写真を整理していたら安井金比羅宮の「縁切り縁結び碑(いし)」の写真が出てきた。
このかまくら状のものがそうです。
この碑をくぐることで、悪縁を切り、良縁をつなぐというものです。
主に男女の仲を裂く悪縁を切ってくれる。
ちょっと前までは、怖い雰囲気のものでした。
京女の知り合いがこのあたりに住んでいたらしい。
夜中に「コーン、コーン・・・」という音がよく聞こえていたそうです。
狐がいたという訳ではありません。
丑の刻参りで藁人形に五寸釘を打ち込む音です。
絵馬を見るとそれはそれはドロドロとした素晴しいメッセージがいっぱい。
いまは、どうかわかりませんけど。
その京女の知り合いが神社の側を夜中に通った時、壁に張り付いている女性の霊を目撃したらしい。
そんな話が満載の場所だった。
↑以下の写真が地獄のダイエットを実行した結果の写真
ところが昨年「縁切り縁結び碑」を見に行ってみると、エライダイエットしてはった。
ガンかなんかに罹らハッタみたいに、ボリュームがなくなっていた。
もうビックリです。
しかも男女の楽しそうな話声までする。
見ると「縁切り縁結び碑」を順番にくぐっているではないか。
集団縁切りしたはるのか?
↑四角関係がもつれて「縁切り縁結び碑」をくぐりにきたのかな・・・
しかも碑が奥行きもボリュームもない。
なんか安全無害なオブジェと化していた。
ひょっとしてマツコ・デラックスみたいな人が途中でつっかえて、えらいことになったんだろうか・・・。
↑近くに居てハッタ、狛犬さんに聞いてみました。
※おまけ
これは、2012年10月18日の記事に出て来た、本堂の元所有寺だった大雲院の現在の場所(祗園八坂神社の南側)に移転し、建てた「祇園閣」という建物の写真。
コンクリートで作った感じの塔。なんかねぇ・・・。
これを作ったのは、明治・大正の実業家、大倉喜八郎の別荘「真葛荘」の一角に建てられたものです。設計にあたったのは伊東忠太で、昭和3年に完成した。
最初は、金閣、銀閣に続く銅閣をつくるのが狙いやったそうです。
うーん軽い!
Twitter→@kyo_otoko
もうちょっと、真剣に願ってほしいですね。
お作法無視でくぐっていたのですか・・・。
失礼なことをする。
神さんも呆れているでしょうね。
それともいなくなったのか・・・。