのほうだったみたいです。このへんは少し心配。もちろん結果は良かったけれど、いつも運良く勝てるとは限らないので。やっぱりスタメン4人がいないということも影響はあったのでしょうか。でも、4人に替わった選手たちは充分な働きをしたようです。

ビクトル・フェルナンデスの談話:
「アイマールはとても良い選手だ。プロのサッカー選手としてのキャリアを見るだけでそれは充分わかる。彼は必要とされるときに姿を現し、とても決定的な働きをする選手だ。左膝の怪我のためにまだ100%でないが、良くはなってきているようだ。まちがいなくこの試合は彼に自信を与えるだろう。
バルセロナでの不運の後だったので、我々の成熟さを試される試合だった。このチームの強さはグループにあり、全ての選手の意思とやる気に誇りを覚える。
良い時間帯もあったが、相手の時間帯もあった。結果は少し行き過ぎだが、我々は勝利に値した。
フォワードに得点がないが、彼らはスペースを作り2列目が前に出てきている。練習の結果が実を結んでいるのを見るのは、我々に自信と安心を与えてくれる。このチームでは、若い選手たちと経験を積んでいる選手たちの希望が一つに結ばれている。」
アイマールの談話:
「良いゴールを決めることができて満足しているが、勝てたのはみんなの力による。僕たちは苦しまなければならなかった。なぜならナスティックはその順位にもかかわらず良いチームだったから。でも、僕らのほうが効率が良く、3ポイントを取ることができた。高い順位を維持することができ、これは一番大事なこと。希望が大切だからね、どこまでの順位に行くのかはわからないけれど。」
エベルトンが怪我というのが今日の試合でのネガティブな点です。セルヒオ・ガルシアがいるから問題はないと思いますが、控えのFWはいたほうがいいですものね。
来週はアウェイでセルタなのでかなり心配なのですが、一日くらいはあれこれ考えることなく勝利を純粋に喜ばなくちゃ。それに、今週水曜日からThanks Givingの休暇で南カリフォルニアに旅行に行くので、ブログもお休みします。日曜日に帰ってくる予定で、セルタ戦の結果は後から知ることに。(偶然にも去年もセルタ戦を旅から帰ってきて見たような記憶があります。)

3 - Real Zaragoza: César; Ponzio, Piqué, Sergio Fernández, Juanfran; Oscar (Lafita, min.71), Movilla, Zapater, Aimar (Longás, min.75); Ewerthon (Sergio García, min.38) y Diego Milito.

0 - Gimnástic: Rubén Pérez; Ruz, Cáceres, David García, Mingo; Cuéllar, Generelo (Irurzun, min.65), Abel Buades, Juan Díaz (Gil, min.55); Pinilla (Martínez, min.72) y Portillo.

Goles: 1-0. min.50. Aimar; 2-0. min.55. Oscar; 3-0. min.70. Piqué.

Arbitro: González Vázquez, del Comité Gallego. Amonestó con tarjeta amarilla al local Oscar y a los visitantes Ruz y Generelo.






アイマール、ゴラッソ!!!

2006年11月20日 06時58分44秒 | Liga06-07
zaragocinista.comにゴール映像が来ていました。でも、もうちょっとまともな場所に貼ってほしいですよね(ぷんぷん)。ナスティック戦ゴール映像
それはともかく、度肝を抜かれるような豪快なシュートです! Marcaにも「素晴らしいアルゼンチン人選手は、イマジネーションと繊細さで有名なのだが、自分でも驚くほどのワールドレベルの驚愕の砲弾シュート。」なんて書かれています。
シュートの後、抱きつきに行っているのは誰なんでしょう?? 髪型からフィジカルコーチではなさそうですし・・・でもきっとフィジカル関係の人ですよね。
ベティス戦でシュートを打とうとして捻挫してしまったので、シュート打つのが怖くなっていないかなと心配していたんですけど、そんな心配は失礼なものでした。
試合自体はちょっと停滞したものだったようで、ナスティックのほうが良いプレーをしていたそうです。そんな閉塞状態を打ち破るパブロのゴラッソ、Good job, Pablito! You are absolutely wonderful!!

