京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

ダイエットに成功したみたいやけど・・・

2012年10月24日 05時34分50秒 | 社寺


写真を整理していたら安井金比羅宮の「縁切り縁結び碑(いし)」の写真が出てきた。
このかまくら状のものがそうです。
この碑をくぐることで、悪縁を切り、良縁をつなぐというものです。
主に男女の仲を裂く悪縁を切ってくれる。
ちょっと前までは、怖い雰囲気のものでした。



京女の知り合いがこのあたりに住んでいたらしい。
夜中に「コーン、コーン・・・」という音がよく聞こえていたそうです。
狐がいたという訳ではありません。
丑の刻参りで藁人形に五寸釘を打ち込む音です。
絵馬を見るとそれはそれはドロドロとした素晴しいメッセージがいっぱい。
いまは、どうかわかりませんけど。



その京女の知り合いが神社の側を夜中に通った時、壁に張り付いている女性の霊を目撃したらしい。
そんな話が満載の場所だった。


↑以下の写真が地獄のダイエットを実行した結果の写真



ところが昨年「縁切り縁結び碑」を見に行ってみると、エライダイエットしてはった。
ガンかなんかに罹らハッタみたいに、ボリュームがなくなっていた。
もうビックリです。
しかも男女の楽しそうな話声までする。
見ると「縁切り縁結び碑」を順番にくぐっているではないか。
集団縁切りしたはるのか?


↑四角関係がもつれて「縁切り縁結び碑」をくぐりにきたのかな・・・

しかも碑が奥行きもボリュームもない。
なんか安全無害なオブジェと化していた。
ひょっとしてマツコ・デラックスみたいな人が途中でつっかえて、えらいことになったんだろうか・・・。


↑近くに居てハッタ、狛犬さんに聞いてみました。

※おまけ


これは、2012年10月18日の記事に出て来た、本堂の元所有寺だった大雲院の現在の場所(祗園八坂神社の南側)に移転し、建てた「祇園閣」という建物の写真。
コンクリートで作った感じの塔。なんかねぇ・・・。
これを作ったのは、明治・大正の実業家、大倉喜八郎の別荘「真葛荘」の一角に建てられたものです。設計にあたったのは伊東忠太で、昭和3年に完成した。
最初は、金閣、銀閣に続く銅閣をつくるのが狙いやったそうです。
うーん軽い!

Twitter→@kyo_otoko
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2 コメント

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おはようございます (すー)
2012-10-25 04:35:44
そうそう、私が行った時も、若い女性たちが群れていました。くぐり方などの説明書きを無視して好き勝手に何度も両方向からぐるぐるでした。
もうちょっと、真剣に願ってほしいですね。
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>すーさん、おはようございます (京男)
2012-10-25 05:18:53
最近の人は、神仏を信じていないんでしょうね。
お作法無視でくぐっていたのですか・・・。
失礼なことをする。
神さんも呆れているでしょうね。
それともいなくなったのか・・・。
返信する

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