京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

智積院の庭

2017年05月22日 05時12分55秒 | 社寺




いま、京都の観光はシーズンオフ状態。
でもオフの時には、スイカの種(修学旅行生・・・制服を着てゾロソロ歩くのでそう呼ぶ)がいっぱい観光地に増殖中。
外国人観光客もいるけど、それほど多くない。振り袖タイプの浴衣着物を着ている人が増えている。暑いだろうな・・・。
暑くて、しかも草履歩きで疲れて、引きずるように歩いている人が多い。
京都は、31度・・・ひょっとして道路上は33度ぐらいあったかも。
なんか異常ですね。
農作物や魚が不漁になったりしないといいのですが・・・。
食料品の値段があがっています。







近所のお寺といえば智積院。
このお寺の境内をいつも通って、市バスのバス亭に行きます。
今回は、お庭に行ってみました。
お庭の解説にあるように、今が一番見頃です。
比較的、観光客も少なく、池のところで座り、ボーッとしていると何とも気持ちがいい。





※お庭の説明を引き写しておきます。
「利休好みの庭」と伝えられるこの庭園は、豊臣秀吉公が建立した祥雲禅寺(しょううんぜんじ・智積院の前身のお寺)時代に原形が造られました。
その後、智積院になってからは、第七世運敞(うんしょう)僧正が修復し、東山随一の庭と言われるようになります。
築山・泉水庭の先駆をなした貴重な遺産といわれ、中国の盧山をかたどって土地の高低を利用して築山を造り、その前面に池を掘るとともに、山の中腹や山裾に石組みを配して変化を付けています。
国宝の障壁画がかつて飾られていた大書院はこの庭園に面して建ち、平安期の寝殿造りの釣殿のように、庭園の池が書院の縁の下に入り込んでいます。
その大書院より眺めることができる庭園は、四季折々の美しさで私たちの目と心を楽しませてくれますが、特に、ツツジの花の咲く5月下旬から6月下旬にかけて一段と華やぎ、毎年多くの観光客が訪れます。



ツツジは、残念ながら見頃は終わっていた。
でも外は暑くても池の側は、いい気持。
何も考えなくて、ボーッとするには最適な場所。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます。 (路渡カッパ)
2017-05-22 10:12:33
今はオフシーズンで観光地も落ち着いていますね。ツツジもすっかり終わったようだし。
最近は黒の詰め襟学生服を見かけないので、スイカの種がピンときませんね。

米福、前回紹介された後、行ってきましたよ。私は胸焼け大丈夫でした♪
逆流性食道炎の薬を飲んでいるせいかな。
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>路渡カッパさん、おはようございます (京男)
2017-05-22 10:20:35
確かに学生服は少ないですね。でも制服でゾロゾロは同じ、なんかの種は種。
あの店、自分で大根おろしを持っていったらもっと美味しく食べられるかも。父の場合、胆嚢をとっているので弱いと自分で思い込んでいるからそうなのでしょうね。
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こんにちは (すー)
2017-05-22 16:13:46
最後の写真ののんびりした姿がいいですね(^_^)ニコニコ
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>すーさん、おはようございます (京男)
2017-05-22 17:13:12
はい、最近、いつもこんな感じです。
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