PREVIA[リーガ第11節]レアル・サラゴサ-ヒムナスティック

2006年11月19日 17時01分46秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
右の写真小さすぎてアイマールかどうかよくわからないのですが、なんとなくそれっぽいので載せておきます。バルサ戦以来、写真がいつもちっぽけなのしかないのが一層悲しく思えるようになってきました。バルサ戦のときの写真だって、アイマールが主役というよりバルサの選手を撮ったらパブロが写っていたという感じだったし(怒)。

さて明日はナスティック戦です。もう一週間が経ったと思うと早い! ビクトル・フェルナンデスの会見を読むと、アイマールはまだ本調子じゃないみたいですね。
「怪我の性質上、彼のいつものレベルに戻るのには苦労するだろう。一対一での瞬発力が足りない。私にとっても彼にとっても好ましくないことだ。」
まあ、しかたがないです。私の膝もまだ痛いし、少しずつ戻してもらえれば。一番怖いのはセラデスのような復帰した途端の怪我なので、無理しないでプレーしてほしいな。

その他にビクトルは、
「我々は良い試合をして勝利するために準備をしている。一番重要なことだ。召集された選手たちは全員3ポイントを取るために手助けをしてくれる選手たちだ。必要なのは、不在の選手に関係なく勝利を得ること。出場する選手たちはモティべーションが非常に高いので、選手が欠けることはチームが弱くなる理由とはならないだろう。上位をキープするためにはホームで強いことが必要。
我々は試合の難しさと敵の危険を知っている。順位表を見るとその逆を考えたくなるけれども。ビデオを見て、このチームが良いプレーをし、競争力があることを確認できた。ゴール前の決定力だけが足りない。一部のどのチームとの試合も難しいものとなる可能性がある。」
ナスティックは現在勝ち点5で19位。でも、先週はデポルティーボと引き分けているんですよね。また7節のセビージャ戦でもセビージャはホームなのに少し苦労したようです。もちろんビクトル・フェルナンデスはそのへんのことはよくわかっているでしょうけれど。

エキポより:


チームのメンタリティを我々は心配する必要はない。しかし、カンプノウに足を踏み入れた選手のうち4人が今日は出場できない。カルロス・ディオゴ、ガビー・ミリート、アルベルト・セラデス、アンドレス・ダレッサンドロなしで、レアル・サラゴサは今まで一番厳しいテストのうちの一つに直面する。サラゴサの現状ににんまりと笑うナスティックが今日の相手だ。

それでも、このデータを心配する必要はない。これまでの10試合をざっと見れば、チームが良く機能していること、出場した選手全員がいろいろな面でポジティブな結果を残し貢献していることがわかるだろう。本当に全員が活躍している。勝利の精神を保ったチームがここにあるのだ。たぶん4人の新顔をチームに溶け込ませるときに問題があるかもしれない。
6人の固定されたいつものメンバー、セサール、セルヒオ・フェルナンデス、フアンフラン、サパテル、アイマール、D.ミリート、これにポンシオとピケが加わる。中盤にはセラデスの替わりにモビージャ。ちなみにモビージャが先発した試合で今まで負けはない。攻撃陣では、エベルトンかセルヒオ・ガルシアかが唯一の疑問。セルヒオが有力だが、保障はない。

セルヒオだといいなあ。オスカルというのが引っかかるけれど(上の記事、オスカルのことを忘れていますね)、ビクトル・フェルナンデスが上手く手を打ってくれると期待しています。アイマールが怪我なく良いプレーができますように。GolTVは、レバンテ-アトレティコのカードを選んだので放送はありません・・・。

ところで、今日のサッカー、GolTVはセビージャ-バレンシアしかやらなかったので見たんですけれど・・・。セビージャを見るのは今季初めて、そしてライブでフルにバレンシアを見るのも今季初めて。(ユニも違うし、スタメンも去年とまったく違うのでわりと冷静に見れたかな。ビセンテは懐かしかったです。)
最初の15分はバレンシアのほうが良かったけれど、だんだんセビージャが攻勢を強め、シルバが退場した後はサイドが壊滅していました。相手が1人少なかったというのもあるのでしょうが、セビージャ強いです(驚愕)。バルセロナより強いんじゃ?! サラゴサの攻撃は美しいのですが、セビージャの攻撃は熱く激しく強い。サラゴサは勝てなさそう。エドゥの負傷などいろいろな意味でショッキングな試合でした。あんな場面を見ると、怖くて怖くてすごく神経質になってしまう(涙)。どうか明日のサラゴサの試合が何事もなく終わりますように。

予想スタメン
Zaragoza: César Sánchez; Ponzio, Piqué, Sergio Fernández, Juanfran; Movilla, Zapater; Oscar, Sergio García o Ewerthon, Aimar; y Diego Milito.

