京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

京町屋で中国料理

2007年09月06日 04時29分04秒 | 
なんて書くとちょっと京都人としては恥ずかしい気持ちになります。
ここは、「菜根譚(さいこんたん)」というお店。
看板を見ると新しいお店だというのがわかりますね。
左右が逆だもの。落款がないしね。



菜根譚という店名は、中国の古典の名前。
朱熹の撰した「小学」の善行第六の末尾に、「汪信民、嘗(か)って人は常に菜根を咬み得ば、則(すなわ)ち百事做(な)すべし、と言う。胡康侯はこれを聞き、節を撃(う)ちて嘆賞せり」という汪信民の語に基づくとされる。(菜根は堅くて筋が多い。これをかみしめてこそものの真の味わいがわかる)というところから来たんだろうな。
いいネーミングね。
どうしてこの店にきたかというと、京女さんの実家の法事の後の食事を考えてここにしました。
・お寺からの距離
・足がのばせる(元若い人が多いとどうしてもそうなります)
・あまり食欲がない(猛暑の最中だったから)
・前回は和食だった
・予算(ランチやし)
ということで予約をしておきました。時々こんな大役を仰せつかります。



お店に入るとおくどさんがなつかしい。昔の父親の実家の雰囲気です。
※「おくどさ~ん」と呼んでも「は~い!」とはなりません。かまどのことです。



坪庭も懐かしい。



この通路はもう小さい時の風景そのまま。
実際はもう少し幅が広かったけど。
上を這う電灯線も懐かしかったです。いまは使ってないと思うけど。



二階にあがる感じも懐かしいな。
こういう雰囲気で育ちました。
料理は明日ということで。
スンマヘン。
コメント (6)
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