Gimnastic: Rubén Pérez, Ruz, Cáceres, David García, Mingo; Generelo, Abel Buades; Cuéllar, Pinilla, Juan Díaz; y Portillo.

Foot!見ました?

2006年11月18日 18時29分08秒 | Liga06-07
と、誰にともなく聞いてみたり。金曜日の夜に亘さんのアミーゴを訪ねて~サラゴサ編~が放送されたようですね! アイマール一家と街中で偶然出くわしたような話を読みましたが、本当でしょうか?! パブロのkidsはどんなお顔だったんでしょう?? そして今回のグルメ話は??? 日本にいればなあ、即見れたのに。日本の家には今でもスカパーのアンテナは取り付けたままになっているはず・・・。

GolTVでは選手のインタビューすら放送しませんから。イギリスから買い付けたらしい、プレミアの選手がキャプテンになって一般人が妙なゲームで競う日本にもありがちな番組ならやっているけど。その名も「モウリーニョ+10」。ベッカムやランパードのファンなら嬉しいのかも。

サラゴサ情報ですが、金曜日もアイマールは快調に練習ができました。ヘラルドには、アイマールを攻撃の中心に据えようとするビクトル・フェルナンデスの意図についての記事が。


監督は中盤で敵のプレッシャーを避けるために素早くボールを動かすことを要求した。ここでアルゼンチン人のパブロ・アイマールの出番となる。ビクトルは、いったんボールがこの選手に入ると明確な考えを持っている。「アイマール、決めて!」と繰り返し監督は叫んだ。彼は、ボールがアルゼンチン人選手のところまで来れば監督の仕事は終わりで、後は選手の仕事となると考えている。「これは繰り返さなければならない。ボールがアイマールのところまで来れば、もう私の仕事はない。」これほど、監督はアルゼンチン人の頭脳を信頼しているのだった。

中略

ビクトルの信頼は、バルセロナで良い試合ができず、また日曜日の試合で交代させられる原因となったひざの痛みのためにデリケートな一週間を過ごしたアルゼンチン人選手にとって、力強いモティべーションとなるはずだ。カンプノウでの敗戦の後、アイマールは10月21日のベティス戦で負った膝の捻挫のせいで、コンディションが悪かったと言われた。
ナスティック戦は、ファンが待ち望んでいる輝きを取り戻すのには絶好のチャンスとなりうる。ビクトル・フェルナンデスは、サッカーの世界には数人の「異なる」選手がいること、そのうちの一人が彼のチームにいることを知っている。試合を創造し、試合を決めるプレイをアイマールがすることを監督は望んでいる。


信頼は嬉しいけれど、少しプレッシャーが。ダレッサンドロもいないし大丈夫でしょうか。ふんばって勝たないと、チームもパブロもものすごく批判されそうです。

チーム練習に復帰

2006年11月17日 17時47分22秒 | Liga06-07
アイマールは普通に練習できたようです。安堵しました・・・。でもちょっと安心すると、落とし穴があるんですよね。膝は治ったのでしょうか? また違和感が再発とかないかなと疑心暗鬼になってしまいます。ま、先のことは心配してもしかたがないんですけど。

ペリオディコによると
パブロ・アイマールは完全に普通に練習に参加し、日曜日の試合に向けて完璧なコンディション。アイマールは練習の間中多くの希望を持ち、常にボールを良い判断で動かしていた。
張り切って練習していたということかな? もう一週早ければ良かったのですが・・・、でも完治してくれればそれが一番ですね。

ディエゴ・ミリートが別メニューでの練習でしたが、特にどこかが怪我というわけではなく休養のためだそうです。ちょっと珍しい・・・。
練習試合のフォーメーションから考えられるナスティック戦の予想スタメンは、中盤がアイマール、オスカル、モビージャ、サパテル、守備陣がポンシオ、セルヒオ・フェルナンデス、ピケ、フアンフラン。前線でディエゴ・ミリートのパートナーが誰になるのかだけが不明ですが、セルヒオ・ガルシアが有力のようです。
地元ファンは、オスカルではなくラフィータ、モビージャではなくロンガスを推しているんですけどね、ビクトル・フェルナンデスのチョイスは違うようです。私も、うーん、オスカルはあまり印象に残っていなくて。それに上記の予想スタメンがビジャレアル戦の時のメンバーと似ている点がちょっと心配です。
20分ハーフの練習試合は、予想スタメン組みとダレッサンドロの入った控え組の対戦で行われ、セルヒオ・フェルナンデスのゴールにより1-0でスタメン組の勝利。でも1点しか入らなかったのね・・・。

サラゴサの話ではありませんが、バレンシアがリッピにコンタクトとSkyNewsに出ていたのでびっくり。パブロ、バレンシアを出ていて良かったなあなんて思ってしまいました。リッピと言えばロビーの天敵ですし。って、カルボーニは否定しているんですね。チームカラーには合っているような気もしますが、あまり強くなるのも・・・。

スペイン語のブログですが、メッシの怪我についての二つの記事がとても興味深かったです。PERARNAU BLOG  メッシのファンだったら訳すところなんですけど、英語で読んでもシンプルな文体なので読みやすいです。ホルモン治療の影響は別にして「メッシは加速に優れた筋肉に恵まれているが、その類の筋肉は非常に疲労しやすく、連続して多くの試合に出るのは無理」というあたりは、アイマールにも当てはまるかもしれないなあと思いました。アルゼンチン代表のドクターがアイマールは試合の後非常に消耗すると言っていたのを思い出したり。メッシのこうした特徴に対するクラブのケアは非常に重要というのが記事の趣旨ですが、パブロが何十回もの怪我に悩まされた2シーズンの間あまりケアはされていなかったし、今頃残念に思ってもしかたないのですが、昨シーズンから始めたようなフィジカル・トレーニングを前からやっていれば良かったなあなんて考えてしまいました。今もやっているのかどうかわかりませんが、こういう敏捷であまり頑丈でないタイプの選手には本当にデリケートなケアが必要なんですね・・・。


また別メニューでの練習

2006年11月16日 17時15分04秒 | Liga06-07
昼間何気なくMarcaを見たら、アイマールはチーム練習ができなかったと書いてあってショック。ペリオディコによると、チームとは別メニューでフィジカルワーク、用心のためにグループ練習はしなかったそうで・・・。ナスティック戦には出場できるだろうと書いてありますが、月・火曜日とお休みで充分休養できたはずなのにまだチーム練習ができないほど痛みがあるのかと思うと、不安が募ってきてしまいます。もうすぐ捻挫をしてから丸々一ヶ月経ちますよね。

サラゴサのニュースは後は特にないかな。サパテルはメッシと携帯で話し、結果的にメッシの骨折に繋がった自分のタックルを謝ったそうです。メッシはサパテルが電話をくれたことに感謝し、「謝る必要はないよ。」と答えたのだとか。

セルヒオ・フェルナンデスのインタがAsに載っています。いかにサラゴサが注目されないチームであるか話していますね。
サラゴサはそれ(代表への召集を受ける)にはベストなチームではないかもしれませんね。
「それは確かだね。セルタを思い出すよ。2シーズンの間、目の覚めるようなプレーをしたチームなのに、誰も覚えていない。アンヘルを見てみなよ、代表入りするのに4年もかかったんだからね。」

チームがリーグで良いスタートを切っているのにふさわしい全国的な注目はないですよね?カンプノウで勝っていれば首位でしたが、あなたがたについて話す人々はほとんどいません。
「ロッカー室でその話は出たよ。最多得点チームのうちの一つであること、最高のサッカーをしているチームであることがまるで嘘のようだ。誰も僕らについて話題にしないからね。」
あらら、スペインではそんな感じなんですね。日本では結構話題になっていると思うのですが。アイマールやダレッサンドロはスペインよりも日本でのほうが有名なのかもしれません。

ところで、昨日も書いたWOWOW映像とGolTV映像のことなんですけど、やっぱり違う映像なんじゃないかなと思えてきました。後半早々アイマールがプジョルを軽く押して、でもファウルにはならずサラゴサのスローインになった場面がありましたが、どなたかのブログでアイマールも笑っていると書いてあるのを読んだんです。でも、GolTVの映像ではパブロが笑っている映像なんて一秒もありません。見たかったなあ、パブロの笑顔。私が唯一見れたのはスローインがなかなかできなくてすごく困った挙句、ブーイングを受けて笑ってしまったアイマール。なかなか貴重な映像ではありました。「お願いだからこっちに来てよ!」と目で訴えているのがなんとも言えなかったです。(最後は適当に投げ入れたボール、あっさりバルサ・ボールになってしまって、おいおい・・・。)

まだ違和感があるのね

2006年11月15日 17時57分51秒 | Liga06-07
このタイトルの記事を後何回書かなければいけないのでしょう・・・??
アイマールは相変わらず左膝に違和感があるため、チームの練習は月曜日お休みだったのですが、練習場に行き治療を受けたそうです。アラゴンTVの放送の中で「ある一定の動きをするとまだ膝は違和感(軽い痛み)があるが、日曜日のナスティック戦には大丈夫だと信じている」と言ったそう。また一週間はらはらしないといけないと思うとものすごく憂鬱です。悪化したとは書いていないから、お医者さんの予告したとおり少し痛みが続いているだけだといいのですが・・・心配ですよね。
上記のほか、アラゴンTVで
「審判について話すのは意味がない。なぜならもちろんイトゥラルデは僕たちに有利な笛を吹くべきだったと思うことはいくつかあるが、バルサも同じように考えるだろう。こういったことは起こるもので、ピッチの中に留めておくべき。ただ一つ残念なのは、僕らがバルサのピッチでチャンスはあったのに得点できなかったこと。でも今はナスティックのことを考えなければならない。その他のことはもう終わったことなのだから。」
確かにおっしゃるとおり・・・。
セラデスは筋肉繊維が断裂していたために、3~4週間の離脱。痛いです。
サパテルは、バルセロナ関係のメディアからメッシとエジミウソンに怪我をさせた極悪犯人のような扱いを受けているそうですが、今日のインタビュー記事を読んだら、エジミウソンの怪我が心配で試合後バルサのロッカールームを訪ねたそうです。エジミウソンは「悪い着地をしたから」とサパテルのせいではないことを言ってくれたそうで、二人ともいい人だなあ。メッシについては、セラデスとの衝突で負傷したと思っていたので何もしなかったそうですが、これから電話をかけてみると言っていますね。ざっとMarcaを読んだ感じでは、メッシはもともと足の甲にダメージを受けていて、骨折は決して突然の負傷ではないようです。ちょっとびっくり。

さてようやくアメリカでもバルサ戦が放送されました。アイマールはAupaではエベルトンと並びチーム最低の1点、でもMUNDO DEPORTIVOではチーム最高の3点が付けられているので、一体どっちなの?と不思議に思いながらテレビを見ました。私が小さな画面で見たのとまったく同じ放送画像、そして試合の雰囲気ももちろん一緒ですね。前半のぴりぴり感は、古い話ですが94年W杯決勝のブラジル-イタリアを思い出しました。もちろんバルサがブラジルで。
前半の20分すぎから35分までを用事のために最初見れず、とりあえずの見終わっての感想は「うーん、パブロはやっぱり1点かも・・・」。でも、先ほど見れなかった前半20分から35分を見てみたら、この時間帯のアイマールはまあまあで「うーん、やはり1点は厳しすぎ、2点ぐらいなんじゃ?」と思ってしまったのでした。
ライブで見たときも感じましたが、適当に蹴ったロング・ボールが多すぎ。ことごとくバルサ・ボールになるので見ていてイライラしました。すぐ横にフリーでアイマールがいるのにあまりボールを出さなかったのは、そういうゲームプランだったのかな。パブロはある程度ボールに触っていないとリズムに乗れないタイプのようなので、そのへんも厳しかったですね。乗れるかなあと思うと誰かがミスして攻撃が終わってしまう、それの繰り返しでした。

更にものすごく不思議なことが一つ。アイマールが試合中ニコニコ笑顔だったと聞いていたのですが、ライブで見たときは気が付きませんでした。画面が小さいから表情を見落としたのだとばかり思っていましたが、今日テレビで放送を見ても、パブロの笑顔なんか一つもなかったんです! スローインでどこに投げたらいいのかわからずブーイングされて思わず笑ってしまったとき以外、終始厳しい表情でしたよ~。交代のときも笑顔はなかったし。これはつまり、WOWOWは独自のカメラで撮影しているということでしょうか?? あり得なそうな話に思えるのですが・・・、本当に不思議ですね。




審判へのプレッシャー

2006年11月14日 17時51分21秒 | Liga06-07
負けた試合の後はいつもそうなんですけれど、試合直後よりも一日経ってからのほうが悔しさがつのってきます。
Aupa掲示板にあった「今週の過ごし方は?」というアンケートがおかしくて、「ナスティックに勝って上位に留まることを夢見る」というのが70%というのはまあ当然なのですが、「チェルシーのユニを買って、一週間着続ける」というのが13%。気持ちわかる・・・。

退場になったモッタが、審判にプレッシャーをかけることによって試合に勝とうとしたとビクトル・フェルナンデスを非難したそうですけれど、それを読んで非常にむかむかしました(苦笑)。そんなことするわけないじゃん、モウリーニョじゃあるまいし。審判にプレッシャーをかけたのはバルセロナの選手と監督でしょ!!
サラゴサのバンドゥレス会長は、スペインサッカー協会の会合でこう述べました。
「モッタの退場の後、試合は5分間中断された。その間中審判団3人は私が今まで一度も見たことのないようなプレッシャーにさらされた。プレッシャーはあらゆる面からで、選手たちと監督、バルセロナのスタッフからのものだった。そしてそれは全てサラゴサの不利益となるものだった。
何よりも我々は審判を助けなければならないのに、バルセロナはイトゥラルデの仕事を難しいものにした。これは正しいことではない。そしてそれは試合の残りを決定づけるものになった。なぜなら、それはまず観客を攻撃的にさせ、審判は試合を中立的に裁けなくなり、すぐに二つのミスが生まれた。存在しないセルヒオのサビオラへのファウルとサビオラのゴール。それが試合結果を決めてしまった。被害の関係があるとは考えたくないが、審判が受けたプレッシャーは今まで私が見たこともないものだった。そして被害を受けたのはサラゴサのほうだった。

私が驚くのは、フアンフランの首をつかんだニースケンスを除いて、審判が起こった出来事に対して何も処置をしなかったことだ。あの5分間にいろいろなことが起こり、全スペイン中がテレビでそれを目撃した。最悪なのは、それが偉大な試合、引き分けでバランスを保っていた試合をぶちこわしてしまったことだ。

サラゴサファンにとってこの敗北はとても辛いのは知っているが、結果は正当ではない。最後まで立派な試合をして、モッタの退場後の状況により負けたのだ。悲しむ必要はない。悲しむ理由はない。我々はヨーロッパチャンピオンのバルセロナに85分間対等に戦った。チームは勝つために戦った。それが新しいサラゴサのスタイルで、それが変わることはないだろう。」
前半、ダレッサンドロとディオゴが審判への抗議でイエローをもらっていただけに、納得できない思いはありますよね。この会長の話は理路整然としていてとても良いな。英語で言うところの「Well said!」 ただ、サッカーの面からいうと、サラゴサの攻撃は物足りなかった、アイマールにもう少しがんばってほしかった、もっとできたのでは?とどうしても思ってしまう。テレビで見たわけでないので、明日放送される録画放送でもう一度しっかりチェックしてみます。

昨日の試合でバルセロナは怪我人を多数出しましたが(サビオラまで怪我なんてびっくりしました)、サラゴサも負けず劣らず悲惨な状況に。セラデスが怪我。筋肉の拘縮か筋肉繊維の断裂かはこれから検査するそうですが、最低でも二週間はかかると予想されています。断裂があればもっと長くなるでしょう。ダレッサンドロ、ディオゴ、G.ミリートはカードの累積とレッドのために出場停止。スタメンのうち4人が出れないなんて! ディオゴの替わりはポンシオ、ミリートのところにはピケ、セラデスの替わりはモビージャ、そしてダレッサンドロに替わってはラフィータかオスカルとなる予定ですが・・・。次は絶対勝たなくてはならない試合なので、カンプノウよりかえってプレッシャーがかかりますね。練習のほうは、月曜日、火曜日と二日続けてお休みです。